JP4237193B2 - 血圧計用腕帯 - Google Patents

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Description

本発明は、血圧計用腕帯に関し、特に、締付機構及び保持機構を機械的強度に優れた構造とすることにより、耐久性を向上させるとともに小型化することができ、さらに、血圧の測定精度及び操作性を向上させることの可能な血圧計用腕帯に関する。
近年、血圧計は、病院等に限らず、健康管理を目的として、一般家庭にも広く普及してきた。これら一般家庭用の血圧計は、通常、血圧を自動的に測定し表示する測定部と、空気袋等を有する血圧計用腕帯とからなっている。上記測定部によって、短時間でかつ容易に、血圧を測定することが可能となった。ただし、血圧計の使用者にとっては、血圧計用腕帯を腕に巻き付けたり、腕から取り外す作業が、最もおっくうな作業となっていた。
このため、上記のおっくうな作業を改善し、老人の方でも一人で容易に測定できるように、様々な技術が開発されてきた。
(従来例)
たとえば、特許文献1には、空気袋を上腕に対して締め付け固定するカーラと、電圧を印加することで電場方向に収縮するとともに電場方向と垂直な方向に膨張するアクチュエータと、アクチュエータの一端に固定されたラックと、ラックと噛み合うように配置された二段ギアと、二段ギアと噛み合うラックと、電圧を印加するために配置された電極とを有する、血圧計用締付装置の技術が開示されている。
この技術によれば、モータやクラッチ等の複雑な機構を必要とせず、簡便な構成でモータより応答性のよい締付動作を行うことができ、血圧の小型化及び軽量化に寄与することができる。
また、特許文献2には、送り出し用ローラ及び従動ギアを備える回転軸を内装装備したケース体と、このケース体に対し上方へばね付勢され、下端に従動ギアと螺合する駆動ギアを備えるとともに、上端にはスプリングボールを介して撮みケースを嵌着し、撮みケースの回動によって回動し、かつ、一定回転負荷のもとで撮みケースを空回りさせるインナーホイールを備えた撮み軸と、一端がケース体の適所に固定され、他端が送り出し用ローラを介してケース体に挿通配備されるカフ本体とからなる血圧測定用カフの技術が開示されている。
この血圧測定用カフは、撮み軸の逆回転を防止する逆回転防止用ギアとこのギアに噛み合うラチェット部を有しており、撮みカバーを回すと、カフ本体の周回径が縮小し、撮みカバーを押下すると、ラチェット部が外れ、カフ本体の周回径が復帰する。
特開2006−6450号公報 実開平2−37604号公報
しかしながら、上記従来例の血圧計は、いずれもカフを腕に巻き、締め付けた後、空気袋に空気を送圧するが、この際、腕を圧迫するとともに、周方向にカーラやカフ本体を押し広げようとする大きな力が作用する。このため、特許文献1に記載された血圧計用締付装置は、ラックや二段ギアの歯が欠ける危険性があり、この危険性を回避するには、ラックや二段ギアの形状・材質等を厳選する必要があり、機械的強度を確保しずらい構造であった。また、特許文献2に記載された血圧測定用カフは、逆回転防止用ギアとラチェット部を備えているものの、逆回転防止用ギアの歯が欠ける危険性があり、この危険性を回避するには、逆回転防止用ギアの形状・材質等を厳選する必要があり、機械的強度を確保しずらい構造であった。これらの機械的強度不足は、耐久性に悪影響を及ぼし、耐久性が低いといった問題があった。
また、血圧測定用カフは、ラチェット部を上方に付勢するばねに、ばね定数の大きいものを用いた場合、撮みカバーを回転させるのに、大きな力が必要となり、操作性が低下するといった心配もあった。
さらに、上記血圧計用締付装置や血圧測定用カフは、カフを円筒状に保持したまま、カフの周回径が減少する構造となっており、截頭円錐状の腕形状に追随しにくい構造となっていた。このため、筋肉質の腕などの場合、空気袋による腕の圧迫が均一に行われず、精度よく血圧を測定できない場合があるといった問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、締付機構及び保持機構を機械的強度に優れた構造とすることにより、耐久性を向上させるとともに小型化することができ、さらに、血圧の測定精度及び操作性を向上させることの可能な血圧計用腕帯の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の血圧計用腕帯は、締付部材により生体の一部を締め付ける血圧計用腕帯において、ラック及び該ラックに噛み合うラック送り手段を備えた締付機構と、保持用孔及び該保持用孔に係入する保持用部材を備えた保持機構を有し、前記ラックが、前記締付部材と一体的に形成されるとともに、前記保持用孔が、前記締付部材に穿設された構成としてある。
