JP4236139B2 - 記録紙束の仕分装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録紙束を分配路で仕分けして排紙トレイに排出する記録紙束の仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機などの画像形成装置から排出された画像記録済みの記録紙を、整合トレイで整合し、この整合された記録紙束にステイプルやパンチングなどの後処理を施した後、この記録紙束を放出爪で支承しながら持ち上げていき、その記録紙束を所定の排紙トレイに放出するように構成した記録紙後処理装置として、例えば、特開平7−223768号公報や特開平9−52654号公報に示すものが知られている。
【0003】
このような記録紙後処理装置では、ステイプルなどの後処理を終えた記録紙束を整合トレイから所定の単一の排紙トレイへ放出するものが一般的である。ところが、多数種のサイズや内容からなる記録紙束を取り扱う場合には、これよりも多段の排紙トレイを使用し、記録紙束を仕分けして分配する方が都合がよい。
【0004】
そこで、記録紙束を多段の排紙トレイに仕分けていく仕分装置が開発されている。この仕分装置には、記録紙束を分配させる分配路と、この分配路上であって各排紙トレイの分配口近傍等に設けた駆動ローラおよび従動ローラなどとを備えている。
【0005】
通常、このような構成の仕分装置にあっては、記録紙束を分配路から各段の排紙トレイへ排出させる排出動作は、一方向、即ち、下方向への送り動作が一般的である。
【0006】
ところで、このような仕分装置にあっては、分配路の搬送経路を稼ぐことによって装置全体の小型化を図るため、例えば図21に示すように、その分配路101を偏向させる偏向手段としてターン部材106を設けるとともに、この分配路101に沿って移動可能であって記録紙束100の搬送方向の先(下流側)に待機する放出爪103を備えた構成のものが、この出願に係る出願人によって既に出願されている(特願平10−345276号)。なお、図中、符号102は排紙トレイ、104および105は駆動ローラおよび従動ローラである。
【0007】
このようなターン部材106を備えた仕分装置にあっては、その下方向への送り動作後に、それとは逆に上(Y)方向へ送り動作する、即ちスイッチバック搬送を行い、最上段から最下段まで各段の排紙トレイ102へ記録紙束を排出させることができるようになっている。
【0008】
このような仕分装置では、図示外の整合トレイから下方の分配路101に送り込まれた記録紙束100をY方向に逆送りする場合には、放出爪103が記録紙束の先端側(下側)にあるから、この放出爪103で先端側から記録紙束を押し出すことができ、問題ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この記録紙束100を分配路101上でX方向に順送りする場合には、放出爪103の方が記録紙束100の先端側よりも搬送方向の先にあるから、その放出爪103を記録紙束の基端側から後押しする搬送手段としては、使うことができない。従って、この場合には、分配路101上であって記録紙束100の後方側にある排紙トレイ102の各分配口近傍等に設けた駆動ローラ104と従動ローラ105とにより搬送させている。
【0010】
ところが、多数枚のものからなる(厚手の)記録紙束100にあっては、ターン部材106を通過する際に搬送経路が大きくカーブするから、記録紙束100にはそのターン部材106の周囲から大きな摩擦力が作用することがある。この場合、これを搬送する駆動ローラ104の駆動源である図示外の搬送モータには、大きな負荷が急激に作用することとなる。
【0011】
このような事情から、この搬送モータには、高いトルク出力のものを使用することが必要であり、製造コストの増大をもたらすとともに装置の小型化の障害となっている。
【0012】
