JP4230958B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明によれば、傾斜維持手段によって回転軸の軸線に対してセンサマグネットの取付孔の軸線が傾斜されている。そのため、回転軸の回転をセンサマグネットに直に伝達する装着部の平面部と、センサマグネットの取付孔の平面部とが線接触されると共に線接触した状態に保たれる。従って、回転軸の装着部とセンサマグネットの取付孔とがすきまばめにて嵌合されていても、回転軸が回転する際にセンサマグネットが回転軸に対してがたつくことが防止される。また、傾斜維持手段は、回転軸の軸線に対してセンサマグネットの取付孔の軸線を傾斜させるだけであるため、センサマグネットに大きな力が加わる虞がない。従って、装着部と取付孔との嵌合によるセンサマグネットの破損を防止しつつ、センサマグネットの回転軸に対するがたつきを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に本実施形態のブラシレスモータ1を示す。このブラシレスモータ1は、車両空調装置の送風機用モータとして使用される。図1に示すように、ブラシレスモータ1は、略円盤状のモータホルダ2を備え、該モータホルダ2の上面にはステータ3が固定されている。ステータ3は、センターピース4と、コア5と、該コア5に巻線が巻回されてなる励磁コイル6とを備えている。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)センサマグネット本体30aの肉厚が直線L4に沿って徐々に肉薄に形成されていることから、回転軸10の軸線L2に対してセンサマグネット30の軸線L3(取付孔30cの軸線)が傾斜されている。そのため、回転軸10の回転をセンサマグネット30に直に伝達する平面部17aと、取付孔30cの平面部30dとが線接触されると共に線接触された状態に維持される。従って、回転軸10の装着部17とセンサマグネット30の取付孔30cとがすきまばめにて嵌合されていても、回転軸10が回転する際に、センサマグネット30が回転軸10に対してがたつくことが防止される。その結果、ロータ7の回転中に、センサマグネット30を用いて検出されるロータ7の回転位置が回転方向にずれることが防止され、ロータ7の回転位置に応じて適切なタイミングで励磁コイル6に励磁電流を供給することができる。
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1及び第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)平面部17aに垂直な面S1に対して傾斜して装着部17に固定された抜け止めワッシャ41によって、回転軸10の軸線L2に対してセンサマグネット40の軸線L5(取付孔40cの軸線)が傾斜されている。そのため、回転軸10の回転をセンサマグネット40に直に伝達する平面部17aと、取付孔40cの平面部40dとが線接触されると共に線接触された状態に維持される。従って、回転軸10の装着部17とセンサマグネット40の取付孔40cとがすきまばめにて嵌合されていても、回転軸10が回転する際に、センサマグネット40が回転軸10に対してがたつくことが防止される。その結果、ロータ7の回転中に、センサマグネット40を用いて検出されるロータ7の回転位置が回転方向にずれることが防止され、ロータ7の回転位置に応じて適切なタイミングで励磁コイル6に励磁電流を供給することができる。
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1乃至第3実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)座繰部50jに抜け止めワッシャ16を収容させることにより、回転軸10の軸線L2に対してセンサマグネット50の軸線L6(取付孔50cの軸線)が傾斜されている。そのため、回転軸10の回転をセンサマグネット50に直に伝達する平面部17aと、取付孔50cの平面部50dとが線接触されると共に線接触された状態に維持される。従って、回転軸10の装着部17とセンサマグネット50の取付孔50cとがすきまばめにて嵌合されていても、回転軸10が回転する際に、センサマグネット50が回転軸10に対してがたつくことが防止される。その結果、ロータ7の回転中に、センサマグネット50を用いて検出されるロータ7の回転位置が回転方向にずれることが防止され、ロータ7の回転位置に応じて適切なタイミングで励磁コイル6に励磁電流を供給することができる。
○上記各実施形態では、ボス部15bの上端部は、回転軸10の軸線L2に対するセンサマグネット15,30,40,50の軸線L1,L3,L5,L6の傾斜によって、傾斜した状態となっている。しかしながら、図6に示すように、ボス部15bの上端部を調整して、回転軸10の軸線L2と直交する面S3と平行に形成されるようにしてもよい。詳説すると、図6では、センサマグネット15を例として示している。上記第1実施形態では、回転軸10の軸線L2に対してセンサマグネット15の軸線L1が傾斜するようにセンサマグネット15を装着部17に装着すると、軸受12の下端面に対して、センサマグネット15の上端面が傾斜して当接されてしまう。ここで、図6に示すように、該ボス部15bの上端部(センサマグネット15の上端部)を、回転軸10の軸線L2と直交する面S3と平行に構成する。すると、軸受12の下端面に対して、センサマグネット15の上端面が全面で当接することができ、より安定した構造とすることができる。センサマグネット30,40,50についても、同様に構成することでより安定した構造とすることができる。
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
Claims (8)
- ロータに備えられ、断面非円形状を成し少なくとも1つの平面部を有する装着部を備えた回転軸と、
前記装着部に対応して軸方向視非円形状を成し少なくとも1つの平面部を有する取付孔を備え、該取付孔に前記回転軸の装着部をすきまばめにて嵌合させて前記回転軸に装着されるセンサマグネットと、
前記回転軸に装着され、前記センサマグネットに当接して該センサマグネットを軸方向に支持する抜け止め部材とを備え、
前記ロータの回転と共に回転する前記センサマグネットの磁界変化を検出して前記ロータの回転位置を検出するブラシレスモータであって、
前記回転軸の軸線に対して前記取付孔の軸線が傾斜するように前記センサマグネットを傾斜させ、前記取付孔の平面部と前記回転軸の装着部の平面部とを線接触させると共に維持する傾斜維持手段を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。 - ロータに備えられ、断面D形状を成す装着部を備えた回転軸と、
前記装着部に対応し軸方向視D形状を成す取付孔を備え、該取付孔に前記回転軸の装着部をすきまばめにて嵌合させて前記回転軸に装着されるセンサマグネットと、
前記回転軸に装着され、前記センサマグネットに当接して該センサマグネットを軸方向に支持する抜け止め部材とを備え、
前記ロータの回転と共に回転する前記センサマグネットの磁界変化を検出して前記ロータの回転位置を検出するブラシレスモータであって、
前記回転軸の軸線に対して前記取付孔の軸線が傾斜するように前記センサマグネットを傾斜させ、前記取付孔の平面部と前記回転軸の装着部の平面部とを線接触させると共に維持する傾斜維持手段を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記傾斜維持手段は、前記センサマグネットにおいて前記抜け止め部材と当接する当接面に形成された凸部であり、該凸部により前記センサマグネットが傾斜されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、
前記凸部は、前記センサマグネットにおいて、前記取付孔の平面部に対し、前記センサマグネットの軸線を挟んだ向かい側に形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記センサマグネットは、前記回転軸の径方向に延設される鍔部を備え、
前記傾斜維持手段は、前記取付孔の平面部と直交する直線に沿って、相対的に肉厚が徐々に薄く形成された鍔部であることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記傾斜維持手段は、前記装着部の平面部に垂直な面に対して、前記装着部の平面部に対する角度が変化する方向に傾斜して前記装着部に固定される前記抜け止め部材であることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記傾斜維持手段は、前記センサマグネットにおいて前記抜け止め部材と当接する当接面に形成されて前記抜け止め部材を収容する座繰部であり、
前記座繰り部の底面は、前記取付孔の平面部に垂直な面に対して、前記取付孔の平面部に対する角度が変化する方向に傾斜して形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記装着部の基端部には、前記装着部の平面部と直交する面を有する段部が備えられており、前記センサマグネットが前記面に当接していることを特徴とするブラシレスモータ。
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