JP4207822B2 - ハンドル装置 - Google Patents

ハンドル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4207822B2
JP4207822B2 JP2004097972A JP2004097972A JP4207822B2 JP 4207822 B2 JP4207822 B2 JP 4207822B2 JP 2004097972 A JP2004097972 A JP 2004097972A JP 2004097972 A JP2004097972 A JP 2004097972A JP 4207822 B2 JP4207822 B2 JP 4207822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
pedestal
handle
frame
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004097972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005282148A (ja
Inventor
聡 宮森
Original Assignee
三協立山アルミ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三協立山アルミ株式会社 filed Critical 三協立山アルミ株式会社
Priority to JP2004097972A priority Critical patent/JP4207822B2/ja
Publication of JP2005282148A publication Critical patent/JP2005282148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4207822B2 publication Critical patent/JP4207822B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

本発明は、引戸を開閉するハンドル装置に関する。
特許文献1には、ハンドルの回転に連動するカムの回転によりカムの先端部に設けたローラを台座内から竪枠に向けて突出させて、引戸の初期開き操作時に蹴り出しを行うことが開示されている。
特開2001−271520号公報
しかし、上述の従来技術では、蹴り出し時に、ローラと竪枠とが線接触するので、線接触部分に蹴り出し時の力が集中し、竪枠に傷が付き易いというという問題がある。
そこで、本発明は、引戸の初期開きにおける蹴り出し操作時に戸先側竪枠に傷が付き難いハンドル装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、台座と、ハンドルと、カムと、付勢部材と、枠受けを備え、台座は引戸障子の戸先側に固定するものであり、ハンドルは台座に回転自在に設けてあり、カムはハンドルの回転に連動して回転するように台座に回転自在に設けてあり且つ引戸障子見込み方向に突出する係合軸を有しており、係合軸はカムの回転に伴って回転軌跡上を台座内から戸先側竪枠に向けて移動するものであり、枠受けは戸先側竪枠に当接するゴム材の当接面と、カムの係合軸が上下に移動自在に係合する上下に長い長孔とを有し、カムの回転に連動して台座内から戸先側竪枠に向けて突出し、付勢部材はカムと台座との間に設けて枠受けが台座内に収まる位置に向けてカムを付勢していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、引戸を開く時にハンドルを引くと、ハンドルは台座に対して回転し、ハンドルの回転に連動してカムが回転し、係合軸に係合している枠受けが台座から戸先側竪枠に向けて突出し、戸先側竪枠に面で当接して、引戸を開き方向に蹴り出す。
枠受けは戸先側竪枠に面で当接するので、従来技術のローラのように線接触する場合に比較して局所的な力の集中を低減でき、竪枠に傷が付き難い。
枠受けは長孔に係合軸を係合しており、カムの回転が進むと係合軸が長孔内を移動するので、カムの回転角度が変わっても枠受けの当接面を竪枠に面で当接させたまま係合軸が長孔内を摺動し、当接面と戸先側竪枠との摺動がないから、この点においても戸先側竪枠が傷付き難い。
付勢部材は枠受けを台座内に納まる位置に向けて付勢しているので、引戸障子を開いたままにしてハンドル操作をしない状態のときに、枠受けが台座から突設しないので外観が良い。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態にかかるハンドル装置の動きを説明する図であり、(a)〜(d)はハンドル装置の台座部分を切り欠いて示す正面図であり、図2は図1(a)のハンドル装置をA−A方向から見た側面図であり、図3は図4に示す引戸の横断面図でありハンドル装置が図1(b)にあるときの図であり、図4は本実施の形態にかかるハンドル装置を取付けた引戸の正面図である。
