JP4231040B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、ヒンジを支点として開閉する開閉扉を備えた冷凍冷蔵庫に関する。
一般に冷凍冷蔵庫の冷蔵室は、利用頻度が高く頻繁に開け、閉めが行なわれる。その構造は、ヒンジを支点として開閉するヒンジタイプとなっていて扉が1つの片開きタイプ又は観音開きのように扉が2つの両開きタイプがあり、その内側はドアポケットとなっている。
ドアポケットは食品や飲料水等が簡単に出し入れできるようになっていて、そのドアポケットに食品や飲料水等を入れると、重量が増えることで扉の開閉が重くなる。特に、近年は冷蔵庫本体の大型化にともなうこともあって、子供やお年寄りの開閉が困難となるところから開閉扉を容易に開閉することができる扉開閉装置が提案されている。
特開2005−127527号公報
扉の開閉を助ける扉開閉装置は、扉に設けられた引き込み部材とその引き込み部材と結合又は離反可能な扉開閉手段とからなる構造となっている。扉開閉手段は、扉の閉扉、開扉の相方を受け持つためその相方の作動を確保する連繋機構が必要となり、構造が複雑になることと、また、扉は、扉開閉手段によって強制的に閉扉されるところから、全閉時の衝撃が大きくなる。このため、衝撃音を始めとして扉回り周囲のシール部材等に悪影響を与える問題を招く。
そこで、本発明にあっては、構造を簡潔にすると共に、開閉扉開閉時の衝撃を小さく抑えた確実な開閉動作が得られる冷凍冷蔵庫を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明にあっては第1に、冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備える一方、前記ヒンジ側から、衝撃受け止め装置、開閉扉引き込み装置、開閉扉押し出し装置の順に配置されると共に、少なくとも衝撃受け止め装置と開閉扉引き込み装置は冷蔵庫本体に取付けるベース部材に組付けられたユニット構造となっていることを特徴とする。
第2に、冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記衝撃受け止め装置は、前記ヒンジから一番近い接近した位置に配置されると共に、前記冷蔵庫本体に設けられたシリンダとシリンダから突出し衝撃待機位置に常時付勢された前進、後退可能なダンパロッドとからなる一方、開閉時に前記衝撃待機位置のダンパロッド先端受面と面接触し合うダンパ当り面が前記開閉扉に設けられていることを特徴とする。
第3に、冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記開閉扉引き込み装置は、前記ヒンジから近い接近した位置で、衝撃受け止め装置の外側に配置されると共に、開閉扉から突出し先端に係合突起体を有する扉アームと、冷蔵庫本体に設けられ前記係合突起体と係合し合う係合待機位置と引き込み位置とに回転可能な引き込み凹部を有する回転体と、回転体の引き込み凹部を係合待機位置と引き込み位置とに切換えて付勢する付勢手段とからなることを特徴とする。
第4に、冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記開閉扉引き込み装置の回転体は、回転軸が立上がるベース部材と回転体の上面を押える回転カバーとにより前記回転軸を中心として回転自在に支持され、前記回転カバーをベース部材に固定支持する複数の取付けねじの内、1つは係合待機位置にある前記引き込み凹部の近接部位に設けられていることを特徴とする。
第5に、冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記開閉扉押し出し装置は、衝撃受け止め装置、開閉扉引き込み装置の外側で、ヒンジから一番遠く離れた位置に配置されると共に、前記操作部のオン操作によって開閉扉を前方へ押し出すソレノイドロッドとを有し、ソレノイドロッドには前方からの衝撃を受け止めるダンパ手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、開閉扉引き込み装置によって閉扉時の開閉扉を全閉位置まで強制的に引き込み、確実な全閉状態を得ることができる。開閉扉引き込み装置はばね圧で引き込む単純な構造で、しかも、独立しているため連繋機構が不用となり構造を簡単にできる。
