JP4179564B2 - X線透視撮影台およびx線透視撮影システム - Google Patents

X線透視撮影台およびx線透視撮影システム Download PDF

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Description

本発明は、被検体の透視撮影を行なうX線透視撮影台に関する。特に、インターベンショナルラジオロジー(Inter-Ventional Radiology:IVR)に好適なX線透視撮影台に関する。
近年、X線透視を行いながら治療を同時に行うIVRの手技が広く行われるようになってきた。IVRにおいては、医師、看護士、技師など複数の者が施術に関与すると共に、内視鏡、モニタ、超音波診断装置等の様々な機器を被検体の周囲に配置することが必要となる場合がある。そのため、被検体の周囲に人の立ち位置や各種機器の配置スペースを高い自由度で確保することが重要となっている。
このようなIVRには、被検体が載せられる天板を持ったX線透視撮影台が利用されることが多い。この撮影台として、特許文献1に記載の撮影台がある。この撮影台は、床面に対して固定される支持枠と、支持枠上に配置され被検体が載せられる天板と、X線を被検体に照射するX線発生器と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを有する。X線発生器は、支持枠に支持される支柱部の先端に設けられる。一方、X線検出器は、支持枠内で、X線発生器に対して対向配置される。そして、この支柱を支持枠の長手方向(被検体の体軸方向)に移動させることで、X線発生器の被検体に対する位置を変えられるようになっている。
一方、いわゆる天吊り型のX線透視撮影台として、特許文献2に記載の撮影台もある。この撮影台も被検体の載せられる天板を有すると共に、X線を被検体に照射するX線発生器と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを有する。但し、この装置でのX線発生器は天井から吊下げられた構成である。
特開平10−248839号公報 図7 特開2004−160263号公報 図1
しかし、近年では、IVRの発達により、被検体の頭部側と、左右の体側側の三方から被検体にアクセスすることが求められており、特許文献1に係る撮影台では、このような要請に応えることができなかった。具体的には、特許文献1の図7を見れば明らかなように、この撮影台の支柱は、支持枠から鉛直方向に延びており、さらに、この支柱から支持枠の長手方向に直交する方向に延びるアームによりX線発生器を支持している。そのため、被検体へのアクセスは、頭部側と、左右の体側側のうち、支柱のない側からとの二方向に限定される。しかも、被検体の腹部を撮影する場合は、被検体の頭部側からでは被検体の腹部までの距離が大きいため、実質的に被検体の一方の体側側からしかアクセスできないという問題があった。
一方、特許文献2に係る装置では、天板周辺における人の立ち位置の確保は行いやすいものの、X線発生器を天井からX−Y方向に移動可能に吊下げるため、相当程度大掛かりな天井走行用レールが必要になる。その結果、X線装置の設置空間の天井が低ければ、天吊り型のX線装置は導入することができない場合がある。また、天井からCアームをぶら下げる構成を採用した場合は、天井からCアームをぶら下げるベースを中心にCアームが回転するため、装置自体の設置スペースがいる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、簡易な構成にて、天板周辺に人の立ち位置を確保しやすいX線透視撮影台およびこの撮影台を使用したX線透視撮影システムを提供することにある。
本発明のX線透視撮影台は、床面に載置されるスタンド部と、スタンド部に支持され、スタンド部の一側面側に突出する支持腕部と、支持腕部に支持され、支持腕部の突出方向とほぼ直交する方向に延びる支持枠と、支持枠に支持され、被検体を載置する天板とを備える。さらに、本発明のX線透視撮影台は、被検体にX線を照射するX線発生器と、支持枠に支持され、前記X線発生器を支持する支柱部と、支持枠の内部でX線発生器と対向して配置され、被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを備える。そして、本発明のX線透視撮影台は、前記支柱部の支持枠側の端部と、X線発生器側の端部とが、支持枠の長手方向にずれていることを特徴とする。
