JP4222914B2 - 印刷管理システム、方法、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

印刷管理システム、方法、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、印刷管理システム、方法、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体に関し、より詳細には、印刷枚数を制限することが可能な印刷管理システム、方法、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年ではネットワークシステムが当然のごとく整備され、プリンタ,複写機,複合機(MFP)等の印刷装置は、プリントサーバ装置にネットワーク接続され、ネットワーク資源の一つとして共有利用されている。クライアント装置にて印刷を行うと、その印刷ジョブは、一旦クライアント装置上に蓄積され、そして、ネットワーク経由でプリントサーバ装置へ印刷要求と共に転送され、転送された印刷ジョブは、印刷装置が印刷可能状態になった時点で印刷装置へ転送され、印刷装置にて記録用紙等の媒体に印字される。ここでプリントサーバ装置では、クライアント装置から印刷要求に応じた印刷装置での印刷処理を受け持つ。
大学や図書館などの教育機関においても、情報教育環境の整備が進められている中で上述のごとき印刷システムが導入されており、Webなどの電子的な情報ソースの増加に伴う印刷量の増大やプリンタの不正使用などが顕在化している。従って、システム管理者にとっては、例えば、学生/ユーザの私的な目的による大量印刷の防止、学生/ユーザのコスト意識の改善、さらには受益者負担によるプリンタの有効活用などを図ることが重要な課題となっている。
このような課題に対して、プリンタなどの印刷装置に蓄積された印刷ログを用いて、例えば月単位、年単位といった任意の期間におけるユーザ毎の印刷枚数を集計し、ユーザ毎又は印刷装置毎に印刷上限枚数の管理を行う印刷管理システムが提案されている。
また、印刷ジョブをシステム側やユーザ側が指定した枚数で中断することが可能な印刷システムも提案されている(例えば、特許文献1,2を参照)。特許文献1には、印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段と、前記画像データを記憶するための記憶手段と、所定条件が成立すると、印刷手段の印刷動作を制限する制限手段と、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に制限手段により印刷手段の印刷動作が制限されると、制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データを記憶手段に記憶するように制御する制御手段と、を備え、所定の条件により印刷を中断し、且つ、手間を掛けずに、印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データの印刷を再開することを可能とした画像処理装置が記載されている。
特許文献2には、ネットワークに接続されている印刷装置を複数のユーザが共有する環境において、ユーザ毎の印刷制限を行い、サーバ装置上に仮想プリンタを設けた印刷システムが記載されている。この印刷システムでは、サーバ装置において、受信した印刷ジョブを解析し、解析結果に基づいて印刷ジョブ実行要求したユーザの認証を行う。認証されると、認証されたユーザが印刷可能な枚数と印刷ジョブにより印刷要求されている枚数とを比較して、印刷を許可するか否かを決定する。印刷が許可された場合、印刷ジョブに含まれるクライアント装置のアドレスをサーバ装置のアドレスに書き換え、ユーザIDを印刷装置側のものに書き換えて、印刷装置に送信する。
特開2002−44340号公報 特開2003−150355号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像処理装置は、印刷枚数の制限はできるものの上述のごとく特殊なハードウェアを用いて制御されており、様々な印刷装置がネットワーク接続されている印刷システムに対する汎用性がない。
また、特許文献2に記載の印刷システムは、ユーザの印刷可能枚数に基づいて、残り印刷可能枚数を超えていた場合には印刷ジョブ自体を実行しないようにする。また、残り印刷可能枚数を印刷ジョブの実行に伴って更新していく際に、印刷装置側からサーバ装置へ出力枚数情報を送信する必要があり、さらに、印刷ジョブ自体での印刷許可/不許可の制御を行わずに、ユーザの残り印刷可能枚数に基づいて印刷ジョブ内で最初の何ページかだけ印刷を許可するためには、1枚の紙出力毎に印刷装置側からサーバ装置へ出力枚数情報を送信してサーバ装置側で制御する必要があり、ネットワーク負荷が大きくなりシステム全体の処理速度も遅くなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、印刷装置のハードウェア構成に依らず、正確且つ高速に印刷枚数の制限を行うことが可能な、印刷管理システム、該システムにおけるサーバ装置、印刷管理方法、該サーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
また、本発明は、印刷装置のハードウェア構成に依らず、正確且つ高速に印刷枚数の制限を行うことが可能で、且つ印刷の対価を課金することが可能な、印刷管理システム、該システムにおけるサーバ装置、印刷管理方法、該サーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを他の目的とする。
請求項1の発明は、印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えた印刷管理システムにおいて、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、前記クライアント装置は、印刷ジョブをページ記述言語で生成する印刷ジョブ生成手段と、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信する印刷ジョブ送信手段と、を有し、前記サーバ装置は、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、前記ユーザ情報記憶手段を参照して、前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出す制限情報読出手段と、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成する印刷制限プログラム生成手段と、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成する制限情報埋込手段と、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送する印刷ジョブ転送手段と、を有し、前記印刷制限プログラムは、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断の結果、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えた場合に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、前記印刷装置は、前記印刷ジョブ転送手段により転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行う印刷手段を有することを特徴としたものである。
請求項の発明は、印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えた印刷管理システムにおいて、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、前記クライアント装置は、印刷ジョブをページ記述言語で生成する印刷ジョブ生成手段と、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信する印刷ジョブ送信手段と、を有し、前記サーバ装置は、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、前記ユーザ情報記憶手段を参照して、前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出す制限情報読出手段と、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成する印刷制限プログラム生成手段と、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成する制限情報埋込手段と、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送する印刷ジョブ転送手段と、を有し、前記印刷ジョブ及び前記印刷制限プログラムを含んでなる前記制限付印刷ジョブは、1ページ分の画像を前記印刷装置におけるメモリに展開するステップと、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断により前記印刷可能枚数を超えていない時点では、前記印刷ジョブを遂行し前記展開した1ページ分の画像を前記印刷装置における印刷部で印刷し、前記展開するステップに戻るステップと、前記判断により