JP4212438B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

この発明は、食器洗い機に関する。
従来から、洗浄タンク内に収容された食器に向けて水(洗浄水)を噴射することにより食器を洗浄することができる食器洗い機が知られている。食器は、たとえば、食器洗い機の前面に形成された食器投入口を介して洗浄タンク内に出し入れされる。食器投入口は、たとえば、上下に並べて配置された2枚の開閉扉(上扉および下扉)により覆うことができるようになっている。食器投入口の周縁部にはパッキンが取り付けられていて、上扉および下扉を閉じた状態では、上扉および下扉がパッキンに押し当てられて、食器投入口が水密に閉じられるようになっている。
この種の食器洗い機の中には、下扉の開閉に連動して上扉が開閉するようになっているものがある(たとえば、特許文献1参照)。下扉を開くと、それに連動して上扉が食器投入口に対して前方に離れつつ上方にスライドするようにして洗浄タンクの上方に移動し、その内面(閉じたときに食器投入口に臨む面)が下方を向いた状態で前端部が後端部よりも低い姿勢となる。このような構成によれば、食器洗い機の上方のスペースが狭い場合でも上扉を良好に開くことができる。
特開2002−301003号公報
しかしながら、上記従来技術では、上扉が開いた状態で上扉の内面に付着している水が当該食器洗い機の天面に落下したり、上扉の前端部の任意の位置から食器投入口を介して洗浄タンク内に落下したりする場合がある。上扉の内面に付着している水が食器洗い機の天面に落下した場合には、天面を拭かなければならず面倒である。また、上扉の内面に付着している水が上扉の前端部の任意の位置から食器投入口を介して洗浄タンク内に落下した場合には、見た目が悪いだけでなく、食器の出し入れの際に上扉から落下する水が手にかかったり、上扉から落下する水が乾燥後の食器にかかって濡れてしまったりする場合がある。
また、食器洗い機の中には、洗浄タンク内の蒸気を機外に排出するための排気口が上扉に形成されているものがある。このような構成の場合、上扉を開いたときに排気口の周囲に付着している水(結露した水)が食器洗い機の天面に落下する場合がある。
一方で、食器投入口の周縁部にパッキンを設けることにより洗浄タンク内の水が機外に漏れるのを比較的容易に防止することができるものの、洗浄タンク内の蒸気が食器投入口から機外に漏れるのを防止するのは比較的困難であり、開閉扉の連動機構にがたが生じた場合などには、食器投入口から蒸気が機外に漏れやすい。したがって、食器投入口をより水密に閉じることができる食器洗い機が望まれている。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、食器投入口をより水密に閉じることができる食器洗い機を提供することである。
請求項記載の発明は、食器を収容するための洗浄タンク(4)と、上記洗浄タンクの前面に形成され、上記洗浄タンクに対して食器を出し入れするための食器投入口(5)と、上記食器投入口を覆うための2枚の開閉扉(6,7)であって、それぞれ閉じた状態で上記食器投入口に臨む内面(6A,7A)を有し、一方の開閉扉(7)の開閉に連動して他方の開閉扉(6)が上記食器投入口に対してスライドするように開閉する2枚の開閉扉と、上記他方の開閉扉の内面(の端部)に形成されたガイド部(37)と、上記食器投入口の周縁部に形成され、上記他方の開閉扉が閉じられる際に上記ガイド部が摺接する摺接面(36A,36B)とを含み、上記摺接面には、上記ガイド部を後方側に案内することにより、上記他方の開閉扉を閉じ位置に導くための傾斜面(36B)が備えられていることを特徴とする食器洗い機(1)である。
この構成によれば、一方の開閉扉を閉じると、他方の開閉扉のガイド部が摺接面に摺接して当該他方の開閉扉が閉じ位置側へと導かれた後、さらに当該ガイド部が傾斜面に沿って後方側に案内されて当該他方の開閉扉が閉じ位置に引き込まれる。したがって、2枚の開閉扉を連動させるための機構にがたが生じた場合などでも、開閉扉の内面が食器投入口の周縁部に取り付けられたパッキンに対してより強く押さえ付けられるので、食器投入口をより水密に閉じることができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る食器洗い機1の外観構成を示す正面図である。また、図2は、食器洗い機1の左側面図である。この食器洗い機1は、食器洗い機1内に収容された食器に向けて水(洗浄水)を噴射することにより食器の洗浄を行うことができるだけでなく、温風を導入して洗浄後の食器を乾燥させる機能も備えている。
図1および図2を参照して、食器洗い機1は、その外形が略直方体形状の筐体2により区画されている。この食器洗い機1は幅広タイプのものであって、筐体2は、その奥行きよりも幅の方が長く形成されている。筐体2の前面下部には、当該食器洗い機1の動作内容を設定したり、動作状況に関する表示を行ったりするための操作表示パネル3が配置されている。
筐体2内には、洗浄すべき食器を収容するための洗浄タンク4が配置されている(図2参照)。この洗浄タンク4の前面には、当該洗浄タンク4に対して食器を出し入れするための食器投入口5が形成されている。食器投入口5は、上方に向かうにつれて後退するように鉛直方向に対して所定角度だけ傾斜している。このように、食器投入口5がやや上方を向くような構成とすることにより、食器洗い機1の手前側上方から食器投入口5を介して洗浄タンク4に対する食器の出し入れを行いやすくすることができる。
食器投入口5は、2枚の開閉扉(上扉6および下扉7)により開閉することができるようになっている。上扉6は食器投入口5のほぼ上半分を覆うことができる一方、下扉7は食器投入口5のほぼ下半分を覆うことができる。下扉7の上端部の左右方向中央部には、当該下扉7を開閉する際にユーザが把持するための把持レバー8が配置されている。また、上扉6の上部の左右方向中央部には、上扉6および下扉7を閉じた状態で洗浄タンク4の内部を機外に連通する排気口9が左右に長く延びるように形成されていて、食器の洗浄時や乾燥時などには、排気口9を介して洗浄タンク4内の蒸気が機外に排出されるようになっている。
図3は、食器洗い機1の左側面図であって、上扉6および下扉7が開いた状態を示している。
上扉6および下扉7は、図示しない連動機構により互いに連結されていて、下扉7の開閉に連動して上扉6が開閉するようになっている。すなわち、図2に示すように上扉6および下扉7を閉じた状態で把持レバー8を把持し、この把持レバー8を下方に押し下げることにより、下扉7を閉じ位置でロックするためのロック機構(図示せず)のロックを解除した後、把持レバー8を引くことにより下扉7を手前下方に回動させることができるとともに、これに連動して上扉6を食器投入口5に沿って上方へとスライドさせることができる。
図3に示すように、下扉7は、最も開いた状態でその内面7A(閉じた状態で食器投入口5に臨む面)がほぼ水平になる。一方、上扉6は、下扉7が開くのに伴って食器投入口5に沿って前方に離れつつ上昇し、その上端から後方に向かって徐々に傾倒する。そして、上扉6が最も開いた状態では、その内面6Aが下方を向いた状態で、上扉6の前端部(下端部)が後端部(上端部)よりも若干低く傾いた姿勢となる。このように、上扉6が食器投入口5に対してスライドするようにして洗浄タンク4(筐体2)の上方に移動するような構成とすることにより、食器洗い機1の上方のスペースが狭い場合でも上扉6を良好に開くことができる。
洗浄タンク4内には、食器を保持するための食器かご(図示せず)が配置されている。この実施形態では、2つの食器かご(上かごおよび下かご)が、上下方向に一定間隔を空けて配置されている。上かごは、その左右両端部が洗浄タンク4の内面に摺動可能に取り付けられることにより、前後にスライド可能となっている。一方、下かごは、その底部に複数(たとえば、4つ)のローラが取り付けられていて、洗浄タンク4の底面および略水平に開かれた下扉7の内面7Aの上でローラを転動させることにより、下かごを前後にスライドさせることができるようになっている。
図4は、下かご10の構成を示す平面図である。
図4を参照して、下かご10の右側の部分(右端から3分の1程度の範囲)は、中皿や大皿などの比較的大きな皿を立てた状態で収容可能な大皿収容部10Aとなっている。また、下かご10の中央部から左側にかけての部分(左端から3分の2程度の範囲)は、茶碗、汁椀およびどんぶりなどの碗物を、横にして立てた状態で収容可能な碗収容部10Bとなっている。大皿収容部10Aと碗収容部10Bとの間には、前後方向に長尺な箸収容部10Cが配置されていて、この箸収容部10Cには、箸の他にスプーンやフォークなどを立てた状態で収容できるようになっている。