このようにすると、ラックが締付部材に形成されるので、スペースを効果的に利用して、ラック及びラック送り手段の歯を大型化することができ、締付機構の機械的強度を向上させるとともに、締付機構を単純化及び小型化することができる。また、保持用孔が締付部材に形成され、係入される保持用部材によって保持されるので、スペースを効果的に利用して、保持機構の機械的強度を向上させ強固に保持するとともに、保持機構を小型化することができる。さらに、締付機構とは別に保持強度を計算することが可能となるので、設計を容易に行うことができる。
また、好ましくは、前記締付部材を、ベルト形状とするとよい。
このようにすると、構造が単純化され、小型化及び軽量化を図ることができる。
また、好ましくは、前記締付部材が、可撓性腕帯を備え、前記ラックを、前記可撓性腕帯に形成するとよい。
このようにすると、部品点数が削減され、製造原価のコストダウンを図ることができる。なお、この可撓性腕帯は、一般的に、腕にフィットした状態で巻き付けるための可撓性に優れた部分と、ラックが形成される機械的強度に優れた部分を有している。
また、好ましくは、前記締付部材が、可撓性腕帯と、該可撓性腕帯の外周に巻かれた締付用ベルトを備え、前記ラックを、前記締付用ベルトに形成するとよい。
このようにすると、締付機構が可撓性腕帯を締め付ける際、可撓性腕帯の円周方向全体から締め付けることができ、使用者にとって違和感なく腕への締付けを行うことができる。また、空気袋に空気を送圧する際も、締付用ベルトの円周方向全体に力が分散されるので、保持機構に急激な力が加わることを防止でき、保持機構の耐久性を向上させることができる。
また、好ましくは、前記ラックが、前記締付部材の長手方向側面に設けられており、前記ラックの歯厚を、前記締付部材の厚さとするとよい。
このようにすると、構造を単純化でき、製造原価のコストダウンを図ることができる。
また、好ましくは、前記ラックを、前記締付部材の長手方向に形成された開口部に設けるとよい。
このようにすると、ラックが外側に突出しないので、ラックへのダメージが軽減され、耐久性を向上させることができる。
また、好ましくは、前記ラック送り手段を、ピニオンギア、ウォームギア又はウォームとするとよい。
このようにすると、構造を単純化でき、製造原価のコストダウンを図ることができる。
また、好ましくは、前記保持用部材を、保持用ピンとするとよい。
このようにすると、単純な構造で、十分強固な機械的強度を実現することができる。
また、好ましくは、前記締付用ベルトが、前記可撓性腕帯の幅の20%〜80%以下の幅を有し、さらに、前記可撓性腕帯の中央部で使用されるとよい。
このようにすると、締付用ベルトの掛からない可撓性腕帯の部分が自在に変形し、截頭円錐状の腕形状に追随することができるので、空気袋による腕の圧迫が均一に行われ、精度よく血圧を測定することができる。
また、好ましくは、前記締付機構が、前記ラック送り手段を回転させるための撮みを有し、かつ、前記保持機構が、前記保持用部材を前記保持用孔の係入方向に付勢する付勢手段を有し、前記撮みを締付方向に回転させると、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記保持用部材が前記保持用孔から抜け、前記撮みをさらに締付方向に回転させると、前記締付部材が締付方向に移動し、該保持用孔より開放方向側の前記保持用孔が前記保持用部材の位置に移動すると、前記付勢力により、前記保持用部材が移動してきた前記保持用孔に係入するとよい。
このようにすると、締付部材は、随時保持用部材が移動してきた保持用孔に係入されながら、締付方向に移動し、生体の一部(上腕)を締め付けることができる。
また、好ましくは、前記撮みが、前記前記ラック送り手段を締付方向に回転させるラチェット機構と、トルクリミッター機構を有するとよい。
このようにすると、トルクリミッター機構によって、使用者が締め付け過ぎるといった不具合を回避するとともに、測定に好ましい締付け位置まで確実に締め付けることができる。さらに、ラチェット機構によって、使用者が誤って撮みをゆるめる方向に大きな力で回転させても、保持機構が破損するといった不具合を防止することができる。
また、好ましくは、前記保持機構が、前記保持用部材を前記保持用孔から強制的に抜くための開放レバーを有するとよい。
このようにすると、開放レバーを押下することにより、確実に可撓性腕帯をゆるめることができ、操作性を向上させることができる。
また、好ましくは、前記締付機構が、前記ラック送り手段を回転させる駆動手段を有するとよい。
このようにすると、締付部材の締付けを自動化することができ、使い勝手をより向上させることができる。
また、好ましくは、前記ラックを、前記締付部材の長手方向の両端に、対向して形成するとよい。
