JP4231492B2 - ペット用トイレ及び交換シート - Google Patents

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Description

本発明は、包囲体内で飼育されるペット用のトイレであって、詳しくは包囲体のコーナー部に配置されるペット用トイレ及び交換シートに関するものである。
従来のペット用トイレとしては、四角形の容器のものが多かった(例えば特許文献1、2参照)。しかし、係るペット用トイレはペットが前記四角形の容器で排便するよりにしつけること自体が困難であった。
また砂をおいたトイレが有する、ペットが砂をかき回して遊んだり四つ足に砂を付けた状態で歩くため屋内が汚れる問題をなくすため、砂排除板を設けた発面があった(例えば特許文献3参照)。しかし、係る発明ではペットの四つ足に付着した砂を完全に取り除くことは無理なため、飼育室が汚れる問題は依然として解決していなかった。
また、フェレットなどのペットには、砂やほこりを食べてしまい消化不良を起こして病気になることがあるので、砂を使用しないペット用トイレが望ましい。
さらに、フェレットなどのペットには飼育室の角で角に尻を向けて、尿は下方に糞便は後方向に向かって排便する習慣がある。糞便の多くは角の隅に落下するが一部は横方向に飛ぶため、従来のペット用トイレでは飼育室の角を汚す問題があった。
これに対し、飼育室の角に置くのに適したトイレであって、横方向に飛ぶ糞便を受ける面を有するペット用トイレとして、略桶状の前方側を切欠開口させて成るトレー体の上に、略座椅子タイプの床体を載置したペット用トイレの考案があった(例えば特許文献4参照)。
しかも、係るペット用トイレには背もたれ状のフードや底面部を覆うマットがないため、背もたれ状のフードや底面部に付着した便を取り除くため、前記略座椅子タイプの床体を取り外しペット用トイレ全体を洗わなければならない問題が生じていた。
また、床体の角部の隅に開口がないためペットが糞便をした場合に、床体に糞便が乗った状態で目につき人が不快感を持つ問題と、糞便を放置した場合に硬くなって容易に取り除くことができず、見栄えが悪くなる問題を有していた。
また、フェレットは爪を立ててひっかくことが好きなため、試しにフェレットが触れる可能性のある面を柔らかく吸水性の高い素材を使用したマットで覆ってみると、爪をたててマットを壊してしまう問題があった。
また、従来のペット用トイレは比較的大型であるため、収納スペースを確保するのが困難であった。
特開2002−142599号公報 特開2003−235389号公報 特開2004−049030号公報 実用新案登録第3056311号公報
本発明の目的は、従来の四角形の容器のペット用トイレの有するペットが所定の場所で排便するようにしつけること自体が困難となる問題を解決し、飼育室のコーナーで尻を向けて排便するペットの習性を利用したペット用トイレを提供することにある。
また砂をおいたトイレが有する、ペットの四つ足に砂が付着して飼育室内が汚れる問題や砂を食べて消化不良をおこして病気になる問題を解決するため、砂を使わずまたペットが汚物に触れることを可能な限り防止したペット用トイレを提供することにある。
特に、飼育室のコーナーに置くのに適し横方向に飛ぶ糞便を受ける面を有する便容器とすることにより、飼育室の壁が汚れることのないペット用トイレであって、フェレット等のペットの飼育に適したペット用トイレを提供することにある。
また、下に落下した便を受ける面や横方向に飛ぶ便を受ける面を覆うマットを有するペット用トイレとすることにより、従来ではペットが排便する度に必要であった便容器を洗う作業を軽減したペット用トイレを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、ペットが放される包囲体内のコーナー部に配置され、同包囲体内のコーナー部で排便・排尿する習性を有するペット用のトイレであって、前記包囲体のコーナー部に略沿った形状のコーナー部を有する受皿と、同受皿の上面を覆うように同受皿上面に載置され、同載置状態において前記受皿の前記包囲体のコーナー部と隣接するコーナー部寄り部分が露出されるとともに、表裏方向に貫通する多数の貫通孔を有する蓋部材と、薄板材から構成され、前記受皿上に配置されて同受皿のコーナー部寄り部分において外部に露出されるとともに同受皿のコーナー部から離間した部分において前記蓋部材によって覆われる便受け部と、同便受け部基部側にて上方に向かって立設された衝立部とを有する交換シートとを備えたことをその要旨とする。 請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記交換シートの衝立部は、前記包囲体のコーナー部に略沿った形状のコーナー部を有することをその要旨とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記受皿に連結され、前記交換シートの衝立部を前記包囲体側で支える補強部材を備えたことをその要旨とする。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、前記補強部材には前記交換シートの衝立部が係合する係合部が設けられていることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記蓋部材に設けられ、同蓋部材の一部を切り離して同蓋部材で覆われる便受け部の露出面積を変更させる切欠溝を有することをその要旨とする。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記補強部材には、前記包囲体の一部と係合する包囲体係合部が設けられていることをその要旨とする。
