JP4181517B2 - ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機 - Google Patents

ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP4181517B2
JP4181517B2 JP2004055100A JP2004055100A JP4181517B2 JP 4181517 B2 JP4181517 B2 JP 4181517B2 JP 2004055100 A JP2004055100 A JP 2004055100A JP 2004055100 A JP2004055100 A JP 2004055100A JP 4181517 B2 JP4181517 B2 JP 4181517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mist
heating
water
pipe
bathroom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004055100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005241225A (ja
Inventor
賢志 高畑
勝弘 内川
貫 寺西
和幸 森本
Original Assignee
株式会社ハーマンプロ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハーマンプロ filed Critical 株式会社ハーマンプロ
Priority to JP2004055100A priority Critical patent/JP4181517B2/ja
Publication of JP2005241225A publication Critical patent/JP2005241225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4181517B2 publication Critical patent/JP4181517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Control For Baths (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

本発明は、浴室に温水をミスト状に噴霧してミストサウナできるミストサウナ機能を有した浴室暖房乾燥機に関するものである。
近年、浴室の天井等に設置して浴室の暖房や浴室の乾燥や浴室の換気や浴室の送風を行う浴室暖房乾燥機が提供されている。かかる浴室暖房乾燥機は熱源機から供給された温水から熱を得て暖房や乾燥を行うようになっている。
このような浴室暖房乾燥機を浴室に設置すると共に熱源機と接続して施工した後、熱源機側からの操作によりインテリジェント通信と呼ばれる通信により試運転による動作の確認ができるようになっている。このときの動作の確認は、熱源機の基板の試運転のボタンを押すと、浴室暖房乾燥機の温水循環経路への水張り行われると共に水漏れの有無の確認が行われ、次いで浴室暖房乾燥機の温水の供給が行われると共に浴室暖房乾燥機の暖房運転が行われて浴室の温度上昇が確認され、上記の動作が正常であればOK、異常であればNGを表示するようになっている。この浴室暖房乾燥機のような温水端末の場合、施工後の熱源機からの操作で自動的に試運転して動作が正常か否かを確認できて施工が容易にできる。
ところで、最近、このような浴室暖房乾燥機に温水をミスト状に噴霧するミストノズルを設けて浴室内でミストサウナ浴を行うことができるようにしたミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。このミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機の浴室暖房乾燥機能の部分は上記のように熱源機側からの操作で試運転ができて動作の確認ができるようになっているが、ミストノズルから温水をミスト状に噴霧してミストサウナ浴をするための機能の部分は浴室暖房乾燥機能の部分のように熱源機側から試運転して動作の確認をすることができない。つまり、ミストノズルから温水をミスト状に噴霧してミストを発生するためには上水を供給するミスト用給水管路をミストノズルに接続してあり、ミスト用給水管路に給水を開閉する給水開閉弁を設けてあり、またミスト用給水管路と熱源機から温水が供給する管路との間にミスト用給水管を流れる水を加熱するミスト用熱交換器を配置してある。
特開2002−336155号公報
