JP4199597B2 - アンテナ用コネクタ - Google Patents

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ用コネクタに関する。本発明によるアンテナ用コネクタは、例えば、無線LAN(Local Area Network)で通信するノート型パソコンの外部アンテナを接続するために用いられる。
【0002】
【従来の技術】
オフィスや家庭において、無線LANの機器、例えばノート型のパーソナルコンピュータ(以下、PCという)をブロードバンドルータにワイヤレス接続して、複数台のノート型PCをインターネットにアクセスでき、また、ノート型PCを楽に移動できる。
【0003】
携帯可能な小型電子機器であるノート型PCやPDA(Personal Digital Assistants)等は、無線電波を送受信するアンテナが筐体内部に設置され、更に受信効率を良くするため、筐体にスイッチ機構付きの同軸コネクタを設け、この同軸コネクタに外部アンテナを接続することにより、内部アンテナと外部アンテナが切り換え可能とし、内部アンテナで無線電波を送受信することが難しい場合は、外部アンテナで無線電波が送受信される。これらノート型PCやPDAは、筐体に内部アンテナを含まず、当該筐体に取り付けられる無線LAN用コネクタに外部アンテナを接続する機種もある。
【0004】
このような無線LANにおいて、IEEE(米国電気電子学会)がIEEE 802.11aで規格している高速無線LAN用の5.2GHz周辺周波数帯域の電波を送受信する電子機器は、FCC(Federal Communications Commission:米国通信委員会)が、「各々のメーカーの無線LAN用コネクタはカスタマイズする必要がある」と規定している。
【0005】
FCCによる前述の規定は内部アンテナには適用されないが、外部アンテナを接続する同軸プラグと、この同軸プラグが着脱され、機器に取り付けられる同軸リセプタクルとからなるアンテナ用コネクタが構造上、限定・特定されていないとFCCの認証が受けられないことになっている。
【0006】
つまり、アンテナ用コネクタは各メーカーが固有の構造を有する必要があり、ユーザーが他社の外部アンテナを接続することを排除する構造が求められる。このため、同軸プラグの挿入端外周にキーを設け、同軸リセプタクルの挿入口にキー溝を設け、キーとキー溝が嵌合することによりアンテナ用コネクタを固有化することが実施されている。
【0007】
同軸プラグの挿入端外周にキーを設け、同軸リセプタクルの挿入口にキー溝を設け、キーとキー溝が嵌合し、さらに、同軸プラグに保持されるカップリング袋ナットと、同軸リセプタクルの外周に形成される雄ねじがねじ結合することにより、同軸プラグと同軸リセプタクルの接続を確実にする同軸コネクタが開示されている(例えば、特許文献1)。
【0008】
【特許文献1】
特開平9−306603号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら同軸プラグの挿入端外周にキーを設ける嵌合構造は、同軸リセプタクルの機器への配置によっては、キー溝の位置を見分けるのが難しく同軸プラグの挿入方向を特定できないことがある。
【0010】
特に、最近のノート型PCは筐体も薄くなっており、この筐体の側面に取り付けられる外部アンテナ用の同軸コネクタも必然的に小型化しており、キー溝の位置を見分けるのがいっそう困難になっている。
【0011】
同軸リセプタクルに接続する同軸プラグのケーブルの引き出し口が、同軸プラグの挿入方向に対して直交する、いわゆる、ライトアングルコネクタ(L形コネクタとも呼ばれる)の場合は、キー溝で挿入方向が限定されると、同軸プラグの挿入が困難なときもある。
【0012】
前述のFCCの規定はキーとキー溝による固有構造を必ずしも奨励するものではなく、小型化した外部アンテナ用の同軸コネクタにおいて、FCCの規定に沿った固有構造を有し、操作性のよい新たな嵌合構造が求められている。
【0013】
本発明は、上述した課題を解決すべく、外部アンテナが接続される電子機器等に有効であって、外部アンテナが接続されている同軸プラグを操作性よく同軸リセプタクルに着脱できるアンテナ用コネクタを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上記目的を満たすため、以下のような新たなアンテナ用コネクタを発明した。
【0015】
(1) 同軸ケーブルの一端にアンテナが接続されており、当該同軸ケーブルの他端にプラグが接続されており、当該プラグがリセプタクルに着脱されるアンテナ用コネクタであって、前記プラグは、前記同軸ケーブルの内部導体に接続しているピンコンタクトと、前記同軸ケーブルの外部導体に接続しており、前記リセプタクルに挿入される環状の挿入部を有している筒形シェルと、当該ピンコンタクトを中心に保持しているとともに前記リセプタクルへの挿入方向に当該ピンコンタクトを延出しており、当該筒形シェルの挿入部と当該ピンコンタクトが同心円となるように当該筒形シェルに嵌装される絶縁性の第1プラグハウジングと、を備えており、前記リセプタクルは、前記第1プラグハウジングから延出しているピンコンタクトが入る挿入穴と前記筒形シェルの挿入部が入る環状溝とが同心円状に形成されている絶縁性の第1リセプタクルハウジングと、前記挿入穴から突出した前記ピンコンタクトと接触する弾性コンタクトと、前記筒形シェルの挿入部の外周に接触する第1グランドシェルと、を備えており、前記第1プラグハウジングは、前記第1リセプタクルハウジングへの挿入側端面に前記筒形シェルの内径より小さい直径の外周を有する第1円筒凸部を更に備えており、前記第1リセプタクルハウジングは、前記第1円筒凸部と嵌め合わされる第1円筒凹部を前記挿入穴における前記プラグの挿入側に形成するとともに当該第1円筒凹部を当該挿入穴と同心円状に配置しており、前記第1プラグハウジングの第1円筒凸部と前記第1リセプタクルハウジングの第1円筒凹部が嵌合することを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0016】