請求項7に記載の発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記受皿内には吸水マットが配置されていることをその要旨とする。
請求項8に記載の発明では、ペットが放される包囲体のコーナー部に略沿った形状のコーナー部を有する受皿と、同受皿の上面を覆うように受皿上面に載置され、外部と受皿内とを連通する多数の貫通孔を有するとともに、前記包囲体のコーナー部と隣接するコーナー部寄り部分が露出されるとともに、表裏方向に貫通する多数の貫通孔を有する蓋部材とを備えたペット用トイレに使用されるものであって、薄板材から構成され、前記受皿上に配置されて同受皿のコーナー部寄り部分において外部に露出されるとともに同受皿のコーナー部から離間した部分において前記蓋部材によって覆われる便受け部と、同便受け部基部側にて上方に向かって立設可能な衝立部とを有することをその要旨とする。
請求項9に記載の発明では、請求項8に記載の発明において、前記便受け部と前記衝立部とは連結部で連結され、同便受け部及び同衝立面は同連結部を基部として折り畳みあるいは展開させた略同一平面状態と、同連結部を基部として同便受け部及び同衝立面を交差状に配置した立体状態とに形状変化させることができるようにしたことをその要旨とする。
請求項10に記載の発明では、請求項9に記載の発明において、前記便受け部と前記衝立部との状態を、立体状態に保持する立体形状保持手段を備えたことをその要旨とする。 請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の発明において、前記衝立部には前記包囲体のコーナー部を境界として折り曲げ可能な折り曲げ線が形成されており、同折り曲げ線延長上において、前記便受け部を左右2分し、一方の便受け部には挿入部を設け、他方の便受け部には前記挿入部が挿入される差し込み孔を設けて前記立体形状保持手段を構成したことをその要旨とする。
請求項12に記載の発明では、請求項8〜11のいずれかに記載の発明において、前記衝立部には前記包囲体のコーナー部を境界として折り曲げ可能な折り曲げ線が形成されており、同折り曲げ線延長上において、前記便受け部には折り畳み線が設けられており、同便受け部と前記衝立面とを立体状態に組み立てた状態から同衝立面を同折り曲げ線を基部として内側に折り曲げていく際に、同便受け部は同折り畳み線を頂点として山折れするようにしたことをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明においては、フェレット等のペットが排便・排尿を行う際は、包囲体内のコーナー部へ移動して行う。ペットはコーナー部に配置したペット用トイレの蓋部材上に載って排尿・排便を行う。このとき、ペットが***した尿は蓋部材から受皿内に溜まる。また、***された糞便は交換シートの便受け部に落ちる。また、飛び散った糞便は交換シートの衝立部で受け止められる。
例えば、上記の受皿をホームベース形状とした場合、受皿の幅を200〜250mmとし、奥行きを220〜325mmとする。そして、交換シートの衝立部の高さを150〜250mmとすることが好ましい。そして、受皿で覆われていない部分の便受け部の高さを40〜100mmとすることが好ましい。交換シートは一枚で構成されていても、貼着等の手段によって複数枚から構成されていても構わない。また、薄板材であれば紙以外の素材を使用することも自由である。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加え、前記交換シートの衝立部のコーナー部の形状を、前記包囲体のコーナー部に略沿った形状としたことにより、包囲体と交換シートの衝立部との密着性が向上される。
請求項3に記載の発明においては、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、補強部材によって交換プレートの衝立部が支えられ、結果として交換プレートの変形等が抑制される。
請求項4に記載の発明においては、請求項3に記載の発明の作用に加え、補強部材の係合部に交換シートの衝立部が係合することにより、前記補強部材に対する交換シートのズレ等が防止される。
請求項5に記載の発明においては、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の作用に加え、前記蓋部材の切欠溝に沿って同蓋部材の一部を切り離すことにより、露出する便受け部の面積が変化するため、ペットの成長に併せて露出する便受け部の面積を広くすることが可能となる。
請求項6に記載の発明においては、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の作用に加え、包囲体係合部を介して包囲体に補強部材が係合することにより、包囲体及びトイレに外力が加わっても、包囲体に対するトイレのズレが防止される。
請求項7に記載の発明においては、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の作用に加え、***された尿は蓋部材の貫通孔から受皿側へと流れ落ちる。受皿側に流れ落ちた尿は吸水マットにより吸水される。
請求項8に記載の発明においては、交換シートを受皿に載置する際には、衝立部を便受け部基部側にて上方に向かって立設させる。この状態で衝立部を包囲体のコーナー部側寄りとなるように便受け部を受皿上に配置する。
請求項9に記載の発明においては、請求項8に記載の発明の作用に加え、前記便受け部と前記衝立部とは連結部で折り畳み可能に連結されいるため、同便受け部及び同衝立面は同連結部を基部として折り畳みあるいは展開させた略同一平面状態と、同連結部を基部として同便受け部及び同衝立面を交差状に配置した立体状態とに形状変化させることができる。つまり、交換シートを略同一平面状態とすることができるので多数の交換シートを積層状態で保管できる。そして、便受け部と衝立部との状態を立体状態、つまりペット用トイレへ交換シートを使用可能状態とする際には便受け部を受皿上に、衝立部を包囲体のコーナー部側寄りへの配置させるようにする。
