JP4203891B2 - シート装置及びそれを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は自動車のシート装置に関し、特に車両内で移動可能に配設されたシート及びそれを備えた車両に関する。
近年、身体の不自由な人が容易に乗降できるようにした福祉車両が普及している。また、乗降を円滑にするための設備機器を車両に搭載することに加え、身体の不自由な人が運転を行う場合に運転を補助する装置を組み入れた福祉車両も知られている。
従来の福祉車両において、車椅子を利用している人が車両を運転しようとするときに、車椅子から運転席に乗り移るに際しては、例えば、運転席側のフロントドアの前まで車椅子で移動し、そのフロントドアを開けて、自身で或いは補助者に介助されて運転席に乗り移るという一連の動作が必要となる。
また、道路脇での乗車に際しては、運転席側からの乗車行為は危険であるため、助手席側のフロントドアの前まで車椅子で移動し、そのフロントドアを開けて、自身で或いは補助者に介助されて助手席に乗り移り、さらに、助手席から運転席に移動していた。そのため、助手席側での乗降を容易にするために、助手席が車内で車両前後方向にスライドし、さらに助手席が乗車口外側までスライドするように構成された福祉車両が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−62507号公報
しかしながら、身体の不自由な人が運転席側のフロントドアから運転席に乗車するときは、自動車の走行する道路に面していたり、道路に入った位置にあると、運転席に車椅子から乗り移る際に運転席側のフロントドアを大きく開くので、該車両の横を通過する他の車両の走行の妨げになったり、開いたフロントドアに他の車両が接触する危険がある。
また、運転席側のフロントドアを開けて車椅子から車両に乗り移った後に、車椅子から運転席に乗り移った運転者が車椅子を車内に積み込むときに、図8に示すように、車両には運転席60に隣接してセンタピラー52が配設されているので、後部への搭載の際に車椅子がセンターピラー52を傷つけたりする。また、運転席60に座った運転者の前方の空間(ステアリングハンドルと運転者の胸部の間)S1を利用しようとしても、狭すぎて車椅子を車両内に積み込むことは難しかった。
本発明は、以上の点に鑑み、身体の不自由な人が容易に運転席に移動すると共に、車椅子を容易に搭載することができるシート装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、パノラマオープンドアを備えた車両のフロントシート位置に配置されるシート装置であって、車室空間の横幅にほぼ対応した長さで車両横方向に延びた第一レールと、第一レールに摺動可能に取り付けたスライドプレートと、該スライドプレートの上面に設けられていて車両前後方向に延びた第二レールと、該第二レールに摺動可能に取り付けたシートと、を備え、第二レールによる車両前後方向のスライド幅を長く形成することで、第二レール上でシートを後方向へスライドさせて広い開口を通して乗降し得るように構成されている。
本発明のシート装置は、好ましくは、前記第一レールを車両のフロアパネルに設置したフレームの上面に配設している。
また、本発明のシート装置は、前記フレームを、好ましくは前記フロアパネルと接続する下方を開放した箱形に形成すると共に、その上面を平面状に形成し、上記フレームの内壁に前記第一レールと平行にスライドシャフトを軸架し、スライドシャフトの表面に刻設した溝の回転に従って、スライドシャフトに沿って移動するシャフトブッシュをスライドシャフトに螺着し、シャフトブッシュのフランジを、上記スライドシャフトに沿って上記フレームの上面に形成した開口を介して、スライドプレートの底面に接続し、スライドシャフトに回転力を与えるモータをフレームの内側に配設しており、モータにてスライドシャフトを回転することによって、シートを車両横方向にスライドさせる。
本発明のシート装置は、好ましくは、前記座席シートと前記第二レールとの間に回転機構を設けている。
前記回転機構は、好ましくは、前記第二レールに摺動可能に取り付けたベース部と、ベース部に取り付けられた回転受け部を介して回転可能に取り付けられた回転プレートと、によって構成され、前記座席が上記回転プレートの上面に取り付けられる。
本発明のシート装置は、好ましくは、前記シートを車両前方向から外側方向へ略90度回転させるよう円弧状の開口を前記回転プレートに開設し、シートの底面から下方へ突出したピンを前記円弧状の開口に貫入し、さらに、シートが車両前方向に向いた状態でピンをロックする回転止めを開口端近傍に設け、該回転止めにより前記ピンがシートの前方向でロックされるようになっている。
さらに、本発明のシート装置は、前記シートがシートクッションとシートバックとを備えており、上記シートクッションの側面に、トランスファーボードを折り畳み可能に取り付けている。
好ましくは、前記トランスファーボードが展開しているときに、トランスファーボードを支える受け部が、前記スライドプレートに取り付けられる。
さらに、本発明のシート装置は、好ましくは、前記スライドプレートの前端から前下方向に突出するようにフットレストが設けられる。
本発明のシート装置は、前記シートとして、運転席,リヤシートなどに適用し得る。また、上記目的を達成するために、本発明のシート装置を備えた車両は、センターピラーがドアに内蔵されたパノラマオープンドアを備えた車両において、上述のシート装置を、フロントシート位置に配置している。なお、シート装置の配置位置は、フロントシートの位置にかかわらず、セカンドシート,サードシートの位置であっても良い。
本発明によれば、身体の不自由な人が、車両の側面、即ち、他の車両が走行する道路と反対側から安全に乗降することができる。
また、車室空間内においても、適切にステアリングハンドルの前方位置まで、容易に移動することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係るシート装置1を示す斜視図であり、図2は図1に示すシート装置1の分解斜視図である。シート装置1は、運転席10を備えており、車両前後及び車両横方向に運転席10をスライド可能とし、さらに、所定の軸まわりに運転席10を回転可能としている。
このため、シート装置1は、例えば以下のように構成されている。
シート装置1は、車両のフロアパネルの上に設置したフレーム20を備えている。このフレーム20は、フロアパネルと接続する下方を開放した箱形に形成されており、上面20Aが平面状に形成されている。このように形作られたフレーム20は、車両横方向に延びるようにフロアパネルに設置される。フレーム20の長さLは、車室空間の横幅にほぼ対応しており、具体的には、この長さLは、後述するように、運転席10がステアリングハンドルの前方からグローブボックスの前方まで移動する距離程度に設定されるが、車種によってその長さLは様々である。
フレーム20の上面20Aには、横スライド用の一対の第一レール21A,21Bが車両横方向に延びるように並設されている。これらの第一レール21A,21Bに対して摺動可能に横スライド用のスライドプレート22が設けられている。
スライドプレート22は方形状の鉄板であり、その下面の四隅にはスライドブロック23C〜23Fが取り付けられている。各スライドブロック23C〜23Fには、第一レール21A(或いはレール21B)の上端部に対応した溝23gが形成されている。よって、各スライドブロック23C〜23Fの溝23gに各第一レール21A,21Bの上端部が若干緩めに入り込むことで、スライドプレート22を第一レール21A,21Bに摺動可能に取り付けることができる。
なお、スライドプレート22には、その前端から前下方向に突出するようにフットレスト22Aが設けられている。このフットレスト22Aは、鉄パイプ等の棒状の鋼材を略コ字状に折り曲げてその両端をスライドプレート22の前端に接続されている。
さらに、スライドプレート22の左右の側部には、後述する運転席10のトランスファーボード11A,11Bを支持する受け部22B,22Cが取り付けられている。受け部22B,22Cも、フットレスト22Aと同様に、鉄パイプ等の棒状の鋼材を略コ字状に折曲して構成されている。
このように構成されたスライドプレート22の上面には、車両前後方向のスライドのための一対の第二レール23A,23Bが、車両前後方向に延びるように並設されている。さらに、これらの第二レール23A,23Bに対応して、各レール23A,23Bに案内支持される第一摺動部24A,24Bが設けられている。これらの第一摺動部24A,24Bが運転席10の底面に取り付けられることで、運転席10は車両前後方向にスライドできるようになっている。
また、本発明の実施形態に係るシート装置1においては、運転席10の車両前後方向のスライドが、従来の運転席の前後方向のスライド幅よりも、10cm〜25cm程度広い範囲でスライド可能に設定されており、これに対応して、第二レール23A,23Bが従来のものよりも長く形成されている。
