JP4265203B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、基板上にIC(Integrated Circuit)チップが実装された構成を有する電気光学装置、および、この種の電気光学装置を備えた電子機器関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置やEL(Electro Luminescent)表示装置に代表される電気光学装置は、画像を表示するための手段として携帯電話機など各種の電子機器に広く用いられている。この種の電気光学装置は、液晶やEL素子といった電気光学物質に電圧を印加するための電極が設けられた基板を有する。また、電極に駆動電圧を印加するための駆動回路や駆動電圧を生成する電圧生成回路といった各種の電子回路を有するICチップがCOG(Chip On Glass)技術によって基板上に実装された構成も提案されている(例えば特許文献1参照)。この構成においては、ICチップの出力端子から電極に至るように延在する配線と、基板の縁辺近傍からICチップの入力端子に至る配線とが基板上に設けられている。さらに、これらの配線を電極と同一の層から同一工程にて形成すれば、電極と別個の工程にて異なる材料を用いて配線を形成する場合と比較して、製造工程の簡略化や製造コストの低減を図れる点で有利である。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−242799号公報(第1図、第9図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、基板上の電極はITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電材料によって形成されるのが一般的であるが、この種の材料は銅(Cu)やクロム(Cr)といったその他の金属材料と比較して抵抗率が高い。したがって、上述した基板上の配線を電極と同一の層から形成した場合には、外部機器とICチップとを接続するための配線の抵抗値が高くなり、これに起因してICチップの電子回路の動作が不安定になるという問題があった。特に、電子回路に対して電源電位(あるいは接地電位)を供給する配線の抵抗値が高い場合には、電子回路の動作の安定性に重大な影響を及ぼす結果となりかねない。
【0005】
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、基板上の配線抵抗に起因して電子回路の動作が不安定となるのを抑えることができる電気光学装置、および、この電気光学装置を用いた電子機器提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、電気光学物質に対向する電極が設けられた基板と、前記電極に駆動電圧を印加するための第1の電子回路を備えるとともに前記基板に実装される第1のICチップであって、端子が設けられて前記基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第1の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第1のICチップと、前記基板上に設けられて前記第1のICチップの前記端子に接続された第1の配線と、前記電極に駆動電圧を印加するための第2の電子回路を備えるとともに、端子が設けられた実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第2の電子回路の一部に導通する導通面とを有し、前記実装面を前記基板に対向させた状態で当該基板に実装された第2のICチップと、前記第1の配線よりも抵抗率が低い材料からなり、前記第1のICチップの導通面と前記第2のICチップの導通面とを相互に接続する第2の配線と、前記基板に接合される配線基板と、前記電極に駆動電圧を印加するための第3の電子回路を備えるとともに前記配線基板に実装された第3のICチップであって、端子が設けられて当該配線基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第3の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第3のICチップとを具備し、前記第2の配線は、さらに前記第3のICチップの導通面に接続されていることを特徴としている。
【0007】
この構成においては、第1のICチップの導通面と第2のICチップの導通面とが第2の配線を介して相互に導通しており、しかも第2の配線は第1の配線よりも抵抗率が低い材料によって形成されている。したがって、いずれか一方のICチップにおける導通面の電位が安定していれば、この導通面に第2の配線を介して接続された他方のICチップにおける導通面の電位も安定することとなる。また、第2の配線を外部機器に接続した構成をとれば、第1および第2のICチップの導通面から外部機器に至る経路に第1の配線を介在させる必要がないから、第1および第2のICチップの導通面の電位を安定させることができる。
【0008】
1および第2のICチップの導通面と配線基板上の配線とが第3のICチップと第2の配線とを介して接続されるから、第1および第2のICチップの導通面に安定した電位を供給することができる。