この発明は、上記した事情に鑑み、多数枚のものからなる(厚手の)記録紙束を搬送する場合であっても、高トルクを発生するモータを特に必要とするものではなく、これによって製造コストをできるだけ抑えることができるとともに装置の小型化に好都合な記録紙束の仕分装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、分配路に沿って複数個配設された多段の排紙トレイと、この排紙トレイに向けて前記分配路から記録紙束を送り込んで分配する仕分手段とを備えた記録紙束の仕分装置であって、
前記仕分手段が、前記分配路に沿って正逆両方向に回動する無端ベルトと、この無端ベルトに設けた放出爪とを備え、
前記放出爪を記録紙束の先端方向に向けて回動し記録紙先端に当接させて押動させるとともに、前記放出爪を逆方向に移送させ記録紙基端に当接させながらその記録紙束を後押しさせるように放出爪の作動を制御したものである。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記録紙束の仕分装置において、排紙トレイの仕分先および記録紙のサイズに応じて放出爪の回動方向を制御するように構成したものである。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の記録紙束の仕分装置において、前記放出爪が、無端ベルトの一部に1個所設けられているとともに、その放出爪が前記無端ベルトの回動方向に沿った両側に爪を有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1には、この発明による記録紙後処理装置の全体概略構成を示す。
【0017】
図中符号1は、画像形成装置を示すものであり、この実施例では複写機が使用されている。この画像形成装置1には、この実施例の複写機の他に、例えば、ファクシミリ・プリンタやそれらの複合機などでもよい。
【0018】
この画像形成装置1の側部には、この発明による記録紙後処理装置2を隣接して設置する。
【0019】
記録紙後処理装置2は、主に、パンチ処理を行うパンチユニット3と、ファックス紙や割り込み紙をスタックさせるプルーフトレイ4と、画像形成装置1から排出された画像記録済みの記録紙を一時的にスタックする整合トレイ5と、後処理手段であるスティプラ6と、たとえばコピーされた記録紙をスタックするための大量排紙トレイ7と、メールボックス等の多段の排紙トレイ8と、記録紙を仕分けして排紙トレイ8へ送り込む仕分手段9とを備えている。
【0020】
画像形成装置1から排出された画像記録済みの記録紙を、入口ローラ10によって水平方向に搬送し、パンチユニット3に送る。
【0021】
このパンチユニット3は、記録紙の搬送に同期したロータリーパンチであり、画像形成装置1に設けた図示せぬ操作パネルで選択することによって、記録紙に穿孔したりしなかったりするが、いずれの場合も記録紙は停止しない。
【0022】
パンチユニット3を通過した記録紙は搬送ローラによって搬送され、分岐爪11がある分岐路に至る。分岐爪11は、記録紙処理のモード条件によって、図示せぬソレノイドで作動させて、搬送路をAとBの2方向に切り換える。
【0023】
搬送路Aは、たとえばプリンタモードで記録紙にスティプルを行わず、整合トレイ5を介さずに記録紙を直ちに後述する分配路Fへと導き、多段の排紙トレイ8へと分配して排出する場合に使う。
【0024】
一方、搬送路Bは、記録紙をプルーフトレイ4へ排出する場合、大量排出トレイ7へ排出する場合、および記録紙にスティプル処理をする場合に使う。
【0025】
搬送路Bに進んだ記録紙は、分岐爪12がある分岐路に至り、その分岐爪12で、プルーフトレイ4へ向かう搬送路Cと、整合トレイ5や大量排紙トレイ7に向かう搬送路Dの2方向に切り換えられる。
【0026】
搬送路Cを通る記録紙は、排紙ローラ13によってプルーフトレイ4へスタックされる。搬送路Dを通る記録紙は、スティプルモードの場合と、ノンスティプルモードの場合とで搬送の仕方が異なる。
【0027】
