JP4210860B2 - パネル型テレビジョンおよび液晶テレビジョン - Google Patents

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Description

本発明は、表示パネル背面に基板が配置されるパネル型テレビジョンおよび液晶テレビジョンに関する。
液晶テレビなどのパネル型テレビジョンにおいては、基板をモジュールの背面に配置する必要があり、また、基板は必ずモジュールと平行となるように垂直方向に配置されるため、モジュール及び基板上の部品により発熱された熱風は上昇し、基板の上方に位置する部品はこの熱風に煽られる。特に、基板とモジュールの間に実装されたデバイスはこの熱の影響を受ける。
特許文献1には、前面カバーの前面を取付面よりも前側に突出した状態で取り付け、且つ、その突出部の周壁に熱を放出するための複数の通気開口を設けて、同通気開口を介してパネルユニット本体の内部のプリント基板の実装部品から発生される熱を通気し放熱させる壁埋め込み型液晶パネルユニットの放熱構造について開示されています。
特開2003−075858号
上記特許文献1では、発熱性デバイスと温度上昇を避けたい電子デバイスとが同一基板上に配置される場合に、電子デバイスが発熱性のデバイスからの放熱の影響を受けないようにするためのものではない。
本発明では、液晶テレビなどのパネル型テレビジョンの非常に高温となるパネル近傍に配置される基板において、基板上の電子デバイスへの熱の影響を低減することを可能とする。
上記課題を解決するために、本発明では、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けた液晶モジュールと、音声を出力するスピーカと、上記液晶モジュール背面に形成された複数のボスに対して実装面を同液晶モジュール背面に向けてネジ止めされるとともに、テレビ放送を受信して映像を上記液晶モジュールに表示させ、音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、上記液晶モジュールとスピーカと主基板とを収容する樹脂製のキャビネットと、を備えるパネル型テレビジョンにおいて、上記主基板に実装される電子デバイスと、上記電子デバイスより下方に実装されて発熱する発熱デバイスと、上記電子デバイスの周囲を取り囲むことが可能なコの字形の形状であって上記液晶モジュールと上記主基板との間隔の厚みを有し、コの字形とした開口を上方に向けつつ、上記電子デバイスの周囲を取り囲むようにして上記液晶モジュールと上記主基板との間にて挟持される隔壁部材と、を備え、上記複数のボスは、上記主基板の隅に対応する位置に形成される複数の隅ボスと、上記隔壁部材と近接する位置に形成されて上記主基板を上記液晶モジュールに取り付ける際に、位置決めとしても使用される中ボスと、から成り、上記隔壁部材は上記主基板との接触面に緩衝材が取り付けられる構成としてある。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載のパネル型テレビジョンでは、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けたフラット表示パネルと、音声を出力するスピーカと、上記フラット表示パネル背面に形成された複数のボスに対して実装面を同フラット表示パネル背面に向けてネジ止めされるとともに、テレビ放送を受信して映像を上記フラット表示パネルに表示させ、音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、上記フラット表示パネルとスピーカと主基板とを収容する樹脂製のキャビネットと、を備えるパネル型テレビジョンにおいて、上記主基板に実装される電子デバイスと、上記電子デバイスより下方に実装されて発熱する発熱デバイスと、上記フラット表示パネルと上記主基板との間に同主基板に対して略垂直、かつ、上記電子デバイスの下方と側方とを遮るように配置される隔壁部材と、を備える構成としてある。
つまり、上記電子デバイスと上記電子デバイスより下方に配置される上記発熱性デバイスとは上記主基板に実装され、上記隔壁部材は上記電子デバイスの下方と側方とを遮るように配置され、同隔壁部材は上記フラット表示パネルと上記主基板との間に同主基板に対して略垂直に配置される。上記隔壁部材は上記電子デバイスと上記発熱性デバイスとの間に配置されるとともに、同発熱性デバイスより発せられるに熱よって生ずる上昇気流に上記電子デバイスが曝されないようにする。