上記のミストノズルから温水をミスト状に噴霧してミストサウナ浴をするための機能の部分は自動で試運転して点検できないため、施工者がミストを発生する通常の運転を行い、水漏れの有無、ミスト及び温風の吹き出し等を確認しなければならなく、20分程度の作業が必要で作業に手間がかかると共に施工に時間がかかるという問題がある。またミスト用の温水はミスト用熱交換器で加熱しているが、初期運転時(施工直後)ミスト用給水管路内の内部エアーが抜けるまで時間がかかり(3分程度全開で水を流してエアー抜きが必要である)、立ち上がりが遅いという問題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ミストサウナ浴をする機能の部分も熱源機からの操作で自動的に試運転して動作の確認をすることできて施工後の試運転に要する時間や手間を軽減でき、しかもミスト用給水管路からスムーズにエアーを抜くことができてミスト用給水管路への水張りに要する時間を短くできて試運転に要する時間を短縮することができるミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機は、熱源機1と接続して熱源機1から供給される温水が循環する暖房用温水管路2と、暖房用温水管路2に配置された温風を発生するための温風用熱交換器3と、暖房用温水管路2に接続されたミスト加熱用管路4と、浴室5内にミストサウナ用の温水をミスト状に噴霧するミストノズル6と、ミストノズル6に上水を供給するミスト用給水管路7と、ミスト用給水管路7に配置されて給水を開閉する給水開閉弁8と、給水開閉弁8とミストノズル6との間でミスト用給水管路7に接続してミスト用給水管路7の水を抜くためのミスト用排水管路9と、ミスト用排水管路9に配置されて排水を開閉する排水開閉弁10と、ミスト加熱用管路4を流れる温水でミスト用給水管路7を流れる水を加熱するためにミスト加熱用管路4とミスト用給水管路7との間に設けられたミスト用熱交換器12とを備え、熱源機1からの試運転指令により、給水開閉弁8と排水開閉弁10とを開いてミスト用給水管路7のエアーのパージをすると共にミスト用給水管路7への水張りを行って排水開閉弁10を閉じ、一方暖房用温水管路2とミスト加熱用管路4に水張りを行い、次いで暖房運転を行って温風用熱交換器3で温風を発生すると共にミストノズル6から温水の噴霧を行い、この試運転により運転が正常か否かの判定を行うようにしたことを特徴とする。
上記のように構成したことにより、熱源機1からの試運転指令により、自動的にミスト用給水管路7への水張り、ミストの発生の試運転を行い、この試運転により運転が正常か否かを判定することができるものであって、ミストサウナ浴の機能の部分の試運転と動作の確認が自動的にできて施工時の手間や時間を短縮できる。またミスト用給水管路7のエアーをミスト用排水管路9から抜くことによりエアー抜きに要する時間を速くして水張りが速くでき、試運転に要する時間を一層短縮できる。
またミスト用給水管路7にミスト用熱交換器12で加熱されたミスト用の温水の温度を検出するミスト温水サーミスタTH1を設け、上記試運転の暖房運転時のミスト用の温水の温度上昇を検出して運転が正常か否かを判定するようにしたことを特徴とすることも好ましい。試運転で暖房運転するときミスト用給水管路7を通るミスト用の温水の温度を検知することで正常に運転されているか否かを判定できて容易に判定できる。
また試運転時に運転が正常か否かを自己判定してこの判定結果を熱源機1に送信するようにしたことを特徴とすることも好ましい。熱源機1で試運転時の結果を確認できて確認が容易にできる。
本発明は叙述の如く熱源機からの試運転指令により、自動的にミスト用給水管路への水張り、ミストの発生の試運転を行い、この試運転により運転が正常か否かを判定することができるものであって、ミストサウナ浴の機能の部分の試運転と動作の確認が自動的にできて施工時の手間や時間を短縮できるという効果があり、またミスト用給水管路のエアーをミスト用排水管路から抜くことによりエアー抜きに要する時間を速くして水張りが速くでき、試運転に要する時間を一層短縮できるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1や図2に示す本発明のミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機(以下単に浴室暖房乾燥機という)Aは浴室5内の暖房をしたり、浴室5の換気をしたり、浴室5内に干した洗濯物を乾燥したり、浴室5内に送風したりする機能以外に、浴室5内に温水をミスト状に噴霧してミストサウナ浴を行える機能を有する。この浴室暖房乾燥機Aは浴室暖房乾燥機本体16と浴室暖房乾燥機本体16の下面に装着したグリル板17にて主体が構成されている。浴室暖房乾燥機本体16は天井裏に配置してあり、吊り金具18等にて天井スラブ等に吊り支持してあり、浴室暖房乾燥機本体16の下面を天井板19の開口臨ませてある。天井板19の下から開口を覆うようにグリル板17が配置され、グリル板17が浴室暖房乾燥機本体16の下面側に取り付けられている。このようにすることで浴室暖房乾燥機本体16の周縁の下面とグリル板17の周縁との間に天井板19の開口の周縁を挟むようにグリル板17が取り付けられている。