ノンスティプルモードの場合は、図2に示すように、ガイド板14が支点位置14aを中心に下に下がった状態で待機しており、記録紙は、搬送路Eへ進み駆動ローラ15と従動ローラ16によって大量排紙トレイ7へ排出される。
【0028】
スティプルモードの場合は、ガイド板14が支点位置14aを中心に上に上がった状態(図1の一点鎖線で示す位置)で待機しており、記録紙は、ガイド板14の下側を通り、整合トレイ5に一時スタックされる。
【0029】
整合トレイ5には、その長さを小さくするため、図3に示すように、伸縮トレイ17を設ける。伸縮トレイ17は、整合トレイ5の奥行き方向の中央部に設ける。これは、記録紙束の幅方向の揃えを行うジョガー機構と干渉しないようにするためである。
【0030】
伸縮トレイ17は、図1に示すセンサ31が記録紙先端を検知後所定時間で伸びる動作を完了し、記録紙がスタックされるのを待つ。このとき、伸縮トレイ17の伸びる長さを、搬送されてくる記録紙の長さにより調整する。たとえばA4縦のサイズが通紙されてくれば、伸縮トレイ17の先端位置はA4縦の先端位置まで伸びる。A3縦のサイズが通紙されてくれば、伸縮トレイ17の先端位置はスタックされるA3縦の先端位置まで伸びる。
【0031】
伸縮トレイ17は、長さを小さくするため2段階に伸びる構成である。伸縮させる構成は、図4に示すように、整合トレイ5からスプリング20の案内棒18をのばし、1段目の伸縮トレイ19の内部にはスプリング20の案内ガイド19aを設ける。
【0032】
図5は、図4に示すスプリング20を前記案内棒18にセットし、1段目の伸縮トレイ19を整合トレイ5にセットしたものである。これによって、スプリング20が案内棒18の基部と案内ガイド19aの奥壁とにより圧縮され、1段目の伸縮トレイ19は常に整合トレイ5から飛び出す力が加わるので、その力によって1段目の伸縮トレイ19を整合トレイ5から伸ばすことができる。
【0033】
2段目の伸縮トレイ21も、図6に示すように、1段目の伸縮トレイ19と同様に構成され、常に1段目の伸縮トレイ19から飛び出す力が加わるので、その力によって2段目の伸縮トレイ21を1段目の伸縮トレイ19から伸ばすことができる。
【0034】
一方、図3に示すように、2段目の伸縮トレイ21の基部に紐状部材22が係止され、整合トレイ5に軸支されているプーリ23を介して角度を変えて巻き取りプーリ24に巻かれている。巻き取りプーリ24と同軸上にホイールギヤ25を設け、それに駆動モータ27のウォームギヤ26をかみ合わす。また、2段目の伸縮トレイ21には検知フィラ28、整合トレイ5にはそれを検知するセンサ29を設けている。
【0035】
図6に示すように、1段目および2段目の両伸縮トレイ19・21ともコロ30を設け、伸縮動作を滑らかにしている。これにより、伸縮トレイ19・21が縮んだ状態(ホームポジション)から駆動モータ27を正回転させれば、巻き取りプーリ24から紐状部材22が繰り出され伸縮トレイ19・21が伸びる。そのとき、伸縮トレイ19・21を、駆動モータ27のパルス制御によって所定の位置で停止させる。
【0036】
また、伸縮トレイ19・21を縮める場合は、駆動モータ27を逆転させ紐状部材22を巻き取る。そして、センサ29が検知フィラ28を検知することによって、所定の位置で停止する。
【0037】
さて、整合トレイ5に一時スタックされた記録紙は、図2および図3に示すように、排紙ローラ32の同軸上に配されたブラシローラ33と、たたきローラ34によって記録紙を後端フェンス35に突き当てて搬送方向を揃え、ジョガーフェンス36によって横方向の揃え動作を行い、スティプラ6によってスティプルする。その場合、スティプラ6は、駆動部6A(図1参照)によりスライド移動することが可能であり、指示された位置でスティプルする。
【0038】
コピーモードの場合は、その後、伸縮トレイ17が前述の機構によって整合トレイ5に収納される。その後ガイド板14が下に下がって、ガイド板14に取り付けられている従動ローラ16が記録紙を加圧し、駆動ローラ15の回転によって大量排紙トレイ7へ搬送する。