【0009】
また、基板に接合される配線基板を備えた構成においては、第2のICチップを、当該ICチップの実装面を配線基板に対向させた状態で当該配線基板に実装する構成としてもよい。この構成においては、第1のICチップの導通面と配線基板上の配線とが第2のICチップと第2の配線とを介して接続されるから、第1のICチップの導通面に安定した電位を供給することができる。
【0010】
さらに、本発明おいては、第2の配線が設けられた配線基板であって、当該第2の配線に接続された複数のICチップのうち少なくとも一における導通面の一部または全部を覆う部分を有する配線基板を設けた構成も望ましい。この構成によれば、太陽光や室内照明光といった外光がICチップに直接的に照射されるのを回避することができるから、光の照射に起因したICチップの誤動作を抑えることができる。したがって、この構成のもとでは、配線基板のうち少なくともICチップと対向する部分が遮光性を有することが望ましい。
【0011】
また本発明は、電気光学物質に対向する電極が設けられた基板と、前記電極に駆動電圧を印加するための第1の電子回路を備えるとともに前記基板に実装される第1のICチップであって、端子が設けられて前記基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第1の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第1のICチップと、前記基板上に設けられて前記第1のICチップの前記端子に接続された第1の配線と、前記電極に駆動電圧を印加するための第2の電子回路を備える第2のICチップであって、前記第1のICチップの導通面に対向して当該第1のICチップの導通面に導通する第2のICチップの導通面と、当該第2のICチップの導通面とは異なる面であって端子が設けられた実装面とを有する第2のICチップと、前記第1の配線よりも抵抗率が低い材料からなり、前記第2のICチップの前記実装面における前記端子に接続された第2の配線とを具備することを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、第1のICチップの導通面は第2のICチップを介して第2の配線に接続されるから、第1のICチップの導通面から外部機器に至る経路に第1の配線を介在させる必要はない。加えて、第2の配線は第1の配線よりも抵抗率が低い。したがって、第1のICチップの導通面の電位を安定させることができる。
【0013】
本発明に係る電気光学装置は、携帯電話機やパーソナルコンピュータといった各種の電子機器において、画像を表示する手段または光を変調する手段(例えば液晶プロジェクタにおけるライトバルブ)として使用され得る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図においては、図面が煩雑になるのを防ぐために、各構成要素の寸法や比率などを実際のものとは適宜に異ならせてある。
【0016】
<A:第1実施形態>
まず、電気光学物質として液晶を用いた液晶表示装置を本発明に係る電気光学装置の一形態として例示する。図1は液晶表示装置の構成を示す斜視図であり、図2は図1におけるII−II線からみた断面図である。これらの図に示すように、液晶表示装置101は、液晶表示パネル10とフレキシブル配線基板20とサブ配線基板41とを有する。フレキシブル配線基板20は、その一部が液晶表示パネル10に接合されたうえで、図2に示すように液晶表示パネル10の背面側に折り返される。ただし、図1においては、フレキシブル配線基板20が折り返される前の状態が示されている。
【0017】
液晶表示パネル10は、第1基板11と第2基板12とが枠状のシール材15を介して貼り合わされるとともに、両基板とシール材15とによって囲まれた空間に液晶16が封止された構成となっている。第1基板11および第2基板12は、ガラスやプラスチックなどの光透過性を有する板状部材であり、各々の外側(液晶16とは反対側)面上には、入射光を偏光させるための偏光板や干渉色を補償するための位相差板が貼着される(いずれも図示略)。また、図2に示すように、第1基板11のうち液晶16と対向する面には複数のコモン電極111が設けられている。一方、第2基板12のうち液晶16と対向する面にはコモン電極111と直交する方向に延在する複数のセグメント電極121が設けられている。各コモン電極111および各セグメント電極121は、例えばITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電材料によって形成された帯状の電極である。第1基板11と第2基板12とに挟持された液晶16は、コモン電極111とセグメント電極121との間に印加された電圧に応じてその配向方向が変化させられる。なお、実際には第1基板11および第2基板12の電極形成面はラビング処理が施された配向膜によって覆われているが、図2においてはその図示が省略されている。
【0018】
