JP4269278B2 - ブラシレスモータの回転トルク方向検出装置 - Google Patents

ブラシレスモータの回転トルク方向検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、ブラシレスモータの回転トルク方向検出装置に関するものである。
ブラシレスモータは機械的構造が簡素で制御性に優れるので、例えば電動パワーステアリング制御装置などの多くの電動機装置に用いられている。そして、ブラシレスモータでは、電気角度に応じた回転磁界を発生させるために、ロータの回転位置(回転角)をレゾルバ等の検出器により検出し、この検出信号に基づき三相ブリッジを制御部が駆動する方式が採られる。また、これら検出器により回転体の回転トルク方向あるいは異常も検出している。
レゾルバは、回転トランスの一種であり、2個のステータ巻線と1個のロータ巻線を備えている。2個のステータ巻線は、機械的に90度の角度で配置されている。ステータ巻線との磁気結合により得られる信号の振幅は、ロータ(軸)の位置とステータとの相対位置の関数になる。このため、レゾルバからは、レゾルバに入力された励磁信号に基づいて、軸角度のsin成分(正弦波)およびcos成分(余弦波)で変調された、2種類の出力信号が得られる。
ブラシレスモータの回転トルク方向を検出する装置として、レゾルバが発生する出力信号に基づいて求めたブラシレスモータの電気角から求めた好適なタイミングで、一対の相電流の大小関係に基づいて回転角度方向を判定し、それを次に迎える好適なタイミングまで保持する方法が装置されている(特許文献1参照)。この装置では、簡素な回路構成でブラシレスモータの実回転トルク方向を検出することが可能である。
特開2003−235285号公報
図3はレゾルバに関する入出力信号の関係を示したものである。レゾルバに図3(a)のような励磁信号sinωtが入力されると、励磁信号によって変調されたSIN出力信号sinωt×sinθ(図3(b)),およびCOS出力信号sinωt×cosθ(図3(c))が出力される。これらSIN出力信号とCOS出力信号は、レゾルバに入力される励磁信号sinωtの瞬時値が1となるタイミングにおいて、SIN出力信号sinωt×sinθはsinθとなり、COS出力信号sinωt×cosθはcosθとなる。この励磁信号がsinωt=1となるタイミングでサンプリングしたSIN出力信号sinθ、COS出力信号cosθを、図3(d)に示す。
図3(d)におけるSIN出力信号sinθおよびCOS出力信号cosθのうち、sinθ=1かつcosθとなる角度θを電気角0(deg)とし、電気角0(deg)から360(deg)までの1周期を45(deg)間隔でT1からT8までの8個の領域に分ける。各領域T1〜T8は、互いに異なる大きさのSIN出力信号sinθ、COS出力信号cosθのデータペア(図5(a)参照)をもつので、これらSIN出力信号sinθおよびCOS出力信号cosθのデータペアに基づいて、領域T1〜T8を正確に判定することができる。
しかし、領域T1〜T8を判定する際に、SIN出力信号sinθおよびCOS出力信号cosθの絶対値を用いている。これらの信号の絶対値を求めるためには、図6のように、周知のオペアンプ等で構成される比較器33,35、および絶対値生成器34,36を含む絶対値生成回路46を必要とする。このため、回路構成が複雑となり、回路を構成する部品点数も増え、部品を実装する回路基板の面積も大きくなり、さらに、回路基板を収納する筐体(制御装置)も大型化する。よって、回転トルク方向検出装置を製造するためのコストは上昇する。
また、検出する回転トルク方向の精度は、検出絶対値生成回路46の精度に依存する。検出絶対値生成回路46を構成する部品点数が多くなるほど検出する回転トルク方向の精度は悪くなり、その結果、検出された回転トルク方向に基づいて行なわれるブラシレスモータの駆動制御の精度も悪くなる。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、低コストかつ高精度で回転トルク方向を検出するブラシレスモータの回転トルク方向検出装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、上記課題を解決するためのブラシレスモータの回転トルク方向検出装置を提供するものである。即ち、ブラシレスモータの回転に応じて互いに所定の位相差をもつ正負にわたる2種類の正弦波信号を発生するレゾルバと、正弦波信号に基づいて、ブラシレスモータの電気角を演算する電気角演算手段と、ブラシレスモータの各相に流れるモータ電流を検出する電流検出手段と、演算された電気角1周期において、正弦波信号の大小関係が互いに異なる角度領域であって、互いに180度離れた2つの角度領域(以降、所定の角度領域という)における2相のモータ電流を比較することにより、ブラシレスモータの回転しようとするトルク方向を検出する回転トルク方向検出手段と、を備えることを特徴とする。本構成によって、絶対値を生成するための手段が不要となるため、従来技術によるブラシレスモータの回転トルク方向検出装置よりも小型化および低コスト化が可能となる。