【0039】
記録紙は、所定枚数分だけ次々に大量排紙トレイ7に排出され、図7に示すように、センサ40によりその上面が検知されることによって、積載された記録紙が常に一定の位置になるように積載される。大量排紙トレイ7上で転写紙が満杯になると、下限センサ41によって検出される。
【0040】
大量排紙トレイ7は、図7に示すように、上下リフトベルト42に吊るされている。上下リフトベルト42は、ギヤ列およびタイミングベルトを介して昇降モータ43により駆動され、昇降モータ43の正転または逆転によって上昇または下降する。また、必要に応じて、大量排紙トレイ7は、記録紙を排出方向に対して直交する方向にシフト動作を行い、記録紙の仕分けを行う。
【0041】
プリンタモードの場合であって、スティプルされた記録紙を排紙トレイ8へ排出する場合、図1に示すように、チャックアーム対37が支点37aを中心に反時計方向に回動し、記録紙整合トレイ5上の記録紙束を挟む。その後、後端フェンス35とスティプラ6を手前側あるいは奥側のどちらか近い方の記録紙側縁よりも外側へ待避させる。そのとき、後端フェンス35は、スティプラ6の一部に係合しスライド動作に追従することによって移動する。
【0042】
次に、記録紙束を挟んだチャックアーム対37が、支点37aを中心に時計回りに回動し、記録紙束を後端側から分配路Fへと落とし込む。チャックアーム対37が図1の二点鎖線位置へくると、カム38の動作によってチャックアーム対37が開き、記録紙束を放しながら回転動作を加速して記録紙束を分配路Fへ引き継ぐ。なお、ステイプラ6は、指示された位置でステイプルする為にスライド移動できるように構成されているので、記録紙整合トレイ5から分配路Fへ記録紙束を送り出すための搬送ガイドを設けることが難しく、そのためチャックアーム対37を使用しているものである。
【0043】
なお、ここで、分配路Fには、図1において、多段の排紙トレイ8のうち最下段の排紙トレイに対応する位置を過ぎてから、さらに経路を延伸させて右側上方へと折り返すようにターン手段である曲率の大きな、別言すれば、曲率半径の小さなターン部材56を設けている。そして、通過する記録紙を、分岐爪52で搬送方向を切り換えて多段の排紙トレイ8上に分配して排出する。
【0044】
分配路Fは、駆動ローラ50側の固定ガイド部材60と、従動ローラ51側の可動ガイド部材と、無端ベルト76とで構成する。
【0045】
従動ローラ51側の可動ガイド部材は、図8(a)に示すように、ワイヤ61によって構成する。そのワイヤ61の一端は、軸62に空転するように取り付けられたプーリ65に係止しており、複数個の回動部材64を上下方向に間隔をあけて平行に設けておき、この回動部材64の先端部に取り付けたプーリ63で張設する。ワイヤ61の他端は、ばねを介して搬送のじゃまにならない位置に設けた最下位の回動部材64のプーリ63に係止させる。
【0046】
従動ローラ51は、回動部材64にプーリ63と併設され、回動部材64で支持して排紙トレイ8の数だけ上下方向に配設する。そのとき、従動ローラ51は、ワイヤ61よりも1〜2mm駆動ローラ50側に突出している。
【0047】
回動部材64は、支点64aによって記録紙後処理装置2の図示しない側板に回転動作可能に軸支し、後端部64bでレバー69と各々連結している。
【0048】
レバー69は、引っ張りスプリング70によって下方に引っ張られており、それによって従動ローラ51、プーリ63、ワイヤ61を駆動ローラ50側に付勢し、駆動ローラ50に従動ローラ51が突き当たる位置で揺動可能に静止している。レバー69は、各々の回動部材64に連結されているので、ワイヤ61の上流側と下流側を同時にかつ分配路Fに対して並行に動作する。なお、この実施例でのレバー69は、片側のみで構成してある。
【0049】
駆動ローラ50は、固定ガイド部材60から1〜2mm突出している。したがって、分配路Fの駆動ローラ50側と従動ローラ51側との間隔、つまり分配路Fの搬送路の幅は、通常2〜4mm程度に設定している。
