JP4197018B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は液晶表示装置の製造方法に関する。
従来の液晶表示装置の製造方法には、2枚のガラス基板を個々の表示素子が形成される領域を囲繞するように設けられた単素子シール材を介して貼り合わせ、この貼り合わされた2枚のガラス基板の外周部を外周シール材で封止し、この状態でエッチング槽内のエッチング液中に浸漬して2枚のガラス基板をエッチングし、これにより2枚のガラス基板の厚さを薄くするようにした方法がある(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6197209号明細書
上記従来の液晶表示装置の製造方法では、エッチング槽内のエッチング液の温度がガラス基板のエッチングの進行つまりガラス基板のエッチング厚さの増加に伴って上昇するので、エッチング槽内のエッチング液の温度を検出し、この温度検出結果に基づいてエッチング終了時点を決定し、ガラス基板の厚さが所望の厚さとなるようにしている。
この場合、エッチング速度はエッチング槽内のエッチング液の温度及び濃度に左右されるため、エッチング槽内のエッチング液の初期温度及び初期濃度が異なると、ガラス基板の厚さが所望の厚さとなるエッチング終了時点におけるエッチング槽内のエッチング液の温度が異なってしまう。
また、一般的な液晶表示装置の製造方法では、生産性の向上を図るため、完成された液晶表示装置を複数個形成することが可能な面積を有する2枚のガラス基板を複数の単素子シール材を介して貼り合わせて組立体を形成し、複数枚の組立体に対してバッチ処理を行うことが多い。
このようなバッチ処理では、複数枚の組立体をエッチング槽内のエッチング液中に浸漬して同時にエッチングを行うことになる。その場合、エッチング槽内のエッチング液中に浸漬する組立体のバッチ処理枚数により、エッチングの進行に伴うエッチング槽内のエッチング液の温度上昇が異なり、ガラス基板の厚さが所望の厚さとなるエッチング終了時点におけるエッチング槽内のエッチング液の温度が異なってしまう。
以上のように、ガラス基板の厚さが所望の厚さとなるエッチング終了時点におけるエッチング槽内のエッチング液の温度は、エッチング槽内のエッチング液の初期温度、初期濃度及び組立体のバッチ処理枚数により異なるので、これらのパラメータに応じた予備実験を行い、その予備実験結果に基づいてガラス基板の厚さが所望の厚さとなるエッチング終了時点におけるエッチング槽内のエッチング液の温度を決定することになる。
しかしながら、エッチング槽内のエッチング液の初期温度、初期濃度及び組立体のバッチ処理枚数というパラメータの総数は個々の独立パラメータ数の積となるため、当該技術を実施する場合には、多数の予備実験を行う必要があり、作業量が膨大となることが考えられる。さらに、エッチング槽の容積が異なったり、処理に用いるエッチング液の量が予備実験とは異なる場合でもエッチング液の温度とガラス基板のエッチング厚さとの関係が変化すると考えられるから、エッチング装置ごとに、上述の多数の予備実験を行う必要があり、より一層、作業量が膨大となってしまうという問題がある。
一方、ガラス基板の表面にはもともと1μm以下の凹凸がある。このため、2枚のガラス基板をエッチングして、その厚さを薄くしただけでは、ガラス基板の表面にもともと存在した1μm以下の凹凸がエッチングにより拡大されてμmオーダーの比較的大きな凹凸となり、ガラス基板の厚さを薄くしたことに伴い、このμmオーダーの比較的大きな凹凸からクラックが発生して割れやすいという問題がある。
そこで、この発明は、互いに貼り合わされた2枚のガラス基板の厚さを薄くするためのエッチングの終了時点を決定するためのパラメータ数を少なくすることができ、且つ、2枚のガラス基板の表面をより一層平坦化することができる液晶表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、2枚のガラス基板の外周部を外周シール材で封止して少なくとも一つの組立体を形成する封止工程と、前記少なくとも一つの組立体をエッチング槽内のエッチング液中に浸漬する浸漬工程と、前記エッチング槽内のエッチング液の温度及び濃度を一定に維持して、前記2枚のガラス基板の所望のエッチング厚さに対応する時間、前記2枚のガラス基板をエッチングして、前記2枚のガラス基板の厚さを薄くするエッチング工程と、前記エッチング後の2枚のガラス基板を機械研磨するとともに、当該機械研磨の後に機械化学研磨して、前記2枚のガラス基板の表面を平坦化する研磨工程と、を含むことを特徴とするものである。