(2) 同軸ケーブルの一端にアンテナが接続されており、当該同軸ケーブルの他端にプラグが接続されており、当該プラグがリセプタクルに着脱されるアンテナ用コネクタであって、前記プラグは、前記同軸ケーブルの内部導体に接続しているピンコンタクトと、前記同軸ケーブルの外部導体に接続しており、前記リセプタクルに挿入される環状の挿入部を有している筒形シェルと、当該ピンコンタクトを中心に保持しているとともに前記リセプタクルへの挿入方向に当該ピンコンタクトを延出しており、当該筒形シェルの挿入部と当該ピンコンタクトが同心円となるように当該筒形シェルに嵌装される絶縁性の第2プラグハウジングと、を備えており、前記リセプタクルは、前記第2プラグハウジングから延出しているピンコンタクトが入る挿入穴と前記筒形シェルの挿入部が入る環状溝とが同心円状に形成されている絶縁性の第2リセプタクルハウジングと、前記挿入穴から突出した前記ピンコンタクトと接触する弾性コンタクトと、前記筒形シェルの挿入部の外周に接触する第1グランドシェルと、を備えており、前記第2プラグハウジングは、前記第2リセプタクルハウジングへの挿入側端面に前記筒形シェルの内径より小さい直径の内径を有する第2円筒凹部を形成しており、前記第2リセプタクルハウジングは、前記第2円筒凹部と嵌め合わされる第2円筒凸部を前記挿入穴における前記プラグの挿入側に更に備えるとともに当該第2円筒凸部を当該挿入穴と同心円状に配置しており、前記第2プラグハウジングの第2円筒凹部と前記第2リセプタクルハウジングの第2円筒凸部が嵌合することを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0017】
(3) (1)又は(2)のいずれかに記載のアンテナ用コネクタにおいて、前記筒形シェルは当該挿入部においてその外周に環状凹部を設けており、前記第1グランドシェルは挿入される前記筒形シェルの外周を屈曲部で圧接する第1弾性接触片を備えており、前記プラグを前記リセプタクルに挿入した状態では、前記第1弾性接触片における当該屈曲部が前記環状凹部に係止して前記プラグが前記リセプタクルから抜けるのを防止することを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0018】
(4) (3)記載のアンテナ用コネクタにおいて、前記第1グランドシェルは挿入される前記筒形シェルの外周を対向して配置されている屈曲部で圧接する一対の第1弾性接触片を備えており、前記プラグを前記リセプタクルに挿入した状態では、前記一対の第1弾性接触片における当該対向配置されている屈曲部が前記環状凹部に係止して前記プラグが前記リセプタクルから抜けるのを防止することを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0019】
(5) (4)記載のアンテナ用コネクタにおいて、前記リセプタクルは、前記筒形シェルの挿入部の内周に接触する第2グランドシェルを更に備えており、前記第2グランドシェルは、挿入される前記筒形シェルの内周を相反して配置されている屈曲部で圧接する一対の第2弾性接触片を備えており、前記プラグを前記リセプタクルに挿入した状態では、前記筒形シェルの外周と内周は、前記第1グランドシェルにおける当該第1弾性接触片と、前記第2グランドシェルにおける当該第2弾性接触片で二重に接触されることを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0020】
(6) (1)から(5)のいずれかに記載のアンテナ用コネクタにおいて、前記弾性コンタクトと組となって接触している固定コンタクトを前記リセプクル内に更に備えており、前記ピンコンタクトが前記挿入穴に挿入されると、当該挿入穴から突出した当該ピンコンタクトによって当該弾性コンタクが変位することにより当該弾性コンタクトと前記固定コンタクトとの接触が解除されることを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0021】
(7) (1)から(6)のいずれかに記載のアンテナ用コネクタにおいて、無線LAN用の情報機器において、外部アンテナを接続するために適用されることを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0022】
(8) (1)から(6)のいずれかに記載のアンテナ用コネクタにおいて、IEEE 802.11aで規格されている固有性を有する高速無線LAN用の外部アンテナ用コネクタであることを特徴とするアンテナ用コネクタ。
【0023】