【0050】
分岐爪52は、上下2方向から搬送される記録紙束を排紙トレイ8へ導入させるための搬送方向を大きく偏向させなければならないので、図9に示すように、上用爪と下用爪との2つに分割された構成となっている。その2つのものは、互いにギア部52aで噛み合っており、どちらか一方を偏向させれば他方も偏向させることができる。図10では、双方の爪の先が交差するが、これらの爪の先を櫛歯状に形成して、干渉するのを回避している。
【0051】
従って、例えば分配路Fでの搬送路の幅よりも薄い(2〜4mm未満)記録紙束が進入してきた場合は、ワイヤ61は変位することなく記録紙束は搬送される。分配路Fの搬送路幅よりも厚い(2〜4mm以上)記録紙束が進入してきた場合は、記録紙束がワイヤ61を押し広げて記録紙束が搬送される。記録紙詰まりを起こした場合は、従動ローラ51の圧を解除すれば、ワイヤ61の間から記録紙を取り除くことができる。
【0052】
図示例では、図8(a)に示すモータ81を駆動して偏心カム82を回転駆動することにより図8(b)・(c)に示すように回動部材64を回動し、ワイヤ61を変位して記録紙束の厚さに応じて分配路Fの厚さを変えることができる。記録紙束の枚数は、画像形成装置1からの信号や、センサによってカウントすることができ、変位の大きさはモータ81の回転角で制御することができる。
【0053】
排紙トレイ8は、上下方向に複数個、例えばこの実施例では5個配設させた構成となっており、記録紙束のサイズ、内容、分配先などの用途や各種目的によって分別して仕分けることができるようになっている。なお、この実施例では複数段に配設させた構成としたが、特にこの実施例のような複数個に分別する必要がないものにあっては、単一の排紙トレイであっても構わない。
【0054】
仕分手段9は、分配路Fに沿って設けられており、多段の排紙トレイ8への記録紙束Pの分配先に応じて正逆いずれかの方向に回動する、図8(a)に示す無端ベルト76と、この無端ベルト76に1個所設けた図11に示す略Y字形の放出爪53とを備えている。この放出爪53には、無端ベルト76の回動方向に沿った両側に記録紙束Pの基端または先端を保持して押出する爪が形成されている。
【0055】
無端ベルト76は、図8(a)に示すように、上側に設けた小プーリ66と下側に設けた大プーリで形成されたターン部材56との間に掛け渡しており、モータ68を介して回転駆動されるようになっている。
【0056】
図11に示す放出爪53は、無端ベルト76とともにが正逆いずれかの方向に回動して分配路Fに搬送されてきた記録紙束Pの先端(下端)あるいは基端(上端)に当接し、記録紙束Pを押動しながら記録紙束Pを分配路Fから多段の排紙トレイ8へ送り込むように構成されている。なお、この放出爪53は、例えば図1に示す位置をホームポジションとして記録紙束Pの到着するのを待機するように構成してある。
【0057】
次に、この実施例に係る記録紙後処理装置の仕分け手段9の作用について説明する。
分配路Fへ進んできた記録紙束Pは、駆動ローラ50と従動ローラ51によって下方へ搬送されるが、記録紙のサイズ、分配先、記載内容、その他の各種目的・用途に応じて、各段の排紙トレイ8への仕分け制御が行われる。
【0058】
即ち、記録紙束Pの先端(下端)が、ターン部材56に達せずに上段側の排紙トレイ8に排紙される場合と、ターン部材56に達してターンし下段側の排紙トレイ8に排紙される場合とで仕分け作用が異なる。
【0059】
(1)記録紙束Pを上段側の排紙トレイ8へ排紙させる場合
初めに、図12に示すように、分配路Fへ送り込まれてきた記録紙束Pは、駆動ローラ50と従動ローラ51とにより、分配路Fの下方向へ搬送移動される。そして、図13に示すように、記録紙束Pの基端(上端)が所望の段の排紙トレイ8にある分岐爪52よりもやや下方に達したところで、駆動ローラ50と従動ローラ51の作動を一時的に停止して、記録紙束Pの搬送動作を停止させるとともに、これらのローラ間で記録紙束Pを圧接・保持させておく。