この発明によれば、エッチング速度がエッチング槽内のエッチング液の温度及び濃度に応じて一意的に決定されることに着目し、エッチング槽内のエッチング液の温度及び濃度を一定に維持して、互いに貼り合わされた2枚のガラス基板のエッチング厚さをエッチング時間で管理するようにしているので、パラメータはエッチング時間のみであり、したがって互いに貼り合わされた2枚のガラス基板の厚さを薄くするためのエッチングの終了時点を決定するためのパラメータ数を少なくすることができ、また、エッチング後の2枚のガラス基板を機械研磨または機械化学研磨しているので、2枚のガラス基板の表面をより一層平坦化することができる。
図1(A)はこの発明の一実施形態としての製造方法により製造された液晶表示装置の一例の平面図を示し、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う断面図を示す。この液晶表示装置では、2枚のガラス基板1、2がほぼ方形枠状の単素子シール材3を介して貼り合わされ、単素子シール材3の内側における両ガラス基板1、2間に液晶4が単素子シール材3に形成された液晶注入口5を介して封入され、液晶注入口5が封止材6で封止された構造となっている。この場合、下側のガラス基板1の一辺部は上側のガラス基板2から突出されている。また、ガラス基板1、2の厚さは例えば0.3mmと比較的薄くなっている。
次に、この液晶表示装置の製造方法の一例について、図2に示す製造工程図を参照して説明する。まず、図2のステップS1において、図3に示すように、完成された液晶表示装置を複数個(例えば、4×4=16個)形成することが可能な面積を有する2枚のガラス基板1、2を用意する。この場合、ガラス基板1、2の厚さは例えば0.5mmと比較的厚くなっている。
次に、図2のステップS2のシール材形成工程において、下側のガラス基板1の上面の各液晶表示装置形成領域に、スクリーン印刷法により、エポキシ系樹脂等からなるほぼ方形枠状の単素子シール材3を形成し、同時に、下側のガラス基板1の上面外周部に同じくエポキシ系樹脂等からなるほぼ方形枠状の外周シール材7を形成する。この場合、単素子シール材3の1箇所には液晶注入口5が形成され、外周シール材7の4箇所には空気逃げ口8が形成されている。
次に、図2のステップS3の貼り合わせ工程において、単素子シール材3及び外周シール材7を加熱して硬化させることにより、2枚のガラス基板1、2を互いに貼り合わせる。このとき、外周シール材7の内側における両ガラス基板1、2間に存在する空気が熱膨張するが、この熱膨張した空気の一部が外周シール材7の空気逃げ口8を介して外部に放出され、外周シール材7の破損が防止される。
次に、図2のステップS4の空気逃げ口封止工程において、外周シール材7の空気逃げ口8を紫外線硬化型のエポキシ変性アクリル系樹脂等からなる封止材9で封止する。ここで、図2のステップS4の空気逃げ口封止工程を終えた状態における図3に示すものを、以下、組立体10という。
次に、図2のステップS5のエッチング工程を行うため、図4に概略構成を示すエッチング装置11を用意する。このエッチング装置11はエッチング槽12を備えている。エッチング槽12内には、ガラスのエッチング液として、フッ酸、水、その他(エッチングの反応を促進する触媒)からなるフッ酸系水溶液(以下、エッチング液という)13が収容されている。
エッチング槽12内にはヒータ14、熱電対等からなる温度センサ15、コイル状の冷却用配管16が設けられている。冷却用配管16の流入側及び流出側は、エッチング槽12の外部に設けられた流入側配管17及び流出側配管18に接続されている。流入側配管16の途中には冷却水ポンプ19が介在されている。
