JP4221329B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイナミックランダムアクセスメモリ等の半導体記憶装置に関し、より特定的には、階層的に構成されたデータ線を備えた半導体記憶装置に関する。
ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、DRAMという)のように、高集積かつ大容量の半導体記憶装置では、メモリセルと入出力端子との間のデータ転送は、配線負荷が異なる2種類の配線、すなわち、ビット線とデータ線とを用いて行われる。ビット線は、配線負荷を十分に小さくした配線であり、主にメモリセルの微少電荷の読み出しおよび書き込みに使用される。データ線は、主にメモリアレイ上に配線された、配線負荷がビット線に比べて非常に大きな配線であり、ビット線と入出力端子との間のデータ転送に使用される。
図11は、半導体記憶装置の一般的な構成を示す図である。図11に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセル11を含む複数のメモリセル群10a〜10n、複数のセンスアンプ12a〜12n、複数の列選択スイッチ13a〜13n、データ線選択スイッチ21、22、ライトバッファ23、および、リードアンプ24を備えている。このうちメモリセル群10a〜10n、センスアンプ12a〜12n、および、列選択スイッチ13a〜13nは、メモリアレイを構成し、データ線選択スイッチ21、22、ライトバッファ23、および、リードアンプ24は、周辺回路20を構成する。例えば、メモリセル群10aに含まれるメモリセル11と入出力端子DIN、DOUTとの間のデータ転送は、メモリセル群10a内部に設けられたビット線BL0a〜BL3aと、メモリアレイ上を横断するグローバルデータ線DL0、DL1と、周辺回路20内部に設けられたローカルデータ線LDLとを用いて行われる。
大容量かつ高速な半導体記憶装置を構成するためには、配線負荷の大きなデータ線を高速に動作させる必要がある。従来、データ線を高速に動作させる方法として、論理的には1本のデータ線を実際には2本の配線(以下、データ線対という)で構成し、データ線対を流れる相補データの差分を検知して増幅する方法が広く用いられている。図11に示すビット線BL0a〜BL3a、グローバルデータ線DL0、DL1、および、ローカルデータ線LDLは、いずれも、このようなデータ線対によって構成されている。以下、データ線対のプリチャージ方式について説明する。
図12は、従来の半導体記憶装置の構成を示す図である。図12には、主に、図11に示す周辺回路20の詳細な構成が示されている。図12において、メモリセル11は、1ビットのデータを記憶するセルである。センスアンプ12は、メモリセル11に接続されたビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3上のデータを増幅する。ライトバッファ23は、入力端子DINから入力されたデータを、ローカルデータ線対LDL/NLDL、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1、および、ビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3を経由して、メモリセル11に書き込む。リードアンプ24は、メモリセル11から読み出され、センスアンプ12で増幅された、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1およびローカルデータ線対LDL/NLDL上のデータを高速に増幅する。
データ線選択スイッチ21、22は、データ線選択信号DLSW0、DLSW1に従い、2対のグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1の高々一方と、ローカルデータ線対LDL/NLDLとを接続する。列選択スイッチ13は、列選択信号CSW0、CSW1に従い、2対のビット線対(例えば、BL0/NBL0、BL1/NBL1)の高々一方と、グローバルデータ線対(例えば、DL0/NDL0)とを接続する。
半導体記憶装置9は、データ線対をプリチャージするために、入出力信号1ビットごとに3個のプリチャージ回路91〜93を備えている。プリチャージ回路91〜93は、いずれも、プリチャージ制御信号EQDLに従い、信号線をプリチャージする。より詳細には、プリチャージ回路91はグローバルデータ線対DL0/NDL0を、プリチャージ回路92はグローバルデータ線対DL1/NDL1を、プリチャージ回路93はローカルデータ線対LDL/NLDLを、それぞれプリチャージする。このように、半導体記憶装置9は、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路と、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路とを備えている。
図13を参照して、半導体記憶装置9におけるデータ線のプリチャージ方式について説明する。ここでは、時刻Taにおいて、ビット線対BL0/NBL0に接続されたメモリセル11(以下、メモリセルM0という)に対してデータ「0」を書き込むコマンド(WRITEコマンド)が入力され、時刻Tbにおいて、ビット線対BL3/NBL3に接続されたメモリセル11(以下、メモリセルM3という)からデータを読み出すコマンド(READコマンド)が入力された場合について説明する。
時刻Taより前では、半導体記憶装置9は、コマンド待機状態にある。コマンド待機状態では、データ線選択信号DLSW0、DLSW1は非活性状態(ハイレベル)に、列選択信号CSW0、CSW1も非活性状態(ローレベル)に制御される。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに切り離された状態となる。また、コマンド待機状態では、プリチャージ制御信号EQDLは、活性状態(ローレベル)に制御される。したがって、コマンド待機状態では、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに切り離された状態で個別に、プリチャージ回路91〜93によってハイレベルにプリチャージされる。
時刻TaにWRITEコマンドが入力されると、半導体記憶装置9は、コマンド待機状態からコマンド実行状態に遷移する。この場合、プリチャージ制御信号EQDLは非活性状態(ハイレベル)に変化し、これに伴い、プリチャージ回路91〜93は動作を停止する。したがって、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のプリチャージは解除され、これらの信号線は入力データを書き込み可能な状態となる。
WRITEコマンドで指定されたアドレスをデコードした結果、データ線選択信号DLSW0が活性状態(ローレベル)に、列選択信号CSW0も活性状態(ハイレベル)に変化する。これに加えて、ワード線WL0が活性状態に変化するので、メモリセルM0はビット線対BL0/NBL0に接続される。これにより、メモリセルM0に記憶されていたデータ(例えば「1」)は、センスアンプ12で増幅された後に、ビット線対BL0/NBL0上に読み出される。ライトバッファ23は、ビット線対BL0/NBL0上に読み出されたデータ「1」を、WRITEコマンドで指定されたデータ「0」に書き換える。この時点で、半導体記憶装置9は、書き込み処理を完了する。
書き込み処理が完了した後、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、次の動作に備えるために、再びプリチャージされる。これらの信号線をプリチャージする間、データ線選択信号DLSW0、DLSW1は非活性状態に制御される。したがって、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに切り離された状態で個別にプリチャージされる。
次に、時刻TbにREADコマンドが入力されると、半導体記憶装置9は、WRITEコマンド入力時と同様に、コマンド待機状態からコマンド実行状態に遷移する。この場合も、プリチャージ制御信号EQDLは非活性状態に変化し、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のプリチャージは解除される。
READコマンドで指定されたアドレスをデコードした結果、データ線選択信号DLSW1が活性状態(ローレベル)に、列選択信号CSW1も活性状態(ハイレベル)に変化する。これに加えて、ワード線WL0が活性状態に変化するので、メモリセルM3はビット線対BL3/NBL3に接続される。これにより、メモリセルM3に記憶されていたデータ(例えば「0」)は、センスアンプ12で増幅された後に、ビット線対BL3/NBL3上に読み出される。このデータは、グローバルデータ線対DL1/NDL1およびローカルデータ線対LDL/NLDL上を伝送され、リードアンプ24に到達する。リードアンプ24は、メモリセルM3から読み出されたデータを再び増幅し、出力端子DOUTから出力する。この時点で、半導体記憶装置9は、読み出し処理を完了する。
読み出し処理が完了した後、書き込み処理完了時と同様に、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、次の動作に備えるために、再びプリチャージされる。
このように、半導体記憶装置9は、メモリセルと入出力端子との間でデータ転送を行うために、ビット線対と2種類のデータ線対(ローカルデータ線対とグローバルデータ線対)とを備えており、2種類のデータ線対は、データ線選択スイッチ21、22によって切り離された状態で個別にプリチャージされる。このように複数の部分に分けてデータ線対をプリチャージすることにより、各部分の配線負荷を軽減し、データ線を高速にプリチャージすることができる。以上に述べたデータ線対のプリチャージ方式は、メモリセルと入出力端子との間のデータ転送を高速化する方法として、一般に用いられている。
一方、データ線対のプリチャージに関する他の方式としては、半導体記憶装置の内部に、データ線対用の電源回路と、センスアンプ用の電源回路とを設けることにより、内部電源を外部電源から分離する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法によれば、センスアンプ動作時の電流消費によって電源レベルが変動したために、ビット線のハイレベルが変動した場合でも、これに追従してデータ線のプリチャージレベルが変動する。したがって、外部電源の変動の影響を受けることなく、ビット線対とデータ線対との間のデータ転送を誤りなく高速に行うことができる。
特開2000−30455号公報
しかしながら、従来の半導体記憶装置は、グローバルデータ線対のそれぞれとローカルデータ線対とに対応して、プリチャージ回路を備えている。このため、プリチャージ制御信号の充放電電流により、プリチャージ回路の個数が多いほど、半導体記憶装置の消費電力が増大する。また、レイアウト時にはビット線ピッチで決められた幅でプリチャージ回路を配置するが、プリチャージ回路の個数が多くなると、レイアウト面積が増大する。
例えば、2対のビット線対に対応して1対のグローバルデータ線対を設け、4対のビット線対に対応して1対のローカルデータ線対を設けた半導体記憶装置(図12)では、入出力信号1ビットごとに3個のプリチャージ回路が必要となる。このため、この半導体記憶装置では、3個のプリチャージ回路の分だけ、消費電力とレイアウト面積が増大する。消費電力とレイアウト面積が増大することは、システムオンチップに含まれる混載DRAMなどのように、入出力データ幅が大きい半導体記憶装置では、特に深刻な問題となる。
それ故に、本発明は、プリチャージ回路の個数を削減することにより、低消費電力かつ小面積の半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の半導体記憶装置は、階層的に構成されたデータ線を備えた半導体記憶装置であって、互いに直交する第1および第2の方向に配置された複数のメモリセルと、第1の方向に並べて配置され、第2の方向に並んだメモリセルを一括して選択する複数のワード線と、第2の方向に並べて配置され、第1の方向に並んだメモリセルに共通して接続された複数のビット線と、ビット線上の信号を増幅する複数のセンスアンプと、外部から入力されたデータをメモリセルに書き込む書き込み回路と、メモリセルから読み出されたデータを外部に出力する読み出し回路と、一以上のビット線に対応して設けられた複数のグローバルデータ線と、二以上のグローバルデータ線に対応して設けられ、書き込み回路および読み出し回路に接続されたローカルデータ線と、グローバルデータ線に対応して設けられ、グローバルデータ線とローカルデータ線との接続状態を切り換える複数のデータ線選択スイッチと、グローバルデータ線に対応して設けられ、与えられた制御信号に従って動作する複数のプリチャージ回路とを備え、コマンド待機状態では、すべてのデータ線選択スイッチは接続状態にあり、すべてのプリチャージ回路が動作することを特徴とする。
これにより、グローバルデータ線に対応したプリチャージ回路のみを設けた半導体記憶装置においても、データ線選択スイッチを好適な態様で制御することにより、ローカルデータ線およびグローバルデータ線を正しくプリチャージすることができる。よって、プリチャージ回路の個数を削減することにより、半導体記憶装置のレイアウト面積と消費電力を削減することができる。
この場合、コマンド実行状態では、コマンド実行に必要なデータ線選択スイッチは接続状態を維持し、残余のデータ線選択スイッチは開放状態となり、すべてのプリチャージ回路は動作を停止してもよい。
これにより、コマンド実行に必要なグローバルデータ線はローカルデータ線に接続されたままとなる。よって、接続状態を切り換えるための時間をなくし、アクセス時間を短縮することができる。
より好ましくは、読み出しコマンド実行状態では、読み出し回路がデータの取り込みを行っている間、読み出しコマンド実行に不要なデータ線選択スイッチは開放状態となってもよい。
これにより、グローバルデータ線の配線負荷を低減した状態でデータの取り込みを行うことにより、読み出し回路におけるデータの取り込み時間を短縮することができる。
あるいは、コマンド実行状態では、コマンド実行に必要なデータ線選択スイッチは接続状態を維持し、残余のデータ線選択スイッチは開放状態となり、コマンド実行に必要なグローバルデータ線に対応したプリチャージ回路は動作を停止し、残余のプリチャージ回路は動作を継続してもよい。
これにより、コマンド実行に不要なデータ線はプリチャージされた状態を維持するので、コマンド実行に不要なデータ線のプリチャージ電流を削減することができる。よって、半導体記憶装置の消費電力を削減することができる。
あるいは、半導体記憶装置は、ビット線に対応して設けられ、グローバルデータ線とビット線との接続状態を切り換える複数の列選択スイッチをさらに備え、コマンド待機状態では、すべての列選択スイッチは開放状態となり、コマンド実行状態では、コマンド実行に必要な列選択スイッチは接続状態となり、残余の列選択スイッチは開放状態を維持してもよい。
これにより、コマンド実行に必要なセンスアンプだけを選択的に動作させて、センスアンプを流れる電流を削減することができる。よって、半導体記憶装置の消費電力を削減することができる。また、コマンド実行に不要なグローバルデータ線は、コマンド実行に必要なグローバルデータ線のシールド線としても機能する。よって、グローバルデータ線間のノイズ干渉を抑え、半導体記憶装置の誤動作を防ぐことができる。
より好ましくは、半導体記憶装置は、グローバルデータ線に対応して、ドレイン端子およびゲート端子がグローバルデータ線に接続され、ソース端子がプリチャージ回路と同じ電源に接続されたクランプ用トランジスタをさらに備え、すべてのプリチャージ回路は、同じタイミングで動作してもよい。
これにより、プリチャージ回路を簡単な方法で制御した場合でも、コマンド実行に不要なデータ線を、コマンド実行に必要なデータ線のシールド線として効果的に機能させることができる。
また、データ線選択スイッチとプリチャージ回路とが、同一電導型のトランジスタによって構成されていてもよい。
これにより、素子分離領域を設ける必要がなくなるので、周辺回路のレイアウト面積を削減することができる。