【0060】
この間に、モータ68を作動し、無端ベルト76を図13に示すように、時計回りに正回転させることにより、放出爪53が記録紙束Pの先端(下端)に当接するところまで移動する。
【0061】
このようにして、記録紙束Pの先端(下端)を放出爪53で下側から拘束保持し、これより下方に記録紙束Pが降下せぬように保持しておく。このような状態のまま、図8(a)に示すモータ81を制御して、図1において矢印Z方向にレバー69を変位させ、駆動ローラ50と従動ローラ51との圧接力を解除させる。
【0062】
このような状態にして、図14に示すように、放出爪53によって記録紙束Pを下から押上げていき、記録紙束Pを押し出すようにして分配路Fに沿って逆方向に搬送(スイッチバック)させる。これにより、記録紙束Pが所望の上段側の排紙トレイ8へ送り込まれる。
【0063】
このように、記録紙束Pをスイッチバックさせるのは、後処理された記録紙束Pをチャックアーム対37から分配路Fを経て排紙トレイ8へ直接搬送すると、排紙トレイ8への入り口部分でのカーブが急である(曲率が大きい)ので、記録紙束Pに無理な力が掛る虞れがあるからである。また、排紙トレイ8上で、後続の記録紙束Pが前の記録紙束のステイプルに係止する虞れもあるからである。
【0064】
なお、搬送中の記録紙束Pを所定位置に停止させたり、放出爪53を所定位置に停止させるには、それぞれの駆動モータの駆動パルス数をカウントすることで、達成できる。記録紙束Pを排出させる排紙トレイ8の分岐爪52を切り替えると、この段にある放出爪53はその分岐爪52の手前で停止し、その後排紙ローラ77と従動ローラ78とで記録紙束Pをその段の排紙トレイ8へ向けて搬送し、排出する。
【0065】
なお、この実施例では、記録紙束P基端(上端)部分が仕分けされる排紙トレイ8の所望の段の分岐爪52より、やや下方に到達したところで記録紙束Pの搬送動作を一時的に停止させ、その後、放出爪53をホームポジションから移動させる構成としたが、記録紙束Pの搬送動作中に放出爪53をホームポジションから移動させるように構成してもよい。
【0066】
(2)記録紙束Pを下段側の排紙トレイ8へ排紙させる場合
初めに、図12に示すように、分配路Fへ送り込まれてきた記録紙束Pは、駆動ローラ50と従動ローラ51とにより、分配路Fの下方向へ搬送移動される。
【0067】
そして、図15に示すように、記録紙束Pの基端(上端)が軸62、プーリ65(66)よりもやや下方に達したところで、駆動ローラ50と従動ローラ51の作動を一時的に停止して、記録紙束Pの搬送動作を停止する。この間に、図8(a)に示すモータ68を正回転させ、無端ベルト76とともに放出爪53を反時計回りに回動して、放出爪53をホームポジションから図16に示す記録紙束Pの先端(上端)位置まで反転移送(以下、回送とよぶ)させる。
【0068】
そして、同図に示すように、記録紙束Pの基端(上端)を放出爪53で後押しさせるように下方へ押動するとともに、駆動ローラ50および従動ローラ51による搬送動作を再開させる。このとき、記録紙束Pの搬送速度と同一速度で放出爪53を移動させるので、記録紙束Pを基端(上端)からスムースに押動していくことができる。
【0069】
次に、図17に示すように、記録紙束P基端(上端)が、排紙される排紙トレイ8の所望の段の分岐爪52より下方に到達した時点で、記録紙束Pの搬送動作を一旦停止させる。この間に、モータ68を逆回転させ、図18に示すように、無端ベルト76を時計回りに回動させ、放出爪53を記録紙束Pの先端(下端)へ向けて回送させる。
【0070】
これにより、放出爪53が記録紙束P先端(下端)に当接したならば、この記録紙束Pを先端側から拘束した状態で、先述したような方法で、駆動ローラ50と従動ローラ51との圧接力を解除させる。
【0071】
その後、図19に示すように、記録紙束Pの先端(下端)を放出爪53によって下から押動しながら逆方向に搬送し、つまりスイッチバック搬送を行い、下段側の排紙トレイ、この場合には、最下段の排紙トレイ8へ送り出していき、排紙する。
【0072】
なお、この実施例では、記録紙束Pの基端(上端)が、軸62やプーリ65よりもやや下方に到達した時点で、一旦記録紙束Pの搬送動作を停止させ、その後、放出爪53をホームポジションから回送させる(図15参照)ように構成したが、特にこれに限らない。即ち、例えば、記録紙束Pの分配路Fへの搬送動作中に、放出爪53をホームポジションからその近傍まで回送させ待機させておくように構成してもよい。あるいは、記録紙束Pは停止させずに、記録紙束Pに同期させて放出爪53を回送させるように構成してもよい。
【0073】
さらに、この実施例の仕分け動作において、排紙させる排紙トレイ8が下段側のものである場合の他に、例えばサイズの大きな記録紙である場合などにも、以下のようなスイッチバック動作をおこなわせる。
【0074】
即ち、記録紙束P後端(上端)側が仕分け分配される排紙トレイ8の所望の段での分岐爪52より、やや下方にきた時点で記録紙束Pの搬送を一時的に停止する。その時、記録紙束Pの先端部はターン部材56で180度方向転換して右側経路に沿って上側へ移動している。その後、記録紙束P基端(上端)側の方から逆行して戻り、所望の段の排紙トレイ8へ送り込まれる。
【0075】
なお、記録紙束Pを搬送路Aから直接、分配路Fへ搬送させる場合には、以下のような手順で搬送する。
【0076】
搬送路Aに向かった記録紙束Pは、図20に示すように、分配路Fへ送り込まれると、駆動ローラ50と従動ローラ51とにより分配路Fを搬送されていく。
【0077】
そして、排紙トレイ8の分岐爪52が切り替わることにより、記録紙束Pの先端(下端)から直接、所定の段の排紙トレイ8へ仕分けされて排出されていく。この場合、搬送路Eからの送り込みとは異なり、カーブの曲率が大きい(つまり、曲率半径が小さい)ところを通過することがないので、いずれの段の排紙トレイ8へ仕分ける場合でも、ステイプルされた記録紙束Pの場合とは異なり、スイッチバック搬送を行うことはない。
【0078】
従って、この実施例によれば、排紙トレイ8の記録紙束Pが排出されれば、紙有無検知センサ54によってパソコン上でユーザに対してメールの有無を通知し、さらに排出された記録紙が排紙トレイ8の許容量を超えると、満杯検知センサ55によってプリントアウトユーザや画像形成装置1によって、プリントアウトユーザや画像形成装置1に対してそれを知らせることが可能となる。
【0079】
【発明の効果】
したがって、請求項1に記載の発明によれば、適宜必要に応じて放出爪を正逆方向に回動させて記録紙束の基端側へ移送させ、記録紙束の基端を駆動ローラの駆動力とともにこの放出爪で後押しさせるので、たとえ積層枚数の多い厚手の記録紙束を搬送する場合であっても、駆動ローラの駆動源として、高トルクを発生するモータを必要としないので、その分、製造コストを抑えることができるとともに装置の小型化にも都合がよい。
【0080】
さらに、請求項2に記載の発明によれば、仕分先や記録紙サイズに応じて放出爪を記録紙束の基端あるいは先端のいずれの部分にも当接できるように構成したので、放出爪による記録紙束への押動方向を自由自在に切り替えることができるようになる。これにより、仕分装置における排紙トレイの設置位置が拡大し、より多くの段数が設置可能となり、きめ細かい仕分動作が実現できる。しかも、使用する記録紙のサイズに制約がなくなり、大きいものから小さなものまで、各種サイズのものが自由に使用できるようになるので、汎用性が高まる。
【0081】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、放出爪の両側に爪を設けているので、放出爪が正逆方向に回動して記録紙束の基端あるいは先端のいずれに当接する場合でも、新たに駆動手段を追加することなく、安定した確実な搬送動作を行うことができ、小型で信頼度の高い仕分装置が低コストで提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による記録紙後処理装置の全体概略構成図である。
