JP4196632B2 - バルブシート加工装置および加工方法 - Google Patents

バルブシート加工装置および加工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルブシート加工装置および加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンのシリンダヘッド等に設けられるバルブシートのバルブシート面と、バルブガイド内のバルブステム穴とを、切削加工するためのバルブシート加工装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
切削加工においては、例えば、水溶性の切削油剤を供給することにより、切削性を向上させ、また、発熱による悪影響を防止している。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−328915号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、バルブシート加工の要求精度が厳しいため、使用される切削油剤は、高濃度かつ比較的大量であり、さまざまな問題を生じる。例えば、切削油剤が工作機械の摺動部に浸透し、摺動部に存在する潤滑油を除去してしまう。また、飛散した切削油剤によって工作機械の周囲が汚されたり、作業者が飛散した切削油剤を浴びたりする不都合が発生する。
【0006】
一方、切削油剤と圧縮空気の混合ミストを使用するMQL(微少量潤滑システム:Minimum Quantity Lubrication)などのセミドライ加工においては、切削油剤は、極微量となるため、廃油処理に伴う環境問題や作業環境の悪化を抑制することができる。
【0007】
しかし、従来のバルブシート加工装置においては、切削油剤は、工具本体部の内部を通過して供給されるため、セミドライ加工の適用は、問題を生じる。例えば、切削油剤の供給ラインの穴径を一定とすることが難しく、切削油剤のミスト状態を保持し、加工ポイントに良好に供給することは困難である。
【0008】
また、切削工具の刃先の近傍に専用の外部供給ノズルを設ける場合、上記問題は生じないが、バルブステム穴の加工には、適用できない。つまり、バルブステム穴を加工する場合、切削工具によってバルブステム穴が塞がれるため、加工ポイントが存在するバルブステム穴の内部に、切削油剤を供給することができないためである。
【0009】
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、セミドライ加工が可能であるバルブシート加工装置および加工方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、バルブガイドが同心に配置されたバルブシートを有する被加工物を加工するためのバルブシート加工装置である。当該バルブシート加工装置は、被加工物の一方の側面方向から、バルブシートのバルブシート面およびバルブガイドのバルブステム穴を切削加工するための加工手段と、被加工物の他方の側面方向から、前記バルブガイドのバルブステム穴を経由して、ミスト状の切削油剤を加工ポイントに供給するための供給手段とを有する。前記供給手段は、切削油剤を前記バルブガイドのバルブステム穴に導入するための中空管状のノズル部を有し、前記ノズル部は、被加工物の他方の側面から突出する前記バルブガイドの端部に接続されて前記バルブガイドのバルブステム穴に接続される第1端部と、切削油剤の供給源に接続される第2端部とを有し、前記バルブステム穴を前記ノズル部の延長部として機能させる。
【0011】
上記目的を達成するための請求項6に記載の発明は、バルブガイドが同心に配置されたバルブシートを有する被加工物を加工するためのバルブシート加工方法である。当該バルブシート加工方法においては、被加工物の一方の側面方向から、バルブシートのバルブシート面およびバルブガイドのバルブステム穴切削加工し、被加工物の他方の側面方向から、前記バルブガイドのバルブステム穴を経由して、ミスト状の切削油剤加工ポイントに供給する際において、被加工物の他方の側面から突出する前記バルブガイドの端部に接続されて前記バルブガイドのバルブステム穴に接続される第1端部と、切削油剤の供給源に接続される第2端部とを有する中空管状のノズル部を使用し、前記バルブステム穴を前記ノズル部の延長部として機能させて、切削油剤を前記バルブガイドのバルブステム穴に導入する。
【0012】
【発明の効果】
上記のように構成した本発明は以下の効果を奏する。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、ミスト状の切削油剤を加工ポイントに供給するための供給手段と、バルブシート面およびバルブステム穴を切削加工するための加工手段とは、被加工物を介し、反対側に配置される。供給手段は、加工手段と異なる場所(外部)に設けられ、バルブステム穴をノズル部の延長部として機能させており、加工手段による制限を受けない。したがって、切削油剤の供給ラインを、専用とし、その穴径を一定とすることが容易であり、切削油剤のミスト状態を保持し、加工ポイントに良好に供給できる。
【0014】
また、切削油剤は、加工手段が配置される側の反対側のバルブステム穴の端部を経由して、加工ポイントに供給される。したがって、加工手段が配置される側のバルブステム穴の端部が、加工手段によって塞がれている場合であっても、切削油剤の供給に問題は生じない。
【0015】
つまり、セミドライ加工が可能であるバルブシート加工装置を提供することが可能であり、切削油剤に係る環境問題や作業環境の悪化を抑制できる。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、ミスト状の切削油剤の加工ポイントに対する供給と、バルブシート面およびバルブステム穴の切削加工とは、被加工物を介し、反対側で実行される。切削油剤の供給は、バルブステム穴をノズル部の延長部として機能させ、切削加工と異なる場所で実行されており、切削加工による制限を受けない。したがって、切削油剤の供給ラインを専用として、その穴径を一定とすることが容易であり、切削油剤のミスト状態を保持し、加工ポイントに良好に供給できる。
【0017】
また、切削油剤は、切削加工が施される側の反対側のバルブステム穴の端部を経由して、加工ポイントに供給される。したがって、切削加工が施される側のバルブステム穴の端部が、切削加工のために塞がれている場合であっても、切削油剤の供給に問題は生じない。
【0018】
つまり、セミドライ加工が可能であるバルブシート加工方法を提供することが可能であり、切削油剤に係る環境問題や作業環境の悪化を抑制できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態に係るバルブシート加工装置を説明するための側面図である。
【0021】
本発明の実施の形態に係る被加工物は、例えば、圧入されたバルブシート31およびバルブガイド34を有するエンジンのシリンダヘッド30である。
【0022】
バルブシート31は、バルブが閉じたときにバルブの放熱とシリンダー内の気密を保つために使用され、バルブ当り面と密着するバルブシート面32を有する。バルブシート31の角度は、バルブ当り面と同じである。
【0023】
バルブガイド34は、バルブステムを軸方向に摺動可能に保持するためのバルブステム穴35を有し、バルブシート31と同心に設けられる。
【0024】
また、バルブガイド34は、燃焼室が形成される側(被加工物の一方の側面)S1から延長するポート33の内壁から突出する第1端部36と、カムシャフトが配置されるシリンダヘッド30の上面側(被加工物の他方の側面)S2から突出する第2端部37とを有する。
【0025】
本発明の実施の形態に係るバルブシート加工装置は、切削加工部(加工手段)10と切削油剤供給部(切削油剤供給手段)とを有する。
【0026】
切削加工部10は、切削工具12,13が取り付けられた工具本体11を備えており、バルブシート面32およびバルブステム穴35を、側面S1の方向から切削加工するために使用される。
【0027】
切削工具12は、例えば、バイトであり、スライダに保持されている。スライダは、バルブシート加工装置の主軸に固定される工具本体11の中心線に対して傾斜した溝に摺動可能に嵌合されている。
【0028】
したがって、工具本体11が主軸と共に回転させられ、スライダが溝内を摺動することで、スライダに保持された切削工具12によって、バルブシート面32が仕上げ加工される。
【0029】
切削工具13は、例えば、リーマであり、工具本体11の中央に設けられる。したがって、切削工具13を工具本体11から突出させて回転させることで、バルブガイド34のバルブステム穴35の内周面が仕上げ加工される。
【0030】
一方、切削油剤供給部は、バルブステム穴35を経由して、側面S2の方向からミスト状の切削油剤を加工ポイントに供給するために使用されるノズル部20を有する。したがって、バルブステム穴35は、ノズル部20の延長部として機能する。
【0031】
詳述すると、ノズル部20は、バルブガイド34の第2端部37に接続され、バルブステム穴35と連通する第1端部21と、切削油剤供給装置(切削油剤の供給源)に接続される第2端部とを有する。つまり、ノズル部20は、切削油剤をバルブステム穴35に導入することを、中空管状の単純な構造によって達成している。
【0032】
なお、切削油剤供給装置は、例えば、ベンチュリ機構を備えたミスト発生器を有しており、切削油剤の超微細粒子と空気との混合物であるミスト状の切削油剤を発生させる。
【0033】
以上のように本実施の形態においては、切削油剤供給部と切削加工部10とは、シリンダヘッド30を介し、反対側に配置される。切削油剤供給部は、切削加工部10と異なる場所(外部)に設けられており、切削加工部10による制限を受けない。したがって、切削油剤の供給ラインを、専用とし、その穴径を一定とすることが容易であり、切削油剤のミスト状態を保持し、加工ポイントに良好に供給できる。
【0034】
また、切削油剤は、切削加工部10が配置される側の反対側のバルブステム穴35(バルブガイド34の第2端部37)を経由して、加工ポイントに供給される。したがって、切削加工部10が配置される側のバルブステム穴35の端部(バルブガイド34の第1端部36)が、切削加工部10によって塞がれている場合であっても、切削油剤の供給に問題は生じない。
【0035】
つまり、セミドライ加工が可能であるバルブシート加工装置を提供することが可能であり、切削油剤に係る環境問題や作業環境の悪化を抑制できる。
【0036】
次に、図2および図3を参照し、切削油剤供給部が有するノズル部20を詳細に説明する。なお、図2は、ノズル部20の側面断面図、図3は、ノズル部20の先端の平面図である。
【0037】
ノズル部20は、バルブステム穴35の内壁に沿って、切削油剤をリング状に供給するための分散手段を有する。したがって、バルブステム穴35の内壁に沿った切削工具23による加工ポイントに対して、切削油剤を効率的に供給することができる。つまり、少量の切削油剤によって、十分な潤滑を加工ポイントに付与することができる。
【0038】
詳述すると、分散手段は、ノズル部20の内部に配置される円錐部材24と、円錐部材を固定するための締結手段25とから構成される。つまり、分散手段は、単純な構造によって具体化されている。締結手段25は、例えば、ノズル部20に形成されたねじ穴部26と、六角付き止めねじ等の締結部材27とから構成することができる。
【0039】
円錐部材24の底面は、バルブステム穴35側の第1端部21の方向に相対しており、円錐部材24の頂点は、切削油剤供給装置側の端部23の方向に向いている。したがって、切削油剤の流れを極力妨げることなく、効率的に切削油剤の流量を絞ることができる。円錐部材24の底面とノズル部20の内壁との間の隙間(面積)は、例えば、通過する切削油剤の流速を考慮して設定される。
【0040】
また、ノズル部20は、内径が一定ではなく、段差部22を有し、第1端部21から段差部22までの内径は、段差部22から第2端部までの内径より大きい。なお、円錐部材24の底面は、段差部22と位置合わされている。
【0041】
第1端部21から段差部22までの内径(第1端部21の内径)は、バルブガイド34の第2端部37の外径と略一致している。したがって、ノズル部20の第1端部21を、バルブガイド34の第2端部37と嵌合させることで、ノズル部20から供給されるミストが漏出することを、容易に防ぐことができる。
【0042】
段差部22から第2端部までの内径は、バルブステム穴35の径と略一致している。したがって、切削油剤のミスト状態に対して、悪影響を及ぼすことが抑制される。
【0043】
さらに、第1端部21から段差部22までの長さは、バルブガイド34の第2端部37の突出長さと、切削工具13の磨耗量とに基づいて、設定される。つまり、切削加工による磨耗に基づく切削工具13の長さの経時変化を考慮している。
【0044】
次に、本実施の形態に係るバルブシート加工装置の動作を説明する。
【0045】
まず、バルブシート面32の加工用の切削工具12とバルブステム穴35の加工用の切削工具13とが取り付けられた工具本体11を備えている切削加工部10は、バルブシート31から離れた初期ポジションに位置している(図1参照)。
【0046】
そして、バルブシート加工装置の主軸は、燃焼室が形成される側S1からバルブシート31に向かって前進する。切削工具12がバルブシート31の近傍に接近すると、主軸の回転が開始される。
【0047】
その後、切削工具12が、バルブシート31内に進入すると、切削工具12を保持しているスライダが、工具本体11の中心線に対して傾斜した溝内を摺動することで、切削工具12によって、バルブシート面32が仕上げ加工される(図4参照)。なお、バルブステム穴35の加工用の切削工具13は、後退端ポジションに位置している。
【0048】
この際、カムシャフトが配置されるシリンダヘッド30の上面側S2から、バルブステム穴35を経由して、ミスト状の切削油剤がバルブシート面32の加工ポイントに供給される。したがって、バルブシート面32の加工ポイントにおける潤滑は、良好に確保される。
【0049】
そして、バルブシート面32の加工後、切削工具13は、工具本体11から突出し、回転することで、バルブステム穴35の内周面を、燃焼室が形成される側S1から仕上げ加工する(図5参照)。この際、上記と同様に、カムシャフトが配置されるシリンダヘッド30の上面側S2から、バルブステム穴35を経由して、ミスト状の切削油剤が、バルブステム穴35の内周面の加工ポイントに供給される。したがって、バルブステム穴35の内周面の加工ポイントにおける潤滑は、良好に確保される。
【0050】
以上のように、ミスト状の切削油剤の加工ポイントに対する供給と、バルブシート面32およびバルブステム穴35の切削加工とは、シリンダヘッド30を介し、反対側で実行される。切削油剤の供給は、切削加工と異なる場所で実行されており、切削加工による制限を受けない。したがって、切削油剤の供給ラインを専用として、その穴径を一定とすることが容易であり、切削油剤のミスト状態を保持し、加工ポイントに良好に供給できる。
【0051】
また、切削油剤は、切削加工が施される側S1の反対側S2のバルブステム穴35の端部(バルブガイド34の第2端部37)を経由して、加工ポイントに供給される。したがって、切削加工が施される側S1のバルブステム穴35の端部(バルブガイド34の第1端部36)が、切削加工のために塞がれている場合であっても、切削油剤の供給に問題は生じない。
【0052】
つまり、セミドライ加工が可能であるバルブシート加工方法を提供することが可能であり、切削油剤に係る環境問題や作業環境の悪化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るバルブシート加工装置を説明するための側面図である。
【図2】 図1に示される切削油剤供給部が有するノズル部の側面断面図である。
【図3】 図1に示され切削油剤供給部が有するノズル部の先端の平面図である。
【図4】 図1のバルブシート加工装置によるバルブシート面の加工を説明するための側面図である。
【図5】 図1のバルブシート加工装置によるバルブステム穴の加工を説明するための側面図である。
【符号の説明】
10…切削加工部、
11…工具本体、
12,13…切削工具、
20…ノズル部、
21…第1端部、
22…段差部、
24…円錐部材、
25…締結手段、
26…ねじ穴部、
27…締結部材、
30…シリンダヘッド、
31…バルブシート、
32…バルブシート面、
33…ポート、
34…バルブガイド、
35…バルブステム穴、
36…第1端部、
37…第2端部、
1…燃焼室が形成される側、
2…カムシャフトが配置されるシリンダヘッドの上面側。

Claims (10)

  1. バルブガイドが同心に配置されたバルブシートを有する被加工物を加工するためのバルブシート加工装置において、
    被加工物の一方の側面方向から、バルブシートのバルブシート面およびバルブガイドのバルブステム穴を切削加工するための加工手段と、
    被加工物の他方の側面方向から、前記バルブガイドのバルブステム穴を経由して、ミスト状の切削油剤を加工ポイントに供給するための供給手段とを有し、
    前記供給手段は、
    切削油剤を前記バルブガイドのバルブステム穴に導入するための中空管状のノズル部を有し、前記ノズル部は、被加工物の他方の側面から突出する前記バルブガイドの端部に接続されて前記バルブガイドのバルブステム穴に接続される第1端部と、切削油剤の供給源に接続される第2端部とを有し、
    前記バルブステム穴を前記ノズル部の延長部として機能させる
    ことを特徴とするバルブシート加工装置。
  2. 前記ノズル部は、前記バルブガイドのバルブステム穴の内壁に沿って、切削油剤をリング状に供給するための分散手段を有することを特徴とする請求項1に記載のバルブシート加工装置。
  3. 前記分散手段は、前記ノズル部の内部に配置される円錐部材と、前記円錐部材を固定するための締結手段とを有することを特徴とする請求項2に記載のバルブシート加工装置。
  4. 前記ノズル部の第1端部の内径は、前記バルブガイドの外径と略一致していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルブシート加工装置。
  5. 前記ノズル部は、内径が変化する段差部を有し、前記段差部から第2端部までの内径は、前記バルブガイドのバルブステム穴の径と略一致していることを特徴とする請求項4に記載のバルブシート加工装置。
  6. バルブガイドが同心に配置されたバルブシートを有する被加工物を加工するためのバルブシート加工方法において、
    被加工物の一方の側面方向から、バルブシートのバルブシート面およびバルブガイドのバルブステム穴を切削加工し、
    被加工物の他方の側面方向から、前記バルブガイドのバルブステム穴を経由して、ミスト状の切削油剤を加工ポイントに供給する際において、
    被加工物の他方の側面から突出する前記バルブガイドの端部に接続されて前記バルブガイドのバルブステム穴に接続される第1端部と、切削油剤の供給源に接続される第2端部とを有する中空管状のノズル部を使用し、前記バルブステム穴を前記ノズル部の延長部として機能させて、切削油剤を前記バルブガイドのバルブステム穴に導入する
    ことを特徴とするバルブシート加工方法。
  7. 前記ノズル部は、前記バルブガイドのバルブステム穴の内壁に沿って、切削油剤をリング状に供給するための分散手段を有することを特徴とする請求項6に記載のバルブシート加工方法。
  8. 前記分散手段は、前記ノズル部の内部に配置される円錐部材と、前記円錐部材を固定するための締結手段とを有することを特徴とする請求項7に記載のバルブシート加工方法。
  9. 前記ノズル部の第1端部の内径は、前記バルブガイドの外径と略一致していることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のバルブシート加工方法。
  10. 前記ノズル部は、内径が変化する段差部を有し、前記段差部から第2端部までの内径は、前記バルブガイドのバルブステム穴の径と略一致していることを特徴とする請求項9に記載のバルブシート加工方法。
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