浴室暖房乾燥機本体16内には温風用熱交換器3や送風機21を内装してある。この温風用熱交換器3は内部に温水を通すことで外部を流れる空気と熱交換するようになっている。この温風用熱交換器3は浴室暖房乾燥機本体16に配管した暖房用温水管路2の途中に配置してあり、暖房用温水管路2には給湯機のような熱源機1から温水が供給されるようになっている。暖房用温水管路2の途中には温風用熱交換器3への温水の供給の開閉を行う熱動弁のような暖房用開閉弁22を設けてあり、また暖房用温水管路2の途中にはこの管路流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタTH2を配置してある。また上記送風機21には循環用ファン21aと換気用ファン21bとがある。浴室暖房乾燥機本体16の吹き出し口24と対応する位置には吹き出し口24を開閉する可動ルーバー25を回転自在に装着してある。グリル板17は浴室5内の空気を吸い込む吸い込み口26を設けてあり、この吸い込み口26の近傍には浴室5の温度を検出する浴室温度サーミスタTH3を配置してある。浴室暖房乾燥機Aは浴室5の壁面に設けた操作器20で操作できるようになっている。
浴室5内を暖房する暖房運転をする場合、暖房用開閉弁22を開いて温風用熱交換器3に温水を供給し、換気用ファン21bを停止状態にすると共に循環用ファン21aを駆動し、可動ルーバー25を開状態にして吹き出し口24を開いておく。すると、浴室5内の空気が吸い込み口26から浴室暖房乾燥機本体16内に吸い込まれ、温風用熱交換器3で温水と熱交換することで加熱された温風が吹き出し口24から吹き出されるように空気が循環し、浴室5内が暖房される。
浴室5内の換気をする換気運転をする場合、暖房用開閉弁22を閉じて温風用熱交換器3への温水の供給を停止し、循環用ファン21aを停止すると共に換気用ファン21bを駆動し、可動ルーバー25を閉状態にして吹き出し口24を閉じておく。すると、浴室5内の空気が吸い込み口26から浴室暖房乾燥機本体16内に吸い込まれ、排気ダクト27を介して外部に排気され、浴室5内の換気が行われる。
浴室5内を乾燥したり、浴室5内に干した洗濯物を乾燥したりする乾燥運転を行う場合、暖房用開閉弁22を開いて温風用熱交換器3に温水を供給し、循環用ファン21a及び換気用ファン21bを駆動し、可動ルーバー25を開状態にして吹き出し口24を開いておく。すると、浴室5内の空気が吸い込み口26から浴室暖房乾燥機本体16内に吸い込まれ、温風用熱交換器3で温水と熱交換することで加熱された温風が吹き出し口24から吹き出すように空気が循環し、一方、浴室暖房乾燥機本体16内に吸い込まれた空気の一部が排気ダクト27を介して外部に排気される。これにより浴室5内の湿度が下がり、浴室5内の乾燥や浴室5内に干した洗濯物の乾燥が行われる。
浴室内に涼風を送風する場合は、暖房用開閉弁22を閉じて温風用熱交換器3への温水の供給を停止し、換気用ファン21bを停止状態にすると共に循環用ファン21aを駆動し、可動ルーバー25を開状態にして吹き出し口24を開いておく。すると、浴室5内の空気が吸い込み口26から浴室暖房乾燥機本体16内に吸い込まれ、吹き出し口24からその空気が吹き出されるように空気が循環し、浴室5内に涼風の送風が行われる。
また本発明ではこのような浴室暖房乾燥機Aにミストサウナの機能を持たせるためにミストサウナ部31を組み込んである。ミストサウナ部31のミストノズル6はグリル板17の部分に配置してあり、ミスト用給水管路7をミストノズル6に連通させてある。本例の場合、ミストノズル6としては大ミストノズル6aと小ミストノズル6bとがある。大ミストノズル6aは比較的粒子の大ききミストが大流量で噴霧されるものであって、例えば1リットル/min程度のものである。小ミストノズル6bは比較的粒子の小さいミストが小流量で噴霧されるものであって、例えば0.5リットル/min程度のものである。ミストノズル6a,6bの手前には電磁弁のようなミスト開閉弁28a,28bを設けてあり、ミスト開閉弁28a,28bの開閉にて大ミストノズル6aや小ミストノズル6bから選択的にミストが噴霧されるようになっている。本例の場合、ミストサウナ部31は浴室暖房乾燥機本体16の上に搭載してある。図2で34はミスト開閉弁28a,28bを収納したボックスである。
ミスト用給水管路7には水道水のような上水が供給されるようになっており、入口側から順にストレーナ29、電磁弁のような給水開閉弁8を設けてある。上記暖房用温水管路2には温風用熱交換器3と並列になるようにミスト加熱用管路4を設けてあり、このミスト加熱用管路4の途中にはミスト加熱用管路4に流れる温水の流れを制御する比例弁30を設けてある。またミスト加熱用管路4とミスト用給水管路7との間にはプレート式熱交換器などの液熱交換器であるミスト用熱交換器12を配置してあり、ミスト加熱用管路4を流れる温水でミスト給水管路7を流れるミスト用の水が加熱されるようになっている。ミスト用熱交換器12とミスト開閉弁28a,28bとの間でミスト用給水管路7からミスト用排水管路9を分岐してあり、ミスト用給水管路7内の水をミスト用排水管路9から浴室5内や浴室5外に排出できるようになっている。ミスト用排水管路9には電磁弁のような排水開閉弁10と、負圧発生して排水が逆流するのを防止するバキュームブレーカ33を設けてある。またミスト用熱交換器12とミスト開閉弁28a,28bとの間でミスト用給水管路7にはミスト用給水管路7を流れる温水の温度を検出するミスト温水サーミスタTH1を配置してある。
