JP4211868B2 - 起泡性水中油型乳化物 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーキ等のトッピングやサンド等に用いられる起泡性水中油型乳化物(当該乳化物を起泡したものがホイップクリーム)に関する。更に詳しくは、食感、口溶け、風味に優れており、且つ高い乳化安定性、ホイップ性を有する起泡性水中油型乳化物に関する。
ホイップクリームの食感、口溶けを改良するにあたり、従来では澱粉、乳化剤、増粘多糖類やセルロース等を使用していた。しかし、多量に添加しなければ、有意な食感、口溶けを得ることは出来ず、そのために澱粉、乳化剤、増粘多糖類、セルロース自体の風味が影響し、期待する優れた風味ものを得るには限界があった。特許文献1ではプルラン、セルロースを使用したり、特許文献2でのゼラチン、カラギーナンを使用したものがそれらにあたる。本発明は油脂に着目し、特定の油脂を特定の油脂分の範囲内において、特定の量使用することによって食感、口溶け、風味に優れた起泡性水中油型乳化物を提供することが可能となったものである。本発明で使用する油脂とはS2L型トリグリセリド(但し、式中のSはステアリン酸及びパルミチン酸、Lはリノール酸)であるが、この種の油脂を使用している文献として特許文献3や特許文献4があるが、前者はホイップタイムが極端に短く、乳化安定性に優れた起泡性水中油型乳化物を提供しており、後者はチョコレートの持つ独特の風味を有する水中油型乳化物を提供しており、何れも本発明よりもS2L型トリグリセリドの使用量が多く、本発明のような少量使用ではない。又、本発明が提供するような食感、口溶け、風味を有するものの開示は全く見られなかった。
特開平7−236443号公報 特開平5−000063号公報 特開平6−98678号公報 特開平5−30911号公報
本発明の目的は、食感、口溶け、風味に優れており、且つ高い乳化安定性、ホイップ性を有する起泡性水中油型乳化物を提供する事にある。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、水中油型乳化物の油脂分に応じて油脂分中に特定の油脂、S2L型トリグリセリドを特定量それも添加物的な少量の使用によって、本発明の目的を達成し、本発明を完成するに至った。即ち本発明の第1は、油脂、無脂乳固形分及び水を含む水中油型乳化物であって、該水中油型乳化物中の油脂分をX%、該油脂分中のS2L型トリグリセリド(Sはステアリン酸、パルミチン酸を示し、Lはリノール酸を示す)の量をY%とし、該XとYが
(A)10≦X≦45
(B)8/900×(X−45) 2 +0.8<Y<8/900×(X−45) 2 +8
を満たし、かつ水中油型乳化物中のS2L型トリグリセリドの量が0.4〜2.4%である起泡性水中油型乳化物である。第2は、油脂のSFCが10℃において50〜95の範囲の油脂である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物である。第3は、S2L型トリグリセリドがS2L型トリグリセリドを40%以上含有するS2L含有油脂由来である、 請求項1記載の起泡性水中油型乳化物である。
本発明により、食感特にみずみずしい食感を有し、口溶け、風味に優れており、且つ高い乳化安定性、ホイップ性を有する起泡性水中油型乳化物を提供することが可能になった。
本発明の起泡性水中油型乳化物は、油脂、無脂乳固形分及び水を含む水中油型乳化物であって、流動状態の乳化物であり、”ホイップ用クリーム”と呼ばれたりもする。これを泡立器具、または専用のミキサーを用いて空気を抱き込ませるように攪拌したとき、俗に”ホイップドクリーム”または”ホイップクリーム”と称される、起泡状態を呈するものとなる。
本発明の起泡性水中油型乳化物は、油脂、無脂乳固形分及び水を含む水中油型乳化物であって、油脂分中のS2L型トリグリセリド(但し、式中のSはステアリン酸St、パルミチン酸Pを示し、Lはリノール酸を示す)の含有量が0.8〜18%と少量であり、好ましくは、油脂分中のS2L型トリグリセリドの量Y%が、油脂分X%が、10<=X<=45の範囲内において、Y=8/900×(X−45)2+8より小さく、Y=8/900×(X−45)2+0.8より大きいことが好ましい。S2L型トリグリセリドの量が少ないと使用効果が乏しくなり、多いと起泡性、保形性が悪くなったり、食感が重たいものとなる。
本発明でいうS2L型トリグリセリドとは、Sはステアリン酸St、パルミチン酸Pの飽和脂肪酸であり、Lはリノール酸の多価不飽和脂肪酸であり、Lがα位に結合したSSL、β位に結合したSLS及びそれらの混合物のいずれでもよいが β位に結合したSLSが好ましい。
そして、S2L型トリグリセリドの量Yは、Y=Ys+Ypで表わせれ、YsはSt2L型トリグリセリドの量を表わし、YpはP2L型トリグリセリドの量を表わす。
S2L型トリグリセリドはリノール酸を多く含む油脂、例えばサフラワー油、ひまわり油、コーン油、菜種油、大豆油とりわけ前2者の油脂を飽和脂肪酸(ステアリン酸、パルミチン酸)に富むエステル又は脂肪酸と公知の方法でエステル交換し、必要に応じて分別を行うことにより得られる。
又、S2L型トリグリセリドを多く含む油脂例えば綿実油等から分別し高濃度に含有するS2L含有油脂を使用するのが好ましく、濃度としては40%以上含有するのが好ましい。
