JP3068906U - マット - Google Patents

マット

Info

Publication number
JP3068906U
JP3068906U JP1999008628U JP862899U JP3068906U JP 3068906 U JP3068906 U JP 3068906U JP 1999008628 U JP1999008628 U JP 1999008628U JP 862899 U JP862899 U JP 862899U JP 3068906 U JP3068906 U JP 3068906U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting portion
substrate
peripheral wall
pair
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999008628U
Other languages
English (en)
Inventor
行雄 田村
諭二 荒引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Richell Corp
Original Assignee
Richell Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Richell Corp filed Critical Richell Corp
Priority to JP1999008628U priority Critical patent/JP3068906U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3068906U publication Critical patent/JP3068906U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用トイレ等が載置される受け皿またはその
周囲等に使用でき、その汚れを防止するシーツが簡単に
交換でき、各種ペット用ケース内に設置し、下に敷いて
使用する場合でも大きさを適宜変更させて利用できるマ
ットを提供する。 【解決手段】 平面形状が矩形状の天板3と、天板3の
外周縁に垂設された周壁4a,4b,4c,4dと、少
なくとも対向する周壁4a,4c、4b,4dに設けら
れた第1の連結部5および第2の連結部6とを有する基
板2を備えてなり、この基板2を単独または複数枚隣接
して配置し、天板3上面にシーツを着脱可能に装着する
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、複数枚の基板を連結自在に隣接配置し、その上面にシーツが着脱自 在に装着可能で、例えば犬、猫、小動物(ハムスターやリスなど)および鳥等の ペット飼育で用いられる専用トイレ、食器、食器用トレイ、ケージ、サークル、 ベッドおよび犬小屋などの便床若しくは下部に設ける受け皿あるいは敷板、さら にはペットの遊び場として使用可能なマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ペット用の専用トイレ、食器用トレイ、あるいは、ケージおよびサークル等の ペット用ケースなどの下部に設けられた受け皿または敷板などとして使用される ペット用トレイは、従来から多数提案されている。
【0003】 その一例として、例えば実公平4−24931号公報に開示された愛玩動物用 畜舎を構成する底板がある。この底板は、その立設された前面壁、後面壁、左側 面壁および右側面壁の周囲に篭体が被せられる矩形状の形成され、前面壁に係合 突起および係合突起が嵌まる大きさの係合穴とが少なくとも一対形成されている 。そして、二枚の底板の前面壁を向き合わせて両者を互いに押しつけると、一方 の底板の係合突起が他方の係合穴に嵌まり込んで二枚の底板は結合され、一頭用 の底板(畜舎)で二頭用の底板(畜舎)に組み替えられる(従来技術1)。
【0004】 また、実開昭57−84865号公報に開示された実験動物用飼育ケージは、 箱形ケージ本体の下部に設けたすのこ状底板の下方に、ケージ本体に対し出し入 れ自在に挿入配置された縦断面上向きコ字状の受皿を備えており、この受皿内に 、受皿の上面を被う如く取り外し自在に、消臭剤を含浸させた消臭剤シートが配 設されている。そして、動物をケージ本体内に収容して飼育した場合、動物の臭 いや排出物の臭い等が消臭剤シートによって消臭される(従来技術2)。