この発明は、「同軸ケーブルの一端にアンテナが接続されており、当該同軸ケーブルの他端にプラグが接続されており、当該プラグがリセプタクルに着脱されるアンテナ用コネクタであって、前記プラグは、前記同軸ケーブルの内部導体に接続しているピンコンタクトと、前記同軸ケーブルの外部導体に接続しており、前記リセプタクルに挿入される環状の挿入部を有している筒形シェルと、当該ピンコンタクトを中心に保持しているとともに前記リセプタクルへの挿入方向に当該ピンコンタクトを延出しており、当該筒形シェルの挿入部と当該ピンコンタクトが同心円となるように当該筒形シェルに嵌装される絶縁性の第1プラグハウジングと、を備えており、前記リセプタクルは、前記第1プラグハウジングから延出しているピンコンタクトが入る挿入穴と前記筒形シェルの挿入部が入る環状溝とが同心円状に形成されている絶縁性の第1リセプタクルハウジングと、前記挿入穴から突出した前記ピンコンタクトと接触する弾性コンタクトと、前記筒形シェルの挿入部の外周に接触する第1グランドシェルと、を備えており、前記第1プラグハウジングは、前記第1リセプタクルハウジングへの挿入側端面に前記筒形シェルの内径より小さい直径の外周を有する第1円筒凸部を更に備えており、前記第1リセプタクルハウジングは、前記第1円筒凸部と嵌め合わされる第1円筒凹部を前記挿入穴における前記プラグの挿入側に形成するとともに当該第1円筒凹部を当該挿入穴と同心円状に配置しており、前記第1プラグハウジングの第1円筒凸部と前記第1リセプタクルハウジングの第1円筒凹部が嵌合する」ことを特徴としてよい。
【0024】
「アンテナ」は機器の外部に設置される外部アンテナであってよく、例えば、線状アンテナであってよく、ホイップアンテナであってもよい。そして、「アンテナ」の送受信端子が同軸ケーブルの内部導体に接続されており、「アンテナ」のグランド端子が同軸ケーブルの外部導体に接続されている。
【0025】
同軸ケーブルの内部導体である心線は、ピンコンタクトの挿入端と反対側の端部にはんだで固定されてよく、同軸ケーブルの外部導体である編組線は、筒形シェルの挿入端と反対側の端部にクランプされて固定されてよい。そして、プラグは、挿入部と同軸ケーブル間が絶縁性のブーツでオーバーモルドされてよく、このブーツが把持されて、当該プラグがリセプタクルに着脱される。
【0026】
第1プラグハウジングは中心にピンコンタクトが圧入されて固定されてよく、第1プラグハウジングの外周は、プラグの挿入側端部と反挿入側端部にそれぞれ切り欠き溝が形成されており、第1プラグハウジングは中心に向かって突出するディンプル及び、中心に向かって折り曲げられた部分折り曲げ片を有し、当該切り欠き溝が前記ディンプル及び前記部分折り曲げ片で係止され、第1プラグハウジングは筒形シェルに保持されている。
【0027】
「ピンコンタクト」は、「挿入穴」によって挿入方向のみに運動が規制されると考えてよい。「弾性コンタクト」は板ばねであってよく、「挿入穴」により規制されて突出した「ピンコンタクト」に「弾性コンタクト」の可動部が当接することにより、「弾性コンタクト」の可動部が「ピンコンタクト」の中心軸から遠ざかる方向に変位する。そして、「弾性コンタクト」の可動部が「ピンコンタクト」に一定の接触圧を付与して「弾性コンタクト」と「ピンコンタクト」が電気的に接続される。
【0028】
「弾性コンタクト」と組となって接触している固定コンタクトを、このリセプタクル内に設けてよく、前記固定コンタクトは例えば機器の内部アンテナに接続されており、「ピンコンタクト」が挿入されることにより「弾性コンタクト」と前記固定コンタクトとの接触が解除されるようにしてもよい。つまり、このリセプタクルを内部アンテナと外部アンテナを切り換えるスイッチ機構付きのリセプタクルとしてもよい。
【0029】
また、このリセプタクルにプリント基板を配置し、「弾性コンタクト」の固定部を前記プリント基板の信号パターンにはんだで固定してよく、第1グランドシェルと第2グランドシェルの後端を前記プリント基板のグランドパターンにはんだで固定してよい。
【0030】
この発明によるアンテナ用コネクタは、第1プラグハウジングの第1円筒凸部と第1リセプタクルハウジングの第1円筒凹部が嵌合することにより、当該プラグと当該リセプタクルが接続される固有構造を実現しており、従来のようにキー又はキー溝を位置合わせする必要がなくなり、プラグの円周方向の位置に関わりなくなく、プラグをリセプタクルに容易に挿入することができる。
【0031】
このアンテナ用コネクタは、無線LAN用の情報機器において、外部アンテナを接続するために適用されてよく、IEEE 802.11aで規格されている固有性を有する高速無線LAN用の外部アンテナ用コネクタであってよい。
【0032】
この発明は、「同軸ケーブルの一端にアンテナが接続されており、当該同軸ケーブルの他端にプラグが接続されており、当該プラグがリセプタクルに着脱されるアンテナ用コネクタであって、前記プラグは、前記同軸ケーブルの内部導体に接続しているピンコンタクトと、前記同軸ケーブルの外部導体に接続しており、前記リセプタクルに挿入される環状の挿入部を有している筒形シェルと、当該ピンコンタクトを中心に保持しているとともに前記リセプタクルへの挿入方向に当該ピンコンタクトを延出しており、当該筒形シェルの挿入部と当該ピンコンタクトが同心円となるように当該筒形シェルに嵌装される絶縁性の第2プラグハウジングと、を備えており、前記リセプタクルは、前記第2プラグハウジングから延出しているピンコンタクトが入る挿入穴と前記筒形シェルの挿入部が入る環状溝とが同心円状に形成されている絶縁性の第2リセプタクルハウジングと、前記挿入穴から突出した前記ピンコンタクトと接触する弾性コンタクトと、前記筒形シェルの挿入部の外周に接触する第1グランドシェルと、を備えており、前記第2プラグハウジングは、前記第2リセプタクルハウジングへの挿入側端面に前記筒形シェルの内径より小さい直径の内径を有する第2円筒凹部を形成しており、前記第2リセプタクルハウジングは、前記第2円筒凹部と嵌め合わされる第2円筒凸部を前記挿入穴における前記プラグの挿入側に更に備えるとともに当該第2円筒凸部を当該挿入穴と同心円状に配置しており、前記第2プラグハウジングの第2円筒凹部と前記第2リセプタクルハウジングの第2円筒凸部が嵌合することを」ことを特徴としてよい。