本実施の形態にかかるハンドル装置1は、引戸障子3の戸先側部5に取付けてあり、引戸の初期開き時に蹴り出しを行うことにより、障子3の引き動作を軽い力でおこなうことができるようにしたものである。
ハンドル装置1は、台座7と、ハンドル9と、カム11と、枠受け13、付勢部材15とを備えている。
台座7は、引戸障子3の戸先側部5において見付け面に固定してある。
ハンドル9は台座7に取付けた水平軸17の軸周りを回転自在に設けてある。ハンドル9の握り部9aは台座7の下方に位置しており、握り部9aを引戸障子の開き方向に沿って斜め上方に引き上げて引戸の開閉操作を行うようになっている。
カム11はハンドル9の水平軸17周りを回転自在に設けてあり、ハンドル9の回転に連動して回転するように台座7に回転自在に設けてある。カム11において、戸先側竪枠8側には枠受け13に係合する水平方向の係合軸19が設けてある。
係合軸19はカム11の回転に伴なって回転軌跡上を台座7内から戸先側竪枠8に向けて移動するようになっている。
枠受け13は戸先側竪枠8との当接面21と、係合軸19に係合する長孔23とを有している。長孔23は上下に長く形成されており、係合軸19が長孔23を上下に移動自在である。
枠受け13は金属とゴム材とでできており、長孔を形成してある金属の外周に輪状のゴムを嵌めてあり、当接面21はゴム材でできている。枠受け13の当接面21は枠に用いられている傷付け防止部材の余りを用いている。
付勢部材15はコイルばねであり、台座7とカム11との間に設けてあり、枠受け13が台座7内に納まる位置に向けてカム11を付勢している。
次に、本実施の形態にかかる作用効果について説明する。
引戸の閉じ状態では、ハンドル9は台座7から垂下した位置にあり、枠受け13は付勢部材15の付勢力により台座7内に位置している。また、引戸障子3の閉じ状態では、戸先側竪枠8と枠受け13との間に隙間Sを形成している(図1(a))。
引戸を開くときには、ハンドル9の握り部9aを引戸の開き方向に引くと、ハンドル9は台座7に対して回転し、ハンドル9の回転に連動してカム11が回転することにより、係合軸19に係合している枠受け13が台座7から戸先側竪枠8に向けて突出する(図1(b))。枠受け13は隙間Sの間を移動するので始動時の負荷がほとんどかからないから、勢いを付けてハンドル9を引くことができ、初動をスムーズにおこなうことができる。
更に、ハンドル9を引くと、カム11が更に回動して枠受け13の当接面21が台座7から更に突出し、戸先側竪枠8に面で当接し、戸先側竪枠8に対して引戸障子3を蹴り出す(図1(c))。尚、カム11の回動により付勢部材15はカム11に押されて次第に縮められる。
そして、そのままハンドル9を引戸障子3の開き方向に引き続けて、引き戸を開く(図1(d))。
引戸を開き終わってハンドル9を手から離すと、付勢部材15は付勢力に抗して縮められているので、弾性復帰してカムを初期位置に戻す。
本実施の形態によれば、枠受け13は戸先側竪枠8に面で当接するので、従来技術のローラのように線接触する場合に比較して戸先側竪枠8に傷が付き難い。
枠受け13は長孔23に係合軸19を係合しており、カム11の回転が進むと係合軸19が長孔23内を移動するので、カム11の回転角度が変わっても枠受け13の当接面21を戸先側竪枠8に面で当接させたまま係合軸19が長孔23内を摺動し、当接面21と戸先側竪枠8との摺動がないから、この点においても戸先側竪枠8が傷付き難い。
ハンドル9が台座7の下方に垂下してあるから、ハンドルの握り位置が低いので、子供や年寄りでもハンドル9を握り易い。
枠受け13は係合軸19に垂下して、カム11からぶら下がる状態としてあるので、簡単な構成で当接面を鉛直方向に保持でき、戸先竪枠との面当接が容易にできる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、枠受け13は、図5(a)に示すように、金属製箱31内に軟質樹脂材33を嵌め込んで、軟質樹脂材33を金属製箱31の一側面から突設させて当接面21としてもよいし、図5(b)に示すように、金属製箱31の一側面に嵌合溝35を形成し、嵌合溝35に樹脂材33を嵌め込んで当接面21としてもよい。
付勢部材15は、コイルばねに限らず板ばね等であってもよい。
長孔23は鉛直方向に直線状に形成することに限らず、円弧状や鉛直方向に対して傾斜するものであってもよい。
係合軸19の外周にローラを設けて係合軸19が長孔23内を移動し易いようにしてもよい。
本実施の形態にかかるハンドル装置の動きを説明する図であり、(a)〜(d)ハンドル装置の台座部分を切り欠いて示す正面図である。 図1(a)のハンドル装置をA−A方向から見た側面図である。 図4に示す引戸の横断面図でありハンドル装置が図1(b)にあるときの図である。 本実施の形態にかかるハンドル装置を取付けた引戸の正面図である。 (a)及び(b)は変形例にかかる枠受けの斜視図である。
符号の説明
1 ハンドル装置
3 引戸障子
5 戸先側部
7 台座
8 戸先側竪枠
9 ハンドル
11 カム
13 枠受け
15 付勢部材
19 係合軸
21 当接面
23 長孔

Claims (1)

