JP4239533B2 - 画像管理方法、画像生成装置、画像保存装置、画像管理システム - Google Patents

画像管理方法、画像生成装置、画像保存装置、画像管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像管理方法、画像生成装置、画像保存装置、画像管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、スキャナ等で原稿を読み取って得た文書を印刷とともに保存して再利用したり、原稿の読み取りと印刷とを別の時期に行うために文書を保存する等の機会が増加している。
【0003】
スキャナ等で原稿を読み取って得た文書は、通常、電子文書として所定の形式のファイルに保存される。このようなファイルを保存する際には、ファイルにファイル名を付す必要がある。ファイルにファイル名を付す方法としては、大別して2通りのものがある。
【0004】
1つには、システムがファイルに対してシステム内で一意となるID等のファイル名を自動で付す方法である。このように自動でファイル名を付与する技術としては、例えば、特開平7−21069号公報記載の「電子ファイル装置及びファイル管理方法」や特開平9−200394号公報記載の「ネットワーク画像処理装置」等がある。
【0005】
もう1つの方法としては、ユーザがファイル名を指定し、システムが指定されたファイル名をファイルに付すものである。このような処理を行う技術としては、例えば、特開平9−51397号公報記載の「画像読み取り装置及び画像読み取りシステム」や特開平10−126539号公報記載の「ネットワークファクシミリ送信システム」等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、ユーザがファイル名を指定する方法では、ユーザの利便性が良いとは言えず、システムが自動でファイル名を付す方法では、その後のファイルの識別が容易であるとは言えなかった。
【0007】
また、上述した技術の他に、ディジタルカメラで撮影した画像に日付順に連番を付して整理するファイルシステムも存在する。しかしながら、スキャナ等で読み取った文書は、ファイル形式の変換や解像度の変換等の画像処理が施されてから保存されることが多く、これらの画像処理の処理速度が一定でないため、保存順に文書に連番を付すようにしても、処理を指示した順に連番が付されるとは限らず、結果として混乱を生じさせる可能性がある。
【0008】
そこで、この発明は、ユーザがファイル名を指定することなく、かつ、処理の指示順に基づいて容易に保存したファイルを識別することが可能な画像管理方法、画像生成装置、画像保存装置、画像管理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、画像生成装置で生成された画像を含むジョブに基づいて、画像保存装置が該ジョブに含まれる画像をファイルとして保存する画像管理方法において、前記画像生成装置は、ジョブを送出する前に前記画像保存装置からファイル名若しくはファイル名の一部を取得し、生成した画像と該取得したファイル名若しくはファイル名の一部を前記ジョブに含めて前記画像保存装置に送出し、前記画像保存装置は、前記画像生成装置からファイル名若しくはファイル名の一部の取得を要求された際に、発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行し、前記画像生成装置から前記ジョブを受けた際に、該ジョブに含まれる画像をファイルに変換し、該変換したファイルを前記ジョブに含まれるファイル名若しくはファイル名の一部から特定されるファイル名で保存することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ファイル名の一部は、発行順に連続する番号であり、前記ファイル名は、前記番号を含むことを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記画像生成装置は、前記画像保存装置からファイル名若しくはファイル名の一部を取得する際に、対応する画像を保存するファイル形式を画像保存装置に通知し、前記画像保存装置は、前記画像形成装置から通知されたファイル形式毎に発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行することを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の発明は、生成された画像を画像保存装置にファイルとして保存させる画像生成装置であって、ユーザからの画像の生成の指示を受け付ける画像生成指示手段と、前記画像保存装置にファイル名の発行を要求し、前記画像