【0005】 さらに、特開平7−327541号公報には専用トイレや食器用トレイなどに 使用されるペット用トレイが開示されている。このペット用トレイは、トレイ本 体と、トレイ本体に複数の固定手段によって固定されるトレイ本体の周縁に適合 した形状の押え部材とからなり、トレイ本体に敷かれるシーツを、押え部材によ って押えるペット用トレイであって、押え部材を所定の弾性を有する部材により 形成するとともに、各固定手段間を、シーツを押える方向に突出する湾曲状に形 成したものである。そして、ペット用トレイを例えば屋内の床面に載置して、専 用トイレまたは食器用トレイとして使用する。このとき、ペット用トレイのシー ツを押えつけている押え部材の復元力によってシーツに押圧力がかかるため、シ ーツ上でペットが動き回り、爪を立てたりしても、シーツがずれたりめくり上が ったりするのが防止される(従来技術3)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来技術1は、一頭用の畜舎の底板に設けられた係合突起および 係合穴を、別の一頭用の畜舎の底板に設けられた係合穴および係合突起を嵌合す ることによって両者を連結し、二頭用の畜舎に組み替えられる。しかしながら、 ペットを畜舎内で飼育する場合、ペット用の専用トイレおよび食器等は底板の底 部上面に直接載置されるため、底部上面は餌および排出物等によって汚れてしま うことがあり、その清掃も面倒であった。これを防ぐために、底板の底部上面に 新聞紙等を敷くことが考えられるが、ただ単に敷くだけでは、ペットが動き回っ たりすることによって、新聞紙等がずれたりめくり上がったりしてしまい、底部 上面の汚れを防止することができないという問題があった。また、この畜舎の底 板は、例えば屋内の床面に直接載置して使用されるので、畜舎内で動き回るペッ トによって餌等が床面に飛び散ることがあり、畜舎の周囲の床面を汚すという問 題もあった。さらに、連結可能な底板は、この畜舎専用であり、形状や大きさの 異なるケージ、サークルおよび犬小屋などの各種のペット用ケースには使用する ことができなかった。
【0007】 上記従来技術2は、受皿がケージ本体に対して出し入れ自在に挿入配置されて いるので、受皿が餌等で汚れた場合でも清掃が簡単に行える。しかしながら、実 際にペットが動き回るにはすのこ状底板であり、このすのこ状底板は簡単に出し 入れしにくいため清掃性が悪いとともに、受皿およびすのこ状底板はその形状お よび大きさが限定されてしまい、各種のペット用ケースに使用することができな かった。
【0008】 上記従来技術3は、トレイ本体に敷かれたシーツによって、トレイ本体の直接 的な汚れは防止される。しかしながら、そのシーツは、押え部材の復元力によっ てシーツに押圧力をかけて押えつけているので、汚れたシーツの交換が大変面倒 であった。また、シーツによってトレイ本体の汚れは防止されるものの、このペ ット用トレイが直接載置される例えば屋内の床面は、飛び散った餌等によって汚 れてしまうという問題があった。
【0009】 本考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、専用トイレや 食器用トレイなどが載置される受け皿および敷板またはその周囲に使用でき、ま た受け皿等の汚れを防止するシーツが簡単に交換でき、さらに形状や大きさの異 なるケージ、サークルおよび犬小屋などの各種のペット用ケースの中に設置した り、ペット用ケースの下に敷いて使用する場合でもその大きさを適宜変更させて 利用することのできるマットを提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るマットは、平面形状が矩形状の天板と、天板の外周縁に垂設され た周壁と、少なくとも対向する周壁に設けられた第1の連結部および第2の連結 部とを有する基板を備えてなり、この基板を単独または複数枚隣接して配置し、 天板上面にシーツを着脱可能に装着するものである。
【0011】 本考案に係るマットは、複数の取付穴と、上面に切り込み部を有し取付穴に着 脱可能に装着される止め具とを備えた平面形状が矩形状の天板と、天板の外周縁 に垂設された周壁と、少なくとも対向する周壁に設けられた第1の連結部および 第2の連結部とを有する基板を備えてなり、この基板を単独または複数枚隣接し て配置し、天板上面の止め具の切り込み部にシーツを着脱可能に装着するもので ある。
【0012】 本考案に係るマットは、基板の一方の隣り合う周壁に第1の連結部を設けると ともに、基板の他方の隣り合う周壁に第2の連結部を設け、一つの基板の第1の 連結部を別の基板の第2の連結部を連結させて複数枚隣接配置するものである。