エッチング槽12の外部には導電率計20が設けられている。導電率計20の構造については後で説明する。ここで、エッチング液13の導電率とエッチング液13中のフッ酸濃度とには相関関係があるため、エッチング液13の導電率を測定すると、エッチング液13中のフッ酸濃度を測定することができる。
導電率計20の下部にはサンプリング配管21の一端部が接続されている。サンプリング配管21の他端部はエッチング槽12の下部に接続されている。サンプリング配管21の途中にはサンプリングポンプ22が介在されている。導電率計20の上部にはエッチング液回収配管23の一端部が接続されている。エッチング液回収配管23の他端部はエッチング槽12内の上部に配置されている。
エッチング槽12の外部には補給タンク24が設けられている。補給タンク24内にはフッ酸25が収容されている。補給タンク24内のフッ酸25は、補給ポンプ26の駆動により、補給ポンプ26が介在された補給配管27を介してエッチング槽12内に補給されるようになっている。
ここで、温度センサ15は、エッチング槽12内のエッチング液13の温度を検出し、温度検出信号を制御部28に供給する。導電率計20は、ここに供給されたエッチング液13の導電率を検出し、導電率(濃度)検出信号を制御部28に供給する。制御部28は、これらの検出信号に基づいて後述する演算等を行うほかに、ヒータ14、ポンプ19、22、26の各駆動を制御するようになっている。
次に、図5は導電率計20の一例の電気回路の要部を示す。この電気回路は、ホイートストンブリッジによる抵抗測定回路であり、測定対象つまりエッチング液13の抵抗RXと内部可変抵抗R0及び内部固定抵抗R1、R2とが検流計Gとブリッジ形に接続された構造となっている。この場合、R1=R2である。
そして、この導電率計20では、まず、予備実験として、抵抗値RXが予め分かっている実験用エッチング液が供給された状態において、内部可変抵抗R0を調整して検流計Gに流れる電流Iが0になるようにすると、R0=RXとなる。次に、R0=RXとした状態において、測定すべきエッチング液13が供給されると、検流計Gに流れる電流が変化してIとなり、このとき抵抗R1及びR2にはともに同じ大きさの電流iが流れる。ここで、I/iが1より十分小さいとき、RXの抵抗変化ΔRはIに比例するものとみなせるので、RX=R0+ΔRから、測定すべきエッチング液13の抵抗が求められるから、後述の通り、抵抗率とその逆数である導電率が求められる。
図6は、導電率計20の他の要部であって、上述の抵抗RXを測定する手段の一例を示す斜視図である。この導電率計20では、フッ素樹脂等からなる円筒形状のケース31内に白金、カーボン等からなる短冊形状の一対の電極32、33が相対向して設けられた構造となっている。そして、ケース31内にエッチング液13が供給された状態において、一対の電極32、33間に電流を流すと、オームの法則により、一対の電極32、33間に介在されたエッチング液13の抵抗が測定される。この場合の導電率κは次の式(1)から求められる。ただし、ρはエッチング液13の抵抗率、Rは測定されたエッチング液13の抵抗、Dは一対の電極32、33の間隔、Sは電極32、33の対向面積である。
κ=1/ρ=D/(RS)……(1)
次に、図4に示すエッチング装置11のエッチング槽12内のエッチング液13の温度制御について説明する。エッチング槽12内のエッチング液13の温度が温度センサ15で検出されると、その温度検出信号が制御部28に供給される。制御部28は、温度センサ15から供給された温度検出信号に基づいて、エッチング槽12内のエッチング液13の温度がある設定温度(例えば60℃、公差±1℃)未満であるか否かを判断し、ある設定温度未満である場合には、ヒータ14を駆動させ、エッチング槽12内のエッチング液13を加熱してその温度がある設定温度となるようにする。
一方、エッチング槽12内のエッチング液13の温度がエッチングの進行に伴い上昇してある設定温度よりも高くなった場合には、制御部28は、エッチング槽12内のエッチング液13の温度がある設定温度よりも高くなったと判断し、冷却水ポンプ19を駆動させ、冷却水配管16に冷却水が供給され、エッチング槽12内のエッチング液13を冷却してその温度がある設定温度となるようにする。