保存装置からファイル名若しくはファイル名の一部を取得するファイル名取得手段と、前記画像生成指示手段による指示に基づいて生成した画像と、前記ファイル名手得手段が取得したファイル名若しくはファイル名の一部とを含むジョブを生成し、該生成したジョブを前記画像保存装置に送出するジョブ送出手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記ファイル名取得手段は、前記画像生成指示手段による指示に基づいて画像を生成した後に、該生成された画像の数に応じたファイル名若しくはファイル名の一部を前記画像保存装置から取得することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6の発明は、画像生成装置で生成された画像を含むジョブに基づいて、該ジョブに含まれる画像をファイルとして保存する画像保存装置であって、前記画像生成装置の要求に応じて、該画像生成装置に対して発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行するファイル名発行手段と、前記画像生成装置から、前記画像生成装置で生成された画像と、前記ファイル名発行手段が発行したファイル名若しくはファイル名の一部とを含むジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記ジョブ受付手段が受け付けたジョブに含まれる画像をファイルに変換する画像変換手段と、前記画像変換手段が変換したファイルに前記ジョブ受付手段が受け付けたジョブに含まれるファイル名若しくはファイル名の一部から特定されるファイル名を付し、該ファイルを画像記憶部に保存するファイル保存手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記ファイル名発行手段は、発行順に連続する番号を生成し、該生成した番号を前記ファイル名の一部として発行し、該生成した番号を含むファイル名を前記ファイル名として発行することを特徴とする。
【0016】
また、請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記画像生成装置の要求には、画像を保存するファイル形式の指定が含まれ、前記ファイル名発行手段は、前記画像生成装置から指定されたファイル形式毎に発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行することを特徴とする。
【0017】
また、請求項9の発明は、画像生成装置と画像保存装置とからなる画像管理システムであって、前記画像生成装置で生成された画像を含むジョブに基づいて、前記画像保存装置が該ジョブに含まれる画像をファイルとして保存する画像管理システムにおいて、前記画像生成装置は、画像生成指示手段と、ファイル名取得手段と、ジョブ生成手段とを有し、前記画像保存装置は、ファイル名発行手段と、画像変換手段と、ファイル保存手段とを有し、前記画像生成指示手段は、ユーザからの画像の生成の指示を受け付け、前記ファイル名発行手段は、前記画像生成装置からのファイル名の発行要求に基づいて、発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行し、前記ファイル名取得手段は、前記ファイル名発行手段が発行したファイル名若しくはファイル名の一部を取得し、前記ジョブ生成手段は、前記画像生成指示手段による指示に基づいて生成した画像と、前記ファイル名取得手段が取得したファイル名若しくはファイル名の一部とを含むジョブを生成し、前記画像変換手段は、前記ジョブ生成手段が生成したジョブに含まれる画像をファイルに変換し、前記ファイル保存手段は、前記画像変換手段が変換したファイルに前記ジョブ生成手段が生成したジョブに含まれるファイル名若しくはファイル名の一部から特定されるファイル名を付し、該ファイルを画像記憶部に保存することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る画像管理方法、画像生成装置、画像保存装置、画像管理システムの一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1は、この発明を適用した画像処理システムの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、画像処理システムは、画像読取装置1(1−1〜1−n)と、画像処理装置2、画像蓄積装置3、画像形成装置4(4−1〜4−m)、クライアント5(5−1〜5−l)をネットワーク6を介して接続して構成される。
【0021】