【0013】 本考案に係るマットは、第1の連結部を、基板の周壁に対してほぼ平行な左右 対称の一対の平面部と、一対の平面部から周壁側に突出し、平面部と周壁を一体 に形成する正面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブと、一対の平面部の間 の基板の周壁で上面からほぼ中間部にかけて形成された凹部と、凹部の下部に形 成され切欠部とによって構成するとともに、第2の連結部を、下端部に外側に突 出して第1の連結部の切欠部に係止する係止片を有し、幅が第1の連結部の一対 の平面部間の幅とほぼ等しいか若干狭く、その一対の平面部の間に嵌合される係 止部と、第1の連結部の一対のリブにそれぞれ嵌合し、基板の周壁が第1の連結 部の平面部、リブおよび基板の周壁によって形成された間隙に嵌合する嵌合部を 形成する平面形状がほぼL字状で係止部の両側に左右対称に形成された一対のス リットとによって構成したものである。
【0014】 本考案に係るマットは、第1の連結部を、基板の周壁に対してほぼ平行な左右 対称の一対の平面部と、一対の平面部から周壁側に突出し、平面部と周壁を一体 に形成する正面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブとによって構成すると ともに、第2の連結部を、幅が第1の連結部の一対の平面部間の幅とほぼ等しい か若干狭く、その一対の平面部の間に嵌合される係止部と、第1の連結部の一対 のリブにそれぞれ嵌合し、基板の周壁が第1の連結部の平面部、リブおよび基板 の周壁によって形成された間隙に嵌合する嵌合部を形成する平面形状がほぼL字 状で係止部の両側に左右対称に形成された一対のスリットとによって構成したも のである。
【0015】 本考案に係るマットは、基板の第1の連結部が設けられた一方の隣り合う周壁 を、基板の天板の外周縁に天板より低い位置の段差部を有して垂設するとともに 、基板の第2の連結部が設けられた他方の隣り合う周壁を、別の基板の段差部に 載置される突出部を有するように内側に位置して垂設したものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
実施の形態1. 図1は本考案の実施の形態1に係る基板の平面図、右側面図および正面図、図 2はその基板の斜視図、図3は基板の要部の拡大図である。
【0017】 図において、2は合成樹脂からなり、単独または複数枚隣接配置することによ ってマット1(図7参照)を構成する基板である。 基板2は、ほぼ長方形状の天板3と、その外周縁に垂設された周壁4a,4b ,4c,4dとからなり、一方の隣り合う周壁4a,4bには少なくとも1個( ここでは2個)の第1の連結部5がそれぞれ設けられ、他方の隣り合う周壁4c ,4dには別の基板2の第1の連結部5に連結される少なくとも1個(ここでは 2個)の第2の連結部6がそれぞれ設けられている。そして、一方の隣り合う周 壁4a,4bは、天板3の外周縁に天板3より低い位置の段差部7を有して垂設 され、他方の隣り合う周壁4c,4dは別の基板2の段差部7に載置される突出 部8を有するように内側に位置して垂設されている。
【0018】 また、天板3には後述するシーツ止め具が着脱可能に装着される複数個(ここ では4個)の取付穴9が設けられている。この取付穴9は、図1および図6に示 すように、平面形状がほぼ長円形状で内周に段部9aおよびその内側に凹部9b を有し、段部9aの上部に複数個(ここでは4個)の係合穴9cが設けられ、凹 部9bの内周から段部9aより上方まで突出したシーツ止め受け部9dを備えて 有底長円筒状に形成されている。
【0019】 第1の連結部5は、図2および図3(b)に示すように、正面形状がほぼ三角 形状で周壁4a(4b)に対してほぼ平行な左右対称の一対の平面部51と、一 対の平面部51のそれぞれの下部および各平面部51の対向する側の側部から周 壁4a(4b)側に突出し、平面部51と周壁4a(4b)を一体に形成する正 面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブ52と、一対の平面部51の間の周 壁4a(4b)で段差部7からほぼ中間部にかけて形成され、後述する第2の連 結部6の係止部がガイドされる凹部53と、凹部53の下部に形成され第2の連 結部6の係止片が係止される切欠部54とによって構成されている。