請求項10に記載の発明においては、請求項9に記載の発明の作用に加え、立体形状保持手段により、連結部における便受け部と衝立部との状態が立体状態に保持される。
請求項11に記載の発明においては、請求項10に記載の発明の作用に加え、連結部において便受け部と衝立部とを屈折させた後、一方の便受け部に形成された挿入部を他方の便受け部に形成された差し込み孔へ挿入することにより、立体形状の状態が保持される。 請求項12に記載の発明においては、請求項8〜11に記載の発明の作用に加え、便受け部を折り畳み線を基部として折り畳むことにより、同便受け部上に溜まった便が便受け部と衝立部とにより包囲された状態となり、便のこぼれ等が防止される。この時、便受け部前方が折り畳みに伴って若干上向きになることが好ましい。また、前記衝立部には前記包囲体のコーナー部を境界として折り曲げ可能な折り曲げ線が形成されることが折り曲げのしやすさの点から好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、ペットが***した糞便は交換シート上に溜まることから、便の後始末をする際は、交換シートだけを新たなものに交換すればよいので、トイレの掃除等が簡単にできるという優れた効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、交換シートの衝立部を包囲体のコーナー部により近接させることができることから、ペットが排便・排尿するスペースを広く確保でき、ペットのストレスを軽減することができるという優れた効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、交換シートの変形を抑制できることから、便を確実に受け取ることができるという優れた効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、より確実に便を受け取ることができるという優れた効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加え、ペットの成長に併せて露出する便受け部の面積を広くすることが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の効果に加え、包囲体に対するトイレのズレを防止できることから、ペットが所定位置、すなわち、トイレ以外の場所で排便・排尿を行うのを防止することができ、衛生面が向上するという優れた効果を奏する。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の効果に加え、受皿側に流れ落ちた尿は吸水マットに吸水されることから、溜まった尿を排除する際は吸水マットの交換だけでよいので、トイレの掃除等が簡単にできるという優れた効果を奏する。
請求項8に記載の発明によれば、ペットが***した糞便は交換シート上に溜まることから、糞便の後始末をする際は、交換シートだけを新たなものに交換すればよいので、トイレの掃除等が簡単にできるという優れた効果を奏する。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加え、多数の交換シートを積層状態で保管できることから、交換シートが嵩張ることなく小スペースで保管できるという優れた効果を奏する。
請求項10に記載の発明によれば、請求項8又は9に記載の発明の効果に加え、便受け部と衝立部との状態を立体状態に保持できることから、交換シートをペット用トイレに配置した際に便受け部と衝立部との状態が展開状態に復帰するのを防止でき、便受け部にて確実に糞便の受取を行うことができるという優れた効果を奏する。
請求項11に記載の発明によれば、請求項10に記載の発明の効果に加え、接着剤等を使用することなく便受け部と衝立部との状態を立体状態に保持できることから、交換シートの組み立て作業の簡略化を図ることができるという優れた効果を奏する。
請求項12に記載の発明よれば、請求項8〜11のいずれかにに記載の発明の効果に加え、衛生面で優れているとともに、糞便の処理作業を簡単に行うことができるという優れた効果を奏する。
(実施の形態1)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図6に示し説明する。実施の形態1のペット用トイレ1は平面視において概略ホームベース形状の便容器2と簀の子床3と便容器マット4を有している。そして、便容器2の幅A=250mm、便容器2の奥行きB:315mmとした。
便容器2は受皿2aと受皿2aの傾斜辺2fで垂直に連結する高さD=200mmの衝立2bとを有しており、衝立2bは平面視において90度に折れ曲がり垂直の稜線2gを有するものとした。そして、衝立2bの上部裏側に2個のボルト部2eを取り付けた。
また、受皿2aの傾斜辺2f以外の辺には高さE=15mmの立上がり2h、2jを設け、立上がり2hの上端で水平に折り曲げて2カ所の挿入部2cを設けた。そして、2カ所の挿入部2cにそれぞれピン穴2dを設けた。
簀の子床3は、平面視概略ホームベース形状の外形から三角空間1aを取り除いた、概略6角形の格子形状の簀の子面3cを有するものとし、三角空間1aは傾斜辺3aを延長した交点3bから端辺3fまでの高さC:40mmである直角二等辺三角形となるようにした。そして、端辺3fを上にして置いたときに左右両辺に当たる辺に折返し3hを設けて凹部3eを構成し、凹部3eの上に2個の止穴3dを設けた。さらに、端辺3fから所定の間隔をおいて4本の切欠3gを設けた。