ミストサウナ浴をする場合、給水開閉弁8を開いてミスト用給水管路7に給水されると共に比例弁30を開いてミスト加熱用管路4に温水が循環させられる。これによりミスト用熱交換器12にてミスト給水管路7を流れる水が加熱されて温水がミスト用給水管路7を流れる状態になる。この状態でミスト開閉弁28a,28bが開かれると、温水のミストが大ミストノズル6aや小ミストノズル6bから選択的に噴霧されてミストサウナ浴が行われる。大ミストノズル6aからミストを噴霧すると大熱量が得られハードなミストサウナ浴ができ、また小ミストノズル6bからミストを噴霧すると細かいミストが噴霧されてソフトなミストサウナ浴ができる。またこのようにミストサウナ浴をするときは浴室暖房乾燥機Aが前述のように暖房運転されて浴室5内の温度が上げられ、快適にミストサウナ浴ができるようになっている。
本発明の浴室暖房乾燥機Aは上記のような構造になっているが、この浴室暖房乾燥機Aを浴室5に設置した後、熱源機1側からの指令で試運転されるようになっている。本発明の場合、浴室暖房乾燥機本体16側が自動で試運転されるの加えて、ミストサウナ部31も自動で試運転されるようになっており、図4に示すようなフローで試運転される。図4で※印で示した部分がミストサウナ部31の自動の試運転のために加えられた部分である。このフローについて説明すると次の通りである。
熱源機1の試運転スイッチがオンされると、暖房試運転開始信号が出され、暖房ランプ「強」が点滅し、暖房試運転が開始される。このとき暖房用開閉弁22、給水開閉弁8、排水開閉弁10及び比例弁30が開放され、暖房用温水管路3に給水して水張りされると共にミスト用給水管路7に水張りされる。ミスト用給水管路7に水張りするとき、排水開閉弁10が開かれているためにミスト用給水管路7内のエアーが抜かれてミスト用給水管路7に素早く水が充満する。つまり、ミスト開閉弁28a,28bを開いて水張りするのに比べて遥かに素早く水張りできる。水張りを開始してから所定の時間(例えば3分)経過すると、ミスト用給水管路7のエアーが抜けて水張りされたとして排水開閉弁10が閉じられる。そして熱源機1側の水位変動がなくなと水張り終了信号が出される。
水張り終了信号が検出されると循環用ファン21aがオンされると共にミスト開閉弁28a,28bが開放され、浴室温度サーミスタTH3で浴室5の温度が測定される。そして所定時間(例えば9分30秒)経過するまでに浴室5の温度が例えば3K昇温したか判定される。このとき暖房温水サーミスタTH2で暖房用温水管路2を流れる温水の温度が測定されると共にミスト温水サーミスタTH1でミスト用給水管路7のミスト用の温水の温度が測定され、上記所定時間(例えば9分30秒)以内に暖房用温水管路2の温水の温度が例えば40℃以上になったか、ミスト用給水管路7のミスト用の温水の温度が例えば40℃以上になったか判定される。浴室5の温度が所定時間以内に3K上昇しなかったり、暖房用温水管路2の温水の温度が40℃以上にならなかったり、ミスト用給水管路7のミスト用の温水の温度が40℃以上にならなかった場合、試運転判定がNGとなり、異常表示されると共に自動試運転が異常となり、運転が停止される。一方、浴室5の温度が所定時間以内に3K上昇し、暖房用温水管路2の温水の温度が40℃以上になり、ミスト用給水管路7のミスト用の温水の温度が40℃以上になったとき、試運転判定がOKとなり、試運転結果が熱源機1に送信され、暖房用開閉弁22、給水開閉弁8、ミスト開閉弁28a,28b、比例弁30が閉じられ、循環用ファン21aがオフされ、試運転終了信号が出されると、暖房ランプ「強」が消えて試運転を終了する。
上記の例では電磁弁からなるミスト開閉弁28a,28bをミストノズル6a,6bにできるだけ近接させて設けることでミストサウナを使用しないときのミストノズル6a,6bからのエアーの浸入による水とエアーの置換や水の汚染を防止したが、図5に示す例ではミスト開閉弁28a,28bをミストノズル6a,6bから離し、ミスト用熱交換器12に近接した位置に設けてある。このようにすると、ミスト開閉弁28a,28bや比例弁30や給水開閉弁8、排水開閉弁10等の電磁弁のような弁がミスト用熱交換器12の部分に集中するので配線などの組み立てがしやすくなる。この例の場合、このままではミストノズル6a,6bからのエアー浸入によるミスト開閉弁28a,28bとミストノズル6a,6bとの間のパイプ内のエアー置換、水の汚染が起こるが、これを防止するためにミストノズル6a,6bの近傍にチャッキ弁32a,32bを設けてある。このチャッキ弁32a,32bは通常閉じており、ミスト用給水管路7から所定以上の水圧がかかったときだけ開くようになっている。