【0020】 第2の連結部6は、図2および図3(a)に示すように、下端部に外側に突出 して第1の連結部5の切欠部54に係止する係止片62を有し、幅が第1の連結 部5の一対の平面部51間の幅とほぼ等しいか若干狭く、その一対の平面部51 の間に嵌合される係止部61と、第1の連結部5の一対のリブ52にそれぞれ嵌 合し、周壁4c(4d)が第1の連結部5の平面部51、リブ52および側壁4 a(4b)によって形成された間隙G(図4参照)に嵌合する嵌合部64を形成 する平面形状がほぼL字状で係止部61の両側に左右対称に形成された一対のス リット63とによって構成されている。
【0021】 そして、図4に示すように、一つの基板2に設けられた第1の連結部5と別の 基板2に設けられた第2の連結部6を対向させ、第2の連結部6の係止部61を 第1の連結部5の上方から凹部53に沿わせつつ第2の連結部6の一対のスリッ ト63を第1の連結部5の一対のリブ52にそれぞれ嵌合させ、第2の連結部6 の係止部61の係止片62を第1の連結部5の切欠部54に係止させて、第2の 連結部6の嵌合部64を第1の連結部5および周壁4a(4b)によって形成さ れた間隙Gに位置させる。これにより第1および第2の連結部5,6は連結され る。
【0022】 10は天板3に設けられた各取付穴9に着脱可能に装着されたシーツ止め具で 、図5および図6に示すように、平面形状が長円形状で大きさが取付穴9の大き さとほぼ等しいか若干小さく、例えば稲妻状のスリットとそれと直交するほぼY 字状の複数のスリットとからなる切り込み部11aを有する天部11と、外周に 取付穴9の係合穴9cに係止しかつ取付穴9の段部9aに係止する複数個(ここ では4個)の係止爪12aを有する有蓋長円筒状部12とによって構成され、係 止爪12aの下方に至る有蓋長円筒状部12の下端が取付穴9の凹部9b内に嵌 入し、かつ内側に取付穴9のシーツ止め受け部9dにより受けられるようになっ ている。そして、シーツ止め具10は、その有蓋長円筒状部12を下端部から取 付穴9に嵌入して凹部9bおよびシーツ止め受け部9dに嵌合し、有蓋長円筒状 部12の係止爪12aを係合孔9cに係止させるとともに、段部9aに係止させ て取付穴9に装着する。
【0023】 このように構成したこの実施の形態1において、例えば複数枚(ここでは4枚 )の基板2を連結して専用トイレ等の下に敷いて用いる場合、まず、図4に示す ように、1枚目の基板2の周壁4aに設けられた第1の連結部5と2枚目の基板 2の周壁4cに設けられた第2の連結部6をそれぞれ連結し、図7に示すように 、2枚の基板2からなるマット1を形成する。このとき、1枚目の基板2の段差 部7に2枚目の基板2の突出部8が載置し、連結した基板2同士の隙間をほとん ど無くす。
【0024】 ついで、3枚目の基板2と4枚目の基板2も同様にそれぞれ連結し、3枚目の 基板2の周壁4bに設けられた第1の連結部5と4枚目の周壁4bに設けられた 第1の連結部5を、1枚目の基板2の周壁4dに設けられた第2の連結部6と2 枚目の基板2の周壁4dに設けられた第2の連結部6をそれぞれ連結して、4枚 の基板2からなるマット1を形成する。
【0025】 次に、4枚の基板2からなるマット1の天板上面に、例えば2枚分の基板2の 大きさまたは4枚分の基板2の大きさのシーツを広げ、シーツ止め具10を覆っ ているシーツを上から指で押してシーツ止め具10の切り込み部11aに喰い込 ませ、固定する。なお、シーツの固定は、シーツがずれたりめくり上がったりし ない程度に行えばよく、シーツ止め具10が設けられている全部の箇所で行わな くてもよい。
【0026】 ついで、シーツが装着されたマット1を例えば屋内の床面に直接載置し、その 上面に専用トイレ等を載置する。このとき、マット1のシートは、ペットがマッ ト1の上面に上がって動き回ったり爪を立てたりしてもずれたりめくり上がるこ とがなく、専用トイレ等の周りの床面はマット1によって汚れが防止される。そ して、専用トイレ等を載置したマット1のシーツが汚れた場合は、専用トイレ等 をマット1以外の他の場所へ動かした後、シーツが汚れていない部分(例えばシ ーツの端部)を持ち上げて各シーツ止め具10の切り込み部11aに喰い込んで いるシーツを外す。そして、汚れたシーツを新しいシーツと交換し、上述したよ うにシーツをマット1の上面に装着する。
