JP4256510B2 - サンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサンドブラスト後の被加工物たる加工基板30のクリーニング方法として、図6に示すようにサンドブラスト加工室43の加工基板30の搬送方向下流側に噴射空気ブロー室44を設け、該部で加工基板30上の研磨材及び切削屑等の塵埃を吹き払い集塵するようにしていた。
【0003】
すなわち、加工室43内の4本のサンドブラストノズル50はノズル駆動装置52により同図紙面表裏(前後)方向に高速で往復移動するよう構成され、加工基板30は加工基板搬送用ローラー54上を同図紙面左から右に搬送され加工される。加工基板搬送用ローラー54を上方から下方へ通過した研磨材などはサイクロン41の負圧により加工室ホッパー42を介して回収され、塵埃は、集塵機40へ捕集される。
【0004】
他のエアブローノズル51にてエアーブローされ加工基板30上の研磨材及び切削屑等の塵埃が除去され、加工基板搬送用ローラー54を通過した塵埃などはサイクロン41の負圧により回収され、集塵機40へ捕集され、この加工基板30がエアブロー室44から排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この手段ではエアーブロー室44で吹き払った研磨材がエアーブロー室44内で舞い上がりエアーブロー後に研磨材等が加工基板30上に乗ってしまい加工基板30上の研磨材等を完全に除去することは不可能に近い。
【0006】
特に、最近は電子部品にサンドブラスト加工を行うことが多く、サンドブラスト加工後クリーンルームに入る場合もありサンドブラスト加工後の加工基板30に付着した研磨材等をできるだけ完全に除去する必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明サンドブラスト機における被加工物のクリーニングユニットは、上部開口面をダクトホース16を介して集塵機40に連通し、底面を開口したハウジング15内に、圧縮空気供給源に配管11を介して連通するエアーブローノズル12を装着し、前記ハウジング15の開口底面を被加工物に対して間隙を介して対峙すると共に、前記ハウジング15の開口底面に前記エアーブローノズル12の噴射開口面の幅方向対称位置に所定間隙を介して平行に被加工物30に対して傾斜する吸込板13を並設したことを特徴とする。
【0008】
前記吸込板13は、エアーブローノズル12の幅方向対称位置に5゜〜45゜好ましくは、約30゜の角度で加工基板30に対して傾斜し、所定間隙を介して平行に吸込板13を並設し、被加工物たる加工基板に対して前記ハウジング15の開口底面を好ましくは7mmの間隙を介して対峙して配置する。
【0009】
また、前記ハウジング15の側面に、例えば、ブラケット21を介して、このブラケット21にゴム又はスプリングなど弾性材料から成るクリーナ支持桿22を取り付け、スポンジなどの柔軟な材料から成るクリーナ23を取り付けることができる。
【0010】
したがって、ハウジングの中のエアーブローノズル12から噴射空気を噴射させスリットと平行に複数列設けた吸込板13から、前記噴射した空気をハウジング内に集塵機からの負圧により回収し、被加工物たる加工基板上に付着した研磨材と塵埃を除去する。強固に付着し噴射空気だけでは取れない汚れは前記ハウジングに取り付けたスポンジなどの柔軟材料からなるクリーナで擦過して除去することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本願発明の実施の形態を従来技術と同一の部分については、説明を省略して説明すると、図1において、サンドブラストノズル50は同図紙面表裏(前後)方向に高速で往復移動し、加工基板30は前記サンドブラストノズル50下方を前記サンドブラストノズル50の往復移動方向と直交方向すなわち同図紙面左から右に搬送されながら加工される。
【0012】
加工基板30の搬送方向最後尾のノズル50を加工基板30が通過後、直ちに加工室43内のエアブローノズル51にてエアーブローされ、さらに、搬送されてエアブロー室44に入る。エアーブロー44室に入るとクリーニングユニット10の下を通過する。クリーニングユニット10はサンドブラストノズル50と同じようにクリーニングユニット駆動装置53により同図紙面表裏(前後)方向に高速で移動する。
【0013】
クリーニングユニット10は、上部開口面を図1に示すダクトホース16を介して集塵機40に連通し、矩形の底面を開口したハウジング15内に、0. 05mm〜1. 5mmの噴射開口面の幅方向に比して長手方向が、大きい矩形などの形状の噴射ノズルを有するスリット型のエアーブローノズル12を装着し、前記ハウジング15の開口底面に、前記エアーブローノズル12の幅方向対称位置に5゜〜45゜好ましくは、約30゜の角度で加工基板30に対して傾斜し、所定間隙を介して平行に吸込板13を並設したもので、加工基板と距離が離れていると完全に噴射空気を捕集することができません。加工基板と前記ハウジング15の開口底面に設けた吸込板13の距離は集塵機40による負圧にもよるが、約10mm好ましくは7mm以下である。前記エアーブローノズル12の上端は、図示せざる圧縮空気供給源に配管11を介して連通している。
【0014】
図2〜図4に示すようにスリット型エアーブローノズル12から高圧空気を噴射すると、噴射空気のほとんどがエアーブローノズル12の噴射開口面に対し垂直方向に圧送され、噴射した空気は加工基板30と前記ハウジング15の開口底面との間で、上下に拡散しようとし、多列に設けられた吸込板13により集塵機40からの負圧で集塵容器を成すハウジング15に入り、噴射空気を拡散しながら集塵機40に吸い込まれる。噴射空気を吹きつけて取れる塵埃及び被加工物の機械的強度が弱く、異物との接触で損傷する対象の場合は、図2に示す構成により、加工基板に付着した研磨材や塵埃を除去する。
【0015】
図3に示す実施例は、現像時に加工基板の裏面にまわりこんだ現像液が乾燥し、そこに研磨材等が付着した場合等のエアーブローのみで落ちない汚れがある場合等に対応するもので、ハウジング15の側面にブラケット21及び該ブラケット21に設けたゴム又はスプリングなど弾性材料から成るクリーナ支持桿22に、例えばスポンジなどの柔軟な材料から成る円筒状のクリーナ23を取り付け、このクリーナ23を加工基板に接触させ研磨剤などを除去する。図3に示す構成は、図2の実施例においては、加工基板30の下面(裏面)に配置し、図2に示す構成を加工基板30の上面(表面)に配置している。
【0016】
また、スポンジ製クリーナ23は、図5に示すように、形状は任意であるが好ましくは、加工基板にあたる面がアール又はテーパーとし、加工基板がクリーナに当たったとき逃げやすい形状にする。これにより加工基板に付着した汚れは完全に除去される。
【0017】
実施例
加工目的: プラズマディスプレイ隔壁形成
加工ワーク: 42インチガラス基板上に低融点ガラスを塗布したもの
加工パターン: ライン幅120μm、ラインピッチ370μm
低融点ガラスの高さ180μm
使用した低融点ガラスペースト: 奥野製薬製G 3- 2141
使用したドライブィルム: 東京応化工業製BF- 603
基板とファイナブローユニットとの隙間: 5mm
エアブローノズルのスリット幅: 0. 2mm
エアブローノズルのスリット長さ: 30mm
エアブローの圧力:3kg/cm2
クリーナ材質: ブリジストン製ウレタンスポンジ
上面のクリーニングユニットはスポンジ製クリーナ無し
下面のクリーニングユニットはスポンジ製クリーナ有り
上記の条件でクリーニングユニット10からの噴射空気及び研磨材の飛び出しは無く、加工基板30上面はクリーニング後噴射空気を吹きつけても、変化が無い状態( 研磨材及び塵埃の飛散がない) レベルまでクリーニングされた。下面は手でこすって研磨材が手に付着しないレベルまでクリーニングされた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願クリーニングユニットを取り付けた装置の全体図
【図2】要部断面図
【図3】他の実施例を示す要部断面図
【図4】図3の断面斜視図
【図5】クリーナの複数の実施形態を示す斜視図
【図6】従来のクリーニングユニットを示す全体図
【符号の説明】
10 クリーニングユニット
11 噴射空気配管
13 吸込板
15 ハウジング
16 ダクトホース
21 ブラケット
22 クリーナ支持桿
23 クリーナ
30 加工基板
40 集塵機
41 サイクロン
42 加工室ホッパー
43 加工室
44 エアーブロー室
50 サンドブラストノズル
51 エアーブローノズル
52 ノズル駆動装置
53 クリーニングユニット駆動装置
54 加工基板搬送用ローラー

Claims (5)

  1. 上部開口面をダクトホースを介して集塵機に連通し、底面を開口したハウジング内に、圧縮空気供給源に配管を介して連通するエアーブローノズルを装着し、前記ハウジングの開口底面を被加工物に対して間隙を介して対峙すると共に、前記ハウジングの開口底面に前記エアーブローノズルの噴射開口面の幅方向対称位置に所定間隙を介して平行に被加工物に対して傾斜する吸込板を並設したことを特徴とするサンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット。
  2. 前記ハウジング底部開口面及び前記エアーブローノズルの噴射開口面は、矩形など幅方向に比して長手方向が大きい形状から成る請求項1記載のサンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット。
  3. 前記吸込板は、エアーブローノズルの幅方向対称位置に5゜〜45゜好ましくは、約30゜の角度で被加工物に対して傾斜し、所定間隙を介して平行に吸込板を並設し、被加工物に対して前記ハウジングの開口底面を好ましくは7mmの間隙を介して対峙して配置する請求項1記載のサンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット。
  4. 前記ハウジングの側面に柔軟な材料から成るクリーナを取り付けた請求項1記載のサンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット。
  5. 前記ハウジングの側面に設けたブラケットにゴム又はスプリングなど弾性材料から成るクリーナ支持桿を取り付け、該クリーナ支持桿に柔軟な材料から成るクリーナを取り付けた請求項4記載のサンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット。
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