JP4239856B2 - 通信装置及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、情報要求制御では、次のような送信データを、通信手段を介して他の通信装置へ送信する。すなわち、車両状況特定手段によって特定された現在位置から車両進行方向後ろ側の所定距離までの領域に対応する全ての動的アドレスを送信先のアドレスとして含むと共に車両状況特定手段によって特定された車両の現在位置、死角領域、速度及び方向を含む送信データである。なお、この「所定距離」は上述した通信手段の通信エリアを規定するための所定距離と同じであってもよいしそれ以下であってもよい。
図1は実施例の通信装置1の概略構成を示すブロック図である。
本実施例の通信装置1は、車両に搭載されており、カーナビゲーション機能も有する通信装置である。通信装置1は、図1に示すように、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能なリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、外部情報入出力装置24と、地図データや各種の情報を記録した外部記録媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置27と、各種のデータを記憶するためのハードディスク28と、無線通信機30と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコン23a,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,ハードディスク28からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,表示装置26,音声出力装置27,ハードディスク28,無線通信機30を制御する制御回路29とを備えている。
また、無線通信機30は、車々間通信を行うためのものであり、他の車両に搭載された通信装置1(の無線通信機30)との間で無線通信を行う。通信方式としては、例えばDSRC、BlueTooth(登録商標)、無線LAN、UWB、ミリ波通信など主に狭域での無線通信方式を採用することが考えられる。なお、この無線通信機30において必要とされる通信エリアは、後述する動的アドレスとの関係で決定されるため、その動的アドレスの説明の際に併せて説明する。
次に、共有アドレスデータ28aに関して説明する。
この共有アドレスデータ28aは、地図上の道路に沿って区分された連続する領域それぞれに、その領域を特定可能なように設定されたアドレスである動的アドレスを対応させて構成されたものである。なお、本実施例では自車が車線変更しようとした場合の死角領域に進入する他車両の存在有無を判断するための情報を取得することを想定しているため、この場合の「道路」は進行方向が異なれば違う道路と考える。そのため、上り車線側・下り車線側それぞれの道路に沿って区分された連続する領域を設定する。また、この領域の道路に沿った長さは本実施例では固定(例えば50m)とされている。
まず、動作の概要を説明する。本実施例の通信装置1では、共有アドレスデータを用いて車々間通信を行い、自車の死角領域内に所定時間内に進入してくる他車両の有無を判断し、そのような進入車両がある場合には、その旨を報知して運転者に注意を促すようにしている。
図4の送信スタートから説明する。送信処理が開始すると、まず位置検出器21(図1参照)からの情報に基づき、自車の現在位置を緯度経度で確認する(S10)。 次に、方向信号の有無を判断する(S20)。この判断は、例えば方向指示器(ウインカ)の作動信号の有無によって行えばよい。そして、方向信号が無い場合(S20:N)には図5に示すS310へ移行し受信処理がスタートするが、方向信号がある場合(S20:Y)には、S30へ移行する。
(1)本実施例の通信装置1によれば、通信装置1を搭載した車両の運転者が左右何れかに車線変更をしようと考えて方向指示器を操作すると、通信装置1(情報要求側)は、自車の死角領域に今後所定時間内に進入してくる後続車両があるか否か、そして進入するとしたら何時かを問い合わせるため、現在の動的アドレス及び一つ後方の動的アドレスに、その時点の絶対時刻である送信時の絶対時刻(A)・現在位置・死角領域・車速・方向を付加した送信データを送信する。
[その他]
(a)上記実施例で例示した数値は一例であり、例えば動的アドレスの進行方向長さについても50mに限定されることはない。上記実施例では、車線変更に必要な数秒間程度の間に自車の死角領域に進入するような他車両の有無を判断することを目的とし、且つ隣接する動的アドレス内に存在する通信装置1間での通信にて情報要求・提供を完結させるために50mという長さを採用したが、例えば高速道路と一般道とで変更しても良い。例えば一般道では40mに設定しておく、といったことである。
Claims (10)
- 車両に搭載され、車両間において直接、情報を相互に通信可能な通信装置であって、
地図上の複数車線を有する道路に沿って区分された連続する領域それぞれに、その領域を特定可能なように設定されたアドレスである動的アドレスを対応させて構成された共有アドレスデータを記憶するアドレスデータ記憶手段と、
任意の前記動的アドレスに対応する領域に存在した場合、少なくとも車両進行方向後ろ側の所定距離内に存在する通信装置と無線通信可能な通信エリアを有する通信手段と、
少なくとも車両の現在位置、死角領域、速度及び方向を特定する車両状況特定手段と、
各種制御を実行する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記車両状況特定手段によって特定された現在位置から車両進行方向後ろ側の所定距離までの領域に対応する全ての前記動的アドレスを送信先のアドレスとして含むと共に前記車両状況特定手段によって特定された車両の現在位置、死角領域、速度及び方向を含む送信データを、前記通信手段を介して他の通信装置へ送信する情報要求制御と、
前記通信手段を介して他の通信装置から前記送信データを受信した場合に、前記送信データと、前記車両状況特定手段によって特定した車両の現在位置、速度及び方向とに基づいて、前記送信データ中に含まれる死角領域に所定時間内に進入するか否かを判断し、少なくともその判断結果を含む返信データを、前記通信手段を介して情報要求元の通信装置へ返信する返信制御と、
前記通信手段を介して他の通信装置から前記返信データを受信した場合に、前記返信データに基づいて所定の報知を行う報知制御と、を実行すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
前記車両状況特定手段は、方向指示器における方向指示信号の内容を特定可能であり、
前記制御手段は、前記方向指示信号が出されている場合にのみ前記情報要求制御を実行し、且つ前記送信データ中に含む死角領域は、前記方向指示信号の出されている左右何れかの死角領域のみとすること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1又は2に記載の通信装置において、
前記制御手段は、
前記返信制御に際して、前記送信データ中に含まれる死角領域に進入するか否かを判断し、進入すると判断した場合に限り、前記返信データを返信すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載の通信装置において、
絶対時刻を特定する絶対時刻特定手段を備え、
前記制御手段は、
前記情報要求制御に際して、前記絶対時刻特定手段によって特定された絶対時刻を前記送信データ中に含めると共に、受信アドレスを一時的に前記絶対時刻とし、
前記返信制御に際して、前記受信した送信データ中から取り出した前記絶対時刻を送信先のアドレスとして返信すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項4に記載の通信装置において、
前記制御手段は、
前記情報要求制御に先立ち、前記動的アドレスに対応する領域へ進入してからの移動距離に基づいて決定された絶対時刻である送信許可時刻に、自車両が存在する領域に対応する動的アドレスを送信先のアドレスとして、前記送信許可時刻を含む優先権獲得データを他の通信装置へ送信し、
前記通信手段を介して他の通信装置から前記優先権獲得データを受信した場合、その受信データ中に含まれる送信許可時刻(以下、受信した送信許可時刻と称す。)と前記送信した優先権獲得データ中に含まれる送信許可時刻(以下、送信した送信許可時刻と称す。)とを比較し、前記送信した送信許可時刻が前記受信した送信許可時刻と同じ又は前記送信した送信許可時刻が前記受信した送信許可時刻よりも早い場合にのみ前記情報要求制御を実行すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載の通信装置において、
絶対時刻を特定する絶対時刻特定手段を備え、
前記制御手段は、
前記情報要求制御に先立ち、前記動的アドレスに対応する領域へ進入してからの移動距離に基づいて決定された絶対時刻である送信許可時刻に、自車両が存在する領域に対応する動的アドレスを送信先のアドレスとして、前記送信許可時刻を含む優先権獲得データを他の通信装置へ送信し、
前記通信手段を介して他の通信装置から前記優先権獲得データを受信した場合、その受信データ中に含まれる送信許可時刻(以下、受信した送信許可時刻と称す。)と前記送信した優先権獲得データ中に含まれる送信許可時刻(以下、送信した送信許可時刻と称す。)とを比較し、前記送信した送信許可時刻が前記受信した送信許可時刻と同じ又は前記送信した送信許可時刻が前記受信した送信許可時刻よりも早い場合にのみ前記情報要求制御を実行すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項5または請求項6に記載の通信装置において、
前記動的アドレスに対応する領域へ進入してからの移動距離に基づいて決定された絶対時刻である前記送信許可時刻は、前記動的アドレスに対応する領域へ進入してからの移動距離が長いほど早期に生じるように決定されていること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1〜7の何れかに記載の通信装置において、
前記動的アドレスを規定する領域は、車線変更に際して必要な所定時間内に前記車両の死角領域に進入する可能性のある他車両が現時点で自車両の存在する動的アドレス及び一つ後方の動的アドレスの何れかに存在するように設定されており、
前記制御手段は、前記情報要求制御に際して、自車両が現時点で存在する領域に対応する動的アドレス及び一つ後方の動的アドレスを送信先のアドレスとして含む送信データを送信すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1〜8の何れかに記載の通信装置において、
制御手段は、
前記返信制御に際して、前記死角領域に所定時間内に進入する場合には、その進入タイミングも含む返信データを返信し、
前記報知制御に際して、前記返信データ中に前記死角領域へ進入するタイミングが含まれている場合には、そのタイミングについて音声にて報知すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1〜9の何れかに記載の通信装置における前記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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