本発明のX線透視撮影台によれば、支柱部の支持枠側の端部と、X線発生器側の端部とが、支持枠の長手方向にずれているので、X線発生器を挟んで支持枠の両側側に立ち位置を確保することができる。
以下、本発明のX線透視撮影台を詳細に説明する。
支柱部は、上述の立ち位置を確保できるように、支持枠側の端部と、X線発生器側の端部とが、支持枠の長手方向にずれていれば良く、その形状は特に限定されない。例えば、支柱部は、支持枠の幅方向に向かってせり出した後、支持枠の長手方向に延びるようにしても良いし、支持枠の斜め方向(支持枠の幅方向と長手方向との間の方向)に延びるようにしても良い。
前者の場合、例えば、支持枠から鉛直方向に延びる主柱と、主柱の先端部から支持枠の幅方向に延びる第1腕部と、第1腕部の先端部から支持枠の長手方向に延び、その先端部でX線発生器を支持する第2腕部とから支柱部を構成する。また、支持枠から鉛直方向に延びつつ、先端部に行くほど支持枠の幅方向に延びる湾曲支柱と、湾曲支柱の先端部から支持枠の長手方向に延び、その先端部でX線発生器を支持する第2腕部とから支柱部を構成しても良い。
後者の場合、支柱部は、支持枠側からX線発生器側に向かって斜め方向にせり出すように構成すると良い。具体的には、支持枠から鉛直方向に延びつつ、先端部に行くほど支持枠の幅方向と長手方向との中間の方向に延びるように構成する。このような構成によれば、支持枠からX線発生器までを最短で結合でき、且つ、支柱部を一つの部材で構成できるので、装置を軽量化できる。
斜めにせり出す支柱部は、支持枠から離れる方向に向かって凸となるように湾曲していることが好ましい。このような構成により、術者の立ち位置を確保することができるだけでなく、この立ち位置における高さ方向の空間も広く取ることができる。その結果、この立ち位置での術者の作業性を向上させることができる。
また、本発明のX線透視撮影台は、より好適な透視撮影を行なうための構成を備えることが好ましい。具体的には、支持枠を、支持腕部に対して、支持枠の長手方向にスライド自在に構成することが挙げられる。この構成は、言い換えれば、支持枠が、床面に対して支持枠の長手方向にスライド移動できる構成である。支持枠をスライド自在に構成することにより、図12を参照して後述する実施例で説明するように、術者の立ち位置を確保しつつ、X線の照射範囲を広範囲に亘って移動させて被検体を透視撮影することができる。さらに、特許文献1の撮影台のように、支持枠に支持される天板を支持枠に対してスライド自在に構成しても良い。
以下、本発明のX線透視撮影台における支柱部および支持枠以外の構成についても説明する。
本発明の撮影台のスタンド部は、撮影台の各構成を制御する制御部などを収納する筐体である。このスタンド部が、床面に載置され、本発明の撮影台全体を支える。
支持腕部は、スタンド部の一側面側に突出するようにスタンド部に支持され、支持枠を支持する部材である。支持腕部は、支持枠を回転自在に支持するように、軸部を介してスタンド部に支持されることが好ましい。支持腕部を回転自在に構成することにより、被検体の体勢を自在に変更させることができる。また、軸部(支持腕部)は、スタンド部に対して昇降自在に支持されることが好ましい。このように、支持腕部を昇降自在に構成することにより、支持枠の上に配置される天板に被検体を乗せ易く、また、術者が作業を行ない易いように天板の高さを調節できる。
X線発生器は、X線を発生させるX線管球を有する公知のものを使用すれば良い。また、X線発生器は、支持枠の長手方向にX線の照射方向を振れるように、支柱部に揺動自在に支持されることが好ましい。
X線検出器は、イメージインテシファイヤとTVカメラとを組み合わせたものや、X線平面検出器(Flat Panel Detector:FPD)を使用することができる。特に、X線検出器を支持枠内に配置することを考慮すれば、小型・軽量のFPDを使用することが好ましい。
また、X線透視撮影台は、被検体の透視映像を表示する表示装置を有することが好ましい。この表示装置は、撮影台とは別体に設けても良いが、撮影台と一体に設けることが好ましい。表示装置を撮影台と一体に設ける場合は、多関節のアームによりスタンド部に支持させるようにすると良い。このような構成とすることにより、表示装置を、IVRの邪魔にならない位置に配置することが容易であり、しかも、術者が透視映像を確認し易い向きに表示装置を向けることも容易にできる
ところで、透視撮影においては、被検体の関心部位を圧迫しながら透視撮影を行なうことがある。そこで、本発明の撮影台は、被検体の撮影時に被検体の関心部位を圧迫する圧迫筒と、一端側が圧迫筒に、他端側が支柱部に連結される繰り出しアームとを備えていても良い。そして、この圧迫筒で被検体の関心部位を圧迫するときは、繰り出しアームにより圧迫筒が前記関心部位に向かって繰り出されるようにする。逆に、圧迫筒で被検体の関心部位を圧迫しないときには、少なくとも繰り出しアームが支柱部に収納されるように構成すると良い。もちろん、圧迫筒も支柱部に収納されるようにしても良い。圧迫筒を使用しないときに、繰り出しアームや圧迫筒を支柱部に収納する構成とすると、これらの部材が撮影の邪魔になるのを防ぐことができる。
以上説明したX線透視撮影台を使用して、被検体の透視撮影を行なうX線透視撮影システムを構成するときは、少なくとも、以下の構成を備えるようにすれば良い。
I.本発明のX線透視撮影台
II.撮影台のX線発生器に電力を供給する高電圧発生器
III.撮影台および高電圧発生器を統合的に操作する遠隔操作卓
X線透視撮影システムの各構成の配置は、特に限定されないが、好ましくは、撮影台を撮影室に配置し、遠隔操作卓を撮影室とは別の操作室に設ける。このとき、高電圧発生器は、撮影室、操作室またはこれらとは別の部屋のいずれに設けてもかまわないが、撮影台と高電圧発生器との配線などを考慮して、好ましくは撮影室に設ける。
その他、撮影室において、術者とは別の撮影技師が、撮影台を操作するための近接操作卓を設けてもかまわない。
以上のような本発明のX線透視撮影システムで被検体の透視撮影を行なうときは、被検体を天板(支持枠)の上に乗せて、X線発生器からX線を照射させる。照射されたX線は、被検体を透過して、支持枠内のX線検出器により検知され、X線の入射量に応じた画像データとして取得される。取得した画像データは種々の画像処理を施した後、透視映像として表示装置に表示される。このシステムは、本発明のX線透視撮影台を使用しているため、IVRを行なう際に、被検体の両側側からアクセス可能である。
本発明のX線透視撮影台およびX線透視撮影システムによれば、支柱部の支持枠側の端部と、X線発生器側の端部とが、支持枠の長手方向にずれているので、X線発生器を挟んで支持枠の両側側に立ち位置を確保することができる。そのため、術者が、被検体の両側側から被検体にアクセスできるので、IVRを好適に行なうことができる。
以下、本発明のX線透視撮影台およびこの撮影台を使用したX線透視撮影システムを図に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明のX線透視撮影システムは、X線透視撮影台1と、この撮影台に電力を供給する高電圧発生器3と、高電圧発生器3から供給される電力波形の波尾をカットする波尾遮断装置4と、これらの機器を統合的に操作する遠隔操作卓2とを備える。システムを構成する機器のうち、X線透視撮影台1、高電圧発生器3および波尾遮断装置4は、被検体Pの透視撮影を行なう撮影室100に配置され、遠隔操作卓2は、撮影室100に隣接する操作室200に設けられる。操作室200は、撮影室100で発生するX線を遮蔽できる構造を有しており、撮影台1を操作する撮影技師W1,W2が被曝するのを防止している。なお、撮影室100と操作室200との間には、窓200wが設けられ、操作室200から撮影室100の様子を監視することができるようになっているが、この窓200wも、撮影室100からのX線を遮蔽できるように、鉛入りガラスなどで形成されている。
この撮影システムで、被検体Pの透視撮影を行ないながら治療を同時に行なう、いわゆるIVRを行なうときは、撮影台1の天板40に被検体Pを寝かせて、被検体Pの回りに術者OP1〜OP3が配置につく。そして、IVRの術式に応じて、撮影技師W1,W2が遠隔操作卓2を操作して、被検体Pに照射するX線の強度などを調節する。遠隔操作卓2に入力されたX線の強度と照射間隔に基づいて、高電圧発生器3は、パルス波形を有する管電流を間歇的に撮影台1(X線発生器60)に供給する。撮影台1は、この管電流に応じて被検体Pに間歇的にX線を照射し、各X線に対応した被検体Pの透視画像を連続的に表示装置80に表示する。ここで、撮影台1に管電流を供給する際、波尾遮断装置4によりパルス波形を有する管電流の波尾をカットすることで、安定した透視撮影を行なうことができる。