本発明の第2の半導体記憶装置は、階層的に構成されたデータ線を備えた半導体記憶装置であって、互いに直交する第1および第2の方向に配置された複数のメモリセルと、第1の方向に並べて配置され、第2の方向に並んだメモリセルを一括して選択する複数のワード線と、第2の方向に並べて配置され、第1の方向に並んだメモリセルに共通して接続された複数のビット線と、ビット線上の信号を増幅する複数のセンスアンプと、外部から入力されたデータをメモリセルに書き込む書き込み回路と、メモリセルから読み出されたデータを外部に出力する読み出し回路と、一以上のビット線に対応して設けられた複数のグローバルデータ線と、二以上のグローバルデータ線に対応して設けられ、書き込み回路および読み出し回路に接続されたローカルデータ線と、グローバルデータ線に対応して設けられ、グローバルデータ線とローカルデータ線との接続状態を切り換える複数のデータ線選択スイッチと、ローカルデータ線に対応して設けられ、与えられた制御信号に従って動作するプリチャージ回路とを備え、コマンド待機状態では、すべてのデータ線選択スイッチは接続状態にあり、プリチャージ回路が動作することを特徴とする。
これにより、ローカルデータ線に対応したプリチャージ回路のみを設けた半導体記憶装置においても、データ線選択スイッチを好適な態様で制御することにより、ローカルデータ線およびグローバルデータ線を正しくプリチャージすることができる。よって、プリチャージ回路の個数を削減することにより、半導体記憶装置のレイアウト面積と消費電力を削減することができる。特に、プリチャージ回路の個数を大幅に削減できるので、プリチャージ回路のサイズがレイアウトのボトルネックとなることがない。よって、最小のビット線ピッチでビット線を配置することが可能となり、メモリアレイのレイアウト面積を削減することができる。
この場合、コマンド実行状態からコマンド待機状態に遷移する前に、プリチャージ回路が動作し、すべてのデータ線選択スイッチが時分割で一時的に接続状態となってもよい。
これにより、1個のプリチャージ回路がローカルデータ線と複数のグローバルデータ線とを一括してプリチャージすることを防止し、従来と同程度の駆動能力を有するプリチャージ回路を使用することができる。また、同時にプリチャージされるデータ線の配線負荷を削減し、ピーク電流増加による電圧降下を抑制することができる。
あるいは、半導体記憶装置は、ビット線に対応して設けられ、グローバルデータ線とビット線との接続状態を切り換える複数の列選択スイッチをさらに備え、コマンド待機状態では、すべての列選択スイッチは開放状態となり、コマンド実行状態では、コマンド実行に必要な列選択スイッチは接続状態となり、残余の列選択スイッチは開放状態を維持してもよい。
これにより、コマンド実行に必要なセンスアンプだけを選択的に動作させて、センスアンプを流れる電流を削減することができる。よって、半導体記憶装置の消費電力を削減することができる。また、コマンド実行に不要なグローバルデータ線は、コマンド実行に必要なグローバルデータ線のシールド線としても機能する。よって、グローバルデータ線間のノイズ干渉を抑え、半導体記憶装置の誤動作を防ぐことができる。
より好ましくは、半導体記憶装置は、グローバルデータ線に対応して、ドレイン端子およびゲート端子がグローバルデータ線に接続され、ソース端子がプリチャージ回路と同じ電源に接続されたクランプ用トランジスタをさらに備えていてもよい。
これにより、コマンド実行に不要なデータ線を、コマンド実行に必要なデータ線のシールド線として効果的に機能させることができる。
本発明の半導体記憶装置によれば、ローカルデータ線とグローバルデータ線とを用いてデータ線を階層的に構成し、ローカルデータ線またはグローバルデータ線のいずれか一方に対応したプリチャージ回路のみを設けた場合でも、データ線選択スイッチを好適な態様で制御することにより、ローカルデータ線とグローバルデータ線とを正しくプリチャージすることができる。したがって、プリチャージ回路の個数を削減することにより、レイアウト面積と消費電力を削減し、アクセス時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して、本発明の第1〜第3の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を説明する。各実施形態では、主に、図11に示す周辺回路20の詳細について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図1に示す半導体記憶装置1は、メモリセル11、センスアンプ12、列選択スイッチ13、データ線選択スイッチ21、22、ライトバッファ23、リードアンプ24、および、プリチャージ回路31、32を備えている。また、半導体記憶装置1は、ワード線WL0、ビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3、ローカルデータ線対LDL/NLDL、および、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1を備えている。図1に示す構成要素のうち、メモリセル11、センスアンプ12、および、列選択スイッチ13は、メモリアレイを構成し、データ線選択スイッチ21、22、ライトバッファ23、リードアンプ24、および、プリチャージ回路31、32は、周辺回路を構成する。グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、主にメモリセルアレイ上に設けられ、ローカルデータ線対LDL/NLDLは、周辺回路の内部に設けられる。
図1において、メモリセル11は、1ビットのデータを記憶するセルである。メモリセル11は、2次元状に、すなわち、互いに直交する行方向および列方向に並べて配置される。以下、回路構成を示す図面では、便宜上、図面の縦方向を行方向、図面の横方向を列方向と呼ぶ。図1では、ワード線WL0とビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3との交点に1個ずつ、全部で4個のメモリセル11が配置されている。なお、図1では、図面を簡略化するために、メモリセル11が4個だけ記載されているが、一般に半導体記憶装置では、複数のワード線と複数のビット線対との交点に1個ずつ、全体では多数のメモリセル11が配置される。
センスアンプ12は、ビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3に対応して設けられ、各ビット線対上の信号を増幅する。ライトバッファ23は、入力端子DINから入力されたデータを、ローカルデータ線対LDL/NLDL、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1、および、ビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3を経由して、メモリセル11に書き込む。リードアンプ24は、メモリセル11から読み出され、センスアンプ12で増幅された、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1およびローカルデータ線対LDL/NLDL上のデータを高速に増幅する。
データ線選択スイッチ21、22、および、列選択スイッチ13は、コマンド実行状態では、4個のメモリセル11のうちの1個と、入力端子DIN(書き込み時)または出力端子DOUT(読み出し時)とを接続する。より詳細には、データ線選択スイッチ21は、データ線選択信号DLSW0に従い、ローカルデータ線対LDL/NLDLとグローバルデータ線対DL0/NDL0との接続状態を切り換える。データ線選択スイッチ22は、データ線選択信号DLSW1に従い、ローカルデータ線対LDL/NLDLとグローバルデータ線対DL1/NDL1との接続状態を切り換える。列選択スイッチ13は、列選択信号CSW0、CSW1に従い、2対のビット線対(例えば、BL0/NBL0、BL1/NBL1)と、グローバルデータ線対(例えば、DL0/NDL0)との接続状態を切り換える。データ線選択スイッチ21、22および列選択スイッチ13によって、4個のメモリセル11のうちから1個のメモリセルが選択され、選択されたメモリセルと入出力端子DIN、DOUTとの間のデータ転送が可能となる。なお、これらのスイッチは、与えられた制御信号が活性状態であるときに接続状態となり、制御信号が非活性状態であるときに開放状態になるものとする。
半導体記憶装置1は、データ線対をプリチャージするために、入出力信号1ビットごとに2個のプリチャージ回路31、32を備えている。プリチャージ回路31、32は、いずれも、プリチャージ制御信号EQDLに従い、信号線をプリチャージする。より詳細には、プリチャージ回路31は、グローバルデータ線対L0/NL0に対応して設けられ、プリチャージ制御信号EQDLに従い、主にグローバルデータ線対L0/NL0をプリチャージする。一方、プリチャージ回路32は、グローバルデータ線対L1/NL1に対応して設けられ、プリチャージ制御信号EQDLに従い、主にグローバルデータ線対L1/NL1をプリチャージする。半導体記憶装置1は、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路のみを備え、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えていない。このため、ローカルデータ線対LDL/NLDLのプリチャージは、後述するように、プリチャージ回路31、32によって行われる。
図2を参照して、半導体記憶装置1におけるデータ線のプリチャージ方式について説明する。ここでは、時刻Taにおいて、メモリセルM0(ワード線WL0とビット線対BL0/NBL0との交点に配置されたメモリセル11)に対してデータ「0」を書き込むWRITEコマンドが入力され、時刻Tbにおいて、メモリセルM3(ワード線WL0とビット線対BL3/NBL3との交点に配置されたメモリセル11)からデータを読み出すREADコマンドが入力された場合について説明する。なお、以下に示すタイミングチャート(図3、図5、図7)は、いずれも、上記と同様に2種類のコマンドが入力された場合についてのものである。
時刻Taより前では、半導体記憶装置1は、コマンド待機状態にある。コマンド待機状態では、データ線選択信号DLSW0、DLSW1は活性状態(ローレベル)に、列選択信号CSW0、CSW1は非活性状態(ローレベル)に制御される。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに接続される。一方、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、ビット線対BL0/NBL0〜BL3/NBL3とは切り離される。また、コマンド待機状態では、プリチャージ制御信号EQDLは、活性状態(ローレベル)に制御される。したがって、コマンド待機状態では、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに接続された状態で、プリチャージ回路31、32によって一括してハイレベルにプリチャージされる。
時刻TaにWRITEコマンドが入力されると、半導体記憶装置1は、コマンド待機状態からコマンド実行状態に遷移する。この場合、プリチャージ制御信号EQDLは非活性状態(ハイレベル)に変化し、これに伴い、プリチャージ回路31、32は動作を停止する。したがって、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のプリチャージは解除され、これらの信号線は入力データを書き込み可能な状態となる。
WRITEコマンドで指定されたアドレスをデコードした結果、コマンド実行に必要なデータ線選択信号DLSW0は活性状態(ローレベル)を維持するが、それ以外のデータ線選択信号DLSW1は非活性状態(ハイレベル)に変化する。また、コマンド実行に必要な列選択信号CSW0は活性状態(ハイレベル)に変化するが、それ以外の列選択信号CSW1は非活性状態(ローレベル)を維持する。これに加えて、ワード線WL0が活性状態に変化するので、メモリセルM0はビット線対BL0/NBL0に接続される。これにより、メモリセルM0に記憶されていたデータ(例えば「1」)は、センスアンプ12で増幅された後に、ビット線対BL0/NBL0上に読み出される。ライトバッファ23は、ビット線対BL0/NBL0上に読み出されたデータ「1」を、WRITEコマンドで指定されたデータ「0」に書き換える。この時点で、半導体記憶装置1は、書き込み処理を完了する。
メモリセルM0に対する書き込みを行っている間、コマンド実行に不要なグローバルデータ線対DL1/NDL1は、列選択スイッチ13を介して、ビット線対BL2/NBL2に対応したセンスアンプ12に接続されている。このため、このセンスアンプ12は、ワード線WL0とビット線対BL2/NBL2との交点に設けられたメモリセル11(以下、メモリセルM2という)からビット線対BL2/NBL2上に読み出されたデータを、グローバルデータ線対DL1/NDL1の配線負荷を含めて増幅する。
書き込み処理が完了した後、データ線選択信号DLSW0、DLSW1および列選択信号CSW0、CSW1は、コマンド待機状態と同じ値に戻る。より詳細には、データ線選択信号DLSW1は活性状態(ローレベル)に、列選択信号CSW0は非活性状態(ローレベル)に変化する。また、データ線選択信号DLSW1の変化とほぼ同時に、プリチャージ制御信号EQDLは、活性状態(ハイレベル)に変化する。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに接続された状態で、プリチャージ回路31、32によって一括してプリチャージされる。
次に、時刻TbにREADコマンドが入力されると、半導体記憶装置1は、WRITEコマンド入力時と同様に、コマンド待機状態からコマンド実行状態に遷移する。この場合も、プリチャージ制御信号EQDLは非活性状態に変化し、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のプリチャージは解除される。
READコマンドで指定されたアドレスをデコードした結果、コマンド実行に必要なデータ線選択信号DLSW1は活性状態(ローレベル)を維持するが、それ以外のデータ線選択信号DLSW0は非活性状態(ハイレベル)に変化する。また、コマンド実行に必要な列選択信号CSW1は活性状態(ハイレベル)に変化するが、それ以外の列選択信号CSW0は非活性状態(ローレベル)を維持する。これに加えて、ワード線WL0が活性状態に変化するので、メモリセルM3はビット線対BL3/NBL3に接続される。これにより、メモリセルM3に記憶されていたデータ(例えば「0」)は、センスアンプ12で増幅された後に、ビット線対BL3/NBL3上に読み出される。このデータは、グローバルデータ線対DL1/NDL1およびローカルデータ線対LDL/NLDL上を伝送され、リードアンプ24に到達する。リードアンプ24は、メモリセルM3から読み出されたデータを再び増幅し、出力端子DOUTから出力する。この時点で、半導体記憶装置は、読み出し処理を完了する。
読み出し処理が完了した後、書き込み処理完了時と同様に、データ線選択信号DLSW0は活性状態(ローレベル)に、列選択信号CSW1は非活性状態(ローレベル)に変化する。また、データ線選択信号DLSW0の変化とほぼ同時に、プリチャージ制御信号EQDLは活性状態(ハイレベル)に変化する。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに接続された状態で、プリチャージ回路31、32によって一括してプリチャージされる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置1は、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えているが、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えていない。また、コマンド待機状態では、データ線選択スイッチ21、22は接続状態にあり、プリチャージ回路31、32はプリチャージ動作を行う。これにより、コマンド待機状態において、ローカルデータ線対およびグローバルデータ線対は、互いに接続された状態で一括してプリチャージされる。したがって、半導体記憶装置1によれば、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えることなく、ローカルデータ線対およびグローバルデータ線対を正しくプリチャージすることができる。よって、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路の分だけ、周辺回路のレイアウト面積を削減することができる。例えば、0.13μmプロセスを用いて試作した、ある半導体記憶装置では、従来の半導体記憶装置と比べて、周辺回路のレイアウト面積を約10%削減することができた。
また、半導体記憶装置1では、ローカルデータ線対は、複数のグローバルデータ線対に対応して設けられており、グローバルデータ線対に対応して設けられた複数のプリチャージ回路によってプリチャージされる。したがって、1個のプリチャージ回路によってローカルデータ線対をプリチャージする場合よりも、プリチャージの際の負荷を軽減し、プリチャージ期間のオーバーヘッドを削減することができる。また、プリチャージ回路を削減することにより、プリチャージ制御信号の本数を減らせるので、半導体記憶装置の消費電力を削減することもできる。
また、半導体記憶装置1では、コマンド実行状態においては、データ線選択信号DLSW0、DLSW1のうち、コマンド実行に必要なほうの信号は活性状態を維持するので、データ線選択スイッチ21、22が接続状態に変化した後、ライトバッファ23あるいはリードアンプ24が活性化するまでの間に、タイミングマージンを設ける必要がない。したがって、コマンド入力からデータ出力までのアクセス時間を短縮することができる。例えば、0.13μmプロセスを用いて試作した上記半導体記憶装置では、従来の半導体記憶装置と比べて、アクセス時間を約5%短縮することができた。
次に、図3を参照して、データ線の別のプリチャージ方式について説明する。図3に示すプリチャージ方式を採用した場合、半導体記憶装置1では、リードアンプ24がデータの取り込みを行っている間、データ線選択スイッチ21、22のうちREADコマンド実行に不要なスイッチは、開放状態となる。図3において、時刻Tbより前の時間帯(すなわち、コマンド待機状態、および、WRITEコマンド実行状態)では、各信号線は図2と同じように変化するので、ここではその説明を省略する。
時刻TbにREADコマンドが入力さると、読み出し完了までは、各信号線は、図2と同じように変化する。すなわち、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のプリチャージは、解除される。READコマンドで指定されたアドレスをデコードした結果、データ線選択信号DLSW0は非活性状態に、列選択信号CSW1は活性状態に変化する。また、ワード線WL0が活性状態に変化するので、メモリセルM3はビット線対BL3/NBL3に接続される。これにより、メモリセルM3に記憶されていたデータ(例えば「0」)は、センスアンプ12で増幅された後に、ビット線対BL3/NBL3上に読み出され、グローバルデータ線対DL1/NDL1およびローカルデータ線対LDL/NLDL上を経由してリードアンプ24に到達する。リードアンプ24は、このデータを再び増幅し、出力端子DOUTから出力する。
図3に示すプリチャージ方式では、リードアンプ24が活性化され、データの取り込みを開始するのとほぼ同時に、データ線選択信号DLSW1は非活性状態(ハイレベル)に、列選択信号CSW1も非活性状態(ローレベル)に変化し、プリチャージ制御信号EQDLは活性状態(ローレベル)に変化する。このとき、データ線選択信号DLSW0は非活性状態(ハイレベル)を維持しているので、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに切り離された状態となる。したがって、プリチャージ回路31はグローバルデータ線対DL0/NDL0のみを、プリチャージ回路32はグローバルデータ線対DL1/NDL1のみをそれぞれプリチャージする。
次に、リードアンプ24がデータの取り込みを完了した後、データ線選択信号DLSW0、DLSW1は、再び活性状態(ローレベル)に変化する。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに接続された状態となり、プリチャージ回路31、32は、主にローカルデータ線対LDL/NLDLをプリチャージする。このように図3に示すプリチャージ方式では、ローカルデータ線対LDL/NLDLとグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1とは、別の時間帯でプリチャージされる。
以上に示すように、図3に示すプリチャージ方式を採用した場合、半導体記憶装置1では、リードアンプ24がデータの取り込みを行っている間、データ線選択スイッチ21、22のうちREADコマンド実行に不要なスイッチは、開放状態となる。このようにグローバルデータ線の配線負荷を低減した状態でデータの取り込みを行うことにより、リードアンプ24におけるデータラッチ時間を短縮することができる。
また、リードアンプ24がデータ出力を行っている間に、グローバルデータ線対をプリチャージすることにより、グローバルデータ線対のプリチャージ時間をアクセス時間に吸収することができる。特に、グローバルデータ線の負荷が重く、ローカルデータ線の負荷が軽くなるようにデータ線を分割した場合には、この効果は顕著なものとなる。また、ローカルデータ線対とグローバルデータ線対のプリチャージ期間をずらすことにより、プリチャージに必要な電流のピーク値を分散することができる。したがって、局所的な電源ドロップによる動作不具合を防止することもできる。
なお、図3に示すプリチャージ方式では、リードアンプ24の活性化とほぼ同時に、データ線選択信号DLSW0、DLSW1が非活性状態に変化することとしたが、データ出力が完了するまでにグローバルデータ線対がプリチャージされ、かつ、ローカルデータ線対とグローバルデータ線対とが別の時間帯にプリチャージされる限り、データ線選択信号DLSW0、DLSW1は、図3に示すタイミング以外のタイミングで変化してもよい。
なお、本実施形態では、図2および図3に示すプリチャージ方式において、データ線をハイレベルにプリチャージすることとしたが、データ線をローレベルにプリチャージしてもよく、あるいは、データ線に対して1/2・Hプリチャージを実行してもよい。
また、本実施形態では、2対のグローバルデータ線対に対応して1対のローカルデータ線対を設けることとしたが、例えば、4対のグローバルデータ線対に対応して1対のローカルデータ線対を設けてもよい。また、グローバルデータ線対とローカルデータ線対の配線負荷が比較的小さい場合には、複数のグローバルデータ線対に対応して1個のプリチャージ回路を設けてもよい。例えば、2対のグローバルデータ線対に対応して1個のプリチャージ回路を設ければ、プリチャージ回路をさらに削減することができる。
また、本実施形態では、データ線選択スイッチ21、22およびプリチャージ回路31、32は、同一電導型のトランジスタ(図1では、Pチャネルトランジスタ)によって構成されている。このように、同一電導型のトランジスタを使用することにより、素子分離領域が不要となるので、周辺回路のレイアウト面積を小さくすることができる。なお、データ線選択スイッチ21、22およびプリチャージ回路31をNチャネルトランジスタで構成してもよく、データ線選択スイッチ21、22をCMOSで構成してもよいことは言うまでもない。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図4に示す半導体記憶装置2は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置1(図1)からプリチャージ回路31、32を削除し、プリチャージ回路33を追加したものである。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
半導体記憶装置2は、データ線対をプリチャージするために、入出力信号1ビットごとに1個のプリチャージ回路33を備えている。プリチャージ回路33は、ローカルデータ線対LDL/NLDLに対応して設けられ、プリチャージ制御信号EQDLに従い、信号線をプリチャージする。半導体記憶装置は、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路のみを備え、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えていない。このため、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のプリチャージは、後述するように、プリチャージ回路33によって行われる。
図5を参照して、半導体記憶装置2におけるデータ線のプリチャージ方式について説明する。半導体記憶装置2では、書き込み完了後および読み出し完了後に、データ線選択信号DLSW0、DLSW1が、時分割で一時的に活性状態になる。書き込み完了時の動作と読み出し完了時の動作は同じであるので、以下では、書き込み完了時の動作について説明する。
書き込みが完了した後、まず、列選択信号CSW0が非活性状態(ローレベル)に変化する。次に、データ線選択信号DLSW0が非活性状態(ハイレベル)に、データ線選択信号DLSW1が活性状態(ローレベル)に変化し、これとほぼ同時に、プリチャージ制御信号EQDLが活性状態(ローレベル)に変化する。これにより、グローバルデータ線対DL1/NDL1は、ローカルデータ線対LDL/NLDLに接続され、グローバルデータ線対DL0/NDL0は、ローカルデータ線対LDL/NLDLから切り離される。したがって、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL1/NDL1は、互いに接続された状態で、プリチャージ回路33によって一括してプリチャージされる。これに対して、グローバルデータ線対DL0/NDL0は、この時点ではプリチャージされない。
ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL1/NDL1を所定時間だけプリチャージした後、データ線選択信号DLSW0は活性状態(ローレベル)に、データ線選択信号DLSW1は非活性状態(ハイレベル)に変化する。これにより、グローバルデータ線対DL0/NDL0は、ローカルデータ線対LDL/NLDLに接続され、グローバルデータ線対DL1/NDL1は、ローカルデータ線対LDL/NLDLから切り離される。したがって、これ以降、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0は、互いに接続された状態で、プリチャージ回路33によって一括してプリチャージされる。この間、グローバルデータ線対DL1/NDL1は、プリチャージされた状態を維持する。
ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0を所定時間だけプリチャージした後、データ線選択信号DLSW1は活性状態(ローレベル)に変化する。これにより、半導体記憶装置2は、コマンド待機状態に戻る。コマンド待機状態では、必要であれば、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、互いに接続された状態で、プリチャージ回路33によって一括してプリチャージされる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置2は、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えているが、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えていない。また、コマンド待機状態では、データ線選択スイッチ21、22は接続状態にあり、プリチャージ回路33はプリチャージ動作を行う。このため、半導体記憶装置2では、コマンド待機状態において、ローカルデータ線対およびグローバルデータ線対は、互いに接続された状態で一括してプリチャージされる。したがって、半導体記憶装置2によれば、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路を備えることなく、ローカルデータ線対およびグローバルデータ線対を正しくプリチャージすることができる。よって、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路の分だけ、周辺回路のレイアウト面積を削減することができる。
また、一般に半導体記憶装置をレイアウトするときに、プリチャージ回路のワード線方向のサイズがボトルネックとなって、最小のビット線ピッチ(この値は、メモリセルのサイズ等によって定まる)でビット線を配置できないことがある。ところが、半導体記憶装置2に含まれるプリチャージ回路の個数は、従来の半導体記憶装置(図12)の1/3以下に削減されているので、従来の半導体記憶装置ではプリチャージ回路のサイズが問題となる場合でも、半導体記憶装置2ではプリチャージ回路のサイズが問題にならず、最小のビット線ピッチでビット線を配置することが可能となる。このように、周辺回路のレイアウト面積をプリチャージ回路の分だけ削減するだけでなく、ビット線ピッチを狭くして、メモリアレイの面積を大幅に削減することも可能となる。
また、半導体記憶装置2は、コマンド実行状態からコマンド待機状態に遷移する前に、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1を時分割でプリチャージする。これにより、1個のプリチャージ回路がローカルデータ線と複数のグローバルデータ線とを一括してプリチャージすることを防止し、従来と同程度の駆動能力を有するプリチャージ回路を使用することができる。また、同時にプリチャージされるデータ線の配線負荷を削減し、ピーク電流増加による電圧降下を抑制することができる。
なお、半導体記憶装置2では、グローバルデータ線対を時分割でプリチャージすることとしたが、グローバルデータ線対の配線負荷がプリチャージ回路の能力に対してそれほど大きくない場合には、必ずしも、グローバルデータ線を時分割でプリチャージする必要はない。また、この場合、コマンド実行状態からコマンド待機状態に遷移する前に、ローカルデータ線対およびグローバルデータ線対を互いに切り離した状態で、先にローカルデータ線対のみをプリチャージし、その後に、ローカルデータ線対およびグローバルデータ線対を互いに接続した状態で、すべてのグローバルデータ線対を一括してプリチャージしてもよい。また、第1の実施形態と同様に、データ線をローレベルにプリチャージしてもよく、あるいは、データ線に対して1/2・Hプリチャージを実行してもよい。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図6に示す半導体記憶装置3は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置1(図1)に論理ゲート41を追加し、プリチャージ回路31、32を異なるプリチャージ制御信号で制御することとしたものである。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
半導体記憶装置3は、データ線対をプリチャージするために、入出力信号1ビットごとに2個のプリチャージ回路31、32を備えている。本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、プリチャージ回路31、32は、互いに異なる2本のプリチャージ制御信号に従い、信号線をプリチャージする。より詳細には、プリチャージ回路31は、プリチャージ制御信号EQDL0に従い、主にグローバルデータ線対L0/NL0をプリチャージする。プリチャージ回路32は、プリチャージ制御信号EQDL1に従い、主にグローバルデータ線対L1/NL1をプリチャージする。ローカルデータ線対LDL/NLDLのプリチャージは、第1の実施形態と同様に、プリチャージ回路31、32によって行われる。
論理ゲート41は、列選択スイッチ13の制御信号YW0〜YW3を出力する。例えば、制御信号YW0は、データ線選択信号DLSW0の否定と列選択信号CSW0の論理積であり、ビット線対BL0/NBL0に対応した列選択スイッチ13の制御信号となる。制御信号YW1〜YW3も、これと同様である。したがって、列選択スイッチ13は、列選択信号が活性状態(ハイレベル)で、かつ、データ線選択信号が活性状態(ローレベル)であるときに接続状態となり、それ以外のときは開放状態となる。
図7を参照して、半導体記憶装置3におけるデータ線のプリチャージ方式について説明する。図7に示すプリチャージ方式では、プリチャージ制御信号EQDL0は、グローバルデータ線対DL0/NDL0を必要とするコマンドの実行時(この例では、メモリセルM0に対するWRITEコマンド実行時)に非活性状態(ハイレベル)となり、それ以外の時には活性状態(ローレベル)となる。プリチャージ制御信号EQDL1は、グローバルデータ線対DL1/NDL1を必要とするコマンドの実行時(この例では、メモリセルM3に対するREADコマンド実行時)に非活性状態(ハイレベル)となり、それ以外の時には活性状態(ローレベル)となる。
また、制御信号YW0は、ビット線対BL0/NBL0に接続されたメモリセル11に対するコマンド実行時(この例では、メモリセルM0に対するWRITEコマンド実行時)において、列選択信号CSW0が活性状態(ハイレベル)であるときに限り、活性状態(ハイレベル)となる。制御信号YW3は、ビット線対BL3/NBL3に接続されたメモリセル11に対するコマンド実行時(この例では、メモリセルM3に対するREADコマンド実行時)において、列選択信号CSW1が活性状態(ハイレベル)であるときに限り、活性状態(ハイレベル)となる。なお、この例では、制御信号YW1、YW2は、コマンド待機状態およびコマンド実行状態のいずれにおいても、非活性状態(ローレベル)を維持する。
図7において、時刻Taより前のコマンド待機状態では、各信号線は、図2と同じ値に制御される。コマンド待機状態では、プリチャージ制御信号EQDL0、EQDL1は、いずれも、活性状態(ローレベル)に制御される。
時刻TaにWRITEコマンドが入力されると、プリチャージ制御信号EQDL0、EQDL1および制御信号YW0〜YW3を除く各信号線は、図2と同じように変化する。また、プリチャージ制御信号EQDL0は、図2に示すプリチャージ制御信号EQDLと同じように変化し、制御信号YW0は、図2に示す列選択信号CSW0と同じように変化する。したがって、半導体記憶装置3は、第1の実施形態と同様に、入力端子DINから入力されたデータをメモリセルM0に書き込むことができる。
この間、制御信号YW1〜YW3は、非活性状態(ローレベル)を維持し、プリチャージ制御信号EQDL1は、活性状態(ローレベル)を維持する。したがって、コマンド実行に不要なグローバルデータ線対DL1/NDL1は、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびセンスアンプ12から切り離されたまま、プリチャージされた状態を維持している。書き込み処理を完了し、制御信号YW0が非活性状態(ローレベル)に変化した後に、データ線選択信号DLSW1は活性状態(ローレベル)に変化し、プリチャージ制御信号EQDL0も活性状態(ローレベル)に変化する。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、次のコマンドに備えて、プリチャージされる。
時刻TbにREADコマンドが入力されると、WRITEコマンド入力時と同様に、プリチャージ制御信号EQDL0、EQDL1および制御信号YW0〜YW3を除く各信号線は、図2と同じように変化する。また、プリチャージ制御信号EQDL1は、図2に示すプリチャージ制御信号EQDLと同じように変化し、制御信号YW3は、図2に示す列選択信号CSW1と同じように変化する。したがって、半導体記憶装置3は、第1の実施形態と同様に、メモリセルM3から読み出したデータを出力端子DOUTから出力することができる。
この間、制御信号YW0〜YW2は、非活性状態(ローレベル)を維持し、プリチャージ制御信号EQDL0は、活性状態(ローレベル)を維持する。したがって、コマンド実行に不要なグローバルデータ線対DL0/NDL0は、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびセンスアンプ12から切り離されたまま、プリチャージされた状態を維持している。読み出し処理を完了し、制御信号YW3が非活性状態(ローレベル)に変化した後に、データ線選択信号DLSW0は活性状態(ローレベル)に変化し、プリチャージ制御信号EQDL1も活性状態(ローレベル)に変化する。これにより、ローカルデータ線対LDL/NLDLおよびグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1は、次のコマンドに備えて、プリチャージされる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置3では、アクセス対象となるメモリセルのアドレス情報に応じて、センスアンプ12とグローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1との接続状態が制御される。これにより、コマンド実行に必要なセンスアンプ12だけを選択的に動作させて、センスアンプ12を流れる電流を削減することができる。また、半導体記憶装置3では、コマンド実行に不要なデータ線はプリチャージされた状態を維持するので、コマンド実行に不要なデータ線のプリチャージ電流を削減することができる。これらのことから、半導体記憶装置の消費電力を削減することができる。
近年の半導体記憶装置では、大容量化に伴い、データ線の配線負荷は非常に大きくなっている。例えば、0.13μmプロセスを用いた半導体記憶装置では、データ線で消費される電力が、全体の消費電力の半分程度を占めるとも言われている。したがって、データ線で消費される電力を削減することは、半導体記憶装置の性能上、極めて重要である。
また、半導体記憶装置3では、負荷容量の大きいグローバルデータ線のうち、コマンド実行に不要なグローバルデータ線は、電源レベルにプリチャージされている。したがって、このグローバルデータ線は、局所的な平滑容量として機能し、補助的に電圧変動を抑制する役割を果たす。また、コマンド実行に不要なグローバルデータ線は、特定の電圧レベルに固定されているので、コマンド実行に必要なグローバルデータ線のシールド線としても機能する。これにより、グローバルデータ線間のノイズ干渉を抑え、半導体記憶装置の誤動作を防ぐことができる。また、第1の実施形態と同様に、プリチャージ回路の個数を削減することにより、半導体記憶装置の消費電力とレイアウト面積を削減できることは言うまでもない。
図8は、本発明の第3の実施形態の第1変形例に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図8に示す半導体記憶装置4は、図7に示す半導体記憶装置3にクランプ用トランジスタ42を追加し、プリチャージ回路31、32を同じプリチャージ制御信号で制御することとしたものである。半導体記憶装置4の構成要素のうち、半導体記憶装置3と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
半導体記憶装置4は、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1に対応したクランプ用トランジスタ42を備えている。クランプ用トランジスタ42のドレイン端子およびゲート端子は、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1に接続され、クランプ用トランジスタ42のソース端子は、プリチャージ回路31、32と同じ電源に接続される。クランプ用トランジスタ42には、コマンド実行時のデータ転送に影響を与えないように、十分小さい能力を有するトランジスタが使用される。半導体記憶装置4では、クランプ用トランジスタ42として、Pチャネルトランジスタが使用されている。
半導体記憶装置4におけるデータ線のプリチャージ方式は、図7を用いて説明した、半導体記憶装置3におけるデータ線のプリチャージ方式とほぼ同じである。ただし、両者は、以下の点で相違する。半導体記憶装置4では、プリチャージ回路31、32は、いずれも、プリチャージ制御信号EQDLによって制御される。このため、グローバルデータ線対DL0/NDL0、DL1/NDL1のうち、コマンド実行に不要な信号線対は、ハイインピーダンス状態となる。このハイインピーダンス状態をクランプ用トランジスタ42でクランプすることにより、コマンド実行に不要なグローバルデータ線の電圧がクランプ用トランジスタ42の閾値電圧Vtを超えると、当該グローバルデータ線には電流が供給される。したがって、プリチャージ回路31、32を異なるタイミングで制御しなくても、コマンド実行に不要なデータ線を、コマンド実行に必要なデータ線のシールド線として機能させることができる。
なお、ここまで、グローバルデータ線対に対応したプリチャージ回路のみを備えた半導体記憶装置に、論理ゲート41やクランプ用トランジスタ42を追加した半導体記憶装置について説明してきたが、ローカルデータ線対に対応したプリチャージ回路のみを備えた半導体記憶装置に、論理ゲート41やクランプ用トランジスタ42を追加してもよい。図9および図10に示す半導体記憶装置5、6は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置2(図4)に、論理ゲート41やクランプ用トランジスタ42を追加したものである。半導体記憶装置5、6は、それぞれ、半導体記憶装置3、4と同様の効果を奏する。
また、以上の説明では、クランプ用トランジスタ42としてPチャネルトランジスタを使用することとしたが、データ線のプリチャージ方式に応じて、クランプ用トランジスタ42としてNチャネルトランジスタを使用してもよい。また、第1および第2の実施形態と同様に、データ線をローレベルにプリチャージしてもよく、あるいは、データ線に対して1/2・Hプリチャージを実行してもよい。
また、半導体記憶装置の容量やビット構成などに応じて、第1〜第3の実施形態の特徴を任意に組み合わせて半導体記憶装置を構成してもてもよいことは言うまでもない。
本発明の半導体記憶装置は、低消費電力かつ小面積という特徴を有するので、ダイナミックランダムアクセスメモリなどの半導体記憶装置や、半導体記憶装置を内蔵した半導体集積回路に利用することができる。特に、消費電力に対する要求が厳しい、モバイル機器用の半導体記憶装置や半導体集積回路としての利用が有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の他のタイミングチャート 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第3の実施形態の第1変形例に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第3の実施形態の第2変形例に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第3の実施形態の第3変形例に係る半導体記憶装置の構成を示す図 半導体記憶装置の一般的な構成を示す図 従来の半導体記憶装置の構成を示す図 従来の半導体記憶装置のタイミングチャート
符号の説明
1、2、3、4、5、6…半導体記憶装置
11…メモリセル
12…センスアンプ
13…列選択スイッチ
21、22…データ線選択スイッチ
23…ライトバッファ
24…リードアンプ
31、32、33…プリチャージ回路
41…論理ゲート
42…クランプ用トランジスタ

Claims (11)

  1. 階層的に構成されたデータ線を備えた半導体記憶装置であって、
    互いに直交する第1および第2の方向に配置された複数のメモリセルと、
    前記第1の方向に並べて配置され、前記第2の方向に並んだ前記メモリセルを一括して選択する複数のワード線と、
    前記第2の方向に並べて配置され、前記第1の方向に並んだ前記メモリセルに共通して接続された複数のビット線と、
    前記ビット線上の信号を増幅する複数のセンスアンプと、
    外部から入力されたデータを前記メモリセルに書き込む書き込み回路と、
    前記メモリセルから読み出されたデータを外部に出力する読み出し回路と、
    一以上の前記ビット線に対応して設けられた複数のグローバルデータ線と、
    二以上の前記グローバルデータ線に対応して設けられ、前記書き込み回路および前記読み出し回路に接続されたローカルデータ線と、
    前記グローバルデータ線に対応して設けられ、前記グローバルデータ線と前記ローカルデータ線との接続状態を切り換える複数のデータ線選択スイッチと、
    前記グローバルデータ線それぞれ一つずつ設けられ、与えられた制御信号に従って動作する複数のプリチャージ回路とを備え、
    前記プリチャージ回路は、前記ローカルデータ線には設けられておらず、
    コマンド待機状態では、すべての前記データ線選択スイッチは接続状態にあり、すべての前記プリチャージ回路が動作することを特徴とする、半導体記憶装置。
  2. コマンド実行状態では、コマンド実行に必要な前記データ線選択スイッチは接続状態を維持し、残余の前記データ線選択スイッチは開放状態となり、すべての前記プリチャージ回路は動作を停止することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 読み出しコマンド実行状態では、前記読み出し回路がデータの取り込みを行っている間、読み出しコマンド実行に不要な前記データ線選択スイッチは開放状態となることを特徴とする、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. コマンド実行状態では、コマンド実行に必要な前記データ線選択スイッチは接続状態を維持し、残余の前記データ線選択スイッチは開放状態となり、コマンド実行に必要な前記グローバルデータ線に設けた前記プリチャージ回路は動作を停止し、残余の前記プリチャージ回路は動作を継続することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ビット線に対応して設けられ、前記グローバルデータ線と前記ビット線との接続状態を切り換える複数の列選択スイッチをさらに備え、
    コマンド待機状態では、すべての前記列選択スイッチは開放状態となり、
    コマンド実行状態では、コマンド実行に必要な前記列選択スイッチは接続状態となり、残余の前記列選択スイッチは開放状態を維持することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記グローバルデータ線に対応して、ドレイン端子およびゲート端子が前記グローバルデータ線に接続され、ソース端子が前記プリチャージ回路と同じ電源に接続されたクランプ用トランジスタをさらに備え、
    すべての前記プリチャージ回路は、同じタイミングで動作することを特徴とする、請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記データ線選択スイッチと前記プリチャージ回路とが、同一電導型のトランジスタによって構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  8. 階層的に構成されたデータ線を備えた半導体記憶装置であって、
    互いに直交する第1および第2の方向に配置された複数のメモリセルと、
    前記第1の方向に並べて配置され、前記第2の方向に並んだ前記メモリセルを一括して選択する複数のワード線と、
    前記第2の方向に並べて配置され、前記第1の方向に並んだ前記メモリセルに共通して接続された複数のビット線と、
    前記ビット線上の信号を増幅する複数のセンスアンプと、
    外部から入力されたデータを前記メモリセルに書き込む書き込み回路と、
    前記メモリセルから読み出されたデータを外部に出力する読み出し回路と、
    一以上の前記ビット線に対応して設けられた複数のグローバルデータ線と、
    二以上の前記グローバルデータ線に対応して設けられ、前記書き込み回路および前記読み出し回路に接続されたローカルデータ線と、
    前記グローバルデータ線に対応して設けられ、前記グローバルデータ線と前記ローカルデータ線との接続状態を切り換える複数のデータ線選択スイッチと、
    前記ローカルデータ線に設けられ、与えられた制御信号に従って動作するプリチャージ回路とを備え、
    前記プリチャージ回路は、前記グローバルデータ線には設けられておらず、
    コマンド待機状態では、すべての前記データ線選択スイッチは接続状態にあり、前記プリチャージ回路が動作することを特徴とする、半導体記憶装置。
  9. コマンド実行状態からコマンド待機状態に遷移する前に、前記プリチャージ回路が動作し、すべての前記データ線選択スイッチが時分割で一時的に接続状態となることを特徴とする、請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記ビット線に対応して設けられ、前記グローバルデータ線と前記ビット線との接続状態を切り換える複数の列選択スイッチをさらに備え、
    コマンド待機状態では、すべての前記列選択スイッチは開放状態となり、
    コマンド実行状態では、コマンド実行に必要な前記列選択スイッチは接続状態となり、残余の前記列選択スイッチは開放状態を維持することを特徴とする、請求項8に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記グローバルデータ線に対応して、ドレイン端子およびゲート端子が前記グローバルデータ線に接続され、ソース端子が前記プリチャージ回路と同じ電源に接続されたクランプ用トランジスタをさらに備えた、請求項10に記載の半導体記憶装置。
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