【0033】
第2プラグハウジングは中心にピンコンタクトが圧入されて固定されてよく、第2プラグハウジングの外周は、プラグの挿入側端部と反挿入側端部にそれぞれ切り欠き溝が形成されており、第2プラグハウジングは中心に向かって突出するディンプル及び、中心に向かって折り曲げられた部分折り曲げ片を有し、当該切り欠き溝が前記ディンプル及び前記部分折り曲げ片で係止され、第1プラグハウジングは筒形シェルに保持されている。
【0034】
この発明によるアンテナ用コネクタは、第2プラグハウジングの第2円筒凹部と第2リセプタクルハウジングの第2円筒凸部が嵌合することにより、当該プラグと当該リセプタクルが接続される固有構造を実現しており、従来のようにキーにキー溝を位置合わせする必要がなくなり、プラグの円周方向の位置に関わりなくなく、プラグをリセプタクルに容易に挿入することができる。
【0035】
このアンテナ用コネクタは、無線LAN用の情報機器において、外部アンテナを接続するために適用されてよく、IEEE 802.11aで規格されている固有性を有する高速無線LAN用の外部アンテナ用コネクタであってよい。
【0036】
この発明は、「(1)又は(2)のいずれかに記載のアンテナ用コネクタにおいて、前記筒形シェルは当該挿入部においてその外周に環状凹部を設けており、前記第1グランドシェルは挿入される前記筒形シェルの外周を屈曲部で圧接する第1弾性接触片を備えており、前記プラグを前記リセプタクルに挿入した状態では、前記第1弾性接触片における当該屈曲部が前記環状凹部に係止して前記プラグが前記リセプタクルから抜けるのを防止する」ことを特徴としてよい。
【0037】
また、この発明は、「(3)記載のアンテナ用コネクタにおいて、前記第1グランドシェルは挿入される前記筒形シェルの外周を対向して配置されている屈曲部で圧接する一対の第1弾性接触片を備えており、前記プラグを前記リセプタクルに挿入した状態では、前記一対の第1弾性接触片における当該対向配置されている屈曲部が前記環状凹部に係止して前記プラグが前記リセプタクルから抜けるのを防止する」ことを特徴としてよい。
【0038】
筒形シェルを第1グランドシェルに挿入すると、第1弾性接触片は筒形シェルに押し広げられて、第1弾性接触片は中心軸から遠ざかる方向に変位する。第1弾性接触片における屈曲部が環状凹部に一致すると、第1弾性接触片は筒形シェルへ付勢する力を残して屈曲部が環状凹部に嵌入する。
【0039】
結合されたプラグをリセプタクルから抜き去るときは、屈曲部が環状凹部から外周へ乗り上げる強い力でプラグを引き抜くことにより、プラグとリセプタクルの結合を解除することができる。
【0040】
このような第1弾性接触片の屈曲部と筒形シェルの外周に形成されている環状凹部とのハーフロック方式の嵌合構造は、プラグをどの回転位置から挿抜しても、その挿抜力は同じであり、この発明に適したハーフロック方式の嵌合構造である。
【0041】
前記第1弾性接触片は一つであってもよく、対向するように一対の第1弾性接触片を配置してもよい。プラグの抜け防止がより確実であり、プラグとリセプタクルの接触をより確かなものにするためには、一対の第1弾性接触片を配置することが好ましい。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0043】
図1は、本発明による第1の実施形態におけるアンテナ用コネクタ(以下、コネクタと略称する)の構成を示す斜視断面図である。図1の実施形態において、符号1はプラグ、符号2はプラグ1が着脱されるリセプタクルである。
【0044】
図1において、同軸ケーブル10の一端は図示されないアンテナが接続されており、同軸ケーブル10の他端は丸型のプラグ1が接続されている。リセプタクル2は、例えばノート型PCの側面に実装される角型のコネクタであって、アンテナ付きプラグ1がリセプタクル2に接続されることにより、例えば、ノート型PCは外部アンテナから無線電波を送受信できる。
【0045】
同軸ケーブル10は、心線となる一本の内部導体10Aがポリエチレン等からなる絶縁体10Bで覆われている。絶縁体10Bは銅線編組からなる外部導体10Cで覆われ、更に、外部導体10Cの外周は絶縁体10Dで被覆されている。
【0046】
図1の実施形態に示されるように、同軸ケーブル10の内部導体10Aは、ピンコンタクト11の挿入端と反対側の端部にはんだで固定されることにより、内部導体10Aとピンコンタクト11が接続されている。
【0047】
一方、リセプタクル2に挿入される環状の挿入部1Aを有している筒形シェル12の後端部で、同軸ケーブル10の外部導体10Cがクランプされることにより、筒形シェル12と外部導体10Cが接続されている。
【0048】
絶縁性の第1プラグハウジング13は、ピンコンタクト11を中心に保持しているとともに、リセプタクル2への挿入方向にピンコンタクト11を延出しており、筒形シェル12の挿入部1Aとピンコンタクト11が同心円となるように当該筒形シェル12に嵌装されている。
【0049】
これら同軸ケーブル10と、ピンコンタクト11と、筒形シェル12と、第1プラグハウジング13を備えるプラグ1は、挿入部1Aと同軸ケーブル10間が絶縁性のブーツ10Eでオーバーモルドされており、このブーツ10Eが把持されて、当該プラグ1がリセプタクル2に着脱される。
【0050】