【0027】 このように、天板3にシーツを喰い込ませて装着するシーツ止め具10が設け られた複数の基板2を、その周壁4a,4b,4c,4dに設けられた第1の連 結部5および第2の連結部6をそれぞれ連結させることによって、所望の大きさ のマット1を構成し、その天板上面にシーツを着脱自在に装着できるようにした 。これにより、このマット1を介して専用トイレや食器用トレイなどを床面に載 置すれば、マット1によって専用トイレ等の載置した場所の周囲の汚れを防止す ることができるとともに、シーツが汚れた場合でもその交換を容易に行うことが でき、清掃性もよい。また、マット1は複数の基板2を連結することによって所 望の大きさに形成することができるため、形状や大きさの異なるケージ、サーク ルおよび犬小屋などの各種のペット用ケースの中に設置したり、ペット用ケース の下に敷いて使用することができ、使用範囲が広く使い勝手のよいマット1を得 ることができる。さらに、連結した基板2同士の段差部7および突出部8によっ てその隙間をほとんど無くすことができ、隙間に餌などが落ちたりせず、隙間に よるペットの引っかかりまたは見た目の悪さなどを防ぐことができ、使用性およ び意匠性のよいマット1を得ることができる。
【0028】 実施の形態2. 図8は本考案の実施の形態2に係る基板の斜視図で、この実施の形態2は、実 施の形態1に係る基板2において、その周壁4a,4bに設けられた第1の連結 部5の凹部53および切欠部54を省略するとともに、周壁4c,4dに設けら れた第2の連結部6の係止部61の係止片62を省略し、第2の連結部6の係止 部61を第1の連結部5の上方から一対の平面部51の間に嵌入させつつ第2の 連結部6の一対のスリット63を第1の連結部5の一対のリブ52にそれぞれ嵌 合させ、第2の連結部6の嵌合部64を第1の連結部5および周壁4a(または 4b)によって形成された間隙Gに位置させることによって、第1および第2の 連結部5,6を連結させるものである。
【0029】 このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用および効果が得 られるとともに、第1の連結部5の切欠部54およびそれに係止する第2の連結 部6の係止部61の係止片62を省略することにより、複数の基板2の連結を外 す場合により簡単に行うことができ、作業性のよいマット1を得ることができる 。
【0030】 なお、上述の実施の形態1,2では第1の連結部5の平面部51の正面形状を ほぼ三角形状とした場合を示したが、これに限定するものではなく、正面形状を 矩形状または扇状などとしてもよい。 また、取付穴9およびシーツ止め具10の平面形状を長円形状とした場合を示 したが、これに限定するものではなく、平面形状を円形状、矩形状または多角形 状などとしてもよい。
【0031】
【考案の効果】
以上のように本考案に係るマットは、平面形状が矩形状の天板と、天板の外周 縁に垂設された周壁と、少なくとも対向する周壁に設けられた第1の連結部およ び第2の連結部とを有する基板を備えてなり、この基板を単独または複数枚隣接 して配置し、天板上面にシーツを着脱可能に装着するので、ペット用の専用トイ レや食器用トレイなどを直接床面等に載置することなくマットを介して載置する ことができ、このマットにより床面等への直接的な汚れを防止することができる 。また、専用トイレ等を載置したマットのシーツが汚れた場合でもそのシーツを 交換するだけですぐに綺麗になるとともに、シーツの交換も簡単に行うことがで き、清掃性がよく使い勝手のよいマットを得ることができる。さらに、マットは 複数の基板を連結することによって所望の大きさに形成することができるため、 形状や大きさの異なるケージ、サークルおよび犬小屋などの各種のペット用ケー スの中に設置したり、ペット用ケースの下に敷いて使用することができ、使用範 囲が広く使い勝手のよいマットを得ることができる。
【0032】 本考案に係るマットは、複数の取付穴と、上面に切り込み部を有し取付穴に着 脱可能に装着される止め具とを備えた平面形状が矩形状の天板と、天板の外周縁 に垂設された周壁と、少なくとも対向する周壁に設けられた第1の連結部および 第2の連結部とを有する基板を備えてなり、この基板を単独または複数枚隣接し て配置し、天板上面の止め具の切り込み部にシーツを着脱可能に装着するので、 簡単な作業でシーツの装着および取り外しを行うことができるとともに、ペット がマットの上面に上がって動き回ったり爪を立てたりした場合でも、シーツのず れやめくり上がるを防ぐことができ、マットおよびその周囲の床面等の汚れを防 止することができる。
【0033】 本考案に係るマットは、基板の一方の隣り合う周壁に第1の連結部を設けると ともに、基板の他方の隣り合う周壁に第2の連結部を設け、一つの基板の第1の 連結部を別の基板の第2の連結部を連結させて複数枚隣接配置するので、基板の 連結が簡単に行えるマットを得ることができる。
【0034】 本考案に係るマットは、第1の連結部を、基板の周壁に対してほぼ平行な左右 対称の一対の平面部と、一対の平面部から周壁側に突出し、平面部と周壁を一体 に形成する正面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブと、一対の平面部の間 の基板の周壁で上面からほぼ中間部にかけて形成された凹部と、凹部の下部に形 成され切欠部とによって構成するとともに、第2の連結部を、下端部に外側に突 出して第1の連結部の切欠部に係止する係止片を有し、幅が第1の連結部の一対 の平面部間の幅とほぼ等しいか若干狭く、その一対の平面部の間に嵌合される係 止部と、第1の連結部の一対のリブにそれぞれ嵌合し、基板の周壁が第1の連結 部の平面部、リブおよび基板の周壁によって形成された間隙に嵌合する嵌合部を 形成する平面形状がほぼL字状で係止部の両側に左右対称に形成された一対のス リットとによって構成したので、簡単な操作で複数の基板を連結でき、任意の大 きさに形成することができるマットを得ることができる。
【0035】 本考案に係るマットは、第1の連結部を、基板の周壁に対してほぼ平行な左右 対称の一対の平面部と、一対の平面部から周壁側に突出し、平面部と周壁を一体 に形成する正面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブとによって構成すると ともに、第2の連結部を、幅が第1の連結部の一対の平面部間の幅とほぼ等しい か若干狭く、その一対の平面部の間に嵌合される係止部と、第1の連結部の一対 のリブにそれぞれ嵌合し、基板の周壁が第1の連結部の平面部、リブおよび基板 の周壁によって形成された間隙に嵌合する嵌合部を形成する平面形状がほぼL字 状で係止部の両側に左右対称に形成された一対のスリットとによって構成したの で、簡単な操作で複数の基板を連結でき、任意の大きさに形成することができる とともに、基板の連結の取り外しも容易に行うことができ、作業性のよいマット を得ることができる。
【0036】 本考案に係るマットは、基板の第1の連結部が設けられた一方の隣り合う周壁 を、基板の天板の外周縁に天板より低い位置の段差部を有して垂設するとともに 、基板の第2の連結部が設けられた他方の隣り合う周壁を、別の基板の段差部に 載置される突出部を有するように内側に位置して垂設したので、連結した基板同 士の隙間をほとんど無くすことができ、使用性および意匠性のよいマットを得る ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1に係る基板の平面図、右
側面図および正面図である。
【図2】本考案の実施の形態1に係る基板の斜視図であ
る。
【図3】本考案の実施の形態1に係る基板の要部の拡大
図である。
【図4】図3のA−A断面図およびその作用説明図であ
る。
【図5】本考案の実施の形態1に係る基板のシーツ止め
具が装着される前の要部の拡大図である。
【図6】図5のB−B断面図およびその作用説明図であ
る。
【図7】本考案の実施の形態1の作用説明図である。
【図8】本考案の実施の形態2に係る基板の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 マット 2 基板 3 天板 4a,4b,4c,4d 周壁 5 第1の連結部 6 第2の連結部 7 段差部 8 突出部 9 取付穴 10 シーツ止め具 11a 切り込み部 51 平面部 52 リブ 53 凹部 54 切欠部 61 係止部 62 係止片 63 スリット 64 嵌合部 G 間隙

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面形状が矩形状の天板と、該天板の外
    周縁に垂設された周壁と、少なくとも対向する該周壁に
    設けられた第1の連結部および第2の連結部とを有する
    基板を備えてなり、 該基板を単独または複数枚隣接して配置し、天板上面に
    シーツを着脱可能に装着することを特徴とするマット。
  2. 【請求項2】 複数の取付穴と、上面に切り込み部を有
    し前記取付穴に着脱可能に装着される止め具とを備えた
    平面形状が矩形状の天板と、該天板の外周縁に垂設され
    た周壁と、少なくとも対向する該周壁に設けられた第1
    の連結部および第2の連結部とを有する基板を備えてな
    り、 該基板を単独または複数枚隣接して配置し、天板上面の
    前記止め具の切り込み部にシーツを着脱可能に装着する
    ことを特徴とするマット。
  3. 【請求項3】 基板の一方の隣り合う周壁に第1の連結
    部を設けるとともに、前記基板の他方の隣り合う周壁に
    第2の連結部を設け、一つの基板の第1の連結部を別の
    基板の第2の連結部を連結させて複数枚隣接配置するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のマット。