また、開閉扉の全閉時には衝撃受け止め装置が働いて、その衝撃エネルギーを受け止め吸収するため、衝撃による悪影響を回避することができる。
また、全閉時の開閉扉は、開閉扉押し出し装置を作動させることによって簡単、容易に開扉することが可能となり、全閉動作から開扉動作まで軽く、しかも、容易に行なうことができる。
また、冷蔵庫本体への取付けを容易にする一方、部品点数を少なくして部品管理工数の低減を図ることができる。
また、ヒンジに近いこともあってダンパロッドの干渉ストロークを小さくすることが可能になると共に、開閉扉との当接時、面接触し合う広い面積のダンパ当り面によって無理なく確実に衝撃を受け止めることができる。
また、回転体、付勢手段、開閉扉に設けた扉アームとに故障の起きにくい簡単な構造にできる一方、突出感のある扉アームをヒンジ側へ寄せることで目立たないようにできる。
また、係合突起体が引き込み凹部に作用する衝撃により回転体が上向きにめくれあがる動きを近接位置の取付けねじによってしっかりと、確実に押え込み、長期間にわたって安定した作動状態を得ることができる。
また、開閉扉押し出し装置を第2の衝撃受け止め手段として作用させる一方、ヒンジから遠く離れた位置の押圧作用点によるてこの原理によって、小さい力で開閉扉を開扉方向へ向け容易に押し出すことができる。
本発明を実施するにあたって第1には、前記複数の取付けねじを、前記付勢手段の作動範囲外側に設けることで、付勢手段の作動に支障が起きないようにする。
第2には、前記引き込み装置の引き込み凹部に、開閉扉の閉扉前に何等かの手段によって引き込み位置に回動させられた時、閉扉時の扉アームの係合突起体を前記引き込み凹部上端縁へ向けて誘導案内する傾斜案内面を備えるようにすることで、例えば、誤って引き込み凹部を引き込み位置まで回動させたとしても、開閉扉の閉扉作用に悪影響を与えることなく、係合突起体を引き込み凹部内に支障なく係合させることが可能となり、閉扉動作に支障が起きないようにする。
以下、図1乃至図8の図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明にかかる衝撃受け止め装置、開閉扉引き込み装置、開閉扉押し出し装置を冷蔵庫本体の上面に設けた要部の概要斜視図、図2は冷凍冷蔵庫の概要正面図をそれぞれ示している。
冷凍冷蔵庫1の冷蔵庫本体3は、上方から順に冷蔵室5、左右の製氷室7及び切替室9、野菜室11、冷凍室13となっていて、左右に設けられた製氷室7及び切替室9を始めとして野菜室11、冷凍室13の前面はいずれも、各取手7a,9a,11a,13aにより手前に引き出すことができる引き出しタイプとなっている。
一方、冷蔵室5の前面は、ヒンジ15を支点として開閉する観音開きタイプの開閉扉17となっている。
開閉扉17は、扉開閉装置19によって全閉状態と開扉状態がそれぞれ得られるようになっている。
扉開閉装置19は、開閉扉引き込み装置21と開閉扉押し出し装置23と衝撃受け止め装置25とからなり、左右の開閉扉17に対応して左右一対設けられている。
ここでは、左右、同一構造のため、一方についてのみ説明し、他方となる図面右側については同一符号を符して詳細な説明は省略する。
開閉扉引き込み装置21、開閉扉押し出し装置23、衝撃受け止め装置24は、図1に示すように冷蔵庫本体3の天板上面3aに、ヒンジ15側から衝撃受け止め装置25、開閉扉引き込み装置21、開閉扉押し出し装置23の順に配置されている。
衝撃受け止め装置25は、前記ヒンジ15に対して接近した位置にあって、図3に示すようにシリンダ27とシリンダ27から突出し衝撃待機位置Lに常時付勢された前進、後退可能なダンパロッド29とからなっている。衝撃待機位置Lにあるダンパロッド29の先端受面29aは閉扉時に開閉扉17と当接し合うようになるが、その開閉扉17の当接部位に、ダンパロッド先端受面29aと面接触し合うダンパ当り面31が設けられている。
したがって、衝突荷重を広い面積の面で確実に受け止めることが可能になると共にヒンジ15に近いこともあって、ダンパロッド29の干渉ストロークを小さくすることが可能となっている。
開閉扉引き込み装置21は、前記ヒンジ15から近い接近した位置で、前記した衝撃受け止め装置24の外側に配置されると共に、開閉扉17の上端面から突出し先端に係合突起体33を有する扉アーム35と、冷蔵庫本体3に設けられ前記係合突起体33と係合し合う係合待機位置(図4)と引き込み位置(図5)とに回転可能な引き込み凹部37を有する回転板39と、回転板39の引き込み凹部37を係合待機位置と引き込み位置とに切換えて付勢する付勢手段となるコイルばね41を有している。
開閉扉引き込み装置21は、図4に示すように前記した衝撃受け止め装置24と一緒にベース部材43に組付けられたユニット構造となっている。これにより、部品点数の管理は一点で済むようになると共に、組付け時にベース部材43を冷蔵庫本体3の天板上面3aに取付けることで、衝撃受け止め装置24と開閉扉引き込み装置21とを同時に正しい位置に取付けが完了し、迅速な取付け状態が得られるようになっている。
回転板39は、図5と図6に示すようにベース部材43から立上がる回転軸45に対して回転自在に嵌挿支持され、上面は回転カバー47によって上方への動きが規制されている。回転板39の一端には平面からみた時に前方が開放されたU字状の引き込み凹部37が設けられている。引き込み部37は、開閉扉17の上端から内側へ向け突出された扉アーム35の先端の係合突起体33と係脱自在に係合し合うことで、係合待機位置(図4)から引き込み位置(図5)まで回動可能となっている。
回転板39は、付勢手段となるコイルばね41を有し、コイルばね41の一端はベース部材43に設けられた固定ばね取付部49に、他端は前記引き込み凹部37の近接部位で、回転板39に設けられた可動ばね取付部51にそれぞれ係止されている。
コイルばね41は、固定ばね取付部49と回転板39の回転軸45を結ぶ軸心線Xを境として、死点越えする動き量が作動範囲となっている。具体的には可動ばね取付部51が一方に死点越えする時、コイルばね41は一杯に引き伸ばされてばね圧は最大になると共に、死点を少しでも超えるとそのばね圧で一気に引き込み凹部37は係合待機位置(図4)まで回動し位置決めされる。
この時、回転板39のストッパ突起39aがベース部材43の第1位置規制面43aに当ることで動きが拘束されるようになっている。
また、前記軸心線Xを境として可動ばね取付部51が他方に死点越えする時、コイルばね41は一杯に引き伸ばされてばね圧は最大になると共に、死点を少しでも超えるとそのばね圧で一気に引き込み凹部37は引き込み位置(図5)まで回動し位置決めされる。
この時、回転板39に設けられたストッパ面39bがベース部材43の第2位置規制面43bに当ることで動きが拘束されると共にコイルばね41のばね圧によって開閉扉全閉方向への引き込み作用が確実に確保されるようになっている。
回転カバー47は、2箇所の取付けねじ52,53によって固定支持され、1つは回転カバー47から外へ向かって延長された延長部55が第1の取付けねじ52により固定支持されている。もう1つは、係合待機位置(図4)にある引き込み凹部37の近接位置で回転カバー47の内側に第2の取付けねじ53により固定支持されている。
この場合、第2の取付けねじ53が貫通する回転板39には図6に示すように回転板39の回転を許す円弧の長孔57が設けられ、回転に支障が起きないようになっている。
第1、第2の取付けねじ52,53の取付け位置は、図4、図5に示すようにコイルばね41の作動範囲外側に配置され、コイルばね41の作動に何等支障が起きないようになっている。
回転カバー47を取付ける第1、第2の取付けねじ52,53の内、特に、第2の取付けねじ53には次のような機能を有する。図4に示すように引き込み凹部37が係合待機位置(図4)にある時、コイルばね41のばね作用と、閉扉時に扉アーム35の係合突起体33が引き込み凹部37と当接した時の衝撃作用と相俟って上向きの引き離し作用が働くようになるが、その上向きに働く作用を第2の取付けねじ53によって確実に押さえ込む構造となっている。
なお、上記実施形態は最少となる2本の取付けねじ52,53で回転板39の固定支持状態が得られるようにしたものであるが、さらに、第3、第4の取付けねじを設けることも可能である。この場合、取付け位置はコイルばね41の作動範囲外にあることが条件となる。