第二レール23A,23B及び第一摺動部24A,24Bの形状は、図に示す構成例の他、第一摺動部24A,24Bがスライド移動に際して第二レール23A,23Bに案内支持されるものであれば良く、これは、従来の車両における運転席を車両前後方向にスライドさせる機構と同一或いは同等であり、従来の前後方向のスライド機構と同様に、所定の位置でスライド移動を解除可能にロックすることができる機能を備えるようにしてもよいことは勿論である。
なお、第一摺動部24A,24Bを底面に取り付けた運転席10は従来知られているものと同様の構成であり、図に示すように、シートクッション11と、このシートクッション11に対して起伏可能に取り付けられたシートバック12と、シートバック12を揺動可能に支持し、シートクッション11に固着したブラケット13と、を備えている。シートバック12は、従来の運転席と同様に、所定の揺動位置で解除可能にロックされ、所定の姿勢を保持することができるのは勿論である。
また、図に示す運転席10にあっては、身体の不自由な人の乗降を容易にするために、シートクッション11の両側面にそれぞれトランスファーボード11A,11Bが取り付けられている。このトランスファーボード11A,11Bは、車椅子と運転席との乗り移りを容易にするための補助部材であり、シートクッション11に折り畳み可能に取り付けられており、展開しその上に人が乗った場合にその自重を前述の受け部22B,22Cによって支えられるようになっている。
ところで、運転中に運転席10が車両横方向に自然にスライド移動するのを規制するため、フレーム20の内壁に、第一レール21A,21Bと平行に、スライドシャフト25が軸架されている。このスライドシャフト25の表面には螺旋状の溝25Aが刻設されており、この溝25Aの回転に従って移動するシャフトブッシュ26がスライドシャフト25に螺着している。シャフトブッシュ26には、上方に突出するフランジ26Aが設けられており、このフランジ26Aが前述のスライドプレート22の下面に取り付けられる。さらに、スライドシャフト25に軸回転を与えるモータ27がブラケット28を介してスライドシャフト25に取り付けられている。このモータ27の起動スイッチは、例えば、図示を省略するが、運転席10の側面等に設置しておくと良い。
なお、シャフトブッシュ26が移動する際に、そのフランジ26Aをフレーム20に衝接させないために、スライドシャフト25に沿った細長い開口20Bがフレーム20の上面20Aに開設されている(図1)。
このように構成されたシート装置1の使用方法を説明する。運転席10に着座したドライバーが、助手席側から降りる場合について例示する。
先ず、運転席10を図1の矢印Aで示すように、車両後方へ移動させる。尚、後方への移動距離は、図3に示すように、足をフットレスト22Aに載せて横方向のスライドを行わせる際に、脚(膝など)がステアリングハンドル28と干渉しない程度に脚(膝など)の前方が若干空く程度であれば足りる。
次に、モータ27の起動スイッチをONにして、運転席10を図1の矢印B方向にスライドさせる。このような操作により、図1で実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで運転席10を移動することができる。
そして、図1に二点鎖線で示す運転席10に着座した状態で、ドライバーは、歩道側のフロントドアを開ける。さらにトランスファーボード11Bを展開して、シートクッション11上を車両外側方向に移動し、車外におかれた車椅子に乗り移る。
このようにして、ステアリングハンドル28の前方位置からグローブボックスの前方位置まで運転席10を移動し、他の車両などが走行しない側のドアを開けて、そこから降りることができる。なお、車椅子から運転席10に乗り移る場合には、上記と逆の動作・操作を行えばよい。
このように、本発明の実施形態に係るシート装置10によれば、身体の不自由な人が、車両の側面、即ち、他の車両が走行する道路と反対側から安全に乗降することができる。また、車室空間内においても、適切にステアリングハンドル28の前方位置まで、容易に移動することができる。
以上の説明では、運転席10が車室空間内で、車両の横方向及び車両の前後方向にスライドできる場合を説明したが、運転席10自体が回転することができるようにすると、車両の乗降がより容易になる。
