JP4193072B2 - 被記録媒体搬送装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Description
本発明は、記録装置において被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置及びこれを備えた記録装置並びに液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてプリンタがある。プリンタには、記録ヘッドと、当該記録ヘッドの上流側に設けられ、被記録媒体或いは被噴射媒体の一例としての記録用紙を下流側へ搬送する搬送手段と、記録ヘッドの下流側に設けられ、記録の行われた記録用紙を排出する排出手段と、を備えたものがある。そして搬送手段は、回転駆動される搬送駆動ローラと、この搬送駆動ローラとの間で記録用紙をニップする、従動回転可能な搬送従動ローラと、を備えて構成されるものが一般的である。
ここで、記録用紙に余白無く印刷を行う場合、即ち縁無し印刷を行う場合に、記録用紙の後端が搬送駆動ローラと搬送従動ローラとの間(ニップ点)から抜ける際に用紙送り精度が低下し、この結果印刷品質が低下する場合がある。そこで従来この様な問題を解消する為に、記録用紙の後端が搬送駆動ローラと搬送従動ローラとのニップ点から抜ける際に用紙搬送速度を低速にする印刷装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2005−8343号公報
しかし、特許文献1記載の印刷装置においては、記録用紙の後端が搬送駆動ローラと搬送従動ローラとのニップ点から抜ける際、用紙搬送量が低下するといった問題には対応することができなかった。図8はこれを説明する為の用紙搬送経路の側面図であり、符号30は搬送駆動ローラ、符号31は搬送従動ローラ、符号30aは搬送駆動ローラ30の回転軸線位置、符号31aは搬送従動ローラ31の回転軸線位置、をそれぞれ示している。
更に、符号Hは用紙搬送経路を側視して用紙搬送方向に平行な直線、符号Vは用紙搬送方向(直線H)と直交する直線、符号Rは回転軸線位置30a、31aを通る直線、符号αは直線Vと直線Rとのなす角度を示している。また図の座標系においてY方向は用紙搬送方向を示し、X方向は用紙幅方向を示している。尚、ここでの「用紙搬送方向」とは、記録用紙が搬送されるべき方向を意味しており、例えば搬送駆動ローラ30の下流側(図の右方向)に設けられた図示を省略する記録ヘッドのヘッド面に平行な方向である。
従って角度αがゼロでない場合、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによる用紙送り出し方向が、厳密な意味で用紙搬送方向に平行でないことを意味する。そして記録ヘッドと対向する位置に、記録用紙を下から支える紙案内部材(図示せず)が設けられる場合、記録用紙の紙案内部材からの浮き上がりを防止して記録面と記録ヘッドとの距離を均一化する為に、図示する様に角度αはゼロではなく所定の値が設定される。
ここで上記の様に所定の角度αが設定されていても、記録用紙は、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによってニップされている間は、搬送駆動ローラ30の回転角度に対応する搬送駆動ローラ30の外周長ぶんだけ下流側に搬送される(符号P1で示す用紙)。
しかし、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける際には(符号P2で示す用紙)、用紙後端の姿勢は用紙搬送方向に平行となりつつ、用紙後端は搬送駆動ローラ30の外周に沿いながら押し出されるので、このときの用紙後端のY方向進行量は、搬送駆動ローラ30の回転角度βに対応するY方向成分となる。つまり、搬送駆動ローラ30の回転角度βに対応する搬送駆動ローラ30の外周長ぶんだけ搬送されず、搬送ロスが生じる。
尚、このとき用紙下流側が、搬送駆動ローラ30の下流側に設けられた図示しない排出ローラによって引っ張られていても、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点から抜ける際には、当該用紙後端は搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31との間に挟まれて拘束されており、従って用紙搬送量は搬送駆動ローラ30に依存し、上記の通り用紙送り精度が低下する。
そして上記の様に用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点から抜ける際の用紙送り精度の低下(搬送ロスの発生)に伴う記録品質の低下は、上記従来技術においては考慮されておらず、これを解決することはできなかった。
そして上記の様に用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点から抜ける際の用紙送り精度の低下(搬送ロスの発生)に伴う記録品質の低下は、上記従来技術においては考慮されておらず、これを解決することはできなかった。
尚、特許第3142147号公報には、紙送りローラ周面への紙押さえローラの圧接位置を紙搬送方向前後に変位させる技術が記載されている。これによれば、記録紙と紙送りローラとの接触面積を調整することができ、接触面積を増大させることによって用紙と紙送りローラ周面との間の摩擦接触力を増大させ、紙送りローラに起因するスキューの発生を防止することができるが、上記本願発明の課題については記載も示唆もされていない。
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、記録用紙の後端が搬送駆動ローラと搬送従動ローラとの間(ニップ点)から抜ける際の用紙送り精度の低下、特に搬送ロスの発生を防止することにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様に係る被記録媒体搬送装置は、回転駆動される搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラとの間で被記録媒体をニップする、従動回転可能な搬送従動ローラと、前記搬送従動ローラを軸支し、且つ変位可能に設けられた従動ローラ支持部材と、前記従動ローラ支持部材を変位させることにより、前記搬送駆動ローラの回転軸線位置と前記搬送従動ローラの回転軸線位置とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度αを調整する調整手段と、被記録媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段からの情報をもとに、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段を制御して前記角度αを小さくする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段が前記角度αを小さくするので、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前後で、前記搬送駆動ローラの所定の回転量に対する被記録媒体搬送量の差が小さくなり、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点から抜ける際の搬送精度の低下(搬送ロスの発生)を防止することができる。
本発明の第2の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1の態様に係る被記録媒体搬送装置において、前記制御手段が、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段を制御して前記角度αをゼロに設定することを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段が前記角度αをゼロとするので、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前後で、前記搬送駆動ローラの所定の回転量に対する被記録媒体搬送量の差がより一層小さくなり、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点から抜ける際の搬送ロスの発生をより確実に防止することができる。
本発明の第3の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1のまたは第2の態様に係る被記録媒体搬送装置において、前記制御手段は、前記検出手段からの情報に基づき把握した、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜けるタイミング、の前後に遷移区間を設定し、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前の前記角度αの設定値をα1、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜けた後の前記角度αの設定値をα2、としたときに、前記遷移区間において、前記角度αの設定値を、α1からα2へと段階的に切り換えることを特徴とする。
装置の組み立て精度や被記録媒体の寸法精度等に起因して、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点から実際に抜けるタイミングが、制御手段が把握する理論上の(設計値上の)タイミングとずれる場合がある。このような場合、例えば制御手段が前記角度αを小さくする前に、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点から抜けてしまう虞があり、上記第1の態様に係る発明の作用効果を得ることができない虞がある。
そこで本態様においては、制御手段が把握した、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜けるタイミング、の前後に遷移区間を設定し、この遷移区間において、前記角度αの設定値を、α1からα2へと段階的に切り換える様に構成した。従って被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとの間を実際に抜けるタイミングが、制御手段が把握するタイミングと多少ずれた場合であっても、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとの間から抜ける際には、前記角度αがより適切な角度へと既に変化しており、もって被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける際の搬送ロスを小さくすることができる。
本発明の第4の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1から第3の態様のいずれかに係る被記録媒体搬送装置において、前記制御手段が、被記録媒体の種類に応じて前記角度αを調整することを特徴とする。
本態様によれば、前記制御手段が、被記録媒体の種類に応じて前記角度αを調整するので、被記録媒体が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとによってニップされている際の姿勢を、被記録媒体の厚み・剛性に応じた適切な姿勢に調整することができる。
本態様によれば、前記制御手段が、被記録媒体の種類に応じて前記角度αを調整するので、被記録媒体が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとによってニップされている際の姿勢を、被記録媒体の厚み・剛性に応じた適切な姿勢に調整することができる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、第1から第4の態様のいずれかに係る前記被記録媒体搬送装置とを備えていることを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上記第1から第4の態様に係る発明のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第6の態様に係る液体噴射装置は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、回転駆動される搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラとの間で被噴射媒体をニップする、従動回転可能な搬送従動ローラと、前記搬送従動ローラを軸支し、且つ変位可能に設けられた従動ローラ支持部材と、前記従動ローラ支持部材を変位させることにより、前記搬送駆動ローラの回転軸線位置と前記搬送従動ローラの回転軸線位置とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度αを調整する調整手段と、被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段からの情報をもとに、被噴射媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段を制御して前記角度αを小さくする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図7を参照しながら説明する。図1は本発明の「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の側断面図、図2(A)は排出従動ローラ38の取付部の平面図、図2(B)は同側断面図、図3は本発明の「被記録媒体搬送装置」としての搬送手段4の斜視図、図4は紙案内上ユニット9の側面図(制御系のブロック図を含む)、図5及び図6は調整手段26Bの側面図、図7(A)、(B)は角度αの設定値の変化を示す図である。尚、図1及び図4〜図6において示す座標系は、図8を参照しつつ説明したのと同様に、Y方向が用紙搬送方向、X方向が用紙幅方向、Z方向がX方向及びY方向と直交する方向を示している。
以下では先ず、図1及び図2を参照しながらプリンタ1の概要について説明する。尚、以下では、図1の右方向(プリンタ前方側)を用紙送り経路の「下流側」と言い、図1の左方向を「上流側」と言うこととする。
プリンタ1は後部に「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備え、当該給送装置2から、用紙Pを下流側の搬送手段4へ向けて給送する。給送された用紙Pは搬送手段4又は排出手段6、或いは搬送手段4と排出手段6の協働作用により下流側に送られ、記録ヘッド36(記録手段3)により記録が実行される。そして記録ヘッド36によって記録の行われた用紙Pは、下流側の排出手段6によって装置前方へ排出される。
プリンタ1は後部に「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備え、当該給送装置2から、用紙Pを下流側の搬送手段4へ向けて給送する。給送された用紙Pは搬送手段4又は排出手段6、或いは搬送手段4と排出手段6の協働作用により下流側に送られ、記録ヘッド36(記録手段3)により記録が実行される。そして記録ヘッド36によって記録の行われた用紙Pは、下流側の排出手段6によって装置前方へ排出される。
以下、更に詳説する。給送装置2は、ホッパ11と、給送ローラ12と、リタードローラ13と、戻しレバー14と、を備えて構成されている。ホッパ11は板状体から成り、上部の揺動支点11aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ11上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ12に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ12から離間させる離間姿勢と、を切り換える。リタードローラ13は、給送ローラ12との間でニップ点を形成することにより用紙Pの重送を防止し、戻しレバー14は、揺動することにより、重送されようとした次位以降の用紙Pをホッパ11上に戻す。
搬送手段4は、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に圧接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えている。搬送駆動ローラ30は用紙幅方向(主走査方向:X方向)に延びる軸体によって形成され、搬送従動ローラ31は搬送駆動ローラ30の軸線方向に複数(本実施形態では、6個)配設されている(図3参照)。
搬送手段4を構成するとともに搬送従動ローラ31を支持する紙案内ユニット9は、図3に示す様に本実施形態では用紙幅方向に2つ並設され、そして1つの紙案内ユニット9は、図4にも示す様にサブフレ−ム8と、「従動ローラ支持部材」としての紙案内上15と、軸17と、2つのコイルばね18と、3つの搬送従動ローラ31と、搬送従動ローラ31の回転軸となる回転軸20と、を備えて構成されており、これら構成要素がアッセンブリされることにより、ユニット体としての紙案内上ユニット9が構成されている。
紙案内上15は、軸17を介してサブフレ−ム8に対して揺動可能に設けられ、そしてこのサブフレーム8がメインフレ−ム7に取り付けられることにより、紙案内上15が用紙搬送経路を側視して揺動可能に設けられる。軸17は2つのコイルばね18のコイル部を挿通しており、2つのコイルばね18はサブフレ−ム8と紙案内上15との間で付勢力を発揮し、これにより搬送従動ローラ31が搬送駆動ローラ30に弾接する。尚、紙案内上ユニット9(紙案内上15)は上下方向(Z方向)に変位可能に構成されているが、これについては後に詳述する。
図1に戻って、搬送駆動ローラ30に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ30が回転することにより、下流側へと副走査送りされる。尚、給送装置2と搬送駆動ローラ30との間に設けられたガイドローラ16は、用紙Pの給送姿勢を形成するとともに用紙Pの給送ローラ12への接触を防止して搬送負荷を軽減する。
搬送駆動ローラ30の下流側には、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)35と、当該記録ヘッド35と対向して配置される紙案内前32とが設けられている。記録ヘッド35はキャリッジ33の底部に設けられ、当該キャリッジ33は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。用紙Pを下から支持することにより用紙Pと記録ヘッド35との距離を規定する紙案内前32には、記録ヘッド35と対向する面に複数のリブが形成され、これらリブによって用紙Pが下方から支持される。
続いて、記録ヘッド35の下流側には、補助ローラ36と、排出手段6が設けられている。排出手段6は、図示しないモータの動力が伝達されて回転する排出駆動ローラ37と、当該排出駆動ローラ37に弾接して従動回転する排出従動ローラ38とを備えて構成されており、ともに用紙幅方向に複数設けられている。
排出従動ローラ38は図2に示す様に弾性軸(例えば、棒ばね)40を回転軸とし、この回転軸40が支持部材39によって軸支される。ここで、図2において矢印Yは用紙送り方向を示しており、符号39aは弾性軸40の位置を規制する規制面を示しているが、用紙送りに伴って弾性軸40が規制面39aに強く接すると、その摩擦力により、排出従動ローラ38が排出駆動ローラ37に弾接する力が用紙幅方向で不均一となり、スキューの要因となる虞がある。従って弾性軸40と規制面39aとの間には、図の符号dで示す様に所定の間隔が形成されている。
図1に戻って、記録ヘッド36によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ37と排出従動ローラ38とによって、装置前方の図示しないスタッカへ向けて排出される。尚、補助ローラ36は、用紙Pの紙案内前32からの浮き上がりを防止して、用紙Pと記録ヘッド35との距離を一定に保つ。
尚、プリンタ1は、用紙Pの上端及び下端に余白無く印刷を行う所謂縁無し印刷を実行可能に構成されている。用紙Pの上端に縁無し記録を実行する際には、用紙Pの上端は排出駆動ローラ37に到達していないので、用紙Pは搬送駆動ローラ30のみから送り力を受ける。次に、用紙Pの上端が排出駆動ローラ37に到達すると、用紙Pは搬送駆動ローラ30と排出駆動ローラ37の双方から送り力を受ける。そして用紙Pの下端が搬送駆動ローラ30から抜けると、用紙Pは排出駆動ローラ37のみから送り力を受ける。この様に縁無し印刷では、用紙Pの送り方向における位置に応じて用紙Pの送り精度を支配するローラが切り換わる。
以上がプリンタ1の大略構成であり、以下、被記録媒体搬送装置としての搬送手段4について詳述する。
搬送手段4は、図3に示す様に搬送駆動ローラ30と、2つの紙案内上ユニット9と、その両側に設けられた調整手段26A、26Bと、この調整手段26A、26Bを制御する制御手段50(図4)と、を備えて構成されている。
搬送手段4は、図3に示す様に搬送駆動ローラ30と、2つの紙案内上ユニット9と、その両側に設けられた調整手段26A、26Bと、この調整手段26A、26Bを制御する制御手段50(図4)と、を備えて構成されている。
紙案内上ユニット9は、図3に示す様に本実施形態では用紙幅方向に2つ並設されるが、軸17は2つの紙案内上ユニット9に共通の1本の軸体であって、その一方側の端部には調整手段26Aが、他方側の端部には調整手段26Bが設けられ、これら調整手段26A、26Bによって紙案内上ユニット9(紙案内上15)が上下方向に変位する。
調整手段26Aは、カム歯車22、カムフォロワ22a、カム24、を備えて構成され、調整手段26Bは、カムフォロワ23a、カム25、を備えて構成されている。
カム歯車22とカムフォロワ22aは一体的に形成されており、軸17の端部に取り付けられている。カム歯車22には図示しないモータの動力が伝達され、これによりカムフォロワ22aが回転し、またこれによって軸17および反対側の端部に取り付けられたカムフォロワ23aが回転する。
カム歯車22とカムフォロワ22aは一体的に形成されており、軸17の端部に取り付けられている。カム歯車22には図示しないモータの動力が伝達され、これによりカムフォロワ22aが回転し、またこれによって軸17および反対側の端部に取り付けられたカムフォロワ23aが回転する。
カムフォロワ22aにはカム24が、カムフォロワ23aにはカム25がそれぞれ係合可能に設けられており、カム24及びカム25は、図示しない装置のフレームに固設されている。一方で軸17と、当該軸17が挿通する2つのサブフレーム8(紙案内上ユニット9)は、メインフレーム7に対してスライド可能に設けられており、従ってカムフォロワ22a、23aの回転に伴い、軸17及び紙案内上ユニット9は図4の矢印eで示す方向(Z方向)に変位する。
図4の符号50で示す制御手段はカム歯車22へ動力を伝達する図示しないモータを制御する手段であり、またこの制御手段50は、用紙の搬送経路上における位置(Y方向位置)を検出する検出手段としてのセンサ29からの情報をもとに、搬送駆動ローラ30を駆動する図示しないモータを制御する。センサ29は例えばキャリッジ33の底面に設けられた光学センサであり、用紙の通過に伴う反射光の強度の変化を検出することにより、制御手段50が用紙先端或いは後端の通過を検知することができる。
尚、図4において符号H、R、Vで示す直線、符号αで示す角度は、図8に示したものと同様であり、具体的には符号Hは用紙搬送経路を側視して記録ヘッド35のヘッド面に平行な直線(即ち、用紙が搬送されるべき方向(本実施形態では水平方向)に平行な直線)、符号Vは用紙搬送方向と直交する直線(本実施形態では重力方向に平行な直線)、符号Rは用紙搬送経路を側視して搬送駆動ローラ30の回転軸線位置30a(図8)と搬送従動ローラ31の回転軸線位置31a(図8)とを通る直線、符号αは直線Vと直線Rとのなす角度を示している。
ところで軸17(紙案内上ユニット9)が、図4の矢印e方向に変位すると、これに伴って搬送従動ローラ31の回転軸20が上流側方向或いは下流側方向(Y方向)に変位し、その結果角度αが変化する。例えば、図5に示した状態からカムフォロワ23aが同図の時計回り方向に90deg回転すると、図6に示す様に軸17(紙案内上ユニット9)が上方向に変位し、これに伴い搬送従動ローラ31の回転軸20が上流側方向に変位して、図5から図6への変化に示す様に角度αが変化する(尚、図6は角度αがゼロ(直線Vと直線Rが平行)となった状態を示している)。
制御手段50は、この様に調整手段26A、26B(以下、区別する必要の無い場合には総称して「調整手段26」と言う)を制御することにより、角度αを調整する。角度αの調整は、本実施形態では用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける前後で実行される。図7(A)、(B)において横軸はY方向位置、縦軸は用紙後端のY方向位置に対応する角度αの設定値、を示しており、符号Yrは制御手段50が把握する理論上の(設計上の)搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点位置を示している。
例えば図7(A)に示す様に、制御手段50はセンサ29からの情報をもとに、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ位置(位置Yr)を通過する紙送り動作を実行する前に、調整手段26を制御して角度αを小さくする(α1→α2)。これにより、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける際に用紙後端が進む量が、搬送駆動ローラ30の所定の回転角に対応する外周長により一層近くなる。
この結果、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける前後で、搬送駆動ローラ30の所定の回転量に対する用紙搬送量の差が小さくなり、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点から抜ける際の搬送精度の低下(搬送ロスの発生)を防止することができる。特に、図6及び図7に示す様に本実施形態では角度α2をゼロに設定するので、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける際に用紙後端が進む量が、搬送駆動ローラ30の所定の回転角に対応する外周長により一層近くなり、搬送ロスをより小さくすることができる。
ここで、装置の組み立て精度や用紙の寸法精度等に起因して、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点から実際に抜けるタイミングが、制御手段50が把握する理論上の(設計上の)タイミングとずれる場合がある。このような場合、制御手段50が角度αを小さくする前に、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点から抜けてしまう虞がある。
そこで、図7(B)に示す様に制御手段50が把握する、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける理論上のタイミングの前後に遷移区間を設定し、この遷移区間において、角度αの設定値を、α1からα2へと段階的に切り換えることもできる。図7(B)において符号Y1は遷移区間の開始位置、符号Y2は遷移区間の終了位置を示しており、図示する様に開始位置Y1から終了位置Y2まで、角度αの設定値をα1からα2へと段階的に切り換える。
これにより、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31との間を実際に抜けるタイミング(Y座標上の位置)が、例えば符号Yr’で示すように制御手段50が把握する理論上のタイミング(Y座標上の位置Yr)からずれた場合であっても、用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける際には既に角度αがより小さい角度に変化していることとなり、もって用紙後端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とのニップ点を抜ける際の、搬送ロスを小さくすることができる。
尚、制御手段50は上記の通り角度αを調整可能であるので、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによって用紙Pをニップする際の角度α(図7(A)、(B)のα1)を、用紙種類に応じて調整することができる。例えば、光沢紙等の用紙剛性が高い場合には、角度α1を小さめに設定し、用紙が紙案内前32に強く接することによる搬送負荷の増大を防止することができ、普通紙等の用紙剛性が低い場合には、用紙を紙案内前32に強く接触させることにより、用紙の浮き上がりをより確実に防止することが可能となる。この他にも、用紙の搬送経路上における位置や使用環境等に応じて角度αを調整できるので、より良好な記録結果を得ることができる。
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 記録手段、4 搬送手段、6 排出手段、7 メインフレーム、8 サブフレーム、9 紙案内上ユニット、11 給送ローラ、12 ホッパ、13 リタードローラ、14 戻しレバ−、15 紙案内上、16 ガイドローラ、17 軸、18 コイルばね、20 回転軸、22 カム歯車、22a、23a カムフォロワ、24、25 カム、26A、26B 調整手段、29 センサ、30 搬送駆動ローラ、31 搬送従動ローラ、32 紙案内前、33 キャリッジ、34 キャリッジガイド軸、35 記録ヘッド、36 補助ローラ、37 排出駆動ローラ、38 排出従動ローラ、39 支持部材、40 棒ばね、50 制御手段、P 記録用紙
Claims (6)
- 回転駆動される搬送駆動ローラと、
前記搬送駆動ローラとの間で被記録媒体をニップする、従動回転可能な搬送従動ローラと、
前記搬送従動ローラを軸支し、且つ変位可能に設けられた従動ローラ支持部材と、
前記従動ローラ支持部材を変位させることにより、前記搬送駆動ローラの回転軸線位置と前記搬送従動ローラの回転軸線位置とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度αを調整する調整手段と、
被記録媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段からの情報をもとに、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段を制御して前記角度αを小さくする制御手段と、
を備えたことを特徴とする被記録媒体搬送装置。 - 請求項1に記載の被記録媒体搬送装置において、前記制御手段が、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段を制御して前記角度αをゼロに設定する、
ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。 - 請求項1または2に記載の被記録媒体搬送装置において、前記制御手段は、前記検出手段からの情報に基づき把握した、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜けるタイミング、の前後に遷移区間を設定し、
被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前の前記角度αの設定値をα1、被記録媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜けた後の前記角度αの設定値をα2、としたときに、前記遷移区間において、前記角度αの設定値を、α1からα2へと段階的に切り換える、
ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の被記録媒体搬送装置において、前記制御手段が、被記録媒体の種類に応じて前記角度αを調整する、
ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
請求項1から4のいずれか1項に記載の前記被記録媒体搬送装置と、
を備えていることを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、
回転駆動される搬送駆動ローラと、
前記搬送駆動ローラとの間で被噴射媒体をニップする、従動回転可能な搬送従動ローラと、
前記搬送従動ローラを軸支し、且つ変位可能に設けられた従動ローラ支持部材と、
前記従動ローラ支持部材を変位させることにより、前記搬送駆動ローラの回転軸線位置と前記搬送従動ローラの回転軸線位置とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度αを調整する調整手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段からの情報をもとに、被噴射媒体の後端が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとのニップ点を抜ける前に、前記調整手段を制御して前記角度αを小さくする制御手段と、
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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