このようにすると、撮みの回転角に対する締付け距離を二倍にすることができるとともに、締付機構の機械的強度を向上させることができる。
また、好ましくは、前記ラックを、ダブルラックとするとよい。
このようにすると、締付部材の長手方向の移動をバランスよく行うことができるとともに、締付機構の機械的強度を向上させることができる。
本発明の血圧計用腕帯によれば、締付機構及び保持機構を機械的強度に優れた構造とすることにより、耐久性を向上させるとともに小型化することができ、さらに、血圧の測定精度及び操作性を向上させることができる。
[血圧計用腕帯の実施形態]
以下、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態の概略斜視図を示している。
同図において、血圧計用腕帯1は、締付機構2、保持機構3、締付部材としての締付用ベルト4及び可撓性腕帯11、パイプ121が設けられた空気袋12及び保護カバー13などを備えている。
この血圧計用腕帯1は、血圧測定の際、円筒状に回曲された可撓性腕帯11を巻き締めることにより縮径させて、可撓性腕帯11が腕(図示せず)に巻き付けられる。
<可撓性腕帯>
図2は、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、保護カバーが取り外された状態の概略斜視図を示している。
また、図3は、図2の概略上面図を示している。
さらに、図4は、図2の概略側面図を示している。
図2,3,4において、可撓性腕帯11(一般的に、カフと呼称される。)は、樹脂製の円筒状に成形されたシートであり、長手方向の両端が、周方向に約180°重なった構造としてある。可撓性腕帯11は、可撓性を有しており、腕の太さに応じて径が増減する。
また、可撓性腕帯11は、内面に、円筒状の空気袋12が貼り付けられている。この空気袋12は、腕方向にパイプ121が突設されており、血圧を測定する際には、パイプ121を介して空気が送圧される。
<締付用ベルト>
締付用ベルト4は、樹脂製の円弧状に成形されたベルトであり、長手方向のほぼ中央から他端にかけて(他端の端部を残した状態で)、ピニオンギア22が収納される長穴状の開口部41が形成され、開口部41の上部(開口部41の長手方向の側面部)に、ピニオンギア22と噛み合うラック42が(その歯厚が締付用ベルト4の厚さとなるように)形成されている。また、締付用ベルト4は、全長にわたって幅方向の上部と下部に、保持用ピン31が係入される複数の保持用孔43が並設されている。この保持用孔43は、ピッチが保持用孔43の直径の2倍より短く設定されており、これにより、保持位置の微調整が可能となる。
さらに、開口部41が形成されていない部分では、上方の保持用孔43と下方の保持用孔43の間に、二つの貫通孔44が配設されており、材料費を削減するとともに、開口部41が形成されていない部分の剛性を、開口部41が形成された部分の剛性にほぼ一致させている。これにより、保持位置にかかわらず、可撓性腕帯11をほぼ円筒状に維持することができる。
また、締付用ベルト4は、通常、約2〜3mmの厚さを有しており、ラック42として十分な機械的強度を備えている。
上記構造の締付用ベルト4は、長手方向の一端が、基台20に回動自在に軸支された連結板24を介して、基台20と連結され、他端が、基台20の溝201に装入されている。すなわち、締付用ベルト4は、可撓性腕帯11の外周に巻かれた状態で設けられる。このようにすると、締付機構2が可撓性腕帯11を締め付ける際、可撓性腕帯11の円周方向全体から締め付けることができ、使用者にとって違和感なく腕への締付けを行うことができる。また、空気袋12に空気を送圧する際も、締付用ベルト4の円周方向全体に力が分散されるので、保持機構3に急激な力が加わることを防止でき、保持機構3の耐久性を向上させることができる。
また、好ましくは、締付用ベルト4が、可撓性腕帯11の幅の20%〜80%以下の幅を有し、さらに、可撓性腕帯11の腕方向のほぼ中央に締付けられた状態で使用されるとよい。このようにすると、締付用ベルト4の掛からない可撓性腕帯11の部分が自在に変形し、截頭円錐状の腕形状に追随することができるので、空気袋12による腕の圧迫が均一に行われ、精度よく血圧を測定することができる。なお、可撓性腕帯11の幅の20%以上とする理由は、20%未満であると、可撓性腕帯11を全体的に締め付けることができなくなるからであり、また、可撓性腕帯11の幅の80%以下とする理由は、80%を超えると、可撓性腕帯11の自在に変形する部分が小さくなりすぎて、截頭円錐状の腕形状に追随することができなくなるからである。
<締付機構>