画像読取装置1は、スキャナ等の原稿を読み取って画像データを出力する装置である。画像処理装置2は、画像読取装置1が出力する画像データに対して所定の画像処理を施し、当該画像データをファイルとして画像処理装置2自身、若しくは画像蓄積装置3に保存する。
【0022】
画像蓄積装置3は、ファイルサーバ等のファイルを保存する装置である。なお、画像処理装置2が画像データを画像処理装置2自身に保存する構成である場合には、画像蓄積装置3は不要である。
【0023】
画像形成装置4は、プリンタ等の画像データに基づいて用紙上に画像を印刷する装置である。クライアント5は、パーソナルコンピュータ等であり、画像処理装置2に対して、各種照会を行ったり、保存されているファイルの再利用を指示したりする。
【0024】
次に、この画像処理システムの主要部について説明する。図2は、画像読取装置1および画像処理装置2の機能的な構成を示すブロック図である。
【0025】
同図に示すように、画像読取装置1は、原稿読取部11と表示・制御部12、ジョブ送出部13、番号取得部14、処理状況取得部15を具備して構成される。また、画像処理装置2は、ジョブ受付部21と番号発行部22、処理状況通知部23、画像変換部24、処理判断部25、画像登録部26、ジョブ送出部27、画像記憶部28を具備して構成される。
【0026】
原稿読取部11は、原稿を読み取って画像を生成する。表示・制御部12は、ユーザからの印刷条件や保存条件、原稿読み取りの開始指示等の入力を受け付けるとともに、ジョブの処理状況等の各種情報を表示する。ジョブ送出部13は、原稿読取部11が生成した画像に番号取得部14が取得した番号若しくはファイル名を付したジョブを画像処理装置2に送信する。番号取得部14は、表示・制御部12から原稿読み取りの開始指示が入力された場合等のタイミングで、画像処理装置2から番号若しくはファイル名を取得する。処理状況取得部15は、画像処理装置2からジョブの処理状況等を取得する。
【0027】
ジョブ受付部21は、画像読取装置1が送出するジョブを受け付ける。番号発行部22は、画像読取装置1からの番号発行要求に対して、番号若しくはファイル名を発行するとともに、発行した番号を予約番号として保持しておく。番号発行部22が発行する番号は、ファイル種別毎の連続番号であり、番号発行に際して必要であれば画像登録部26に既存のファイルに付された番号を取得する。また、番号発行部22が発行するファイル名は、上述の番号を含むものである。
【0028】
処理状況通知部23は、画像読取装置1からの要求に従って、画像変換部24でのジョブ処理状況を画像読取装置1に通知する。画像変換部24は、ジョブ受付部21が受け付けたジョブに含まれる画像データを指定されたファイル形式に変換するとともに、解像度の変換等の画像処理を実行する。処理判断部26は、画像変換部24が変換した画像データを画像形成装置4に送出するか、画像記憶部28へ記憶するか、両者を実行するかを判断する。
【0029】
画像登録部26は、処理判断部25により画像記憶部28へ記憶すると判断された画像データを画像記憶部28に登録する。ジョブ送出部27は、処理判断部25により画像形成装置4に送出すると判断された画像データをジョブとして指定された画像形成装置4に送出する。画像記憶部28は、画像登録部26により登録された画像データを記憶する。
【0030】
なお、図2に示した構成では、画像処理装置2は、画像データの保存を行うが、画像データを画像蓄積装置3に保存する場合には、番号発行部22、画像登録部26、画像記憶部28は、画像蓄積装置3に配されることとなり、画像蓄積装置3には、さらに記憶する画像データを含むジョブを受け付けるジョブ受付部が配されることとなる。
【0031】
次に、画像読取装置1の動作を説明する。図3は、画像読取装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
【0032】
画像読取装置1は、原稿台若しくはADFに原稿が載置され、表示・制御部12から諸条件が入力されるとこれを受け付ける(ステップ101)。その後、表示・制御部12から原稿の読み取りの開始が指示されると(ステップ102でYES)、番号取得部14が画像処理装置2から番号若しくはファイル名を取得するとともに(ステップ103)、原稿読取部11が原稿の読み取りを行う(ステップ104)。そして、原稿読取部11は、全ての原稿の読み取りを行うまで原稿の読み取りを繰り返し(ステップ105でNO)、全ての原稿の読み取りを行うと(ステップ105でYES)、ジョブ送出部13が、原稿読取部11で生成された画像データに番号取得部14が取得した番号若しくはファイル名を付したジョブを画像処理装置2に送出し(ステップ106)、処理を終了する。
【0033】
なお、番号取得部14による番号等の取得と原稿読取部11による原稿の読み取りは、並行して行われ、番号取得部14は、番号若しくはファイル名を取得する際には、表示・制御部12に入力された諸条件のうち、画像データを保存するファイル形式を取得し、これを画像処理装置2に送信する。そして、ファイル形式毎に付された連続番号若しくは連続番号を含むファイル名、例えば、「aaa001.tif」等を取得する。
【0034】
また、ここで示した処理は、原稿が1枚の場合、若しくは、複数ページをサポートしているファイル形式での保存を指示した場合、つまり、生成した画像を1つのファイルとして保存できる場合の処理であり、複数の画像をその数に応じたファイルとして保存する場合は、異なる処理を行う。
【0035】
図4は、複数の画像をその数に応じたファイルとして保存する場合の画像読取装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
【0036】
画像読取装置1は、原稿台若しくはADFに原稿が載置され、表示・制御部12から諸条件が入力されるとこれを受け付ける(ステップ121)。その後、表示・制御部12から原稿の読み取りの開始が指示されると(ステップ122でYES)、原稿読取部11が原稿の読み取りを行う(ステップ123)。そして、原稿読取部11は、全ての原稿の読み取りを行うまで原稿の読み取りを繰り返し(ステップ124でNO)、全ての原稿の読み取りを行うと(ステップ124でYES)、番号取得部14が画像処理装置2から原稿数に応じた番号若しくはファイル名を取得する(ステップ125)。
【0037】
そして、ジョブ送出部13が、原稿読取部11で生成された画像データのそれぞれに番号取得部14が取得した番号若しくはファイル名を付したジョブを画像処理装置2に送出し(ステップ126)、処理を終了する。
【0038】
なお、複数の画像をその数に応じたファイルとして保存する場合であっても、「aaa005_001.tif」のように取得した番号とページ番号に基づくファイル名を付与することを許容すれば、図4に示した処理を行わずに、図3に示した処理により、画像をファイルとして保存することができる。
【0039】
次に、画像処理装置2の動作を説明するが、最初に、画像処理装置2の番号発行処理について説明する。図5は、画像処理装置2の番号発行処理時の動作の流れを示すフローチャートである。
【0040】
画像処理装置2は、番号発行部22が画像読取装置1からの番号取得要求を受け付けると、まず、当該番号取得要求に含まれている画像データを保存するファイル形式を確認する(ステップ201)。
【0041】
続いて、番号発行部22は、確認したファイル形式に対応する登録済番号のうち最大のものを画像登録部26に確認し(ステップ202)、自身が保持している予約済番号を確認する(ステップ203)。
【0042】
番号発行部22は、予約済番号を保持している場合には(ステップ204でYES)、保持している予約済番号の最大のものと先に取得した登録済番号の最大のものとを比較する(ステップ205)。そして、予約済番号の方が大きかった場合には(ステップ206でYES)、最大の予約済番号の次番を予約し(ステップ207)、予約した番号を画像処理装置1に通知して(ステップ208)、処理を終了する。
【0043】
一方、番号発行部22が保持している予約済番号よりも登録済番号の方が大きかった場合や(ステップ206でNO)、番号発行部22が予約済番号を保持していなかった場合には(ステップ204でNO)、番号発行部22は、最大の登録済番号の次番を予約し(ステップ209)、予約した番号を画像処理装置1に通知して(ステップ208)、処理を終了する。
【0044】
次に、画像処理装置2のジョブ実行処理について説明する。図6は、画像処理装置2のジョブ実行処理時の動作の流れを示すフローチャートである。
【0045】
画像処理装置2は、ジョブ受付部21が画像読取装置1からのジョブを受け付けると、画像変換部24が当該ジョブに含まれている画像の処理条件を確認し(ステップ221)、確認した処理条件に従って画像を変換する(ステップ222)。この画像の変換は、解像度等の変換や指定されたファイル形式への変換である。
【0046】
そして、画像変換部24は、画像変換を終了すると、ジョブに含まれている番号若しくはファイル名を取得し、変換後のファイルに当該番号を含むファイル名を付与し、処理判断部25を介して画像登録部26に送出し、画像登録部26が当該ファイルを画像記憶部26に保存する(ステップ224)。
【0047】
続いて、画像登録部26がファイルを保存した旨を番号発行部22に通知し、番号発行部22が通知されたファイルのファイル名若しくは番号を予約番号から消去して(ステップ225)、処理を終了する。
【0048】
