JP4221982B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の複写機やプリンタなどに用いられる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の複写機やプリンタなどに用いられる画像形成装置は、感光体を帯電させ、その帯電した感光体に画像を表わす露光光を照射して静電潜像を形成し、その静電潜像に帯電トナーを付着させて現像し、現像したトナー像を直接的に、あるいは中間体転写体を介して間接的に記録媒体に転写し、定着して記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成するのが一般的である。
【0003】
静電潜像を現像する現像方法としては、鉄粉などのキャリヤとトナーとを一定の割合で混合した2成分現像剤を攪拌して摩擦帯電させる2成分現像法と、トナーのみを現像剤として用いる1成分現像法とが一般的に用いられる方法である。
【0004】
2成分現像法は、現像剤中のトナーの割合が濃度目標に応じて一定となるよう制御する必要があるが、画像密度やプロセス速度などによってトナーの消費量が変化する上、周囲の環境変化などによって2成分現像剤の帯電特性が変動したり、トナー濃度を検知するセンサ感度が変動するため、制御が複雑になるという問題がある。
【0005】
一方、1成分現像法は、キャリヤを用いないので、トナーを帯電させたり、帯電したトナーを現像位置へ搬送したりする技術的困難性はあるが、現像剤の混合や攪拌、トナー濃度制御に伴う機構が不要となるので、現像ユニットを小型化することができる上、キャリヤのような廃棄物が生じないという利点がある。
【0006】
1成分現像法は、さらに感光体表面に接触させて静電潜像を現像する接触現像と、感光体表面に接触させないで静電潜像を現像する非接触現像とがある。
【0007】
このうち、非接触現像は、現像器から感光体にトナーを飛翔させるためのギャップ精度を維持するとともに、トナーを飛翔させるため、直流電圧と交流電圧とを重畳させて印加する必要がある。
【0008】
一方、接触現像は、感光体と現像器間に直流電圧を印加すればよいが、感光体と現像器間を接離させる機構が必要となる。
【0009】
そこで、感光体ベルトに複数の現像器を接離可能に配置し、現像器を接離させる動力伝達部において、駆動ムラやジッタがないようにタイミングベルトを備えたものがある(特許文献1参照)。
【0010】
また、感光体ベルトに複数の現像器を接離可能に配置し、感光体ベルト上に順次形成された各色トナー像を中間転写ベルトを介して記録媒体に転写し画像を形成する画像形成装置において、中間転写ベルトを交換するだけで、画像の形成サイズに応じたモデルチェンジが容易に行えるように構成したものがある(特許文献2参照)。
【0011】
今日、画像形成装置へのトナー補給は、トナー飛散の防止や補給の容易性の観点から、着脱自在なトナーカートリッジが盛んに用いられているが、トナーカートリッジに格納されたトナーを現像器に供給する方法としては、トナーカートリッジが装着されたトナー格納器を現像器と分離して設け、その間をオーガなどを内蔵したトナー搬送器で搬送する方法(特許文献3参照)、又はトナーカートリッジ装着部を直接現像器ユニット内に設ける方法(特許文献1参照)を用いるのが一般的である。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−15275号公報(段落番号006〜段落番号009、図8、段落番号0028〜段落番号0030、図1〜図6)。
【特許文献2】
特開2002−99121号公報(段落番号0018〜段落番号0023、図1)。
【特許文献3】
特開2000−231252号公報(段落番号0059〜段落番号0061、図8)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現像器を接離させて現像を行う現像器にトナーを供給する場合に、トナーカートリッジ装着部を直接現像器ユニット内に設ける方法(特許文献1参照)は、現像器周りにおけるレイアウト上の規制からトナーカートリッジ容量を小さくせざるを得ず、また画像形成装置全体の小型化が困難になるという問題がある。
【0014】
また、トナー格納器を現像器と分離して設ける方法は、さらに、トナー搬送器自体を、現像器の移動にあわせて移動させる方法や、トナー搬送器と現像器との接合部を現像器の移動に合わせてスライドさせる方法が考えられる。
【0015】
しかしながら、トナー搬送器自体を移動させる場合は、例えば搬送器に備えるコイル状のオーガが湾曲し、トナー搬送能力が低下するという問題がある。また、トナー搬送器と現像器との接合部をスライドさせる場合は、それに伴う部品点数の増加やトナー漏れの問題がある。
【0016】
本発明は、上記事情に鑑み、現像器を、接触又は接近、あるいは離間(「接離」と略称する。)させて現像を行う現像器に、トナー漏れを生じさせることなく円滑にトナー供給を行うことができるとともに、装置全体を小型化することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、像担持体上の静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、該像担持体上のトナー像を、最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
トナーを格納する格納器と、
トナーを受け入れるトナー受入口を有し、受け入れたトナーにより前記像担持体上の静電潜像を現像する現像器と、
上記格納器と上記現像器のトナー受入口とをつなぐ中空部材を有し、該格納器内のトナーを該中空部材内を搬送して該トナー受入口から上記現像器内に搬送するトナー搬送器とを備え、
上記現像器は、上記像担持体に接離する接離方向に移動自在なものであって、上記中空部材は、上記現像器の上記接離方向への移動に伴って、該現像器の該トナー受入口を形成する面に摺接する摺接面を有するものであることを特徴とする。
【0018】
このように、現像器を接離させて現像を行う現像器を用いても、格納器と現像器とを分離配置し、トナーを現像器に搬送するトナー搬送器が固定されるとともに、トナー搬送器と現像器とが切り離され、現像器の移動に伴って、中空部材を摺接させるので、トナー受入口から現像器内にトナーを漏出させることなく円滑に搬送することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。
【0020】
図1は、本実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【0021】
図1に示す画像形成装置は、イエロ(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色それぞれのトナー像が形成される4つのトナー像形成部10と、Y色とM色のトナー像が形成されるトナー像形成部からトナー像の転写を受ける第1の中間転写体11、C色とK色のトナー像が形成されるトナー像形成部からトナー像の転写を受ける第2の中間転写体12と、第1および第2の中間転写体から2色のトナー像の転写を受ける第3の中間転写体13と、用紙を収納する用紙カセットから給紙された用紙を搬送する搬送路15と、第3の中間転写体13に転写された4色のトナー像を、搬送路15を搬送された用紙に転写させる転写ロール16と、用紙に転写された4色のトナー像を加熱および加圧することにより用紙上に定着させる定着器17と、定着器17により4色のトナー像が定着され画像が形成された用紙を排出する排出ロール18と、画像が形成された用紙を収容する排出トレイ20とを備えている。また、用紙の片面に画像が形成された用紙をスイッチバックして反転させ、用紙カセットから給紙された用紙を搬送する搬送路15に合流させる反転搬送路19とを備えている。また、第1から第3の中間転写体は、それぞれ転写後に残留するトナーをクリーニングする中間転写体クリーナ22をそれぞれ備えている。
【0022】
各トナー像形成部10は、感光体ドラム1と、感光体ドラム1表面を帯電させる帯電器2と、帯電した感光体ドラム1表面を露光して静電潜像を形成する露光器3と、感光体ドラム1表面の形成された静電潜像に、トナーを付着させて現像し、トナー像を形成する現像器4と、トナー像を第1の中間転写体に転写した後に感光体ドラム1に残留するトナーをクリーニングする感光体ドラムクリーナ5とを備えている。
【0023】
また、各色のトナーを収納したトナーカートリッジ32がそれぞれ着脱自在に装着され、装着されたトナーカートリッジ32から供給されたトナーを格納するそれぞれの格納器31と、格納器31と現像器4のトナー受入口とをつなぐ中空部材を有し、格納器31内のトナーをその中空部材内を搬送してトナー受入口から現像器4内に搬送する、図の背面に配置されたトナー搬送器35とからなるトナー供給装置30を備えている。
【0024】
本実施形態の画像形成装置は、さらに、現像器4を接離させる接離用モータ7を備えており、接離用モータ7は、現像器4を、画像形成プロセスを行う場合などは、感光体ドラムに形成された静電潜像がトナーで現像される、感光体ドラムに接触又は近接した現像位置に移動させ、画像形成プロセスを行わない場合などは、感光体ドラムに形成された静電潜像がトナーで現像されない、感光体ドラムから離間した非現像位置に移動させる。
【0025】
外部から入力された画像信号、または原稿から読み取った画像信号は、図示しない画像処理部で色変換、階調補正などの画像処理や、パルス幅変調などが施される。パルス幅変調が施された、各色に分解された画像信号は、それぞれの露光器3を駆動し、レーザビームを発光させる。各露光器3で発光したレーザビームは、帯電器2により均一に帯電したそれぞれの感光体ドラム1に照射され、静電潜像を形成する。各感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、現像位置に移動している現像器4のトナーで現像され、各感光体ドラム1上に各色のトナー像が形成される。感光体ドラム1上に形成されたY色のトナー像とM色のトナー像は、第1の中間転写体11にそれぞれ重ねあわせて転写される。また、感光体ドラム1上に形成されたC色のトナー像とK色のトナー像は、第2の中間転写体11にそれぞれ重ねあわせて転写される。そして、Y色のトナー像とM色のトナー像とが重ね合わされて転写された第1の中間転写体と、C色のトナー像とK色のトナー像とが重ね合わされて転写された第2の中間転写体とから、YMCK全ての色のトナー像が第3の中間転写体に一括転写される。第3の中間転写体上の4色のトナー像は、用紙カセットから給紙され搬送路15を搬送される用紙Pに転写ロール16で転写され、用紙Pに転写された4色のトナー像は定着器17で加熱および加圧されて定着され画像が形成される。用紙Pに画像が形成された用紙Pは、排出ロール18により排出される。
【0026】
両面に画像を形成する場合は、排出ロール18で用紙Pがスイッチバックして反転され、反転搬送路19を搬送されて再び転写ロール16で、裏面にトナー像が転写され、以下同様のプロセスを経て排出ロールにより排出される。
【0027】
図2は、トナー供給装置を示す図である。
【0028】
図2に示すように、トナー供給装置30は、各色のトナーを格納するそれぞれの格納器31と、格納器31に着脱自在に装着され、各色のトナーが収納されたトナーカートリッジ31と、一端が格納器31に嵌装され、他端がトナー吐出用開口を有するトナー吐出部材33に嵌装されたフレキシブルチューブ37およびフレキシブルチューブ37に内蔵され、格納器31に格納された各色のトナーをトナー吐出部材に向けて搬送する図に現れないオーガとからなるトナー搬送器35とを備えている。トナー吐出用開口から吐出されたトナーは、現像器4に備えるトナー受入口から現像器4内に搬送される。
【0029】
本実施形態の現像器4は、感光体ドラム1に接離する接離方向に移動するが、トナー吐出部材33に形成されたトナー吐出用開口は、トナー受入口9よりも狭い上、トナー受入口9に重なっている。また、現像器4のトナー受入口9の周囲は、シール部材8で覆われており、現像器4が接離方向へ移動するのに伴って、トナー受入口9の周囲を覆うシール部材8がトナー吐出用開口が形成されたトナー吐出部材33の摺接面を摺接するように構成されている。したがって、トナー吐出用開口からトナーが漏出するのが防止される。
【0030】
さらに、トナー吐出部材33は、ブラケット38により固定され、フレキシブルチューブ37は、一端がそのトナー吐出部材33に固定され、他端が、フレームに固定された格納器31に固定されているので、トナー搬送器35は、現像器4が感光体ドラム1に接離する接離方向に移動しても、内蔵されたオーガが湾曲することがないので、現像器4にトナーを円滑に搬送することができる。
【0031】
図3は、トナー供給部材とトナー受入部材との接合部分の構成を示す分解図である。
【0032】
図3に示すように、現像器4には、トナーを受け入れるトナー受入口9が設けられている。トナー受入口9の上には、トナー受入口9よりもサイズが小さいトナー吐出用開口33aを有するトナー吐出部材33が配置され、トナー吐出部材33とトナー受入口9との間には、トナー受入口9とサイズが同じ開口を有するシール部材8が配置され、シール部材8は、トナー吐出部材33からトナー受入口9に吐出されるトナーが漏出しないように封止する。
【0033】
シール部材8は、トナー受入口9との間は、例えば接着剤で固着されて固定され、トナー吐出部材33との間は、トナー吐出用開口33aが形成された摺接面33cにそのシール部材8が自在に摺接するように摺接している。
【0034】
このように、トナー吐出部材33をブラケット38に固定し、トナー受入口9に固定されたシール部材8との摺接面33cで摺接させることとしたのは、現像器4の移動に伴って、トナー搬送器35を動かすと、フレキシブルチューブ37と内蔵されたオーガとを有するトナー搬送器35が湾曲し、内蔵されたオーガ36がフレキシブルチューブ37の内壁にあたってトナーの搬送能力が低下したり、オーガの回転がスムーズにゆかなくなるためにフレキシブルチューブ37内にトナー塊が生じて現像器内のトナーが不足し、形成される画像の濃度に悪影響を及ぼす恐れを回避するためである。
【0035】
ここで、シール部材8には、一般的に用いられるシリコン、ポリウレタン、ポリエステルなどの封止材をPETフィルムなどで表面加工したものや、PES、PAIなどがあり、摺接するトナー吐出部材33との相互関係を考慮して、耐磨耗性、封止性、摺接性に優れた部材を用ることが好ましい。
【0036】
図4は、トナー吐出部材を示す図である。
【0037】
図4に示すように、トナー吐出部材33は、封止部材8の開口よりもサイズが小さいトナー吐出用開口33aを有するとともに、そのトナー吐出用開口33aの周囲に、トナー受入口に向けて突き出した凸リブ33bを有する。
そして、凸リブ33bが突き出した部分を除けば、シール部材に摺接される摺接面33cは、平らで滑らかな部材が用いられているので、現像器が現像器駆動部により駆動され、トナー受入口が移動したときに、シール部材が自在に摺接することができる。また、トナー吐出用開口33aは、シール部材およびトナー受入口それぞれの開口よりもサイズが小さいので、凸リブ33bは、トナー受入口が移動したときでも、絶えずシール部材およびトナー受入口それぞれの開口内に重なっている。
【0038】
したがって、シール部材のほかに、この凸リブ33bの作用によっても、トナーの漏出が防止される。
【0039】
次に、本実施形態のトナー搬送器について説明する。
【0040】
図5は、図4に示したトナー吐出部材のB−B' における断面を示す図である。
【0041】
図5に示すように、トナー搬送器は、トナー吐出部材33に一端が嵌装されたフレキシブルチューブ37と、フレキシブルチューブ37内にあり、モータで回転駆動される板状部材でスパイラル状に形成されたオーガ36とを有している。トナー吐出部材33には、トナーを現像器に向けて吐出させるトナー吐出用開口33aがあり、オーガ36は、一点鎖線で示すトナー吐出用開口33aの中央部よりもトナーが搬送される搬送方向の下流側に、その先端部36aが突出している。
【0042】
このように、オーガの先端部が、トナー吐出用開口33aに50%以上突き出していれば、トナー吐出用開口33aが、トナーの搬送方向に直交する方向を向いていても格納器に格納されたトナーをトナー吐出用開口33aからトナー受け入れ口に確実に搬送することができる。
【0043】
ここで、本実施形態のオーガは、板状部材でスパイラル状に形成されている。板状部材を用いるのは、回転してトナーを搬送する際に、トナーを搬送する送出力が大きくなることと、たとえフレキシブルチューブ37が湾曲しても反力が小さいのでフレキシブルチューブ37との摺擦を低減させることができるためである。ただし、オーガは、必ずしも板状部材でスパイラル状に形成する必要はなく、例えば線条部材を用いることもできる。
【0044】
図6は、オーガ先端の突き出し量とトナー吐出用開口から排出されるトナー量との関係を示す図である。
【0045】
図6において、縦軸はトナー吐出用開口から排出されるトナー量(mg/秒)を、横軸は、オーガ先端の突き出し量(%)を示す。
【0046】
図からわかるように、オーガ先端の突き出し量が50%以上となっていれば、トナーが確実に搬送される。
【0047】
図7は、トナー吐出部材を示す図である。
【0048】
図7に示すトナー吐出部材33は、トナー吐出用開口33aを開閉する開閉部材34と、開閉部材34がスライドする2つのスライドレール33dとが備えられている。
【0049】
開閉部材34には、トナー吐出用開口33aと同じサイズの開閉部材開口34aがあり、開閉部材34がスライドレール33dを移動すると、トナー吐出用開口33aを開閉するように構成されている。
【0050】
図8は、開閉部材の開閉状態を示す図である。
【0051】
図8(a)に示すように、開閉部材34が、スライドレール33dの奥まで移動すると開閉部材開口34aとトナー吐出用開口33aとが合致してトナー吐出用開口33aが開く。また、図8(b)に示すように、開閉部材34が、スライドレール33dの手前に移動すると、開閉部材開口34aとトナー吐出用開口33aとが合致せず、トナー吐出用開口33aが閉じる。
【0052】
このように開閉自在な開閉部材34を設けることにより、例えば現像器4のメンテナンスや、トナー搬送器35のメンテナンスのときには、開閉部材開口34aを閉じてから現像器4を容易に取り外すことができる。
【0053】
図9および図10は、開閉部材を示す図であり、図9は、斜視図をあらわし、図10は、図9のA−A'に面における断面形状をあらわしている。
【0054】
開閉部材34には、開閉部材開口34aがあり、開閉部材開口34aの周囲には、凸部34bが設けられている。
【0055】
凸部34bは、例えば高さが0.2mm、幅が0.4mmで、トナー吐出用開口33a周囲に設けられた、開閉部材用の隙間に当接し、開閉部材用の隙間からトナーが漏出するのを防いでいる。
【0059】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の画像形成装置によれば、トナー格納器と現像器とを分離配置し装置全体を小型化できる上、トナー搬送器を固定させてトナー搬送を安定させる一方、トナー搬送器と現像器とを、現像器の移動に伴って摺接させるとともに、トナーを漏出させることなく円滑に、トナーを現像器に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】トナー供給器を示す図である。
【図3】トナー供給部材とトナー受入口との接合部分の構成を示す分解図である。
【図4】トナー吐出部材を示す図である。
【図5】図4に示したトナー吐出部材のB−B' における断面を示す図である。
【図6】オーガ先端の突き出し量とトナー吐出用開口から排出されるトナー量との関係を示す図である。
【図7】トナー吐出部材を示す図である。
【図8】開閉部材の開閉状態を示す図である。
【図9】開閉部材を示す図である。
【図10】開閉部材を示す図である。
【図11】各トナー吐出部材に備える開閉部材34を係止した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 露光器
4 現像器
5 クリーナ
7 接離用モータ
8 シール部材
9 トナー受入口
11 第1の中間転写体
12 第2の中間転写体
13 第3の中間転写体
15 搬送路
16 転写ロール
17 定着器
18 排出ロール
19 反転搬送路
20 排出トレイ
22 中間転写体クリーナ
30 トナー供給装置
31 格納器
32 トナーカートリッジ
33 トナー吐出部材
33a トナー吐出用開口
33b 凸リブ
33c 摺接面
33d スライドレール
34 開閉部材
34a 開閉部材開口
34b 凸部
35 トナー搬送機
36 オーガ
36a 先端部
37 フレキシブルチューブ
38 ブラケット
40 カバー
40a 係止部

Claims (8)

  1. 像担持体上の静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、該像担持体上のトナー像を、最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    トナーを格納する格納器と、
    トナーを受け入れるトナー受入口を有し、受け入れたトナーにより前記像担持体上の静電潜像を現像する現像器と、
    前記格納器と前記現像器のトナー受入口とをつなぐ中空部材を有し、該格納器内のトナーを該中空部材内を搬送して該トナー受入口から前記現像器内に供給するトナー搬送器とを備え、
    前記現像器は、駆動源により前記像担持体に接触又は近接した現像位置と該像担持体から離間した非現像位置との間で移動自在なものであって、
    前記中空部材は、前記現像器のトナー受入口に重なるとともに、該トナー受入口よりも狭いトナー吐出用開口を有すると共に、前記現像器の前記現像位置と前記非現像位置の間の移動に伴って、該現像器の該トナー受入口を形成する面に摺接する摺接面を有するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記格納器は、トナーを収納したトナーカートリッジが着脱自在に装着されるものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記中空部材は、中空パイプと、該中空パイプの、前記現像器側の先端部に備えられた、前記摺接面を有するトナー吐出部材とを有するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記現像器は、前記トナー受入口の周囲を覆うシール部材を有するものであって、前記摺接面が、前記シール部材に摺接するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー搬送器は、前記中空部材内に、一端が前記トナー吐出用開口にまで延びた、トナーを搬送するオーガを有するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー吐出部材は、前記トナー吐出用開口の周囲に、トナーを吐き出す方向に突き出した凸リブを有するものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 前記オーガは、板状部材が螺旋状に巻回したコイル部材からなるものであって、所定の方向に回転することによりトナーを搬送するものであることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー吐出部材は、前記トナー吐出用開口を開閉する開閉部材を備えたものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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