【図2】その整合トレイ部分周辺をガイド板とともに示す斜視図である。
【図3】その整合トレイを伸縮トレイとともに示す斜視図である。
【図4】その1段目伸縮トレイ部分の分解斜視図である。
【図5】その組付け後の斜視図である。
【図6】伸縮トレイ部分全体の斜視図である。
【図7】上記記録紙後処理装置の部分概略構成を示す斜視図である。
【図8】(a)は分配路の従動ローラ側の構成を示す斜視図、(b)・(c)はそのワイヤの変位の状態を示す説明図である。
【図9】排紙トレイへ記録紙を案内する分岐爪の機構図である。
【図10】記録紙の搬送方向を切り換えて記録紙を排紙トレイへと排出するときの分岐爪の状態説明図である。
【図11】同装置の無端ベルトに設けた放出爪を示す斜視図。
【図12】同装置により記録紙束を排紙トレイの上段側のものに排出する場合の駆動ローラなどによる搬送動作を示す説明図である。
【図13】同装置により記録紙束を排紙トレイの上段側のものに排出する場合の放出爪の移送動作を示す説明図である。
【図14】同装置により記録紙束を排紙トレイの上段側のものに排出する場合の放出爪によるスイッチバック搬送を示す説明図である。
【図15】同装置により記録紙束を排紙トレイの下段側のものに排出する場合の放出爪の移送動作を示す説明図である。
【図16】同装置により記録紙束を排紙トレイの下段側のものに排出する場合の放出爪による押動動作を示す説明図である。
【図17】同装置により記録紙束を排紙トレイの下段側のものに排出する場合の放出爪によるターン動作を示す説明図である。
【図18】同装置により記録紙束を排紙トレイの下段側のものに排出する場合の放出爪の移送動作を示す説明図である。
【図19】同装置により記録紙束を排紙トレイの下段側のものに排出する場合の放出爪によるスイッチバック搬送を示す説明図である。
【図20】画像形成装置から排出された記録紙を整合トレイを通さずに直ちに分配路へと導く状態を示す説明図である。
【図21】従来の記録紙後処理装置における記録紙束の搬送状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 記録紙後処理装置
5 整合トレイ
6 スティプラ(後処理手段)
7 大量排紙トレイ
8 多段の排紙トレイ
9 仕分手段
50 駆動ローラ
51 従動ローラ
52 分岐爪(偏向手段)
53 放出爪
60 固定ガイド部材
66 プーリ
67 ターン部材
68 モータ
69 レバー
76 無端ベルト
F 分配路
P 記録紙束

Claims (3)

  1. 分配路に沿って複数個配設された多段の排紙トレイと、この排紙トレイに向けて前記分配路から記録紙束を送り込んで分配する仕分手段とを備えた記録紙束の仕分装置であって、
    前記仕分手段が、前記分配路に沿って正逆両方向に回動する無端ベルトと、この無端ベルトに設けた放出爪とを備え、
    前記放出爪を記録紙束の先端方向に向けて回動し記録紙先端に当接させて押動させるとともに、前記放出爪を逆方向に移送させ記録紙基端に当接させながらその記録紙束を後押しさせるように放出爪の作動を制御したことを特徴とする記録紙束の仕分装置。
  2. 排紙トレイの仕分先および記録紙のサイズに応じて放出爪の回動方向を制御するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の記録紙束の仕分装置。
  3. 前記放出爪が、無端ベルトの一部に1個所設けられているとともに、その放出爪が前記無端ベルトの回動方向に沿った両側に爪を有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録紙束の仕分装置。
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