[X線透視撮影台の全体構成]
図2〜5に示すように、X線透視撮影台1は、床面に載置されるスタンド部10と、スタンド部10に支持され、スタンド部10の一側面側に突出する支持腕部20と、支持腕部20に支持され、支持腕部20の突出方向とほぼ直交する方向に延びる支持枠30と、支持枠30に支持され、被検体Pを載置する天板40とを備える。また、このX線透視撮影台1は、被検体PにX線を照射するX線発生器60と、支持枠30に支持され、前記X線発生器60を支持する支柱部50と、支持枠30の内部でX線発生器60と対向して配置され、被検体Pを透過したX線を検出するFPD(X線検出器)70とを備える。さらに、X線透視撮影台1は、被検体Pの透視映像を表示するモニタ(表示装置)80を備える。
X線透視撮影台1は、以下に列挙するように、図2の矢印の方向に各構成を動作させることができる。
A1方向…スタンド部10に対する支持枠30の長手動方向(支持腕部20の突出方向に直交する方向)
A2方向…スタンド部10に対する支持枠30の昇降動方向(床面鉛直方向)
A3方向…支持枠30の起倒動方向(支持腕の突出方向を軸とした回転方向)
A4方向…支持枠30に対する支柱部50の長手動方向(支持枠30の長手方向)
A5方向…支持枠30に対する支柱部50の左右動方向(支持腕部20の突出方向)
A6方向…支柱部50の先端部に対するX線発生器60の回転動方向(A5方向を中心とした回転方向)
A7方向…支持枠30に対するFPD70の長手動方向(支持枠30の長手方向)
A8方向…支持枠30に対するFPD70の左右動方向(支持腕部20の突出方向)
A9方向…FPD70の回転動方向(床面鉛直方向を中心とした回転方向)
上記のA1〜A9方向に撮影台1の各構成を移動させることにより、天板40に乗せられた被検体Pのポジションや、被検体Pに照射するX線の照射範囲を変化させることができる。その結果、効率的かつ正確に被検体Pの透視撮影を行なうことができる。
以下、X線透視撮影台1の各構成を詳細に説明すると共に、各構成を動作させる機構についても合わせて説明する。これらの説明の際には、基本的に図2〜5を参照するが、必要に応じて撮影台1の外装を外した状態を示す図6〜10を参照する。
[スタンド部]
スタンド部10は、撮影台1全体を支える筐体である。このスタンド部10の内部には、図6に示すように、支持腕部20をスタンド部10に対して昇降させるA2方向昇降機構12mおよび支持腕部20をスタンド部10に対して回転させるA3方向回転機構13mなどが収納されている。また、これらの機構を支持する骨格10sに隣接する側板11には、各構成を制御する制御基板が多数実装されている。
A2方向昇降機構12mは、スタンド部10の骨格10sに設けられる昇降ラック101と、昇降ラック101に沿ってスタンド部10の上下方向に昇降する昇降ユニット12uとを備える。昇降ユニット12uは、モータ121とモータ121の駆動により回転する昇降ピニオン122を有しており、この昇降ピニオン122と、前記昇降ラック101との噛み合わせにより、昇降ユニット12uが昇降ラック101に沿って昇降する。また、昇降ユニット12uには、A3方向回転機構13mが支持されている。
A3方向回転機構13mは、モータ131と、次述する支持腕部20に連結される回転軸部13sとを有している。そして、モータ131の駆動力は、2段の減速機を介して回転軸部13sに伝達される。従って、モータ131の駆動により、回転軸部13sを回転させることができる。
[支持腕部]
支持腕部20は、スタンド部側連結片21と支持枠側連結片22とを備え、スタンド部側連結片21が前述の回転軸部13sを介してスタンド部10に支持される。つまり、支持腕部20が、回転軸部13sを介してスタンド部10のA3方向回転機構13mに軸支されることになり、図2の矢印A3方向に回転自在に構成される。また、すでに述べたように、A3方向回転機構13mが昇降ユニット12uに支持されているので、支持腕部20は、図2の矢印A2方向に昇降自在に構成される。
一方、支持腕部20の支持枠側連結片22には、支持枠30を支持腕部20に対して支持枠30の長手方向にスライドさせるA1方向スライド機構22mが設けられている(図7を参照)。A1方向スライド機構22mは、モータ221と、モータ221の駆動により回転する主動スプロケット222と、2つの従動スプロケット223a,223bと、これらスプロケット222,223a,223bに噛み合わせたチェーン224とを備える。チェーン224の両端部は、支持枠30の固定部(図示せず)に固定される。従って、主動スプロケット222の回転によりチェーン224を図7の左右方向に送り出すことができ、その結果、支持枠30を支持腕部(支持枠側連結片22)に対しての図2の矢印A1方向にスライドさせることができる。
[支持枠]
支持枠30は、前述のA1方向スライド機構22mにより、支持腕部20に対して支持腕部20の突出方向と直交する方向(図2のA1方向)にスライド可能に構成されている。この支持枠30の上部には、被検体Pを乗せる天板40が設けられている。本例の撮影台1では、天板40は固定されているが、支持枠30に対してスライド自在に構成しても良い。また、支柱部50とは反対側の支持枠30の側面、および、支持枠30の端面のうち、支柱部50の屈曲方向側の端面(図2における左側)には、操作パネル301,302が設けられている。この操作パネル301,302により、図2のA1〜A9方向に、対応する各構成を駆動させることができる。また、操作パネル301,302により、後述する圧迫装置90を作動させることもできる。
この支持枠30の内部には、支柱部50を支持枠30に対して天板40の長手方向にスライドさせるA4方向スライド機構30mが設けられている(図7を参照)。A4方向スライド機構30mは、支持枠30の長手方向の一端側に設けられるモータ331と、モータ331の駆動により回転する主動スプロケット332と、支持枠30の他端側に設けられる従動スプロケット333と、両スプロケット332,333を連結するチェーン334とを有する。チェーン334には、後段で述べるように、支柱部50の基底部51が固定されており、スプロケット332,333によりチェーン334を回転させることで、基底部51、即ち、支柱部50を図面の左右方向(図2におけるA4方向)にスライドさせることができる(図8を合わせて参照)。
さらに、支持枠30の内部には、FPD駆動機構70mが設けられているが、このFPD駆動機構70mについては、FPDの項で詳述する。
[支柱部]
支柱部50は、A4方向スライド機構30mにより支持枠30の長手方向にスライド自在に構成される基底部51と、基底部に固定される支柱本体52と、支柱本体52の先端でX線発生器60を支持する連結部53とを備える。支柱本体52は、基底部51から鉛直方向に延びると共に、連結部53に向かうに従って支持枠30の長手方向と幅方向の両方に延びている(特に。図4、5を参照)。そのため、X線発生器60を挟んで支持枠30の両側に術者OP1,OP3の立ち位置を確保することができ、被検体Pの頭部側および両側側の三方から被検体Pにアクセスすることができる。
支柱部50の支柱本体52は、支持枠30から離れる方向に凸となるように、即ち、スタンド部10側に突出するように湾曲している(特に、図2、3を参照)。そのため、支柱本体52が、支柱部50の傍に立つ術者OP3の動きを妨げることがない。
さらに、支柱本体52のうち、支持枠30に対向する側には圧迫装置90が設けられている。圧迫装置90は、被検体Pの関心部位を圧迫しながら撮影を行なうための装置である。この圧迫装置90については、後述する。
支柱部50の基底部51は、図8に示すように、A4方向スライド機構30mのチェーン334に固定されるスライダ片51pと、スライダ片51pからスタンド部10側に延びる基底骨格51qとを備える。また、基底部51は、支持枠30に対して支柱部50を支持枠30の幅方向スライドさせるA5方向スライドユニット51uを有する。A5方向スライドユニット51uは、モータ511と、モータの駆動により回転するピニオン512とを有し、このピニオン512が基底骨格51qに設けられるラック514に噛み合っている。つまり、ピニオン512の回転により、A5方向スライドユニット51uを、ラック514に沿ってスライドさせ、基底骨格51qに対してユニット51uを支持枠30の幅方向に移動させることができる。ここで、A5方向スライドユニット51uは、支柱本体52に連結されており、A5方向スライドユニット51uが、支持枠30の幅方向に移動することによって、支柱部50全体を同方向(図2においては、A5方向)に移動させることができる。