図4は、回転機構を備えたシート装置2を示す分解斜視図である。シート装置2は、前述のシート装置1と同じように構成されて車両の横方向及び車両の前後方向にスライド可能であるが、運転席10を回転可能にするために、前述の第一摺動部24A,24Bと運転席10の底面との間に、回転機構30を配設している。
図5は、回転機構30の端面図である。図4及び図5に示すように、回転機構30は、平板状のベース部31と、ベース部31に取り付けられた円筒状の回転受け部32と、回転受け部32に摺動する円柱状に形成された第二摺動部33と、この第二摺動部33を下面に取り付け、上面を運転席10の底面に接続した回転プレート34と、を備えている。回転受け部32は、高さ中ほどの内周面上にリング状の溝32Aが形成されており、この溝32Aに対応して、第二摺動部33の表面にもリング状の溝33Aが形成されている。これらの溝32Aと溝33Aとの間にボールベアリング35が配設されている。
また、このように構成された回転機構30によって、ベース部31に対して回転プレート34が回転することで、運転席10が回転することができるが、運転中に不用意に回転しないようにしておくのがよい。
そのために、本発明のシート装置は、好ましくは、シートを車両前方向から外側方向へ略90度回転させるよう円弧状の開口34Aを回転プレート34に開設し、シートの底面から下方へ突出したピン37をこの円弧状の開口34Aに貫入して、このピン37が円弧状の開口に沿って回転するようにすると共に、さらに、シートが車両前方向に向いた状態でピン37をロックする回転止め38を開口34Aの一端近傍に設け、この回転止め38によりピン37がシートの前方向でロックされるようになっている。なお、図示を省略するが、ピン37は、回転止め38にリリース可能にロックされており、従来知られている遠隔操作用などのリンク部材を介して、回転止め36から分離できるようになっている。また、運転席10の回転範囲は、回転プレート34に形成された開口34Aの円弧の角度範囲を適宜設計変更することで、所望の範囲に規制することができる。このような、回転機構30を備えていれば、運転者の乗降の際に、シートを略90度回転させて車両外側方向にシートを向けることにより、さらにシート装置2の乗降性が向上する。
以上、本発明の実施形態に係るシート装置1,2の構成例を説明したが、これらのシート装置1,2は、従来知られている車両に適用することができるのは勿論であるが、特に、次のような車両に適用するのが望ましい。
例えば、図6に示すような、センターピラーがドアに内蔵されたパノラマオープンドア(所謂、センターピラー内蔵ドア;フロントドアとリヤドアの中にセンターピラーに相当する部材がそれぞれ内蔵されており、両ドアが閉じたときに、従来の車両のセンタピラーと同様の作用効果を発揮する。)を備えた車両40にシート装置1,2を適用すると、シート装置1,2の作用効果がその車種のボディ構造との特徴と相俟って、向上する。
図7に示すように、従来の車種では、点線で示す助手席50に車椅子から乗り移る場合には、開いたフロントドア51と車両側面との限られたスペース内で動作を行う必要があり、また、その際にはセンターピラー52が邪魔になっていた。
これに対して、図6に示す車両内のフロントシートの位置に本発明の実施形態に係るシート装置1,2を設置すれば、前述したように、ステアリングハンドル前に位置していた運転席10を、矢印Aで示すように後方へスライドし、その後矢印Bで示すように、横方向にスライドさせて、グローブボックス前まで移動することができ、さらに、図に斜線で示すように、車両の広い開口Sを通して乗降することができ、一般のセンタピラー52を設けた車両への乗降よりも円滑に動作を行うことができる。
以上説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施し得ることは勿論である。上記の説明では、本発明を運転席に適用した場合を例示したが、それに限らずリヤシートなどに適用して、前後,左右にスライド及び回転可能に構成しても良い。また、上述の構成例で例示した部材の形状や材質等は、本発明と同一の作用効果を奏する範囲内で他のものを代用しても良いことは勿論である。
以上述べたように、本発明は、特に福祉車両に搭載すれば、身体の不自由な人の車両への乗降の利便性に富み、福祉車両の価値を向上することができる。
