JP2001188663A - プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体 - Google Patents

プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2001188663A
JP2001188663A JP2000005029A JP2000005029A JP2001188663A JP 2001188663 A JP2001188663 A JP 2001188663A JP 2000005029 A JP2000005029 A JP 2000005029A JP 2000005029 A JP2000005029 A JP 2000005029A JP 2001188663 A JP2001188663 A JP 2001188663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
host computer
information
management information
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000005029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001188663A5 (ja
Inventor
Toshio Nakano
利雄 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000005029A priority Critical patent/JP2001188663A/ja
Publication of JP2001188663A publication Critical patent/JP2001188663A/ja
Publication of JP2001188663A5 publication Critical patent/JP2001188663A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが使用するパソコンが印刷データをネ
ットワークに送出する前に、それ自体で、印刷制限を受
けているか否かを判断できるようにする。 【解決手段】 プリンタ10と管理者用ホストコンピュ
ータ2及びユーザ用ホストコンピュー1タをネットワー
ク3を介して接続し、管理者用ホストコンピュータ2が
ユーザに対する印刷制限を行うための利用者管理情報フ
ァイル22を持ち、ユーザ用ホストコンピュータ1が印
刷データをプリンタ10に印刷させる際に、その利用者
管理情報ファイル22を参照し、その利用者管理情報の
内容に応じて印刷制限を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタと管理
者用ホストコンピュータ及びユーザ用ホストコンピュー
タとをネットワークを介して接続して構成したプリンタ
システムにおけるプリント管理方法、そのプリンタシス
テム、それを構成するユーザ用ホストコンピュータ及び
管理者用ホストコンピュータ、並びにそれらの各コンピ
ュータに必要な機能を実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】ここでいうホストコンピュータとは、パー
ソナルコンピュータを始めとして、ワードプロセッサ、
作図用コンピュータ、コンピュータ機能を有する各種端
末装置などを含むものである。
【0003】
【従来の技術】近年、オフィスや学校などのOA化に伴
い、同じ会社,官庁,大学内などで多数のパーソナルコ
ンピュータ(以下「パソコン」と略称する)が使用され
るようになってきており、作成文書や検索結果、通信文
書などを出力するためにプリンタも不可欠になってい
る。
【0004】しかし、使用時間の短いプリンタを個々の
パソコン毎に設けるのは不経済であるばかりかスペース
の点でも無理があるため、複数のパソコンをネットワー
クを介して単数または複数のプリンタと接続してプリン
タシステムを構成し、そのプリンタを複数のパソコンで
共同使用することが行われている。
【0005】しかしながら、このようなプリンタシステ
ムにおいて、各パソコンのユーザ(利用者)によってプ
リンタの使用が安易に行われ、用紙やトナーあるいはイ
ンク等の消耗品の費用の増加や資源の浪費を助長した
り、プリンタの劣化を早めたりする恐れがあった。そこ
で、このような問題に対処するため、例えば、特開平9
−30057号公報や特開平10−207661号公報
に見られるように、ユーザごと、グループごと、あるい
はパソコンごとなとでプリンタの利用に制限を設けるこ
とが行われている。
【0006】そのため、このような従来のプリンタシス
テムにおいて印刷制限を行う場合には、パソコン(この
ようなシステムではプリンタに対して上位装置あるいは
ホスト装置ともいう)、からプリンタへ送出する印刷デ
ータにユーザ名,グループ名,装置名などの情報を付加
し、プリンタ側でそのそのユーザ名等の情報とプリンタ
内に持っている条件付きで利用を制限すべきユーザ名等
のリスト情報とを比較して、その情報と条件が一致した
場合に、印刷制限をかけるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプリンタシステムでは、印刷制限をかけるか否かの
判断をプリンタ側で行っていたため、印刷制限により印
刷データを印刷しない場合でも、ユーザのパソコンから
は、ユーザ名等の情報を付加した印刷データをネットワ
ークを介してプリンタへ送信していた。そのため、ネッ
トワークのトラフィックが増大し、多数のパソコンがプ
リンタを共同利用する場合の利用効率が悪いという問題
があった。また、ネットワークに複数のプリンタを接続
した場合には、そのプリンタ毎に、印刷制限をかけるた
めのユーザ名等の情報を保持しなければならなかった。
【0008】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであり、ユーザが使用するパソコン
(ユーザ用ホストコンピュータ)が印刷データをネット
ワークに送出する前に、それ自体で、印刷制限を受けて
いるか否かを判断できるようにし、印刷できない場合
に、印刷データの無駄な送信を行わずに済むようにする
ことを共通の目的とする。
【0009】さらに、印刷制限を木目細かく行えるよう
にしたり、印刷制限に関する情報をユーザに知らせるこ
とができるようにしたり、ユーザ毎あるいはそれが使用
するパソコン毎に、印刷制限を自動的に設定したり解除
したりできるようにすることも他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するためのプリント管理方法とプリンタシステム、
及びそのプリンタシステムを構成するユーザ用ホストコ
ンピュータと管理者用ホストコンピュータ、ならびにそ
れらのコンピュータに必要な機能を実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供する。
【0011】この発明によるプリント管理方法は、プリ
ンタと管理者用ホストコンピュータ及びユーザ用ホスト
コンピュータをネットワークを介して接続してプリンタ
システムを構成し、その管理者用ホストコンピュータが
ユーザに対する印刷制限を行うための利用者管理情報を
持ち、ユーザ用ホストコンピュータが印刷データをプリ
ンタに印刷させる際に、管理者用ホストコンピュータの
利用者管理情報を参照し、その利用者管理情報の内容に
応じて印刷制限を行うことを特徴とする。
【0012】なお、上記利用者管理情報をユーザ用ホス
トコンピュータ名とそのユーザ名の組み合わせによって
印刷制限をかける情報にするとよい。また、上記利用者
管理情報に、印刷制限状態か印刷制限が近い状態か印刷
制限しない状態かを示すステータス情報を含め、ユーザ
用ホストコンピュータが印刷時にそのステータス情報に
応じた処理を行うようにしてもよい。
【0013】さらに、上記利用者管理情報に利用可能時
間の制限情報を含めると共に、上記管理者用ホストコン
ピュータ内で現在時刻を計測し、ユーザ用ホストコンピ
ュータが、管理者用ホストコンピュータの利用者管理情
報を参照する際に、その管理者用ホストコンピュータか
ら現在時刻の情報を取得し、その現在時刻と利用者管理
情報による利用可能時間の制限情報とによって印刷制限
を行うこともできる。
【0014】あるいは、上記利用者管理情報にメッセー
ジ表示有無の情報を含め、ユーザ用ホストコンピュータ
が印刷時にそのメッセージ表示有無の情報に応じて、印
刷制限に関するメッセージを表示するかどうかを選択す
ることもできる。
【0015】さらに、ユーザ用ホストコンピュータが印
刷時に、少なくともユーザ名と印刷枚数の情報を管理者
用ホストコンピュータへ送り、管理者用ホストコンピュ
ータは、その情報によって各ユーザ名毎に印刷枚数を累
積加算して記憶し、その累積加算枚数が設定値を越えた
ときに、上記利用者管理情報に該ユーザ名の以後の印刷
を禁止する情報を加えることもできる。その場合、上記
管理者用ホストコンピュータがカレンダ情報を持ち、月
が変ったときに上記各ユーザ毎の印刷枚数の累積加算枚
数の記憶をリセットし、利用者管理情報の印刷を禁止す
る情報も解除することもできる。
【0016】この発明によるプリンタシステムは、プリ
ンタと管理者用ホストコンピュータ及びユーザ用ホスト
コンピュータがネットワークを介して接続されたプリン
タシステムにおいて、管理者用ホストコンピュータに、
ユーザに対する印刷制限を行うための利用者管理情報を
記憶した利用者管理情報ファイルを設け、ユーザ用ホス
トコンピュータに、印刷データをプリンタに印刷させる
際に、管理者用ホストコンピュータの利用者管理情報フ
ァイルにアクセスしてその利用者管理情報を読み込む手