例えば、図4(a)の領域T1,T2、T5,T6では、レゾルバ出力信号sinθ,cosθの値および両者の大小関係から他の領域と異なる出力信号を得ることができる(詳細については後述)。この出力信号を得られたとき(所定の角度領域にあるとき)にブラシレスモータの回転トルク方向を検出する。この際、従来技術(図4(b))のようにレゾルバ出力信号sinθ,cosθの絶対値を求める必要はない。
また、例えば、図5(b)の領域T2,T6ではU相電流とV相電流の大小関係が反転した関係にある。この2つの領域を用いて2相の電流の値を比較すれば、単一の領域において2相の電流の値を比較する場合よりも確実に回転トルク方向を検出できる。本構成によって、ブラシレスモータの回転トルク方向検出精度を向上できる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置における回転トルク方向検出手段は、ブラシレスモータの2相の電流を検出する電流検出手段と、2相の電流の値を比較する電流比較手段とを備え、電気角が所定の角度領域にある場合に、検出された2相の電流の値を比較することによりブラシレスモータの回転トルク方向を検出する構成をとる。例えば、図5(b)の領域T1,T2、T5,T6では、2相の電流すなわちU相電流とV相電流の大小関係は該領域内で一定である。また、ブラシレスモータの各相の電流は回転状態(回転トルク方向)により位相あるいは大きさにおいて所定の関係を持っている。よって、所定の領域の2相の電流の大小関係を求めれば、ブラシレスモータの回転トルク方向を検出することができる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は、電気角が所定の角度領域にある場合に、所定の信号を出力する信号出力手段を含む構成をとる。本構成によって、常時電気角がどの回転領域にあるかを監視する必要がなくなり、監視のための回路等も不要となる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は、信号出力手段によって信号が出力されたときに、電流比較手段により2相の電流の値を比較して、その比較結果に基づいて回転トルク方向検出手段はブラシレスモータの回転トルク方向を検出する構成をとる。本構成によって、電流比較手段により2相の電流の値を常に比較する必要はなく、例えばマイクロコンピュータのプログラムで電流比較処理を行なう場合、信号出力手段による信号を検知したときのみ該処理を行なえばよく、プログラム実行時の負荷を低減できる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は、2種類の正弦波信号の入力回路,2種類の正弦波信号の大小を比較する比較回路,電気角を演算する電気角演算回路,電気角が所定の角度領域にあるかを判定する領域判定回路,および所定の信号を出力する信号出力回路を含み構成される。本構成によって、従来技術のように2種類の正弦波信号の絶対値を求める回路が不要とり、回路を構成する部品点数を少なくでき、小型化および低コスト化が可能となる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置における電流比較手段は、所定の角度領域に含まれるの全ての角度領域における2相の電流の値を比較する構成をとる。本構成によって、所定の角度領域のうちの互いに180度離れた2つの角度領域における2相の電流の値を比較する構成よりもさらにブラシレスモータの回転トルク方向検出精度を向上できる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は、運転者のステアリング動作に基づいて、ブラシレスモータを通電駆動して、ステアリング機構に操舵補助トルクを与える車両における電動パワーステアリング制御装置に適用できる。従来技術のように、ブラシレスモータの回転トルク方向検出装置における回路を構成する場合、2種類の正弦波信号の絶対値を求める際に必要となるコンパレータ等のアナログ回路部品の数が多いと、該部品の温度特性により電気角の検出精度が低下することがある。また、アナログ回路部品の性能のばらつきが電気角の検出精度に影響を及ぼす。本発明では、従来技術よりもアナログ回路部品の点数を少なく構成できるので、検出精度が低下することを抑制できる。