図5は、上扉6を内面6A側から見た図である。また、図6は、上扉6を上下方向(短手方向)に沿って切断したときの断面図である。
図5および図6を参照して、上扉6は、食器投入口5を開閉するための本体11と、この本体11の前面側(食器投入口5と反対側)を覆う透明カバー12とを備えている。本体11は、上扉6を閉じた状態で食器投入口5に臨む内面6Aを構成する内面板13と、本体11の外面(前面)を構成する外面板14とを備えている。内面板13は、たとえば、PP(polypropylene)により形成されていて、外面板14は、たとえば、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)により形成されている。
内面板13には、たとえば、前方に突出するように形成された環状突部15が備えられていて、この環状突部15の内面により排気口9が形成されている。外面板14および透明カバー12には、それぞれ、内面板13の環状突部15に対応する位置に開口16,17が形成されている。環状突部15は、各開口16,17に挿通されて、その先端が前方(透明カバー12の前面よりもやや前方)に張り出している。
透明カバー12は、たとえば、透明なAS(acrylonitrile styrene)により形成されている。この実施形態では、透明カバー12と本体11(外面板14)との間にシート(図示せず)が挟まれた状態で、透明カバー12が外面板14に対して前方から取り付けられている。シートは、たとえば、PET(polyethylene terephthalate)により0.2mm程度の厚さに形成された可撓性を有する部材であって、外面板14の表面(前面)に沿うように湾曲し、外面板14の表面全体を覆っている。シートは透明であって、その外面板14側の表面は、たとえば、所定の色でカラー印刷されている。
上扉6の内面6Aの左右両端部には、当該上扉6の上端部から下端部まで上下方向に延びる水封リブ18が突設されている。この水封リブ18は、洗浄タンク4内の水が食器投入口5から機外に漏れるのを防止するためのものである。この実施形態では、上扉6の内面の左右両端部には、水封リブ18だけでなく、水封リブ18が形成されている位置よりも中央寄りの位置に、当該上扉6の上端部から下端部まで上下方向に延びるラビリンスリブ19が突設されている。このラビリンスリブ19を設けることにより、洗浄タンク4内から水封リブ18側に向かう水をラビリンスリブ19で一旦阻止することができるので、食器投入口5から機外に水が漏れるのをより効果的に防止することができる。
上扉6の内面6Aには、排気口9の周囲に略矩形の収容凹部20が形成されていて、この収容凹部20内に排気口9の後方側を覆うための排気口カバー21が嵌め込まれている。この排気口カバー21の左右両側方における上扉6の内面6Aには、それぞれ、当該上扉6の左右両端部側に向かうにつれて下端部に近づくように傾斜した第1突条221が形成されている。排気口カバー21の下方における上扉6の内面6Aには、当該上扉6の左右方向中央部に頂点を有し、この頂点から当該上扉6の左右両端部側に向かうにつれて下端部に近づくように傾斜した略く字状(略山形)の3つの突条(第2突条222、第3突条223および第4突条224)が上下に並べて形成されている。第1〜第4突条221〜224は、それぞれ、上扉6の左右両端部側でラビリンスリブ19に接続されている。
上扉6は開いた状態で洗浄タンク4の上方に移動してその前端部(下端部)が後端部(上端部)よりも低い姿勢になるので、上扉6を開いた状態では、上扉6の内面6Aに付着した水が当該内面6Aを伝って前端部側に流れようとする。この上扉6の内面6Aを伝って前端部側に流れようとする水を第1〜第4突条221〜224によって上扉6の左右両端部に導いて、各ラビリンスリブ19の前端(下端)19Aから食器投入口5を介して洗浄タンク4内に落下させることができる。
したがって、上扉6の内面6Aに付着している水が食器洗い機1(筐体2)の天面に落下したり、上扉6の前端部の任意の位置から食器投入口5を介して洗浄タンク4内に落下したりするのを防止でき、上扉6に付着した水をより好適な位置に落下させることができる。なお、第1〜第4突条221〜224の高さを高くしたり、突条の本数を増やせば、より多くの水を上扉6の左右両端部に導くことができる。ただし、上扉6の内面6Aに付着した水を上扉6の左右両端部に導くような構成に限らず、左右いずれか一方の端部に導くような構成であってもよい。