支柱部50の連結部53の内部には、X線発生器60を連結部53に対して回転させるためのA6方向回転機構53mが設けられている(図8を参照)。A6方向回転機構53mは、モータ531と、モータ531の回転により回転する主動滑車532と、端部に従動滑車533が設けられた回転軸部53sと、両滑車532,533を連結するベルト534とを有する。従って、主動滑車532を回転させることにより、回転軸部53sを回転させることができ、その結果、回転軸部53sのうち、従動滑車533と反対の端部に固定されるX線発生器60を、支柱部50の先端部(連結部53の先端部)に対して図2のA6方向に回転させることができる。
[X線発生器]
X線発生器60は、支柱部50の先端側に取り付けられ、被検体PにX線を照射する機器である。X線発生器60は、公知の構成を有するものを使用すれば良く、高電圧発生器3から電力供給を受けてX線を発生させるX線管球を有する。また、X線発生器60には、X線の照射範囲を制限する公知の可動絞りや、特定のエネルギーのX線を選択的に透過させるX線フィルタなどを設けてもかまわない。
このX線発生器60は、上述のA6方向回転機構53mにより、図2の矢印A6方向に回転できるように構成されており、X線の照射方向を天板40の長手方向に振ることができる。
[FPD]
FPD70は、複数の検出素子が二次元アレイ状に配置されて構成されており、X線発生器60から照射され、被検体Pを透過したX線の入射量に応じた画像データを検出する機器である。このFPD70は、図7に示すように、支持枠30の内部であって、FPD駆動機構70mの上に配置されており、X線発生器60を支持する支柱部50とは、機構的に連結されていない。そこで、このX線透視撮影台1では、制御によりX線発生器60に対向するようにFPD70を支持枠30に対しての支持枠30の長手方向(図2のA7方向)および支持枠30の幅方向(図2のA8方向)に動作させる。より詳細には、X線の光軸がFPD70の中心を貫くようにFPD70を制御により動作させる。なお、X線発生器60に従動するようにFPD70を動作させるための制御は、支持枠30に対する支柱部50の基底部51のスライド状態および基底部51に対する支柱本体52のスライド状態を検知するセンサに基づいて行なう。
FPD70が配置されるFPD駆動機構70mは、FPD70を支持枠30に対しての支持枠30の長手方向にスライドさせるA7方向スライド機構71mと、FPD70を支持枠30に対して支持枠30の幅方向にスライドさせるA8方向スライド機構72mとを備える(図9、図10を参照)。
A7方向スライド機構71mは、支持枠30に固定され、支持枠30の長手方向に延びるラック714と、このラック714に沿って移動するA7方向スライドユニット71uとからなる。A7方向スライドユニット71uには、モータ711と、モータ711の駆動により回転するピニオン712とを有する。このスライドユニット71uのピニオン712は、支持枠30のラック714に噛み合っているので、ピニオン712を回転させることにより、スライドユニット71uをラック714に沿って移動させることができる。
A7方向スライドユニット71uには、支持枠30の幅方向に延びるラック724が固定されている。また、A7方向スライドユニット71uの上部には、このラック724に噛み合うピニオン722と、ピニオン722を回転させる第1モータ721とを備えるA8方向スライドユニット72uが設けられている。そのため、A8方向スライドユニット72uのピニオン722を回転させることにより、このスライドユニット72uをA7方向スライドユニット71uのラック724に沿って移動させることができる。