また、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は、ステアリング側に接続される入力軸と、転舵輪側に接続される出力軸と、入力軸の回転角に対して出力軸の回転角をブラシレスモータによって可変にする伝達比可変機構ユニットを備えた伝達比可変操舵装置に適用される。従来技術のように、ブラシレスモータの回転トルク方向検出装置における回路を構成する場合、2種類の正弦波信号の絶対値を求める際に必要となるコンパレータ等のアナログ回路部品の数が多いと、該部品の温度特性により電気角の検出精度が低下することがある。また、アナログ回路部品の性能のばらつきが電気角の検出精度に影響を及ぼす。本発明では、従来技術よりもアナログ回路部品の点数を少なく構成できるので、検出精度が低下することを抑制できる。
低コストかつ高精度で回転トルク方向を検出するブラシレスモータの回転トルク方向検出装置を、回転領域をレゾルバからの回転角信号の絶対値を用いずに判定する方法を用いて実現した。
以下、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置について図面を用いて説明する。図1は本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置をブラシレスモータの制御装置に適用したブロック回路図である。なお、本発明の回転角検出タイミング生成装置および回転角検出タイミング生成方法の適用範囲をブラシレスモータの制御装置に限定するものではない。
1はブラシレスモータ(以下、単にモータとも略称する)、2はモータ1の駆動制御等を行なうための制御回路、3はモータ1を駆動するための三相インバータ装置を含む駆動回路、4,5は電流センサ(本発明の電流検出手段)、6はレゾルバ、8は平滑コンデンサである。
駆動回路3は、制御回路2から入力される三相インバータ回路駆動用の3相ゲート制御信号電圧に基づいて、三相交流電圧を形成してモータ1に印加する。三相インバータ回路3の回路構成および動作自体は通常のものであり、周知であるので詳細の説明については省略する。
レゾルバ6は、モータ1の回転軸に固定されたロータに巻装されて正弦波励磁電圧Vsinωtが印加される励磁巻線と、互いに電気角θ=π/2(90°)離れてステータに巻装された一対の出力巻線とを有し、両出力巻線は、一対の出力電圧としてSIN出力信号電圧、COS出力信号電圧を出力する。従って、SIN出力信号電圧はVm×sinωt×sinθ、COS出力信号電圧は、Vm×sinωt×cosθとなる。以下、振幅の最大値Vmを1と仮定した場合には、SIN出力信号電圧をSIN出力信号(sinωt×sinθ)と呼称し、COS出力信号電圧をCOS出力信号(sinωt×cosθ)と呼称する。同様に、正弦波励磁電圧V×sinωtにおいて、振幅の最大値Vを1と仮定した場合には、正弦波励磁電圧V×sinωtはsinωtとなるので、これを励磁信号と呼称する。
励磁信号は、図1のように制御回路2からのパルス信号などの基準信号が入力され、基準信号に基づいて励磁信号発生回路10によって所定の振幅の波形となりレゾルバ6に供給される。また、励磁信号発生回路10を制御回路2に内蔵する構成としてもよい。
制御回路2は周知のマイクロコンピュータおよびその周辺回路を含み、電流センサ4,5から入力された2相電流から他の1相電流を形成し、これら3相電流と、レゾルバ6からの回転角信号と、外部からの指令に基づいて三相インバータ回路3に出力する合計6つの3相ゲート電圧信号の大きさとタイミングを決定して三相インバータ回路3に出力し、ブラシレスモータを駆動制御する。この種のブラシレスモータ駆動制御自体は種々のバリエーションを含めてもはや周知であり、かつ、本発明の要旨でもないので、詳細な説明は省略する。なお、制御回路2は、専用のハードウエアロジックやデジタルシグナルプロッセッサで構成してもよい。
図3(a)はレゾルバ6の励磁信号sinωt、図3(b)はSIN出力信号sinωt×sinθ、図3(c)はCOS出力信号sinωt×cosθの波形例を示したものである。ここで、レゾルバ6から出力されるSIN出力信号とCOS出力信号とは、レゾルバ6に入力電流力される励磁信号sinωtの瞬時値が1となるタイミングにおいて、SIN出力信号sinωt×sinθはsinθとなり、COS出力信号sinωt×cosθはcosθとなる。この励磁信号sinωt=1となるタイミングでサンプリングしたSIN出力信号sinθ、COS出力信号cosθを、図3(d)に示す。
