JP4239763B2 - 内燃機関の排気ガス再循環装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用エンジンなどの内燃機関の排気系から排出される排気ガスを吸気系に循環させる内燃機関の排気ガス再循環装置に関する。
従来より内燃機関、例えば車両用エンジンにおいては、NOxの発生を抑制するため、また燃費を向上させるための排気ガス再循環装置(EGR装置)が適用されている。この装置は、機関排気通路と機関吸気通路とを排気ガス再循環通路(EGR通路)により連通し、このEGR通路を介して一部の排気ガス、即ちEGRガスを機関吸気通路内に再循環させるようにしている。EGR通路内には、EGRバルブを設けて、内燃機関の運転状態に応じてEGRバルブを開閉することで、所定量の排気ガス、つまりEGRガスをEGR通路を介して機関吸気通路に戻している。
EGRガスは燃焼反応には関与しないため、多量の熱を吸収できるのでEGRガス量を増大するほど、即ちEGR率(EGRガス量/(EGRガス量+吸入空気量))が増大するほど燃焼室内における燃焼温度が低下する。燃焼温度が低下するとNOxの発生量を抑えることができる。また、EGR率が増大することで機関吸気通路の負圧が相対的に低下し、ポンプロス低減により燃費も向上する。なお、機関内へのEGRガス率は、機関の運転状況に応じて負荷及び回転数によって制御されている。これは、EGR率が増大しすぎると新気割合の低下による燃焼悪化を起こしてしまうからである。
このような排気ガス再循環装置としては、例えば、特開2000−249002号公報などに開示されているものがある。
特開2000−249002号公報
図5に従来の機関における減速時の直結状態及び非直結状態でのEGR変化遅れの様子を示す。図中、直結状態を2点鎖線で示し,非直結状態を実線で示す。
機関減速運転中において自動変速機(可変無段変速機を含む)のクラッチとエンジンが係合していない状態、即ち非直結状態について説明する。車両を減速させるためにアクセルを緩めると、スロットルバルブの開度は減少する。スロットルバルブの開度が減少するときの、スロットルバルブが閉じ始める時刻をt1とする。時刻t1では、エンジン回転数,EGRバルブ開度,筒内EGR率はまだ変化はしておらず、これらは時刻t1より少し遅れて減少を始める。しかも、筒内EGR率は、EGRバルブが閉じ始める時刻t2よりも更に遅れて減少し始めている。時刻t3では、スロットルバルブが閉じ終わったにもかかわらず、エンジン回転数,EGRバルブ開度,筒内EGR率は共に減少している最中である。そして、時刻t3直後の時刻t4にてEGRバルブが閉じ終わっているが、この時刻t4においても筒内EGR率は減少途中であり、即ち減少の遅れが生じている。エンジン回転数は、極端に時刻t5において低下した後にある程度の回転数を保って回転していく。
また、エンジン減速運転中において自動変速機のクラッチとエンジンが係合している状態、即ち直結状態においては、スロットルバルブの変動に対して、EGRバルブ開度及び筒内EGR率は非直結状態と同様に変動している。エンジン回転数は、非直結状態に比べてなだらかに低下していることがわかる。
非直結状態において上記のようになる理由としては、スロットルバルブ開度の変動に対して、EGRバルブは電気的あるいは機械的損失などにより僅かに遅れて変動するからである。また、EGRバルブが閉じ終わった後においても、まだ筒内や機関吸気通路にはEGRガスが残っているので、筒内EGR率は、徐々に減少していくからである。上述のような筒内EGR率の減少の遅れは、エンジンの運転状況に適さないEGRガス過多の状態を引き起こし、一時的に燃焼が悪化するという問題がある。これによりエンジン回転数は一時的に回転低下を招き、場合によってはエンストに至ってしまう。
一方、直結状態においては、エンジンと自動変速機が係合しているので、非直時のようなエンジン回転数の低下は見られない。従って、非直結状態のようにエンストになるという問題もない。
上述した非直結状態のEGRガス量が一時的に過多になるということについては、特許文献1の特開2000−249002号公報に開示されている手動変速機においても同様に問題視されている。しかしながら、特許文献1では、クラッチが係合離脱してから要求EGR量を制御しているので、筒内EGR率の減少遅れが発生する恐れがある。また、機関減速中おいては、EGRガス量の減量補正を行わないとしており、非直結状態の低回転,低負荷時に特にエンストが起こりやすいという問題に対しては、何ら解決はされていない。