  1. 台座と、ハンドルと、カムと、付勢部材と、枠受けを備え、台座は引戸障子の戸先側に固定するものであり、ハンドルは台座に回転自在に設けてあり、カムはハンドルの回転に連動して回転するように台座に回転自在に設けてあり且つ引戸障子見込み方向に突出する係合軸を有しており、係合軸はカムの回転に伴って回転軌跡上を台座内から戸先側竪枠に向けて移動するものであり、枠受けは戸先側竪枠に当接するゴム材の当接面と、カムの係合軸が上下に移動自在に係合する上下に長い長孔とを有し、カムの回転に連動して台座内から戸先側竪枠に向けて突出し、付勢部材はカムと台座との間に設けて枠受けが台座内に収まる位置に向けてカムを付勢していることを特徴とするハンドル装置。
JP2004097972A 2004-03-30 2004-03-30 ハンドル装置 Expired - Fee Related JP4207822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097972A JP4207822B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 ハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097972A JP4207822B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 ハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005282148A JP2005282148A (ja) 2005-10-13
JP4207822B2 true JP4207822B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=35180843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004097972A Expired - Fee Related JP4207822B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 ハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4207822B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303256A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 間仕切り装置の開閉装置
JP5053192B2 (ja) * 2008-07-17 2012-10-17 株式会社Lixil アシスト機構付引手及びサッシ窓
EP3887619A1 (en) * 2018-11-27 2021-10-06 Arconic Technologies LLC Rack-and-pinion handle system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005282148A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010236186A (ja) ドアクローザー
KR101810488B1 (ko) 푸시풀 도어락용 래치볼트
JP2007107301A (ja) 引戸などのガイド装置
JP4207822B2 (ja) ハンドル装置
JP2018066203A (ja) ピボットヒンジ
JP5271004B2 (ja) 扉止め装置
JP2005156106A (ja) 冷蔵庫
JP2002106238A (ja) ロック装置
JP2008163655A (ja) ラッチ装置及びラッチ装置付き家具
JP4974146B2 (ja) コンパクト容器
JP5002782B2 (ja) ドアストッパー
JP2511639Y2 (ja) ピポットヒンジ
KR101295340B1 (ko) 가구용 개폐 핸들
JP2006299690A (ja) ハンドル装置及び建具
JP5014319B2 (ja) ドアクローザー
JP6713697B2 (ja) 引戸用指挟み防止具、およびそれを用いた引き戸装置
JP4226512B2 (ja) ドアストッパー
JP2018091095A (ja) 指挟み防止機能付き引戸
JP5158541B2 (ja) 車両用収容装置
JP4330544B2 (ja) 自動閉止式の引戸
KR200486898Y1 (ko) 미닫이 창호용 핸들장치
KR200359180Y1 (ko) 윤활구조를 갖는 창문용 개폐 안내장치
KR101942920B1 (ko) 도어 잠금 장치
JP4448711B2 (ja) 開閉体の隙間閉塞装置
JP5868772B2 (ja) 大入賞口装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4207822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees