JP4249499B2 - 経路探索方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、経路探索方法に係わり、特に、探索した誘導経路に沿って車両を目的地に誘導するナビゲーション装置の経路探索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ナビゲーション装置は、車両の走行に応じて車両位置周辺の地図をスクロール表示すると共に、目的地までの経路を探索して誘導経路を地図上に表示する。また、ナビゲーション装置は車両が誘導経路から外れると(オフルート)、目的地までの経路を再探索して該再探索経路を表示する。
【0003】
従来の経路探索では、図5に示すように交差点Pcの直前の車両位置(CMは車両位置マーク)で経路探索を行うと、該交差点での直進を優先させて経路誘導する。これは、発進後、直ぐに右左折させるとドライバを混乱させたりして危険であるからというものであった。しかし、交差点Pcでの直進を優先させると、探索した誘導経路が交差点Pcに戻ってくる周回ルートLPRを含むことがある。
【0004】
又、図6に示すように誘導経路RTを外れてオフルートした時、従来の経路再探索では、交差点Qcの手前で経路探索を行うと、該交差点での直進を優先させて経路誘導する。これは、車両速度を考慮して交差点Qcで右左折させると危険であるからという理由によるものであった。しかし、交差点Qcでの直進を優先させると、探索した誘導経路が交差点Qcに戻ってくる周回ルートLPR′を含むことがある。
特開平2001-141489号公報には、オフルート時に探索した復帰経路が所定距離以上であればセンターに最適復帰経路の再探索を要求するナビゲーションシステムが開示されている。
【特許文献1】
特開平2001-141489号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図5、図6に示すように、交差点直前で経路探索あるいは再経路探索させると、従来は、直進が優先になるため求まった誘導経路が該交差点に戻ってくる周回ルートを含むことがある。かかる場合には遠回りをせざるを得ない。この周回ルートの距離が短ければ未だよいが、長いこともあり問題である。前記特許文献の技術では復帰ルートが経路探索開始手前の交差点Pc,Qcに戻る場合についての解決策は何も示唆していない。
以上から本発明の目的は、探索した誘導経路上に、2度通過する交差点が存在する場合には、該交差点を起点、終点とするループ部分のないルートを誘導経路とすることにより無駄のない誘導経路を探索できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明によれば、探索した誘導経路に沿って車両を目的地に誘導するナビゲーション装置の経路探索方法において、探索した誘導経路上に、2度通過する交差点が存在するか調べ、存在する場合には、該交差点を起点、終点とするループ部分のないルートを誘導経路とする、ことにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
(A)本発明の概略
図1に示すように交差点Pcの直前の車両位置(CMは車両位置マーク)で経路探索を行う場合、注意すれば直進しなくても右左折して目的地に向かうことが可能である。また、図2に示すように走行中に誘導経路RTからオフルートして交差点Qcの手前で経路再探索を行う場合であっても交差点の信号に掴まって経路探索完了時に信号待ちになって停車している場合や走行速度を緩めてまだ交差点Qcを通過していない場合がある。かかる場合には、注意すれば直進しなくても右左折して目的地に向かうことが可能である。
【0008】
そこで、本発明では、探索した誘導経路上に、2度通過する交差点が存在するか調べ、存在する場合には(図1、図2の交差点Pc,Qc)、該交差点を起点、終点とするループ部分LPR,LPR′のないルートを誘導経路とする。なお、オフルートして走行中に再経路探索した場合には、車両が交差点に到達していないことを条件にしてループ部分LPR,LPR′のないルートを誘導経路とする。
【0009】
(B)ナビゲーション装置
図3は本発明の車載ナビゲーション装置の全体構成図である。地図情報記憶部11は地図データを記憶するDVDなどである。ディスプレイ装置12は車両の現在位置に応じた地図画像や車両位置マーク、誘導経路等を描画する。車両位置検出部13は、図示しないが、車両の進行方位を検出する振動ジャイロ等の方位センサと所定走行距離毎に1個のパルスを発生する距離センサとGPS衛星からの電波を受信して車両の絶対位置を測位するGPS受信機とを使って車両の現在位置(緯度、経度)を算出している。リモコンあるいは操作部14は、画面に表示されている各種メニューリストからメニューを選択したり、地図をスクロールする際に使用する。ナビゲーション制御部15は、(1) 地図データを用いた車両周辺の地図画像発生処理、(2) 経路探索処理、(3) オフルート時の経路再探索処理、(4)車両位置マークや誘導経路画像の発生処理などを行う。
【0010】
ナビゲーション制御部15において、リモコン制御部15aはリモコンの操作に応じた信号を受信して各部に指示する。地図画像描画部15bは車両位置データに基づき、現在地周辺で画面表示範囲より広い範囲の地図データを地図情報記憶部11から読み出し、該地図データに基づいてドットイメージの地図画像を発生する。誘導経路描画部15cは誘導経路探索処理により得られた出発地から目的地までの誘導経路データに基づいて誘導経路画像を発生する。ビデオRAM15dは地図画像及び誘導経路画像を記憶する。
地図画像描画部15bはディスプレイ画面の表示範囲がビデオRAM 15dの画像範囲を超えないように、車両の走行に従って、随時、ビデオRAM 15dを書き換え、また誘導経路描画部15cも車両の走行に応じて誘導経路画像を発生してビデオRAM 15dに記憶させるようになっている。
画像切り出し制御部15eは、車両の現在位置がディスプレイ画面の中心あるいは下部中央に位置するようにビデオRAM 15dから1画面分の地図画像を切り出す。切り出し位置は地図画像描画部15bから指示される。車両位置マーク発生部15fはディスプレイ画面の中心あるいは下部中央に車両位置マークを表示する。
【0011】
誘導経路探索部15gは、出発地(例えば車両現在位置)、目的地が入力されると地図情報に基づいて出発地から目的地までの誘導経路を探索する。また、誘導経路探索部15gは、車両位置が誘導経路上に存在するか常時監視しており、車両位置が誘導経路から外れると(オフルート)、現在位置から目的地までの経路を再探索する。誘導経路記憶部15hは出発地から目的地までの誘導経路を記憶する。合成部15iは、ビデオRAM15d、車両位置マーク発生部15fからそれぞれ読み出された地図画像及び誘導経路画像、車両位置マーク画像を合成してディスプレイ装置12に出力し、画像表示する。
【0012】
図4は誘導経路探索部15gの経路探索処理フローである。
目的地が入力されると、あるいは、オフルートすると、誘導経路探索部15gは車両現在位置から目的地までの経路を探索(ルート計算)する(ステップ101)。なお、車両位置から所定距離内に存在する交差点は直進するものとして経路探索をする。誘導経路が求まれば、同じ交差点を2度通過するかチェックする(ステップ102)。
【0013】
2度通過する交差点が存在しなければ、探索した経路を誘導経路として決定する(ステップ105)。
一方、ステップ102において、2度通過する交差点が存在すれば、車両位置が該交差点の手前に存在するか調べ(ステップ103)、交差点を通過していれば探索した経路を誘導経路として決定する(ステップ105)。
しかし、交差点を通過してなければ、該交差点を起点、終点とするループ部分のないルートを求める(ステップ104)。たとえば、ステップ101で求めてある誘導経路からループ部分を削除したルートを求め、該経路を誘導経路として決定する(ステップ105)。
【0014】
車両が停車している場合において経路探索が行われると、ステップ103では必ずYESとなり、ループ部分のない経路にしたがった誘導が行われる。又、オフルート時に経路再探索が行われると、信号で停車して交差点を通過していない場合、あるいは、オフルートに気づいて交差点手前で停車した場合は、ステップ103でYESとなり、ループ部分のない経路にしたがった誘導が行われる。
【0015】
【発明の効果】
以上本発明によれば、探索した誘導経路上に、2度通過する交差点が存在するか調べ、存在する場合、該交差点を起点、終点とするループ部分のないルートを誘導経路とするようにしたから、ループ部分のないルートを誘導経路とすることにより無駄のない誘導経路を探索して表示できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の概略説明図である。
【図2】本発明の第2の概略説明図である。
【図3】本発明の車載ナビゲーション装置の全体構成図である。
【図4】誘導経路探索部の経路探索処理フローである。
【図5】従来の経路探索の第1説明図である。
【図6】従来の経路探索の第2説明図である。
【符号の説明】
Pc 交差点
LPR ループ部分
CM 車両位置マーク
Claims (1)
- 探索した誘導経路に沿って車両を目的地に誘導するナビゲーション装置の経路探索方法において、
探索した経路上に、2度通過する交差点が存在するか調べ、
存在する場合、車両が前記交差点の手前に存在すれば、該交差点を起点、終点とするループ部分のないルートを誘導経路とし、該交差点を通過していれば前記探索した経路を誘導経路とする、
ことを特徴とする経路探索方法。
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