  4. 【請求項4】 第1の連結部を、基板の周壁に対してほ
    ぼ平行な左右対称の一対の平面部と、該一対の平面部か
    ら前記周壁側に突出し、前記平面部と周壁を一体に形成
    する正面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブと、
    前記一対の平面部の間の前記基板の周壁で上面からほぼ
    中間部にかけて形成された凹部と、該凹部の下部に形成
    され切欠部とによって構成するとともに、 第2の連結部を、下端部に外側に突出して前記第1の連
    結部の切欠部に係止する係止片を有し、幅が前記第1の
    連結部の一対の平面部間の幅とほぼ等しいか若干狭く、
    その一対の平面部の間に嵌合される係止部と、前記第1
    の連結部の一対のリブにそれぞれ嵌合し、前記基板の周
    壁が前記第1の連結部の平面部、リブおよび前記基板の
    周壁によって形成された間隙に嵌合する嵌合部を形成す
    る平面形状がほぼL字状で係止部の両側に左右対称に形
    成された一対のスリットとによって構成したことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか記載のマット。
  5. 【請求項5】 第1の連結部を、基板の周壁に対してほ
    ぼ平行な左右対称の一対の平面部と、該一対の平面部か
    ら前記周壁側に突出し、前記平面部と周壁を一体に形成
    する正面形状がほぼL字状で左右対称の一対のリブとに
    よって構成するとともに、 第2の連結部を、幅が前記第1の連結部の一対の平面部
    間の幅とほぼ等しいか若干狭く、その一対の平面部の間
    に嵌合される係止部と、前記第1の連結部の一対のリブ
    にそれぞれ嵌合し、前記基板の周壁が前記第1の連結部
    の平面部、リブおよび前記基板の周壁によって形成され
    た間隙に嵌合する嵌合部を形成する平面形状がほぼL字
    状で係止部の両側に左右対称に形成された一対のスリッ
    トとによって構成したことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか記載のマット。
  6. 【請求項6】 基板の第1の連結部が設けられた一方の
    隣り合う周壁を、前記基板の天板の外周縁に該天板より
    低い位置の段差部を有して垂設するとともに、前記基板
    の第2の連結部が設けられた他方の隣り合う周壁を、別
    の基板の段差部に載置される突出部を有するように内側
    に位置して垂設したことを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか記載のマット。
JP1999008628U 1999-11-11 1999-11-11 マット Expired - Lifetime JP3068906U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999008628U JP3068906U (ja) 1999-11-11 1999-11-11 マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999008628U JP3068906U (ja) 1999-11-11 1999-11-11 マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3068906U true JP3068906U (ja) 2000-05-26

Family

ID=43202386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999008628U Expired - Lifetime JP3068906U (ja) 1999-11-11 1999-11-11 マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3068906U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101056178B1 (ko) * 2009-05-04 2011-08-16 이혜린 청소가 용이한 테이블
JP2012029603A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Tono Core Kk 爪とぎ器及びペットスペース
WO2013114544A1 (ja) * 2012-01-30 2013-08-08 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
JP5531167B2 (ja) * 2012-01-30 2014-06-25 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
WO2014122696A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
US10941773B2 (en) 2016-03-16 2021-03-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compressor

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101056178B1 (ko) * 2009-05-04 2011-08-16 이혜린 청소가 용이한 테이블
JP2012029603A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Tono Core Kk 爪とぎ器及びペットスペース
WO2013114544A1 (ja) * 2012-01-30 2013-08-08 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
WO2013114641A1 (ja) * 2012-01-30 2013-08-08 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
JP5531167B2 (ja) * 2012-01-30 2014-06-25 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
CN104080331A (zh) * 2012-01-30 2014-10-01 株式会社泰基 吸水片材保持垫
EP2810552A4 (en) * 2012-01-30 2015-07-01 Tarky Co Ltd MAT TO HOLD A WATER ABSORBENT FILM
CN104080331B (zh) * 2012-01-30 2015-11-25 株式会社泰基 吸水片材保持垫
WO2014122696A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 株式会社ターキー 吸水シート保持マット
US10941773B2 (en) 2016-03-16 2021-03-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compressor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4231492B2 (ja) ペット用トイレ及び交換シート
US8534225B2 (en) Pet feeding system
US5144912A (en) Animal feeding device
WO2014196417A1 (ja) 動物用トイレ
AU2016302116B2 (en) Toilet for animals
JP3068906U (ja) マット
EP1230845A2 (en) System for holding a pad
US20100275853A1 (en) Pet Litter Receptacle
JP3785243B2 (ja) 小動物用飼育装置
US6412440B2 (en) Sanitary pet path
KR200391310Y1 (ko) 애완동물 배변기
JP6931546B2 (ja) トイレマットカバーおよびそれを有するペット用トイレ
JP3110966U (ja) ペット用トレー
JP3058181U (ja) ペット飼育用ケージ
JP3112544U (ja) ペット用トイレ
KR100547022B1 (ko) 애완동물용 용변기
KR200360422Y1 (ko) 애견용 배설물 받침
JP3056311U (ja) ペット用トイレ
JPH0333257Y2 (ja)
JPS6329404Y2 (ja)
JPH0246693Y2 (ja)
JP3026730U (ja) ペット用合成樹脂製マット
JP5379180B2 (ja) ペット用トイレ
JPH056775Y2 (ja)
JPH0748057Y2 (ja) ペット用トイレ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term