本発明ではS2L型トリグリセリドの量が添加物的な使用であるが、起泡性水中油型乳化物全体の概ね数%以下の使用であり、好ましくは0.4〜4.0%であり、更に好ましくは0.4〜3.5%であり、最も好ましくは0.4〜3.0%である。
しかしながら、S2L型トリグリセリドの量は、油脂分X%の範囲内において変動するものであって、先に挙げた、油脂分中のS2L型トリグリセリドの量Y%が、油脂分X%が、10<=X<=45の範囲内において、Y=8/900×(X−45)2+8より小さく、Y=8/900×(X−45)2+0.8より大きいことが好ましい、が優先するのは当然のことである。
S2L型トリグリセリドの由来は、S2L型トリグリセリドを高濃度に含有するS2L含有油脂を使用するのが好ましく、全油脂中のS2L型トリグリセリドの40%以上がS2L含有油脂由来であるのが好ましい。
本発明の起泡性水中油型乳化物の油脂分X%は10〜45%、好ましくは12〜45%、更に好ましくは15〜45%である。油脂分が上限を超える場合には、起泡性水中油型乳化物がボテ(可塑化状態)易くなり、下限未満では起泡性、保形性が悪化する傾向になる。
油脂分X%が、10〜45%の範囲内において、油脂分中のS2L型トリグリセリドの量、Y%が、上記の式、Y=8/900×(X−45)2+8より小さく、Y=8/900×(X−45)2+0.8より大きいことを満たすのであるが、Y%が、Y=8/900×(X−45)2+8、更にY=1/160×(X−45)2+8より小さいことが好ましい。
この式は、全油脂中におけるS2L型トリグリセリドの含有量が少量であることを意味し、油脂分が10〜30%の低油分と30〜45%の高油分において、S2L型トリグリセリドの含有量が少量ではあるが、低油分では高く、高油分では低いことを意味する。
Y%が、Y=8/900×(X−45)2+8より大きい場合は、低油脂分においては起泡性、保形性が悪くなり、高油脂分においては食感が重たいものとなる。また、Y=8/900×(X−45)2+0.8より小さい場合はS2L型トリグリセリドの使用効果が乏しいものとなる。
上記の式、油脂分X%と油脂分中のS2L型トリグリセリドの量Y%の関係については、数多くの試行錯誤を繰り返し得られた実験値に基づく経験則であります。
本発明の起泡性水中油型乳化物の油脂は、油脂のSFCが10℃において50〜95の範囲の油脂であることが好ましい。低い場合は起泡性、保形性が悪化する傾向になり、高い場合は食感が重たいものとなる。
油脂のSFCが10℃において50〜95の範囲の油脂は、上記S2L型トリグリセリドを含有する油脂はもちろんのこと、動植物性油脂及びそれらの硬化油脂の単独又は2種以上の混合物或いはこれらのものに種々の化学処理又は物理処理を施し得ることができる。かかる油脂としては、大豆油、綿実油、コーン油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、菜種油、米ぬか油、ゴマ油、カポック油、ヤシ油、パーム核油、乳脂、ラード、魚油、鯨油等の各種の動植物油脂及びそれらの硬化油、分別油、エステル交換油等の加工油脂が例示できる。
本発明での乳脂は、牛乳、生クリーム、バター等の乳由来の乳脂はもちろんのこと、これらの原料を加工処理して得られるバターオイルも含むのもである。
油脂のSFC(固体脂含量)の測定法は、IUPAC2.150(Solid Content Determination in Fats by NMR)に準じて行なった。
本発明の無脂乳固形分としては、牛乳の全固形分から乳脂肪分を差し引いた成分をいい、生乳、牛乳、脱脂乳、生クリーム、濃縮乳、無糖練乳、加糖練乳、全脂粉乳、脱脂粉乳、バターミルクパウダー、ホエー蛋白、カゼイン、カゼインナトリウム等の乳由来の原料が例示でき、無脂乳固形分が1〜14重量%が好ましく、さらに好ましくは2〜12重量%、最も好ましくは4〜10重量%である。無脂乳固形分が少ない場合は、水中油型乳化物の乳化安定性が悪くなり、乳味感も少なくなって風味が悪くなる。多い場合は、水中油型乳化物の粘度が高くなり、コストも高くなり、量に見合った効果が得難くなる。
本発明の起泡性水中油型乳化物については、乳化剤、塩類、糖類、安定剤、香料、着色料、保存料も含むことが出来る。糖類としては、澱粉、澱粉分解物、少糖類、二糖類、単糖類、糖アルコール、セルロース、イヌリン等が例示でき、これらの単独又は2種以上混合使用するのが好ましい。更に糖類が澱粉、澱粉分解物、少糖類、セルロース、イヌリンから選ばれてなる1種又は2種以上であることが、甘味の低減と風味のスッキリ感で好ましい。
本発明の乳化剤は、起泡性水中油型乳化物を調整する際に通常使用する乳化剤を適宜選択使用することが出来る。例えば、レシチン、モノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の合成乳化剤が例示でき、これらの乳化剤の中から1種又は2種以上を選択して適宜使用することが出来る。
本発明の起泡性水中油型乳化物については、各種塩類を使用するのが好ましく、ヘキサメタリン酸塩、第2リン酸塩、クエン酸ナトリウム、、ポリリン酸塩、重曹等を単独又は2種以上混合使用することが好ましい。
本発明の起泡性水中油型乳化物は、オーバーランが50〜140%、好ましくは60〜130%、更に好ましくは70〜110%であることが好ましい。オーバーランが高すぎる場合には食感が軽くなりすぎたり、風味の乏しいものとなる傾向がある。オーバーランが低すぎる場合には、本発明の目的とする風味、口溶け感が得難くなる。