一方、回転板39の引き込み凹部37は、立上り周壁によってU字状に形成されていて前記した扉アーム35の係合突起体33と広い当り面が確保されている一方、引き込み凹部37には、例えば、係合待機位置(図4)にある引き込み凹部37が、いたずら等の手段によって直接、引き込み位置(図5)まで回動させられたとしても、開閉扉17の開閉に支障が起きないようになっている。具体的には、引き込み凹部37(図5手前側)に、引き込み凹部上端縁37aへ向かう上昇傾斜した傾斜案内面59を設けるようにするものである。
これにより、閉扉時に係合待機位置(図4)にある引き込み凹部37が引き込み位置(図5)まで回転していたとしても、扉アーム35の係合突起体33は、扉アーム35の先端側が自由端となっていることもあって仮想線で示すように無理なく傾斜案内面59に沿って上昇し、開閉扉17の全閉時には引き込み凹部37と係合し合う。この結果、次の動作から開閉扉17の引き込み動作が再び確保されることが可能となる。
開閉扉押し出し装置23は、ヒンジ15から一番遠く離れた位置に配置され、図7に示すようにソレノイドロッド61が突出したソレノイドタイプとなっている。
装置本体63の取付けフランジ63aは、前記ベース部材43に設けられた取付部65に対してねじ等の固定手段によって一体に固定されている。
ソレノイドロッド61は、開閉扉17に設けられたタッチスイッチとなる操作部67のオン操作によってソレノイド69が働くと前進(矢印)し、全開状態にある開閉扉17を開扉方向へ向け押し出すと共に復帰ばね71によって復帰可能となっている。
図8はソレノイド69の作動特性を示したもので、回転板39を係合待機位置(図4)と引き込み位置(図5)とに付勢する前記したコイルばね41に比べて常時強い特性を備えている。特に、コイルばね41が死点越えする時にばね圧が強く働く領域にあわせて最大の特性ピーク値が現れるよう設定されている。
また、ソレノイドロッド61の後端部には、ダンパ手段となる衝撃吸収用のばね73が設けられ、開閉扉17の閉扉時に強い衝撃がソレノイドロッド61に作用しても、前記衝撃吸収用のばね73によって衝撃吸収を行なうことで、前記した衝撃受け止め装置25に対して第2の衝撃受け止め手段として働くようになっている。
このように構成された扉開閉装置19によれば、全閉時において、操作部67を操作することで、開閉扉押し出し装置23のソレノイドロッド61が働き開閉扉17を容易に、かつ、迅速に前方へ押し出し開扉することができる。この時、ソレノイドロッド61は、ヒンジ15から一番遠く離れていることもあって、押し出し作動点がヒンジ15から遠くなるてこの原理と相俟って比較的軽い操作力、即ち、ソレノイドに使うエネルギーが小さくて済むようになる。
次に、開扉状態にある開閉扉17を閉扉方向へ手で押すと、扉アーム35の係合突起体33は回転板39の引き込み凹部37と係合し合う、と同時に回転板39を反時計方向へ回動させる。この回転板39の回動時、コイルばね41は軸心線Xとなる死点越えをするため、その時のコイルばね41のばね圧で回転板39を引き込み位置(図5)まで回動させる。この結果、開閉扉17は半ドア等になることなく確実に全閉状態が得られる。
一方、開閉扉17の閉扉時に全閉間際に近づくと衝撃受け止め装置25が働く、と同時に、ソレノイドロッド61による2重の衝撃吸収手段と相俟って閉扉時の衝突エネルギーを確実に受け止めるため、衝撃音を小さく抑えることができる。また、ドア回りのシール部材に悪影響を与えることもなくなる。
また、回転板39が子供のいたずら等で、係合待機位置(図4)から引き込み位置(図5)まで回転させたとしても、扉アーム35の係合突起体33は傾斜案内面59に沿って乗り上がっていくため開閉扉17の閉扉動作に何等悪影響を与えることもなく、長期間にわたって安定した作動状態が得られるようになる。
本発明に係る冷凍冷蔵庫の要部を示した概要斜視図。 冷凍冷蔵庫の概要正面図。 衝撃受け止め装置のダンパロッド先端面と開閉扉との当接時の概要説明図。 衝撃受け止め装置と開閉扉引き込み装置とをユニット構造にすると共に開閉扉引き込み装置の回転板に設けられた引き込み凹部が係合待機位置にある状態を示した概要平面図。 開閉扉引き込み装置の回転板に設けられた引き込み凹部が係合待機位置から引き込み位置に回動した状態を示す図4と同様の概要平面図。 衝撃受け止め装置と開閉扉引き込み装置をベース部材から取外した状態を示した概要分解斜視図。 開閉扉押し出し装置を示した概要平面図。 開閉扉引き込み装置と開閉扉押し出し装置の関係を示した動作特性説明図。
符号の説明
3 冷蔵庫本体
15 ヒンジ
17 開閉扉
19 扉開閉装置
21 開閉扉引き込み装置
23 開閉扉押し出し装置
25 衝撃受け止め装置
27 シリンダ
29 ダンパロッド
29a ダンパロッド先端受面
31 ダンパ当り面
33 係合突起体
35 扉アーム
37 引き込み凹部
37a 引き込み凹部上端縁
39 回転板
41 コイルばね(付勢手段)
45 回転軸
47 回転カバー
52,53 取付けねじ
59 傾斜案内面
61 ソレノイドロッド
71 衝撃吸収用のばね(ダンパ手段)

Claims (7)

  1. 冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備える一方、前記ヒンジ側から、衝撃受け止め装置、開閉扉引き込み装置、開閉扉押し出し装置の順に配置されると共に、少なくとも衝撃受け止め装置と開閉扉引き込み装置は冷蔵庫本体に取付けるベース部材に組付けられたユニット構造となっていることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記衝撃受け止め装置は、前記ヒンジから一番近い接近した位置に配置されると共に、前記冷蔵庫本体に設けられたシリンダとシリンダから突出し衝撃待機位置に常時付勢された前進、後退可能なダンパロッドとからなる一方、開閉時に前記衝撃待機位置のダンパロッド先端受面と面接触し合うダンパ当り面が前記開閉扉に設けられていることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記開閉扉引き込み装置は、前記ヒンジから近い接近した位置で、衝撃受け止め装置の外側に配置されると共に、開閉扉から突出し先端に係合突起体を有する扉アームと、冷蔵庫本体に設けられ前記係合突起体と係合し合う係合待機位置と引き込み位置とに回転可能な引き込み凹部を有する回転体と、回転体の引き込み凹部を係合待機位置と引き込み位置とに切換えて付勢する付勢手段とからなることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  4. 冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記開閉扉引き込み装置の回転体は、回転軸が立上がるベース部材と回転体の上面を押える回転カバーとにより前記回転軸を中心として回転自在に支持され、前記回転カバーをベース部材に固定支持する複数の取付けねじの内、1つは係合待機位置にある前記引き込み凹部の近接部位に設けられていることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  5. 冷蔵庫本体にヒンジを支点として開閉する開閉扉と、その開閉扉の閉扉時に係合し合い、係合したまま全閉完了時まで開閉扉をばね圧で引き込み全閉状態とする独立した開閉扉引き込み装置と、開閉扉の全閉時にその全閉時の衝撃を受け止める衝撃受け止め装置と、操作部のオン操作により全閉時の開閉扉を開扉方向へ向けて押し出す開閉扉押し出し装置とを備え、前記開閉扉押し出し装置は、衝撃受け止め装置、開閉扉引き込み装置の外側で、ヒンジから一番遠く離れた位置に配置されると共に、前記操作部のオン操作によって開閉扉を前方へ押し出すソレノイドロッドとを有し、ソレノイドロッドには前方からの衝撃を受け止めるダンパ手段が設けられていることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  6. 前記複数の取付けねじは、前記付勢手段の作動範囲外側に設けられていることを特徴とする請求項記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 前記開閉扉引き込み装置の引き込み凹部は、開閉扉の閉扉動作によって引き込み位置に回動させられた時、閉扉時の扉アームの係合突起体を前記引き込み凹部の引き込み凹部上端縁へ向けて誘導案内する傾斜案内面を備えるようにすることを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1項に記載の冷凍冷蔵庫。
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