また、制御回路2には、回転トルク方向検出回路7(本発明の入力回路,比較回路,電気角演算回路,領域判定回路)が接続されている。回転トルク方向検出回路7は、領域判定回路71(本発明の電気角演算手段),ラッチ回路74,(本発明の信号出力手段),回転トルク方向判定回路75(本発明の回転トルク方向検出手段)を含み構成されている。回転トルク方向判定回路75は、周知のロジック回路により構成されている。
図2を用いて領域判定回路71の動作の詳細を示す。領域判定回路71は、オペアンプ等で構成される比較器21,22,23およびAND回路24,25により構成される。なお、較器およびAND回路は周知のものであるので、詳細な説明は省略する。
レゾルバ6からのSIN出力信号sinωt×sinθは比較器21および23へ、COS出力信号sinωt×cosθは比較器22および23へ入力される。比較器21はSIN出力信号sinωt×sinθが正の値のときにHレベル,負の値のときにLレベルを出力する。比較器22はCOS出力信号sinωt×cosθが正の値のときにHレベル,負の値のときにLレベルを出力する。比較器23はSIN出力信号sinωt×sinθの値がCOS出力信号sinωt×cosθの値よりも大きいときにHレベル,SIN出力信号sinωt×sinθの値がCOS出力信号sinωt×cosθの値よりも小さいときにLレベルを出力する。
比較器21,22,および23からの出力のHレベルを1、Lレベルを0と表し、領域T1〜T8における比較器21,22,および23からの出力の状態を図4に示す。図4(b)は従来技術による出力の状態で、比較器21,22,および23からの出力の状態をそれぞれBit0,Bit1,およびBit2とすると、Bit0,Bit1,およびBit2の信号の状態に対応して出力信号を0〜7の数字で表している。図4(b)の例では、領域T2およびT6を用いて回転トルク方向を判定している。
本発明では、図4(a)のように領域T3とT4の出力信号は2、領域T7とT8の出力信号は7となっていて、領域T3とT4、領域T7とT8の区別はできない。よって、領域T1,T2,T5,T6のいずれかを用いて回転トルク方向を判定する。
図5(b)は操舵ハンドルを右に回した際にブラシレスモータのU相およびV相に流れる電流の波形、図5(c)は操舵ハンドルを左に回した際にブラシレスモータのU相およびV相に流れる電流の波形を表したものである。領域T1〜T8のうちでブラシレスモータの2相(例えばU相およびV相)の電流を比較する場合、該領域内においてU相およびV相の電流値の符号が一定,U相およびV相の大小関係が変化しない,U相およびV相の電流値の差が大きい、という3つの条件を満たす必要がある。この条件を満たす領域は領域T2および領域T6である。
図4(a)は本発明の構成による領域T1〜T8における比較器21,22,および23からの出力の状態である。領域T2および領域T6の出力信号はそれぞれ1および4で他の領域との判別は可能である。よって、領域判定回路71おいて以下のように比較器21,22,および23からの出力信号の処理を行なう。
比較器21,22,および23からの出力は2つに分岐して、一方は入力が3端子のAND回路24に接続されている。AND回路24は全ての入力が1(Hレベル)のときのみに1(Hレベル)を出力する。図4(a)によれば、領域T2のBit0〜Bit2の信号の状態は順に1,1,1である。よって、このときのみAND回路24は1を出力する。この信号を検出すれば、領域T2を判別できる。
また、比較器21,22,および23からの出力のもう一方は、入力が3端子のAND回路25に接続されている。領域T6のBit0〜Bit2の信号の状態は順に0,0,0である。よって、AND回路25でこの状態を判別するために、AND回路25へは比較器21,22,および23からの出力を反転したものが入力される。Bit0〜Bit2の信号の状態が順に0,0,0であるときのみにAND回路25は1(Hレベル)を出力する。この信号を検出すれば、領域T6を判別できる。