そして、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載のパネル型テレビジョンにおいて、上記複数のボスは、上記主基板の隅に対応する位置に形成される複数の隅ボスと、上記隔壁部材と近接する位置に形成される中ボスと、から成る構成としてある。
さらに、請求項4にかかる発明では、上記請求項2または3に記載のパネル型テレビジョンにおいて、上記中ボスは、上記主基板を上記フラット表示パネルに取り付ける際に、位置決めとして使用される構成としてある。
また、請求項5にかかる発明では、上記請求項2〜4のいずれかに記載のパネル型テレビジョンにおいて、上記隔壁部材は、上記主基板との接触面に取り付けられる緩衝材を備える構成としてある。
緩衝材としては、布等を使用することが考えられるが、それ以外にも緩衝効果のあるものであればいかなるものを使用しても構わない。
以上説明したように、本発明の請求項2にかかる発明によれば、モジュールと基板間に下方の発熱性デバイスから上昇する煽りを逃がす構造を作ることにより、下から来た熱風は電子デバイスに直接当たらず、温度上昇を低減することが可能となる。また、これにより基板上のデバイスの配置位置を気にすることなく、自由なレイアウト設計が可能となる。さらに、モジュール面と基板の距離も短くすることが出来るため、製品を更に薄くすることが可能となる。そして、特殊な部材などを使用しないため、本発明では部材の貼り付けを除けばコストも掛からず、安価な方法で発熱対策をすることが可能となる。
また請求項3にかかる発明によれば、主基板は隔壁部材近傍にてねじ止めされるため隔壁部材と上記主基板との密着性が上昇し、発熱性デバイスから発生する熱の電子デバイスへの影響を少なくすることが可能となる。
そして請求項4にかかる発明によれば、基板の液晶モジュールへの取り付けの際に位置決めとして利用でき、便利である。
さらに請求項5にかかる発明によれば、隔壁部材と上記主基板との密着性がさらに上昇し、発熱性デバイスから発生する熱の電子デバイスへの影響をさらに少なくすることが可能となる。
むろん請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項5の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)パネル型テレビジョンの構成:
(2)隔壁部材の構造とその取り付け構造:
(3)まとめ:
(1)パネル型テレビジョンの構成:
以下、本発明の一実施形態にかかる液晶テレビジョン10について説明する。図1は液晶テレビジョン10を斜め前方より見て示した斜視図、図2は同液晶テレビジョンを斜め後方より見て示した斜視図である。液晶テレビジョン10は、樹脂製のフロントキャビネット12およびバックキャビネット16と、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けた液晶モジュール13と、脚部14とから構成されている。フロントキャビネット12は前面に略矩形の開口を有し、表示面が前面側に露出するように液晶モジュール13を保持している。
またフロントキャビネット12内部には、音声を出力するためのスピーカが取り付けられている(不図示)。バックキャビネット15は中央部が背面側に厚く形成されており、厚く形成された部分の内部には主基板が納められている。また、厚く形成された部分の上部には放熱などの目的で空気穴が設けられている。脚部14は、液晶テレビジョン10の内部に設置されてフロントキャビネット12に取り付けられる板金を支持しており、それにより液晶モジュール13の表示面が略鉛直に配向させられている。本実施例においてはフラット表示パネルとして液晶モジュールを採用したが、パネル型の表示パネルであればいかなる物でもよく、むろんプラズマディスプレイの表示パネルであっても構わない。
図3はバックキャビネット30を取り外した液晶テレビジョン10を斜め後方より見た斜視図である。液晶モジュール13の背面にはネジ受けのボスが、主基板20のネジ穴の位置と対応するように形成される。同図においては、四隅に隅ボス21a〜21dが形成され、略中央に中ボス21eが形成されている。これら複数のボス21a〜21eは、それぞれ対応する位置に形成された主基板20上のネジ穴に挿入されるネジがネジ止めされ、主基板20を液晶モジュール13の背面に保持する。
むろん液晶モジュール13の背面には、主基板20に搭載されない機能を具現した基板が配置されてもよく、同基板に主基板と同様の隔壁部材を設けても構わない。
図4は、本発明の実施形態にかかる液晶テレビジョン10の概略構成をブロック図により示している。液晶テレビジョン10は、概略、アンテナ215の接続されたチューナ回路210と、画像データ生成回路220と、パネル駆動回路230と、液晶モジュール13と、電源回路240と、マイコン250と、インバータ回路260とからなる。
上記構成においてマイコン250は、液晶テレビジョン10を構成する各部と電気的に接続しており、マイコン250内部の構成部品としてのCPUが、同じくマイコン250内の構成部品であるROMやRAMなどに書き込まれた各プログラムに従って、液晶テレビジョン10全体を制御する。なお、CPUやROMやRAMについては図示を省略している。
チューナ回路210は、マイコン250の制御によりアンテナ215よりテレビ放送を受信し、所定の信号増幅処理等を行いつつ、テレビジョン放送信号から中間周波信号としての映像信号を抽出し、画像データ生成回路220へ出力する。画像データ生成回路220は、入力した映像信号をその信号レベルに応じてデジタル信号化するとともに、映像信号から抽出した輝度信号と色差信号とに基づいてマトリクス変換処理を行ない、画像データとしてのRGB(レッド、グリーン、ブルー)信号を生成する。
パネル駆動回路230では、上記RGB信号を入力するとともにRGB信号に対して液晶モジュール13の画素数(横縦比、m:n)に合わせたスケーリング処理を行い、液晶モジュール13に表示する1画面分の画像データを生成する。そして、このように生成された画像データを液晶モジュール13に出力することにより、液晶モジュール13に画像データに基づく画像表示をさせる。
液晶モジュール13は、内部に液晶表示パネルとバックライトと制御回路とを有する。制御回路は画面表示の制御駆動処理を行う電子回路であり、パネル駆動回路より出力される画像データから色別にR用液晶パネル、G用液晶パネル、B用液晶パネルを駆動する電圧を生成する。バックライトは、インバータ回路260から高電圧が供給されて点灯し、生じた光が背面から正面方向へ各色の液晶パネルを透過するようになっている。これにより、液晶モジュール13は、画面から画像データに対応する映像、すなわち、映像信号に対応する映像を表示する。
電源回路240は、外部の商用電源等から電源電圧(交流)の供給を受けるとともに、同供給された電源電圧を、マイコン250を始めインバータ回路260等、各回路へ供給する。電源回路240は、必要に応じて各回路へ供給する電圧を交流から直流へと変換する。
インバータ回路260は、電源回路240から供給された直流電圧を交流電圧に変換し、駆動信号としての当該交流電圧をバックライトに供給し、バックライトを点灯させる。
主基板20にはこれらの回路のうちチューナ回路210と、画像データ生成回路220と、パネル駆動回路230と、電源回路240と、マイコン250と、インバータ回路260とが同際され、アンテナ215を通して受信したテレビ放送を信号処理し、映像を液晶モジュール13に表示させるとともに、音声を上記スピーカに出力する。
(2)隔壁部材の構造とその取り付け構造:
図5は、液晶モジュール13と主基板20との間に配置される隔壁部材23の取り付け構造を表す図である。液晶モジュール13の背面には、主基板に形成される各ネジ穴22a〜22bと対応する4箇所に、隅ボス21a〜21dが液晶モジュール背面に対して垂直に立設されている。また液晶モジュール13背面の略中央にはコ字状の隔壁部材23が、上方を開辺として配置されている。同隔壁部材23は、電子デバイス20aの周囲を取り囲むことが可能なコの字形の形状であり、コの字形とした開口を上方に向けつつ、電子デバイス20aの周囲を取り囲むように配置される。
また、隔壁部材23は、液晶モジュール13と主基板20との間隔の厚みを有する樹脂製であり、液晶モジュール13と主基板20との間にて挟持される。本実施例においては、同隔壁部材23は別部材として形成されたのち、液晶モジュール13の背面に接着される構成としたが、むろん、隔壁部材23を液晶モジュール13と一体成型される構成としても構わない。隔壁部材23の下方には、同隔壁部材23に近接して中ボス21eが液晶モジュール背面に対して垂直に立設されている。中ボスの設置される位置としては、図のように隔壁部材23の下方以外にも、側方であっても上方であっても構わない。
一方、主基板20には、隅ボス21a〜21dと対応する位置にそれぞれネジ穴22a〜22dが形成されている。これらネジ穴にはネジが挿入され、各隅ボスにネジ止めされることにより主基板20を液晶モジュール13背面に保持する。また、主基板20の略中央には、電子デバイス20aが実装され、同電子デバイス20aの略下方には発熱性デバイス20bが実装されている。
電子デバイス20aは熱上昇するのが好ましくないデバイスであり、ICやチップセットなどが考えられる。また、発熱性デバイス20bは液晶テレビジョン10使用中に発熱しやすいデバイスであり、電源回路のレギュレータや電界効果トランジスタやトランスなどが考えられる。
また、電子デバイス20aは、液晶モジュール13と主基板20とに前後から挟まれる位置にあり、さらに、下方と左右側方から隔壁部材23にて囲まれる。したがって、空気の通り道は上方だけであり、電子デバイス20aの下方に位置する発熱性デバイス20bが発する熱により起こる熱性の上昇気流に直接さらされないようになっている。
図5では、電子デバイス20aは主基板20の略中央に位置するとしてあるが、むろん主基板20のどの位置にあってもよい。このとき、隔壁部材23は電子デバイス20aの位置に応じて同電子デバイスを下方と左右側方から囲う位置に配置され、発熱性デバイス20bと中ボス21eとネジ穴22eともそれぞれ移動するものとする。
図6に隔壁部材23と電子デバイス20aと発熱性デバイス20bとを通る断面図を示した。同図において、液晶モジュール13と主基板20とは上と下との左右に形成された隅ボス21a〜21dによって一定の距離をおいて平行に配置されている。また、電子デバイス20aおよび発熱性デバイス20bは液晶モジュール13の背面と面する側に実装されている。主基板20は片面実装であっても、両面実装であってもよく、電子デバイス20aと発熱性デバイス20bとが液晶モジュール13の背面と面する側に実装されていればよい。
隔壁部材23に近接した下方には中ボス21eが液晶モジュール13から主基板20に向けて立設されており、主基板20のネジ穴22eを通してネジ止めされている。すなわち、主基板20は、ネジ穴22eを通して中ボス21eにネジ止めされることにより、隔壁部材23との密着性が高まり、下方の発熱性デバイス20bの発熱により起こる熱風から電子デバイス20aをより確実に保護することが可能となる。
図7に、隔壁部材の変形例における、隔壁部材23と電子デバイス20aと発熱性デバイス20bとを通るような断面図を表す図を示した。同図において、隔壁部材23には、主基板と接する面に緩衝材24が貼り付けられており、主基板20との間に隙間が出来ないように密着性を高めている。
すなわち、隔壁部材23と緩衝材24とをあわせた前後方向の長さは、液晶モジュール13と主基板20との間隔を決定している隅ボス21a〜21dの高さよりも僅かに長くされている。また、同時に、主基板20は、ネジ穴22eを通して中ボス21eにネジ止めされるため、主基板20と隔壁部材との間はより密着性が高まる。緩衝材24としては、布等を使用することが考えられるが、それ以外にも緩衝効果のあるものであればいかなるものを使用しても構わない。
(3)まとめ:
つまり、電子デバイス20aと同電子デバイスより下方に配置される発熱性デバイス20bとが主基板20に実装され、隔壁部材23が電子デバイス20aの下方と側方とを遮るように配置され、同隔壁部材23は液晶モジュール13と主基板20との間に同主基板に対して略垂直に配置される。これにより隔壁部材23は電子デバイス20aと発熱性デバイス20bとの間に配置されるとともに、同発熱性デバイスより発せられるに熱よって生ずる上昇気流に電子デバイス20aが曝されないようにする。
以上説明したように、本実施例に対応する請求項2にかかるパネル型テレビジョンでは、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けたフラット表示パネルと、音声を出力するスピーカと、上記フラット表示パネル背面に形成された複数のボスに対して実装面を同フラット表示パネル背面に向けてネジ止めされるとともに、テレビ放送を受信して映像を上記フラット表示パネルに表示させ、音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、上記フラット表示パネルとスピーカと主基板とを収容する樹脂製のキャビネットと、を備えるパネル型テレビジョンにおいて、上記主基板に実装される電子デバイスと、上記電子デバイスより下方に実装されて発熱する発熱デバイスと、上記フラット表示パネルと上記主基板との間に同主基板に対して略垂直、かつ、上記電子デバイスの下方と側方とを遮るように配置される隔壁部材と、を備える構成としてある。
つまり、上記電子デバイスと上記電子デバイスより下方に配置される上記発熱性デバイスとは上記主基板に実装され、上記隔壁部材は上記電子デバイスの下方と側方とを遮るように配置され、同隔壁部材は上記フラット表示パネルと上記主基板との間に同主基板に対して略垂直に配置される。上記隔壁部材は上記電子デバイスと上記発熱性デバイスとの間に配置されるとともに、同発熱性デバイスより発せられるに熱よって生ずる上昇気流に上記電子デバイスが曝されないようにする。
上記のように構成した請求項2に記載の発明においては、モジュールと基板間に下方の発熱性デバイスから上昇する煽りを逃がす構造を作ることにより、下から来た熱風は電子デバイスに直接当たらず、温度上昇を低減することが可能となる。また、これにより基板上のデバイスの配置位置を気にすることなく、自由なレイアウト設計が可能となる。さらに、モジュール面と基板の距離も短くすることが出来るため、製品を更に薄くすることが可能となる。そして、特殊な部材などを使用しないため、本発明では部材の貼り付けを除けばコストも掛からず、安価な方法で発熱対策をすることが可能となる。
そして、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載のパネル型テレビジョンにおいて、上記複数のボスは、上記主基板の隅に対応する位置に形成される複数の隅ボスと、上記隔壁部材と近接する位置に形成される中ボスと、から成る構成としてある。
上記のように構成した請求項3に記載の発明においては、主基板は隔壁部材近傍にてねじ止めされるため隔壁部材と上記主基板との密着性が上昇し、発熱性デバイスから発生する熱の電子デバイスへの影響を少なくすることが可能となる。
さらに、請求項4にかかる発明では、上記請求項2または3に記載のパネル型テレビジョンにおいて、上記中ボスは、上記主基板を上記フラット表示パネルに取り付ける際に、位置決めとして使用される構成としてある。
上記のように構成した請求項4に記載の発明においては、基板の液晶モジュールへの取り付けの際に位置決めとして利用でき、便利である。
また、請求項5にかかる発明では、上記請求項2〜4のいずれかに記載のパネル型テレビジョンにおいて、上記隔壁部材は、上記主基板との接触面に取り付けられる緩衝材を備える構成としてある。緩衝材としては、布等を使用することが考えられるが、それ以外にも緩衝効果のあるものであればいかなるものを使用しても構わない。
上記のように構成した請求項5に記載の発明においては、隔壁部材と上記主基板との密着性がさらに上昇し、発熱性デバイスから発生する熱の電子デバイスへの影響をさらに少なくすることが可能となる。
以上の構成を踏まえた上で、請求項1の発明は、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けた液晶モジュールと、音声を出力するスピーカと、上記液晶モジュール背面に形成された複数のボスに対して実装面を同液晶モジュール背面に向けてネジ止めされるとともに、テレビ放送を受信して映像を上記液晶モジュールに表示させ、音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、上記液晶モジュールとスピーカと主基板とを収容する樹脂製のキャビネットと、を備えるパネル型テレビジョンにおいて、上記主基板に実装される電子デバイスと、上記電子デバイスより下方に実装されて発熱する発熱デバイスと、上記電子デバイスの周囲を取り囲むことが可能なコの字形の形状であって上記液晶モジュールと上記主基板との間隔の厚みを有し、コの字形とした開口を上方に向けつつ、上記電子デバイスの周囲を取り囲むようにして上記液晶モジュールと上記主基板との間にて挟持される隔壁部材と、を備え、上記複数のボスは、上記主基板の隅に対応する位置に形成される複数の隅ボスと、上記隔壁部材と近接する位置に形成されて上記主基板を上記液晶モジュールに取り付ける際に、位置決めとしても使用される中ボスと、から成り、上記隔壁部材は上記主基板との接触面に緩衝材が取り付けられる構成としてある。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
液晶テレビジョンを斜め前方より見て示した斜視図である。 液晶テレビジョンを斜め後方より見て示した斜視図である。 バックキャビネットを取り外した液晶テレビジョンを斜め後方より見た斜視図である。 本発明の実施形態にかかる液晶テレビジョンの概略構成を示すブロック図である。 隔壁部材の取り付け構造を表す図である。 隔壁部材と電子デバイスと発熱性デバイスとを通る断面図である。 隔壁部材の変形例をにおける、隔壁部材と電子デバイスと発熱性デバイスとを通る断面図である。
符号の説明
10…液晶テレビジョン(パネル型テレビジョン)
12…フロントキャビネット
13…液晶モジュール(表示パネル)
14…脚部
15…コンセント
16…バックキャビネット
20…主基板
20a…電子デバイス
20b…発熱性デバイス
21a〜21d…隅ボス
21e…中ボス
22a〜22d…隅ネジ穴
22e…中ネジ穴
23…隔壁部材
24…緩衝材
210…チューナ回路
215…アンテナ
220…画像データ生成回路
230…パネル駆動回路
240…電源回路
250…マイコン
260…インバータ回路

Claims (5)

  1. 映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けた液晶モジュールと、
    音声を出力するスピーカと、
    上記液晶モジュールの背面に形成された複数のボスに対して実装面を同液晶モジュールの背面に向けてネジ止めされるとともに、テレビ放送を受信して映像を上記液晶モジュールに表示させ、音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、
    上記液晶モジュールとスピーカと主基板とを収容する樹脂製のキャビネットと、
    を備える液晶テレビジョンにおいて、
    上記主基板に実装される電子デバイスと、
    上記電子デバイスより下方に実装されて発熱する発熱デバイスと、
    上記電子デバイスの周囲を取り囲むことが可能なコの字形の形状であって上記液晶モジュールと上記主基板との間隔の厚みを有し、コの字形とした開口を上方に向けつつ、上記電子デバイスの周囲を取り囲むようにして上記液晶モジュールと上記主基板との間にて挟持される隔壁部材と、
    を備え、
    上記複数のボスは、上記主基板の隅に対応する位置に形成される複数の隅ボスと、上記隔壁部材と近接する位置に形成されて上記主基板を上記液晶モジュールに取り付ける際に、位置決めとしても使用される中ボスと、から成り、
    上記隔壁部材は上記主基板との接触面に緩衝材が取り付けられる
    ことを特徴とする液晶テレビジョン。
  2. 映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けたフラット表示パネルと、
    音声を出力するスピーカと、
    上記フラット表示パネルの背面に形成された複数のボスに対して実装面を同フラット表示パネルの背面に向けてネジ止めされるとともに、テレビ放送を受信して映像を上記フラット表示パネルに表示させ、音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、
    上記フラット表示パネルとスピーカと主基板とを収容する樹脂製のキャビネットと、
    を備えるパネル型テレビジョンにおいて、
    上記主基板に実装される電子デバイスと、
    上記電子デバイスより下方に実装されて発熱する発熱デバイスと、
    上記フラット表示パネルと上記主基板との間に同主基板に対して略垂直、かつ、上記電子デバイスの下方と側方とを遮るように配置される隔壁部材と、
    を備えることを特徴とするパネル型テレビジョン。
  3. 上記複数のボスは、
    上記主基板の隅に対応する位置に形成される複数の隅ボスと、
    上記隔壁部材と近接する位置に形成される中ボスと、
    から成ることを特徴とする上記請求項2に記載のパネル型テレビジョン。
  4. 上記中ボスは、上記主基板を上記フラット表示パネルに取り付ける際に、位置決めとして使用されることを特徴とする上記請求項2または3に記載のパネル型テレビジョン。
  5. 上記隔壁部材は、
    上記主基板との接触面に取り付けられる緩衝材を備えることを特徴とする上記請求項2〜4のいずれかに記載のパネル型テレビジョン。
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