JP4241224B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば2ドアタイプの車両におけるフロントシート、あるいは3列シートタイプの車両における2列目シート(ミドルシート)に採用されるウォークイン機能を備えた車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウォークイン機能を備えたシートは、そのシートバックを前方へ倒すと、それに連動してシートスライド機構のロックが解除される。これによってシートを、通常のスライド調整領域を超えた前方位置へスライドさせることができる。すなわち、2ドアタイプの車両においては、そのフロントシートのウォークイン機能を使用することにより、リヤシートの乗降を容易にしている。また、3列のシート(フロント、ミドル、リヤの各シート)を備えたタイプの車両では、ミドルシートのウォークイン機能を使用することにより、リヤシートの乗降が容易になる。
なお、ウォークイン機能を備えたシートについては、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−20266号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
車両によっては、ウォークイン機能を備えたシートにおけるシートクッションの前側端部と、その前方に位置する部材(内装壁やシート背面など)との間の距離を充分に確保できない場合がある。その場合、ウォークイン機能を備えたシートを、そのスライド調整領域を超えた前方位置へスライドさせたとき、シートクッションの前側端部と、その前方に位置する部材とが干渉し、充分な移動量が得られない。このため、乗降のためのスペースが充分に確保できない。
本発明は、従来の課題を解決しようとするもので、その目的は、ウォークイン機能を備えたシートを、通常のスライド調整領域を超えた前方位置へスライドさせたときに、その後方に確保されるスペースを一段と拡張することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートクッションに対してシートバックをリクライニング装置によって前方へ倒すとともに、シートスライド機構によってシートをスライド可能な状態にすることができるウォークイン機能を備えた車両用シートであって、前記リクライニング装置は、前記シートバックにおける上部寄りの側部に設けられている操作レバーを前方向へ回動操作することにより、そのロックが解除されてシートバックを前方へ倒すことが可能に設定されている。そして、このシートバックが前方へ倒れることにより、回動操作状態の操作レバーがシートスライド機構のレールと概ね平行になり、かつ、シートスライド機構のスライドロック手段が解除されてシートを前方向へスライドさせることが可能に設定されている。またシートバックを所定の角度まで前方へ倒すことにより、それに連動してシートクッションが跳ね上げられる方向へ回動するように設定されている。
このように、ウォークイン機能を使用する際には、操作レバーを操作する方向、シートバックを倒す方向およびシートをスライドさせる方向の全てが車両の前方向に統一されているので、操作性がよい。また、この際にシートクッションを跳ね上げられる方向へ回動させる、といったチップアップ機能を併せて発揮させることができ、これによってシートクッションの前方への張り出し量が少なくなり、その分、シートを前方へ余分にスライドさせることができる。この結果、前方へ倒し込まれたシートバック後方のスペース(昇降用あるいは格納用スペース)を一段と拡張することができる。
そして、シートバックの上部寄り側部に設けられている操作レバーは、リクライニング装置の回転中心から上方へ離れた位置にあることから、この操作レバーの操作と併行してシートバックをリクライニング装置の中心回りに前方へ倒すための操作荷重が小さくなる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された車両用シートであって、シートクッションの後部が回動軸によって回動可能に支持されている。そして、前記シートクッションに対して跳ね上げる回動方向への弾性力を付与する弾性体と、この弾性体による前記シートクッションの回動をロックする回動ロック手段と、シートバックを所定の角度まで前方へ倒すことによって作動する連動部材とを備えている。この連動部材の作動により、前記回動ロック手段のロックを解除するように設定されている。
この構成により、比較的簡単な構成で、かつ、シートバックの倒し込みに伴ってシートクッションの前側端部を跳ね上げるタイミングを容易に設定できる。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載された車両用シートであって、連動部材は、回動ロック手段に連結された第1の作動部と、スライドロック手段に連結された第2の作動部とを備えている。そして、シートバックを所定の角度まで前方へ倒したときの前記連動部材の作動により、前記第1および第2の作動部を通じて前記回動ロック手段および前記スライドロック手段のロックを共に解除するように設定されている。