便容器マット4は、平面視概略ホームベース形状の平面部と、平面部の2辺の傾斜辺4fにおいて垂直に連結する衝立カバ4bであって、平面視で稜線4gにおいて90度に折曲がる衝立カバ4bとを有する構成とした。平面部は、吸水性の高い紙で構成した吸水部4eと、表面をなめらかにした厚紙で構成した平面視で傾斜辺4fを2辺とする直角二等辺三角形の三角部4dとで構成した。衝立カバ4bは、表面をなめらかにした厚紙で構成し、その上部に折返し4aを設けて凹部4nを構成し、折返し4aに取付穴4cを設けた。さらに、衝立カバ4bの稜線4g、傾斜辺4f及び傾斜辺の交点4mを通り三角部4dを二等分する分直線4hのそれぞれに折り目を設けた。
実施の形態1のペット用トイレ1は以上のように構成されており、以下その作用について記載する。ペット用トイレ1を組み立てるときは、便容器2の衝立2bの上部を便容器マット4の凹部4nの中に挿入し、ボルト部2eを取付穴4cに通す。そして、衝立カバ4bで衝立2bを、三角部4dと吸水部4eで受皿2aを、それぞれ覆うようにして取り付けた後にネジ5a付きノブ5で固定する。
その後、便容器の2ヶ所の挿入部2cを簀の子床3の凹部3eに挿入するようにして、便容器2に対して實の子床3をスライドさせて取り付け、ピン穴2dと止穴3dの位置を一致させて段付ピン11を差し込み移動防止する。
フェレットなどのペットは、飼育室の角で***する習慣があるので無理にペットをしつける必要はなく・ペット自身がペット用トイレ1で衝立2bの稜線2gに尻を向けて排便する。このとき尿は簀の子面3cを通って受皿2aに流れ、糞便の大部分は三角空間1aを通って三角部4dの隅に落下するが、一部は横方向に飛ぶため衝立カバ4bに付着する。
ペットが排便した糞便は簀の子床3の下に隠れるため人の目につきにくい。また、尿は吸水部4eに吸水されるので、便容器マット4を取り外すことにより、三角部4dに載ったり衝立カバ4bに付着した糞便と共に取り除くことができる。
また、ペットが触れる可能性のある面を、表面をなめらかにした厚紙で構成した便容器マット4とし、便容器2に対する簀の子床3の取り付けを凹部3eと挿入部2cとからなる保持機構1bを有するペット用トイレ1とし、ピン穴2d、止穴3d及び段付きピン11とからなる移動防止機構を設けたので、爪を立ててひっかくことが好きなフェレットなどのペットがいたずらをしても、便容器マット4が破れたり剥がれたりせずまた簀の子床3が外れたりすることはない。
便容器マット4の吸水部4eを折線4kが谷の底になるようにしで折り曲げ(以下単に「谷折り」といい、反対に折り曲げることを「山折り」という。)、続いて吸水部4eと三角部4dとの境界線で谷折りし、さらに分直線4hで山折りしつつ稜線4gと傾斜辺4hとで谷折りすると便容器マット4は1枚のシート状になる。
上記第1の実施の形態では、受皿2aを外側に折り曲げた挿入部2cと簀の子床を折返した凹部3eとで保持機構1bを構成したが、図7の(a)、(b)に示したように、受皿8aを内側に折り曲げた挿入部8bと簀の子床9aの外側に向けて設けた凹部9bとで保持機構を構成してもよく、また、受皿8cに設けた凹部8dと簀の子床9cの両端に設けた挿入部9dとで保持機構を構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、ボルト部2eと取付穴4cを有する折返し4a及びネジ5a付きノブ5とで、便容器マットの固定機構1cを構成したが、図8の(c)、(d)、(e)に示したように、衝立カバ6aと衝立7aの固定機構をボルト付きノブ12とネジ付きノブ5とで構成したり、衝立7bに凹部7cを衝立カバ6bに折返し6cをそれぞれ設けて、折返し6cを凹部7cに挿入する構成の固定機構としたり、U字バネ14を使用した衝立カバ6dと衝立7dの固定機構とすることもできる。
(実施の形態2)
次に本発明を具体化した実施の形態2について説明する。
図9に示すように、柵状のケージ31は複数本の針金材31aを縦横に格子状に配列した4つの直角のコーナー部C1を有する平面4角形状に形成されている。同ケージ31内の1コーナー部C1には、ペット用トイレ40が配置されている。図10〜図13に示すように、前記ペット用トイレ40を構成する受皿41は合成樹脂から形成され、上部が開放する略平面正方形の箱状に形成され、前記ケージ31のコーナー部C1と対抗する受皿41のコーナー部C2も略直角状とされている。受皿41の上面の4縁面は第1の支持面41a、41b及び第2の支持面41c、41dとなっている。第1の支持面41c,41dには上方に向かって開口する係合長穴42が等間隔でそれぞれ3穴ずつ形成されている。両第2の支持面41c,41dの交差部付近には上方に向かって開口するネジ穴43が形成されている。受皿41の内底には吸水性の高い紙で構成された吸水マット44が配置されている。
前記受皿41の第2の支持面41c,41dには合成樹脂からなる蓋部材としての簀の子プレート45が受皿41の上部を覆った状態で載置されている。簀の子プレート45は前記受皿41と略平面同形状をなし、前記第2の支持面41c,41dに接触する面と平行な外側部が下方に向かって屈曲形成された規制部45a,45bが形成されている。規制部45a,45bと前記受皿41の側面との接触により、第1の支持面41a,41b側への簀の子プレート45の移動が規制されている。また、前記受皿41のネジ孔43と対抗する簀の子プレート45の部位にはネジ挿通孔46が形成されている。図10及び図11に示すように、ネジ挿通穴46を介してから蝶ネジ49が前記受皿41のネジ穴43に螺合されている。
