JP4242148B2 - 車両用スロープ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のスロープ部を有し、スロープ部を重ねた収納状態で車室内に搭載可能であるとともに、展開状態で車両から地上にスロープを下ろし車椅子等の出し入れを可能にするスロープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用スロープ装置としては、例えば、車椅子による乗降を容易にし車両後部に搭載できる折り畳み式のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなスロープ装置の構造としては、スロープ部のフロア部材に一般的にアルミニウム合金製の圧延材が用いられており、フロア部材の両サイド部は曲げ加工され車椅子の車輪の乗り越え防止が図られている。また、図に示すように、展開状態でのスロープの撓みを防止するための脚部150を設けたスロープ装置100も知られている。
【0003】
他の従来の車両用スロープ装置としては、複数のスロープ部がスライド可能に連結されたものが知られており、スロープ装置の収納時ではスロープ本体(バックドアロアー)に補助板を内蔵させて車両に搭載させ、補助板を引き出してスロープを形成するもの(例えば、特許文献2参照)や、車両の後端の床部を後下方へ傾斜させるとともに床部内からスロープ板を伸縮自在に張り出させてスロープを形成するもの(例えば、特許文献3参照)が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−86739号公報
【特許文献2】
特開2001−1836号公報
【特許文献3】
特開平11−123977号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の脚部を設けたスロープ装置においては、図に示すように、スロープ装置100の収納時では折り畳んで車室内の床に立たせた状態で車両後部に搭載されるが、一般的に脚部150はスロープ面から突出して固定されているため、脚部150が車両の後方(又は前方)に突出した状態となっている。即ち、スロープ装置100の厚さに脚部150の長さを加えた長さh2が、車室内4における車椅子3等の搭載スペースを制約することとなり、小型の車両に搭載することが困難になる恐れがあった。
【0006】
また、上記した従来技術である(例えば、特許文献2や特許文献3に示されるような)脚部を設けないタイプのスロープ装置を使用すれば、搭載スペースの制約は最小限に抑えられるが、スロープに荷重が付加されると、特にスロープ板の連結部付近で撓み変形が生じる恐れがあるため、スロープ板の強度を上げる必要があり、スロープ装置の重量増やコスト増に繋がるものであった。
【0007】
それゆえ、本発明は、以上の事情を背景になされたものであり、操作する人の作業性を良好にするとともに、スロープに荷重が付加された時の撓み変形を防止する構成でありながら、スロープ収納時では車両への搭載スペースを低減することが可能な車両用スロープ装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載のように、第1スロープ部と該第1スロープ部に連結された第2スロープ部を有し、第1スロープ部に第2スロープ部を重ねたスロープ収納状態で車室内に搭載可能であるとともに、第1スロープ部が第2スロープ部の車両側に隣接して配置されたスロープ展開状態で車両から地上に下ろし車椅子等の出し入れを可能にするスロープ装置において、第1スロープ部には脚部が回動可能に設けられており、スロープ展開状態で脚部は上端が第1スロープ部及び第2スロープ部を支持するとともに下端が地上に接する使用状態となり、スロープ収納状態では脚部は回動して第1スロープ部のスロープ面と同一平面上に位置する格納状態となることが可能に構成されていることを特徴とする車両用スロープ装置とした。
【0009】
本発明に係るスロープ装置によれば、スロープ展開状態では脚部は上端が第1スロープ部及び第2スロープ部を支持するとともに下端が地上に接する使用状態となるため、第1スロープ部と第2スロープ部のいずれか一方のみに荷重が付加されている場合でも、脚部によりスロープが支持されて、撓み変形を防止することができる。更に、スロープ収納状態では脚部は回動して第1スロープ部のスロープ面と同一平面に位置する格納状態となることが可能であるため、スロープ収納時における車両への搭載スペースを低減することができる。
【0010】
好ましくは、請求項2に記載のように、第2スロープ部は第1スロープ部にスライド可能に連結され、スロープ展開状態から第2スロープ部がスライドしてスロープ収納状態へ移行する時に脚部を使用状態から格納状態へ回動させる付勢手段を有し、スロープ収納状態から第2スロープ部がスライドしてスロープ展開状態へ移行する時には、第2スロープ部のスライドにより前記付勢手段の付勢力に抗して脚部が格納状態から使用状態へ回動させられる構成とすることが望ましい。これによれば、スロープ展開状態またはスロープ収納状態へ移行するための第2スロープ部の操作に連動して、それぞれ脚部が使用状態または格納状態に回動させられるため、操作する人の作業性を簡略化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用スロープ装置の実施の形態を、図面を用いて説明するスロープ装置を搭載した車両、スロープ装置1を展開した状態では、車体後部を開閉するドア2を開き車室内4に車椅子3積載するようになっている。車室内4のフロア後端に車椅子3を出し入れ可能にするスロープ装置1は、未使用時には収納された状態で起立させることにより車室内4側に搭載され、使用時にはスロープ装置1先端が地上に接しスロープ装置1全体の傾斜がゆるやかな形状になるように展開される。
【0012】
図2〜図4は、本発明に係る車両用スロープ装置の一実施形態を示した図である。図2はスロープ装置1が展開された状態、図3は第1スロープ部10に第2スロープ部20が収納された状態、図4は図3の状態から更に起立させられた状態を示している。図2〜図4に示すように、スロープ装置1は、展開状態で隣り合う車両側の第1スロープ部10と地上側の第2スロープ部20の2つのスロープ部を有している。
【0013】
第1スロープ部10は、スロープ幅方向の両端部でスライド方向(スロープ装置1の展開方向)に延在する第1レール部材11と、スロープ幅方向に延在する地上側のフロア部材12、複数の中間部のフロア部材13、及び車両側のフロア部材14から構成されている。同様に、第2スロープ部20は、スロープ幅方向の両端部でスライド方向に延在する第2レール部材21と、スロープ幅方向に延在する地上側のフロア部材22、複数の中間部のフロア部材23、及び車両側のフロア部材24から構成されている。
【0014】
第1スロープ部10のスロープ幅方向の両端部には、第1レール部材11と車室内4のフロア後端とを接続する伸縮自在なダンパー部材41が設けられており、図4に示すように、起立させた状態で保持できるようになっている。
【0015】
図5は、第1スロープ部10に第2スロープ部20が収納された状態における拡大断面図であり、図3のA−A断面図を示している。図5に示すように、第1スロープ部10に第2スロープ部20が収納された状態では、第1スロープ部10に構成されている2つの第1レール部材11の内側に、第2スロープ部20に構成されている2つの第2レール部材21が配置されている。
【0016】
第1スロープ部のフロア部材12、13,14、及び第2スロープ部のフロア部材22、23、24のスロープ幅方向の両端部は、それぞれ第1レール部材11及び第2レール部材21の長手方向に延在する溝11a、21aに嵌合されるとともに溶接又はビス止めにより固定されている。これらのフロア部材(12〜14、22〜24)の表面上を車椅子等が移動可能となっており、第1レール部材11及び第2レール部材21は、車椅子の脱輪を防止するようになっている。
【0017】
第1レール部材11には、スライド方向に延在するスライド溝11b及びスライド突状11cが形成されている。スライド溝11b及びスライド突状11cの地上側端部には、図5に示すように、樹脂材からなる摺動部材16が固定されており、第2レール部材21のスライド溝21b及びスライド突条21cと摺動可能になっている。反対に、第2レール部材21の車両側端部には、同様な摺動部材(図示せず)がスライド溝21b及びスライド突条21cに固定されており、スライド溝11b及びスライド突状11cと摺動可能になっている。
【0018】
つまり、第1レール部材11と第2レール部材21とのスライド方向に垂直な方向の間に、円滑にスライド可能とするための摺動部材16等が設けられており、言い換えれば、第2ロープ部20は、第1スロープ部10のスライド溝11bに、摺動部材16等を介して嵌め込まれている状態となっている。尚、摺動部材16等のスライド方向長さは、それぞれ約30mm程度としてある。
【0019】
第1スロープ部10の地上側のフロア部材12には、上方へ突出した係合部が一体的に形成されており、第2スロープ20の地上側のフロア部材22には、下方へ突出した係合部が一体的に形成されている。これらの係合部が互いに係合することにより、第2スロープ部20の第1スロープ部10に対するスライド方向車両側への移動を規制するようになっている。つまり、第2スロープ部20の収納状態における過剰スライドを防止するストッパ機構となっている。
【0020】
また、第2スロープ20の車両側のフロア部材24には、車両側端部が下方へ突出することによる係合部が一体的に形成されている。この係合部と、フロア部材12の係合部とが互いに係合することにより、第2スロープ部20の第1スロープ部10に対するスライド方向地上側への移動を規制するようになっている。つまり、第2スロープ部20の展開状態における過剰スライドを防止するストッパ機構となっている。
【0021】