図1および図2に示すように、第2基板12は第1基板11よりも外形寸法が大きく、このため第2基板12の一部は第1基板11の周縁から張り出している。そして、この張り出した部分(以下「張出部」という)12Aの表面にはICチップ51、52および53がCOG技術を用いて実装されている。具体的には図1に示すように、ICチップ52の両側にICチップ51および53が位置するとともに、これら3つのICチップが、張出部12Aのうちフレキシブル配線基板20が接合される縁辺に沿って列をなすように配置されている。なお、以下ではICチップ51、52および53の各々を特に区別する必要がない場合には、これらを総称して「ICチップ5」と表記する。
【0019】
また、張出部12Aには複数の引廻し配線123が設けられている。これらの引廻し配線123は3つのグループに区分される。このうち第1のグループに属する引廻し配線123は、シール材15に分散された導電性粒子(図示略)を介して、第1基板11上のコモン電極111のうち端から数えて奇数番目のコモン電極111と導通する。そして、これらの引廻し配線123は張出部12Aに至るように延在し、その端部がICチップ51の出力端子に接続される。また、第2のグループに属する引廻し配線123は、シール材15中の導電性粒子を介して偶数番目のコモン電極111と導通するとともに張出部12Aに至るように延在し、その端部がICチップ53の出力端子に接続される。一方、第3のグループに属する引廻し配線123は、一端がセグメント電極121に連設されるとともに張出部12Aに至るように延在し、他端がICチップ52の出力端子に接続される。具体的には図2に示すように、ICチップ5(ここではICチップ52のみが示されている)が異方性導電膜60の接着剤61によって第2基板12に接合された状態において、引廻し配線123とICチップ5の出力端子に設けられた出力側バンプ501とが当該異方性導電膜60中の導電性粒子62を介して導通するのである。
【0020】
ICチップ5(51、52および53)は、パッケージングが施されていないチップ(いわゆるベアチップ)である。これらのICチップ5のうち実装された状態において第2基板12と対向する面(以下「実装面」という)5Aには、コモン電極111またはセグメント電極121に対して駆動信号を供給するための電子回路504が設けられている。すなわち、ICチップ51および53に設けられた電子回路504は、各コモン電極111に対して順次に走査信号を供給するための駆動回路である。一方、ICチップ52に設けられた電子回路504は、各セグメント電極121に対してデータ信号を供給するための駆動回路である。
【0021】
さらに、走査信号を出力するICチップ51および53のうち実装面5Aと背後する面(以下「導通面」という)5Bは導電性を有するとともに当該ICチップに設けられた電子回路504の一部に導通している。すなわち、チップ製造プロセスの最終工程においてICチップのシリコンサブストレート(基板)が研磨されて酸化絶縁膜が除去され、この工程により露出した面が導通面5Bとなるのである。本実施形態においては、ICチップ51および53の導通面5Bの電位が電源電位の低位側(すなわち接地電位)に設定されており、電子回路504の接地ラインと導通している場合を想定する。
【0022】
また、第2基板12の張出部12Aには複数の外部接続用配線125(第1の配線)が設けられている。これらの外部接続用配線125は、ICチップ51、52および53の各々が実装される領域から張出部12Aの周縁に至るように延在する。ここで、図3は、図1におけるIII−III線からみた断面図である。図2および図3に示すように、外部接続用配線125の一端と、ICチップ51、52および53の入力端子に設けられた入力側バンプ502とは、異方性導電膜60中の導電性粒子62を介して導通する。
【0023】
また、外部接続用配線125および上述した引廻し配線123は、第2基板12上のセグメント電極121の形成と同一の工程において形成される。すなわち、ITOなどの透明導電材料からなる導電層を第2基板12の全面を覆うように形成した後、この導電層のうちセグメント電極121と外部接続用配線125と引廻し配線123とに対応する領域以外の部分をフォトリソグラフィ技術などを用いて除去することによって、セグメント電極121、外部接続用配線125および引廻し配線123が同一工程において共通の導電層から形成されるのである。したがって、外部接続用配線125および引廻し配線123は、セグメント電極121と同様にITOからなる。
【0024】
次に、図1に示すフレキシブル配線基板20は、外部機器と液晶表示パネル10とを電気的に接続するための配線基板である。このフレキシブル配線基板20は、フィルム状の基材21と、銅などの導電性材料によって基材21上に形成された配線22とを有する。図1および図2に示すように、異方性導電膜60の接着剤61によって基材21の一部が第2基板12上に接合された状態において、基材21上の配線22と第2基板12上の外部接続用配線125とが異方性導電膜60中の導電性粒子62を介して導通する。
【0025】
また、このフレキシブル配線基板20にはICチップ31が実装されている。このICチップ31は、コモン電極111またはセグメント電極121に対して駆動電圧を印加するために使用される電子回路304を有する。具体的には、このICチップ31に設けられた電子回路304は、ICチップ51および53の電子回路504によって生成される走査信号の電圧や、ICチップ52の電子回路504によって生成されるデータ信号の電圧を生成するための電源回路である。ICチップ31の電子回路304によって生成された電圧は、フレキシブル配線基板20の配線22から外部接続用配線125を介してICチップ51、52および53に供給される。さらにICチップ31は、上述したICチップ51および53と同様に、端子が設けられて基材21に対向する実装面3Aと、この面に背後する導通面3Bとを有する。このうち導通面3Bは電子回路304の一部に導通するとともに、その電位は電源電位の低位側(すなわち接地電位)に設定されている。
【0026】
一方、図1に示したサブ配線基板41は、第2基板12に実装されたICチップ51および53の導通面5Bと、フレキシブル配線基板20上に実装されたICチップ31の導通面3Bとを相互に導通させるための配線基板である。このサブ配線基板41は基材401を有する。基材401は、例えばポリイミドなどによって形成されたフィルム状の部材であり、照射光の少なくとも一部を遮る性質を有する。ここで、図4は、サブ配線基板41の平面形状に特に着目して液晶表示装置101の構成を示す平面図である。図1および図4に示すように、基材401は、第2基板12上のICチップ51および53、ならびにフレキシブル配線基板20上のICチップ31をそれぞれ覆う部分が相互に連なった形状となっている。したがって、太陽光や室内照明光といった外光がICチップ51、ICチップ53およびICチップ31に対して直接的に照射されることが回避される。
【0027】
また、基材401のうちICチップ51、53および31の各々と対向する部分には導通面用端子403が設けられている。各導通面用端子403は、ICチップ51および53の導通面5B、ならびにICチップ31の導通面3Bをその全域にわたって覆う形状を有する。図2および図3に示すように、基材21のうちICチップ51、53および31と対向する部分は、異方性導電膜60の接着剤61によって、これらのICチップに接合される。この状態において、各導通面用端子403は、異方性導電膜60中の導電性粒子62を介してICチップ51および52の導通面5B、ならびにICチップ31の導通面3Bにそれぞれ導通することとなる。
【0028】
一方、基材401上には、3つの導通面用端子403を相互に接続する配線404が設けられている。したがって、ICチップ51の導通面5BとICチップ53の導通面5BとICチップ31の導通面3Bとは、導通面用端子403および配線404を介して相互に導通して同電位となる。ここで、配線404および導通面用端子403は、例えば銅によって形成された配線パターンに金メッキが施されたものである。したがって、配線404および導通面用端子403は、ITOによって形成された外部接続用配線125と比較して抵抗率が低い。
【0029】
このように、本実施形態においては、ICチップ51および53の導通面5BとICチップ31の導通面3Bとが配線404を介して相互に導通しているから、外部機器からICチップ51または53の導通面5Bに至る経路に外部接続用配線125は介在しない。しかも、配線404は外部接続用配線125よりも抵抗率の低い材料によって形成されているから、たとえ外部接続用配線125の抵抗値が高い場合であっても、ICチップ51および53の導通面5Bにはフレキシブル配線基板20の配線22からICチップ31および配線404を介して安定した電源電位が供給されることとなる。したがって、本実施形態によれば、ICチップ51および53の電子回路504の動作を安定させることができる。
【0030】
ところで、ICチップ51および53に対して光が照射されると、その電子回路504を構成する能動素子のうちp型半導体とn型半導体との接合部分に存在するキャリアが光によって励起され、これに伴って発生した電流によって電子回路504が誤動作する場合がある。本実施形態においては、サブ配線基板41がICチップ51、53を覆うようになっているから、これらのICチップへの直接的な光の照射が抑えられる。したがって、本実施形態によれば、ICチップ51および53への光照射に起因した電子回路504の誤動作を抑えることができる。
【0031】
なお、上記実施形態においては、第2基板12上に実装されたICチップ51および53と、フレキシブル配線基板20上に実装されたICチップ31とを相互に導通させる構成を例示したが、ICチップを相互に接続する構成としては例えば以下の態様も考えられる。
【0032】
(1)第1の態様
図5は、本実施形態の一部を変更した第1の態様に係る液晶表示装置の構成を示す平面図である。同図に示すように、本態様においては、サブ配線基板41aの配線404によってICチップ51および53の導通面5Bが相互に導通する点は上記第1実施形態と同様であるが、この配線404がICチップ31には導通していない点で異なっている。すなわち、本態様における配線404は、サブ配線基板41aの周縁に至るとともに、フレキシブル配線基板20上の配線22に半田付けなどによって接続されるようになっている。この構成においても、ICチップ51および53の導通面5Bは外部接続用配線125を介することなく外部機器に接続されるから、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。このように、本発明においては、フレキシブル配線基板20上にICチップ31が実装されていること、およびこのICチップ31に第2基板12上のICチップ51または53の導通面5Bが接続されていることは必ずしも必要ではない。
【0033】
(2)第2の態様
図6は、第2の態様に係る液晶表示装置の構成を示す平面図である。同図に示すように、本態様においては、サブ配線基板41bの配線404によってICチップ51および53の導通面5Bが相互に導通する点は上記第1実施形態と同様であるが、この配線404が他の要素に接続されていない点で異なっている。この構成のもとで、例えばICチップ51における導通面5Bの電位が安定しているとすれば、抵抗率が低い配線404を介してICチップ51に接続されたICチップ53の導通面5Bも電位が安定することとなる。このように、本発明においては、第2基板12上のICチップ51および53を導通させる配線404がその他の要素に接続されている構成は必ずしも必要ではない。
【0034】
(3)第3の態様
図7は、第3の態様に係る液晶表示装置の構成を示す平面図である。同図に示すように、本態様においては、上記第1実施形態におけるICチップ51、52および53がひとつのICチップとして構成されている。そして、サブ配線基板41cに設けられた配線404は、このICチップの導通面5Bとフレキシブル配線基板20上のICチップ31の導通面3Bとを導通させる。この構成においても、ICチップの導通面5Bから外部機器に至る経路に外部接続用配線125は介在しないから、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。このように、本発明においては、導通面が相互に接続された複数のICチップが第2基板12上に実装されていることは必ずしも必要ではない。すなわち、液晶表示装置101が備える複数のICチップのうち、基板上に実装された第1のICチップと、第2のICチップ(基板上に実装されているか否かを問わない)とに着目したときに、第1のICチップの導通面と第2のICチップの導通面とが外部接続用配線125よりも抵抗率の低い配線によって導通させられた構成であれば足り、その他のICチップの導通面がさらに配線によって導通させられているか否かは不問である。
【0035】
(4)第4の態様
上述した第1ないし第3の態様のように配線404をフレキシブル配線基板20上のICチップ31に導通させない構成のもとでは、サブ配線基板41とフレキシブル配線基板20とを一体に構成してもよい。すなわち、例えば図8に示すように、第2基板12上のICチップ51および53を覆うようにフレキシブル配線基板20の一部(サブ配線基板41に相当する部分)を突出させたうえで、この突出した部分に、ICチップ51および53と対向する導通面用端子403と、これらの導通面用端子403を相互に接続させる配線404とを設けるのである。さらに、図8に示すように、いずれかの導通面用端子403を、フレキシブル配線基板20を介して外部機器に接続するための配線408を設けてもよい。このようにサブ配線基板41とフレキシブル配線基板20とを一体に構成すれば、部品点数の減少による製造工程の簡略化や製造コストの低減を図ることができる。
【0036】
(5)第5の態様
図1ないし図6および図8においては、第2基板12上に配置された3つのICチップのうちICチップ51および53の導通面5Bをフレキシブル配線基板20上のICチップ31の導通面3Bと導通させる構成を例示した。これに加えて、ICチップ52の導通面5Bをフレキシブル配線基板20上の配線22と導通させてもよい。すなわち、図9に示すように、ICチップ51および53の導通面5BとICチップ31の導通面3Bとを導通させるためのサブ配線基板41’(図4に示したサブ配線基板41と同様の構成)に加えて、サブ配線基板41dを設ける。このサブ配線基板41dは、ICチップ52と対向する部分からフレキシブル配線基板20上に至る形状であり、ICチップ52と対向する領域に設けられた導通面用端子403’と、一端が導通面用端子403’に連設されて他端がフレキシブル配線基板20側の周縁に至る配線404’とを有する。そして、導通面用端子403’が異方性導電膜を介してICチップ52の導通面5Bと導通させられるとともに、配線404’の端部がフレキシブル配線基板20上の配線22に半田付けなどによって接続されるようになっている。この構成によれば、ICチップ52の導通面5Bが外部接続用配線125を介することなく外部機器に接続されるから、ICチップ51および53だけではなくICチップ52についても電子回路504の動作の安定を図ることができる。なお、図9においては、サブ配線基板41dをサブ配線基板41’と組合わせて用いる構成を例示したが、サブ配線基板41dを、図5に示したサブ配線基板41a、図6に示したサブ配線基板41b、または図8に示したフレキシブル配線基板20と組合わせて用いてもよい。
【0037】
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の構成を説明する。図10はこの液晶表示装置の構成を示す斜視図であり、図11は図10におけるX−X線からみた断面図である。なお、本実施形態に係る液晶表示装置102のうち上記第1実施形態に示した液晶表示装置101と共通する部分については、図1ないし図4に示した要素と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】
図10および図11に示すように、液晶表示パネル10の第2基板12上にはICチップ52および56がCOG技術によって実装されている。このうちICチップ52は第1実施形態と同様のものである。一方、ICチップ56は、すべてのコモン電極111に対して順次に走査信号を出力する電子回路504を備えている。このICチップ56は、第1実施形態におけるICチップ51および53と同様に、端子(入力側バンプ502および出力側バンプ501)が設けられた実装面5Aと、電子回路504の接地ラインと導通する導通面5Bとを有する。図11に示すように、ICチップ52および56における実装面5Aの入力側バンプ502は、第2基板12上の外部接続用配線125に接続されている。
【0039】
一方、本実施形態におけるフレキシブル配線基板20は、基材21と配線22とからなる点で上記実施形態と共通するが、基材21上にICチップが実装されていない点で異なっている。すなわち、図10および図11に示すように、本実施形態において走査信号およびデータ信号の電圧を生成する電子回路304を備えるICチップ32は、上述したICチップ56上に配置されている。詳述すると以下の通りである。
【0040】
図11に示すように、ICチップ32は、上記第1実施形態におけるICチップ31と同様に、入力側バンプ302および出力側バンプ301が設けられた実装面3Aと、走査信号およびデータ信号の電圧を生成するための電子回路304に接続された導通面3Bとを有する。導通面3Bは実装面3Aと背後する面であり、その電位は電源電位の低位側に設定されている。そして、ICチップ32は、その導通面3BをICチップ56の導通面5Bに対向させた状態で、異方性導電膜60を介して当該ICチップ56上に実装される。すなわち、図11に示すように、ICチップ32の導通面3BとICチップ56の導通面5Bとが異方性導電膜60の接着剤61によって接合されるとともに、両導通面同士が当該異方性導電膜60中の導電性粒子62を介して導通させられるのである。
【0041】
一方、図10に示すサブ配線基板42は、ICチップ32の実装面3Aに配置された端子と、フレキシブル配線基板20上の配線22とを接続するための配線基板である。すなわち、サブ配線基板42は、フィルム状の基材405と基材405の面上に設けられた配線406とを有する。このうち基材405は、ICチップ32を覆う部分からフレキシブル配線基板20上に至る形状を有する。図11に示すように、基材405のうちICチップ32を覆う部分は、異方性導電膜60の接着剤61によってICチップ32の実装面3Aに接合される。この状態において、配線406は、ICチップ32と対向する部分に位置する一端が異方性導電膜60中の導電性粒子62を介してICチップ32の入力側バンプ302または出力側バンプ301に接続され、他端がフレキシブル配線基板20上の配線22に接続されるようになっている。この配線406は、例えば銅によって形成された配線パターンに金メッキが施されたものであり、外部接続用配線125と比較して抵抗率が低い。
【0042】
このように、本実施形態においては、ICチップ56の導通面5Bが、ICチップ32と配線406とを介してフレキシブル配線基板20上の配線22に接続されている。すなわち、外部機器からICチップ56の導通面5Bに至る経路に外部接続用配線125は介在しない。しかも、配線406は外部接続用配線125よりも抵抗率の低い材料によって形成されているから、たとえ外部接続用配線125の抵抗値が高い場合であっても、ICチップ56の導通面5Bには安定した電位が供給されることとなる。したがって、本実施形態によれば、ICチップ56の電子回路504の動作を安定させることができる。
【0043】
なお、本実施形態においてはフレキシブル配線基板20とサブ配線基板42とを別個の部品とした場合を例示したが、これらを一体の部品としてもよい。すなわち、図12に示すように、フレキシブル配線基板20の一部(サブ配線基板42に相当する部分)をICチップ32の実装面3Aと対向するように折り曲げて、この部分をICチップ32の実装面3Aに接合する構成としてもよい。こうすれば、部品点数の減少による製造工程の簡略化や製造コストの低減を図ることができる。
【0044】
<C:変形例>
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0045】
<C−1:変形例1>
上記実施形態および変形例においては、ICチップ51、53および56のうち実装面5Aと背後する面を導通面5Bとした構成を例示したが、これ以外の面を導通面としてもよい。例えば、上記第1実施形態においては、実装面5Aと隣接する複数の側面のいずれかを配線404に接続する構成としてもよい。また、上記第2実施形態においても、実装面5Aと隣接する複数の側面のいずれかをICチップ32の導通面3Bと接続する構成としてもよい。ICチップ32についても同様であり、例えば実装面3Aと隣接するいずれかの側面を導通面3BとしてICチップ56の導通面5Bと接続する構成としてもよい。このように、本発明における「導通面」は、実装面と異なる面であればよく、必ずしも実装面と背後する面には限られない。
【0046】
<C−2:変形例2>
上記各実施形態および各変形例においては、ICチップ51、53、56の導通面5B、およびICチップ31および32の導通面3Bの電位を電源電位の低位側とした場合を想定したが、この面の電位は電源電位の高位側であってもよいし、あるいは電源電位以外の電位であってもよい。要するに、本発明における「導通面」はそのICチップに設けられた電子回路の一部と導通する面であれば足り、その電位の如何は不問である。
【0047】
また、上記各実施形態および各変形例においては、走査信号またはデータ信号を出力する駆動回路や走査信号またはデータ信号の電圧を生成する電源回路を搭載したICチップを例示したが、本発明において「ICチップ」に搭載される電子回路はこれに限られるものではない。すなわち、本発明における「電子回路」は、電極に駆動電圧を印加するために使用されるすべての電子回路を含む概念であり、走査信号やデータ信号を出力する駆動回路のみを意味するものではない。
【0048】
<C−3:変形例3>
上記各実施形態および各変形例においては、スイッチング素子を持たないパッシブマトリクス方式の液晶表示装置を例示したが、TFD(Thin Film Diode)に代表される二端子型スイッチング素子や、TFT(Thin Film Transistor)に代表される三端子型スイッチング素子を備えたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置にも本発明を適用できることはもちろんである。
【0049】
また、上記各実施形態および各変形例においては本発明を液晶表示装置に適用した場合を例示したが、その他の電気光学装置にも本発明を適用することができる。例えば、有機EL(Electro Luminescent)装置や無機EL装置といったEL表示装置、プラズマディスプレイ装置、FED(Field Emission Display)装置、LED(Light Emitting Diode)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管、液晶シャッタなどを用いた小型テレビ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた表示装置など、電気的作用を光学的作用に変換する電気光学物質を用いて表示を行なうすべての電気光学装置に本発明を適用することができる。
【0050】
<D:電子機器>
次に、本発明に係る電気光学装置を用いた電子機器について説明する。
図13は、本発明に係る電気光学装置を携帯電話機の表示手段として採用した場合の構成を示す斜視図である。同図に示すように、この携帯電話機90は、複数の操作ボタン91のほか、受話口92、送話口93とともに、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部94を備える。
【0051】
なお、本発明に係る電気光学装置を適用可能な電子機器としては、図13に示した携帯電話機のほかにも、液晶テレビや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、あるいは本発明に係る電気光学装置をライトバルブとして用いたプロジェクタなどが挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す斜視図である。
【図2】 図1におけるII−II線からみた断面図である。
【図3】 図1におけるIII−III線からみた断面図である。
【図4】 同液晶表示装置の一部を拡大して示す平面図である。
【図5】 同実施形態の変形例の構成を示す平面図である。
【図6】 同実施形態の変形例の構成を示す平面図である。
【図7】 同実施形態の変形例の構成を示す平面図である。
【図8】 同実施形態の変形例の構成を示す平面図である。
【図9】 同実施形態の変形例の構成を示す平面図である。
【図10】 第2実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す斜視図である。
【図11】 図10におけるX−X線からみた断面図である。
【図12】 同実施形態の変形例の構成を示す平面図である。
【図13】 本発明に係る電子機器の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
101,102……液晶表示装置(電気光学装置)、10……液晶表示パネル、11……第1基板、111……コモン電極、12……第2基板(基板)、12A……張出部、121……セグメント電極(電極)、123……引廻し配線、125……外部接続用配線(第1の配線)、16……液晶(電気光学物質)、20……フレキシブル配線基板、31,32,51,52,53,56……ICチップ、3A,5A……実装面、3B,5B……導通面、301,501……出力側バンプ、302,502……入力側バンプ(端子)、304,504……電子回路、41,41’,41a,41b,41c,41d,42……サブ配線基板、401,405……基材、403,403’……導通面用端子、404,404’,406……配線(第2の配線)、60……異方性導電膜、90……携帯電話機(電子機器)。

Claims (5)

  1. 電気光学物質に対向する電極が設けられた基板と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第1の電子回路を備えるとともに前記基板に実装される第1のICチップであって、端子が設けられて前記基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第1の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第1のICチップと、
    前記基板上に設けられて前記第1のICチップの前記端子に接続された第1の配線と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第2の電子回路を備えるとともに、端子が設けられた実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第2の電子回路の一部に導通する導通面とを有し、前記実装面を前記基板に対向させた状態で当該基板に実装された第2のICチップと、
    前記第1の配線よりも抵抗率が低い材料からなり、前記第1のICチップの導通面と前記第2のICチップの導通面とを相互に接続する第2の配線と
    前記基板に接合される配線基板と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第3の電子回路を備えるとともに前記配線基板に実装された第3のICチップであって、端子が設けられて当該配線基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第3の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第3のICチップと
    を具備し、
    前記第2の配線は、さらに前記第3のICチップの導通面に接続されている
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 電気光学物質に対向する電極が設けられた基板と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第1の電子回路を備えるとともに前記基板に実装される第1のICチップであって、端子が設けられて前記基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第1の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第1のICチップと、
    前記基板上に設けられて前記第1のICチップの前記端子に接続された第1の配線と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第2の電子回路を備えるとともに、端子が設けられた実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第2の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第2のICチップと、
    前記第1の配線よりも抵抗率が低い材料からなり、前記第1のICチップの導通面と前記第2のICチップの導通面とを相互に接続する第2の配線と
    前記基板に接合される配線基板と
    を具備し、
    前記第2のICチップは、当該ICチップの前記実装面を前記配線基板に対向させた状態で当該配線基板に実装されている
    ことを特徴とする電気光学装置。
  3. 前記配線基板は、前記第2の配線が設けられ当該第2の配線に接続された複数のICチップのうち少なくとも一における導通面の一部または全部を覆う部分を有する
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 電気光学物質に対向する電極が設けられた基板と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第1の電子回路を備えるとともに前記基板に実装される第1のICチップであって、端子が設けられて前記基板に対向する実装面と、当該実装面とは異なる面であって前記第1の電子回路の一部に導通する導通面とを有する第1のICチップと、
    前記基板上に設けられて前記第1のICチップの前記端子に接続された第1の配線と、
    前記電極に駆動電圧を印加するための第2の電子回路を備える第2のICチップであって、前記第1のICチップの導通面に対向して当該第1のICチップの導通面に導通する第2のICチップの導通面と、当該第2のICチップの導通面とは異なる面であって端子が設けられた実装面とを有する第2のICチップと、
    前記第1の配線よりも抵抗率が低い材料からなり、前記第2のICチップの前記実装面における前記端子に接続された第2の配線と
    を具備することを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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