上記したように、油脂として特異なS2L型トリグリセリドを起泡性水中油型乳化物に使用することによって、特異な結晶状態を形成することによって高い乳化安定性と良好なホイップ性状が得られ、ホイップされた起泡状態のものは、食感、口溶け、風味に優れたものとなると推察している。
本発明の起泡性水中油型乳化物の製造法としては、油脂、無脂乳固形分及び水を主要原料に、適宜乳化剤、塩類等の原料を混合後、予備乳化、殺菌又は滅菌処理し均質化処理することにより得ることができる。起泡性水中油型乳化物の保存性の点で滅菌処理することが好ましい。具体的には、各種原料を60〜70℃で20分間予備乳化した後(乳化装置はホモミキサー)、必要により0〜250Kg/cm2の条件下にて均質化(乳化装置は均質機)する。次いで超高温瞬間殺菌処理(UHT)した後、再度、0〜300Kg/cm2の条件化にて均質化し、冷却後、約24時間エージングする。
超高温瞬間(UHT)殺菌には、間接加熱方式と直接加熱方式の2種類があり、間接加熱処理する装置としてはAPVプレート式UHT処理装置(APV株式会社製)、CP-UHT滅菌装置(クリマティー・パッケージ株式会社製)、ストルク・チューブラー型滅菌装置(ストルク株式会社製)、コンサーム掻取式UHT滅菌装置(テトラパック・アルファラベル株式会社製)等が例示できるが、特にこれらにこだわるものではない。また、直接加熱式滅菌装置としては、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)、ユーペリゼーション滅菌装置(テトラパック・アルファラバル株式会社製)、VTIS滅菌装置(テトラパック・アルファラバル株式会社製)、ラギアーUHT滅菌装置(ラギアー株式会社製)、パラリゼーター(パッシュ・アンド・シルケーボーグ株式会社製)等のUHT滅菌装置が例示でき、これらの何れの装置を使用してもよい。
以下に本発明の実施例を示し本発明をより詳細に説明するが、本発明の精神は以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中、%及び部は重量基準を意味する。特に、添加剤の添加順序或いは油相を水相へ又は水相を油相へ加える等の乳化順序が以下の例示によって限定されるものではないことは言うまでもない。また、結果については以下の方法で評価した。
A 水中油型乳化物のボテテスト(水中油型乳化物の安定性)を評価した。
ボテテスト:水中油型乳化物を100ml容ビーカーに50g採り、20℃で2時間インキュベートし、その後5分間、横型シェーカーを用い、振動させ、水中油型乳化物のボテの発生の有無を確認した。
B 水中油型乳化物を起泡させた場合の評価方法
(1)ホイップタイム:水中油型乳化物1kg、グラニュー糖80g添加し、ホバードミキサー(HOBART CORPORATION製 MODEL N−5)3速(300rpm)にてホイップし、最適起泡状態に達するまでの時間。
(2)オーバーラン:[(一定容積の水中油型乳化物重量)ー(一定容積の起泡後の起泡物重量)]÷(一定容積の起泡後の起泡物重量)×100
(3)保形性、離水:造花した起泡物を15℃で24時間保存した場合の美しさを調べる。優れている順に、「良好」、「可」、「不可」の三段階にて評価をつける。
(4)風味、食感、口溶け:専門パネラーに20名により、優れている順に「良好」、「可」、「不可」の三段階にて評価を行い、平均化した評価を結果とした。
実験例1;S2L含有油脂の調製(1)
サフラワー油20部、ステアリン酸80部を1,3位特異性を有するリパーゼを用いてエステル交換し、蒸留によりエチルエステル部を除去し、S2L含有油脂(1)を得た。
実験例2;S2L含有油脂の調製(2)
綿実油:アセトン=20:80の比率の混合物を混合溶解し、攪拌しながら混合物を−10℃まで冷却し、30分保持し結晶を析出させた。その後、減圧濾過して結晶部と液状部に分画した。
得られた結晶部は常法によりアセトンを除去し、更に常法により脱色、脱臭し、S2L含有油脂(2)を得た。
実験例3
起泡性水中油型乳化物の調製に使用したS2L含有油脂(1)、S2L含有油脂(2)、パーム中融点部、大豆パーム混合硬化油、菜種パーム混合硬化油について、液体クロマトグラフィー法、ガスクロマトグラフィー法を用いてSt2L、P2L量を求め、結果を表1に纏めた。
Figure 0004211868
実施例1
パーム中融点部(融点34℃)13部、S2L含有油脂(1)2部にレシチン0.2部、グリセリン脂肪酸エステル0.1部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水68.9部に脱脂粉乳5.5部、デキストリン10部、ショ糖脂肪酸エステル0.1部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調製する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、油脂分が15重量%と低油分であるにもかかわらず、みずみずみずしい食感であった。結果を表2に纏めた。実施例1の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例2
パーム中融点部(融点34℃)9部、精製ヤシ油18部、菜種パーム混合硬化油4部、S2L含有油脂(1)4部にレシチン0.1部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水58.9部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.3部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、みずみずしい食感であり、乳味が良く感じられた。結果を表2に纏めた。実施例2の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例3
パーム中融点部(融点34℃)5.5部、硬化ヤシ油5.5部、菜種パーム混合硬化油5部、S2L含有油脂(1)1部、乳脂20部にレシチン0.2部、グリセリン脂肪酸エステル0.1部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水56.8部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.2部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、みずみずしい食感であり、乳味が良く感じられた。結果を表2に纏めた。実施例3の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例4
パーム中融点部(融点34℃)9部、硬化ヤシ油8部、菜種パーム混合硬化油4部、S2L含有油脂(2)4部、乳脂15部にレシチン0.1部、グリセリン脂肪酸エステル0.05部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水54.0部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、みずみずしい食感であり、乳味が良く感じられた。結果を表2に纏めた。実施例4の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例5
パーム中融点部(融点34℃)9部、硬化ヤシ油8部、菜種パーム混合硬化油5.5部、S2L含有油脂(1)2.5部、乳脂15部にレシチン0.1部、グリセリン脂肪酸エステル0.05部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水54.0部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、みずみずしい食感であり、乳味が良く感じられた。結果を表2に纏めた。実施例5の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例6
パーム中融点部(融点34℃)3部、硬化ヤシ油3.5部、菜種パーム混合硬化油3部、S2L含有油脂(1)0.5部、乳脂31部にレシチン0.1部、グリセリン脂肪酸エステル0.05部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水52.7部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、みずみずしい食感であり、乳味が良く感じられた。結果を表2に纏めた。実施例6の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例7
パーム中融点部(融点34℃)2.5部、硬化ヤシ油3部、菜種パーム混合硬化油2.5部、S2L含有油脂(1)2部、乳脂31部にレシチン0.1部、グリセリン脂肪酸エステル0.05部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水53.0部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であり、みずみずしい食感であり、乳味が良く感じられた。結果を表2に纏めた。実施例7の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
実施例8
大豆パーム混合硬化油24部、精製ヤシ油10部、S2L含有油脂(1)1部、乳脂10部にレシチン0.3部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水48.9部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは可であり、油脂分が45%と高油分であるにもかかわらず、ネタつきがなく、みずみずしい食感であった。結果を表2に纏めた。実施例8の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
表2に実施例1〜実施例8の結果を纏めた。
Figure 0004211868
比較例1
パーム中融点部(融点34℃)15部にレシチン0.2部、グリセリン脂肪酸エステル0.1部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水68.9部に脱脂粉乳5.5部、デキストリン10部、ショ糖脂肪酸エステル0.1部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調製する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味は良好であるが、食感・口溶けは不可であった。結果を表3に纏めた。比較例1の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
比較例2
パーム中融点部(融点34℃)10部、S2L含有油脂(1)5部にレシチン0.2部、グリセリン脂肪酸エステル0.1部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水68.9部に脱脂粉乳5.5部、デキストリン10部、ショ糖脂肪酸エステル0.1部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調製する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・食感・口溶けは良好であったが、15℃の保形性、離水が不可であった。結果を表3に纏めた。比較例2の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
比較例3
パーム中融点部(融点34℃)8部、精製ヤシ油16.5部、菜種パーム混合硬化油3.5部、S2L含有油脂(1)7部にレシチン0.1部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水58.9部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.3部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・口溶けは良好であったが、食感が重たく不可であった。結果を表3に纏めた。比較例3の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
比較例4
硬化ヤシ油6.5部、菜種パーム混合硬化油3部、S2L含有油脂(1)0.5部、乳脂31部にレシチン0.1部、グリセリン脂肪酸エステル0.05部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水53.0部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・口溶けは良好であったが、食感がみずみずしさに欠け不可であった。結果を表3に纏めた。比較例4の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
比較例5
大豆パーム混合硬化油24部、精製ヤシ油10.5部、S2L含有油脂(1)0.5部、乳脂10部にレシチン0.3部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水48.9部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・口溶けは可であったが、食感がみじみずしさに欠け不可であった。結果を表3に纏めた。比較例5の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
比較例6
大豆パーム混合硬化油18部、精製ヤシ油8部、S2L含有油脂(1)9部、乳脂10部にレシチン0.3部を添加混合溶解し油相とする。これとは別に水48.9部に脱脂粉乳5.5部、ショ糖脂肪酸エステル0.15部、クエン酸ナトリウム0.2部を溶解し水相を調整する。上記油相と水相を65℃で30分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、145℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、100Kg/cm2 の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この乳化物を上記のホイップ方法に従って評価した。風味・口溶けは可であったが、食感が重たく不可であった。結果を表3に纏めた。比較例6の油脂分とS2L型トリグリセリド含量を図1のグラフに示した。
表3に比較例1〜比較例6の結果を纏めた。
Figure 0004211868
本発明は、食感、口溶け、風味に優れており、且つ高い乳化安定性、ホイップ性を有する起泡性水中油型乳化物に関するものである。
油脂分と油脂分中のS2L型トリグリセリド含量を示す図

Claims (3)

  1. 油脂、無脂乳固形分及び水を含む水中油型乳化物であって、該水中油型乳化物中の油脂分をX%、該油脂分中のS2L型トリグリセリド(Sはステアリン酸、パルミチン酸を示し、Lはリノール酸を示す)の量をY%とし、該XとYが
    (A)10≦X≦45
    (B)8/900×(X−45) 2 +0.8<Y<8/900×(X−45) 2 +8
    を満たし、かつ水中油型乳化物中のS2L型トリグリセリドの量が0.4〜2.4%である起泡性水中油型乳化物。
  2. 油脂のSFCが10℃において50〜95の範囲の油脂である、請求項1記載の起泡性水中油型乳化物。
  3. S2L型トリグリセリドがS2L型トリグリセリドを40%以上含有するS2L含有油脂由来である、 請求項1記載の起泡性水中油型乳化物。
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