締付機構2は、締付用ベルト4に形成されたラック42と、基台20の底板に回転自在に突設された回転軸23に圧入されるピニオンギア22を備えている。このピニオンギア22は、溝201のほぼ中央部に設けられる。また、締付機構2は、ピニオンギア22を回転させるための撮み21を有している。この撮み21は、ピニオンギア22が螺着されており、ピニオンギア22は、撮み21に螺着された状態で、回転軸23に圧入される。このような構成とすることにより、スペースを効果的に利用して、ラック42及びピニオンギア22の歯を大型化することができ、締付機構2の機械的強度を向上させるとともに、締付機構2が単純化及び小型化される。
本実施形態の締付機構2は、使用者が、撮み21を時計回り方向に回転させると、ピニオンギア22が時計回り方向に回転し、ラック42が締付方向に送られ、可撓性腕帯11を締め付ける。
また、上記溝201は、締付用ベルト4の表面を係止する係止部25、及び、締付用ベルト4の側面と当接する半球状の突起部26が、それぞれ四箇所に形成されており、正面方向への移動を規制するとともに、締付用ベルト4のスムースな移動を可能とし、さらに、締付用ベルト4が斜め方向に移動しないように、その移動方向を整えている。
さらに、基台20は、可撓性腕帯11の標準的な曲率半径の斜面を有する当接板27が、底板の上部端面及び下部端面から、可撓性腕帯11の方向に突設されている。これにより、締付用ベルト4が締付けられた際に、基台20の底面が可撓性腕帯11と直接当接しないので、可撓性腕帯11の円筒形状がほぼ維持される。
なお、本実施形態では、基台20が可撓性腕帯11に固定されておらず、移動自在な構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、可撓性腕帯11に接着剤などにより固定する構成としてもよい。
<保持機構>
保持機構3は、上述した締付用ベルト4の長手方向の複数箇所に形成された保持用孔43と、この保持用孔43に係入する一対の保持用ピン31と、保持用ピン31を保持用孔43の係入方向に付勢する付勢手段としてのばね35と、保持用ピン31を保持用孔43から強制的に抜くための開放レバー36を備えている。
保持用ピン31は、上方及び下方の保持用孔43に対応する高さ位置に、ボルト34によって基台20に取り付けられた軸32によって、回動自在に軸支されている。また、ばね(ねじりばね)35は、ボルト34によって基台20に取り付けられた軸33によって軸支されており、一方の端部が、保持用ピン31を保持用孔43の係入方向に付勢している。
また、軸32,33は、両端にボルト34が螺着され、基台20から外れない構造としてあるが、ボルト34に限定されるものではなく、たとえば、Eリング等を軸32,33の両端に嵌めて、基台20から外れない構造としてもよい。
ここで、保持用ピン31は、図6に示すように、ピン中央点に対して、左斜め上方に配設された軸32を回動中心として軸支されている。このため、撮み21を時計回り方向(締付方向)に回転させると、保持用ピン31が係入していた保持用孔43の側壁が、保持用ピン31に当接・押圧し、この力の作用によって、軸32を回動中心として保持用ピン31が、ばね35の付勢力に抗して保持用孔43から容易に抜ける。そして、撮み21をさらに時計回り方向(締付方向)に回転させると、締付用ベルト4が締付方向に移動し、抜けた保持用孔43より開放方向側の保持用孔43が保持用ピン31の位置に移動すると、ばね35の付勢力により、保持用ピン31が移動してきた保持用孔43に係入される。上記動作が繰り返されることにより、締付用ベルト4は、随時保持用ピン31が移動してきた保持用孔43に係入されながら、締付方向に移動し、可撓性腕帯11を締め付ける。
これに対し、保持用ピン31が保持用孔43に係入された状態で、締付用ベルト4が開放方向に移動しようとしても、ばね35の付勢力及び軸32の軸支位置によって、保持用ピン31は、保持用孔43から抜けることはなく、保持用孔43への係入状態を維持するので、締め付けられた可撓性腕帯11の締付位置が保持される。すなわち、保持機構3は、スペースを効果的に利用して、保持機構3の機械的強度を向上させ強固に保持するとともに、保持機構3を小型化することができる。さらに、締付機構2とは別に保持強度を計算することが可能となるので、設計を容易に行うことができる。
また、保持機構3は、開放レバー36が、連結部37を介して保持用ピン31と連結されており、可撓性腕帯11の締付けを開放する際には、保持用ピン31が可撓性腕帯11方向に押される。この操作により、図7に示すように、連結部37及び保持用ピン31が反時計回り方向に回動し、保持用ピン31が保持用孔43から抜けるので、締付用ベルト4が開放方向に移動し、可撓性腕帯11の締付けが開放される。すなわち、開放レバー36を押下することにより、確実に可撓性腕帯11をゆるめることができ、操作性が向上する。
