JP4267393B2 - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、フォークリフトなどの車両用駆動装置に用いられるディスクブレーキ装置に関するものであり、特に、車両用駆動装置のハウジング内にブレーキディスクが収納されたディスクブレーキ装置に関するものである。
従来から、車両用駆動装置に用いられるディスクブレーキ装置の省スペース化を図るために工夫がなされており、ブレーキディスクをギヤハウジングの内側に収納したディスクブレーキ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなディスクブレーキ装置は、ブレーキディスクがギヤハウジングの内側に収納されているため余計なスペースが不要になる。特許文献1に記載のディスクブレーキ装置においては、ギヤハウジングの外側から内側に貫通して設けられたプレスピンを挟んで、ギヤハウジングの内側にブレーキディスクが配置され、かつ、ギヤハウジングの外側に運転者のブレーキ操作により作動する液圧シリンダ及びこれと一体的に形成されたレバーが配置されており、液圧シリンダのシリンダピストンがギヤハウジングを押圧することによりレバーが回動し、プレピストンをギヤハウジングの内方に押圧し、ブレーキディスクを作動させる。そのため、ギアハウジングを分解せずに消耗品である液圧シリンダを修理交換することができる。
しかし、特許文献1に記載のディスクブレーキ装置においては、液圧シリンダとレバーが一体的に形成されているため、液圧シリンダに不具合が生じた場合には、レバー部分に不具合がなくてもレバー全体を交換しなければならず、不必要な修理コストが生じていた。また、液圧シリンダがピン支持されていないため、シリンダピストン作動時にシリンダピストンの先端がギヤハウジング表面を移動して作動抵抗が大きいという問題があった。
一方、二輪車用のドラムブレーキ装置において、ブレーキシューを作動させるためのアームと液圧シリンダとを別部材として構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、特許文献2に記載のドラムブレーキ装置は、ブレーキドラムとブレーキシューの隙間調整機構に関するものであって、車両用駆動装置に取り付けられるブレーキの省スペース化を意図するものではない。さらに、特許文献2に記載のドラムブレーキ装置においては、シリンダピストンは、運転者によりブレーキ操作がされるとアーム上を摺動しながらアームを押圧することになるが、このときシリンダピストンとアームの当接角度が変化するため、適切な当接角度を維持することができない。そのため、シリンダピストンの運動をアームに効果的に伝達することが難しく、また、シリンダピストンの半径方向に負荷がかかるため、シリンダピストンの寿命が短くなる虞がある。
DE4011304C1 特開平10−203464号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、車両用駆動装置のハウジング内にブレーキディスクが収納されたディスクブレーキ装置において、液圧シリンダを単独で分解修理又は交換可能で、かつ、シリンダピストンの運動を効果的にレバーに伝達することができるディスクブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、ギヤハウジングの内側に配置され、外部から加えられる力により作動するブレーキディスクと、ギヤハウジングの外側から内側に貫通して設けられ、ギヤハウジングの外側から内方に押圧されることにより移動して前記ブレーキディスクを作動させるブレーキ作動ピストンと、ギヤハウジングの外側に設けられ、運転者のブレーキ操作に基づいてシリンダピストンが往復動する液圧シリンダと、ギヤハウジングに設けられた軸回りに回動自在で、前記シリンダピストンの動作を前記ブレーキ作動ピストンに伝達するレバーとを備えたディスクブレーキ装置において、前記液圧シリンダと前記レバーとは別部材で分離して構成され、前記液圧シリンダは、ギヤハウジングの外側にシリンダ支持ピンで回動可能に取り付けられ、前記レバーの回動動作に追従して該液圧シリンダの向きが変わるものである。
この構成においては、液圧シリンダとレバーとは別部材で分離して構成されているため、液圧シリンダに不具合が生じた場合には液圧シリンダを単独で分解修理又は交換することができる。また、液圧シリンダは、ギヤハウジングの外側に支持ピンで回動自在に取り付けられ、レバーの回動動作に追従して向きが変わるため、シリンダピストンをレバーに適切な角度で当接させて、運転者のブレーキ操作を効果的にレバーに伝達することができると共に、シリンダピストンの半径方向の負荷を小さくすることができる。また、シリンダピストンはギヤハウジング表面を摺動しないため、ブレーキ作動時の摩擦がなく、作動が円滑で磨耗が生じない。
請求項2の発明は、請求項1に記載のディスクブレーキ装置において、前記液圧シリンダがシリンダ本体の中間に前記シリンダ支持ピンを有するものである。
この構成においては、液圧シリンダとしてトラニオン型シリンダが用いられているため、液圧シリンダとその支持部分をコンパクトにすることができる。すなわち、液圧シリンダとギヤハウジングの間に液圧シリンダを支持する支持ピンを設けると液圧シリンダとその支持部分の全長が長くなるが、トラニオン型シリンダにおいては、シリンダの両側に設けられた一対の支持ピンで液圧シリンダが支持されるため液圧シリンダとその支持部分の全長を短くすることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2いずれかに記載のディスクブレーキ装置において、運転者によって操作されるブレーキワイヤによるブレーキ作動機構をさらに有するものである。
この構成においては、運転者はブレーキワイヤを操作することにより、ディスクブレーキ装置をパーキングブレーキとして使用することができる。
請求項1の発明によれば、液圧シリンダを単独で分解修理又は交換することができるため、ディスクブレーキ装置のメンテナンスのコストを抑えることができる。また、液圧シリンダは、レバーの回動動作に追従して向きが変わるため、運転者のブレーキ操作を効果的にレバーに伝達して車両用駆動装置を制動することができると共に、シリンダピストンの半径方向の負荷を小さくできるため、シリンダピストンの寿命を延ばすことができる。また、シリンダピストンはギヤハウジング表面を摺動しないため、ブレーキ作動時の摩擦がなく、作動が円滑で磨耗が生じない。
請求項2の発明によれば、液圧シリンダとしてトラニオン型シリンダを用いることにより、液圧シリンダとその支持部分をコンパクトにすることができ、ディスクブレーキ装置の省スペース化を図ることができる。さらに、省スペース化により得られたスペースを利用して、大型の液圧シリンダを使用することによりディスクブレーキ装置の制動力を向上することができる。
請求項3の発明によれば、運転者はブレーキワイヤを操作することにより、ディスクブレーキ装置の制動動作を制御することができるため、ディスクブレーキ装置に液圧シリンダによる制動とブレーキワイヤによる制動の二系統のブレーキ作動機構を持たせることができ、例えば、パーキングブレーキとして使用できる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図4は、フォークリフトなどの車両用駆動装置1に使用されるディスクブレーキ装置2の構成を示している。車両用駆動装置1は、車両のホイール11を支持するホイールハブ12をモータ(モータシャフト10のみを図示している)の回転出力を用いて回転駆動するものである。この車両用駆動装置1は、モータの回転出力を平歯車減速機13、及び遊星歯車減速機14により減速し、その減速した回転出力を駆動シャフト15を介してホイールハブ12に伝達する。これによりホイールハブ12が回転駆動され、ホイール11及びタイヤ16が回転駆動される。ディスクブレーキ装置2は、ホイールハブ12の回転を制動するために、車両用駆動装置1に取り付けられている。
平歯車減速機13は、モータの回転出力を減速するものであり、ピニオン平歯車21と、大平歯車22とを有している。ピニオン平歯車21は、モータの回転出力を大平歯車22に伝達するものであり、モータシャフト10に連結されている。大平歯車22は、ピニオン平歯車21に噛合されており、ピニオン平歯車21の回転に応じて回転する。
遊星歯車減速機14は、大平歯車22の回転出力を減速するものであり、太陽歯車51と、遊星歯車52と、リング歯車53と、遊星キャリア54とを有している。太陽歯車51は、大平歯車22の回転出力を遊星歯車52に伝達するものであり、大平歯車22の回転に応じて大平歯車22の回転軸と同軸上を自転する。遊星歯車52は、太陽歯車51及びリング歯車53に噛合されている。リング歯車53は、ギヤハウジング8に固定されている。遊星歯車52は、太陽歯車51及びリング歯車53に噛合されていることにより、太陽歯車51の自転に応じて太陽歯車51の周囲を公転する。遊星キャリア54は、遊星歯車52を太陽歯車51の周囲に公転可能に支持した構造となっており、遊星歯車52の公転に応じて太陽歯車51の自転軸と同軸上を自転する。
駆動シャフト15は、遊星キャリア54の自転出力をホイールハブ12に伝達するものである。ホイールハブ12は、駆動シャフト6の回転により回転駆動され、ホイール11及びタイヤ16を回転させる。
ディスクブレーキ装置2は、ブレーキディスク3と、このブレーキディスク3を押圧するためのプレッシャプレート4と、プレッシャプレート4を押圧するためのプレピストン5と、液圧シリンダ7の運動をプレピストン(ブレーキ作動ピストン)5に伝達するベルクランク(レバー)6と、運転者のブレーキ操作に基づいてシリンダピストン72が往復動する液圧シリンダ7とを備えている。
ブレーキディスク3はギヤハウジング8の内側(平歯車減速機13の大平歯車22の内側)に配置されており、複数枚のインナーブレーキディスク3aと、複数枚のアウターブレーキディスク3bなどで構成されている。一方、平歯車減速機13の大平歯車22のフランジ部23には、ブレーキディスク3が押し付けられるストッパ25が設けられている。ストッパ25は、大平歯車22の歯車部24に、大平歯車22の回転軸方向(矢印c方向)に移動可能なように拘束されており、フランジ部23と共に回転する。各インナーブレーキディスク3aとアウターブレーキディスク3bは、矢印c方向に交互に重ね合わせられてストッパ25に隣接する位置に配置されている。インナーブレーキディスク3aは、ハウジングカバー9に固定されているディスク支持部材30に支持されており、アウターブレーキディスク3bは、大平歯車22の歯車部24の内周面24bに支持されている。また、インナーブレーキディスク3aは回転せず、アウターブレーキディスク3bは大平歯車22と共に回転する。インナーブレーキディスク3a及びアウターブレーキディスク3bは、どちらも矢印c方向に移動可能に支持されており、各インナーブレーキディスク3aとアウターブレーキディスク3bとの間にはオイルが介在されている。
プレッシャプレート4は、プレピストン5によりハウジングカバー9の外部から押圧されることにより矢印c方向に向かって移動し、ブレーキディスク3をストッパ25に押し付けるようになっている。ハウジングカバー9と一体に形成された突出メンバー80がプレッシャプレート4に形成された孔40に挿入されている。これにより、プレッシャプレート4は、矢印c方向に移動可能に支持されると共に、プレッシャプレート4の回転が拘束される。プレッシャプレート4が大平歯車22と共に回転することを防ぐことにより、プレッシャプレート4とプレピストン5の間の摩擦によるこれらの磨耗を防ぎ、プレッシャプレート4とプレピストン5の寿命を長くすることができる。
プレピストン5は、ハウジングカバー9に設けられた貫通孔90にギヤハウジングの外側から内側に貫通して取り付けられており、ハウジングカバー9の外側から押圧されることにより矢印c方向に移動してプレッシャプレート4を押圧する。
図2及び図4に示されるように、ベルクランク6は、ハウジングカバー9に設けられたベルクランク取付部91にベルクランク支持ピン61を用いて回動自在に取り付けられており、プレピストン5と当接する短い方の腕62と、液圧シリンダ7と当接する長い方の腕63とを有している。なお、ベルクランク取付部91は、必要に応じて取り付け位置が変更できるように、2つの取付孔91a,91bが設けられている。ベルクランク6の短い方の腕62には、プレピストン5と当接するプレピストン当接部62aが設けられており、長い方の腕63には、液圧シリンダ7のシリンダピストン72を受け止めるピストン受け部63aが設けられている。短い方の腕62及び長い方腕63を有するベルクランク6を用いることより、液圧シリンダ7から伝達された力をプレピストン5に増大して伝えることができるため、液圧シリンダ7のシリンダ径を小さくすることができる。
液圧シリンダ7は、シリンダ本体71と、このシリンダ本体71に挿入されるシリンダピストン72と、シリンダ本体71内の液圧がない状態でもシリンダピストン72をピストン受け部63aに当接させるためのバネ73と、シリンダ本体71内へブレーキ液を供給するためのブレーキ液供給口74と、ブレーキ液を供給する配管(図示せず)が接続される接続部75と、シリンダからのブレーキ液の漏れを防ぐパッキン76と、シリンダカバー77等により構成されている。液圧シリンダ7としては、所謂、トラニオン型シリンダが使用されており、図3に示されるように、液圧シリンダ7は、ピストンロードの中心線Bに対してシリンダ本体71の両側に直角に伸びた一対の円筒状のシリンダ支持ピン70で支えられてハウジングカバー9に回動可能に取り付けられている。また、シリンダ支持ピン70は、図4に示されるように、ベルクランク6の回動動作に追従して液圧シリンダ7の向きが変わるように、ベルクランク支持ピン61と平行に配置されている。なお、シリンダ支持ピン70を固定する固定部92は、ボルト93によりハウジングカバー9に取り付けられている。
次に、ディスクブレーキ装置2の制動動作について図4及び図5を参照して説明する。運転者により不図示のブレーキペダルが操作されると、接続部75に取り付けられた配管からブレーキ液供給口74を介してシリンダ本体71内にブレーキ液が供給され、シリンダ本体71内の液圧が上がりシリンダピストン72が矢印a方向に移動する。シリンダピストン72の運動は、ベルクランク6のピストン受け部63aを介してベルクランク6に伝達され、ベルクランク6はベルクランク支持ピン61を中心に矢印b方向に回動する。このとき、ベルクランク6の短い方の腕62は、プレピストン当接部62aでプレピストン5を矢印c方向に押圧する。液圧シリンダ7は、ベルクランク6の回動動作に追従してシリンダ支持ピン70を中心に回動するため、シリンダピストン72は、常にベルクランク6のピストン受け部63aで当接する。プレピストン5は、ベルクランク6で押圧されることによりギヤハウジング8の内側に移動し、プレッシャプレート4を押圧する。さらに、プレッシャプレート4は矢印c方向に移動して、ブレーキディスク3をストッパ25に押し付け、これにより、各インナーブレーキディスク3aとアウターブレーキディスク3bとの間に摩擦力が生じ、この摩擦力により大平歯車22の回転を減速して、ホイールハブ12の回転が制動される。
このような構成のディスクブレーキ装置2によれば、液圧シリンダ7を単独で分解修理又は交換することができるため、ディスクブレーキ装置2のメンテナンスのコストを抑えることができる。また、液圧シリンダ7は、ベルクランク6の回動動作に追従して向きが変わるため、運転者のブレーキ操作を効果的にベルクランク6に伝達して車両用駆動装置1を制動することができると共に、シリンダピストン72の半径方向の負荷を小さくできるため、シリンダピストン72の寿命を延ばすことができる。
また、液圧シリンダ7としてトラニオン型シリンダを用いることにより、液圧シリンダ7とその支持部分をコンパクトにすることができ、省スペース化を図ることができる。さらに、省スペース化により得られたスペースを利用して、大型の液圧シリンダを使用することによりディスクブレーキ装置2の制動力を向上することができる。
また、図6に示すように、ベルクランク6の長い方の腕63に運転者によって操作されるパーキングブレーキ用のブレーキワイヤWを接続するワイヤ接続部64を設けてもよい。運転者により不図示のパーキングブレーキレバーが操作されるとブレーキワイヤWが矢印a方向に引っ張られ、ベルクランク6が矢印b方向に回動する。このとき、ベルクランク6のプレピストン当接部62aが、プレピストン5を介してプレッシャプレート4を矢印c方向に押圧する。プレッシャプレート4は矢印c方向に移動して、ブレーキディスク3をストッパ25に押し付け、これにより、各インナーブレーキディスク3aとアウターブレーキディスク3bとの間に摩擦力が生じ、この摩擦力により大平歯車22の回転を減速して、ホイールハブ12の回転が制動される。
運転者はパーキングブレーキレバーを介してブレーキワイヤWを操作することにより、ディスクブレーキ装置2の制動動作を制御することができるため、ディスクブレーキ装置2に液圧シリンダ7による制動とブレーキワイヤWによる制動の二系統のブレーキ作動機構を持たせることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変更が可能である。例えば、ハウジングカバー9への液圧シリンダ7の取り付け方法は、図7又は図8に示される構成であってもよい。図7に示したディスクブレーキ装置2においては、液圧シリンダ7を回動自在に支持する一本のシリンダ支持ピン70が、ベルクランク支持ピン61と平行に、シリンダ本体71の底部71aとハウジングカバー9の間に配置されている。また、図8に示したディスクブレーキ装置2においては、液圧シリンダ7を回動自在に支持する一本のシリンダ支持ピン70が、ピストンロードの中心線Bから外れた位置で、支持ピン61と平行に、固定部92に固定されている。シリンダピストン72は、液圧シリンダ7の自重でベルクランク6の長い方の腕63から外れないようにピン78で支持されている。これらのディスクブレーキ装置2によっても、上記実施形態と同様に、液圧シリンダ7を単独で分解修理、又は交換することができ、ベルクランク6の回動動作に追従して液圧シリンダ7の向きを変えることができる。また、車両用駆動装置1は、フォークリフト等の産業車両用のものに限られず、モータは他の原動機であってもよい。
車両用駆動装置と本発明の実施形態に係るディスクブレーキ装置の全体図。 ベルクランクとハウジングカバーを水平方向に外から見た図。 液圧シリンダとベルクランクの断面図。 同装置のブレーキ解放状態を示す図。 同装置の制動状態を示す図。 パーキングブレーキ用ワイヤの取付図。 本発明の他の実施例を示す断面図。 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
符号の説明
1 車両用駆動装置
2 ディスクブレーキ装置
3 ブレーキディスク
3a インナーブレーキディスク
3b アウターブレーキディスク
5 プレピストン(ブレーキ作動ピストン)
6 ベルクランク(レバー)
7 液圧シリンダ
8 ギヤハウジング
64 ワイヤ接続部
70 シリンダ支持ピン
W ブレーキワイヤ

Claims (3)

  1. ギヤハウジングの内側に配置され、外部から加えられる力により作動するブレーキディスクと、
    ギヤハウジングの外側から内側に貫通して設けられ、ギヤハウジングの外側から内方に押圧されることにより移動して前記ブレーキディスクを作動させるブレーキ作動ピストンと、
    ギヤハウジングの外側に設けられ、運転者のブレーキ操作に基づいてシリンダピストンが往復動する液圧シリンダと、
    ギヤハウジングに設けられた軸回りに回動自在で、前記シリンダピストンの動作を前記ブレーキ作動ピストンに伝達するレバーとを備えたディスクブレーキ装置において、
    前記液圧シリンダと前記レバーとは別部材で分離して構成され、
    前記液圧シリンダは、ギヤハウジングの外側にシリンダ支持ピンで回動可能に取り付けられ、前記レバーの回動動作に追従して該液圧シリンダの向きが変わることを特徴とするディスクブレーキ装置。
  2. 前記液圧シリンダがシリンダ本体の中間に前記シリンダ支持ピンを有すること特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置。
  3. 運転者によって操作されるブレーキワイヤによるブレーキ作動機構をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2いずれかに記載のディスクブレーキ装置。
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