JP4259395B2 - センサ付車軸軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センサ付軸受装置に関し、特に、機械装置や、鉄道車両、自動車、搬送車等の移動体に組み込まれる軸受装置の運転状態の検知や予防保全に用いられるセンサ付車軸軸受装置に関する。
従来、鉄道車両等の車軸軸受では、車輪の空転検知や、軸受の異常検知(焼付き検知のための軸受温度検知、軸受破損検知のための振動検知)がセンサを用いて行なわれている。センサ付軸受装置の一例としては、軸受箱の前蓋にセンサを取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、特許文献1に開示されたセンサ付軸受装置100は、車両の重量を支え、車軸101の回転を支持するグリース密封型の複列円すいころ軸受102を備えており、車軸101はこの複列円すいころ軸受102を介して軸受箱103に対して回転自在に支持されている。また、車軸101の端部には端面押え104が固定されており、端面押え104の外径に速度検出用の複数の歯105が円周方向に等間隔に形成されている。また、軸受箱103に固定された前蓋106には、センサ107が組み付けられている。
センサ107は、速度検出用の歯105に対して所定の隙間を保持して対向配置されている。センサ107は、速度検出用素子を有し、速度検出用の歯105の回転に伴うパルス信号をカウントして回転を検知する。また、センサ107は、内蔵された、温度検出用素子、振動検出用素子によって、温度、振動を検出する。なお、108は、前蓋106に取り付けられた端面蓋である。
また、他のセンサ付軸受装置では、図8(a)に示すように、センサ120が、軸受のグリース密封用シール板121に設けられた2ヶ所のねじ122、122に、ナット123,123をねじ込むことによって車軸の軸方向に固定されており、端面押え124に設けられた速度検出用の複数の歯125と所定の隙間を保持して対向している。
特開2003−90335号公報
ところで、図7に示したセンサ付軸受装置では、速度検出用の歯105が車軸101の軸端に配置されており、また、センサ107も前蓋106に取り付けられるため、軸受周りの軸方向長さが長くなるとともに、また軸受装置全体が重くなり、ばね下重量が増加してしまうという問題があった。また、センサ107と速度検出用の歯105とのエアーギャップが部品の嵌め合い公差により初期調整が必要になり、その際前蓋106が邪魔になる問題があった。
また、図8(a)に示すセンサ付軸受装置では、センサ120が車軸の軸方向に延びる2ヶ所のねじ122,122とナット123,123とで固定されているため、振動が大きい鉄道車両用車軸軸受として用いられる場合、この振動に伴うセンサ120の慣性力によって、ナット123,123がねじ122,122から緩む可能性があり、ナット123,123が緩むと、図8(b)に仮想線で示すように、センサ120がシール板121に対して傾き、端面押え124の歯部125に対する所定の隙間を保持できなくなる。そして、センサ120が、所定の隙間を保持できなくなると、回転速度検出の精度が低下し、また、ねじ122,122が疲労して破断に至る可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、センサを安定して固定し、精度良く検出を行うことができるセンサ付車軸軸受装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
(1) 軸受の外輪に取り付けられたシールケースと、該シールケース内に設けられたシール手段と、軸受装置の運転状態を検出するセンサと、該センサを前記シールケースに固定するための少なくとも3ヶ所の固定手段と、を備え
前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも2ヶ所は周方向に間隔をあけて配設され車軸の軸方向に固定する固定手段であり、
前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも1ヵ所は周方向で前記2ヶ所のほぼ中央に配設され前記車軸の軸方向に対して直角方向に固定する固定手段であることを特徴とするセンサ付車軸軸受装置。
(2) 軸受の外輪に取り付けられたシールケースと、該シールケース内に設けられたシール手段と、軸受装置の運転状態を検出するセンサと、該センサを前記シールケースに固定するための少なくとも3ヶ所の固定手段と、を備え、
前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも2ヶ所は車軸の軸方向に固定する固定手段であり、
前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも1ヵ所は前記車軸の軸方向に対して直角方向に固定する固定手段であり、
前記センサはセンサ筐体を有し、
前記センサ筐体には、側部に形成された一対のフランジ部と底部に形成されたフランジ部を有し、
前記側部に形成された一対のフランジ部を前記少なくとも2ヶ所の固定手段で前記シールケースに固定し、
前記底部に形成されたフランジ部を前記少なくとも1ヶ所の固定手段で前記シールケースに固定することを特徴とするセンサ付車軸軸受装置。
) 前記固定手段は、前記シールケースと前記シール手段との間に配置された雌ねじ部材を含むことを特徴とする(1)又は(2)に記載のセンサ付車軸軸受装置。
) 前記固定手段は、緩み止めナットを含むことを特徴とする(1)〜()のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
) 前記センサは、アルミニウム合金からなるセンサ筐体を有することを特徴とする(1)〜()のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
) 前記アルミニウム合金は、表面処理が施されたことを特徴とする()に記載のセンサ付車軸軸受装置。
(7) 前記車軸の端部には軸ナットが固定されており、該軸ナットには、前記センサに非接触に配置された速度検出用の歯部が形成されたことを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
(8) 前記センサの取り付け前に、前記センサには前記固定手段を保護する保護カバーが取り付けられることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
(9) 前記保護カバーは、生分解性樹脂によって形成されていることを特徴とする(8)に記載のセンサ付車軸軸受装置。
本発明のセンサ付車軸軸受装置によれば、センサが、少なくとも3ヶ所の固定手段によってシールケースに固定される。そのため、センサの固定を安定させることができる。従って、螺合部材に緩みを生じたとしても、センサが大きく位置ずれすることがなく、車軸とともに回転する速度検出用歯部との所定の隙間に誤差を生じないので、精度良く検出を行うことができる。
以下、本発明の各実施形態に係るセンサ付軸受装置を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る第1実施形態のセンサ付軸受装置を示すセンサ周りの正面図、図2は図1に示したセンサ付軸受装置の縦断面図、図3は図1に示すセンサ付軸受装置に用いられる保護カバーの外観斜視図である。
図1,図2に示すように、本発明の第1実施形態であるセンサ付軸受装置10は、鉄道車両用センサ付軸受装置であり、車軸11が、図示しない車輪を支持固定した状態で、軸受箱12の内径側で、本発明の軸受であるグリース密封型の複列円すいころ軸受13により、回転自在に支持されている。
複列円すいころ軸受13には、種々部材の重量等によるラジアル荷重と任意のアキシアル荷重とが負荷される。複列円すいころ軸受13は、軸受箱12に内嵌され、円錐面状に傾斜した一対の外輪軌道面14を内周面に有する単一の外輪15と、車軸11に外嵌され、円錐面状に傾斜した内輪軌道面16を外周面に有する一対の内輪17を有する。
また、複列円すいころ軸受13は、外輪15の外輪軌道面14と内輪17の内輪軌道面16との間に複列で複数配置された円すいころ18と、円すいころ18を転動自在に保持する環状の保持器19とを有する。複列円すいころ軸受13の内部には、グリース等の潤滑剤が封入されている。
一対の内輪17間には、内輪間座20が組み付けられており、内輪17の軸方向端部にも、内輪間座21が組み付けられている。
外輪15の端部には、シールケース22が組み付けられている。シールケース22は、軟鉄をプレス加工することにより薄肉に成形されており、外輪15側から内輪間座21に向かうに従って二段階に外径が小さくなるように円筒形状に形成されている。シールケース22は、外輪15側に配置された大径円筒部23aが、外輪15の内径面に形成された段部24に係止され、内輪間座21側に配置されたフランジ部25の先端部が、フランジ部25に対してほぼ90度に折曲されたシール部26になっている。そして、シール部26は、内輪間座21の内周面においてシール部26を囲むように形成されたシール凹部27内に隙間を介して配置されているために、複列円すいころ軸受13内部への異物侵入を防止するためのシール手段であるラビリンスシール28を構成する。
シールケース22には、フランジ部25の円周方向に離れた位置に、固定手段である第1の方向の一対のボルト29,29が車軸11の軸方向外方に向けて突出して固定されている。2本のボルト29,29には、センサ30の側部に形成された一対のフランジ部31,31に挿通されてから、固定手段である緩め止めナット32,32がねじ込まれている。また、シールケース22には、フランジ部25から外輪15の内径面に向かう小径円筒部23bに、固定手段である第2の方向のボルト33が車軸11の径方向外方に突出して固定されている。1本のボルト33には、センサ30の底部に形成されたフランジ部34に挿通されてから、固定手段である緩み止めナット35がねじ込まれている。なお、これらのボルト29,29,33は、溶接や、ネジ止めした後接着剤で固定するようにしたもの等、堅牢な形でシールケース22に固定されれれば、いずれの方法であってもよい。
緩み止めナット32,32,35は、雌ねじ部の端部に、弾性を有するフリクションリングを組み込んだUナットである(Uナットは(株)富士精密の登録商標。)。緩み止めナット32,32,35は、ボルト29,29,33に対して十分にねじ込まれた状態で、フリクションリングがボルト29,29,33の雄ねじを押圧することにより、自由回転を阻止して緩みを防止することができる。
センサ30は、センサ筐体36の側部に一対のフランジ部31,31が形成されているとともに、センサ筐体36の底部にフランジ部34が形成されている。フランジ部31,31には、ねじ孔37,37が形成され、フランジ部34には、ねじ孔38が形成されている。センサ30は、シールケース22において第1方向に突出した一対のボルト29,29にフランジ部31,31のねじ孔37,37が挿通されてから、緩め止めナット32,32がねじ込まれ、シールケース22において第2方向に突出したボルト33にフランジ部34のねじ孔38が挿通されてから、緩め止めナット35がねじ込まれることにより、シールケース22に固定されている。
センサ30は、センサ筐体36に速度検出素子、温度検出素子、加速度検出素子(振動検出素子)を内蔵しており、センサ付軸受装置10の運転状況を高精度で検出する。速度検出素子は、車軸11に固定された軸ナット39に非接触で対向配置されている。軸ナット39は、車軸端部材40を介して車軸11にボルト固定されており、外径面に速度検出用の歯部41が形成されており、歯部41は速度検出素子と所定の隙間を持って配置される。速度検出素子は、軸ナット39に形成された歯部41が回転することで、車軸11の回転を計測して、例えばパルス状の電気信号を発生する。発生した電気信号は、出力ケーブル42を通じて制御回路(不図示)に送られて監視される。なお、43は、出力ケーブル42のコネクタを表している。温度検出素子は、円すいころ18、外輪15、内輪17付近における雰囲気温度を常時測定して制御回路に与えることにより、潤滑剤切れ等による焼付きの発生を防止する。加速度検出素子は、円すいころ18、外輪15、内輪17に与えられた振動成分を電気信号に変換して制御回路に送ることにより、軸受の剥離、傷等の異常や、車輪の偏摩耗等の検出を行う。なお、加速度検出素子は、車軸11の軸方向及び径方向の振動成分を検出しても良いが、本発明のように接触角を有する軸受においては、軸方向の振動を検出するのが好ましい。
センサ30のセンサ筐体36は、A2017、A2024,A5056,A6061,A7075等のアルミニウム合金にアルマイト処理が施されたアルミニウム合金製のものからなる。アルミニウム合金製のセンサ筐体36は、プラスチック製のものに比べて機械的強度に優れており、鉄製のものに比べて軽量であるために、センサ筐体36が取り付けられるシールケース22に負担をかけることがない。また、アルミニウム合金製のセンサ筐体36はプラスチック製のものと比べて、熱伝導率が良好なので、軸受温度の測定を精度良く行うことができる。また、センサ筐体36は、アルミニウム合金にアルマイト処理等の表面処理が施されているために、アルミニウムの防食性をさらに高めることができる。なお、表面処理はアルマイト処理以外の通常のメッキ処理等でも良いが、アルマイト処理等の陽極酸化処理を用いた表面処理の方が被膜特性に優れている。
上記のようにセンサ30は、第1の方向である車軸11の軸方向の2本のボルト29,29にねじ込まれた緩み止めナット32,32と、第2の方向である車軸11の軸方向に直交した方向のボルト33にねじ込まれた緩み止めナット35と、による少なくとも3ヶ所の固定手段によってシールケース22に安定して固定することができる。これにより、センサ30に位置ずれを生ずることがなくなり、速度検出用回転体39との所定の隙間に誤差を生じないので、精度良く検出を行うことができる。また、ボルト33が、車軸11の軸方向に対して直角方向に配置されているために、センサ30における車軸11の軸方向への位置ずれを無くすことができる。また、緩み止めナット32,32,35を用いているために緩むことがない。
また、軸受組立時や、センサ30を未装着での運搬時において、ボルト29,29,33におけるねじ山の潰れや曲がりを防止するため、図3に示すような保護カバー44が用いられている。
保護カバー44は、生分解性樹脂によって形成されており、四角柱形状に形成された基部45と、基部45の端部から突出した一対の腕部46とを有する。基部45の中央部には、シールケース22において第2の方向に突出したボルト33に対応して丸孔形状に形成された横孔47が形成されている。また、腕部46の先端部には、シールケース22において第1の方向に突出したボルト29,29に対応してU字形状に端部を開放した一対の縦溝48,48が形成されている。保護カバー44の材料である生分解性樹脂は、例えばトウモロコシ澱粉を主成分として、化学分解促進剤等を添加して製造されている。そのため、保護カバー44は、自然界の太陽光による光分解、温度による酸化分解、湿度や加水による加水分解、バクテリアや菌類による微生物分解、等の作用を受け、土壌へと同化されることにより地球環境を保護することができる。
保護カバー44は、横孔47をボルト33に挿通してから、縦溝48,48内にボルト29,29を収容してシールケース22に組み付けられて運搬される。このとき、横孔47は、ボルト33とのはめあい面に弾性変形による締め代が確保されているために、シールケース22に弾性的に嵌め付けられる。これにより、ボルト29,29,33が他の部材に衝突してねじ山が潰れたり曲がったりするのを防止してボルト29,29,33の品質を保障することができる。なお、保護カバー44の形状及び材質は、図示したものに限定されず、ボルト29,29,33に作用する力が緩衝できるものであればよい。
第1実施形態のセンサ付軸受装置10によれば、センサ30が、3本のボルト29,29,33と緩み止めナット32,32,35とによる少なくとも3ヶ所の固定手段によってシールケース22に固定される。そのため、センサ30の固定を安定させることができる。従って、センサ30が大きく位置ずれすることがなく、速度検出用回転体39との所定の隙間に誤差を生じないので、精度良く検出を行うことができる。また、ボルト33が、車軸11の軸方向に対して直角方向に配置されているために、センサ30における車軸11の軸方向への位置ずれを無くすことができるので、センサ11の固定を安定させることができる。また、緩み止めナット32,32,35を用いているために、一旦ねじ込まれたら緩まないので、センサ30の固定を確実に行うことができる。
また、第1実施形態のセンサ付軸受装置10によれば、センサ30の取り付け前に、ボルト29,29,33を保護する保護カバー44がシールケース22に取り付けられているために、ボルト29,29,33が他の部材に衝突してねじ山が潰れたり曲がったりするのを防止してボルト29,29,33の品質を保障することができる。また、保護カバー44が、生分解性樹脂によって作成されているために、地球環境に配慮したものとなる。
また、第1実施形態のセンサ付軸受装置10によれば、速度検出素子、温度検出素子、加速度検出素子を内包するセンサ筐体36がアルミニウム合金からなる。そのため、アルミニウム合金からなるセンサ筐体36はプラスチック製のものに比べて強固であるとともに鉄製のものに比べて軽量であるために、センサ筐体36が取り付けられるシールケース22に対する負担が低減される。また、熱伝導率が良好であることにより軸受温度を精度良く測定することができる。また、アルミニウム合金製のケース22に、アルマイト処理やメッキ処理等の表面処理が施されているので、防食性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のセンサ付軸受装置について図4,図5を参照して説明する。図4は本発明に係る第2実施形態のセンサ付軸受装置を示すセンサ周りの正面図、図5は図4に示したセンサ付軸受装置の縦断面図、なお、第1実施形態と同一または同等部分については、同一の符号を付し、説明を省略或いは簡略化する。
図4,図5に示すように、第2実施形態のセンサ付軸受装置50は、車軸11の端部に前蓋51がボルト固定されており、前蓋51の外径面に速度検出用の歯部52が形成されている。歯部52は、センサ30に対して所定の隙間を置いて非接触で対向配置されている。
第2実施形態のセンサ付軸受装置50によれば、車軸11の端部に固定された前蓋51に速度検出用の歯部52が固定され、軸受周りの軸方向長さを短くすることができるために、コンパクト化を図って省スペースに対処することができる。また、回転速度検出用の歯部を設ける軸ナットを用いることなく、前蓋51が速度検出用回転体の機能を有するために、全体の重量を軽くすることができるので、ばね下重量の減少を図ることができる。また、センサ30の初期調整が必要な際に、邪魔な部材がないために、前蓋51との調整を簡単に行うことができる。その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のセンサ付軸受装置について図6を参照して説明する。図6は本発明に係る第3実施形態のセンサ付軸受装置を示すセンサ周りの縦断面図である。なお、第1,第2実施形態と同一または同等部分については、同一の符号を付し、説明を省略或いは簡略化する。
図6に示すように、第3実施形態のセンサ付軸受装置60は、第1及び第2実施形態のボルト33と緩み止めナット35に加え、シールケース22とシール手段であるラビリンスシール28との間に配置された一対の雌ねじ部材61,61(図6では、一方のみ図示。)と、センサ30のセンサ筐体36の内側で円周方向に離れた位置で雌ねじ部材61,61に向けて挿通された2本のボルト62,62(図6では、一方のみ図示。)と、が固定手段を構成する。
雌ねじ部材61,61は、緩み止めナットと同等の機能を有するナット部材であり、雌ねじ部分が、シールケース22のフランジ部25に形成されたねじ孔63,63(図6では、一方のみ図示。)に一致してシールケース22の内周側に固定されている。
ボルト62,62は、センサ30のセンサ筐体36に挿通されることによって、第1の方向である車軸11の軸方向に配置されている。
センサ付軸受装置60では、センサ30の側部に突出した2本のボルト62,62をフランジ部25のねじ孔63,63に挿通しつつ、第2の方向である主軸11の軸方向に直交した方向にシールケース22から突出しているボルト33に、センサ30の底部に形成されたフランジ部34のねじ孔38を挿通する。そして、2本のボルト62,62を一対の雌ねじ部材61,61にねじ込ませるとともに、緩み止めナット35をボルト33にねじ込ませることにより、センサ30を固定している。
センサ30は、速度検出素子64と、温度検出素子65と、振動検出素子66と、が基板67に固定されている。
速度検出素子64は、速度検出用回転体39に非接触にして、センサ筐体36のセンサ孔68内に配されている。なお、回転方向を測定する場合は、1つのセンサ筐体36内に速度信号パルスが約90度位相になる位置に速度検出素子64を2つ配置すると良い。また、速度検出素子64を1つ有したものを2つ取り付けても同様の効果を得ることができる。この際、前記と同じように、速度信号のパルスが約90度位相になるように2つを配置するのが良い。
大部分の使用目的が回転速度の測定だけでよく、一部の軸受のみ回転方向を測定する必要がある場合は、速度検出素子64を1つ有するもののみを製作しておき、回転方向の測定が必要な軸受にのみ2つ取り付けることで回転速度と回転方向の測定が可能である。そうすれば、製作するセンサの種類を増やす必要がなく、低コスト化を実現できる。また、温度或いは振動検出が不要な場合は、基板67から温度検出素子65或いは振動検出素子66を取り外しての使用も可能であり、一種類の筐体でのバリエーションが可能である。
温度検出素子65は、センサ筐体36の側部に配置されている。このとき、シール手段が、非接触のシールであるラビリンスシール28であるために、発熱がなく、複列円すいころ軸受13の発熱を精度良く測定することができる。
振動検出素子66は、軸方向の振動を測定しているので、複列円すいころ軸受13の剥離等の異常振動を精度良く測定できるとともに、車軸11の偏摩耗も精度良く測定することができる。また、取付け位置(位相)は円周上の好きな場所に設定することができる。
第3実施形態のセンサ付軸受装置60によれば、センサ30が、2本のボルト62,62と2つの雌ねじ部材61,61、ボルト33と緩み止めナット35、とによる少なくとも3ヶ所の固定手段によってシールケース22に固定される。そのため、センサ30の固定を安定させることができる。従って、センサ30が大きく位置ずれすることがなく、速度検出用回転体39との所定の隙間に誤差を生じないので、精度良く検出を行うことができる。また、ボルト33が、車軸11の軸方向に対して直角方向に配置されているために、センサ30における車軸11の軸方向への位置ずれを無くすことができるので、センサ11の固定を安定させることができる。
また、固定手段として、シールケース22と別体に雌ねじ部材61,61を設けたので、雌ねじ部材61,61とセンサ30とによりシールケース22のフランジ部25を挟み込む構造としたので、ねじの緩みを生ずることなく、センサ30を確実に固定することができる。特に、本実施形態はシール手段としてラビリンスシールを用いているが、オイルシールがシールケース22の内側で円錐ころ軸受13の側方に配置されるような場合には、軸方向においてシールケース23とオイルシールとの間に雌ねじ部材61,16が配置されることになる。そのため、ねじ締結が緩んだとしても、雌ねじ部材61,61がオイルシールにより円すいころ軸受13内部に入ってしまうことがないので、円すいころ軸受13の損傷を防止することができる。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、軸受は、複列円すいころ軸受に限らず、その他、複列深溝玉軸受、アンギュラ玉軸受、円筒ころ軸受、等の各種転がり軸受を適用しても良い。
また、センサに内蔵される検出素子は特に限定されず、軸受装置の運転状況を高い精度で監視する上で、速度検出素子、温度検出素子、加速度検出素子の少なくとも一つを含んでいることが望ましい。
さらに、本実施形態では、センサの取り付け位置を車軸の下方としたが、軸箱及び軸箱周辺との干渉がなければ、車軸周りのいずれの位置に配置されてもよい。
本発明に係る第1実施形態のセンサ付軸受装置を示すセンサ周りの正面図である。 図1に示したセンサ付軸受装置の縦断面図である。 図1に示したセンサ付軸受装置に用いられる保護カバーの外観斜視図である。 本発明に係る第2実施形態のセンサ付軸受装置を示すセンサ周りの正面図である。 図4に示したセンサ付軸受装置の縦断面図である。 は本発明に係る第3実施形態のセンサ付軸受装置を示すセンサ周りの縦断面図である。 従来のセンサ付軸受装置の断面図である。 (a)は従来のセンサ付軸受装置におけるセンサの取付け状態の正面図、(b)は(a)のセンサにおける位置ずれの説明図である。
符号の説明
10,50,60 センサ付軸受装置
11 車軸
12 軸受箱
13 円すいころ軸受(軸受)
15 外輪
22 シールケース
28 ラビリンスシール(シール手段)
29 ボルト(固定手段)
30 センサ
32 緩み止めナット(固定手段)
33 ボルト(固定手段)
35 緩み止めナット(固定手段)
36 センサ筐体
42 保護カバー
51 前蓋
52 歯部
61 雌ねじ部材(固定手段)
62 ボルト(固定手段)
64 速度検出素子
65 温度検出素子
66 加速度検出素子

Claims (9)

  1. 軸受の外輪に取り付けられたシールケースと、該シールケース内に設けられたシール手段と、軸受装置の運転状態を検出するセンサと、該センサを前記シールケースに固定するための少なくとも3ヶ所の固定手段と、を備え
    前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも2ヶ所は周方向に間隔をあけて配設され車軸の軸方向に固定する固定手段であり、
    前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも1ヵ所は周方向で前記2ヶ所のほぼ中央に配設され前記車軸の軸方向に対して直角方向に固定する固定手段であることを特徴とするセンサ付車軸軸受装置。
  2. 軸受の外輪に取り付けられたシールケースと、該シールケース内に設けられたシール手段と、軸受装置の運転状態を検出するセンサと、該センサを前記シールケースに固定するための少なくとも3ヶ所の固定手段と、を備え、
    前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも2ヶ所は車軸の軸方向に固定する固定手段であり、
    前記少なくとも3ヶ所の固定手段のうち少なくとも1ヵ所は前記車軸の軸方向に対して直角方向に固定する固定手段であり、
    前記センサはセンサ筐体を有し、
    前記センサ筐体には、側部に形成された一対のフランジ部と底部に形成されたフランジ部を有し、
    前記側部に形成された一対のフランジ部を前記少なくとも2ヶ所の固定手段で前記シールケースに固定し、
    前記底部に形成されたフランジ部を前記少なくとも1ヶ所の固定手段で前記シールケースに固定することを特徴とするセンサ付車軸軸受装置。
  3. 前記固定手段は、前記シールケースと前記シール手段との間に配置された雌ねじ部材を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ付車軸軸受装置。
  4. 前記固定手段は、緩み止めナットを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
  5. 前記センサは、アルミニウム合金からなるセンサ筐体を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
  6. 前記アルミニウム合金は、表面処理が施されたことを特徴とする請求項5に記載のセンサ付車軸軸受装置。
  7. 前記車軸の端部には軸ナットが固定されており、該軸ナットには、前記センサに非接触に配置された速度検出用の歯部が形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
  8. 前記センサの取り付け前に、前記センサには前記固定手段を保護する保護カバーが取り付けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のセンサ付車軸軸受装置。
  9. 前記保護カバーは、生分解性樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項8に記載のセンサ付車軸軸受装置。
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