リセプタクル2は、絶縁性の第1リセプタクルハウジング21と、弾性コンタクト23Aと、第1グランドシェル24と、第2グランドシェル25とを備えている。
【0051】
直方体状に形成される第1リセプタクルハウジング21は、第1プラグハウジング13から延出しているピンコンタクト11が入る挿入穴2Aと、筒形シェル12の挿入部1Aが入る環状溝2Bとが同心円状に形成されている。
【0052】
弾性コンタクト23Aは、挿入穴2Aから突出したピンコンタクト11と接触するように配置されている。第1グランドシェル24は、環状溝2Bに挿入された筒形シェル12の挿入部1Aの外周に接触するように配置されている。第2グランドシェル25は、環状溝2Bに挿入された筒形シェル12の挿入部1Aの内周に接触するように配置されている。
【0053】
図1の第1実施形態において、第1プラグハウジング13は、第1リセプタクルハウジング21への挿入側端面に筒形シェル12の内径より小さい直径の外周を有する第1円筒凸部13Aを更に備えている。
【0054】
一方、第1リセプタクルハウジング21は、第1円筒凸部13Aと嵌め合わされる第1円筒凹部21Aを挿入穴2Aにおけるプラグ1の挿入側に形成するとともに当該第1円筒凹部21Aを当該挿入穴2Aと同心円状に配置している。
【0055】
そして、第1プラグハウジング13の第1円筒凸部13Aと、第1リセプタクルハウジング21の第1円筒凹部21Aが嵌合することにより、プラグ1とリセプタクル2を結合することができる。
【0056】
図1の実施形態において、筒形シェル12は、挿入部1Aの外周に環状凹部1Bを設けている。一方、第1グランドシェル24は挿入される筒形シェル12の外周を一対の屈曲部241及び242で圧接する一対の第1弾性接触片24A及び24Bを備えている。
【0057】
プラグ1をリセプタクル2に挿入した状態では、一対の第1弾性接触片24A及び24Bの当該屈曲部241及び242が環状凹部1Bに係止して、プラグ1がリセプタクル2から抜けるのを防止する。
【0058】
次に、本発明による第2の実施形態におけるアンテナ用コネクタを図2により説明する。図2は、第2の実施形態によるアンテナ用コネクタの構成を示す斜視断面図である。なお、図2の説明において、図1と同じ構成品は同符号を付しており、その構成は特に必要のある場合を除き、説明を割愛する。
【0059】
図2において、絶縁性の第2プラグハウジング14は、ピンコンタクト11を中心に保持しているとともに、リセプタクル2への挿入方向にピンコンタクト11を延出しており、筒形シェル12の挿入部1Aとピンコンタクト11が同心円となるように当該筒形シェル12に嵌装されている
【0060】
これら同軸ケーブル10と、ピンコンタクト11と、筒形シェル12と、第2プラグハウジング14を備えるプラグ1は、挿入部1Aと同軸ケーブル10間が絶縁性のブーツ10Eでオーバーモルドされており、このブーツ10Eが把持されて、当該プラグ1がリセプタクル2に着脱される。
【0061】
図2の第2実施形態において、リセプタクル2は、絶縁性の第2リセプタクルハウジング22と、弾性コンタクト23Aと、第1グランドシェル24と、第2グランドシェル25とを備えている。
【0062】
直方体状に形成される第2リセプタクルハウジング22は、第2プラグハウジング14から延出しているピンコンタクト11が入る挿入穴2Aと、筒形シェル12の挿入部1Aが入る環状溝2Bとが同心円状に形成されている。
【0063】
図2の第2実施形態において、第2プラグハウジング14は、第2リセプタクルハウジング22への挿入側端面に筒形シェル12の内径より小さい直径の内径を有する第2円筒凹部14Aを形成している。
【0064】
一方、第2リセプタクルハウジング22は、第2円筒凹部14Aと嵌め合わされる第2円筒凸部22Aを挿入穴2Aにおけるプラグ1の挿入側に更に備えるとともに、第2円筒凸部22Aを当該挿入穴2Aと同心円状に配置している。
【0065】
そして、第2プラグハウジング14の第2円筒凹部14Aと、第2リセプタクルハウジング22の第2円筒凸部22Aが嵌合することにより、プラグ1とリセプタクル2を結合することができる。
【0066】
図2の実施形態において、筒形シェル12は挿入部1Aにおいて、その外周に環状凹部1Bを設けている。一方、第1グランドシェル24は挿入される筒形シェル12の外周を一対の屈曲部241及び242で圧接する一対の第1弾性接触片24A及び24Bを備えている。
【0067】
プラグ1をリセプタクル2に挿入した状態では、一対の第1弾性接触片24A及び24Bの当該屈曲部241及び242が環状凹部1Bに係止して、プラグ1がリセプタクル2から抜けるのを防止する。
【0068】
次に、図1の作用を図3により説明する。図3(a)は図1におけるリセプタクル2の横断面図、図3(b)は図1におけるリセプタクル2の縦断面図、図3(c)は図1におけるプラグ1の縦断面図、図3(d)は図3(c)の平面図、図3(e)は図3(c)の背面図である。
【0069】
図3(c)に示されるように、ピンコンタクト11はリセプタクル2の挿入側が小径の丸ピンになっており、先端部は円錐状に形成されている。ピンコンタクト11は、リセプタクル2の挿入側と反対側が小径の丸ピンより大きい外径を有する第1の段付き棒になっており、この第1の段付き棒の後部が更に大きい外径を有する第2の段付き棒になっている。
【0070】
この第2の段付き棒が第1プラグハウジング13の端面に突き当たるように、ピンコンタクト11は第1プラグハウジング13に圧入される。また、ピンコンタクト11の後端部は内部導体10Aの外径に見合った円弧溝が形成されており、この円弧溝に内部導体10Aがはんだで固定される。
【0071】
図3(c)においては、第1プラグハウジング13の外周は、プラグ1の挿入側端部と反挿入側端部にそれぞれ切り欠き溝が形成されており、第1プラグハウジング13は中心に向かって突出するディンプル1C及び、中心に向かって折り曲げられた部分折り曲げ片1Dを有している。当該切り欠き溝がディンプル1C及び部分折り曲げ片1Dで係止され、第1プラグハウジング13は筒形シェル12に保持されている。
【0072】
また、絶縁体10Bは筒状のフェルール15が介装され、フェルール15の外周が銅線編組からなる外部導体10Cで覆われ、この外部導体10Cがフェルール15とともに筒形シェル12の挿入部1Aより外径の小さいクランプ部で圧着されることにより、外部導体10Cと筒形シェル12が電気的に接続される。
【0073】
図3(a)又は図3(b)に示されるように、リセプタクル2はピンコンタクト11が挿入される挿入穴2Aを有しており、挿入穴2Aから突出したピンコンタクト11と接触する弾性コンタクト23Aがリセプタクル2内に配置されている。
【0074】
図3において、ピンコンタクト11は、挿入穴2Aによって挿入方向のみに運動が規制される。弾性コンタクト23Aは板ばねであって、挿入穴2Aにより規制されて突出したピンコンタクト11に弾性コンタクト23Aの可動部231が当接することにより、可動部231がピンコンタクト11の中心軸から遠ざかる方向に変位する。そして、可動部231がピンコンタクト11に一定の接触圧を付与して弾性コンタクト23Aとピンコンタクト11が電気的に接続される。
【0075】
図3の実施形態において、弾性コンタクト23Aと組となって接触している固定コンタクト23Bが、このリセプタクル2内に設けられている。固定コンタクト23Bは例えば、機器の内部アンテナに接続されており、ピンコンタクト11が挿入されることにより弾性コンタクト23Aと固定コンタクト23Bとの接触が解除される。つまり、このリセプタクル2は内部アンテナと外部アンテナを切り換えるスイッチ機構付きのリセプタクルとしている。
【0076】
図3において、環状溝2Bの内径Dは、筒形シェル12の挿入部1Aの外径dより僅かに大きくなっている。プラグ1をリセプタクル2に挿入するときは、まず、環状溝2Bの内周に筒形シェル12の挿入部1Aの外周を合わせて、挿入する。
【0077】
環状溝2Bに案内されて挿入されるプラグ1は、一定の進行段階になると、ピンコンタクト11が挿入穴2Aによって挿入方向に案内される。更にプラグ1を挿入すると、次に、第1円筒凸部13Aが第1円筒凹部21Aに嵌合する。そして、第1円筒凸部13Aの挿入端面が第1円筒凹部21Aの底面に当接して、挿入を停止する。
【0078】
第1円筒凸部13Aの挿入端面が第1円筒凹部21Aの底面に当接した段階において、一対の第1弾性接触片24A及び24Bにおける屈曲部241及び242が環状凹部1Bに一致している。第1弾性接触片24A及び24Bは筒形シェル12へ付勢する力を残して、屈曲部241及び242が環状凹部1Bに嵌入されることにより、プラグ1をリセプタクル2にロックしている。
【0079】
このように、プラグ1を円周上の位置に注意を払うことなく、容易にリセプタクル2に挿入することができる。
【0080】
次に、図2の作用を図4により説明する。図4(a)は図2におけるリセプタクル2の横断面図、図4(b)は図2におけるリセプタクル2の縦断面図、図4(c)は図2におけるプラグ1の縦断面図、図4(d)は図4(c)の平面図、図4(e)は図4(c)の背面図である。なお、図4の説明において、図3と重複する作用はその説明を割愛する。
【0081】
図4において、環状溝2Bの内径Dは、筒形シェル12の挿入部1Aの外径dより僅かに大きくなっている。プラグ1をリセプタクル2に挿入するときは、まず、環状溝2Bの内周に筒形シェル12の挿入部1Aの外周を合わせて、挿入する。
【0082】
環状溝2Bに案内されて挿入されるプラグ1は、一定の進行段階になると、ピンコンタクト11が挿入穴2Aによって挿入方向に案内される。更にプラグ1を挿入すると、次に、第2円筒凹部14Aが第2円筒凸部22Aに嵌合する。そして、第2円筒凹部14Aの底面が第2円筒凸部22Aの端面に当接して、挿入を停止する。
【0083】
第2円筒凹部14Aの底面が第2円筒凸部22Aの端面に当接した段階において、一対の第1弾性接触片24A及び24Bにおける屈曲部241及び242が環状凹部1Bに一致している。第1弾性接触片24A及び24Bは筒形シェル12へ付勢する力を残して、屈曲部241及び242が環状凹部1Bに嵌入されることにより、プラグ1をリセプタクル2にロックしている。
【0084】
このように、プラグ1を円周上の位置に注意を払うことなく、容易にリセプタクル2に挿入することができる。
【0085】
次に、この発明によるリセプタクル2の作用を図5により説明する。図5はリセプタクル2における要部部品の斜視分解組立図である。
【0086】
図5の実施形態において、弾性コンタクト23Aは板ばねであり、可動部231はなだらかな屈曲面を形成している。前記屈曲面は曲率の大きい円弧であってもよい。可動部231と反対側の端部232は、その底面が図示されないプリント基板の信号パターンにはんだなどで固定される。可動部231には横設辺233が形成されており、横設辺233が固定コンタクト23Bに弾性的に当接している。
【0087】
固定コンタクト23Bは平板であり、端部234は横設辺233が着脱する。端部234と反対側の端部235は、その底面が図示されないプリント基板の信号パターンにはんだなどで固定される。
【0088】
導通性の第1グランドシェル24は、倒立凹字状に形成されており、前部24Cは、対向するように一対の第1弾性接触片24A及び24Bを有している。これら第1弾性接触片24A及び24Bは互いに遠ざかる方向に弾性変形可能としている。第1グランドシェル24における後部24Dに形成されているフランジ(鍔)は図示されないプリント基板のグランドパターンにはんだなどで固定されて接地する。
【0089】
導通性の第2グランドシェル25は前部25Aが円筒状に形成されており、後部25Bは半円弧をもつUの字状に形成されている。前部25Aは、相反するように一対の第2弾性接触片25C及び25Dを有している。これら第2弾性接触片25C及び25Dは互いに近づく方向に弾性変形可能としている。第2グランドシェル25における後部25Bの底面は図示されないプリント基板のグランドパターンにはんだなどで固定されて接地する。
【0090】
これらの弾性コンタクト23Aと固定コンタクト23Bと第1グランドシェル24と第2グランドシェル25は、例えば、図3に示されるように、第1リセプタクルハウジング21に圧入されて一体化される。図3において、第2グランドシェル25は、プラグ1の挿入方向から圧入され、弾性コンタクト23Aと固定コンタクト23Bと第1グランドシェル24は、プラグ1の挿入方向と反対方向から圧入される。
【0091】
図5の実施形態において、第2グランドシェル25はその円筒部が弾性コンタクト23Aと固定コンタクト23Bを覆うように配置される。また、第1グランドシェル24は第2グランドシェル25を覆うように配置される。そして、第2グランドシェル25における円筒と、第2グランドシェル25における半円弧と、挿入穴2A(図3参照)とは同心円を形成している。
【0092】
また、第2グランドシェル25における円筒の外径は、筒形シェル12(図3参照)の内径より小さく形成されており、第1グランドシェル24における対向する側壁の内壁間の間隔は筒形シェル12の外径より大きく形成されている。
【0093】
したがって、図3に示されるように、プラグ1をリセプタクル2の環状溝2Bに挿入すると、筒形シェル12の外周と内周は、第1グランドシェル24における第1弾性接触片24A及び24Bと、第2グランドシェル25における第2弾性接触片25C及び25Dで二重に接触するようにされており、プラグ1に接続されているアンテナにおけるグランドラインの接続を確実にしている。
【0094】
次に、この発明によるリセプタクル2の実装配置を図6により説明する。図6はリセプタクル2の外観斜視図である。
【0095】
図6の実施形態に示されるように、直方体状に形成されるリセプタクル2は、環状溝2Bの形成面にねじなどの締結具3が入る固定穴20Aが二つ形成されている。そして、固定穴20Aの延長には四角ボルト20Bが配置されている。
【0096】
図6におけるパネル4は、例えば、PCの側面板又は背面パネルであり、リセプタクル2はパネル4を介して、締結具3でPC内に設置される。
【0097】
この発明によるアンテナ用コネクタは、例えば、無線LANの機能をもち、外部アンテナと内部アンテナを切り換えることのできるノート型PC又はPDAに用いられる。また、この発明による技術的思想によれば、これら以外の他の電子機器にも応用可能である。
【0098】
IEEE 802.11aで規格されている高速無線LAN用の5.2GHz周辺周波数帯域の電波を送受信するノート型PC又はPDAは、外部アンテナ用コネクタにおいてFCCの規格を満足することができる。
【0099】
【発明の効果】
この発明によるアンテナ用コネクタは、プラグはリセプタクルへの挿入側端面に筒形シェルの内径より小さい直径の外周を有する円筒凸部を備えており、リセプタクルは、円筒凸部と嵌め合わされる円筒凹部をプラグの挿入側に形成しており、円筒凸部と円筒凹部が嵌合することによりプラグがリセプタクルに接続されるので、プラグを円周上の位置に注意を払うことなく、容易にリセプタクルに挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による第1の実施形態におけるアンテナ用コネクタの構成を示す斜視断面図である。
【図2】 本発明による第2の実施形態におけるアンテナ用コネクタの構成を示す斜視断面図である。
【図3】 本発明における第1の実施形態の作用を説明する図である。
【図4】 本発明における第2の実施形態の作用を説明する図である。
【図5】 本発明におけるリセプタクルの要部部品の斜視分解組立図である。
【図6】 本発明におけるリセプタクルの実装配置を説明するためのリセプタクルの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 プラグ
1A 挿入部
1B 環状凹部
1C ディンプル
1D 部分折り曲げ片
2 リセプタクル
2A 挿入穴
2B 環状溝
3 締結具
4 パネル
10 同軸ケーブル
10A 内部導体
10B 絶縁体
10C 外部導体
10D 絶縁体
10E ブーツ
11 ピンコンタクト
12 筒形シェル
13 第1プラグハウジング
13A 第1円筒凸部
14 第2プラグハウジング
14A 第2円筒凹部
15 フェルール
20A 固定穴
21 第1リセプタクルハウジング
21A 第1円筒凹部
22 第2リセプタクルハウジング
22A 第2円筒凸部
23A 弾性コンタクト
23B 固定コンタクト
24 第1グランドシェル
24A・24B 第1弾性接触片
25 第2グランドシェル
25C・25D 第2弾性接触片
231 可動部
241・242 屈曲部

Claims (6)

  1. 同軸ケーブルの一端にアンテナが接続され前記同軸ケーブルの他端にプラグが接続され前記プラグがリセプタクルに着脱されるアンテナ用コネクタであって、
    前記プラグは、
    前記同軸ケーブルの内部導体に接続するピンコンタクトと、
    前記同軸ケーブルの外部導体に接続して、前記リセプタクルに挿入される環状の挿入部を有する筒形シェルと、
    前記ピンコンタクトを中心に保持すると共に前記リセプタクルへの挿入方向に前記ピンコンタクトを延出前記筒形シェルの挿入部と前記ピンコンタクトが同心円となるように前記筒形シェルに嵌装される絶縁性の第1プラグハウジングと、を備え
    前記リセプタクルは、
    前記第1プラグハウジングから延出する前記ピンコンタクトが入る挿入穴と前記筒形シェルの挿入部が入る環状溝とが同心円状に形成された絶縁性の第1リセプタクルハウジングと、
    前記挿入穴から突出する前記ピンコンタクト接触する弾性コンタクトと、
    前記筒形シェルの挿入部の外周に接触する第1グランドシェルと、
    前記筒形シェルの挿入部の内周に接触する第2グランドシェルと、を備え
    前記第1プラグハウジングは、前記筒形シェルの内径より小さい直径の外周を有する第1円筒凸部を前記第1リセプタクルハウジングへの挿入側端面に有し
    前記第1リセプタクルハウジングは、前記第1円筒凸部と嵌め合わされる第1円筒凹部であって、前記挿入穴における前記プラグの挿入側に形成すると共に前記挿入穴と同心円状に配置した第1円筒凹部を有し
    前記第1グランドシェルは、対向して配置された屈曲部で前記筒形シェルの外周を圧接する一対の第1弾性接触片を有し、
    前記第2グランドシェルは、相反する向きに配置された屈曲部で前記筒形シェルの内周圧接する一対の第2弾性接触片を有し、
    前記第1円筒凸部と前記第1円筒凹部が嵌合すると共に、前記筒形シェルの外周と内周は、前記一対の第1弾性接触片及び前記一対の第2弾性接触片で二重に接触されることを特徴とするアンテナ用コネクタ。
  2. 同軸ケーブルの一端にアンテナが接続され前記同軸ケーブルの他端にプラグが接続され前記プラグがリセプタクルに着脱されるアンテナ用コネクタであって、
    前記プラグは、
    前記同軸ケーブルの内部導体に接続するピンコンタクトと、
    前記同軸ケーブルの外部導体に接続して、前記リセプタクルに挿入される環状の挿入部を有する筒形シェルと、
    前記ピンコンタクトを中心に保持すると共に前記リセプタクルへの挿入方向に前記ピンコンタクトを延出前記筒形シェルの挿入部と前記ピンコンタクトが同心円となるように前記筒形シェルに嵌装される絶縁性の第2プラグハウジングと、を備え
    前記リセプタクルは、
    前記第2プラグハウジングから延出する前記ピンコンタクトが入る挿入穴と前記筒形シェルの挿入部が入る環状溝とが同心円状に形成された絶縁性の第2リセプタクルハウジングと、
    前記挿入穴から突出する前記ピンコンタクトと接触する弾性コンタクトと、
    前記筒形シェルの挿入部の外周に接触する第1グランドシェルと、
    前記筒形シェルの挿入部の内周に接触する第2グランドシェルと、を備え
    前記第2プラグハウジングは、前記筒形シェルの内径より小さい直径の内径を有する第2円筒凹部を前記第2リセプタクルハウジングへの挿入側端面に有し
    前記第2リセプタクルハウジングは、前記第2円筒凹部と嵌め合わされる第2円筒凸部であって、前記挿入穴における前記プラグの挿入側に形成すると共に前記挿入穴と同心円状に配置した第2円筒凸部を有し
    前記第1グランドシェルは、対向して配置された屈曲部で前記筒形シェルの外周を圧接する一対の第1弾性接触片を有し、
    前記第2グランドシェルは、相反する向きに配置された屈曲部で前記筒形シェルの内周圧接する一対の第2弾性接触片を有し、
    前記第2円筒凹部と前記第2円筒凸部が嵌合する共に、前記筒形シェルの外周と内周は、前記一対の第1弾性接触片及び前記一対の第2弾性接触片で二重に接触されることを特徴とするアンテナ用コネクタ。
  3. 前記筒形シェルは、前記挿入部の外周に環状凹部を設け、
    前記プラグを前記リセプタクルに挿入した状態では、前記一対の第1弾性接触片における前記屈曲部が前記環状凹部に係止して前記プラグが前記リセプタクルから抜けるのを防止することを特徴とする請求項1又は2記載のアンテナ用コネクタ。
  4. 前記弾性コンタクトと組となって接触する固定コンタクトを前記リセプタクルの内部に更に備え、
    前記ピンコンタクトが前記挿入穴に挿入されると、当該挿入穴から突出した前記ピンコンタクトによって当該弾性コンタクトが変位することにより、前記弾性コンタクトと前記固定コンタクトとの接触が解除されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ用コネクタ。
  5. 無線LAN用の情報機器において、外部アンテナを接続するために適用されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアンテナ用コネクタ。
  6. IEEE 802.11aで規格されている固有性を有する高速無線LAN用の外部アンテナ用コネクタであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアンテナ用コネクタ。
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