なお、特に、ヒータ14の駆動制御は、PID(Proportinal Integral Differential)制御法により行うようにしてもよい。PID制御法は、比例制御、積分制御及び微分制御の3つの組み合わせで制御するものであり、木目細かでスムーズな制御を実現することができる。特に、エッチング槽12内のエッチング液13の温度を一定に維持した状態において、後述の如く、組立体10の浸漬やフッ酸25の補給等の外乱により、エッチング槽12内のエッチング液13の温度が急激に低下したとき、ある設定温度に短時間で戻すことができる。
次に、エッチング槽12内のエッチング液13の濃度制御について説明する。サンプリングポンプ22が駆動すると、エッチング槽12内のエッチング液13がサンプリング配管21を介して導電率計20内に供給される。この場合、サンプリングポンプ22の駆動中は、導電率計20内をエッチング液13が常時ほぼ一定の速度で流れ、エッチング液回収配管23を介してエッチング槽12内に回収される。
そして、導電率計20では、ここに供給されたエッチング液13の導電率を検出し、その導電率検出結果を制御部28に供給する。制御部28は、導電率計20から供給された導電率検出結果に基づいて、エッチング液13中のフッ酸濃度がある設定濃度未満であるか否かを判断し、ある設定濃度未満である場合には、補給ポンプ26を駆動させ、補給タンク24内のフッ酸25を補給配管27を介してエッチング槽12内に補給し、エッチング槽12内のエッチング液13中のフッ酸濃度がある設定濃度となるようにする。
ここで、一例として、エッチング液13がフッ酸80%、水15%、その他(エッチングの反応を促進する触媒)5%からなるフッ酸系水溶液である場合、エッチング液13中のフッ酸濃度は80%である。そして、設定濃度は、公差も含めて、80±4%である。なお、補給ポンプ26の停止は、実験データに基づいた量のフッ酸25を補給したら、自動的に行われる。
次に、図4に示すエッチング装置の動作について説明する。エッチング槽12内のエッチング液13の温度及び濃度がある設定温度及びある設定濃度とされた状態において、エッチング槽12内のエッチング液13中に組立体10をここでは1枚浸漬する。すると、組立体10の2枚のガラス基板1、2がエッチングされ、その厚さが徐々に薄くなる。
ここで、予備実験結果について説明する。エッチング槽12内のエッチング液13中のフッ酸濃度を80±4%と一定に維持し、且つ、エッチング槽12内のエッチング液13の温度を60℃、40℃、25℃(ただし、いずれの場合も公差±1℃)と一定に維持した状態において、組立体10のガラス基板1、2をエッチングしてその厚さとエッチング時間との関係を調べたところ、図7に示す結果が得られた。この場合、ガラス基板1、2の当初の厚さは約0.5mmとした。
なお、この場合のエッチング速度はエッチング液13の温度及び濃度に依存するから、複数枚の組立体10を同時に処理、すなわち、バッチ処理する場合についても、各組立体10のエッチング速度はいずれも、上述した1つの組立体10のエッチング速度と同じとなる。
図7から明らかなように、エッチング槽12内のエッチング液13中のフッ酸濃度が80±4%と一定に維持された状態において、エッチング槽12内のエッチング液13の温度を60℃、40℃、25℃と一定に維持すると、当該温度が高いほどエッチング速度が速いが、いずれの温度条件の場合も、ガラス基板1、2の厚さはエッチング時間によって一義的に決まる。
この結果、1枚の組立体10の当初の厚さ約0.5mmのガラス基板1、2の厚さを約0.3mmと薄くしたい場合には、エッチング槽12内のエッチング液13の温度を60℃、40℃、25℃と一定に維持すると、エッチング時間が約210秒、約400秒、約600秒となった時点で、組立体10をエッチング槽12内のエッチング液13中から取り出してエッチングを終了すると、いずれの温度条件の場合も、ガラス基板1、2の厚さを約0.3mmと薄くすることができる。
この場合、エッチング槽12内のエッチング液13の温度及び濃度を一定に維持して、組立体10のガラス基板1、2のエッチング厚さをエッチング時間で管理しているので、パラメータはエッチング時間のみであり、したがって組立体10のガラス基板1、2の厚さを薄くするためのエッチングの終了時点を決定するためのパラメータ数を少なくすることができ、ひいては予備実験数を少なくすることができる。
すなわち、予備実験としては、エッチング槽12内のエッチング液13の設定温度を60±1℃とする場合には、エッチング槽12内のエッチング液13のフッ酸設定濃度を80±4%とした状態において、1回行うと、図7に示す60℃の場合の結果が得られ、1回で済むことになる。当該設定温度をさらに40±1℃及び25±1℃とする場合には、予備実験をさらに2回行えばよく、予備実験数を少なくすることができる。
なお、上述の通り、複数枚の組立体10をバッチ処理する場合についても、各組立体10のエッチング速度はいずれも、上述した1つの組立体10のエッチング速度と同じであるから、この場合も、予備実験数を少なくすることができる。
また、エッチング槽12の容積が異なったり、処理に用いるエッチング液の量が予備実験とは異なる場合でも、組立体10のガラス基板1、2のエッチング厚さをエッチング時間で管理することができるので、エッチング槽12ごとに予備実験を行う必要はない。
かくして、組立体10のガラス基板1、2の厚さを薄くしたら、組立体10をエッチング槽12内のエッチング液13中から取り出し、エッチングを終了する。
ところで、組立体10のガラス基板1、2の表面にはもともと1μm以下の凹凸がある。このため、組立体10のガラス基板1、2をエッチングして、その厚さを薄くしただけでは、ガラス基板1、2の表面にもともと存在した1μm以下の凹凸がエッチングにより拡大されてμmオーダーの比較的大きな凹凸となってしまう。
そこで、次に、図2のステップS6の研磨工程を行なうため、図8に要部の縦断面図を示す研磨装置31を用意する。この場合、図9は図8のIX−IX線に沿う横断面図を示す。この研磨装置31は、遊星歯車機構を利用した立て形2面研磨装置であり、固定配置された下研磨テーブルユニット32を備えている。
下研磨テーブルユニット32は、円筒軸部33の上部外周面に平面円形状で中空の下研磨テーブル34が設けられ、下研磨テーブル34の側面に流入パイプ35が設けられ、下研磨テーブル34の上面に複数の流出孔36が設けられた構造となっている。流入パイプ35には供給パイプ(図示せず)が接続されている。そして、研磨材を含む純水が供給パイプおよび流入パイプ35を介して下研磨テーブル34の内部に供給されると、この供給された研磨材を含む純水が流出孔36を介して下研磨テーブル34の上面側に流出されるようになっている。
下研磨テーブルユニット32の中心部には回転軸37が回転可能に挿通されて設けられている。下研磨テーブルユニット32の上側における回転軸37には太陽歯車38が設けられている。太陽歯車38の周囲には内歯歯車39が固定配置されている。太陽歯車38と内歯歯車39との間には4個の遊星歯車40が取り外し可能に配置されている。遊星歯車40の中央部には、組立体10を収容するための開口部41が設けられている。遊星歯車40の厚さは組立体10の厚さよりも薄くなっており、開口部41内に収容された組立体10の上面および下面が遊星歯車40の上側および下側にそれぞれ突出されるようになっている。
太陽歯車38の上側における回転軸37には上研磨テーブルユニット42が取り外し可能に且つ回転不能に設けられている。上研磨テーブルユニット42は、円筒軸部43の下部外周面に平面円形状で中空の上研磨テーブル44が設けられ、上研磨テーブル44の側面に流入パイプ45が設けられ、上研磨テーブル44の下面に複数の流出孔46が設けられた構造となっている。流入パイプ45には供給パイプ(図示せず)が接続されている。そして、研磨材を含む純水が供給パイプおよび流入パイプ45を介して上研磨テーブル44の内部に供給されると、この供給された研磨材を含む純水が流出孔46を介して上研磨テーブル44の下面側に流出されるようになっている。
次に、この研磨装置31の動作について説明する。まず、遊星歯車40の開口部41内に収容された組立体10の上面および下面は、遊星歯車40の上側および下側にそれぞれ突出され、上研磨テーブル44の下面および下研磨テーブル34の上面に当接されている。この状態において、図9において矢印a〜cで示すように、回転軸37が太陽歯車38と共に時計方向に回転すると(矢印a)、遊星歯車40が組立体10と共に反時計方向に自転しながら(矢印b)時計方向に公転する(矢印c)。
このとき、下研磨テーブル34および上研磨テーブル44の流出孔36、46から研磨材を含む純水が流出されると、遊星歯車40と共に自転しながら公転する組立体10の2枚のガラス基板1、2の各表面が研磨される。この場合、遊星歯車40は4つであるから、4つの組立体10を同時に研磨するバッチ処理が行なわれる。
ここで、研磨材として、SiC、Al23、SiO2、Cを用いた場合には、機械研磨が行なわれ、CeO2を用いた場合には、機械化学研磨が行なわれる。機械化学研磨の場合には、CeO2が水と反応して、ガラス基板のSiとOとの結合を切れやすくし、ガラス基板の表面が機械研磨の場合よりもきれいに研磨される。また、この研磨工程は、機械研磨および機械化学研磨のいずれであっても、研磨材の大きさにより、荒削り工程後に仕上げ工程を行なうようにしてもよい。また、荒削り工程は機械研磨により行ない、仕上げ工程は機械化学研磨により行なうようにしてもよい。
このように、機械研磨または機械化学研磨を行なうと、組立体10の2枚のガラス基板1、2の表面にもともと存在した1μm以下の凹凸がエッチングにより拡大されてμmオーダーの比較的大きな凹凸となっていても、0.1μmオーダーの比較的小さな凹凸となり、2枚のガラス基板1、2の表面をより一層平坦化することができ、当該凹凸からのクラックに起因する割れが発生しにくいようにすることができる。
次に、図2のステップS7の第1の切断工程において、まず、図10において一点鎖線で示すように、外周シール材7のうちの封止材9が設けられた左辺および右辺の各内側において当該左辺および右辺に沿う切断線51に沿って、組立体10の2枚のガラス基板1、2をガラスカッター等の切断手段を用いて切断し、封止材9が設けられた左辺部および右辺部を取り除く。
次に、図10において二点鎖線で示すように、単素子シール材3の液晶注入口5の先端部に沿う各切断線52および単素子シール材3の液晶注入口5とは反対側の下辺部の外側近傍に沿う各切断線53に沿って、2枚のガラス基板1、2をガラスカッター等の切断手段を用いて切断する。
これにより、図11に示すように、並列に配置された4つの単素子シール材3を介して貼り合わされた2枚のガラス基板1、2からなり、完成された液晶表示装置を4個形成することが可能な短冊形状の組立体10aが得られる。この場合、短冊形状の組立体10aは左右対称な形状となっている。
ここで、封止材9は、図2のステップS3およびS4に示すように、ガラス基板1、2を単素子シール材3を介して貼り合わせた後に形成されるため、図3に示すように、その一部がガラス基板1、2の端面から突出して形成されている。このため、図10において、一点鎖線で示す切断線51に沿う切断を行なわずに、直接、二点鎖線で示す切断線51に沿う切断を行なった場合には、封止材9にガラスカッターの刃の部分が当たると、2枚のガラス基板1、2の端部が切断されず、これに起因して、ガラス基板1、2に意図しない割れ等の切断不良が発生することがある。
これに対し、上述の第1の切断工程では、図10において、まず、一点鎖線で示す切断線51に沿う切断を行なって、2枚のガラス基板1、2のうちの封止材9が設けられた左辺部および右辺部を取り除き、次いで二点鎖線で示す切断線51に沿う切断を行なって、短冊形状の組立体10aを得ているので、ガラス基板1、2の意図しない割れ等の切断不良を防止することができる。
次に、図2のステップS8の液晶注入工程において、図11に示す短冊形状の組立体10aの4つの単素子シール材3の内側における両ガラス基板1、2間に液晶(図示せず)を単素子シール材3の液晶注入口5を介して注入する。次に、図2のステップS9の液晶注入口封止工程において、図12に示すように、短冊形状の組立体10aの4つの単素子シール材3の各液晶注入口5を封止材6で封止する。
次に、図2のステップS10の第2の切断工程において、図13において一点鎖線で示すように、単素子シール材3の左辺部の外側近傍に沿う切断線54に沿って、2枚のガラス基板1、2をガラスカッター等の切断手段を用いて切断し、且つ、同図13において二点鎖線で示すように、単素子シール材3の右辺部の外側近傍に沿う切断線55に沿って、上側のガラス基板2のみをガラスカッター等の切断手段を用いて切断すると、図1(A)、(B)に示す液晶表示装置が得られる。
次に、切断工程の他の例について説明する。まず、図10において、一点鎖線で示す右側の切断線51は同じであるが、最も左側の単素子シール材3の左辺部の外側近傍に沿う切断線に沿って切断すると、図14に示すものが得られる。次に、図14において横方向に延びる実線で示すように、単素子シール材3の液晶注入口5の先端部に沿う切断線56および単素子シール材3の液晶注入口5とは反対側の下辺部の外側近傍に沿う切断線57に沿って、2枚のガラス基板1、2を切断する。
また、図14において縦方向に延びる実線で示すように、最も左側の単素子シール材3以外の単素子シール材3の左辺部の外側近傍に沿う切断線58に沿って、2枚のガラス基板1、2を切断し、且つ、同図14において二点鎖線で示すように、単素子シール材3の右辺部の外側近傍に沿う切断線59に沿って、上側のガラス基板2のみを切断し、個片化する。次に、個片化された2枚のガラス基板1、2に対してステップS8の液晶注入工程およびステップS9の液晶注入口封止工程を行なうと、図1(A)、(B)に示す液晶表示装置が得られる。
次に、図15はエッチング装置11の他の例の概略構成図を示す。このエッチング装置11において、図4に示すエッチング装置11と異なる点は、導電率計20をエッチング槽12内のエッチング液13中に配置し、サンプリング配管21、サンプリングポンプ22及びエッチング液回収配管23を省略した点である。このようにした場合には、サンプリング配管21、サンプリングポンプ22及びエッチング液回収配管23を省略することができるので、構成を簡略化することができる。
ところで、図4及び図15にそれぞれ示すエッチング装置11において、エッチング槽12を揺動手段(図示せず)で上下方向に揺動させながらエッチングを行うようにしてもよい。このようにした場合には、エッチング槽12内のエッチング液13の温度及び濃度を一様化することができる。
また、図4及び図15にそれぞれ示すエッチング装置11において、エッチング槽12内のエッチング液13を超音波振動手段(図示せず)で超音波振動させながらエッチングを行うようにしてもよい。このようにした場合には、エッチング槽12内にエッチングにより発生した気泡がガラス基板1、2の表面に付着することに起因する局所的なエッチング遅れを、超音波振動でガラス基板1、2の表面に付着した気泡を剥がすことにより、防止することができ、また、ガラス基板1、2の表面に付着した有機物の汚れを落としやすくすることができる。
(A)はこの発明の一実施形態としての製造方法により製造された液晶表示装置の一例の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 図1に示す液晶表示装置の製造工程を示す図。 図2のステップS1〜S4を説明するために示す組立体の一部を切り欠いた平面図。 エッチング装置の一例の概略構成図。 導電率計の一例の電気回路の要部を示す図。 導電率計の他の例の要部の斜視図。 ガラス基板の厚さとエッチング時間との関係を示す図。 研磨装置の一例の要部の縦断面図。 図8のIX−IX線に沿う横断面図。 図2のステップS6の第1の切断工程を説明するために示す組立体の平面図。 図10に示す第1の切断工程により得られた短冊形状の組立体の平面図。 図2のステップS9の液晶注入口封止工程を説明するために示す短冊形状の組立体の平面図。 図2のステップS10の第2の切断工程を説明するために示す短冊形状の組立体の平面図。 切断工程の他の例を説明するために示す平面図。 エッチング装置の他の例の概略構成図。
符号の説明
1、2 ガラス基板
3 単素子シール材