本発明の実施形態に係るシート装置を示す斜視図である。 図1に示すシート装置の分解斜視図である。 図1に示すシート装置の使用方法を説明するための概略側面図である。 本発明の実施形態に係る回転機構を備えたシート装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転機構を示す拡大端面図である。 本発明の実施形態に係るシート装置を適用するのが好適な車種を示す図である。 図6に示す車種に本発明の実施形態に係るシート装置を適用した場合の作用を説明するための図である。 従来の車両の運転席を示す斜視図である。
符号の説明
1,2 シート装置
10 運転席
11 シートクッション
11A トランスファーボード
12 シートバック
13 ブラケット
20 フレーム
20A フレームの上面
20B フレーム上面に開設された開口
21A,21B 第一レール
22 スライドプレート
22A フットレスト
22A,22B 受け部
23A,23B 第二レール
23C〜23F スライドブロック
24A,24B 第一摺動部
25 スライドシャフト
25A スライドシャフト表面の溝
26 シャフトブッシュ
26A シャフトブッシュのフランジ
27 モータ
28 ブラケット
30 回転機構
31 ベース部
32 回転受け部
32A,33A 溝
33 第二摺動部
34 回転プレート
34A 開口
35 ボールベアリング
36 押さえ部材
37 ピン
38 回転止め
40 パノラマオープンドアを備えた車両

Claims (10)

  1. パノラマオープンドアを備えた車両のフロントシート位置に配置されるシート装置であって、
    車室空間の横幅にほぼ対応した長さで車両横方向に延びた第一レールと、該第一レールに摺動可能に取り付けたスライドプレートと、該スライドプレートの上面に設けられていて車両前後方向に延びた第二レールと、該第二レールに摺動可能に取り付けたシートと、を備え、
    上記第二レールによる車両前後方向のスライド幅が長く形成され、シートを後方向へスライドさせることで広い開口を通して乗降し得る、シート装置。
  2. 前記第一レールを、車両のフロアパネルに設置されたフレームの上面に配設したことを特徴とする、請求項1に記載のシート装置。
  3. 前記フレームを、前記フロアパネルと接続する下方を開放した箱形に形成すると共に、その上面を平面状に形成し、
    前記フレームの内壁に前記第一レールと平行にスライドシャフトを軸架し、
    該スライドシャフトの表面に刻設された溝の回転に従って、前記スライドシャフトに沿って移動するシャフトブッシュを前記スライドシャフトに螺着し、
    該シャフトブッシュのフランジを、前記スライドシャフトに沿って前記フレームの上面に形成した開口を介して、前記スライドプレートの底面に接続し、
    前記スライドシャフトに回転力を与えるモータを前記フレームの内側に配設し、
    前記モータにより前記スライドシャフトを回転させることによって、前記シートを車両横方向にスライドすることを特徴とする、請求項2に記載のシート装置。
  4. 前記座席シートと前記第二レールとの間に回転機構を設けたことを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載のシート装置。
  5. 前記回転機構が、前記第二レールに摺動可能に取り付けたベース部と、該ベース部に取り付けた回転受け部を介して回転可能に取り付けられた回転プレートとにより構成され、前記座席を前記回転プレートの上面に取り付けたことを特徴とする、請求項4に記載のシート装置。
  6. 前記シートが、シートクッションとシートバックとを備えており、前記シートクッションの側面に、トランスファーボードを折り畳み可能に取り付けたことを特徴とする、請求項1〜の何れかに記載のシート装置。
  7. 前記トランスファーボードが展開しているときに、該トランスファーボードを支える受け部を、前記スライドプレートに取り付けたことを特徴とする、請求項に記載のシート装置。
  8. 前記スライドプレートの前端から前下方向に突出するようにフットレストを設けたことを特徴とする、請求項1〜の何れかに記載のシート装置。
  9. 前記シートが運転席であることを特徴とする、請求項1〜の何れかに記載のシート装置。
  10. センターピラーがドアに内蔵されたパノラマオープンドアを備えた車両において、
    前記請求項1〜の何れかに記載のシート装置を、フロントシート位置に配置したことを特徴とする、シート装置を備えた車両。
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