段と、その利用者管理情報の内容に応じて印刷制限を行
う手段とを設けたものである。
【0017】上記利用者管理情報を、ユーザ用ホストコ
ンピュータ名とそのユーザ名の組み合わせによって印刷
制限をかける情報とし、上記ユーザ用ホストコンピュー
タの利用者管理情報を読み込む手段を、上記利用者管理
情報のうち自ユーザ名又は自ホストコンピュータ名の情
報のみを読み込む手段にするとよい。また、上記利用者
管理情報に、印刷制限状態か印刷制限が近い状態か印刷
制限しない状態かを示すステータス情報を含め、上記ユ
ーザ用ホストコンピュータの印刷制限行う手段が、その
ステータス情報に応じた処理を行うようにしてもよい。
【0018】あるいは、上記利用者管理情報に利用可能
時間の制限情報を含めると共に、管理者用ホストコンピ
ュータ内に現在時刻を計測する時計を備え、ユーザ用ホ
ストコンピュータが、印刷時に上記管理者用ホストコン
ピュータの時計から現在時刻の情報を取得する手段を有
し、ユーザ用ホストコンピュータの印刷制限を行う手段
が、その取得した現在時刻と上記利用者管理情報による
利用可能時間の制限情報とによって印刷制限を行うよう
にすることもできる。
【0019】さらに、上記利用者管理情報にメッセージ
表示有無の情報を含め、ユーザ用ホストコンピュータ
が、印刷時にそのメッセージ表示有無の情報に応じて印
刷制限に関するメッセージを表示するかどうかを選択す
る手段と、該手段が表示することを選択したメッセージ
を表示する手段とを有するようにするとよい。
【0020】また、上記ユーザ用ホストコンピュータ
が、印刷時に少なくともユーザ名と印刷枚数の情報を前
記管理者用ホストコンピュータへ送る手段を有し、その
管理者用ホストコンピュータは、そのユーザ用ホストコ
ンピュータからのユーザ名と印刷枚数の情報を取得し
て、各ユーザ名毎に印刷枚数を累積加算して記憶する累
積加算枚数記憶手段と、その累積加算枚数が設定値を越
えたときに、上記利用者管理情報ファイルに該ユーザ名
の以後の印刷を禁止する情報を加える手段とを有するよ
うにするもできる。
【0021】このプリンタシステムにおいて、上記管理
者用ホストコンピュータが、カレンダ情報を生成する手
段と、月が変ったときに上記累積加算枚数記憶手段に記
憶している各ユーザ毎の印刷枚数の累積加算枚数をリセ
ットし、上記利用者管理情報ファイルの印刷を禁止する
情報も解除する手段とを有するとよい。
【0022】それぞれ上記各プリンタシステムを構成す
る、ユーザ用ホストコンピュータおよび管理者用ホスト
コンピュータも、この発明によるものである。例えば、
管理者用ホストコンピュータは、ユーザに対する印刷制
限を行うための利用者管理情報を記憶した利用者管理情
報ファイルと、その利用者管理情報ファイルの利用者管
理情報の追加及び変更を行うための手段とを備えてい
る。
【0023】さらに、この発明によるユーザ用ホストコ
ンピュータに対する記録媒体は、ユーザ用ホストコンピ
ュータに、印刷データをプリンタに印刷させる際に、管
理者用ホストコンピュータの利用者管理情報ファイルに
アクセスしてユーザに対する印刷制限を行うための利用
者管理情報を読み込む機能と、その利用者管理情報の内
容に応じて印刷制限を行う機能を実行させるためのプロ
グラムを記録したものである。
【0024】その記録媒体において、上記利用者管理情
報がユーザ用ホストコンピュータ名とそのユーザ名の組
み合わせによって印刷制限をかける情報であり、ユーザ
用ホストコンピュータに利用者管理情報を読み込む機能
を実行させるプログラムが、上記利用者管理情報のうち
自ユーザ名又は自ホストコンピュータ名の情報のみを読
み込む機能を実行させるプログラムであるようにしても
よい。
【0025】また、上記利用者管理情報に、印刷制限状
態か印刷制限が近い状態か印刷制限しない状態かを示す
ステータス情報を含み、ユーザ用ホストコンピュータに
印刷制限を行う機能を実行させるプログラムが、そのス
テータス情報に応じた処理を実行させるプログラムであ
るようにしてもよい。
【0026】さらに、上記ユーザ用ホストコンピュータ
に、印刷データをプリンタに印刷させる際に、上記管理
者用ホストコンピュータの利用者管理情報ファイルにア
クセスして、ユーザに対する利用可能時間の制限情報を
含む印刷制限を行うための利用者管理情報を読み込む機
能と、上記管理者用ホストコンピュータから現在時刻の
情報を取得する機能と、その読み込んだ利用者管理情報
と取得した現在時刻の情報とに応じて印刷制限を行う機
能とを実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体も提供する。
【0027】上記記録媒体における利用者管理情報にメ
ッセージ表示有無の情報を含み、上記ユーザ用ホストコ
ンピュータに、さらに、印刷時に読み込んだ利用者管理
情報中のメッセージ表示有無の情報に応じて印刷制限に
関するメッセージを表示するかどうかを選択する機能
と、該機能によって表示することを選択したメッセージ
を表示する機能とを実行させるプログラムも記録しても
よい。
【0028】また、この発明による管理者用ホストコン
ピュータに対する記録媒体は、管理者用ホストコンピュ
ータに、ユーザ用ホストコンピュータが印刷データをプ
リンタに印刷させる際に、そのユーザ名と印刷枚数の情
報を取得する機能と、その取得した各ユーザ名毎に印刷
枚数を累積加算して記憶する累積加算枚数記憶機能と、
その累積加算枚数が設定値を越えたときに、利用者管理
情報ファイルのユーザに対する印刷制限を行うための利
用者管理情報に該ユーザ名の以後の印刷を禁止する情報
を加える機能と実行させるためのプログラムを記録した
ものである。
【0029】その記録媒体において、管理者用ホストコ
ンピュータに、さらにカレンダ情報を生成する機能と、
月が変ったときに前記記憶している各ユーザ毎の印刷枚
数の累積加算枚数をリセットし、前記利用者管理情報フ
ァイルに格納している利用者管理情報の印刷を禁止する
情報を解除する機能とを実行させるプログラムも記録す
るとよい。
【0030】この発明によるプリント管理方法およびプ
リンタシステムによれば、ユーザ用ホストコンピュータ
が、印刷データをネットワークを介して接続されている
プリンタに印刷させようとする際には、管理者用ホスト
コンピュータの利用者管理情報を参照して、その内容に
応じて印刷制限を行う。
【0031】したがって、印刷制限により印刷できない
場合には、印刷データがネットワーク上に出て行かない
ので、ネットワークのトラフィックの増大を防げる。ま
た、利用者管理情報は管理者用ホストコンピュータだけ
が持てばよく、プリンタには何ら特別なデータを持たせ
たり新たな機能を追加したりする必要はなく、しかも、
ネットワークに接続されている全てのプリンタに対して
印刷制限が可能であり、管理の簡便化を図れる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、この
発明によるプリンタシステムの構成例を示すネットワー
ク接続図である。この例では、5台のユーザ用ホストコ
ンピュータ1と、1台の管理者用ホストコンピュータ2
と、2台のプリンタ10とを、LAN等のネットワーク
3を介して接続し、全てのユーザ用ホストコンピュータ
1によって2台のプリンタ10を利用できるようにして
いる。
【0033】ユーザ用ホストコンピュータ1は同じもの
でなくてもよいし、何台接続してもよい。また、デスク
トップ型あるいはノート型のパーソナルコンピュータに
限らず、ワードプロセッサ、作図用コンピュータ、コン
ピュータ機能を有する各種端末装置などでもよい。管理
者用ホストコンピュータ2を2台以上接続することもで
きる。
【0034】各ユーザ用ホストコンピュータ1および管
理者用ホストコンピュータ2は、この発明による各種の
機能を始めから備えていてもよいし、あるいは、内蔵の
あるいは外付けのフロッピディスク装置あるいは光ディ
スク装置によって、この発明による記録媒体(フロッピ
ディスクや光ディスク等)に記録されているプログラム
を読み込んで、内部のハードディスクあるいはRAMに
インストールすることによって機能するようにしてもよ
い。
【0035】プリンタ10は1台でもよいが、接続され
るユーザ用ホストコンピュータ1の数や使用頻度に応じ
て増設することができる。プリンタ10の種類として
は、レーザプリンタ等の高速のページプリンタが望まし
いが、それに限るものではない。
【0036】図2は、プリンタ10の構成例とユーザ用
ホストコンピュータ1との接続関係を示すブロック図で
ある。ユーザ用ホストコンピュータ1は、図1に示した
ネットワーク3を介してプリンタ10と接続され、その
プリンタ10にプリンタ設定コマンドや印刷データを送
信して印刷を行わせる。
【0037】プリンタ10は、コントローラ100と、
電子写真方式の画像形成部であるエンジン108と、パ
ネル装置110およびディスク装置114等から構成さ
れている。パネル装置110は、操作キーおよび表示器
を備えており、使用者に現在のプリンタの状態を知らせ
たり、モード指示を行なったりするためのものである。
ディスク装置114は、フォントデータやプログラム、
印字データなどの様々なデータを記憶しておくディスク
装置で、フロッピディスク装置やハードディスク装置な
どである。
【0038】コントローラ100は、CPU101,I
Cカード102,NVRAM103,プログラムROM
104,フォントROM105,RAM106,エンジ
ンI/F107,パネルI/F109,ディスクI/F
113,ホストI/F111,およびこれらを相互に接
続するバスライン120によって構成されている。
【0039】CPU101は、プログラムROM104
のプログラム、パネル装置110からのモード指示、ユ
ーザ用ホストコンピュータ1、あるいは図1に示した管
理者用ホストコンピュータ2からのコマンドによってコ
ントローラ100全体を統括制御する中央処理装置であ
る。ICカード102は、フォントデータやプログラム
を外部から供給するためのものである。
【0040】NVRAM103は、パネル装置110か
らのモード指示の内容などを記憶しておく不揮発性記憶
装置である。プログラムROM104は、コントローラ
100の制御プログラムが格納されている読み出し専用
メモリである。フォントROM105は、各種の文字フ
ォントのパターンデータなどを記憶した読み出し専用メ
モリである。
【0041】RAM106は、CPU101のワークメ
モリ、入力データのインプットバッファ、プリントデー
タのページバッファ、ダウンロードフォント用のメモリ
等に使用する大容量のランダムアクセスメモリである。
エンジンI/F107は、エンジン108とコマンド及
びステータスや印字データの通信等を行なうためのイン
タフェースである。
【0042】パネルI/F109は、パネル装置110
とコマンド及びステータスの通信を行なうインターフェ
ースである。ホストI/F111は、ユーザ用ホストコ
ンピュータ1あるいは図1に示した管理者用ホストコン
ピュータ2と通信を行なうためのインタフェースであ
り、通常はセントロI/FやRS232Cである。ディ
スクI/F113は、ディスク装置114と通信を行な
うためのインタフェースである。
【0043】コントローラ100では、ホストコンピュ
ータ1又は2からホストインタフェース111を通し
て、データ(文字コード,制御コード,および制御コマ
ンド)を受け取ると、RAM106内に確保した領域で
あるインプットバッファにそのデータを一時的に格納す
る。次に、そのインプットバッファ内に保持されている
データを取り出して、同じくRAM106内に確保した
領域であるページバッファに、そのデータ1文字分毎の
フォントパターンの先頭アドレス、フォントパターンの
幅、フォントパターンの高さ、および印字位置等のペー
ジレイアウト情報を格納する。
【0044】そして、ページバッファが1ページ分完成
すると、続いてそのページバッファのデータを同じくR
AM106内に確保した領域であるフレームバッファに
ビットマップで展開する。展開が終了すると、エンジン
I/F107を通してエンジン108に給紙トレイ選択
コマンド、排紙トレイ選択コマンド、および印字コマン
ドを送り、フレームバッファに展開したビットマップデ
ータをビデオデータとして出力する。
【0045】一方、エンジン108は、コントローラ1
00から送られる給紙トレイ選択コマンド、排紙トレイ
選択コマンド、および印字コマンドに従って、指定給紙
トレイから給紙を実行し、ビデオデータに従って印字を
行なって、印刷した用紙を指定された排紙トレイに出力
する。
【0046】図3は、この発明によるプリンタシステム
の一部の接続関係を示すと共に、管理者用ホストコンピ
ュータ2内のこの発明に係る機能構成を示すブロック図
である。この例では、2台のユーザ用ホストコンピュー
タ1と1台の管理者用ホストコンピュータ2と2台のプ
リンタ10とが、ネットワーク3を介して接続されてい
る。
【0047】そして、管理者用ホストコンピュータ2
は、ハードウエアとしては、通常のパソコンと同様にC
PU,メモリ,ハードディスク,FDドライブ装置,C
D−ROMリーダ等を備えた本体と、キーボードおよび
モニタ用ディスプレイ等を備えている。そして、この発
明によるプリント管理を行うためのソフトウエア等とし
て、利用者管理アプリケーション21と、利用者管理情
報ファイル22と、印刷ログファイル23と、カレンダ
付きの時計24とを備えている。
【0048】利用者管理情報ファイル22には、ユーザ
に対する印刷制限を行うための利用者管理情報を記憶し
ており、ユーザ用ホストコンピュータ1が印刷をする際
に、このファイルの利用者管理情報を参照する。また、
ユーザ用ホストコンピュータ1からプリンタ10に印刷
させる場合、予めユーザ用ホストコンピュータ1に設定
されているユーザー名及びホストコンピュータ名の情報
を、印刷枚数情報とともに管理者用ホストコンピュータ
2に送信する。管理者用ホストコンピュータ2はその情
報を受信して、印刷ログファイル23にその印刷枚数を
ホストコンピュータ名とユーザ名の組み合わせごとに加
算記憶する。
【0049】管理者は、図示しないディスブレイおよび
キーボードやマウスを使用して、この印刷ログファイル
23の記憶内容を参照し、利用者管理情報ファイル22
を直接編集して、印刷制限をかけるユーザ名等の利用者
管理情報を登録(追加及び変更を含む)をすることがで
きる。
【0050】この利用者管理情報ファイル22の更新を
自動的に行う場合は、管理者用ホストコンピュータ2自
体によって、印刷ログファイル23内のユーザ名とコン
ピュータ名の組み合わせ毎の加算記憶枚数を参照し、予
め設定されている枚数を超えているユーザを利用者管理
情報ファイル22に自動的に登録する。それらの処理は
利用者管理アプリケーション21が行なう。予め設定さ
れている枚数はユーザ毎に異なってもよい。例えば、料
金を払ったユーザには印刷枚数を増やすという処理が可
能である。
【0051】また、月単位で印刷枚数を制限する場合に
は、時計24によるカレンダ機能で月が変わった時に、
印刷ログファイル23内の各加算記憶枚数をリセット
し、利用者管理情報ファイル22の印刷制限も自動的に
解除することができるる。その利用者管理情報ファイル
22の内容例を表1に示す。このファイルでは、設定の
項目を1行目に記述し、2行目以降が印刷制限をかける
ユーザ情報のデータとなる。1行につき1ユーザの設定
となっている。
【0052】
【表】
【表1】
【0053】この表の1行目の設定項目の"Machinenam
e"はユーザ用ホストコンピュータ名、"UserName"はユー
ザ名、"Time"は利用可能な時間である。"Stasus"はステ
ータス情報であり、"Stop"は印刷制限(印刷禁止)状
態、"Caution"は印刷制限が近いが印刷可能な状態、"Re
ady"は印刷制限しない(印刷許可)状態である。"Messag
e"はメッセージ表示有無の情報であり、"ON"はメーセー
ジ表示有り、"OFF"はメッセージ表示無しである。
【0054】図4は、図1又は図3におけるユーザ用ホ
ストコンピュータ1内の機能構成を示すブロック図であ
る。このユーザ用ホストコンピュータ1も、ハードウエ
アとしては、通常のデスクトップパソコンやノートパソ
コン、あるいは各種情報端末装置などと同様に、CP
U,メモリ,ハードディスク,FDドライブ装置,CD
−ROMリーダ,キーボードおよびモニタ用ディスプレ
イ等を備えている。
【0055】そして、ソフトウエアとして、各種のアプ
リケーション11、OS(オペレーションシステム)1
2、プリンタドライバ13、プリントマネージャ14、
およびプリンタモニタ15を備え、ファイルとして、自
己のホストコンピュータ名とそれを利用するユーザ名の
情報を格納するユーザ情報ファイル16と、管理者用ホ
ストコンピュータ2のアドレス情報およびその利用者管
理情報ファイル22の場所の情報を格納するアドレス情
報ファイル17と、警告等を表示するためのメッセージ
情報を格納したメッセージファイルとを設けている。
【0056】管理者用ホストコンピュータ2のアドレス
情報と、その管理者用ホストコンピュータ2内の利用者
管理情報ファイル22の場所の情報は、プリンタドライ
バ13のインストール時、あるいはそれ以外の時に予め
設定しておく必要がある。その設定した内容は、アドレ
ス情報ファイル17に保存され、印刷時にプリンタドラ
イバ13がその内容を参照することができる。
【0057】アプリケーション11は、データを印刷す
る場合、OS(オペレーティングシステム)12を経由
して作られたOS固有の中間的な印刷データをプリンタ
ドライバ13に送る。プリンタドライバ13は、その受
け取った中間的な印刷データをプリンタ115固有のプ
リンタ制御コマンド(最終的な印刷データ)に変換し
て、プリントマネージャ14に送る。
【0058】ここで、プリントマネージャ14は、その
印刷データを一時的にスプールした後、その印刷データ
をプリンタモニタ15を介してプリンタ10に送信す
る。ここで、プリントマネージャ14は、一時的に印刷
データをスプールすることにより、アプリケーション1
1の印刷処理を速く終わらせることができ、アプリケー
ション11の解放が速くなるという利点がある。
【0059】また、プリントマネージャ14は、プリン
タモニタ15経由して、プリンタ10からプリンタステ
ータス等の情報を取得することができる。また、プリン
タモニタ15は、プリンタ10から取得した情報を元
に、キーボードやマウス等のユーザインタフェースから
設定された項目を、プリンタ10にコマンドとして送出
することができる。
【0060】プリンタドライバ13が印刷制限をかける
場合、その表示内容をメッセージファイル18から取得
して、ディスプレイにメッセージを表示することができ
る。ユーザがこのユーザ用ホストコンピュータ1を使用
する際には、ユーザ名をログインする。ログインされた
ユーザ名およびこのホストコンピュータ名はユーザ情報
ファイル16に設定され、プリンタドライバ13はその
設定内容を必要に応じて参照できる。
【0061】以下に、この発明によるプリント管理に係
る処理の詳細について述べる。図5から図9は、ユーザ
用ホストコンピュータ1による印刷時の処理のそれぞれ
異なる実施形態(各請求項に対応する)を示すフローチ
ャートである。これらの各図において、ステップを
「S」と略記している。これらの図において、同じ内容
の処理又は判断には同一のステップ番号を付している。
【0062】〔第1の実施形態:図5〕図5は、第1の
実施形態(請求項1,8,16に対応する)の場合のユ
ーザ用ホストコンピュータ1による印刷時の処理を示す
フローチャートであり、ユーザによってユーザ名が入力
されて印刷が指示されると、この処理を開始する。
【0063】まずステップ1で、アプリケーション11
がプリンタドライバ13に対して印刷開始の指示をす
る。するとステップ2で、プリンタドライバ13がアド
レス情報ファイル17から管理者用ホストコンピュータ
のアドレスと利用者管理情報ファイル22の場所の情報
を参照して、管理者用ホストコンピュータ2にアクセス
し、その利用者管理情報ファイル(フローチャートでは
「利用者管理ファイル」と略記している)22を参照
し、その内容(表1を参照)を読み込む。
【0064】次いでステップ3で、プリンタドライバ1
3はその読み込んだ内容と、ユーザ情報ファイル16の
情報とを参照して、“UserName”の項目にこの印刷時に
入力されたユーザ名があるか否かをチェツクし、該当す
るユーザ名があった場合には、ステップ6へ進んで印刷
処理を中断して処理を終了する。なかった場合には、ス
テップ4へ進んで印刷処理を続行し、ステップ5で印刷
終了と判断した後、処理を終了する。
【0065】なお、この場合、利用者管理情報ファイル
22における“UserName”は印刷不可能者のリストであ
るが、この“UserName”を印刷可能者のリスト(利用者
登録)とすることもでき、その場合には、該当するユー
ザ名があった時は印刷処理を続行し、該当するユーザ名
がなかった時は印刷処理を中止するようにする。
【0066】この実施形態によれば、ユーザ用ホストコ
ンピュータ1で印刷制限の有無を判断することができる
ため、印刷不可の場合には印刷データをネットワーク上
に送出しないで済み、ネットワーク3のトラフィックの
増大を防ぎ、ネットワークの利用効率を高めることがで
きる。
【0067】また、従来の方法では、ネットワークに複
数のプリンタが接続されている場合には、その各プリン
タごとに使用可能あるいは使用不可能なユーザ名のリス
ト情報を保持しなければならなかったが、この実施形態
によれば、管理者用ホストコンピュータ2に使用可能あ
るいは使用不可能なユーザ名のリストを持つことによっ
て、ネットワークに接続されている全てのプリンタに対
してユーザ名での利用制限が可能になり、プリント管理
の簡便化を図ることができる。
【0068】〔第2の実施形態:図6〕図6は、第2の
実施形態(請求項2,9,17に対応する)の場合のユ
ーザ用ホストコンピュータ1による印刷時の処理を示す
フローチャートである。図5に示した第1の実施形態で
は、“UserName”のチェックだけで印刷処理を中止する
か続行するかを判断したが、この第2の実施形態では、
表1に示した利用者管理情報における“UserName”と
“MachineName"とを使用して、それらの組み合わせによ
って印刷制限の判断を行う。
【0069】すなわち、図6のフローチャートではステ
ップ3でユーザ名(“UserName”)をチェックし、ステ
ツプ7でホストコンピュータ名(“MachineName")をチ
ェックして、両方が一致した場合だけ、印刷処理を中止
するようにしている。その他の処理は図5によって説明
した第1の実施形態と同じであるから、説明を省略す
る。
【0070】なお、この場合も、利用者管理情報ファイ
ル22における“UserName”と“MachineName"を印刷可
能者とそのユーザ用ホストコンピュータのリスト(利用
者登録)とすることができ、その場合には、該当するユ
ーザ名およびホストコンピュータ名があった時は印刷処
理を続行し、そのいずれか一方又は両方がなかった時は
印刷処理を中止するようにすればよい。
【0071】これ以外に、利用者管理情報ファイル22
の内容にグループ名の項目を設け、グループの条件を追
加して印刷制限をかけてもよい。また、これらのユーザ
名とホストコンピュータ名、あるいはさらにグループ名
の組み合わせの条件は、運用によりアンド(AND)条
件又はオア(OR)条件等の設定ができる。
【0072】ユーザ名だけで印刷制限の管理をすると、
複数のユーザ用ホストコンピュータ1で同じユーザ名の
利用者が使用している場合、その利用者が同一人物か、
たまたま同じユーザ名で別の人なのかを判断できない。
そのため、この実施形態のようにユーザ用ホストコンピ
ュータ名も管理者用ホストコンピュータ2の利用者管理
情報ファイル22に登録し、ユーザー用ホストコンピュ
ータ1は、印刷時にユーザ名とホストコンピュータ名の
情報を参照し、それらの情報によって印刷制限をかける
ことによって、より的確に印刷制限の管理を行うことが
できるという利点がある。
【0073】〔第3の実施形態:図7〕図7は、第3の
実施形態(請求項3,10,18に対応する)の場合の
ユーザ用ホストコンピュータ1による印刷時の処理を示
すフローチャートである。この実施形態では、ステップ
2でユーザ名に対応するステータス(“Status")の情
報も利用者管理情報ファイル22から取得し、そのステ
ータスに対応した処理を行う。
【0074】すなわち、図6のフローチャートでは、ス
テップ2で利用者管理情報ファイルを参照し、ステップ
3で入力された(印刷しようとしている)ユーザ名がな
いと判断した場合は、ステップ4へ進んで印刷処理を続
行する。該ユーザ名があった場合は、ステップ8へ進ん
で、対応するステータスが“Stop”か否かを判断し、
“Stop”の場合は印刷処理を中止し、そうでなければ次
にステップ9でステータスが“Caution”か否かを判断
する。
【0075】そして、“Caution”であれば、ステップ
10で警告メッセージ(例えば「間もなく印刷できなく
なります」)を表示し、ステップ4で印刷処理を続行す
る。“Caution”は、例えば印刷枚数が、刷制限枚数に
近くなったときになどのステータスとして使用する。ス
テータスが“Ready”の場合は印刷制限をかけない。
【0076】このステータスとしては、“Ready”,“Ca
ution”,“Stop”を設定できるが、これは固定せずに状
況に応じて変更可能である。例えば、印刷するのに料金
を払うと印刷可能な印刷枚数が増えるようにすることも
でき、その場合は料金を払った時点で制限枚数を変更
し、ステータスを“Stop”から“Ready”に変更して印
刷できるようにする。また、1ヶ月に使用できる印刷枚
数が決まっているという運用方法の場合は、“Stop”状
態を月初めに“Ready”にするという処理が可能であ
る。
【0077】この実施形態のように、ユーザ名等に対応
した印刷不可能、印刷制限枚数に近い等のステータス情
報をもたせることによって、ユーザ用ホストコンピュー
タ1から印刷する際に、そのステータス情報を取得し
て、そのステータスに応じた処理、例えば印刷制限枚数
に近い場合、その旨の警告メッセージを表示することに
よって、ユーザに使用状況について注意させる等の処理
を行うことができる。この場合も、ユーザ名とホストコ
ンピュータ名の組み合わせによって印刷制限をかけるよ
うにしてもよいことは勿論である。
【0078】〔第4の実施形態:図8〕図8は、第4の
実施形態(請求項4,11,20に対応する)の場合の
ユーザ用ホストコンピュータ1による印刷時の処理を示
すフローチャートである。図8のフローチャートにおい
て、ステツプ11でプリンタドライバ13は、管理者用
ホストコンピュータ2から現在の時刻の情報を取得す
る。このように、管理者用ホストコンピュータ2から時
刻の情報を取得するのは、ユーザ側で時刻を変更するこ
とができないようにするという条件のためであり、時刻
を変更できる運用であれば、ユーザ用ホストコンピュー
タ1内で時刻を取得してもよい。
【0079】次いでステップ2で、プリンタドライバ1
3は管理者用ホストコンピュータ2の利用者管理情報フ
ァイル22を参照するが、このときユーザ名に対応する
利用可能時間の情報(表1の“Time"の項目の設定時
間)も取得する。
【0080】そして、ステップ3で入力されたユーザ名
がないか、有ってもステップ12で現在の時刻が設定さ
れた利用可能時間内であれば、ステップ4へ進んで印刷
処理を続行する。しかし、ステップ3で入力されたユー
ザ名が有り、且つステップ12で現在の時刻が設定され
た利用可能時間内でなければ、ステツプ6へ進んで印刷
処理を中止する。
【0081】この実施形態によれば、各利用者のユーザ
が印刷可能な時間帯をずらすようにし、プリンタの使用
が集中しないようにし、プリンタの稼動効率を高めるこ
とができる。するのをて規制してび隊管理者用ホスト
に、ユーザー名等に対応した印刷可能時間の情報をもた
せることによって、ユーザー用ホストから印刷する際
に、その利用可能時間と時刻を取得し、使用可能時間外
であれば、その旨ユーザに知らせることができる。この
場合も、ユーザ名とホストコンピュータ名の組み合わせ
によって印刷制限をかけるようにしてもよいことは勿論
である。
【0082】〔第5の実施形態:図9〕図9は、第5の
実施形態(請求項5,12,21に対応する)の場合の
ユーザ用ホストコンピュータ1による印刷時の処理を示
すフローチャートである。図9のフローチャートにおい
て、ステツブ2でプリンタドライバ13が管理者用ホス
トコンピュータ2の利用者管理情報ファイル22の内容
を参照する際、ユーザ名に対応する、メッセージ表示情
報(表1における“Message"の項目の設定内容)も取得
する。
【0083】そして、ステップ3で入力されたユーザ名
がなければ、ステップ4へ進んで印刷処理を続行する。
入力されたユーザ名があれば、ステップ15でメッセー
ジが“ON”か否かを判断し、“ON”であればステッ
プ16で印刷中止のメッセージを表示した後、ステップ
6で印刷処理を中止する。メッセージが“OFF”の場
合は、印刷中止のメッセージを表示せずにステップ6で
印刷処理を中止する。
【0084】この実施形態のように、管理者用ホストコ
ンピュータ2の利用者管理情報ファイル22に、メッセ
ージ有無の情報をもたせることによって、ユーザ用ホス
トから印刷する際に、印刷制限等の状況をディスプレイ
上にメッセージで表示し、ユーザにその状況を知らせる
ことができる。この場合も、ユーザ名とホストコンピュ
ータ名の組み合わせによって印刷制限をかけるようにし
てもよいことは勿論である。
【0085】〔管理者用ホストコンピュータの実施形
態:図10〕図10は、管理者用ホストコンピュータ2
において、利用者管理情報ファイル22の印刷制限リス
トを自動的に更新する実施形態(請求項6と13に対応
する)の場合の、管理者用ホストコンピュータ2による
処理を示すフローチャートである。
【0086】管理者用ホストコンピュータ2は、ユーザ
用ホストコンピュータ1からのアクセス時に、図10の
処理を開始し、ステップ21でユーザ用ホストコンピュ
ータ1からのユーザ情報(ユーザ名とホストコンピュー
タ名)と印刷枚数情報を受信し、ステップ22で印刷ロ
グファイル23に一時記憶する。
【0087】次いで、ステップ23で利用者管理情報フ
ァイル22を検索し、ステップ24で取得したユーザ情
報に対応するファイル情報があるか否かをチェックし、
なければ印刷が行われるので、ステップ26へ進んで、
該ユーザ情報に対する印刷枚数を加算記憶する。
【0088】ステップ24で取得したユーザ情報に対応
するファイル情報があれば、ステップ25でそのユーザ
情報に対するステータスが“stop”か否かをチェック
し、そうであれば印刷が行われないので、何もせずに処
理を終了する。ステータスが“stop”でなければ、印刷
が行われるのでステップ26へ進んで、該ユーザ情報に
対する印刷枚数を加算記憶する。
【0089】次のステツプ27では、加算した枚数が設
定値を越えたか否かを判断し、越えていなければ、その
まま処理を終了するが、越えていれば、ステップ28で
利用者管理情報ファイル22の該ユーザに対するステー
タスを“stop”にして、以後の印刷を禁止した後、処理
を終了する。
【0090】なお、管理者用ホストコンピュータ2はカ
レーンダ付の時計24(ソフト的な時計機能でもよい)
を持っているので、各利用者に対する印刷制限枚数を月
単位で決めている場合には、月が変わったときにユーザ
毎の印刷枚数の累積加算枚数の記憶値をリセットし、利
用者管理情報ファイル22の各ユーザ名に対する印刷を
禁止する情報を解除するため、ステータスの“stop”を
“Ready”にする。この印刷制限枚数を、月単位に代え
て日単位や週単位、あるいはその他の所定の期間単位に
することもできる。
【0091】この実施形態によれば、各利用者毎の印刷
枚数を自動的に制限することができ、それを月単位ある
いはその他の任意な期間単位で管理することができ、プ
リント管理を大幅に簡便化することができる。その期間
単位の印刷枚数の上限値は、過去の使用状況や職種ある
いはポストなどによる必要性、使用料金の支払い額など
に応じて任意に設定することができる。
【0092】〔記録媒体〕以上説明した各機能(処理や
判断等)を管理者用ホストコンピュータ2およびユーザ
用ホストコンピュータ1にそれぞれ実行させるためのプ
ログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能なフロ
ッピディスクや光ディスク等の記録媒体を作成すること
も出来る(請求項24〜30に対応する)。
【0093】その記録媒体を、汎用のパーソナルコンピ
ュータ等のフロッピディスク装置やCD−ROMリーダ
等に挿着して、そこに記録されているプログラムを読み
取って内部のハードディスク等の記憶装置にインストー
ルさせることにより、この発明によるプリンタシステム
に使用するユーザ用ホストコンピュータ1あるいは管理
者用ホストコンピュータ2としての機能を持たせること
ができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ユーザが使用するパソコン(ユーザ用ホストコン
ピュータ)が印刷データをネットワークに送出する前
に、それ自体で、印刷制限を受けているか否かを判断で
き、印刷できない場合には印刷データの無駄な送信を行
わずに済むので、ネットワークのトラフィックが減少
し、多数のユーザ用ホストコンピュータによるプリンタ
の共同利用効率を高めることができる。
【0095】また、ネットワークに複数台のプリンタが
接続されている場合に、その各プリンタ毎に利用者管理
情報(印刷制限をかけるかあるいはプリンタを利用可能
なユーザ名等の情報)を保持する必要がなく、管理者用
ホストコンピュータ2にのみ利用者管理情報を持てばよ
い。
【0096】さらに、印刷制限を時間帯などにより木目
細かく行えるようにしたり、印刷制限に関する情報をユ
ーザに知らせることができるようにしたり、ユーザ毎あ
るいはそのユーザが使用するパソコン毎に、印刷制限を
自動的に設定したり解除したりすることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプリンタシステムの構成例を示
すネットワーク接続図である。
【図2】図1におけるプリンタ10の構成例とユーザ用
ホストコンピュータ1との接続関係を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明によるプリンタシステムの一部の接続
関係を示すと共に、管理者用ホストコンピュータ内のこ
の発明による機能構成を示すブロック図である。
【図4】図1又は図3におけるユーザ用ホストコンピュ
ータ内の機能構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第1の実施形態の場合のユーザ用ホ
ストコンピュータによる印刷時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】この発明の第2の実施形態の場合のユーザ用ホ
ストコンピュータによる印刷時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】この発明の第3の実施形態の場合のユーザ用ホ
ストコンピュータによる印刷時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】この発明の第4の実施形態の場合のユーザ用ホ
ストコンピュータによる印刷時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】この発明の第5の実施形態の場合のユーザ用ホ
ストコンピュータによる印刷時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】利用者管理情報ファイルの印刷制限リストを
自動的に更新する実施形態の場合の、管理者用ホストコ
ンピュータによる処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ユーザ用ホストコンピュータ 2:管理者用ホストコンピュータ 3:ネットワーク 10:プリンタ 11:アプリケーション 12:OS(オペレーションシステム) 13:プリンタドライバ 14:プリントマネージャ 15:プリンタモニタ 16:ユーザ情報ファイル 17:アドレス情報ファイル 18:メッセージファイル 21:利用者管理アプリケーション21 22:利用者管理情報ファイル 23:印刷ログファイル 24:時計(カレンダ付) 100:コントローラ 108:エンジン 110:パネル装置 114:ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HJ03 HJ04 HK15 HK19 HN17 HN18 HN23 HQ12 2C087 AB01 AB05 AB06 AB08 BA01 BA05 BA14 BD52 CB02 CB17 5B021 CC07 EE04 KK01 NN19 5B089 GA13 JA35 JB15 KA06 KB12 MA01

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタと管理者用ホストコンピュータ
    及びユーザ用ホストコンピュータをネットワークを介し
    て接続してプリンタシステムを構成し、 前記管理者用ホストコンピュータがユーザに対する印刷
    制限を行うための利用者管理情報を持ち、 前記ユーザ用ホストコンピュータが印刷データを前記プ
    リンタに印刷させる際に、前記管理者用ホストコンピュ
    ータの前記利用者管理情報を参照し、その利用者管理情
    報の内容に応じて印刷制限を行うことを特徴とするプリ
    ント管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント管理方法におい
    て、 前記利用者管理情報がユーザ用ホストコンピュータ名と
    そのユーザ名の組み合わせによって印刷制限をかける情
    報であることを特徴とするプリント管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプリント管理方法
    において、 前記利用者管理情報に、印刷制限状態か印刷制限が近い
    状態か印刷制限しない状態かを示すステータス情報を含
    み、前記ユーザ用ホストコンピュータが印刷時にそのス
    テータス情報に応じた処理を行うことを特徴とするプリ
    ント管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    プリント管理方法において、 前記利用者管理情報に利用可能時間の制限情報を含むと
    共に、前記管理者用ホストコンピュータ内で現在時刻を
    計測しており、 前記ユーザ用ホストコンピュータが前記管理者用ホスト
    コンピュータの前記利用者管理情報を参照する際に、該
    管理者用ホストコンピュータから現在時刻の情報を取得
    し、その現在時刻と前記利用者管理情報による利用可能
    時間の制限情報とによって印刷制限を行うことを特徴と
    するプリント管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    プリント管理方法において、 前記利用者管理情報にメッセージ表示有無の情報を含
    み、前記ユーザ用ホストコンピュータが印刷時にそのメ
    ッセージ表示有無の情報に応じて、印刷制限に関するメ
    ッセージを表示するかどうかを選択することを特徴とす
    るプリント管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    プリント管理方法において、 前記ユーザ用ホストコンピュータが印刷時に、少なくと
    もユーザ名と印刷枚数の情報を前記管理者用ホストコン
    ピュータへ送り、該管理者用ホストコンピュータは、そ
    の情報によって各ユーザ名毎に印刷枚数を累積加算して
    記憶し、その累積加算枚数が設定値を越えたときに、前
    記利用者管理情報に該ユーザ名の以後の印刷を禁止する
    情報を加えることを特徴とするプリント管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプリント管理方法におい
    て、 前記管理者用ホストコンピュータは、カレンダ情報を持
    ち、月が変ったときに前記各ユーザ毎の印刷枚数の累積
    加算枚数の記憶をリセットし、前記利用者管理情報の印
    刷を禁止する情報も解除することを特徴とするプリント
    管理方法。
  8. 【請求項8】 プリンタと管理者用ホストコンピュータ
    及びユーザ用ホストコンピュータがネットワークを介し
    て接続されたプリンタシステムにおいて、 前記管理者用ホストコンピュータに、ユーザに対する印
    刷制限を行うための利用者管理情報を記憶した利用者管
    理情報ファイルを設け、 前記ユーザ用ホストコンピュータに、印刷データを前記
    プリンタに印刷させる際に、前記管理者用ホストコンピ
    ュータの前記利用者管理情報ファイルにアクセスしてそ
    の利用者管理情報を読み込む手段と、その利用者管理情
    報の内容に応じて印刷制限を行う手段とを設けたことを
    特徴とするプリンタシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプリンタシステムにおい
    て、 前記利用者管理情報がユーザ用ホストコンピュータ名と
    そのユーザ名の組み合わせによって印刷制限をかける情
    報であり、前記ユーザ用ホストコンピュータの利用者管
    理情報を読み込む手段は、前記利用者管理情報のうち自
    ユーザ名又は自ホストコンピュータ名の情報のみを読み
    込む手段であることを特徴とするプリンタシステム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載のプリンタシステ
    ムにおいて、 前記利用者管理情報に、印刷制限状態か印刷制限が近い
    状態か印刷制限しない状態かを示すステータス情報を含
    み、前記ユーザ用ホストコンピュータの印刷制限行う手
    段が、そのステータス情報に応じた処理を行うことを特
    徴とするプリンタシステム。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれか一項に記
    載のプリンタシステムにおいて、 前記利用者管理情報に利用可能時間の制限情報を含むと
    共に、前記管理者用ホストコンピュータ内に現在時刻を
    計測する時計を備え、 前記ユーザ用ホストコンピュータが、印刷時に前記管理
    者用ホストコンピュータの時計から現在時刻の情報を取
    得する手段を有し、前記ユーザ用ホストコンピュータの
    印刷制限を行う手段が、その取得した現在時刻と前記利
    用者管理情報による利用可能時間の制限情報とによって
    印刷制限を行うことを特徴とするプリンタシステム。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれか一項に記
    載のプリンタシステムにおいて、 前記利用者管理情報にメッセージ表示有無の情報を含
    み、前記ユーザ用ホストコンピュータが、印刷時にその
    メッセージ表示有無の情報に応じて印刷制限に関するメ
    ッセージを表示するかどうかを選択する手段と、該手段
    が表示することを選択したメッセージを表示する手段と
    を有することを特徴とするプリント管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至12のいずれか一項に記
    載のプリンタシステムにおいて、 前記ユーザ用ホストコンピュータが、印刷時に少なくと
    もユーザ名と印刷枚数の情報を前記管理者用ホストコン
    ピュータへ送る手段を有し、 該管理者用ホストコンピュータは、そのユーザ用ホスト
    コンピュータからのユーザ名と印刷枚数の情報を取得し
    て、各ユーザ名毎に印刷枚数を累積加算して記憶する累
    積加算枚数記憶手段と、その累積加算枚数が設定値を越
    えたときに、前記利用者管理情報ファイルに該ユーザ名
    の以後の印刷を禁止する情報を加える手段とを有するこ
    とを特徴とするプリンタシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のプリンタシステムに
    おいて、 前記管理者用ホストコンピュータが、カレンダ情報を生
    成する手段と、月が変ったときに前記累積加算枚数記憶
    手段に記憶している各ユーザ毎の印刷枚数の累積加算枚
    数をリセットし、前記利用者管理情報ファイルの印刷を
    禁止する情報も解除する手段とを有することを特徴とす
    るプリンタシステム。
  15. 【請求項15】 プリンタ及びユーザ用ホストコンピュ
    ータとネットワークを介して接続される管理者用ホスト
    コンピュータであって、 ユーザに対する印刷制限を行うための利用者管理情報を
    記憶した利用者管理情報ファイルと、該利用者管理情報
    ファイルの利用者管理情報の追加及び変更を行うための
    手段とを設けたことを特徴とする管理者用ホストコンピ
    ュータ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の管理者用ホストコン
    ピュータ及びプリンタとネットワークを介して接続され
    るユーザ用ホストコンピュータであって、 印刷データを前記プリンタに印刷させる際に、前記管理
    者用ホストコンピュータの利用者管理情報ファイルにア
    クセスしてその利用者管理情報を読み込む手段と、その
    利用者管理情報の内容に応じて印刷制限を行う手段とを
    設けたことを特徴とするユーザ用ホストコンピュータ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のユーザ用ホストコン
    ピュータにおいて、 前記利用者管理情報がユーザ用ホストコンピュータ名と
    そのユーザ名の組み合わせによって印刷制限をかける情
    報であり、前記利用者管理情報を読み込む手段が、前記
    利用者管理情報のうち自ユーザ名又は自ホストコンピュ
    ータ名の情報のみを読み込む手段であることを特徴とす
    るユーザ用ホストコンピュータ。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17記載のユーザ用ホ
    ストコンピュータにおいて、 前記利用者管理情報に、印刷制限状態か印刷制限が近い
    状態か印刷制限しない状態かを示すステータス情報を含
    み、前記印刷制限行う手段が、そのステータス情報に応
    じた処理を行うことを特徴とするユーザ用ホストコンピ
    ュータ。
  19. 【請求項19】 請求項15記載の管理者用ホストコン
    ピュータにおいて、 前記利用者管理情報ファイルの利用者管理情報に利用可
    能時間の制限情報を含むと共に、現在時刻を計測する時
    計を備えたことを特徴とする管理者用ホストコンピュー
    タ。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の管理者用ホストコン
    ピュータ及びプリンタとネットワークを介して接続され
    るユーザ用ホストコンピュータであって、 印刷データを前記プリンタに印刷させる際に、前記管理
    者用ホストコンピュータの利用者管理情報ファイルにア
    クセスしてその利用者管理情報を読み込む手段と、前記
    管理者用ホストコンピュータの時計から現在時刻の情報
    を取得する手段と、その読み込んだ利用者管理情報と取
    得した現在時刻の情報とに応じて印刷制限を行う手段と
    を設けたことを特徴とするユーザ用ホストコンピュー
    タ。
  21. 【請求項21】 請求項16,17,18,及び20の
    いずれか一項に記載のユーザ用ホストコンピュータにお
    いて、 前記利用者管理情報にメッセージ表示有無の情報を含
    み、印刷時にそのメッセージ表示有無の情報に応じて印
    刷制限に関するメッセージを表示するかどうかを選択す
    る手段と、該手段が表示することを選択したメッセージ
    を表示する手段とを設けたことを特徴とするユーザ用ホ
    ストコンピュータ。
  22. 【請求項22】 請求項15又は19記載の管理者用ホ
    ストコンピュータにおいて、 該管理者用ホストコンピュータは、ユーザ用ホストコン
    ピュータが印刷データを前記プリンタに印刷させる際
    に、そのユーザ名と印刷枚数の情報を取得する手段と、
    その取得した各ユーザ名毎に印刷枚数を累積加算して記
    憶する累積加算枚数記憶手段と、その累積加算枚数が設
    定値を越えたときに、前記利用者管理情報ファイルに該
    ユーザ名の以後の印刷を禁止する情報を加える手段とを
    有することを特徴とする管理者用ホストコンピュータ。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の管理者用ホストコン
    ピュータにおいて、 カレンダ情報を生成する手段と、月が変ったときに前記
    累積加算枚数記憶手段に記憶している各ユーザ毎の印刷
    枚数の累積加算枚数をリセットし、前記利用者管理情報
    ファイルの印刷を禁止する情報も解除する手段とを有す
    ることを特徴とする管理者用ホストコンピュータ。
  24. 【請求項24】 管理者用ホストコンピュータ及びプリ
    ンタとネットワークを介して接続されるユーザ用ホスト
    コンピュータに、印刷データを前記プリンタに印刷させ
    る際に、前記管理者用ホストコンピュータの利用者管理
    情報ファイルにアクセスしてユーザに対する印刷制限を
    行うための利用者管理情報を読み込む機能と、その利用
    者管理情報の内容に応じて印刷制限を行う機能を実行さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読取可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の記録媒体において、 前記利用者管理情報がユーザ用ホストコンピュータ名と
    そのユーザ名の組み合わせによって印刷制限をかける情
    報であり、前記ユーザ用ホストコンピュータに前記利用
    者管理情報を読み込む機能を実行させるプログラムが、
    前記利用者管理情報のうち自ユーザ名又は自ホストコン
    ピュータ名の情報のみを読み込む機能を実行させるプロ
    グラムであることを特徴とするコンピュータ読取可能な
    記録媒体。
  26. 【請求項26】 請求項24又は25記載の記録媒体に
    おいて、 前記利用者管理情報に、印刷制限状態か印刷制限が近い
    状態か印刷制限しない状態かを示すステータス情報を含
    み、前記ユーザ用ホストコンピュータに印刷制限を行う
    機能を実行させるプログラムが、そのステータス情報に
    応じた処理を実行させるプログラムであることを特徴と
    するコンピュータ読取可能な記録媒体。
  27. 【請求項27】 管理者用ホストコンピュータ及びプリ
    ンタとネットワークを介して接続されるユーザ用ホスト
    コンピュータに、印刷データを前記プリンタに印刷させ
    る際に、前記管理者用ホストコンピュータの利用者管理
    情報ファイルにアクセスして、ユーザに対する利用可能
    時間の制限情報を含む印刷制限を行うための利用者管理
    情報を読み込む機能と、前記管理者用ホストコンピュー
    タから現在時刻の情報を取得する機能と、その読み込ん
    だ利用者管理情報と取得した現在時刻の情報とに応じて
    印刷制限を行う機能とを実行させるためのプログラムを
    記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録
    媒体。
  28. 【請求項28】 請求項24乃至27のいずれか一項に
    記載の記録媒体において、 前記利用者管理情報にメッセージ表示有無の情報を含
    み、前記ユーザ用ホストコンピュータに、さらに、印刷
    時に読み込んだ利用者管理情報中のメッセージ表示有無
    の情報に応じて印刷制限に関するメッセージを表示する
    かどうかを選択する機能と、該機能によって表示するこ
    とを選択したメッセージを表示する機能とを実行させる
    プログラムも記録したことを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  29. 【請求項29】 ユーザ用ホストコンピュータ及びプリ
    ンタとネットワークを介して接続される管理者用ホスト
    コンピュータに、前記ユーザ用ホストコンピュータが印
    刷データを前記プリンタに印刷させる際に、そのユーザ
    名と印刷枚数の情報を取得する機能と、その取得した各
    ユーザ名毎に印刷枚数を累積加算して記憶する累積加算
    枚数記憶機能と、その累積加算枚数が設定値を越えたと
    きに、利用者管理情報ファイルのユーザに対する印刷制
    限を行うための利用者管理情報に該ユーザ名の以後の印
    刷を禁止する情報を加える機能と実行させるためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の記録媒体において、 前記管理者用ホストコンピュータに、さらにカレンダ情
    報を生成する機能と、月が変ったときに前記記憶してい
    る各ユーザ毎の印刷枚数の累積加算枚数をリセットし、
    前記利用者管理情報ファイルに格納している利用者管理
    情報の印刷を禁止する情報を解除する機能とを実行させ
    るプログラムも記録したことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP2000005029A 2000-01-04 2000-01-04 プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体 Pending JP2001188663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005029A JP2001188663A (ja) 2000-01-04 2000-01-04 プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005029A JP2001188663A (ja) 2000-01-04 2000-01-04 プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001188663A true JP2001188663A (ja) 2001-07-10
JP2001188663A5 JP2001188663A5 (ja) 2006-03-23

Family

ID=18533721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000005029A Pending JP2001188663A (ja) 2000-01-04 2000-01-04 プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001188663A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040013561A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 삼성전자주식회사 네트워크 프린터 시스템 및 이를 위한 사용자 관리방법
JP2006185157A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Canon Marketing Japan Inc 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体
WO2007114403A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Canon Kabushiki Kaisha Print function limiting method and print control apparatus
KR100915476B1 (ko) * 2006-03-31 2009-09-03 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 시스템
KR100923368B1 (ko) 2007-04-09 2009-10-23 이인제 네트워크 프린터 시스템의 프린터 사용관리장치 및 그 방법
US7715030B2 (en) 2004-06-10 2010-05-11 Sharp Kabushiki Kaisha Printing apparatus and print restrictions management system for inquiring whether changing print restrictions is authorized
US7791746B2 (en) 2000-10-10 2010-09-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system and image processing system which restricts output based on judged attributes of image data
JP2010250582A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Sharp Corp ネットワーク印刷システム、その印刷システムに用いられるサーバコンピュータ、コンピュータプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体及びプリンタドライバ
US8441664B2 (en) 2007-06-08 2013-05-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Printing apparatus, detection system, and method computer readable medium for creating document
US8621469B2 (en) 2006-12-04 2013-12-31 Canon Kabushiki Kaisha Image processing job control system with access control ticket including function restriction based on user, time of request and upper limit on exceptional output count
JP2014069432A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 記録装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7791746B2 (en) 2000-10-10 2010-09-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system and image processing system which restricts output based on judged attributes of image data
KR20040013561A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 삼성전자주식회사 네트워크 프린터 시스템 및 이를 위한 사용자 관리방법
US7715030B2 (en) 2004-06-10 2010-05-11 Sharp Kabushiki Kaisha Printing apparatus and print restrictions management system for inquiring whether changing print restrictions is authorized
JP4618610B2 (ja) * 2004-12-27 2011-01-26 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム
JP2006185157A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Canon Marketing Japan Inc 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体
KR100915476B1 (ko) * 2006-03-31 2009-09-03 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 시스템
JP2007272781A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc 印刷機能制限方法及び印刷制御装置
WO2007114403A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Canon Kabushiki Kaisha Print function limiting method and print control apparatus
US9280309B2 (en) 2006-03-31 2016-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Print function limiting method and print control apparatus
US8621469B2 (en) 2006-12-04 2013-12-31 Canon Kabushiki Kaisha Image processing job control system with access control ticket including function restriction based on user, time of request and upper limit on exceptional output count
KR100923368B1 (ko) 2007-04-09 2009-10-23 이인제 네트워크 프린터 시스템의 프린터 사용관리장치 및 그 방법
US8441664B2 (en) 2007-06-08 2013-05-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Printing apparatus, detection system, and method computer readable medium for creating document
JP2010250582A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Sharp Corp ネットワーク印刷システム、その印刷システムに用いられるサーバコンピュータ、コンピュータプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体及びプリンタドライバ
JP2014069432A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4012050B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム
JP4405707B2 (ja) 情報処理装置、制御方法及び制御プログラム
US8184329B2 (en) Print processing execution apparatus, history information processing method, program, and recording medium
KR100704810B1 (ko) 작업 관리 시스템, 정보 처리 장치 및 정보 처리 방법
US8112793B2 (en) Image forming apparatus and image forming system
JPH11327856A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデ―タ処理方法およびコンピュ―タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
US10095446B2 (en) Image forming apparatus having test printing function, control method for the image forming apparatus, storage medium, and image forming system
JP2001188663A (ja) プリント管理方法,プリンタシステムとそのユーザ用及び管理者用ホストコンピュータ,並びに記録媒体
US8699045B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP4222914B2 (ja) 印刷管理システム、方法、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体
KR100720922B1 (ko) 인쇄 제어 프로그램을 격납한 전자계산기, 및 인쇄 제어용 프로그램을 기록한 전자계산기로 읽을 수 있는 저장매체
JP5807460B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、記憶媒体
JP3507401B2 (ja) ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラムが格納されたコンピュータにより読み取り可能な記録媒体
JP2005182486A (ja) 印刷管理システム、印刷管理方法および印刷管理用プログラム
JP2009116734A (ja) 情報処理装置、及び縮小レイアウト印刷方法
JP4854144B2 (ja) 印刷システム、管理方法、及び印刷装置
JP2008188822A (ja) 印刷システム、印刷装置、情報処理装置およびプログラム
US7533200B2 (en) Printer, processing method, program, and storage medium
JP4027131B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、制御プログラム並びに記憶媒体
JP2005228236A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2010214725A (ja) 印刷装置及び印刷システムと、印刷装置の制御方法
JP4006250B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム及び記憶媒体
JP2006351038A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2002207581A (ja) プリントサービスを管理する方法およびシステム
JP2003280860A (ja) 情報処理装置、制御方法、制御プログラム並びに記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060703

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070227