AND回路24およびAND回路25からの出力信号は、それぞれラッチ回路74を構成するDフリップフロップ26および27に入力される。Dフリップフロップは周知のものなので、詳細な説明は省略する。SIN出力信号sinωt×sinθおよびCOS出力信号sinωt×cosθのサンプリングは、励磁信号sinωtが1となるタイミングで行なう。つまり、sinωt=1となった場合にDフリップフロップ26および27のCL入力に対しパルス波形が入力され、該パルス波形の立ち上がりでそれぞれの入力Dの状態を読み込んで出力Qから出力する。つまり、領域T2にある場合にはDフリップフロップ26の出力QがHレベルとなりCL入力があるまでその状態を保持する。同様に、領域T6にある場合にはDフリップフロップ27の出力QがHレベルとなりCL入力があるまでその状態を保持する。よって、Dフリップフロップ26の出力QおよびDフリップフロップ27の出力Qが同時にHレベルとなることはない。
Dフリップフロップ26および27の出力Qからの信号はラッチ回路74に入力される。ラッチ回路74には制御回路2からU相電流(電流センサ4)およびV相電流(電流センサ5)の値も入力される。これらの値は次の判定タイミング(即ち、sinωt=1となるタイミング)まで保持される。
ラッチ回路74に入力された上記の値は回転トルク方向判定回路75に転送され、モータ1の回転トルク方向の判定を行なう。Dフリップフロップ26の出力Qからの信号がHレベル(領域T2)の場合、U相電流がV相電流よりも大きいときには、図5(c)の状態に相当するので操舵ハンドルを左に回していると判定し、U相電流がV相電流よりも小さいときには、図5(b)の状態に相当するので操舵ハンドルを右に回していると判定する。
同様に、Dフリップフロップ27の出力Qからの信号がHレベル(領域T6)の場合、U相電流がV相電流よりも大きいときには、図5(b)の状態に相当するので操舵ハンドルを右に回していると判定し、U相電流がV相電流よりも小さいときには、図5(c)の状態に相当するので操舵ハンドルを左に回していると判定する。
(変形例)
図2において、比較器21,22,23からAND回路24への入力のうち、Bit2を反転してAND回路24に入力し、比較器21,22,23からAND回路25への入力のうち、Bit0,Bit1を反転してAND回路25に入力する構成(図9参照)とすると、モータ1の回転角が領域T1にあるときにAND回路24は1(Hレベル)を出力し、領域T5にあるときにAND回路25は1(Hレベル)を出力する。図5(b),(c)から分かるように、この場合も領域T1,T5のモータ1のU相電流,V相電流の大小関係は、それぞれ領域T2,T6と同様の関係となるので、モータ1の回転トルク方向を判定することができる。
上記で述べた2つの例では、領域T2,T6および領域T1,T5とも互いに180°離れた関係にある。図5(b),(c)から分かるように、領域T2と領域T6ではモータ1のU相電流,V相電流が逆位相の関係にある(電流値が反転している)。領域T1,T5も同様である。このため、U相電流,V相電流の大小関係を求める(モータ1の回転トルク方向を判定する)のに適した関係といえる。
また、領域T1,T2,T5,T6の全てを用いてモータ1の回転トルク方向を判定する方法を採ってもよい。この場合、回路構成は図2の出力信号2,出力信号6、図9の出力信号1,出力信号5の全てを用いる構成とすればよい。
また、領域T1,T2,T5,T6の少なくとも1つの領域を用いてモータ1の回転トルク方向を判定する方法を採ってもよい。回路構成は図2の出力信号2,出力信号6、図9の出力信号1,出力信号5のうちのいずれか一つを用いる構成とすればよい。
(電動パワーステアリング装置への適用例)
本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は、車両の電動パワーステアリング(EPS=Electronic Power Steering)装置にも好適である。図7は電動パワーステアリング装置101の概略構成図である。操舵ハンドル110が操舵軸112aに接続されて、この操舵軸112aの下端は運転者の操舵ハンドル110の動きを検出するトルクセンサ111に接続されており、ピニオンシャフト112bの上端がトルクセンサ111に接続されている。また、ピニオンシャフト112bの下端には、ピニオン(図示せず)が設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス116内においてラックバー118に噛合されている。更に、ラックバー118の両端には、それぞれタイロッド120の一端が接続されると共に各タイロッド120の他端にはナックルアーム122を介して操舵輪124が接続されている。また、ピニオンシャフト112bには電動モータ115が歯車(図示せず)を介して取り付けられている。なお、電動モータ115はラックバー118に同軸的に取り付ける方法を採ってもよい。
操舵制御部130は周知のCPU131,RAM132,ROM133,入出力インターフェースであるI/O134およびこれらの構成を接続するバスライン135が備えられている。CPU131は、ROM133およびRAM132に記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行なう。ROM133は、プログラム格納領域133aとデータ記憶領域133bとを有している。プログラム格納領域133aにはEPS制御プログラム133pが格納される。データ記憶領域133bにはEPS制御プログラム133pの動作に必要なデータが格納されている。
操舵制御部130においてCPU131がROM133に格納されたEPS制御プログラムを実行することにより、トルクセンサ111で検出されたトルクおよび操舵角センサ113で検出された操舵角に対応した電動モータ115で発生させる駆動トルクを算出し、モータドライバ114を介して電動モータ115に、算出した駆動トルクを発生させるための電圧を印加する。このとき、レゾルバ109によって電動モータ115の回転角度を検出し、駆動トルクに対応した回転を行なっているかを調べ、その結果に応じて電動モータ115に印加する電圧を求める。
このように、電動パワーステアリング装置101にはレゾルバ109が使用されているので、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置を用いれば、電動モータ115の回転トルク方向を低コストで精度よく測定できる。
(伝達比可変制御装置への適用例)
本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置は車両の伝達比可変制御装置にも好適である。図8は伝達比可変制御装置201の構成例である。車両のステアリングホイール210が入力軸211の上端に接続されている。また、入力軸211の下端と出力軸213の上端とが伝達比可変ユニット212を介して接続されている。さらに、出力軸213の下端には、図示しないピニオンが設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス215内でラック216に噛合されている。また、ステアリングギヤボックス215内には、図示しない電動パワーステアリング装置が設けられている。ラック216の両端には、それぞれ図示しないタイロッドおよびアームを介して転舵輪217が接続されている。
入力軸211には、ステアリングホイール210の操舵角を検出する舵角センサ206が設けられ、一方、出力軸213には、転舵輪217の転舵角を検出するためのレゾルバで構成される出力角センサ214が設けられている。なお、出力角センサ214は、伝達比可変ユニット12内に設けていてもよい。これら舵角センサ206および出力角センサ214により検出された入力軸211の操舵角および出力軸213の回転角は、伝達比制御部203に入力される。さらに、伝達比制御部203には、車載LAN(Local Area Network)207から車速信号およびエンジン回転数信号等が入力される。そして、伝達比制御部203は、伝達比可変ユニット212を制御するための制御信号を出力する。
伝達比可変ユニット212は、図示しない周知のブラシレスモータおよび減速機構を備えて構成され、舵角センサ206および車載LAN7からの信号に基づいて、ブラシレスモータを回転させて出力軸213の回転角を可変とするものである。
以上説明した操舵機構では、まず、車載LAN207からの車速信号と舵角センサ206により検出された操舵角が伝達比制御部203に入力されると、伝達比制御部203は、これらの情報に基づき、出力軸213の目標回転角の演算を行なう。この目標回転角に基づくモータ制御指令がPWM信号(=Pulse Width Modulation:パルス幅変調信号)として伝達比制御部203より伝達比可変ユニット212に出力される。このモータ制御指令により伝達比可変ユニット212のブラシレスモータが駆動され、転舵輪217に対して出力軸213の目標回転角にステアリングホイール210の回転角とを加算した回転角に対応した転舵角を与える。そして、伝達比制御部203は、出力角センサ214より転舵輪217の実際の転舵角を推定演算して、確実に目標回転角に対応した転舵角を転舵輪217に与えることができるようにフィードバックされる。
このように、伝達比可変ユニット212にはブラシレスモータが使用され、レゾルバを用いて回転角を検出しているので、本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置を用いれば、ブラシレスモータの回転トルク方向を低コストで精度よく測定できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置の一例を示す構成図。 回転トルク方向検出回路の一例を示す構成図。 レゾルバの各部波形を示すタイミングチャート。 各電気角範囲における各信号の関係を示す図。 レゾルバの各部の信号について示したタイミングチャート。 2つの電流センサの出力信号の大きさとラッチに好適な電気角度範囲を示すタイミングチャート。 電動パワーステアリング制御装置の一例を示す構成図。 伝達比可変制御装置の一例を示す構成図。 回転トルク方向検出回路の変形例を示す構成図。
符号の説明
1 ブラシレスモータ
2 制御回路
3 駆動回路
4,5 電流センサ(電流検出手段)
6 レゾルバ
7 回転トルク方向検出回路(入力回路,比較回路,電気角演算回路,領域判定回路)
101 電動パワーステアリング制御装置
201 伝達比可変制御装置

Claims (8)

  1. ブラシレスモータの回転に応じて互いに所定の位相差をもつ正負にわたる2種類の正弦波信号を発生するレゾルバと、
    前記正弦波信号に基づいて、前記ブラシレスモータの電気角を演算する電気角演算手段と、
    前記ブラシレスモータの各相に流れるモータ電流を検出する電流検出手段と、
    演算された前記電気角1周期において、前記正弦波信号の大小関係が互いに異なる角度領域であって、互いに180度離れた2つの角度領域(以降、所定の角度領域という)における2相のモータ電流を比較することにより、前記ブラシレスモータの回転しようとするトルク方向を検出する回転トルク方向検出手段と、
    を備えることを特徴とするブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  2. 前記回転トルク方向検出手段は、前記ブラシレスモータの2相の電流を検出する電流検出手段と、前記2相の電流の値を比較する電流比較手段とを備え、前記電気角が前記所定の角度領域にある場合に、検出された前記2相の電流の値を比較することにより前記ブラシレスモータの回転トルク方向を検出するものである請求項1に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  3. 前記電気角が前記所定の角度領域にある場合に、所定の信号を出力する信号出力手段を含むものである請求項1または2に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  4. 前記信号出力手段によって前記所定の信号が出力されたときに、前記電流比較手段により前記2相の電流の値を比較して、その比較結果に基づいて前記回転トルク方向検出手段は前記ブラシレスモータの回転トルク方向を検出するものである請求項3に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  5. 前記2種類の正弦波信号の入力回路,前記2種類の正弦波信号の大小を比較する比較回路,前記電気角を演算する電気角演算回路,前記電気角が前記所定の角度領域にあるかを判定する領域判定回路,および前記所定の信号を出力する信号出力回路を含み構成されるものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  6. 前記電流比較手段は、前記所定の角度領域に含まれるの全ての角度領域における前記2相の電流の値を比較するものである請求項1ないし5のいずれか1項に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  7. 運転者のステアリング動作に基づいて、ブラシレスモータを通電駆動して、ステアリング機構に操舵補助トルクを与える車両における電動パワーステアリング制御装置に適用され、前記ブラシレスモータの回転トルク方向を検出するために用いられる請求項1ないし6のいずれか1項に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
  8. ステアリング側に接続される入力軸と、転舵輪側に接続される出力軸と、前記入力軸の回転角に対して前記出力軸の回転角をブラシレスモータによって可変にする伝達比可変機構ユニットを備えた伝達比可変操舵装置に適用され、前記伝達比可変機構ユニットに含まれる前記ブラシレスモータの回転トルク方向を検出するために用いられる請求項1ないし6のいずれか1項に記載のブラシレスモータの回転トルク方向検出装置。
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