なお、画像処理装置2において、ファイルの保存のみでなく、同時に印刷を行う場合には、画像変換部24は、画像を保存用のファイルに変換するとともに、印刷用のデータにも変換する。そして、変換された印刷データは、処理判断部25を介してジョブ送出部27から画像形成装置4へ送出される。
【0049】
次に、画像読取装置1が番号を取得した後に、画像の読み取りをキャンセルした場合の番号若しくはファイル名の処理について説明する。
【0050】
画像の読み取りがキャンセルされた場合、最も簡単な方法としては、何ら処理を行わず、画像読取装置1が取得した番号を放棄する方法である。この場合、画像処理装置2に保存されるファイルには、欠番が生じる場合があることとなるが、番号が処理依頼順に付されることに変わりはない。また、画像読取装置1が単に番号を放棄するだけでは、画像処理装置2の番号発行部22に予約済番号が残ることとなるため、画像読取装置1からキャンセルを通知して予約済番号を消去させたり、番号発行部22が一定時間の経過後に予約済番号を消去するようにする。
【0051】
また、画像の読み取りがキャンセルされた場合であっても、保存するファイルに欠番を生じさせたくない場合には、番号発行部22が番号の繰り上げを行う処理を行う。この場合の処理を以下に説明する。
【0052】
図7は、画像の読み取りがキャンセルされた際の画像処理装置2の動作の流れを示すフローチャートであり、図8は、画像の読み取りがキャンセルされた後にジョブを受け付けた際の画像処理装置2の動作の流れを示すフローチャートである。
【0053】
画像処理装置2は、番号発行部22が画像処理装置1の番号取得部14が送出するキャンセル要求を受信すると、当該キャンセル要求からキャンセルする番号若しくは番号が含まれるファイル名を取得する(ステップ241)。なお、キャンセル要求に番号が含まれている場合には、対応するファイル形式も併せて含まれている。
【0054】
番号発行部22は、キャンセルする番号を取得すると、続いて、画像登録部26から登録済番号の最大のものを確認する(ステップ242)。そして、キャンセルする番号が登録済番号よりも大きければ(ステップ243でNO)、番号発行部22は、自身が保持している予約済番号を確認する(ステップ244)。
【0055】
確認の結果、キャンセルする番号が最新の予約済番号、つまり、最も大きい予約済番号であれば(ステップ245でYES)、当該予約済番号を消去して(ステップ246)、処理を終了する。
【0056】
一方、予約済番号を確認した結果、キャンセルする番号が最新の予約済番号でなかった場合には(ステップ245でNO)、番号発行部22は、図示しない振替テーブルに対応する番号を記録して(ステップ247)、処理を終了する。振替テーブルへの記録は、例えば、番号発行部22が保持している予約済番号が「003」、「004」、「005」であり、キャンセルする番号が「004」であるとすれば、「番号「005」が付されたジョブを変換したファイルを保存する際に番号「004」を利用する」といった内容が判るようなものであればどのうように行ってもよい。また、この時点では、キャンセルに伴う番号の消去は行わない。これは、繰り上げによって不要となる番号「005」を消去してしまうと、番号「005」が付されたジョブを受け付ける前に新たに番号「005」を発行してしまう可能性があるからである。このため、番号の消去は、ジョブの受付時に行うこととなる。
【0057】
また、キャンセルする番号よりも登録済番号の方が大きかった場合には(ステップ243でYES)、番号発行部22は、キャンセルする番号に対応する予約済番号を消去して(ステップ246)、処理を終了する。この場合には、画像記憶部28に保存されるファイルに欠番が生じてしまうこととなるが、既に保存されているファイルは、登録済番号を含むファイル名が既に通知されていたり、参照されていたりする可能性があるため、これらのファイル名を変更することは、混乱を生じさせることとなるためである。
【0058】
次に、画像処理装置2がジョブを受け付けた場合の処理を説明する。画像処理装置2は、ジョブ受付部21が画像読取装置1からのジョブを受け付けると、ジョブ受付部21は、当該ジョブに含まれている番号を取得し(ステップ261)、取得した番号を番号発行部22に通知する。
【0059】
番号発行部22は、ジョブ受付部21から番号の通知を受けると、振替テーブルを確認し(ステップ262)、番号の振替を必要としないと判断すれば(ステップ263でNO)、ジョブ処理の続行をジョブ受付部21に通知し、以下、上述の図6で示した処理を続行する(ステップ266)。
【0060】
一方、番号発行部22が振替テーブルを確認した結果、番号の振替が必要であると判断すれば(ステップ263でYES)、番号発行部22は、振替テーブルの内容に従って番号を振り替えてジョブ受付部21に通知し(ステップ264)、対応する番号を振替テーブルから消去する(ステップ265)。以下、上述の図6で示した処理を続行する(ステップ266)。
【0061】
なお、ステップ265の処理においては、振替テーブルに対応していない予約済番号が番号発行部22に保持されていれば、この予約済番号も消去する。この予約済番号は、繰り上げにより生じた不要な番号であり、振替テーブルに対応していないということは、後続する番号が発行されていないことを示しているからである。
【0062】
なお、上述の説明では、画像処理装置2にファイルを保存する場合を説明したが、画像蓄積装置3にファイルを保存する場合でも同様の処理を行うこととなる。その場合には、画像読取装置1は、画像蓄積装置3から番号若しくはファイル名を取得することとなるが、この取得は、画像蓄積装置3から直接行ってもよく、画像処理装置2を介して行うようにしてもよい。
【0063】
また、上述の説明では、ファイル名に連続する番号が含まれる場合を説明したが、この番号に代えて文字列等を利用し、当該文字列がアルファベット順や五十音順等で連続するようなファイル名を用いることも可能である。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、画像読取装置がジョブを送出する前に、画像処理装置や画像蓄積装置等のファイル管理側からファイル名若しくはファイル名に含まれる番号を取得し、該取得したファイル名若しくは番号をジョブに含めて送出するように構成したので、ジョブの処理に要する時間が、それぞれ異なる場合であっても、処理を依頼した順に付与されたファイル名でファイルを保存することができ、容易に保存したファイルを識別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した画像処理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】画像読取装置1および画像処理装置2の機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】画像読取装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】複数の画像をその数に応じたファイルとして保存する場合の画像読取装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】画像処理装置2の番号発行処理時の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】画像処理装置2のジョブ実行処理時の動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】画像の読み取りがキャンセルされた際の画像処理装置2の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】画像の読み取りがキャンセルされた後にジョブを受け付けた際の画像処理装置2の動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1−1〜1−n 画像読取装置
2 画像処理装置
3 画像蓄積装置
4−1〜4−m 画像形成装置
5−1〜5−l クライアント
6 ネットワーク
11 原稿読取部
12 表示・制御部
13 ジョブ送出部
14 番号取得部
15 処理状況取得部
21 ジョブ受付部
22 番号発行部
23 処理状況通知部
24 画像変換部
25 処理判断部
26 画像登録部
27 ジョブ送出部
28 画像記憶部

Claims (9)

  1. 画像生成装置で生成された画像を含むジョブに基づいて、画像保存装置が該ジョブに含まれる画像をファイルとして保存する画像管理方法において、
    前記画像生成装置は、ジョブを送出する前に前記画像保存装置からファイル名若しくはファイル名の一部を取得し、生成した画像と該取得したファイル名若しくはファイル名の一部を前記ジョブに含めて前記画像保存装置に送出し、
    前記画像保存装置は、前記画像生成装置からファイル名若しくはファイル名の一部の取得を要求された際に、発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行し、前記画像生成装置から前記ジョブを受けた際に、該ジョブに含まれる画像をファイルに変換し、該変換したファイルを前記ジョブに含まれるファイル名若しくはファイル名の一部から特定されるファイル名で保存する
    ことを特徴とする画像管理方法。
  2. 前記ファイル名の一部は、
    発行順に連続する番号であり、