受皿41の第1の支持面41a,41bと平行に配置された簀の子プレート45の2辺の直交する部位のコーナー部C5は平面直角二等辺三角形状に切り欠かれた開口部Sとなっており、この開口部Sと対向する部位の前記受皿41は露出状態となる。また、簀の子プレート45には平面長孔状の貫通孔47が等間隔で多数形成されている。図17に示すように、前記簀の子プレート45の裏面において、開口部Sの底辺Wに隣接する1列目の貫通孔47と2列目の貫通孔47との間、及び2列目の貫通孔47と3列目の貫通孔47との間を仕切る延長線上には切欠溝48a,48bが形成されている。
図10、図12及び図13に示すように、前記受皿41の第1の支持面41a,41bには補強部材としての衝立プレート50が連結されている。衝立プレート50は合成樹脂から形成され、前記受皿41との非連結状態においては、図16(a)の実線にて示す状態では、図16(b)に示すように、横長の板状に保持されている。また、衝立プレート50の左右方向における中心部には折り曲げ部51が垂線方向に設けられている。折り曲げ部51は他の部位の厚さよりも薄肉に形成され、前記受皿41に連結した際(連結時の詳細は後述する)には、同図の二点鎖線にて示すようにコーナー部C3が略直角状に保持される。なお、本実施の形態では、図9〜12及び図17において、折り曲げ部51よりも左側の部位の衝立プレート50を左側プレート50a、右側の部位の衝立プレート50を右プレート50bとよぶ。
図11及び図13に示すように、両プレート50a,50bの下面には前記受皿41の係合長穴42に係合する係合凸部52が等間隔で3つずつそれぞれ突出形成されている。また、両プレート50a,50bの下端面から前記簀の子プレート45の厚みと略同寸法だけ上方に離間したプレート50a,50bの下部内側面には押圧片54がそれぞれ形成されている。
図12及び図13に示すように、両プレート50a,50bの下部外側面には、側面直角三角形状(図13において)の支持突起片55が等間隔で3片ずつ形成されている。支持突起片55の下端面は前記プレート50a,50bの下端面と面一(フラット)となっている。
図10〜図13に示すように、両プレート50a,50bの上部内側面には断面横L字状の係合部を構成する係止片56がそれぞれ形成されている。係止片56はプレート50a,50bの内側面に対して直角に延びる連結部56aと同連結部に対して直角に屈曲し、プレート50a,50bの内側面と平行に延びる支持部56bとより構成されている。また、図12及び図13に示すように、両プレート50a,50bの外側面上部には包囲体係合部を構成するプレート結合片57が外方向に向かってそれぞれ形成されている。プレート結合片57にはプレート50a,50b面と平行に開口するプレート貫通孔57aが形成されている。なお、このプレート貫通孔57aには後述する包囲体係合部を構成する金属製(樹脂製や木製としても良い)の貫抜きプレートKが挿入される。
図14は薄板材としての交換シート59の展開図であり、同交換シート59は撥水性の高い樹脂コーティングされた紙(ボール紙としてもよい)から構成され、横長の長方形状をなす衝立部60、同衝立部60の下部に設けられた第1の便受け部61a及び第2の便受け部61bから形成されている。前記衝立部60の長手方向の中心部には上下方向に延びる分割線としての第1の谷折り線部T1が設けられている。前記第1の谷折り線T1の延長線上における便受け部61a,61bの間は切断されて両便受け部61a,60bは2分されている。両便受け部61a,61bと前記衝立部60との境界部には連結部としての第2の谷折り線T2及び連結部としての第3の谷折り線T3が設けられている。同図に示す交換シート59の状態が、交換シート59の展開状態となる。
また、第1の便受け部61aの頂点P1と底辺L1とを結ぶ垂線上には折り畳み線としての第1の山折り線Y1が設けられている。また、第1の便受け部61aには表裏を連通する構成する切り込み孔62(立体形状保持手段)が形成されている。前記第2の便受け部61bの頂点P2と底辺L2とを結ぶ垂線上には折り畳み線としての第2の山折り線Y2が設けられている。また、第2の便受け部61bの先端部には前記第1の便受け部61aの切り込み孔62の切り込み幅と略同幅の挿入部63(立体形状保持手段)が形成されている。
図15(a)は第1〜第3の谷折り線T1〜T3を谷折りし、第1の便受け部61aの切り欠き孔62に第2の便受け部61bの挿入部63を差し込んで、交換シート59を組み立てた状態、すなわち、トイレ使用時の状態を示す交換シート59の斜視図であり、交換シート59の組み立て状態時においては衝立部60のコーナー部C4は前記各コーナー部C1,C2,C3と同じように直角状に保持される。同図に示す交換シート59の状態が、交換シート59の立体開状態となる。
次に各部材を組み立て、その組み立てられたペット用トイレ40を設置する際の一例を説明する。
まず、図10、図12及び図13に示すように、受皿41内に吸水マット44を配置する。次に受皿41の第2の支持面41c、41d上に簀の子プレート50を載置する。次に蝶ネジ49を簀の子プレート45のネジ挿通孔46を介して受皿41のネジ穴43に螺合させ、受皿41に対する簀の子プレート45の移動を規制する。次に衝立プレート45を折り曲げ部51より折り曲げて、各係合凸部52を受皿41の各係合長穴42にそれぞれ差し込んで係合させる。このとき、衝立プレート50の押圧片54により簀の子プレート45は上面から押圧され、第1の支持面41a,41b側の簀の子プレート45の浮き上がり防止される。また、各支持突起55の下端面が受皿40の第1の支持面41a,41bと接触することで、衝立プレート50の外方向への傾きが防止される。
次に交換シート59を図14の展開状態から、各折り部を所定方向に折り、挿入部63を差し込み孔62へ差し込んで図15に示すように組み立てる。次に図10、図12及び、図13に示すように、交換シート59の便受け部61a,61bを、受皿41の第1の支持面41a,41bと簀の子プレート45との間に挿入する。そして、交換シート61の衝立部61aの上部を衝立プレート50の係止片56に差し込む。
次に図9、図10、図12及び図13に示すように、ケージ31のコーナー部C1に、受皿41の第1の支持面41a,41bが交差するコーナー部C2を合わせてペット用トイレ40をケージ31内に配置する。そして、図12及び図13に示すように、ケージ31外に露出する衝立プレート50のプレート結合部57のプレート挿通孔57aにそれぞれ貫抜きプレートKを差し込む。この状態においては、貫抜きプレートKが縦方向に配列されたケージ31の針金材31aと接触してストッパとなり、ケージ31からペット用トイレ40が離間するのが防止される。
以上のようにしてペット用トイレ40の設置を行い、次いでケージ31内にフェレットを放す。フェレットはその習性からケージ31内のコーナー部で排便・排尿を行う。従って、フェレットは排便・排尿を行う際、ケージ31内のペット用トイレ40側に移動する。そして、フェレットが排便・排尿を行う際には、簀の子プレート45上に乗り、ケージ31のコーナーC1側に尻を向けて行う。このとき、フェレットから***された尿は簀の子プレート45の貫通孔47から受皿41内の吸水マット44により吸水される。また、***された比較的大きな糞便は簀の子プレート45の開口部Sに露出する交換シート59の便受け部61a,61b上に載る。また、便受け部61a,61b上に載らずに、後方に飛び散った糞便は交換マット60の衝立部60で受け止められ、外部に飛び散るのが防止される。
***された糞便がある程度溜まったら、交換シート59の衝立部60を衝立プレート50の係止片56から外すとともに、便受け部61a,61bを受皿41の第1の支持面41a,41bと簀の子プレート45の間から引き抜く。そして、便受け部61a,61b上の糞便がこぼれ落ちないように、図15(b)に示すように、便受け部61a,61bの山折り部Y1,Y2を山折りに曲げ、衝立部60と便受け部61a,61bとで便を挟み込むようにして把持して、所定の場所に廃棄する。このように、交換シート59を把持することにより、交換シート59からの糞便のこぼれ落ちが防止される。また、山折りにした便受け部61a,61bは前方が若干高くなって糞便が後方(衝立部60寄り)に溜まるようになるので糞便がこぼれにくくなる。
次に蝶ネジ49を外すと共に、受皿41から衝立プレート50を取り外す。そして、吸水マット44を未使用の新たなものと交換し、再度ペット用トイレ40の組み立てを行う。
また、飼育しているフェレットが成長し、体型が大きくなってきた際には、簀の子プレート45の切欠溝48a又は切欠溝48bを切断する。簀の子プレート45は合成樹脂から形成されているとともに、図17に示す各切欠溝48a,48bは他の部位よりも薄肉なっていることから、手で簡単に切断できるようになっている。そして、いずれかの切欠溝48a,48bを切断したら、上記の組み立て時と同様にペット用トイレ40を組み立てて、ケージ31内にトイレ40を配置する。
図18は切欠溝48aを切断した際のペット用トイレ40をケージ31内に配置した斜視図であり、空間部Sの面積が上記図10の開口部Sの面積よりも拡大されている。開口部Sの面積が拡大されることにより、交換シート59の便受け部61a,61bの露出面積が拡大され、フェレットが成長して大きくなっても***される糞便が簀の子プレート45に付着するのを防止できる。
上記のようにペット用トイレ40を構成することにより本実施の形態では上記実施の形態1の効果に加え、次のような効果が奏される。
(1)簀の子プレート45は受け皿41のコーナー部C2に寄った部分が切り欠き状の開口部Sとされ露出されて便受け部61a,61bが現れている。そしてフェレットはその習性からこの露出部分に向かって排便をすることとため、簀の子プレート45が糞便で汚れにくくなる。また、便受け部61a,61bはコーナー部C2に寄った部分を除いて簀の子プレート45によって覆われているため、フェレットが便受け部61a,61bを噛んだり引き裂いたりしてダメージを与えることがない。
(2)糞便の廃棄作業は基本的に交換シート59のみの交換だけでよいことから、トイレ40の掃除作業等を簡単に行うことができる。また、糞便は交換シート59以外の場所にはほとんど付着しないことから、さらにトイレ40の掃除作業等を簡素化できる。
(3)交換シート59の便受け部61a,61bにそれぞれ山折り部Y1,Y2を設けたことにより、便受け部61a,61b上に***された糞便を衝立部60、便受け部61a,61bとで挟み込むようにして把持でき、廃棄作業中に糞便が交換シート59からこぼれ落ちるのを防止できる。
(4)交換シート59の便受け部61a,61bを受皿41と簀の子プレート45との間に挟み込むように配置したことにより、便受け部61a,61bの捲れが防止され、確実に***された糞便を便受け部61a,61b上に載せることができる。
(5)簀の子プレート45の裏面に切欠溝48a,48bを設けて開口部Sの面積を変更可能に構成したことにより、開口部Sの面積の異なる複数の簀の子プレートを用意することなく、フェレットの成長に合わせて開口部Sの面積を変更することができ、コストの削減を図ることができるとともに、開口部Sの異なる毎の簀の子プレートの在庫管理を必要としない。
(6)本実施の形態では、受皿41、衝立プレート50、交換シート59のコーナー部C2〜C4の形状をケージ31のコーナー部C1の形状と略同形状とし、ケージ31のコーナー部C1に沿うように構成した。これにより、ケージ31のコーナー部C1とペット用トイレ40との密着性を高めることができ、確実にフェレットにペット用トイレ40で排便・排尿を行わせることができるとともに、ケージ31内のスペースを有効に利用することができる。