従って、本発明は、直結状態においては、適正EGRガス量によりNOxを低減し燃費を向上させる一方、非直結状態においては、EGRガス量が過多となるような機関運転状態の変化があっても、機関回転数の急激な低下を防ぐことができる内燃機関の排気ガス再循環装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の本発明に係る内燃機関の排気ガス再循環装置は、内燃機関の排気系と吸気系とを連通する排気ガス再循環通路に設けられた排気再循環制御弁と、自動変速機のポンプ回転数を検出するポンプ回転センサと、前記自動変速機のタービン回転数を検出するタービン回転センサと、前記ポンプ回転センサにより検出されたポンプ回転数及び前記タービン回転センサにより検出されたタービン回転数に基づいて、前記自動変速機が前記内燃機関と直結状態又は非直結状態であるかを検出する検出手段と、前記検出手段より信号を受けて前記排気再循環制御弁を開閉する制御手段とを備えた内燃機関の排気ガス再循環装置において、前記制御手段は、前記検出手段より前記自動変速機が前記内燃機関と非直結状態であるという信号を受けた場合に、直結状態であるという信号を受けた場合よりも前記排気再循環制御弁の開度を低く設定することを特徴とする。
上記課題を解決する第2の本発明に係る内燃機関の排気ガス再循環装置は、第1の発明に係る内燃機関の排気ガス再循環装置において、前記制御手段は、前記検出手段より直結状態であるという信号を受けてから、所定時間経過後に前記排気再循環制御弁を開弁側に制御するものであることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の本発明に係る内燃機関の排気ガス再循環装置は、前記内燃機関の運転領域が所定回転数以下である低回転側であるときには、前記制御手段が、前記検出手段より前記自動変速機が前記内燃機関と非直結状態であるという信号を受けた場合に、直結状態であるという信号を受けた場合よりも前記排気再循環制御弁の開度を低く設定することを特徴とする。
上記課題を解決する第4の本発明に係る内燃機関の排気ガス再循環装置は、前記内燃機関の運転領域が所定負荷以下である低負荷側であるときには、前記制御手段が、前記検出手段より前記自動変速機が前記内燃機関と非直結状態であるという信号を受けた場合に、直結状態であるという信号を受けた場合よりも前記排気再循環制御弁の開度を低く設定することを特徴とする。
本発明の内燃機関の排ガス再循環装置によれば、非直結状態の時は直結状態の時よりもEGRバルブの開度が低く設定されているのでEGRガス量が減少される。従って、非直結状態での機関減速中であってもEGRガスが過多になる恐れはなく、燃焼悪化によるエンジン回転数の低下を防止できる。加えて、直結状態においては、適正なEGRガス量によってNOxの低減と燃費の向上とが図られる。
また、エンジンと自動変速機のクラッチとが、直結状態であることを検出して所定時間後に直結状態のEGRバルブ開度とするため、非直結状態から直結状態への切替時においても、確実にエンジン回転数の低下を防止できる。
また更に、所定の低回転,低負荷の領域において、非直結状態の時は直結状態の時よりもEGRバルブの開度が低く設定されているので、エンジン回転数の低下を招き易い運転領域でエンジン回転数の低下を確実に防止するとともに、それ以外の領域では、NOxの低減と燃費の向上とが図られる。
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関の排ガス再循環装置の概略図を示す。車両に搭載されるエンジン1のシリンダブロック2上にはシリンダヘッド3が設置され、このシリンダブロック2にピストン4が上下動自在に嵌合している。そして、前記シリンダブロック2の下部にはクランクシャフト5が回転自在に支持されている。このクランクシャフト5と前記ピストン4がコネクティングロッド6により連結されている。
前記シリンダブロック2と前記シリンダヘッド3と前記ピストン4によって燃焼室7が構成され、この燃焼室7の両側に吸気ポート8及び排気ポート9が連通されている。前記吸気ポート8及び前記排気ポート9に吸気バルブ10と排気バルブ11の先端部が臨み、前記燃焼室7と前記吸気ポート8,前記排気ポート9との開閉が行えるようになっている。そして、前記吸気ポート8には吸気管12が、前記排気ポート9には排気管13が連結されている。
各吸気管12には気筒ごとにインジェクタ14が設置されると共に、前記シリンダヘッド3に点火プラグ15が設置されている。前記エンジン1には、各気筒の所定のクランク位置でクランク角信号を出力するクランク角センサ16が設けられ、このクランクセンサ16はエンジン回転速度を検出可能となっている。また、前記エンジン1の周囲には冷却水を循環させるウォータジャケット17が設置されている。前記ウォータジャケット17には冷却水温を検出する水温センサ18が設けられている。
更に、前記吸気管12の中途部にはサージタンク19が設けられると共に、その上流端部にはエアクリーナ20が取り付けられている。前記吸気管12にはスロットルバルブ21が設置されと共に、このスロットルバルブ21の開度を検出するスロットルポジションセンサ22が設置されている。前記スロットルバルブ21の上流側には、吸入空気量を検出するエアフローセンサ23が取り付けられている。
また更に、前記エンジン1には、EGR機構として、一端部が前記排気管13に連結され、他端部が前記吸気管12の前記サージタンク19に連結されたEGR通路24が設置されている。このEGR通路24は、排気ガスを排気系から吸気系へ再循環させるものであり、このEGR通路24にはEGRバルブ25が設置されている。
車両には、前記エンジン1などを制御するエンジンの電子制御ユニット(ECU)26が設けられている。このECU26には、入出力装置,制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置,中央処理装置及びタイマやカウンタ類が具備されている。前記ECU26により前記エンジン1の総合的な制御が実施される。
即ち、前述した前記クランクセンサ16が検出したエンジン回転数,前記水温センサ18が検出したエンジン水温,前記スロットルポジションセンサ22が検出したスロットルバルブ開度,前記エアフローセンサ23が検出した吸入空気量などの運転状態情報が前記ECU26に入力される。前記ECU26は、このエンジン回転数,エンジン水温,スロットル開度,吸入空気量などの運転状態情報に基づいて燃料噴射量,エンジン点火時期,排ガス循環量などを決定し、前記インジェクタ14,前記点火プラグ15,前記スロットルバルブ21,前記EGRバルブ25などを駆動制御する。
また、前記ECU26には、自動変速機27を制御する電子制御ユニット(T/M−CU)28が接続されている。このT/M−CU28には、前記自動変速機27に設置されているポンプ回転センサ29及びタービン回転センサ30が検出したポンプ回転数及びタービン回転数の信号が入力される。前記T/M−CU28では入力されたこの信号を基に、前記エンジン1と前記自動変速機27とが、直結状態であるか、非直結状態であるかを判断する。更に、前記T/M−CU28はこの直結状態であるか、非直結状態であるかの情報を指示フラグとして前記ECU26に通信出力する。
図2は、本実施例の内燃機関の排気ガス再循環装置の制御方法を示したフローチャート図である。
まず、ステップS1において、前記ECU26が通信により、前記自動変速機27が直結状態又は非直結状態であるかの指示フラグ(CHFLAG)を受信する。ステップS2では、そのフラグが非直結状態であるか否か、つまり、前記自動変速機27のクラッチが前記エンジン1と係合されている状態か、離脱されている状態かを判別する。離脱されている状態の場合にはステップS3に進み、係合されている状態の場合にはステップS4に進む。ステップS3では、ステップS2において非直結状態であるという判別結果を基に、前記ECU26が前記EGRバルブ25の開度を制御する。このとき、前記EGRバルブ25の開度は直結状態の場合より低開度側に制御される。前記EGRバルブ25の開度が変わるとエンジンの点火時期も変わるので、同時に前記点火プラグ15の制御も行われる。
ステップS4では、ステップS2において直結状態であるという判別結果を基に、更に所定時間経過後に直結状態であればステップS5に進み、非直結状態であればステップS3へ進む。ステップS5では、ステップS4において直結状態から所定時間経過後であっても直結であるという判別結果を基に、前記ECU26が前記EGRバルブ25を制御する。また、同時に前記点火プラグ15の点火時期も制御される。
これにより、非直結状態の時は直結状態の時よりも前記EGRバルブ25の開度が低く設定されるのでEGRガス量が減少される。従って、非直結状態での機関減速中であってもEGRガスが過多になる恐れはなく、燃焼悪化によるエンジン回転数の低下を防止できる。直結状態においては、適正なEGRガス量によってNOxの低減と燃費の向上とが図られる。
また、前記エンジン1と前記自動変速機27のクラッチとが、直結状態であることを前記T/M−CU28が検出して、所定時間後に前記ECU26が直結状態のEGRバルブ開度とするため、非直結状態から直結状態への切替時においても、確実にエンジン回転数の低下を防止できる。
なお、図2の制御は、例えばエンジン回転数が2000rpm以下で、例えばエンジン負荷が平均有効圧において300kPa以下といった低回転,低負荷の領域において実行されている。そして、それ以外の領域では、直結状態及び非直結状態における前記EGRバルブ25の開度は同一設定とされている。
従って、エンジン回転数の低下を招き易い運転領域でエンジン回転数の低下を確実に防止するとともに、それ以外の領域では、NOxの低減と燃費の向上とが図られる。
図3に本発明の機関減速時の非直結状態におけるEGRバルブ25の様子を示す。図中、本発明の実施例に係る非直結状態を太線で示し、直結状態を細線で示し、従来の非直結状態を2点鎖線で示す。
前記スロットルバルブ21がスロットルバルブ開度量A1より閉じ始める時刻T1では、エンジン回転数B1,EGRバルブ開度C1,筒内EGR率D1は変化していない。これらは時刻T1より少し遅れて減少を始める。しかも、筒内EGR率は前記EGRバルブ25が閉じ始める時刻T2よりも更に遅れて減少し始めている。前記EGRバルブ25は前記スロットルバルブ21に対して電気的あるいは機械的損失があるため僅かに遅れて変動し、筒内EGR率は前記EGRバルブ25が閉じても前記燃焼室7や前記吸気管12にはEGRガスが残っているため、迅速に設定する筒内EGR率D2に達することができないからである。これは、直結状態及び従来の非直結状態と同じ傾向である。
前記スロットルバルブ21が閉じたA2の状態の時刻T3では、エンジン回転数,筒内EGR率は設定されたエンジン回転数B2,筒内EGR率D2へ向けて減少している最中であるが、EGRバルブ開度は設定されたEGRバルブ開度C2に達している。これは、直結状態及び従来の非直結状態のEGRバルブ開度C3よりもEGRバルブ開度量cの分だけ下げて設定されているため、直結状態及び従来の非直結状態のEGRバルブ開度C3が設定された開度C2に達する時刻T4よりも時間Tcの分だけ早く、EGRバルブ開度C1は設定された開度C2に達することができるからである。
また、EGRバルブ開度がEGRバルブ開度量cの分だけ下げて設定されたので、直結状態及び従来の非直結状態の筒内EGR率D3よりも筒内EGR率変化量dの分だけ低下することになる。これにより、筒内EGR率D1は、直結状態及び従来の非直結状態の筒内EGR率D3が設定された筒内EGR率D2に達する時刻T6よりも、Tbの分だけ早い時刻T5に筒内EGR率D2に達することになる。
従って、EGRバルブ開度を直結状態及び従来の非直結状態のEGRバルブ開度よりも低く設定したことにより、筒内EGR率を減少させると、エンジン回転数B1は設定されたエンジン回転数B2にスムーズに変化することが可能になる。そのため、筒内において一時的にEGRガス量が多くなることもないので、従来のエンジンにおける回転数の低下、つまりエンジン回転数B3という状態にはならず、燃焼が悪化するという問題もなくなる。
また、EGRバルブ開度C1はEGRバルブ開度C3よりも低く設定し、EGRバルブ開度量cについては、EGRガス量など制御に応じて自由に設定値を変えても構わない。
図4は低回転における負荷とEGR開度の関係を示した図である。図中、直結状態を細線で示し、非直結状態を太線で示す。
非直結状態の低回転,低負荷においては、筒内のEGRガス量が多くなるとエンジンの回転数が低下するので、図4に示すように所定の低回転以下での所定の低負荷領域Xにおいても、直結状態の時よりも非直結状態の時のEGRバルブ開度を低く設定した。
これにより、非直時におけるEGRガス量が過多となり燃焼悪化による機関回転数の急激な低下を防ぐことができる。また、低負荷領域XはEGRガス量などの制御に応じて自由に設定値を変えても構わない。
本実施例では、自動変速機を用いたが、可変無段変速機(CVT)を用いても適用可能である。
排気ガスの再循環が必要な内燃機関に用いると有効である。
本発明の一実施例に係る内燃機関の排ガス再循環装置の概略図である。 本発明の実施例に係る内燃機関の排気ガス再循環装置の制御方法を示したフローチャート図である。 本発明の機関減速時の非直結状態におけるEGRバルブの様子を示す図である。 低回転における負荷とEGR開度の関係を示した図である。 従来の機関における減速時の直結状態及び非直結状態でのEGR変化遅れの様子を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
4 ピストン
5 クランクシャフト
6 コネクティングロッド
7 燃焼室
8 吸気ポート
9 排気ポート
10 吸気バルブ
11 排気バルブ
12 吸気管
13 排気管
14 インジェクタ
15 点火プラグ
16 クランク角センサ
17 ウォータジャケット
18 水温センサ
19 サージタンク
20 エアクリーナ
21 スロットバルブ
22 スロットルポジショニングセンサ
23 エアフローセンサ
24 EGR通路
25 EGRバルブ
26 ECU
27 自動変速機
28 T/M−CU
29 ポンプ回転センサ
30 タービン回転センサ

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気系と吸気系とを連通する排気ガス再循環通路に設けられた排気再循環制御弁と、
    自動変速機のポンプ回転数を検出するポンプ回転センサと、
    前記自動変速機のタービン回転数を検出するタービン回転センサと、
    前記ポンプ回転センサにより検出されたポンプ回転数及び前記タービン回転センサにより検出されたタービン回転数に基づいて、前記自動変速機が前記内燃機関と直結状態又は非直結状態であるかを検出する検出手段と、
    前記検出手段より信号を受けて前記排気再循環制御弁を開閉する制御手段と
    を備えた内燃機関の排気ガス再循環装置において、
    前記制御手段は、前記検出手段より前記自動変速機が前記内燃機関と非直結状態であるという信号を受けた場合に、直結状態であるという信号を受けた場合よりも前記排気再循環制御弁の開度を低く設定する
    ことを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の排気ガス再循環装置において、
    前記制御手段は、前記検出手段より直結状態であるという信号を受けてから、所定時間経過後に前記排気再循環制御弁を開弁側に制御するものである
    ことを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の排気ガス再循環装置において、
    前記内燃機関の運転領域が所定回転数以下である低回転側であるときには、前記制御手段が、前記検出手段より前記自動変速機が前記内燃機関と非直結状態であるという信号を受けた場合に、直結状態であるという信号を受けた場合よりも前記排気再循環制御弁の開度を低く設定する
    ことを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関の排気ガス再循環装置において、
    前記内燃機関の運転領域が所定負荷以下である低負荷側であるときには、前記制御手段が、前記検出手段より前記自動変速機が前記内燃機関と非直結状態であるという信号を受けた場合に、直結状態であるという信号を受けた場合よりも前記排気再循環制御弁の開度を低く設定する
    ことを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
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