4 液晶
5 液晶注入口
6 封止材
7 外周シール材
8 空気逃げ口
9 封止材
10 組立体
11 エッチング装置
12 エッチング槽
13 エッチング液
14 ヒータ
15 温度センサ
16 冷却水配管
19 冷却水ポンプ
20 導電率計
21 サンプリング配管
22 サンプリングポンプ
23 エッチング液回収配管
24 補給タンク
25 フッ酸
26 補給ポンプ
27 補給配管
28 制御部
31 研磨装置
32 下研磨テーブルユニット
34 下研磨テーブル
37 回転軸
38 太陽歯車
39 内歯歯車
40 遊星歯車
42 上研磨テーブルユニット
44 上研磨テーブル

Claims (8)

  1. 2枚のガラス基板の外周部を外周シール材で封止して少なくとも一つの組立体を形成する封止工程と、
    前記少なくとも一つの組立体をエッチング槽内のエッチング液中に浸漬する浸漬工程と、
    前記エッチング槽内のエッチング液の温度及び濃度を一定に維持して、前記2枚のガラス基板の所望のエッチング厚さに対応する時間、前記2枚のガラス基板をエッチングして、前記2枚のガラス基板の厚さを薄くするエッチング工程と、
    前記エッチング後の2枚のガラス基板を機械研磨するとともに、当該機械研磨の後に機械化学研磨して、前記2枚のガラス基板の表面を平坦化する研磨工程と、
    を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    前記機械研磨は、研磨剤として、SiC、Al 2 3 、SiO 2 またはCを用い、
    前記機械化学研磨は、研磨剤としてCeO 2 を用いることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の発明において、
    前記機械化学研磨は、水に含まれた前記研磨剤により前記2枚のガラス基板の表面を平坦化することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の発明において、前記エッチング工程において前記エッチング槽内のエッチング液の温度を一定に維持することは、前記エッチング槽内のエッチング液の温度を温度検出手段で検出する温度検出工程と、この温度検出結果に基づいて加熱手段による加熱あるいは冷却手段による冷却により行う温度調整工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の発明において、前記エッチング液はフッ酸系水溶液であり、前記エッチング槽内のエッチング液の濃度を一定に維持することは、前記エッチング槽内のエッチング液中のフッ酸の濃度を濃度検出手段で検出する濃度検出工程と、この濃度検出結果に基づいて前記エッチング槽内にフッ酸を補給することにより行う濃度調整工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 請求項1から5の何れかに記載の発明において、前記2枚のガラス基板は、完成された液晶表示装置を複数個形成することが可能な面積を有し、その間に介在された複数の単素子シール材及び前記外周シール材を介して互いに貼り合わされていることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  7. 請求項1から6の何れかに記載の発明において、前記封止工程は、前記2枚のガラス基板を前記外周シール材を介して一部開口を設けた状態で互いに貼り合わせる工程と、前記開口を封止材で封止する開口封止工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  8. 請求項7に記載の発明において、前記研磨工程後に、前記2枚のガラス基板の間に介在された前記封止材を、前記2枚のガラス基板の外周部における少なくとも前記封止材が設けられた箇所を切断することによって除去する封止材除去工程を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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