このようにチャッキ弁32a,32bを設けると、ミストサウナを使用しない時は閉じており、空気は流入することがない。これによりミストノズル6a,6bとミスト開閉弁28a,28bとの距離を離すことができ、配線や組み立てが容易にできると共に衛生上の効果(汚染された水を噴霧しない)が得られる。またこのような構造の浴室暖房乾燥機Aの場合、浴室暖房乾燥機Aを設置して試運転する時に次のようにして水張りしてもよい。つまり、ミスト用給水管路7に水張りするとき、給水開閉弁8及び排水開閉弁10を開いてエアーを抜きながら水を注入するが、このときミスト開閉弁28a,28bも開いて行うと、チャッキ弁32a,32bの手前まで水張りがスムーズにできる。
本発明の実施の形態の一例の浴室暖房乾燥機の内部の配管を説明する管路図である。 同上の浴室暖房乾燥機の断面図である。 同上の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態の一部切欠斜視図である。 同上の試運転のフローチャートである。 同上の他の例の管路図である。
符号の説明
1 熱源機
2 暖房用温水管路
3 温風用熱交換器
4 ミスト加熱用管路
5 浴室
6 ミストノズル
7 ミスト用給水管路
8 給水開閉弁
9 ミスト用排水管路
10 排水開閉弁

Claims (3)

  1. 熱源機と接続して熱源機から供給される温水が循環する暖房用温水管路と、暖房用温水管路に配置された温風を発生するための温風用熱交換器と、暖房用温水管路に接続されたミスト加熱用管路と、浴室内にミストサウナ用の温水をミスト状に噴霧するミストノズルと、ミストノズルに上水を供給するミスト用給水管路と、ミスト用給水管路に配置されて給水を開閉する給水開閉弁と、給水開閉弁とミストノズルとの間でミスト用給水管路に接続してミスト用給水管路の水を抜くためのミスト用排水管路と、ミスト用排水管路に配置されて排水を開閉する排水開閉弁と、ミスト加熱用管路を流れる温水でミスト用給水管路を流れる水を加熱するためにミスト加熱用管路とミスト用給水管路との間に設けられたミスト用熱交換器とを備え、熱源機からの試運転指令により、給水開閉弁と排水開閉弁とを開いてミスト用給水管路のエアーのパージをすると共にミスト用給水管路への水張りを行って排水開閉弁を閉じ、一方暖房用温水管路とミスト加熱用管路に水張りを行い、次いで暖房運転を行って温風用熱交換器で温風を発生すると共にミストノズルから温水の噴霧を行い、この試運転により運転が正常か否かの判定を行うようにしたことを特徴とするミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機。
  2. ミスト用給水管路にミスト用熱交換器で加熱されたミスト用の温水の温度を検出するミスト温水サーミスタを設け、上記試運転の暖房運転時のミスト用の温水の温度上昇を検出して運転が正常か否かを判定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機。
  3. 試運転時に運転が正常か否かを自己判定してこの判定結果を熱源機に送信するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機。
JP2004055100A 2004-02-27 2004-02-27 ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機 Expired - Fee Related JP4181517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055100A JP4181517B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055100A JP4181517B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005241225A JP2005241225A (ja) 2005-09-08
JP4181517B2 true JP4181517B2 (ja) 2008-11-19

Family

ID=35023134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004055100A Expired - Fee Related JP4181517B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4181517B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4621518B2 (ja) * 2005-03-15 2011-01-26 リンナイ株式会社 浴室用ミスト装置
JP4770373B2 (ja) * 2005-10-03 2011-09-14 マックス株式会社 温水噴出装置、給湯システム及びそれを応用した室