    前記ファイル名は、前記番号を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の画像管理方法。
  3. 前記画像生成装置は、
    前記画像保存装置からファイル名若しくはファイル名の一部を取得する際に、対応する画像を保存するファイル形式を画像保存装置に通知し、
    前記画像保存装置は、前記画像形成装置から通知されたファイル形式毎に発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像管理方法。
  4. 生成された画像を画像保存装置にファイルとして保存させる画像生成装置であって、
    ユーザからの画像の生成の指示を受け付ける画像生成指示手段と、
    前記画像保存装置にファイル名の発行を要求し、前記画像保存装置からファイル名若しくはファイル名の一部を取得するファイル名取得手段と、
    前記画像生成指示手段による指示に基づいて生成した画像と、前記ファイル名手得手段が取得したファイル名若しくはファイル名の一部とを含むジョブを生成し、該生成したジョブを前記画像保存装置に送出するジョブ送出手段と
    を具備することを特徴とする画像生成装置
  5. 前記ファイル名取得手段は、
    前記画像生成指示手段による指示に基づいて画像を生成した後に、該生成された画像の数に応じたファイル名若しくはファイル名の一部を前記画像保存装置から取得することを特徴とする請求項4記載の画像生成装置
  6. 画像生成装置で生成された画像を含むジョブに基づいて、該ジョブに含まれる画像をファイルとして保存する画像保存装置であって、
    前記画像生成装置の要求に応じて、該画像生成装置に対して発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行するファイル名発行手段と、
    前記画像生成装置から、前記画像生成装置で生成された画像と、前記ファイル名発行手段が発行したファイル名若しくはファイル名の一部を含むジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記ジョブ受付手段が受け付けたジョブに含まれる画像をファイルに変換する画像変換手段と、
    前記画像変換手段が変換したファイルに前記ジョブ受付手段が受け付けたジョブに含まれるファイル名若しくはファイル名の一部から特定されるファイル名を付し、該ファイルを画像記憶部に保存するファイル保存手段と
    を具備することを特徴とする画像保存装置
  7. 前記ファイル名発行手段は、
    発行順に連続する番号を生成し、該生成した番号を前記ファイル名の一部として発行し、該生成した番号を含むファイル名を前記ファイル名として発行することを特徴とする請求項記載の画像保存装置
  8. 前記画像生成装置の要求には、画像を保存するファイル形式の指定が含まれ、
    前記ファイル名発行手段は、前記画像生成装置から指定されたファイル形式毎に発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行する
    ことを特徴とする請求項記載の画像保存装置
  9. 画像生成装置と画像保存装置とからなる画像管理システムであって、前記画像生成装置で生成された画像を含むジョブに基づいて、前記画像保存装置が該ジョブに含まれる画像をファイルとして保存する画像管理システムにおいて、
    前記画像生成装置は、画像生成指示手段と、ファイル名取得手段と、ジョブ生成手段とを有し、
    前記画像保存装置は、ファイル名発行手段と、画像変換手段と、ファイル保存手段とを有し、
    前記画像生成指示手段は、ユーザからの画像の生成の指示を受け付け、
    前記ファイル名発行手段は、前記画像生成装置からのファイル名の発行要求に基づいて、発行順を特定できるファイル名若しくはファイル名の一部を発行し、
    前記ファイル名取得手段は、前記ファイル名発行手段が発行したファイル名若しくはファイル名の一部を取得し、
    前記ジョブ生成手段は、前記画像生成指示手段による指示に基づいて生成した画像と、前記ファイル名取得手段が取得したファイル名若しくはファイル名の一部とを含むジョブを生成し、
    前記画像変換手段は、前記ジョブ生成手段が生成したジョブに含まれる画像をファイルに変換し、
    前記ファイル保存手段は、前記画像変換手段が変換したファイルに前記ジョブ生成手段が生成したジョブに含まれるファイル名若しくはファイル名の一部から特定されるファイル名を付し、該ファイルを画像記憶部に保存する
    ことを特徴とする画像管理システム。
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