<撮み>
図8は、発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、撮みの構造を説明するための概略拡大斜視図を示している。
また、図9は、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、撮みの構造を説明するための概略拡大平面図を示している。
図8,9において、撮み21は、有底円筒状の撮み本体210と、撮み本体210の内側に一部が嵌入された状態で螺着されるピニオンギア22と、撮み本体210の外周側面に螺着され、八つのつめ212が突設されたつめ車211と、撮み本体210の底部(ピニオンギア22の反対側)に回転自在に設けられた、有底円筒状のホイール214と、ほぼコ字状に形成され、撮み21の中心に対して点対称となるように配設された一対の板ばね213とからなっている。
板ばね213は、一端がホイール214に螺着され、他端がホイール214の内側側面と移動自在に当接し、さらに、つめ車211側の当接面が、つめ212とほぼ対向する構造としてある。この板ばね213は、トルクリミッター機能を有する、ラチェット機構におけるもどり止めとして機能する。すなわち、使用者がホイール214を開放方向に回転させると、板ばね213がつめ212の斜面を乗り越えるので、ピニオンギア22は、開放方向に回転せず、停止した状態が維持される。これに対し、設定された締付けトルクより小さいトルクで、ホイール214を締付方向に回転させると、板ばね213の当接面がつめ212を押して、つめ車211、撮み本体210及びピニオンギア22が締付方向に回転する。また、設定された締付けトルク以上のトルクで、ホイール214を締付方向に回転させると、板ばね213の当接面がつめ212と当接するものの、板ばね213が変形してつめ212を乗り越えるので、ピニオンギア22は、締付方向に回転せず、停止した状態が維持される。
このように、本実施形態の撮み21は、ピニオンギア22を締付方向に回転させるラチェット機構と、トルクリミッター機構を有しており、トルクリミッター機構によって、使用者が締め付け過ぎるといった不具合を回避するとともに、測定に好ましい締付け位置まで確実に締め付けることができる。さらに、ラチェット機構によって、使用者が誤って撮み21をゆるめる方向に強い力で回転させても、保持機構が破損するといった不具合を防止する。
上記構成の血圧計用腕帯1の使用方法及び動作について、説明する。
まず、血圧を測定する血圧計用腕帯1の使用者は、開放レバー36を可撓性腕帯11方向に押下する。これにより、血圧計用腕帯1は、締付用ベルト4及び/又は可撓性腕帯11の復元力により、締付用ベルト4が開放方向に移動し、可撓性腕帯11及び空気袋12の周回径が大きくなる。
続いて、使用者は、撮み21が上方を向くように、血圧計用腕帯1を横置きとして、空気袋12に、たとえば、左腕を挿入する。
次に、使用者は、撮み21を時計回り方向(締付方向)に回転させる。この操作により、ピニオンギア22がラック42を締付方向に送り出し、保持機構3は、保持用ピン31が保持用孔43に対する抜けと係入を繰り返しながら、締付用ベルト4が締付方向に移動し、可撓性腕帯11及び空気袋12の周回径が減少する。この際、左腕と空気袋12の間に隙間があるときは、小さな力で撮み21を回転させることができる。
続いて、使用者が、撮み21をさらに時計回り方向(締付方向)に回転させると、可撓性腕帯11及び空気袋12の周回径が減少し、左腕と空気袋12の間に隙間がなくなり、撮み21を回転させるトルクが大きくなる。このため、使用者は、このトルクに応じた力で、撮み21を回転させる。徐々に大きくなるトルクに応じて、より大きな力で撮み21を回転させ、設定されたトルクに到達すると、撮み21のトルクリミッター機構が作動し、撮み21のホイール214が空回りする。この際、保持用ピン31は、すでに保持用孔43に係入しているので、可撓性腕帯11の締付け状態を良好に維持している。
次に、空気袋12に空気が送圧され、血圧が測定される。空気袋12に空気が送圧されると、締付用ベルト4に周方向に大きな外力が作用するが、上述したように、締付用ベルト4の保持用孔43に保持用ピン31が係入されているので、可撓性腕帯11の締付け位置を保持することができる。
次に、血圧の測定結果が表示され、空気袋12から空気が抜かれると、使用者は、開放レバー36を押下する。これにより、血圧計用腕帯1は、締付用ベルト4及び/又は可撓性腕帯11の復元力により、締付用ベルト4が開放方向に移動し、可撓性腕帯11及び空気袋12の周回径が大きくなる。
続いて、使用者は、空気袋12から左腕を取り出し、血圧計用腕帯1をもとの場所にもどし、血圧測定を終了する。
このように、本実施形態の血圧計用腕帯1によれば、締付機構2及び保持機構3を機械的強度に優れた構造とすることにより、耐久性を向上させるとともに小型化することができる。さらに、可撓性腕帯11を腕形状に追随させることができるので、測定ミスを防止できるとともに、血圧の測定精度を向上させることができる。さらに、撮み21と開放レバー36を片手で確実に操作することができるので、血圧計用腕帯1を締め付ける作業がおっくうであるといった従来の感覚を払拭することができる。
以上、本発明の血圧計用腕帯について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る血圧計用腕帯は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、締付用ベルト4にラック42及び保持用孔43を形成した構成としてあるが、これに限定されるものではない。図示してないが、たとえば、厚く形成した可撓性腕帯、あるいは、可撓性腕帯11と一体的に形成したベルトに、ラック42及び保持用孔43を形成してもよい。また、厚く形成した可撓性腕帯、あるいは、可撓性腕帯11と一体的に形成したベルトに、ラック42及び保持用孔43を形成し、さらに、締付用ベルト4にもラック42及び保持用孔43を形成してもよい。
また、上記実施形態では、撮み21を使用者が手で回転させる構成としてあるが、これに限定されるものではない。たとえば、図示してないが、撮み21の代わりに、モータなどの駆動手段を用いて、ピニオンギア22を回転させてもよい。このようにすると、可撓性腕帯11の締付けを自動化することができ、使い勝手をより向上させることができる。
さらに、上記実施形態では、ラック送り手段としてピニオンギア22を用い、ピニオンギア22の回転運動をラック42の直線運動に変換したが、ラック送り手段は、ピニオンギア22に限定されるものではない。たとえば、ピニオンギア22の代わりに、ウォームギア(あるいは、単なるウォーム)を用いて、ウォームギア(あるいは、単なるウォーム)の回転運動をラック42の直線運動に変換してもよい。
また、上記実施形態では、締付用ベルト4の他方の端部に、開口部41を形成し、開口部41の一方の側(上方の側)にラック42を形成する構成としてあるが、これに限定されるものではない。
たとえば、図10に示すように、長手方向の一方の端部に、開口部41aを形成し、開口部41aの下方の側にラック42aを形成し、さらに、他方の端部に、開口部41を形成し、開口部41の上方の側にラック42を形成した締付用ベルト4aを用いてもよい。このようにすると、ピニオンギア22の回転角に対する締付け距離を二倍にすることができるとともに、締付機構2の機械的強度を向上させることができる。
また、図11に示すように、長手方向の一方の端部に、開口部41bを形成し、開口部41bの下方の側にラック42を形成し、さらに、開口部41bの上方の側にラック42bを形成した締付用ベルト4bを用いて、ピニオンギア22と螺合し、かつ、ラック42bと螺合するピニオンギア22bを設け、ダブルラック構造としてもよい。このようにすると、締付用ベルト4bの長手方向の移動をバランスよく行うことができるとともに、締付機構の機械的強度を向上させることができる。
本発明の血圧計用腕帯の一実施形態の概略斜視図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、保護カバーが取り外された状態の概略斜視図を示している。 図2の概略上面図を示している。 図2の概略側面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、締付機構及び保持機構を説明するための正面方向の概略断面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、締付機構及び保持機構を説明するための上面方向の概略拡大断面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、開放レバーが押下された状態を説明するための上面方向の概略拡大断面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、撮みの構造を説明するための概略拡大斜視図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、撮みの構造を説明するための概略拡大平面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態の第一応用例にかかる、締付用ベルトを説明するための概略拡大平面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態の第二応用例にかかる、締付用ベルトを説明するための概略拡大平面図を示している。