第2スロープ部20の車両側のフロア部材24には、車両側端部上方を傾斜させた傾斜部が形成されており、車椅子が通過する際の段差を低減するようになっている。第2スロープ部20の地上側のフロア部材22には、地上側端部下方を傾斜させた傾斜部が形成されるとともに、フロア部材22の裏面にはゴム材からなる緩衝部材が固定されており、第2スロープ部20を地上に下ろしたときの接地状態が良好となるようになっている。
【0022】
フロア部材22の車両側の端面には凸部が、フロア部材22に隣り合うフロア部材23の地上側の短面には凹部が形成されており、互いに嵌合するようになっている。同様に、全てのフロア部材(12〜14、22〜24)の互いに対向する端面には、互いに嵌合するように凸部又は凹部が形成されている。
【0023】
フロア部材(12〜14、22〜24)は、それぞれアルミニウム合金の押出加工等により、前述した形状に加えて、スロープ装置1の表面側に位置する面には、スロープ幅方向に延びる滑り止め用の突起部や中空部が一体的に成形されている。
【0024】
図4に示すように、第1スロープ部10の車両側のフロア部材14と、車室内4のフロア後端に固定されているヒンジ43は、ピン42を中心として回転可能に接続されている。ヒンジ43は、アルミニウム合金の押出加工等により、嵌合溝や中空部が一体的に成形されている。
【0025】
図2に示すように、第2スロープ部20の地上側のフロア部材22には、展開状態におけるスライド方向の地上側端部で、スロープ幅方向の中央部に、ハンドル31が備えられている。
【0026】
次に、本発明のポイントである脚部について説明する。図2〜4に示すように、スロープ装置1には脚部50が設けられている。図6は、スロープ装置1がスロープ展開状態である図2のB視を拡大した側面図であり、脚部50の使用状態を示している。脚部50は、ヒンジ63を介して第1レール部材11の地上側端部の下面に回動可能に設けられている。ヒンジ63は、付勢手段であるバネ61を有しており、このバネ61の付勢力により脚部50は、ピン62を中心として上方(図6において反時計方向)に常時付勢されている。また、脚部50は、アルミニウム合金の押出加工等により、中空部(本実施形態では3個の中空部)が一体的に成形されている。
【0027】
図6に示すように、脚部50には、この使用状態における下端にゴム材からなる緩衝部材53が固定されている。脚部50は、この緩衝部材53を介して、地上Gに接する使用状態となる。脚部50の上端には、第1支持部51及び第2支持部52が形成されている。第1支持部51は、第1レール部材11の地上側端部の下面を支持しており、第2支持部52は、第2レール部材21の車両側を支持している。即ち、スロープ展開状態では、脚部50は上端(第1支持部51及び第2支持部52)が第1スロープ部10及び第2スロープ部20を支持するとともに下端(緩衝部材53)が地上Gに接する使用状態となる。
【0028】
図7は、スロープ装置1がスロープ展開状態である図2とスロープ収納状態である図3との間の移行中の状態における図3のC視を拡大した側面図である。図7に示すように、スロープ展開状態から第2スロープ部20が車両側へスライドしてスロープ収納状態へ移行する時には、脚部50の第2支持部52に接していた第2レール部材21がスライドして移動するので、バネ61の付勢力が開放されて脚部50を(図7における反時計方向に)回動させる。
【0029】
その後、第2スロープ部20のスライドが完了して、図3に示すようなスロープ収納状態になると、脚部50の第2支持部52は、第1レール部材11の地上側端部11dに当接して脚部50の回動は止まって、脚部50は第1スロープ部10のスロープ面と同一平面に位置する格納状態となる。図8は、スロープ装置1が図3のスロープ収納状態から更に起立させられた状態である図4のD視を拡大した側面図であり、脚部50の格納状態を示している。
【0030】
スロープ収納状態から第2スロープ部20が地上側へスライドしてスロープ展開状態へ移行する時には、第2スロープ部20のスライドにより、第2レール部材21の地上側端部がバネ61の付勢力に抗して脚部50が押し下げられる。即ち、脚部50は、格納状態から使用状態へ(図7における時計方向に)回動させられる。
【0031】
上記のように構成された本発明に係る車両用スロープ装置1によれば、スロープ展開状態では脚部50は上端の第1支持部51及び第2支持部52がそれぞれ第1スロープ部及び第2スロープ部を支持するとともに、下端の緩衝部材53が地上に接する使用状態となるため、第1スロープ部10と第2スロープ部20のいずれか一方のみに荷重が付加されている場合でも、脚部50によりスロープ装置1が支持されて、荷重による撓み変形を防止することができる。更に、スロープ収納状態では脚部50は回動して第1スロープ部10のスロープ面と同一平面に位置する格納状態となることが可能であるため、スロープ収納時における車両への搭載スペースを低減することができる。
【0032】
図9は、スロープ展開状態のスロープ装置1を利用して車椅子3を車室内4に乗り込ませた後、スロープ装置1を収納状態にして起立させた状態を示す図である。図9に示すように、スロープ装置1の車両前後方向の長さh1は、実質的に第1レール部材11又は脚部50の幅とすることができるため、車室内4における車椅子3等の搭載スペースは、図に示す従来のスロープ装置100に比べて広くすることができる。
【0033】
また、第2スロープ部20は第1スロープ部10にスライド可能に連結され、スロープ展開状態から第2スロープ部20がスライドしてスロープ収納状態へ移行する時に脚部50を使用状態から格納状態へ回動させる付勢手段であるバネ61を有し、スロープ収納状態から第2スロープ部20がスライドしてスロープ展開状態へ移行する時には、第2スロープ部20のスライドによりバネ61の付勢力に抗して脚部50が格納状態から使用状態へ回動させられる構成としたので、スロープ展開状態またはスロープ収納状態へ移行するための第2スロープ部20の操作に連動して、それぞれ脚部50が使用状態または格納状態に回動させられるため、操作する人の作業性を簡略化することができる。
【0034】
また更に、脚部50を設けたことにより、従来の脚部を有しないスロープ装置と比べて、スロープ展開状態における第1レール部材11と第2レール部材21とのラップ長さを短くしたり、第1レール部材11及び第2レール部材21の高さを抑えたりすることができるので、スロープ装置1の軽量化を図ることも可能である。
【0035】
尚、上記した実施形態では、スロープ部が2つの例を示したが、本発明の実施にあたっては、3つ以上のスロープ部がスライドして収納可能とするものであっても、上記した実施形態と同様の効果を得ることができる。また、図に示すような従来の折り畳み式のスロープ装置に、本発明を適用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、操作する人の作業性を良好にするとともに、スロープに荷重が付加された時の撓み変形を防止する構成でありながら、スロープ収納時では車両への搭載スペースを低減することが可能な車両用スロープ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の車両用スロープ装置を、車椅子を車室内に乗り込ませた後、収納状態にして起立させた状態を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における車両用スロープ装置が展開された状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態における車両用スロープ装置が図2に示した状態から第1スロープ部10に第2スロープ部20が収納された状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態における車両用スロープ装置が図3に示した状態から更に起立させられた状態を示す斜視図である。
【図5】図3のA−A断面図である。
【図6】図2のB視を拡大して示す側面図である。
【図7】図3のC視を拡大して示す側面図である。
【図8】図4のD視を拡大して示す側面図である。
【図9】本発明の一実施形態における車両用スロープ装置を、車椅子を車室内に乗り込ませた後、収納状態にして起立させた状態を示す図である
【符号の説明】
1 車両用スロープ装置
10 第1スロープ部
11 第1レール部材
12、13、14 フロア部材
16 摺動部材
20 第2スロープ部
21 第2レール部材
22、23、24 フロア部材
50 脚部
51 第1支持部(上端)
52 第2支持部(上端)
53 緩衝部材(下端)
61 バネ(付勢手段)
62 ピン
63 ヒンジ

Claims (2)

  1. 第1スロープ部と該第1スロープ部に連結された第2スロープ部を有し、前記第1スロープ部に前記第2スロープ部を重ねたスロープ収納状態で車室内に搭載可能であるとともに、前記第1スロープ部が前記第2スロープ部の車両側に隣接して配置されたスロープ展開状態で車両から地上に下ろし車椅子等の出し入れを可能にするスロープ装置において、
    前記第1スロープ部には脚部が回動可能に設けられており、前記スロープ展開状態で前記脚部は上端が前記第1スロープ部及び前記第2スロープ部を支持するとともに下端が地上に接する使用状態となり、前記スロープ収納状態では前記脚部は回動して前記第1スロープ部のスロープ面と同一平面上に位置する格納状態となることが可能に構成されていることを特徴とする車両用スロープ装置。
  2. 前記第2スロープ部は前記第1スロープ部にスライド可能に連結され、前記スロープ展開状態から前記第2スロープ部がスライドして前記スロープ収納状態へ移行する時に前記脚部を前記使用状態から前記格納状態へ回動させる付勢手段を有し、前記スロープ収納状態から前記第2スロープ部がスライドして前記スロープ展開状態へ移行する時には、前記第2スロープ部のスライドにより前記付勢手段の付勢力に抗して前記脚部が前記格納状態から前記使用状態へ回動させられることを特徴とする請求項1に記載の車両用スロープ装置。
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