JP4567574B2 (ja) * 2005-11-04 2010-10-20 リンナイ株式会社 ミストサウナ装置
JP4567578B2 (ja) * 2005-11-22 2010-10-20 リンナイ株式会社 ミストサウナ装置
JP4593527B2 (ja) * 2006-06-12 2010-12-08 リンナイ株式会社 ミストサウナ機能付き浴室暖房機
JP5181457B2 (ja) * 2006-10-23 2013-04-10 パナソニック株式会社 ミストサウナ装置
JP4859635B2 (ja) * 2006-11-20 2012-01-25 東京瓦斯株式会社 ミストサウナシステム並びにその運転方法、及びミストサウナ用ユニットバス
JP4925883B2 (ja) * 2007-03-26 2012-05-09 大阪瓦斯株式会社 ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機
JP5503351B2 (ja) * 2010-03-17 2014-05-28 大阪瓦斯株式会社 ミスト発生装置
JP2013019139A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Toyota Home Kk 軒構造及び建物

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2927312B2 (ja) * 1992-02-24 1999-07-28 東京瓦斯株式会社 温水暖房システムにおける自動試運転装置
JPH0659714U (ja) * 1993-02-01 1994-08-19 株式会社ノーリツ 浴室暖房装置
JPH09248325A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Toto Ltd ミスト発生装置
JP4801280B2 (ja) * 2001-05-16 2011-10-26 株式会社ハーマン 温水噴出装置
JP4197889B2 (ja) * 2002-05-21 2008-12-17 株式会社ハーマンプロ 浴用ミスト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005241225A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4181517B2 (ja) ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機
WO2023098129A1 (zh) 蒸汽发生器及包括其的衣物处理装置
JP5438350B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4164037B2 (ja) ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機
JP4612363B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4612364B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4602293B2 (ja) ミストサウナ装置
CN216919751U (zh) 一种蒸汽发生器及包括其的衣物处理装置
JP6503251B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP5054738B2 (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP6752526B2 (ja) 浴室乾燥機
JP4606307B2 (ja) シャワー装置及びその運転方法
CN114045634A (zh) 一种蒸汽发生器及包括其的衣物处理装置
JP5687841B2 (ja) ミストサウナ装置
JP6827677B2 (ja) 浴用ミスト装置
WO2002073095A1 (fr) Humidificateur de type enfoui dans le plafond
JP6776088B2 (ja) 浴用ミスト装置
JP2006097933A (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP6415070B2 (ja) 浴室乾燥機
JP4809647B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4746298B2 (ja) ミスト浴装置
CN216919752U (zh) 一种蒸汽发生器及包括其的衣物处理装置
JP5092504B2 (ja) サウナ装置
JP2018112333A (ja) 浴室乾燥機
JP6795957B2 (ja) 浴用ミスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees