JP4258252B2 - 芳香剤包装材料 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、固形状や顆粒状や液体状などの芳香剤を収容包装した包装体から、剥離性フィルムを剥離することにより、包装体側に気体透過性のあるフィルムを残して剥離できる芳香剤包装材料及び芳香剤容器用蓋料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、芳香剤包装用の容器としては、ガスバリア性のあるガラス製やプラスチック製などのボトル状、カップ状、トレー状など各種形状の容器の開口部に紙や不織布製の通気性シートや樹脂製の通気性シートによるインナー蓋材を被せて熱融着シールし、その開口部に、ガスバリア性のある密封性のプラスチックキャップを施蓋密封した芳香剤入り容器などが用いられている。
【0003】
また、通気性シートやフィルムを用いて製袋し、芳香剤を入れて包装した複数の小袋を、ガスバリア性樹脂フィルムを用いて製袋したパウチ内に収容して密封シール包装した芳香剤入り容器などがある。
【0004】
また近年では、一般に芳香剤を包装するためのプラスチック容器や、容器の開口部を密封シールするシール蓋材(シート)あるいは密封性パウチに用いる包装材料としては、香気が容器の外に蒸散して芳香剤が劣化しないように長期保存性を考慮して、樹脂フィルム製の包装材料の中間層に、ガスバリア性のアルミニウム箔や、酸化ケイ素や酸化アルミニウム等の金属酸化物を蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムを保香性層として積層したガスバリア性の複合積層材料が用いられている。
【0005】
このガスバリア性の複合積層材料は、特に芳香剤を容器内に収容した状態で使用する形態の簡易容器の蓋材に多用されており、蓋材の表面層にガスバリア性のアルミニウム層を保香性層として適用した易剥離性のガスバリア性複合積層材料として使用されている。
【0006】
この易剥離性のガスバリア性複合積層材料は、使用前の保管中は、保香性層による保香性により香気の蒸散は防止され、使用する際には、容器蓋材表面側にある保香性フィルム層を剥離することにより、容器開口部側に積層材料の非ガスバリア性(通気性)の残留蓋材フィルムである非保香性フィルム(シーラント)が残るようになっており、容器側に残留した非保香性フィルムを通して芳香剤の香気を蒸散できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記ガスバリア性複合積層材料の保香性フィルム層と非保香性フィルム層との層間は、使用する際に容易に剥離できるように、易剥離性の接着剤を介して積層接着しているために、容器内の芳香剤の蒸気が、非保香性フィルムを通して接着剤を劣化させたり、保香性フィルム層と非保香性フィルム層との間でデラミネーションが発生して、蓋材の保香性フィルム層と非保香性フィルム層との界面に不規則な剥離領域や空隙が発生したり、陳列保管中や運搬中に、保香性フィルム層が非保香性フィルム層から完全に剥離して、容器外への芳香剤の蒸散損失や劣化が発生して、容器の保存機能にダメージを与え、芳香剤の製品品質に悪い影響を及ぼす心配があった。
【0008】
本発明は、保香性層と非保香性フィルム層との間でのデラミネーションを抑制するとともに、たとえデラミネーションが発生しても、容器の保存機能にダメージを与えることなく、芳香剤の製品品質に対する悪影響を及ぼさないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、保香性フィルム層3と接着剤層4とガスバリア性樹脂層41と剥離性樹脂層5と非保香性フィルム層6とをこの順に積層し、保香性フィルム層3と接着剤層4とガスバリア性樹脂層41とを、前記剥離性樹脂層5を介して非保香性フィルム層6から易剥離可能に積層し
前記ガスバリア性樹脂層41と剥離性樹脂層5との間にナイロン樹脂層42を備え、
前記ガスバリア性樹脂層41及びナイロン樹脂層42及び剥離性樹脂層5の三層と、非
保香性フィルム層6とを共押し出しラミネートにてこの順に積層し
前記ガスバリア性樹脂層41がエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂からなり、
前記剥離性樹脂層5が凝集易剥離性樹脂からなることを特徴とする芳香剤包装材料である。
【0019】
本発明の請求項に係る発明は、上記請求項1項に係る芳香剤包装材料において、前記保香性フィルム層3の外面に印刷基材層2を積層したことを特徴とする芳香剤包装材料である。
【0020】
本発明の請求項に係る発明は、上記請求項1又は2項に係る芳香剤包装材料を、芳香剤包装容器の蓋材に用いることを特徴とする芳香剤包装材料である。
【0021】
本発明の請求項に係る発明は、上記請求項1乃至請求項のいずれか1項に係る芳香剤包装材料を、芳香剤包装袋の全部若しくは一部に用いることを特徴とする芳香剤包装材料である。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の芳香剤包装材料の実施の形態は、図1の積層断面図に示すように、保香性フィルム層3と接着剤層4とガスバリア性樹脂層41と剥離性樹脂層5と非保香性フィルム層6(シーラント層)とをこの順に積層したもので、保香性フィルム層3とガスバリア性樹脂層41との間は接着剤層4により接着されているもので、保香性フィルム層3及びガスバリア性樹脂層41と、非保香性フィルム層6とを、前記剥離性樹脂層5を介して易剥離可能にしたものである。
【0023】
前記保香性フィルム層3に使用するフィルムとしては、ガスバリア性のあるアルミニウム箔あるいは酸化ケイ素や酸化アルミニウム等の金属酸化物を蒸着した金属酸化物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムが用いられ、また、前記ガスバリア性樹脂層41としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)が用いられ、また、ガスバリア性樹脂層41と剥離性樹脂層5との間にはナイロン樹脂層42(NY)が積層される。
【0024】
また、前記非保香性フィルム層6としては、直鎖型低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、又はポリプロピレン樹脂(PP)が用いられる。
【0025】
前記剥離性樹脂層5としては、該樹脂層5の層内における凝集力に抗して、その層内を二分割状態に容易に引き裂くことができるような凝集易剥離性樹脂を用いることができる。
【0028】
本発明の芳香剤包装材料は、前記ガスバリア性樹脂層41及びナイロン樹脂層42及び剥離性樹脂層5の三層と非保香性フィルム層6とを、4種4層の共押し出しラミネート機にて、この順に積層してラミネートすることができ、その後に、このようにして得られた積層材料の前記ガスバリア性樹脂層41の表面に、例えばウレタン系の接着剤層4を介して、印刷基材層2と中間層として保香性フィルム層3とを積層ラミネートして形成することができる。
【0029】
本発明の芳香剤包装材料の前記保香性フィルム層3の外面には、ポリエチレンテレフタレートフィルム、あるいは坪量85g/m2 程度の片面アート紙などの印刷基材層2を積層することができ、該印刷基材層2の表面若しくは裏面側には容器の包装内容に関する適宜なる情報を印刷表示することができる。また、保香性フィルム層として、酸化ケイ素や酸化アルミニウム等の金属酸化物を蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた場合、このフィルムに直接、美麗な印刷層を形成することも可能である。
【0030】
本発明の芳香剤包装材料の用途としては、例えば、芳香剤を包装する容器の蓋材の材料に用いることができ、あるいは芳香剤包装袋を製袋するための全部若しくは一部の製袋用材料として用いることができる。
【0031】
図2(A)は、本発明の芳香剤包装材料を、芳香剤を収容したプラスチック製のトレー状容器30の密封用蓋材20として使用した場合の斜視図、(B)はその側断面図であり、図3(A)は、本発明の芳香剤包装材料を、芳香剤を収容したプラスチック製のカップ状容器30の密封用蓋材20として使用した場合の斜視図、(B)はその側断面図である。
【0032】
図2(A)、(B)、又は図3(A)、(B)に示すように、芳香剤を収容した容器30のフランジ部32に、蓋材20の周辺部22を非保香性フィルム層6にて熱融着して密封したものであり、例えば、容器30のフランジ部32がポリエチレン樹脂製である場合には、芳香剤包装材料の非保香性フィルム層6(シーラント層)に直鎖型低密度ポリエチレン樹脂を用いたヒートシール性の良好な蓋材20を用いるものであり、容器30のフランジ部32がポリプロピレン樹脂製である場合は、芳香剤包装材料の非保香性フィルム層6(シーラント層)にポリプロピレン樹脂を用いたヒートシール性の良好な蓋材20を用いるものである。
【0033】
そして、例えば、蓋材20の一部周辺部22に摘み部24(必要に応じてその周辺部22から突出する摘み部24)を設け、該周辺部22と摘み部24との間には、非保香性フィルム層6を切断する切れ目線aを設ける。
【0034】
このような容器30内の芳香剤は、蓋材20の保香性フィルム層3とガスバリア性樹脂層41によって芳香剤の香気が容器外側に蒸散せずに密封状態が保持できる。
【0035】
容器30内の芳香剤を容器外側に蒸散させて使用する際には、図2(B)、又は図3(B)に示すように、蓋材20の摘み部24を摘んで引っ張り上げることにより、容器30側に通気性の非保香性フィルム層6が残った状態で、保香性フィルム層3、ガスバリア性樹脂層41、ナイロン樹脂層42を剥離することができ、容器30内に収容した芳香剤の香気を非保香性フィルム層6を通して外側に蒸散させることができる。
【0036】
また、図4は、本発明の芳香剤包装材料を、芳香剤を収容したトレー状容器30を外側から密封包装するためのプラスチックフィルム製のパウチ61の製袋用材料の全部又は一部として使用した場合の斜視図、図5は、本発明の芳香剤包装材料を、芳香剤を収容した1個乃至複数個の分包体51(小袋)を密封包装するためのプラスチックフィルム製のパウチ61の製袋用材料の全部又は一部として使用した場合の斜視図である。
【0037】
図4に示す芳香剤を収容したトレー状容器30は、そのフランジ部32にシート状蓋材51の周辺部52をヒートシールして収容包装したものであるが、容器30本体及び/又は蓋材51は、必ずしもプラスチック製である必要はなく、単なる紙製であってもよく、また、ガスバリア性を備えている必要もなく、密封包装されている必要もない。
【0038】
また、図5に示す芳香剤を収容した分包体51は、必ずしもプラスチックフィルム製である必要はなく、単なる紙製であってもよく、また、ガスバリア性を備えている必要もなく、密封包装されている必要もない。
【0039】
本発明の芳香剤包装材料を用いて製袋したパウチ61、又は本発明の芳香剤包装材料とガスバリア性のある他のプラスチックフィルム材料とを併用して製袋したパウチ61内に、図4、図5に示す芳香剤を収容した容器30又は分包体51を装填して密封シール包装することにより、容器30又は分包体51内の芳香剤は、芳香剤包装材料の蓋材20の保香性フィルム層3とガスバリア性樹脂層41、又は本発明の芳香剤包装材料の蓋材20の保香性フィルム層3とガスバリア性樹脂層41と、ガスバリア性の他のプラスチックフィルム材料によって、芳香剤の香気を容器外側に蒸散させずに密封状態を保持できる。
【0040】
そして、図4、図5に示す容器30又は分包体51内の芳香剤を容器外側に蒸散させて使用する際には、密封シールしたパウチ61における本発明の芳香剤包装材料にて製袋した部分の端部(又は摘み部、必要に応じてその端部から突出する摘み部)を摘んで引っ張り上げることにより、パウチ61側に通気性の非保香性フィルム層6が残った状態で、保香性フィルム層3、ガスバリア性樹脂層41、ナイロン樹脂層42を剥離することができ、パウチ61内に収容した容器30又は分包体51内の芳香剤の香気を非保香性フィルム層6を通して外側に蒸散させることができる。
【0041】
なお、上記パウチ61の製袋材料に、本発明の芳香剤包装材料とガスバリア性のある他のプラスチックフィルム材料とを併用する場合において、本発明の芳香剤包装材料の非保香性フィルム層6(シーラント層)に直鎖型低密度ポリエチレン樹脂を用いる場合には、ガスバリア性のある他のプラスチックフィルム材料のシーラント層にはポリエチレン樹脂を用い、本発明の芳香剤包装材料の非保香性フィルム層6(シーラント層)にポリプロピレン樹脂を用いる場合には、ガスバリア性のある他のプラスチックフィルム材料のシーラント層にはポリプロピレン樹脂を用いることが望ましい。
【0042】
【実施例】
本発明の芳香剤包装材料の積層構成の具体的実施例を下記に示す。
【0043】
(積層構成材料)
▲1▼印刷基材層
ポリエチレンテレフタレートフィルム:12μm
▲2▼印刷基材層と保香性(ガスバリア性)フィルム層との間の接着剤層
ウレタン系接着剤(5g/m2
▲3▼保香性(ガスバリア性)フィルム層
アルミニウム箔(7〜9μm)
▲4▼保香性(ガスバリア性)フィルム層とEVOH層との間の接着剤層
ウレタン系接着剤(5g/m2
▲5▼共押し出し積層材料
EVOH(厚さ15μm)/NY(厚さ15μm)/ウレタン系接着剤/凝集易剥離性樹脂(ポリエチレン樹脂厚さ30μm)/LLDPE(厚さ20μm
7▼共押し出し積層材料
EVOH(厚さ15μm)/NY(厚さ15μm)/ウレタン系接着剤/凝集易剥離性樹脂(PP厚さ30μm)/PP(厚さ25μm
【0044】
<実施例1>
▲1▼/▲2▼/▲3▼/▲4▼/▲5▼
【0046】
<実施例
▲1▼/▲2▼/▲3▼/▲4▼/▲7▼
【0048】
【発明の効果】
本発明の芳香剤包装材料は、保香性フィルム層と接着剤層とガスバリア性樹脂層と剥離性樹脂層と非保香性フィルム層とをこの順に積層し、保香性フィルム層と接着剤層とガスバリア性樹脂層とを、前記剥離性樹脂層を介して非保香性フィルム層から易剥離可能に積層したものであり、非保香性フィルム層を通して接着剤層方向に移行する容器内の固形状や顆粒状やゼリー状などの芳香剤から気化する芳香蒸気を、保香性フィルム層を接着している接着剤層と非保香性フィルム層との間に介在しているガスバリア性樹脂層によって遮断することができ、保香性フィルム層とガスバリア性樹脂層とを接着している接着剤の劣化を防止できる効果がある。
【0049】
そのため、保香性フィルム層とガスバリア性樹脂層との間のデラミネーションの発生を回避でき、保香性フィルム層とガスバリア性樹脂層との界面に不規則な剥離領域や空隙が発生したり、陳列保管中や運搬中に、保香性フィルム層がガスバリア性樹脂層から完全に剥離するような現象を防止することができる。また本発明の芳香剤包装材料は、芳香剤用の包装材料に限定されることなく、気化性の消臭剤や防虫剤などを包装する包装材料としても利用展開が可能である。
【0050】
また、たとえ保香性フィルム層とガスバリア性樹脂層との間でデラミネーションが発生して、保香性フィルム層とガスバリア性樹脂層との界面に不規則な剥離領域や空隙が発生したとしても、非保香性フィルム層側にはガスバリア性樹脂層が残るため、容器の保香機能にダメージを与えることなく、芳香剤の製品品質に対する悪影響を及ぼさない効果がある。
【0051】
また、本発明の芳香剤包装材料は、エチレン−ビニルアルコール共重合体によるガスバリア性樹脂層と非保香性フィルム層との間にナイロン樹脂層を備えており、ガスバリア性樹脂層とナイロン樹脂層とにより材料のエッジ切れを防止する効果が付加されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の芳香剤包装材料の実施の形態を説明する積層断面図。
【図2】(A)は本発明の芳香剤包装材料を、トレー状容器の蓋材として使用した場合の斜視図、(B)はその側断面図。
【図3】(A)は本発明の芳香剤包装材料を、カップ状容器の蓋材として使用した場合の斜視図、(B)はその側断面図。
【図4】本発明の芳香剤包装材料を、パウチ容器として使用した場合の一例を示す斜視図。
【図5】本発明の芳香剤包装材料を、パウチ容器として使用した場合の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…芳香剤包装材料 2…印刷基材層 3…保香性フィルム層
41…ガスバリア性樹脂層 42…ナイロン樹脂層 5…剥離性樹脂層
6…非保香性フィルム層
20…蓋材 24…摘み部 30…容器 32…フランジ部
50…蓋材 51…分包体 61…パウチ

Claims (4)

  1. 保香性フィルム層と接着剤層とガスバリア性樹脂層と剥離性樹脂層と非保香性フィルム層とをこの順に積層し、保香性フィルム層と接着剤層とガスバリア性樹脂層とを、前記剥離性樹脂層を介して非保香性フィルム層から易剥離可能に積層し
    前記ガスバリア性樹脂層と剥離性樹脂層との間にナイロン樹脂層を備え、
    前記ガスバリア性樹脂層及びナイロン樹脂層及び剥離性樹脂層の三層と、非保香性フィルム層とを共押し出しラミネートにてこの順に積層し
    前記ガスバリア性樹脂層がエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂からなり、
    前記剥離性樹脂層が凝集易剥離性樹脂からなることを特徴とする芳香剤包装材料。
  2. 請求項1項記載の芳香剤包装材料において、前記保香性フィルム層の外面に印刷基材層を積層したことを特徴とする芳香剤包装材料。
  3. 請求項1又は2項記載の芳香剤包装材料を、芳香剤包装容器の蓋材に用いることを特徴とする芳香剤包装材料。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の芳香剤包装材料を、芳香剤包装袋の全部若しくは一部に用いることを特徴とする芳香剤包装材料。
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