前記印刷可能枚数を超えた時に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、前記印刷装置は、前記印刷ジョブ転送手段により転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行う印刷手段を有することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ユーザ情報記憶手段は、前記印刷枚数制限情報として、各ユーザに対し、印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、カラー印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、モノクロ印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、のうちいずれか1又は複数を記憶することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記ユーザ情報記憶手段は、前記印刷枚数制限情報として、各ユーザに対し、所定期間当りの制限枚数の情報を記憶することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記ユーザ情報記憶手段は、各ユーザに対し、所定期間当りの制限枚数の情報と、該情報を、前記印刷枚数制限情報として1印刷ジョブ当りの制限枚数に加味するか否かを示す情報と、を記憶することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記印刷枚数制限情報は、ユーザに対するものの代わりに、複数のユーザからなるグループを対象とした印刷枚数の制限情報であることを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記印刷装置は、実際の印刷が制限枚数を超過した場合、該印刷を行ったユーザに対して制限枚数を超過した旨の通知を、前記サーバ装置を介して或いは直接、前記ユーザのクライアント装置に対してネットワーク経由で行う枚数超過通知手段を有することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記印刷ジョブ転送手段は、前記制限付印刷ジョブの代わりに前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送する手段をさらに有し、前記印刷手段は、前記転送された印刷ジョブを解釈して印刷を行う手段をさらに有することを特徴としたものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記サーバ装置は、前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブを解釈し、該印刷ジョブを遂行したと仮定した場合の印刷枚数を印刷要求枚数として算出する要求枚数算出手段と、該算出した印刷要求枚数と前記制限情報読出手段で読み出したユーザの印刷枚数制限情報とに基づいて、前記制限付印刷ジョブにより印刷される枚数を算出する印刷枚数算出手段と、該算出された印刷枚数を印刷ログとしてユーザ別に集計する集計手段と、を有することを特徴としたものである。
請求項10の発明は、請求項1乃至のいずれか1の発明において、前記印刷装置は、前記印刷手段により印刷が実行された後に少なくともユーザ名及び印刷枚数を含む印刷ログを印刷ジョブ毎に記憶する印刷ログ記憶手段と、前記サーバ装置からの印刷ログの転送要求を受け付ける転送要求受付手段と、該受け付けた印刷ログの転送要求に基づき前記サーバ装置に対し印刷ログを提供する印刷ログ提供手段とを有し、前記サーバ装置は、該印刷ログ提供手段により提供された印刷ログに基づき前記印刷装置に使用される用紙の印刷枚数をユーザ別に集計する集計手段を有することを特徴としたものである。
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか1の発明において、前記クライアント装置は、前記サーバ装置に対してユーザ名及び印刷枚数情報を含む印刷要求を送信する印刷要求送信手段を有し、前記サーバ装置は、前記クライアント装置からの送信された印刷要求を受け付ける印刷要求受付手段と、該受け付けた印刷要求に対し、前記印刷枚数情報に基づいて印刷に対する対価を課金する課金手段と、を有し、前記制限情報読出手段は前記印刷枚数制限情報として前記印刷要求に含まれる印刷枚数情報を読み出すことを特徴としたものである。
請求項12の発明は、請求項又は10の発明において、前記サーバ装置は、前記集計手段で集計されたユーザ別の印刷枚数に対して印刷対価を課金する課金手段を有することを特徴としたものである。
請求項13の発明は、印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えたシステムにおいて、印刷枚数を管理する印刷管理方法であって、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、前記クライアント装置で、印刷ジョブをページ記述言語で生成し、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置で、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶しておき、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付け、前記記憶されたユーザ情報及び印刷枚数制限情報を参照して、前記受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出し、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成し、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成し、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送し、前記印刷制限プログラムは、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断の結果、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えた場合に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、前記印刷装置では、前記転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行うことを特徴としたものである。
請求項14の発明は、印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えたシステムにおいて、印刷枚数を管理する印刷管理方法であって、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、前記クライアント装置で、印刷ジョブをページ記述言語で生成し、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置で、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶しておき、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付け、前記記憶されたユーザ情報及び印刷枚数制限情報を参照して、前記受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出し、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成し、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成し、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送し、前記印刷ジョブ及び前記印刷制限プログラムを含んでなる前記制限付印刷ジョブは、1ページ分の画像を前記印刷装置におけるメモリに展開するステップと、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断により前記印刷可能枚数を超えていない時点では、前記印刷ジョブを遂行し前記展開した1ページ分の画像を前記印刷装置における印刷部で印刷し、前記展開するステップに戻るステップと、前記判断により前記印刷可能枚数を超えた時に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、前記印刷装置では、前記転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行うことを特徴としたものである。
請求項15の発明は、請求項13又は14の発明において、前記クライアント装置で、前記サーバ装置に対してユーザ名及び印刷枚数情報を含む印刷要求を送信し、前記サーバ装置で、前記クライアント装置からの送信された印刷要求を受け付け、該受け付けた印刷要求に対し、前記印刷枚数情報に基づいて印刷に対する対価を課金し、前記制限付印刷ジョブは、前記印刷枚数制限情報として前記印刷要求に含まれる印刷枚数情報を読み出して前記印刷ジョブに埋め込まれたものであることを特徴としたものである。
請求項16の発明は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の印刷管理システムにおけるサーバ装置である。
請求項17の発明は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の印刷管理システムにおけるサーバ装置として、コンピュータを機能させるプログラムである。
請求項18の発明は、請求項17に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、印刷装置のハードウェア構成に依らず、正確且つ高速に印刷枚数の制限を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、印刷装置のハードウェア構成に依らず、正確且つ高速に印刷枚数の制限を行うことが可能で、且つ印刷の対価を課金することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図で、図中、1はサーバ装置、2はネットワーク、3a,3b,...は印刷装置、4a,4b,...はクライアント装置、10はユーザ情報データベース(ユーザ情報DB)である。
本発明の一実施形態に係る管理システム(以下、本システムという)は、印刷枚数の管理を行うサーバ装置1を備え、1又は複数のクライアント装置4a,4b,...(しばしば4で表す)からの1又は複数の印刷装置3a,3b,...(しばしば3で表す)での印刷枚数を管理するシステムである。
また、本システムにおけるサーバ装置1は、クライアント装置4からの指示で印刷装置3での印刷処理(本発明に係る枚数制限も含む)を受け持つコンピュータであり、クライアント装置4から印刷装置3への印刷処理を請け負い、印刷装置で使用される用紙の印刷枚数を管理することから、印刷サーバ装置やプリントサーバ装置とも謂え、本システムもプリント管理システムとも謂える。なお、サーバ装置1は、Windows(登録商標)系のサーバプログラム(ここではOS:Operating System或いはそのカーネルを意味する)を搭載したサーバコンピュータだけでなく、LINUX(登録商標)等のUNIX(登録商標)系のサーバプログラムや他のサーバプログラムを搭載したサーバコンピュータで構成することも、容易に可能である。
本システムにおける各クライアント装置4は、1又は複数のユーザが使用するPC(パーソナルコンピュータ)等のネットワーク接続可能な汎用コンピュータやネットワーク接続可能な携帯電話やモバイルコンピュータで構成されることが多いが、サーバ装置1に対して印刷ジョブを送信できるコンピュータであればよく、サーバ装置1に印刷処理を依頼することから印刷クライアント装置とも謂える。また、本システムにおける印刷装置3は、汎用プリンタだけでなく、複写機や複合機(MFP:Multi−Function Product/Printer/Peripheral)にも適用可能である。
本システムにおいては、各クライアント装置4がサーバ装置1にネットワーク2を介して接続され、且つ、各印刷装置3がサーバ装置1にネットワーク2を介して接続されていることを前提として説明する。
図2は、図1の印刷管理システムの詳細を示す図で、図中、11はユーザ情報記憶手段、12は印刷ジョブ受付手段、13は制限情報読出手段、14は印刷制限プログラム生成手段、15は制限情報埋込手段、16は印刷ジョブ転送手段、31は印刷手段、32は枚数超過通知手段、41は印刷ジョブ生成手段、42は印刷ジョブ送信手段である。
クライアント装置4は、印刷ジョブ生成手段41及び印刷ジョブ送信手段42を備えるものとする。印刷ジョブ生成手段41では、例えばあるアプリケーションソフトウェアからプリンタドライバなどを利用することで印刷ジョブを生成する。但し、印刷ジョブ生成手段41では、印刷ジョブをPostScript,HP−PDL,LIPS,ESC/Page,PRESCRIBE(以上、登録商標)などのページ記述言語で生成する。但し、ここでのページ記述言語とは、ページプリンタにおいてページイメージを作成するためのプリンタ制御コード(言語)に限らず、ページプリンタでなくとも対応可能なプリンタ制御コードであればよい。印刷ジョブ送信手段42では、生成された印刷ジョブを、ネットワーク2を介してサーバ装置1に送信する。
なお、他の実施形態の中で後述するが、クライアント装置4がまずサーバ装置1に対して、例えばJob No.,Jobname,Username,Printmodeなどを含むスタートコマンドからなる印刷要求を行い、印刷装置側のステータスを取得し、その印刷装置が停止状態で代替の印刷装置も停止状態か存在しなかった場合には、印刷装置のエラーをそのクライアント装置4に通知して処理を終了する。代替の印刷装置があった場合にはその旨を通知して、ユーザに選択させる。サーバ装置1は、クライアント装置4から受け取った印刷要求に対して、印刷装置のステータスが印刷可能状態であった場合には、そのクライアント装置4に対し印刷データ(印刷ジョブ)送信要求通知を行い、クライアント装置4から印刷ジョブを送信させ、その印刷ジョブを受け取ることとなる。
サーバ装置1は、ユーザ情報記憶手段11,印刷ジョブ受付手段12,制限情報読出手段13,印刷制限プログラム生成手段14,制限情報埋込手段15,印刷ジョブ転送手段16を備えるものとする。なお、図1では、ユーザ情報記憶手段11の例として、ユーザ情報DB10をサーバ装置1からアクセス可能な状態で備えるものとして例示している。
ユーザ情報記憶手段11では、ユーザに関するユーザ情報、例えばユーザID,ユーザ名,企業であれば所属部署等、に加え、そのユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶しておく。図1の例では、ユーザ情報DB10にこのユーザ情報及び印刷枚数制限情報が少なくとも格納されていることとなる。
印刷ジョブ受付手段12では、クライアント装置4からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付ける。なお、上述したように、印刷要求を受けてから印刷装置3の状態を返し、その後印刷ジョブを受け付けることも可能である。
制限情報読出手段13では、ユーザ情報記憶手段11を参照して、印刷ジョブ受付手段12で受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置4のユーザを特定し、そのユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出す。印刷枚数制限情報に関しては、その様々な例と共に後述する。
印刷制限プログラム生成手段14では、制限情報読出手段13で読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成する。ここで、印刷制限プログラムは、単に印刷枚数制限情報を埋め込んで付加したものでもよいし、予め用意しておいたプログラムにパラメータとして印刷枚数制限情報を埋め込むようにしてもよい。制限情報埋込手段15では、印刷制限プログラム生成手段14で生成した印刷制限プログラムを印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成する。すなわち、制限情報埋込手段15は、印刷枚数制限情報を、印刷制限プログラムとして印刷ジョブに埋め込むとも謂える。
また、印刷ジョブ(印刷ジョブデータとも謂える)は、ページ記述言語に限らず印刷装置3で読み取れるプログラム言語であればよいが、その場合、印刷制限プログラム生成手段14で生成する印刷制限プログラムもそのプログラム言語で記述し、印刷装置3における印刷枚数を見てその制限枚数で印刷をキャンセルさせるようなプログラムなどを採用すればよい。さらに、印刷ジョブと印刷制限プログラムも同じ言語で記述することが処理上好ましいが、異なる言語で記述しても、本発明に係る枚数制限印刷処理は可能である。
印刷ジョブ転送手段16では、制限情報埋込手段15で生成した制限付印刷ジョブを印刷装置3に対してネットワーク2を介して転送する。
印刷装置3は、印刷手段31を備えるものとする。印刷手段31では、印刷ジョブ転送手段16により転送された制限付印刷ジョブを、その制御部で解釈して、その制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき、印刷枚数を制限して印刷ジョブを遂行し印刷を行う。従って、印刷制限プログラムは、印刷装置3の制御部にて、印刷ジョブをユーザの印刷制限枚数に制限するように、印刷装置3の印字部を制御する印刷制御プログラムである。
本実施形態によれば、印刷制限プログラムを汎用のページ記述言語で記述することにより、印刷装置3のハードウェア或いはファームウェア構成に依らず、印刷枚数の制限が可能となる。本システムにおける印刷装置3はハード非依存性をもち、特殊なハードを必要とせず、少なくとも本発明で採用するプログラム言語に対応したハードウェアであればよい。また、本実施形態によれば、印刷制限プログラムでそのユーザに合った制限に基づいて、1枚たがわず正確に印刷枚数を制限することができ、また、印刷の制限に関して、サーバ装置1は印刷装置3に制限付印刷ジョブを送信する他は印刷装置3との通信を行わないので、その通信のための処理時間が全くなくなる上に1枚毎にサーバ装置で制御を行わなくてよく、従って高速に処理でき、さらに、通信によるネットワーク2の負荷も従来に比べ軽減されるので、高速に枚数制限印字処理ができる。
また、他の実施形態として、実際の印刷が制限枚数を超過した場合、図2に図示したように印刷装置3に枚数超過通知手段32を備えるようにしてもよい。枚数超過通知手段32では、その印刷を行ったユーザに対して制限枚数を超過した旨の通知を、サーバ装置1を介して或いは直接、ユーザのクライアント装置4に対してネットワーク経由で行う。ここでの通知とは、例えばポップアップ通知やメール通知などを指し、ネットワークの負荷なども考慮して通知を行なうか否かのパラメータ(rgWinPopUse:ポップアップ通知を行なうか否か、rgMailUse:メール通知を行なうか否か、など)で制御可能なようにしておくことが好ましい。また、どういう制限で超過になったのか、及びどうしたらいいのか(単に再度印刷実行すればよい等)、等を、併せて通知してもよい。
また、サーバ装置1は、クライアント装置4から受け取った印刷ジョブに制限枚数無しとした制限付印刷ジョブを生成するようにしてもよいが、本発明の他の実施形態として、本システムが、制限付印刷ジョブだけに対応しているのは不便なこともあるので、印刷ジョブ転送手段16が、制限付印刷ジョブの代わりに印刷ジョブ受付手段12で受け付けた印刷ジョブを印刷装置3に対して転送する手段をさらに有し、印刷手段31は、転送された印刷ジョブを解釈して印刷を行う手段をさらに有するようにしてもよい。
ここで、上述したサーバ装置1,ユーザ情報DB10,クライアント装置4,印刷装置3,ネットワーク2等、本明細書中に記載するサーバ装置,DB,クライアント装置,印刷装置,ネットワークに関して補足的に説明する。
DB10等のデータベースは、サーバ装置1に物理的に含まれている形態でも、サーバ装置1にDB10がネットワークを介して接続され、物理的に離散している形態を採用してもよい。またDB10は、その構成上別々のものでも一体型のものでもよく、要はデータベースとしての機能がはたせる形態であればよい。DB10を管理するサーバ装置1は、DBの維持・運用を行う専用のソフトウェア(DB管理システム)を備えるようにすることが好ましい。これにより、DB内のデータを本発明に係る各機能を実現するプログラム(アプリケーションソフト)から物理的,論理的に独立させ、各種アプリケーションのバージョンアップやシステム構築が容易になる上に、データの整合性(一貫性)を保て、データのセキュリティの確保が行い易くなる。また、サーバ装置1は、WWWサーバ,ユーザ認証サーバ,DB管理サーバ等、処理に応じた階層構造をもつサーバとしてもよい。
さらに、上述したクライアント装置4やサーバ装置1など、PC(パーソナルコンピュータ)等の汎用コンピュータやサーバコンピュータ、さらには印刷装置3の制御部、における各種情報の処理について、図3に示す一般的な情報処理装置の構成例を参照して説明する。図3は、一般的な情報処理装置の構成例を示すブロック図で、図中、51はCPU、52はRAM、53はROM、54は入力装置、55は表示装置、56は通信装置、57はバスである。
本システムにおけるサーバ装置1で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM52に蓄積され、その後、各種ROM53に格納され、必要に応じて、CPU51によって読み出し、修正・書き込みが行われる。また、コンピュータを本システムにおけるサーバ装置1として機能させるためのプログラムは、ROM53に蓄積されており、CPU51が読み出すことによって実行される。サーバ装置1に搭載される場合のこのプログラムは、上述又は後述するサーバ装置1の各手段としてコンピュータのCPU51等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。同様に、クライアント装置4に搭載される場合のプログラムとしては、上述又は後述するクライアント装置4の各手段として、コンピュータのCPU等を制御するプログラムであり、印刷装置3の制御部に搭載されるプログラムとしては、印刷装置3の各手段として印字部や表示部等を制御するプログラムである。但し、クライアント装置4及び印刷装置3の制御部は、特別なプログラムや回路は必要なく構成可能である。
また、処理の途中経過や途中結果は、CRT,LCD等の表示装置55を通して装置ユーザに提示され、必要な場合には、キーボード,マウス(ポインティングデバイス)等の入力装置54から装置ユーザが処理に必要なパラメータを入力指定すればよい。このプログラムは、装置ユーザ(システムの管理者、クライアント装置に対しては印刷を実行するユーザ)が使用する際に容易となるように、表示装置55用のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を備えるようにするとよい。通信装置56は、通信装置は上述のネットワーク2等のネットワークに接続して通信を行うためのネットワークボード等の機器であり、通信装置56以外の出力デバイスを備えるようにしてもよい。なお、CPU51,RAM52,ROM53,入力装置54,表示装置55,出力装置56は、バス57などで接続されていればよい。
また、本システムにおいては、図示及び前提として説明するようにクライアント装置4,サーバ装置1間のネットワークと印刷装置3,サーバ装置1間のネットワークは共通の(適時アクセス可能な)ものでもよいが、それぞれ独立したネットワークで構成するようにしてもよい。後者の場合、クライアント装置4から印刷装置3へ印刷処理を直接行うことを防ぐことが容易にできる。
一方で、前者の場合には、詳細は省略するが、クライアント装置4からサーバ装置1に印刷ジョブを送り、制限付印刷ジョブをサーバ装置1で生成し、クライアント装置4にその制限付印刷ジョブを返し、クライアント装置4から直接印刷装置3にその制限付印刷ジョブを送信して印刷処理を行わせる、といった処理、或いは、クライアント装置4からサーバ装置1に印刷要求を送った時点で、印刷制御プログラムをサーバ1がクライアント装置4に送信し、クライアント装置4で印刷ジョブにその印刷制限プログラムを埋め込んで制限付印刷ジョブを生成し、直接、印刷装置3にその制限付印刷ジョブを送信して印刷処理を行わせる、といった処理などを実行し難くなる。
また、ネットワーク2等の本明細書中に記載のネットワークとしては、通信回線(有線,無線に限らず)を使用したイントラネット,エクストラネット等のネットワークシステムで構成され、Webプリンティングなどに本発明を適用する場合にはインターネットでも構成することもある。このネットワークシステムはLAN(Local Area Network)環境に限らず各サーバ装置の設置場所によってはWAN(Wide Area Network)環境やMAN(Metropolitan Area Network)環境で構築される場合もある。また、このネットワークは、専用回線の使用、伝送データの暗号化、各クライアント装置等を使用するユーザの認証など様々な方法によるセキュリティの強化を行うことが好ましい。
次に、印刷制限プログラムについてその詳細を説明する。
本発明では、印刷制限プログラムとして特殊プログラム(例えばPostScript言語等で記述されたプログラム)を印刷ジョブに埋め込むことにより、印刷ジョブ自体(プログラム挿入済み印刷ジョブを指し、上述した制限付印刷ジョブを指す)が印刷枚数を把握し、指定された印刷枚数に達した場合、印刷ジョブ自らが印刷を中断することを可能とする。すなわち、本発明においては、印刷ジョブ自体に判断機構を付加している。
印刷制限プログラムの一形態としては、印刷枚数をカウント(カウントアップ/カウントダウン)するステップと、組み込んだ印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とをそのカウントにより比較し、印刷枚数が印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、その判断の結果、印刷枚数が印刷可能枚数を超えた場合に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、印刷装置3における制御部に実行させるためのプログラムが挙げられる。ここで印刷キャンセル処理とは、印刷ジョブのうち残りの印刷をキャンセルすることを指す。なお、上述したように、この印刷制限プログラムには、印刷ジョブに対し、本システムが管理しているそのユーザの印刷枚数制限情報(ここではDB10で記憶した印刷枚数制限情報)に基づいて、そのユーザが印刷可能な枚数情報が組み込まれている。
このような印刷制限プログラムを採用した場合、サーバ装置1における制限情報埋込手段15は、印刷制限プログラム生成手段14で生成した印刷制限プログラム(例えばPostScriptで生成された場合、枚数制御用PostScriptプログラムとも謂える)を印刷ジョブ(例えばPostScript)の先頭などに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成し、印刷ジョブ転送手段16で印刷装置3側にそれを転送することとなる。但し、埋め込み位置に関し、印刷可能枚数が0枚であった場合、1枚も印刷されないよう考慮すべきである。
印刷装置3は、制限付印刷ジョブ(例えばPostScript)を解釈しながら、ページ作成、紙への印刷などを行う。ここで、制限付印刷ジョブ(制限付印刷ジョブデータとも謂える)に埋め込まれた印刷制限プログラムは、印刷装置3によって紙への印刷を行う直前に呼ばれ、(1)印刷枚数をカウントアップ(/カウントダウン)し、(2)埋め込まれた印刷可能枚数を超えるか判断し、(3)超えた場合、その時点で自ら印刷キャンセル処理を行い、(4)超えない場合、通常通り1枚印刷して(1)へ戻る、といった処理を実行する。この判断・処理によって、印刷装置3における印刷動作としては、制限枚数分だけ印刷され、それ以降のページは印刷されない。
埋め込む枚数制御用PostScriptプログラムは、例えば、印刷ジョブデータのshowpageオペレータが呼ばれるたびに枚数カウントダウン(/枚数カウントアップ)・判断処理を行うよう、showpageオペレータを再定義するようにしてもよい。印刷ジョブデータの先頭に挿入する枚数制御用PostScriptプログラムのサンプルとしては、次のようなものが例示できる。但し、実際には各種印刷条件(部数、両面など)を考慮する必要があるが、次に例示するプログラム(カウントダウンするプログラム)は、それらを除いた本質的な部分のみの抜粋したものであり、且つ、概念的なイメージを伝えるためのものでこのままで正常動作するものではない。
/limitpage ###LIMIT### def (印刷可能枚数の定義)
/showpage_limit { (showpageオペレータの度に呼ばれる関数)
limitpage 0 eq {quit} if (残り枚数が0なら印刷キャンセルする)
showpage (そうでないなら1ページ印刷する)
/limitpage limitpage 1 sub def (枚数をカウントダウンする)
} bind def
/showpage /showpage_limit load def (showpageオペレータの再定義)
印刷制限プログラムの他の形態としては、印刷ジョブに組み込まれて制限付印刷ジョブとして、印刷装置3を制御できるプログラムが挙げられる。印刷ジョブ,印刷制限プログラムを含んでなる制限付印刷ジョブは、1ページ分の画像を印刷装置3におけるメモリに展開するステップと、印刷枚数をカウント(カウントアップ/カウントダウン)するステップと、印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とをカウントにより比較し、印刷枚数が印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、その判断により印刷可能枚数を超えていない時点では、印刷ジョブを遂行し展開した1ページ分の画像を印刷装置3における印刷部で印刷し、展開するステップに戻るステップと、判断により印刷可能枚数を超えた時に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、印刷装置3における制御部に実行させるためのプログラムである。
クライアント装置4がサーバ装置1経由で印刷装置3に対して印刷指示を出す、本システムのごときシステムでは、このような制限付印刷ジョブを、サーバ装置1が印刷装置3へ投げ、印刷装置3は、この制限付印刷ジョブ(プログラム)を解釈しながら、印刷を行う。実際には、印刷装置3内の印刷ジョブ自体が、(1)1ページ分の画像をメモリに展開し、(2)印刷枚数をカウントアップ(/カウントダウン)し、(3)埋め込まれた印刷可能枚数を超えるか判断し、(4)超えた場合、その時点で自ら印刷キャンセル処理を行い、(5)超えない場合、通常通り1枚印刷し、(1)へ戻る、といった判断・処理を行う。この判断・処理によって、印刷装置3における印刷動作としては、制限枚数分だけ印刷され、それ以降のページは印刷されない。
図4は、図1の印刷管理システムにおける枚数制限印刷処理の一例を説明するためのフロー図で、本発明の一実施形態に係る印刷管理方法の一例を説明するためのフロー図でもある。
まず、クライアント装置4においては、印刷ジョブを生成し(ステップS1)、印刷ジョブをサーバ装置1に送信する(ステップS2)。
サーバ装置1では、予め或いは適時、ユーザ情報,印刷枚数制限情報をDB10に記憶させておく(ステップS3)。印刷枚数制限情報については後述する。そして、サーバ装置1は、印刷ジョブを受信したかを判断し(ステップS4)、受信した場合にはその印刷ジョブを受け付ける(ステップS5)。
続いて、サーバ装置1は、DB10を参照して印刷ジョブのユーザを特定し、そのユーザの印刷枚数制限情報を読み出し(ステップS6)、読み出した印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成する(ステップS7)。そして、サーバ装置1は、生成した印刷制限プログラムを印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成し(ステップS8)、その制限付印刷ジョブを印刷装置に転送する(ステップS9)。
印刷装置3では、その制限付印刷ジョブを受信し(ステップS10)、その制限付印刷ジョブを解釈し、印刷の実行を開始する(ステップS11)。印刷装置3では、まず、印刷枚数をカウントし(ステップS12)、印刷枚数がそのユーザの印刷可能枚数より大きくなった時点で(ステップS13でYES)、印刷キャンセル処理を行う(ステップS16)。印刷枚数がそのユーザの印刷可能枚数より大きくない場合には、その1ページの印刷を実行し(ステップS14)、印刷ジョブの全部が印刷終了したか否かを判断し(ステップS15)、終了でなければステップS12に戻り、終了であればそのまま印刷処理を終了する。なお、ステップS12〜S15の処理は前後を問わず、このような判断がなされる手順であればよい。
図5は、図1の印刷管理システム及び図4の印刷管理方法において適用される枚数制限方法を例示するための図で、図1の印刷管理システムにおいて記憶されたユーザ情報及び印刷枚数制限情報のいくつかの例を示す図である。
本システムの管理者は、サーバ装置1或いはサーバ装置1にネットワーク接続された管理者のクライアント装置から、印刷枚数制限情報として以下のパラメータを設定することにより、1印刷ジョブに対する枚数制限を制御することができる。また、印刷枚数制限情報は、ユーザに対するものの代わりに、複数のユーザからなるグループを対象とした印刷枚数の制限情報として、グループで一括して制限枚数を設定するようにしてもよい。
ユーザ情報記憶手段11は、印刷枚数制限情報として、各ユーザ(又は各グループ)に対し、(I)印刷時の1印刷ジョブ当り一律の制限枚数の情報、(II)モノクロ印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、(III)カラー印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、のうちいずれか1又は複数を記憶しておくとよい。勿論、印刷ジョブがどこ(どのクライアント装置4,どのユーザ)から送信されたものかを判断できるようにしておく必要があり、(II),(III)に対しては、印刷ジョブがカラー印刷なのかモノクロ印刷なのかを、判断できるようにしておく必要がある。
(I)の場合、図5に示すように、userIDが例えば1,2,3,4のユーザに対してはそれぞれ10枚,12枚,10枚,10枚と、制限する印刷枚数を設定・入力しておくとよい。グループで設定する場合には、userIDが1,2,3,4のユーザがgroupAに属するなどという情報と共に、groupAの制限枚数を10枚とするなどして設定・入力しておくとよい。印刷時の1印刷ジョブ当り一律の制限枚数の情報とは、あるユーザ或いはあるグループのユーザが1つの印刷ジョブを実行する際に、一律で設定した印刷制限枚数を指す。また、一律の制限枚数の値が空もしくは−1(<0)の場合、一律の制限はかからないようにしておけばよい。そのデフォルト値は空にしておいてもよい。
(II)の場合、図5に示すように、userIDが例えば1,2,3,4のユーザに対してはそれぞれ5枚,7枚,9枚,8枚と、制限するモノクロ印刷枚数を設定・入力しておくとよい。グループで設定する場合には、userIDが1,2,3,4のユーザがgroupAに属するなどという情報と共に、groupAの制限枚数を7枚とするなどして設定・入力しておくとよい。モノクロ印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報とは、あるユーザ或いはあるグループのユーザが1つの印刷ジョブを実行する際に、一律で設定したモノクロ印刷制限枚数を指す。また、一律の制限枚数の値(例えばrgPrintEachLimitMonoパラメータとする)が空もしくは−1(<0)の場合、一律の制限はかからないようにしておけばよい。rgPrintEachLimitMonoパラメータのデフォルト値は空にしておいてもよい。また、(II)の場合には、(III)の情報も同時に設定しておくようにすることが好ましい。
(III)の場合も(II)の場合と同様に、図5に示すように、userIDが例えば1,2,3,4のユーザに対してはそれぞれ4枚,5枚,3枚,3枚と、制限するカラー印刷枚数を設定・入力しておくとよい。グループで設定する場合には、userIDが1,2,3,4のユーザがgroupAに属するなどという情報と共に、groupAの制限枚数を3枚とするなどして設定・入力しておくとよい。一般的にカラー印刷の制限枚数はモノクロ印刷の制限枚数よりもその単価を鑑みて少なく設定されることとなる。また、カラー印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報とは、あるユーザ或いはあるグループのユーザが1つの印刷ジョブを実行する際に、一律で設定したカラー印刷制限枚数を指す。また、一律の制限枚数の値(例えばrgPrintEachLimitColorパラメータとする)が空もしくは−1(<0)の場合、一律の制限はかからないようにしておけばよい。rgPrintEachLimitColorパラメータのデフォルト値は空にしておいてもよい。また、(III)の場合には、(II)の情報も同時に設定しておくようにすることが好ましい。
また、1つの印刷ジョブは基本的にカラーページとモノクロページとを含む場合があり、その場合、印刷装置3側の印刷方法(モノクロページもカラーとして印刷するのか、別途モノクロとして印刷するのか;すなわちカラー印刷の単価が必要であるのか、モノクロ印刷の単価で足りるのか)によって、制限付印刷ジョブの内容は異なってくる。例えば、印刷装置3がカラープリンタであった場合の一律の制限枚数の情報として、(III)をそのまま適用し、印刷装置3がモノクロプリンタであった場合の一律の制限枚数の情報として、(II)をそのまま適用してもよい。
他の設定方法として、ユーザ情報記憶手段11は、印刷枚数制限情報として、各ユーザに対し、例えば1ヶ月や1年など所定期間当りの制限枚数(カウントダウンで書き換えていく印刷許可残り枚数)の情報を記憶するようにしてもよい。但し、他の実施形態と共に後述するようにサーバ装置1側でクライアント装置4から送信されてきた印刷ジョブを読み取って印刷枚数を把握するか、印刷装置3側からサーバ装置1への通信は必要となるが印刷装置3側から印刷結果のログを送信するなどして、サーバ装置1で印刷枚数を把握する必要がある。
この設定方法では、例えば、図5に示すように、userIDが例えば1,2,3,4のユーザに対してはそれぞれ一定期間内に100枚,120枚,100枚,100枚と、制限する印刷枚数を設定・入力しておくとよい。グループで設定する場合には、userIDが1,2,3,4のユーザがgroupAに属するなどという情報と共に、groupAの制限枚数を400枚とするなどして設定・入力しておくとよい。印刷時の1印刷ジョブ当り一律の制限枚数の情報とは、あるユーザ或いはあるグループのユーザが1つの印刷ジョブを実行する際の、ある所定期間内の印刷制限枚数を指す。また、一律の制限枚数の値が空もしくは−1(<0)の場合、一律の制限はかからないようにしておけばよい。そのデフォルト値は空にしておいてもよい。カラー印刷時やモノクロ印刷時の設定も同様に適用可能であり、その説明は省略する。
また、一律の制限枚数の値が空もしくは−1(<0)の場合、一律の制限はかからないようにしておくのではなく、ユーザ情報記憶手段11が、各ユーザに対し、所定期間当りの制限枚数の情報と、その情報を、印刷枚数制限情報として1印刷ジョブ当りの制限枚数に加味するか否かを示す情報(例えばrgOneJobLimitパラメータとする)と、を記憶するようにしておいてもよい。このrgOneJobLimitパラメータの値が空もしくは0の場合、ユーザ残枚数分の制限はかからず、この値が1(>0)の場合、ユーザ残枚数分の制限がかかるようにしてもよい(図示せず)。rgOneJobLimitパラメータのデフォルトは1としておいてもよい。
上述した各印刷制限枚数情報が重なる場合、一律の制限とユーザ残枚数による制限がともに有効の場合、少ない方を制限枚数として採用するようにすればよい。なお、一律の制限のみが有効の場合、一律の制限枚数を制限枚数として採用し、ユーザ残枚数による制限のみが有効の場合、ユーザ残枚数を制限枚数として採用するようにするとよい。
図6は、本発明の他の実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図で、図中、17は要求枚数算出手段、18は印刷枚数算出手段、19は集計手段、20は課金手段であり、その他、図2と同じ或いは同様の構成要素には同じ符号を付してある。
本発明の他の実施形態に係る印刷管理システム(以下、本システムという)は、図1乃至図5で説明した各実施形態のシステムにおいて、クライアント装置4からの印刷処理に対して印刷枚数の集計又は集計及び課金を可能としたシステムであり、上述したシステムと同様の箇所や応用形態の説明はその効果の説明も含め省略する。
本システムにおけるサーバ装置1は、要求枚数算出手段17,印刷枚数算出手段18,集計手段19をさらに備えるものとする。要求枚数算出手段17では、印刷ジョブ受付手段12で受け付けた印刷ジョブを解釈し、その印刷ジョブを遂行したと仮定した場合の印刷枚数を印刷要求枚数として算出する。すなわち、サーバ装置1内でも印刷ジョブを解釈する。印刷枚数算出手段18では、要求枚数算出手段17で算出した印刷要求枚数と制限情報読出手段13で読み出したユーザの印刷枚数制限情報とに基づいて、制限付印刷ジョブにより印刷される枚数を算出する。
集計手段19では、算出された印刷枚数を印刷ログとしてユーザ別に集計する。集計の方法は、様々であり、印刷枚数を単に計数してもよいし、カラー印刷の枚数とモノクロ印刷の枚数とで計数してもよいし、またユーザ別でなくグループ(企業であれば部門やプロジェクト等でグループ分けすればよい)別に計数してもよい。また、印刷した枚数だけでなく、印刷制限して印刷されなかった枚数も集計する集計手段を有する。本システムでは、ユーザ又はグループ別の一定期間全ジョブ一律枚数制限を行うときも、その集計結果を利用できる。
サーバ装置1にさらに課金手段20を備えるようにしてもよい。課金手段20では、集計手段19で集計されたユーザ別の印刷枚数に対して印刷対価を課金する。予め印刷の1枚当りの単価をカラーやモノクロ別に記憶しておき、単にそのユーザ或いはグループが使用する頻度の高いクライアント装置4等に請求するようにしてもよいし、さらにそのユーザ或いはグループが閲覧可能なように開示してもよい。
この実施形態によれば、印刷装置のハードウェア構成に依らず、正確且つ高速に印刷枚数の制限を行うことが可能で、且つ印刷の対価を課金することが可能となる。上述のごとき課金システムを適用することで、企業内や大学などで運用される印刷上限枚数制限システムに本システムを適用するだけでなく、例えば、コンビニエンスストア等に将来導入されていくであろう「プリント課金システム」などの実現方法としても採用可能となる。
図7は、本発明の他の実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図で、図中、21は集計手段、22は課金手段、33は印刷ログ記憶手段、34は転送要求受付手段、35は印刷ログ提供手段であり、その他、図2と同じ或いは同様の構成要素には同じ符号を付してある。
本発明の他の実施形態に係る印刷管理システム(以下、本システムという)は、図1乃至図5で説明した各実施形態のシステムにおいて、クライアント装置4からの印刷処理に対して印刷枚数の集計又は集計及び課金を可能としたシステムであり、上述したシステムと同様の箇所や応用形態の説明はその効果の説明も含め省略する。
本システムにおける印刷装置3は、印刷ログ記憶手段33,転送要求受付手段34,印刷ログ提供手段35をさらに備えるものとし、本システムにおけるサーバ装置1はさらに集計手段21を備えるものとする。印刷ログ記憶手段33では、印刷手段31により印刷が実行された後に少なくともユーザ名及び印刷枚数を含む印刷ログを印刷ジョブ毎に記憶する。印刷ログには印刷日時等も含ませておくことが好ましい。転送要求受付手段34では、サーバ装置1からの印刷ログの転送要求を受け付け、印刷ログ提供手段35では、受け付けた印刷ログの転送要求に基づきサーバ装置1に対し印刷ログを提供する。
サーバ装置1における集計手段21では、印刷ログ提供手段35により提供された印刷ログに基づき印刷装置3に使用される用紙の印刷枚数をユーザ別に月単位や年単位といった所定期間で集計し管理する。本システムでは、ユーザ又はグループ別の一定期間全ジョブ一律枚数制限を行うときも、その集計結果を利用できる。
また、本システムにおいても図6で説明したシステム同様に集計結果を課金する課金手段22をサーバ装置1に設けることも可能である。集計,集計及び課金に対する本システムでの効果は図6で説明したシステムと基本的に同じであるが、本システムでの集計は、図6で説明した集計と異なり、印刷装置3側からサーバ装置1への印刷ログの提供が必要となる。
図8は、本発明の他の実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図で、図中、24は課金手段、23は印刷要求受付手段、43は印刷要求送信手段であり、その他、図2と同じ或いは同様の構成要素には同じ符号を付してある。
本発明の他の実施形態に係る印刷管理システム(以下、本システムという)は、図1乃至図5で説明した各実施形態のシステムにおいて、クライアント装置4からの印刷処理に対して印刷枚数の課金を可能としたシステムであり、上述したシステムと同様の箇所や応用形態の説明はその効果の説明も含め省略する。また、本システムは、図6や図7で説明した集計手段19,21を有するシステムに適用できるが、課金手段20,22は必要なくなる。
本システムにおけるクライアント装置4は、印刷要求送信手段43をさらに備えるものとする。印刷要求送信手段43では、サーバ装置1に対してユーザ名及び印刷枚数情報(カラーかモノクロかの情報も含むとよい)を含む印刷要求を送信する。印刷要求としては、例えばJob No.,Jobname,Username,Printmodeなどを含むスタートコマンドからなるようにしてもよい。
本システムにおけるサーバ装置1は、印刷要求受付手段23及び課金手段24をさらに備えるものとする。印刷要求受付手段23では、クライアント装置4からの送信された印刷要求を受け付ける。課金手段24では、受け付けた印刷要求に対し、印刷枚数情報に基づいて印刷に対する対価を課金する。この際、サーバ装置1における制限情報読出手段13では、印刷枚数制限情報として印刷要求に含まれる印刷枚数情報を読み出す。従って、課金の効果は図6で説明した課金システムと同様の効果に加えて、サーバ装置1における処理が少なく、ユーザの前払い(事前の電子決済)も可能となる。印刷要求の枚数より多ければ印刷できないように本発明によって制御することが可能であるので、印刷要求時での事前の電子決済を採用できる。
本システムにおける処理としては、まずクライアント装置4がまずサーバ装置1に対して、印刷要求を行い、印刷装置側のステータスを取得し、その印刷装置が停止状態で代替の印刷装置も停止状態か存在しなかった場合には、印刷装置のエラーをそのクライアント装置4に通知して処理を終了する。代替の印刷装置があった場合にはその旨を通知して、ユーザに選択させる。サーバ装置1は、クライアント装置4から受け取った印刷要求に対して、印刷装置のステータスが印刷可能状態であった場合には、そのクライアント装置4に対し印刷データ(印刷ジョブ)送信要求通知を行い、印刷要求に対する対価を課金し、クライアント装置4から印刷ジョブを送信させ、その印刷ジョブを受け取る。そして、サーバ装置1では、クライアント装置4から送られた印刷要求に含まれる枚数の情報を印刷枚数制限情報として制限付印刷ジョブを生成し、印刷装置3に転送する。印刷装置3では、決済済みの枚数のみの印刷を実行することができ、余計な枚数の印刷を実行せずに済む。
以上、図1乃至図8を参照しながら、本発明のシステム及び方法を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、上述した各実施形態における印刷装置3やサーバ装置1としての形態も採用でき、さらに、上述した各実施形態におけるサーバ装置1に係る説明で説明したように、コンピュータをそれらシステムとして或いはシステムにおけるサーバ装置1として機能させるためのプログラム、或いはコンピュータにそれらシステム或いはシステムにおけるサーバ装置の処理手順やそれら方法を実行させるためのプログラムとしても、或いは、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としての形態も可能である。
本発明による印刷枚数管理の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態を説明する。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、上述した本発明の各実施形態のシステムの機能をコンピュータに実行させ、電子投票の機能を実現するためのプログラムを、これら記録媒体に記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして、図3で例示したようなコンピュータ等の情報処理装置に、上述のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記録媒体に当プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる印刷枚数管理の機能を実行することができる。
本発明の一実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図である。 図1の印刷管理システムの詳細を示す図である。 一般的な情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1の印刷管理システムにおける枚数制限印刷処理の一例を説明するためのフロー図で、本発明の一実施形態に係る印刷管理方法の一例を説明するためのフロー図でもある。 図1の印刷管理システム及び図4の印刷管理方法において適用される枚数制限方法を例示するための図で、図1の印刷管理システムにおいて記憶されたユーザ情報及び印刷枚数制限情報のいくつかの例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る印刷管理システムの一構成例を示す図である。
符号の説明
1…サーバ装置、2…ネットワーク、3a,3b,3…印刷装置、4a,4b,4…クライアント装置、10…ユーザ情報データベース(ユーザ情報DB)、11…ユーザ情報記憶手段、12…印刷ジョブ受付手段、13…制限情報読出手段、14…印刷制限プログラム生成手段、15…制限情報埋込手段、16…印刷ジョブ転送手段、17…要求枚数算出手段、18…印刷枚数算出手段、19,21…集計手段、20,22,24…課金手段、23…印刷要求受付手段、31…印刷手段、32…枚数超過通知手段、33…印刷ログ記憶手段、34…転送要求受付手段、35…印刷ログ提供手段、41…印刷ジョブ生成手段、42…印刷ジョブ送信手段、43…印刷要求送信手段、51…CPU、52…RAM、53…ROM、54…入力装置、55…表示装置、56…通信装置、57…バス。

Claims (18)

  1. 印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えた印刷管理システムにおいて、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、
    前記クライアント装置は、印刷ジョブをページ記述言語で生成する印刷ジョブ生成手段と、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信する印刷ジョブ送信手段と、を有し、
    前記サーバ装置は、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、前記ユーザ情報記憶手段を参照して、前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出す制限情報読出手段と、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成する印刷制限プログラム生成手段と、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成する制限情報埋込手段と、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送する印刷ジョブ転送手段と、を有し、
    前記印刷制限プログラムは、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断の結果、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えた場合に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、
    前記印刷装置は、前記印刷ジョブ転送手段により転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行う印刷手段を有することを特徴とする印刷管理システム。
  2. 印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えた印刷管理システムにおいて、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、
    前記クライアント装置は、印刷ジョブをページ記述言語で生成する印刷ジョブ生成手段と、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信する印刷ジョブ送信手段と、を有し、
    前記サーバ装置は、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、前記ユーザ情報記憶手段を参照して、前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出す制限情報読出手段と、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成する印刷制限プログラム生成手段と、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成する制限情報埋込手段と、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送する印刷ジョブ転送手段と、を有し、
    前記印刷ジョブ及び前記印刷制限プログラムを含んでなる前記制限付印刷ジョブは、1ページ分の画像を前記印刷装置におけるメモリに展開するステップと、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断により前記印刷可能枚数を超えていない時点では、前記印刷ジョブを遂行し前記展開した1ページ分の画像を前記印刷装置における印刷部で印刷し、前記展開するステップに戻るステップと、前記判断により前記印刷可能枚数を超えた時に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、
    前記印刷装置は、前記印刷ジョブ転送手段により転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行う印刷手段を有することを特徴とする印刷管理システム。
  3. 前記ユーザ情報記憶手段は、前記印刷枚数制限情報として、各ユーザに対し、印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、カラー印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、モノクロ印刷時の1印刷ジョブ当りの制限枚数の情報、のうちいずれか1又は複数を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷管理システム。
  4. 前記ユーザ情報記憶手段は、前記印刷枚数制限情報として、各ユーザに対し、所定期間当りの制限枚数の情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  5. 前記ユーザ情報記憶手段は、各ユーザに対し、所定期間当りの制限枚数の情報と、該情報を、前記印刷枚数制限情報として1印刷ジョブ当りの制限枚数に加味するか否かを示す情報と、を記憶することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  6. 前記印刷枚数制限情報は、ユーザに対するものの代わりに、複数のユーザからなるグループを対象とした印刷枚数の制限情報であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  7. 前記印刷装置は、実際の印刷が制限枚数を超過した場合、該印刷を行ったユーザに対して制限枚数を超過した旨の通知を、前記サーバ装置を介して或いは直接、前記ユーザのクライアント装置に対してネットワーク経由で行う枚数超過通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  8. 前記印刷ジョブ転送手段は、前記制限付印刷ジョブの代わりに前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送する手段をさらに有し、前記印刷手段は、前記転送された印刷ジョブを解釈して印刷を行う手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  9. 前記サーバ装置は、前記印刷ジョブ受付手段で受け付けた印刷ジョブを解釈し、該印刷ジョブを遂行したと仮定した場合の印刷枚数を印刷要求枚数として算出する要求枚数算出手段と、該算出した印刷要求枚数と前記制限情報読出手段で読み出したユーザの印刷枚数制限情報とに基づいて、前記制限付印刷ジョブにより印刷される枚数を算出する印刷枚数算出手段と、該算出された印刷枚数を印刷ログとしてユーザ別に集計する集計手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  10. 前記印刷装置は、前記印刷手段により印刷が実行された後に少なくともユーザ名及び印刷枚数を含む印刷ログを印刷ジョブ毎に記憶する印刷ログ記憶手段と、前記サーバ装置からの印刷ログの転送要求を受け付ける転送要求受付手段と、該受け付けた印刷ログの転送要求に基づき前記サーバ装置に対し印刷ログを提供する印刷ログ提供手段とを有し、前記サーバ装置は、該印刷ログ提供手段により提供された印刷ログに基づき前記印刷装置に使用される用紙の印刷枚数をユーザ別に集計する集計手段を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  11. 前記クライアント装置は、前記サーバ装置に対してユーザ名及び印刷枚数情報を含む印刷要求を送信する印刷要求送信手段を有し、前記サーバ装置は、前記クライアント装置からの送信された印刷要求を受け付ける印刷要求受付手段と、該受け付けた印刷要求に対し、前記印刷枚数情報に基づいて印刷に対する対価を課金する課金手段と、を有し、前記制限情報読出手段は前記印刷枚数制限情報として前記印刷要求に含まれる印刷枚数情報を読み出すことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  12. 前記サーバ装置は、前記集計手段で集計されたユーザ別の印刷枚数に対して印刷対価を課金する課金手段を有することを特徴とする請求項又は10に記載の印刷管理システム。
  13. 印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えたシステムにおいて、印刷枚数を管理する印刷管理方法であって、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、
    前記クライアント装置で、印刷ジョブをページ記述言語で生成し、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置で、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶しておき、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付け、前記記憶されたユーザ情報及び印刷枚数制限情報を参照して、前記受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出し、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成し、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成し、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送し、
    前記印刷制限プログラムは、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断の結果、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えた場合に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、
    前記印刷装置では、前記転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行うことを特徴とする印刷管理方法。
  14. 印刷装置と、ユーザが使用するクライアント装置と、該クライアント装置からの指示で前記印刷装置での印刷処理を受け持つサーバ装置と、を備えたシステムにおいて、印刷枚数を管理する印刷管理方法であって、前記クライアント装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続され、且つ、前記印刷装置は前記サーバ装置にネットワークを介して接続されており、
    前記クライアント装置で、印刷ジョブをページ記述言語で生成し、該生成された印刷ジョブをネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置で、前記ユーザに関するユーザ情報及び該ユーザに対する印刷枚数制限情報を関連付けて記憶しておき、前記クライアント装置からページ記述言語で記述された印刷ジョブを受け付け、前記記憶されたユーザ情報及び印刷枚数制限情報を参照して、前記受け付けた印刷ジョブの送信元であるクライアント装置のユーザを特定し、該ユーザに対する印刷枚数制限情報を読み出し、該読み出したユーザの印刷枚数制限情報に基づいて印刷制限プログラムを生成し、該生成した印刷制限プログラムを前記印刷ジョブに埋め込み、制限付印刷ジョブを生成し、該生成した制限付印刷ジョブを前記印刷装置に対して転送し、
    前記印刷ジョブ及び前記印刷制限プログラムを含んでなる前記制限付印刷ジョブは、1ページ分の画像を前記印刷装置におけるメモリに展開するステップと、印刷枚数をカウントするステップと、前記印刷枚数制限情報における印刷可能枚数と印刷枚数とを前記カウントにより比較し、印刷枚数が前記印刷可能枚数を超えるか否かを判断するステップと、該判断により前記印刷可能枚数を超えていない時点では、前記印刷ジョブを遂行し前記展開した1ページ分の画像を前記印刷装置における印刷部で印刷し、前記展開するステップに戻るステップと、前記判断により前記印刷可能枚数を超えた時に、印刷キャンセル処理を行うステップと、を含んでなる手順を、前記印刷装置における制御部に実行させるためのプログラムであり、
    前記印刷装置では、前記転送された制限付印刷ジョブを解釈して、該制限付印刷ジョブに記述された印刷枚数制限に基づき印刷枚数を制限して前記印刷ジョブを遂行し印刷を行うことを特徴とする印刷管理方法。
  15. 前記クライアント装置で、前記サーバ装置に対してユーザ名及び印刷枚数情報を含む印刷要求を送信し、前記サーバ装置で、前記クライアント装置からの送信された印刷要求を受け付け、該受け付けた印刷要求に対し、前記印刷枚数情報に基づいて印刷に対する対価を課金し、前記制限付印刷ジョブは、前記印刷枚数制限情報として前記印刷要求に含まれる印刷枚数情報を読み出して前記印刷ジョブに埋め込まれたものであることを特徴とする請求項13又は14に記載の印刷管理方法。
  16. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の印刷管理システムにおけるサーバ装置。
  17. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の印刷管理システムにおけるサーバ装置として、コンピュータを機能させるプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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