(7)本実施の形態のペット用トイレ40は受皿41、簀の子プレート45、衝立プレート50、吸水マット44、交換シート59、蝶ネジ49、プレートKから構成し、それぞれ分解可能としたことにより、トイレ収納時等に小スペースへの保管が可能となる。 (8)1枚の衝立プレート50に折り曲げ部51を設け、その部位において直角に折り曲げて受皿40に連結するようにしたことにより、部品点数の減少を図ることができる。 (9)交換シート59の所定部位に谷折り部T1〜T3と山折り部Y1,Y2、さらに、差し込み孔62と挿入部63を設け、所定形状に折った後、差し込み孔62に挿入部63を挿入することで、1枚の紙から立体的な交換シート59を形成できるようにした。これにより、組み立て前の交換シート59を展開状態で保管できるので、嵩張ることなく交換シート59を小スペースで保管できる。また、接着剤等を使用することなく交換シート59の組み立てが可能であることから、組み立て作業の簡略化を図ることができる。
(10)衝立プレート50の外側面にはプレート結合片57を設け、そのプレート挿入孔57aに専用のプレートKを挿入してケージ31に対するペット用トイレ40の移動を規制するようにした。これにより、フェレットがペット用トイレ40にぶつかったり、引っ掻いたりした場合でも、ケージ31に対してペット用トイレ40がズレたり、ひっくり返ったりするのを防止でき、糞便・尿によるケージ31内の汚れを防止することができる。
なお、本発明は次のように具体化して実施してもよい。
・フェレット以外のペットで具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、受皿41の平面形状を略正方形以外の形状として具体化してもよい。すなわち、ケージ31のコーナー部C1に対応させて受皿41の形状を適宜変更して具体化してもよい。この場合、もちろん、簀の子プレート45の平面形状や交換シート59の各折れ線部の数及び形状等もそれに対応させて変更する。
・上記実施の形態2において、貫抜きプレートKを使用せずに具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、蓋部材としての簀の子プレート45の貫通孔47の形状を長穴以外の楕円形状や長方形形状、その他種々の形状で具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、補強部材としての衝立プレート50を使用せずに具体化してもよい。
・上記第2の実施も形態において、蓋部材としての簀の子プレート45の裏面側に設けた切欠溝48a、48bを設けずに具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、補強部材としての衝立プレート50に係合部56を設けずに具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、複数本の針金材31aを組み合わせて形成される包囲体としてのケージ31以外にガラス張りのボックスタイプの包囲体で具体化してもよい。
・交換シート59の便受け部61a,61bの両方に切り込みを形成し、交換シート59の組み立て時には両便受け部61a,61bの切り込みを交差させることで、立体形状を保持するように形状保持手段を構成してもよい。
・上記第2実施形態において、包囲体としてのケージ31のコーナー部C1は平面直角状であったが、曲面状に形成されたコーナー部や鈍角状、鋭角状のコーナー部を有する包囲体で具体化してもよい。この場合においても受皿41、交換シート59等の各部材の平面形状を包囲体のコーナー部の形状に対応させて形成する。
・上記実施の形態2において、交換シート59に立体形状保持手段としての差し込み孔62等を設けることなく、接着剤や粘着テープ等を使用して、交換シート59の組み立てを行うようにしてもよい。
・上記実施の形態2において、交換シート59の材質を紙以外の例えば、折り曲げ可能な薄板状の塩化ビニールやPET(ポリエチレンテレフタレート)等から構成してもよい。
・上記実施の形態2において、交換シート59を複数枚の紙から構成して具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、包囲体としてのケージ31に対するペット用トイレ40のズレを防止するために、補強部材としての衝立プレート50に係合部としてのプレート結合片57を設け、同結合片57に貫抜きプレートKを係合させて行ったが、これらを使用せずに、その他の構成を用いてケージ31に対するペット用トイレ40のズレを防止するようにしてもよい。
・上記実施の形態2において、吸水マット44を使用せずに具体化してもよい。
・上記実施の形態2において、包囲体としてのケージ31の各コーナー部C1(全4コーナー部)にペット用トイレ40を配置して具体化してもよい。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において変更した態様で実施することは自由である。
実施の形態1におけるペット用トイレの斜視図である。 実施の形態1におけるペット用トイレの1部を切り欠いた平面図である。 実施の形態1におけるペット用トイレを分解した状態の斜視図である。 実施の形態1における図3のJ−J視断面図である。 実施の形態1における図3のL−L視断面図である。 実施の形態1における図3のK−K視断面図である。 保持機構の実施の形態1とは別実施形態を表した部分断面図である。 固定機構の実施の形態1とは別実施形態を表した部分断面図である。 実施の形態2におけるケージ内にペット用トイレを配置した斜視図である。 実施の形態2におけるペット用トイレの斜視図である。 実施の形態2におけるペット用トイレの分解斜視図である。 実施の形態2におけるペット用トイレの平面図である。 実施の形態2における図12のA−A線断面図である。 実施の形態2における交換シートの展開図である。 (a)は実施の形態2における交換シートを組み立てた状態の斜視図である。(b)は山折り線部を折り曲げた状態の斜視図である。 実施の形態2における衝立プレートの部分平面図である。 実施の形態2における図12のB−B線の簀の子プレートの断面図である。 実施の形態2における図10よりも開口部の面積が大きいペット用トイレの斜視図である。
符号の説明
31…包囲体としてのケージ、40…ペット用トイレ、41…受皿、44…吸水マット、45…蓋部材としての簀の子プレート、47…貫通孔、48a,48b…切欠溝、50…補強部材としての衝立プレート、56…係合部を構成する係止片、57…包囲体係合部を構成するプレート結合片、59…薄板材としての交換シート、60…衝立部、61a,61b…便受け部、62…立体形状保持手段を構成する差し込み孔、63…立体形状保持手段を構成する挿入部、T1…分割線としての第1の谷折り線、T2,T3…連結部としての第2の谷折り線及び第3の谷折り線、Y1,Y2…折り畳み線としての第1及び第2の山折り線、K…包囲体係合部を構成する貫抜きプレート、C1〜C4…コーナー部、S…開口部。

Claims (12)

  1. ペットが放される包囲体内のコーナー部に配置され、同包囲体内のコーナー部で排便・排尿する習性を有するペット用のトイレであって、
    前記包囲体のコーナー部に略沿った形状のコーナー部を有する受皿と、
    同受皿の上面を覆うように同受皿上面に載置され、同載置状態において前記受皿の前記包囲体のコーナー部と隣接するコーナー部寄り部分が露出されるとともに、表裏方向に貫通する多数の貫通孔を有する蓋部材と、
    薄板材から構成され、前記受皿上に配置されて同受皿のコーナー部寄り部分において外部に露出されるとともに同受皿のコーナー部から離間した部分において前記蓋部材によって覆われる便受け部と、同便受け部基部側にて上方に向かって立設された衝立部とを有する交換シートと
    を備えたことを特徴とするペット用トイレ。
  2. 前記交換シートの衝立部は、前記包囲体のコーナー部に略沿った形状のコーナー部を有することを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。
  3. 前記受皿に連結され、前記交換シートの衝立部を前記包囲体側で支える補強部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
  4. 前記補強部材には前記交換シートの衝立部が係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のペット用トイレ。
  5. 前記蓋部材に設けられ、同蓋部材の一部を切り離して同蓋部材で覆われる便受け部の露出面積を変更させる切欠溝を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のペット用トイレ。
  6. 前記補強部材には、前記包囲体の一部と係合する包囲体係合部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のペット用トイレ。
  7. 前記受皿内には吸水マットが配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のペット用トイレ。
  8. ペットが放される包囲体のコーナー部に略沿った形状のコーナー部を有する受皿と、同受皿の上面を覆うように受皿上面に載置され、外部と受皿内とを連通する多数の貫通孔を有するとともに、前記包囲体のコーナー部と隣接するコーナー部寄り部分が露出されるとともに、表裏方向に貫通する多数の貫通孔を有する蓋部材とを備えたペット用トイレに使用されるものであって、
    薄板材から構成され、前記受皿上に配置されて同受皿のコーナー部寄り部分において外部に露出されるとともに同受皿のコーナー部から離間した部分において前記蓋部材によって覆われる便受け部と、同便受け部基部側にて上方に向かって立設可能な衝立部とを有することを特徴とする交換シート。
  9. 前記便受け部と前記衝立部とは連結部で連結され、同便受け部及び同衝立面は同連結部を基部として折り畳みあるいは展開させた略同一平面状態と、同連結部を基部として同便受け部及び同衝立面を交差状に配置した立体状態とに形状変化させることができることを特徴とする請求項8に記載の交換シート。
  10. 前記便受け部と前記衝立部との状態を、立体状態に保持する立体形状保持手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載の交換シート。
  11. 前記衝立部には前記包囲体のコーナー部を境界として折り曲げ可能な折り曲げ線が形成されており、同折り曲げ線延長上において、前記便受け部を左右2分し、一方の便受け部には挿入部を設け、他方の便受け部には前記挿入部が挿入される差し込み孔を設けて前記立体形状保持手段を構成したことを特徴とする請求項10のいずれかに記載の交換シート。
  12. 前記衝立部には前記包囲体のコーナー部を境界として折り曲げ可能な折り曲げ線が形成されており、同折り曲げ線延長上において、前記便受け部には折り畳み線が設けられており、同便受け部と前記衝立面とを立体状態に組み立てた状態から同衝立面を同折り曲げ線を基部として内側に折り曲げていく際に、同便受け部は同折り畳み線を頂点として山折れすることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の交換シート。
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