符号の説明
1 血圧計用腕帯
2 締付機構
3 保持機構
4,4a,4b 締付用ベルト
11 可撓性腕帯
12 空気袋
13 保護カバー
20 基台
21 撮み
22,22b ピニオンギア
23 回転軸
24 連結板
25 係止部
26 突起部
27 当接板
31 保持用ピン
32 軸
33 軸
34 ボルト
35 ばね
36 開放レバー
37 連結部
41,41a,41b 開口部
42,42a,42b ラック
43 保持用孔
44 貫通孔
121 パイプ
201 溝
210 撮み本体
211 つめ車
212 つめ
213 板ばね
214 ホイール

Claims (15)

  1. 締付部材により生体の一部を締め付ける血圧計用腕帯において、
    ラック及び該ラックに噛み合うラック送り手段を備えた締付機構と、
    保持用孔及び該保持用孔に係入する保持用部材を備えた保持機構を有し、
    前記ラックが、前記締付部材と一体的に形成されるとともに、前記保持用孔が、前記締付部材に穿設されたことを特徴とする血圧計用腕帯。
  2. 前記締付部材が、ベルト形状であることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  3. 前記締付部材が、可撓性腕帯を備え、前記ラックが、前記可撓性腕帯に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  4. 前記締付部材が、可撓性腕帯と、該可撓性腕帯の外周に巻かれた締付用ベルトを備え、前記ラックが、前記締付用ベルトに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  5. 前記ラックが、前記締付部材の長手方向側面に設けられており、前記ラックの歯厚が、前記締付部材の厚さとなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の血圧計用腕帯。
  6. 前記ラックが、前記締付部材の長手方向に形成された開口部に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の血圧計用腕帯。
  7. 前記ラック送り手段が、ピニオンギア、ウォームギア又はウォームであることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  8. 前記保持用部材が、保持用ピンであることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  9. 前記締付用ベルトが、前記可撓性腕帯の幅の20%〜80%以下の幅を有し、さらに、前記可撓性腕帯の中央部で使用されることを特徴とする請求項4に記載の血圧計用腕帯。
  10. 前記締付機構が、前記ラック送り手段を回転させるための撮みを有し、かつ、前記保持機構が、前記保持用部材を前記保持用孔の係入方向に付勢する付勢手段を有し、前記撮みを締付方向に回転させると、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記保持用部材が前記保持用孔から抜け、前記撮みをさらに締付方向に回転させると、前記締付部材が締付方向に移動し、該保持用孔より開放方向側の前記保持用孔が前記保持用部材の位置に移動すると、前記付勢力により、前記保持用部材が移動してきた前記保持用孔に係入することを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  11. 前記撮みが、前記前記ラック送り手段を締付方向に回転させるラチェット機構と、トルクリミッター機構を有することを特徴とする請求項10に記載の血圧計用腕帯。
  12. 前記保持機構が、前記保持用部材を前記保持用孔から強制的に抜くための開放レバーを有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の血圧計用腕帯。
  13. 前記締付機構が、前記ラック送り手段を回転させる駆動手段を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の血圧計用腕帯。
  14. 前記ラックが、前記締付部材の長手方向の両端に、対向して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  15. 前記ラックが、ダブルラックであることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
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