この実施形態では、上扉6を開いた状態で、各ラビリンスリブ19の前端19Aが下かご10よりも外側の上方に位置し、各ラビリンスリブ19の前端19Aから洗浄タンク4内に落下した水は、図4において2点鎖線で示すように、下かご10の右前端部および左前端部の近傍(前方側のローラ10Dの近傍)に落下するようになっている。このように、各ラビリンスリブ19の前端19Aから落下した水が洗浄タンク4内における下かご10の周縁部近傍に落下するような構成とすることにより、落下した水が下かご10に保持されている食器にかかるのを防止できる。したがって、上扉6に付着した水をより好適な位置に落下させることができる。ただし、各ラビリンスリブ19の前端19Aから水が落下する位置は、下かご10の周縁部近傍の他の位置(下かご10の範囲内または下かご10よりも外側などであって食器のない部分)であってもよい。
図7は、排気口カバー21の構成を示す図である。図7(a)は、排気口カバー21を内側(排気口9側)から見た図であり、図7(b)は、図7(a)の矢印A−Aに沿った断面図である。
図6および図7を参照して、排気口カバー21は、上扉6の内面6Aに形成された収容凹部20内に嵌め込まれた状態で排気口9に対向する略矩形の対向板23と、この対向板23の4つの辺から上扉6側(排気口9側)にそれぞれ立ち上がった上側板24、下側板25、左側板26および右側板27とを含む。対向板23の内面(排気口9側の面)には、排気口9の左右および下方を取り囲むようにラビリンスリブ28が突設されていて、このラビリンスリブ28と上側板24とによって排気口9の後側を取り囲むことにより、洗浄タンク4内の水が排気口9から機外に漏れるのを防止できるようになっている。
左右側板26,27には、それぞれ、その先端から対向板23側に所定深さ(対向板23まで到達しない程度の深さ)まで略矩形の切欠き29が形成されている。また、上扉6の内面6Aには、排気口カバー21の左右側板26,27の各切欠き29に対向する部分に窪み30が形成されている(図5参照)。このような構成により、食器の洗浄時や乾燥時に洗浄タンク4内に生じた蒸気は、窪み30および切欠き29を介して排気口カバー21内に入り、排気口9から機外に排出される。
この実施形態では、排気口カバー21の左右側板26,27に形成された切欠き29が対向板23まで到達しない程度の深さとなっているので、対向板23と、各側板24〜27の切欠き29の下端縁に沿ったラインよりも対向板23側の部分とにより囲まれた空間が水溜め部31を構成している。すなわち、上扉6を開いた状態では、対向板23が下側にほぼ水平に位置した状態となり、排気口9の周囲に付着している水(結露した水)が上扉6を開いたときに落下した場合、その水が排気口カバー21で受け止められて水溜め部31に溜まることとなる。そして、水溜め部31に溜まった水は、その後に上扉6を閉じたときに洗浄タンク4内に落下させることができる。したがって、上扉6を開いたときに排気口9の周囲に付着している水が食器洗い機1(筐体2)の天面に落下するのを防止でき、上扉6に付着した水をより好適な位置に落下させることができる。
ただし、排気口カバー21の各側板24〜27により水溜め部31を構成するのではなく、たとえば、排気口カバー21の内面から上扉6側(排気口9側)に突出するリブを別個に設けて、このリブによって水溜め部を構成してもよい。
図8は、洗浄タンク4の正面図である。
図8を参照して、洗浄タンク4の食器投入口5の周縁部(上縁部32、左縁部33および右縁部34)には、上扉6および下扉7を閉じた状態でこれらの扉6,7の内面6A,7Aに密着して、洗浄タンク4内の水が食器投入口5から機外に漏れるのを防止するためのパッキン35が取り付けられている。食器投入口5の左右縁部33,34のパッキン35よりも外側には、上扉6を閉じたときに当該上扉6の左右両端部の下端部が対向する位置に、上下方向に延びるガイドリブ36が突設されている。ガイドリブ36の前面は、食器投入口5の左右縁部33,34に沿ってほぼ平行に延びる平行面36Aと、この平行面36Aの下端から下方に向かうにつれて後退する傾斜面36Bとを含む。一方、上扉6の内面6Aの左右両端下部には、当該上扉6を閉じるときにガイドリブ36に摺接させるための摺接突起37が、水封リブ18から左右方向に突出するように形成されている(図5参照)。
食器投入口5の上縁部32(パッキン35よりも外側)の左右両端部には、それぞれ上方に突出する係合突起38が形成されている。一方、上扉6の内面6Aの上端部左右両側には係合凹部39が形成されていて(図5参照)、上扉6を閉じたときに食器投入口5に沿って下方にスライドする上扉6の係合凹部39に係合突起38を係合させることができるようになっている。
図9〜図12は、上扉6および下扉7を閉じる際の態様について説明するための食器洗い機1の縦断面図である。
図9に示すように、下扉7を閉じていくと、これに連動して上扉6も閉じていき、下扉7よりも先に上扉6が食器投入口5に近接する。その後、下扉7がさらに閉じられると、連動する上扉6の摺接突起37の先端がガイドリブ36の傾斜面36Bに当接し(図10参照)、さらに下扉7が閉じられると、連動する上扉6の摺接突起37の先端がガイドリブ36の傾斜面36Bに沿って下方にスライドして、下扉7の上端部が上扉6の下端部に当接する(図11参照)。
この状態から下扉7がさらに閉じられると、図12に示すように、下扉7の上端部によって上扉6の下端部が押圧されることにより、摺接突起37の先端がガイドリブ36の傾斜面36Bの下端に到達するまで上扉6が下方に引き込まれ、上扉6が閉じ位置に到達する。このとき、上扉6の係合凹部39内に係合突起38が入り込んで上扉6がそれ以上スライドしないようになるとともに、上扉6が食器投入口5から離れる方向(前方)に移動しないように規制される。
上記のように、摺接突起37の先端がガイドリブ36の傾斜面36Bに沿って後方側に案内されて上扉6が閉じ位置に引き込まれるような構成とすることにより、上扉6および下扉7を連動させるための連動機構にがたが生じた場合などでも、上扉6の内面6Aが食器投入口5の周縁部に取り付けられたパッキン35(特に、上扉6を閉じる際のスライド方向上流側である食器投入口5の上縁部32に取り付けられたパッキン35)に対してより強く押さえ付けられるので、食器投入口5をより水密に閉じることができる。
また、摺接突起37の先端がガイドリブ36の平行面36Aから傾斜面36Bへと摺接して前方側から後方側に引き込まれるような構成とすることにより、摺接突起37の先端が平行面36Aに当接したときに、上扉6の内面6Aが食器投入口5の周縁部に取り付けられたパッキン35に当接しないようにすることができる。したがって、上扉6が閉じ位置の近傍に達するまでは、上扉6の内面6Aがパッキン35に摺接するのを防止できるので、パッキン35が摺れて劣化するのを防止できる。
さらに、上扉6を閉じたとき、係合突起38と係合凹部39との係合によって上扉6を閉じ位置に規制して、上扉6が食器投入口5から離れる方向に移動しないようにすることにより、上扉6を確実に閉じ位置に維持することができる。したがって、上扉6が変形したり、上扉6に外力が加わったりして、上扉6の食器投入口5に対する水密性が低下するのを防止できるので、食器投入口5をより水密に閉じることができる。
特に、上扉6を食器投入口5に沿ってスライドさせるような構成とした場合、上扉6を閉じた状態では、上扉6の下端部は下扉7の上端部によって後方に押圧されるものの、上扉6の上端部(下扉7と反対側の端部)が食器投入口5に対して離れる方向(前方)に移動しやすく、上扉6の上端部における水密性が低下しやすい。したがって、この実施形態のように係合突起38と係合凹部39との係合位置を上扉6の上端部とすることにより、水密性をより効果的に向上できる。
なお、上記の説明では摺接突起37がガイドリブ36の平行面36Aに当接していないが、上扉6が変形してしまった場合や連動機構にがたが生じた場合などには、上扉6を閉じたときに、摺接突起37をガイドリブ36の平行面36Aに当接させた後、当該平行面36Aから傾斜面36Bへと摺接突起37を摺接させることにより、上扉6を良好に下方へと引き込むことができる。
図13は、食器洗い機1の上部の縦断面を右側から見た図である。また、図14は、食器洗い機1の左前端部の横断面を上方から見た図である。
洗浄タンク4の左右両側板4Aの内面上部には、上かごを保持するためのかご保持部材40が取り付けられている。左右のかご保持部材40は同様の構成を有しているので、図13および図14を参照して、左側のかご保持部材40の構成についてのみ説明する。
かご保持部材40は、左側板4Aの内面の上部全体を覆っていて、上かごの左側縁部と係合して前後方向にスライド可能に保持するための2つのレール41が、上下方向に一定の間隔を空けて平行に配置されている。このような構成によれば、上下に並ぶ2つのレール41のいずれに上かごを係合させるかによって、上かごの高さを2段階に切り替えることができる。
図6に示すように、上扉6のラビリンスリブ19の上端部には、窪み42が形成されている。このような構成により、上扉6を食器投入口5に沿ってスライドさせて開閉するときでも、上扉6のラビリンスリブ19が食器投入口5の上縁部32に取り付けられたパッキン35に摺接するのを防止できるので、パッキン35が摺れて劣化するのを防止できる。このようにラビリンスリブ19の上端部に窪み42を形成した場合、洗浄タンク4内の水が水封リブ18に直接かかることとなり、この部分における水密性が低下するおそれがある。そこで、かご保持部材40の前上端部には、上扉6のラビリンスリブ19の窪み42に対応する形状のラビリンスリブ43が形成されている。このラビリンスリブ43によって、洗浄タンク4内の水が水封リブ18に直接かかるのを防止できるので、食器投入口5をより水密に閉じることができる。
ラビリンスリブ43の上端部には、前後方向に延び、その前端部が斜め下方に傾斜するように略く字状に屈曲した庇部44が水平方向に突設されている。この庇部44により、洗浄タンク4内の水がラビリンスリブ43の上方の隙間から水封リブ18側に浸入するのを防止することができる。したがって、洗浄タンク4内の水が水封リブ18に直接かかるのをより効果的に防止できるので、食器投入口5をさらに水密に閉じることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である
この発明の一実施形態に係る食器洗い機の外観構成を示す正面図である。 食器洗い機の左側面図である。 食器洗い機の左側面図であって、上扉および下扉が開いた状態を示している。 下かごの構成を示す平面図である。 上扉を内面側から見た図である。 上扉を上下方向(短手方向)に沿って切断したときの断面図である。 排気口カバーの構成を示す図である。 洗浄タンクの正面図である。 上扉および下扉を閉じる際の態様について説明するための食器洗い機の縦断面図である。 上扉および下扉を閉じる際の態様について説明するための食器洗い機の縦断面図である。 上扉および下扉を閉じる際の態様について説明するための食器洗い機の縦断面図である。 上扉および下扉を閉じる際の態様について説明するための食器洗い機の縦断面図である。 食器洗い機の上部の縦断面を右側から見た図である。 食器洗い機の左前端部の横断面を上方から見た図である。
符号の説明
1 食器洗い機
4 洗浄タンク
5 食器投入口
6 上扉
6A 内面
7 下扉
7A 内面
9 排気口
10 下かご
18 水封リブ
19 ラビリンスリブ
21 排気口カバー
221〜224 第1〜第4突条
23 対向板
24 上側板
25 下側板
26 左側板
27 右側板
29 切欠き
31 水溜め部
36A 平行面
36B 傾斜面
37 摺接突起
38 係合突起

Claims (1)

  1. 食器を収容するための洗浄タンクと、
    上記洗浄タンクの前面に形成され、上記洗浄タンクに対して食器を出し入れするための食器投入口と、
    上記食器投入口を覆うための2枚の開閉扉であって、それぞれ閉じた状態で上記食器投入口に臨む内面を有し、一方の開閉扉の開閉に連動して他方の開閉扉が上記食器投入口に対してスライドするように開閉する2枚の開閉扉と、
    上記他方の開閉扉の内面に形成されたガイド部と、
    上記食器投入口の周縁部に形成され、上記他方の開閉扉が閉じられる際に上記ガイド部が摺接する摺接面とを含み、
    上記摺接面には、上記ガイド部を後方側に案内することにより、上記他方の開閉扉を閉じ位置に導くための傾斜面が備えられていることを特徴とする食器洗い機。
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