これにより、シートバックを前方へ倒すだけで、シートがスライド可能となり、かつ、これとほぼ同時にシートクッションが跳ね上げられた状態になるので、操作性が向上する。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1,2又は3に記載された車両用シートであって、シートクッションは、シートスライド機構を有するレッグプレートに対し、上下方向へ回動可能に支持されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、ウォークイン機能を備えたシートを一部破断して表した側面図である。図2は、シート下部の内部構造を拡大して表した側面図である。図3は、図2のA−A矢視方向の断面図である。図4は、同じく図2のB−B矢視方向の断面図である。
【0010】
図1で示すように、シートは、シートクッション10とシートバック20とを備えている。そして、シート全体は、その両サイドにあるレッグプレート13で支持されており、レッグプレート13は、シートスライド機構14によって前後方向へスライドできるようになっている。シートスライド機構14は、具体的には、シートの両サイドに配置された一対のスライドレールである。これらのレールは、車体のフロア側に固定されたロアレール15に対し、レッグプレート13側に固定されたアッパレール16がスライド可能に組み付けられた構成になっている。なお、両サイドのレッグプレート13は、以下で説明する各部材およびリクライニング装置22と共にカバー18で被われている。
【0011】
図2で示すように、シートクッション10のクッションフレーム11は、その後部がレッグプレート13に対し、回動軸12によって回動可能に支持されている。一方、シートバック20のバックフレーム21下部は、レッグプレート13に固定された上部プレート13aに対し、リクライニング装置22を介して連結されている。リクライニング装置22は、そのリクライニング軸22aに回動力を加える操作により、その回動力が加えられている間はロックが解除される。したがって、リクライニング装置22のロックを解除すれば、シートバック20をリクライニング軸22aの軸線回りに前後方向へ倒すことができ、シートバック20の傾きを調整することができる。
【0012】
図1で示すように、シートバック20における上部寄りの側部(アウトサイド)には、操作レバー23が設けられている。この操作レバー23は、バックフレーム21に対し、軸23aによって回動操作できるように取り付けられている。そして、操作レバー23の回動操作により、ケーブル24を通じてリクライニング装置22のロックが解除されるようになっている。なお、操作レバー23は、シートバック20の傾きを調整するときの操作レバーとは別に、ウォークイン機能を使用する際の専用レバーとして設けられることもある。
【0013】
図2〜4で明らかなように、クッションフレーム11とレッグプレート13との間には、シートクッション10をチップアップさせるための第1リンク30および第2リンク31が設けられている。第1リンク30は、上下向きに位置しており、その上端部が連結ピン33によってクッションフレーム11に連結されている。第2リンク31は、レッグプレート13に固定された支持軸32の軸線回りに回動できるように支持されている。
【0014】
支持軸32の軸上には、スパイラルスプリング36が組み付けられている。このスプリング36の弾性により、第2リンク31は、図2において時計回り方向へ常に付勢されている。レッグプレート13には、第2リンク31を受け止めるためのストッパー43が固定されている。このストッパー43により、第2リンク31の時計回り方向への回動位置を規制し、結果として、つぎに説明するシートクッション10のチップアップ位置を規制する。
【0015】
第2リンク31は、二つの端部31a,31bを有し、一方の端部31aと第1リンク30の下端部とが連結ピン34で連結されている。このため、スプリング36によって第2リンク31に作用している回動力は、第1リンク30を通じてクッションフレーム11を、回動軸12の軸線回りに押し上げるように作用する。すなわち、シートクッション10は、その前側端部を跳ね上げる方向へ回動する、といったチップアップのための回動力を常に受けている。なお、レッグプレート13には、シートクッション10をチップアップ状態から通常の使用状態に戻したときにクッションフレーム11を受け止める緩衝部材17が設けられている(図2)。
【0016】
第2リンク31の他方の端部31bには、ロックピン35が固定されている。また、レッグプレート13には、ロック部材37が回動軸38の軸線回りに回動できるように取り付けられている。このロック部材37の上端部は、第2リンク31のロックピン35に係合可能なフック形状になっている。そして、回動軸38の軸上に組み付けられているトーションスプリング39は、ロック部材37を図2において時計回り方向へ付勢している。このスプリング39の弾性力により、常時はロックピン35とロック部材37との係合が保持され、スパイラルスプリング36による第2リンク31の回動が受け止められている。
【0017】
このように、スパイラルスプリング36は、シートクッション10に対し、その前側端部を跳ね上げる回動方向への弾性力を付与する、といった機能を果たし、本発明の「弾性体」に相当する。また、ロックピン35、ロック部材37およびトーションスプリング39などにより、シートクッション10がチップアップ状態に回動するのをロックする、といった機能を果たし、本発明の「回動ロック手段」に相当する。
【0018】
図2で示すように、レッグプレート13の上部プレート13aには、連動部材40のほぼ中間部分が、リクライニング軸22aと同軸線回りに回動できるように支持されている。この連動部材40は、その回動中心を基準とする一方側に二つの端部40a,40bを有し、反対側に一つの端部40cを有している。そして、端部40aにはケーブル44(インナケーブル46)の一端が連結され、端部40bにはリンク52の一端部が連結されている。
【0019】
ケーブル44(インナケーブル46)の他端は、ロック部材37の下端部に連結されている。なお、ケーブル44におけるアウタケーブル45の両端部は、レッグプレート13に固定された止め金具によってそれぞれ位置決めされている。したがって、連動部材40とロック部材37とは、インナケーブル46の引っ張り力を通じて互いに連動する。このケーブル44が、本発明の「回動ロック手段に連結された第1の作動部」に相当する。
【0020】
連動部材40の端部40cは、バックフレーム21に固定された当接ブラケット42と接触可能に位置している。そこで、シートバック20(バックフレーム21)を所定の角度まで前方へ倒すと、当接ブラケット42が端部40cに当たる。その後はシートバック20の回動に伴って、連動部材40がシートクッション10と同方向へ回動する。
【0021】
なお、レッグプレート13の上部プレート13aには、ストッパー19が固定されている(図2)。このストッパー19の突片19aは、インナケーブル46を通じてトーションスプリング39の力を受けている連動部材40を受け止め、その回動位置を規制している。また、ストッパー19の突片19bは、当接ブラケット42を受け止めることが可能であり、シートバック20が前方へ最も倒し込まれる位置を規制することができる。
【0022】
図5は、カバー18内において図2とは別の構成部位を表した側面図である。この図面で示されている解除レバー50は、シートスライド機構14のロックを解除操作するためのもので、レッグプレート13に対し、支持軸51の軸線回りに回動できるように支持されている。この解除レバー50の自由端部と、連動部材40の端部40bとが、リンク52によって連結されている。また、解除レバー50は、リンク53,54を通じて解除リンク55に連結されている。
【0023】
解除リンク55は、レッグプレート13に対し、軸56の軸線回りに回動できるように取り付けられている。この解除リンク55の回動は、シートスライド機構14のロック爪57に作用する。周知のように、ロック爪57は、ロアレール15およびアッパレール16の切り欠き部に対して共に係合することで、両レール15,16の相対的なスライドを阻止する。この状態がシートスライド機構14のロック状態である。そして、解除リンク55が、図5の時計回り方向へ回動することにより、ロック爪57を両レール15,16の切り欠き部から外すように機能する。これにより、シートスライド機構14のロックが解除される。
【0024】
このように、両レール15,16の切り欠き部とロック爪57とが、本発明における「スライドロック手段」に相当する。また、リンク52、解除レバー50、リンク53,54および解除リンク55が、本発明の「スライドロック手段に連結された第2の作動部」に相当する。なお、シートクッション10をチップアップさせるための構成部材、本発明の「回動ロック手段」を構成する各部材、「スライドロック手段」を構成する各部材、両ロック手段のロックを解除するための「第1,2の作動系」を構成する部材は、シートの両サイドにそれぞれ配置されている。ただし、「第2の作動系」の解除レバー50については、片方のサイドにおいて操作できればよく、反対サイドでは、解除レバー50に対応する箇所において、グリップなどのないリンクが使用される。
【0025】
つづいて、ウォークイン機能を使用する際の操作について説明する。
まず、図1で示すように、操作レバー23を軸23aの軸線回りに矢印aの方向(前方向)へ操作することにより、ケーブル24の引っ張り力を通じてリクライニング装置22のロックが解除される。これに伴い、シートバック20がレッグプレート13に対してリクライニング軸22a回りに矢印bの方向(前方向)へ回動する。
【0026】
これにより、シートバック20が、実線で示す通常の起立位置b-1から仮想線で示す前傾位置b-2まで倒れると、図6で示すように当接ブラケット42が連動部材40の端部40cに当たる。シートバック20が、さらに図6の仮想線で示す前傾位置b-3まで倒れ込むことにより、連動部材40がリクライニング軸22aと同軸線回りに反時計回り方向へ回動する。これによって、連動部材40の端部40aに連結されているケーブル44(インナケーブル46)が引っ張られる。このため、「回動ロック手段」の構成部材であるロック部材37が、図2において回動軸38の軸線回りに反時計回り方向(トーションスプリング39の力に逆らう方向)へ回動する。この結果、ロック部材37が、第2リンク31のロックピン35から外れ、「回動ロック手段」が解除される。
【0027】
このロック解除に伴い、第2リンク31がスパイラルスプリング36の力によって支持軸32の軸線回りに時計回り方向へ回動する。これにより、第2リンク31の端部31aに連結されている第1リンク30を通じてクッションフレーム11が押し上げられる。このため、シートクッション10が図6の矢印cの方向へ回動し、図6の仮想線で示すようにシートクッション10の前側端部が跳ね上がったチップアップ状態になる。このように、シートクッション10をチップアップさせることにより、図6で示す寸法Sの分だけ、シートクッション10の前方への張り出し量が少なくなる。なお、シートクッション10のチップアップ位置は、第2リンク31が図2の仮想線で示すようにストッパー43で受け止められることで規制される。
【0028】
シートバック20が、さらに前傾位置b-3から図7の仮想線で示す前傾位置b-4まで倒れ込むことにより、連動部材40の反時計回り方向への回動が進む。これにより、連動部材40の端部40bに連結されているリンク52が引っ張られ、それに連動して解除レバー50が支持軸51の軸線回りに矢印d方向へ回動する。この結果、図5のリンク53,54を通じて解除リンク55が軸56の軸線回りに時計回り方向へ回動操作される。この解除リンク55の回動によって、ロック爪57が両レール15,16の切り欠き部から外れ、シートスライド機構14のロック、すなわち「スライドロック手段」が解除される。
【0029】
シートスライド機構14のロックが解除された時点で、バックフレーム21の当接ブラケット42が、図8で示すようにストッパー19の突片19bで受け止められる。既に説明したように、この状態でのシートバック20は、最も前方へ倒し込まれた位置に規制されている。そして、シートに図8の矢印e方向(前方向)へ力を加えることで、シートを図8の仮想線で示す位置へスライドさせることができる。
【0030】
このように、シートバック20を前方へ倒し込むことに連動する連動部材40の回動により、シートクッション10の「回動ロック手段」および「スライドロック手段」が共に解除される。したがって、シートを図8の仮想線で示す位置へスライドさせるための操作が簡単となる。また、シートクッション10をチップアップさせて、その前方への張り出し量を少なくした分、シートを余分にスライドさせることができる。したがって、シートバック20の後方に確保されるスペースが、これまでのウォークイン機能を備えたシートよりも拡張されることになる。
【0031】
なお、シートを元の使用状態に戻すには、シートを図8の実線位置にスライドさせる。これと併行して、操作レバー23の操作により、リクライニング装置22のロックを解除してシートバック20を通常の起立位置に戻すとともに、シートクッション10を元の位置に押し下げる。これによって、「回動ロック手段」および「スライドロック手段」が再びロック状態に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウォークイン機能を備えたシートを一部破断して表した側面図
【図2】シート下部の内部構造を拡大して表した側面図
【図3】図2のA−A矢視方向の断面図
【図4】図2のB−B矢視方向の断面図
【図5】図2とは別の構成部位を表した側面図
【図6】ウォークイン機能を備えたシートにおいて回動ロック手段の解除時を表した側面図
【図7】ウォークイン機能を備えたシートにおいてスライドロック手段の解除時を表した側面図
【図8】ウォークイン機能を備えたシートにおいてシートのスライド操作を表した側面図
【符号の説明】
10 シートクッション
12 回動軸
14 シートスライド機構
20 シートバック
36 スプリング(弾性体)

Claims (4)

  1. シートクッションに対してシートバックをリクライニング装置によって前方へ倒すとともに、シートスライド機構によってシートをスライド可能な状態にすることができるウォークイン機能を備えた車両用シートであって、前記リクライニング装置は、前記シートバックにおける上部寄りの側部に設けられている操作レバーを前方向へ回動操作することにより、そのロックが解除されてシートバックを前方へ倒すことが可能に設定されているとともに、このシートバックが前方へ倒れることにより、回動操作状態の操作レバーがシートスライド機構のレールと概ね平行になり、かつ、シートスライド機構のスライドロック手段が解除されてシートを前方向へスライドさせることが可能に設定され、またシートバックを所定の角度まで前方へ倒すことにより、それに連動してシートクッションが跳ね上げられる方向へ回動するように設定されている車両用シート。
  2. 請求項1に記載された車両用シートであって、シートクッションの後部が回動軸によって回動可能に支持されているとともに、前記シートクッションに対して跳ね上げる回動方向への弾性力を付与する弾性体と、この弾性体による前記シートクッションの回動をロックする回動ロック手段と、シートバックを所定の角度まで前方へ倒すことによって作動する連動部材とを備え、この連動部材の作動により、前記回動ロック手段のロックを解除するように設定されている車両用シート。
  3. 請求項2に記載された車両用シートであって、連動部材は、回動ロック手段に連結された第1の作動部と、スライドロック手段に連結された第2の作動部とを備え、シートバックを所定の角度まで前方へ倒したときの前記連動部材の作動により、前記第1および第2の作動部を通じて前記回動ロック手段および前記スライドロック手段のロックを共に解除するように設定されている車両用シート。
  4. 請求項1,2又は3に記載された車両用シートであって、シートクッションは、シートスライド機構を有するレッグプレートに対し、上下方向へ回動可能に支持されている車両用シート。
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