さらに、A8方向スライドユニット72uは、FPD70に連結される回転軸部73sと、回転軸部73sを回転させる第2モータ731とを備える。従って、回転軸部73sを回転させることにより、FPD70を回転させることができる(図2の矢印A9方向)。この回転軸部73sは、FPD70を90°単位で回転させるようになっている。即ち、回転軸部73sと第2モータ731とを備える回転機構は、FPD70の縦横を変えるための構成である。
[表示装置]
表示装置80は、2枚の並列されたモニタ81,82からなり、図2に示すように、多関節のアーム800によりスタンド部10に支持されている。モニタ81,82は、被検体Pの透視映像を表示することができる。また、2枚のモニタ81,82のうち、一方を撮影台1以外の機器から入力した映像を表示することに使用しても良い。例えば、内視鏡映像や超音波診断映像などを表示しても良い。
モニタ81,80を支持する多関節アーム800は、一端がスタンド部10に対して回転自在に軸支される第1アーム801と、第1アーム801の端部に対して回転自在に軸支される屈曲アーム802と、屈曲アーム802とモニタ81,82とを接続する接続部803からなる。モニタ81,82は、接続部803を中心に回転可能に接続されており、術者が見易い方向に動かすことができる。また、2枚のモニタ81,82は、それぞれ別の方向に向けることができるようになっている。
[圧迫装置]
圧迫装置90は、図5に示すように、圧迫筒901と、繰り出しアーム902と、これらを収納する収納部903を有するカバー904とを備える。圧迫筒901は、被検体Pの関心部位を圧迫することができる円錐台形状の部材である。また、繰り出しアーム902は、圧迫筒901を支柱部50に保持させると共に、圧迫筒901を被検体Pに向かって繰り出すための部材である。この繰り出しアーム902は、複数の棒状部材を折り畳んだ構造でも良いし、複数の棒状部材を入れ子状にした構造であっても良い。但し、繰り出しアーム902は、圧迫筒901を被検体P側に繰り出したときに、圧迫筒901の中心軸が、X線の光軸に一致するように構成する。圧迫筒901と繰り出しアーム902は、使用しないときにはカバー904の収納部903に収納することができるようになっている。収納状態としては、繰り出しアーム902の全てと、圧迫筒901の一部分を収納した状態(図5)と、両方を完全に収納した状態(図2)とがある。
[X線透視撮影システムを使用した透視撮影]
以上詳しく説明したX線透視撮影台1を用いたX線透視撮影システムを使用した透視撮影の状態を図11に基づいて説明する。なお、図11には、透視撮影システムのうち、透視撮影台のみを示す。また、同図の破線は、FPD70の移動範囲を示す。
まず、このシステムで被検体Pの頭部付近を撮影する場合、図11(A)に示すように、撮影台1の各構成を全く動かさなくても、被検体Pの頭部側と、X線発生器60を挟んで支持枠30の両側側の三方から被検体Pにアクセスすることができる。もちろん、図11(B)に示すように、支持枠30を支持腕部20に対して紙面の左側に移動させた状態としても良い。この場合、支柱部50の傍に立つ術者OP3の背後にスタンド部10が存在しないため、術者OP3の背後に補助者が立ったり、術者OP3の使用する手術道具などを配置することができる。
また、IVRの術式によっては、X線の照射領域を被検体Pの胸部から下腹部に移動させることがある。そこで、図11(A)または(B)の状態から、X線の照射領域を被検体Pの下腹部に移動させた状態を図12(A)に示す。図11(A)の状態から図12(A)の状態にするときは、支持枠30を支持腕部20に対して紙面左側に移動させると共に、支柱部50を支持枠30に対して紙面右側に移動させる。一方、図11(B)の状態から図12(A)の状態にするときは、支持枠30を支持腕部20に対して動かすことなく、支柱部50を支持枠30に対して紙面右方向に移動させる。この図12(A)の場合でも、やはりX線発生器60を挟んで被検体Pの両側側に術者OP1,OP3の立ち位置を確保することができるので、IVRに好適である。
一方、天板40を支持枠30に対してスライド可能に構成した場合、天板40を支持枠30に対して長手方向に動かすことでも、X線の照射領域を被検体Pの胸部から下腹部に向かって移動させることができる。例えば、図11(A)の状態から支持枠30に対して天板40を紙面左方向に動かせば、図12(B)の状態になる。但し、支持枠30に対して天板40を移動させたときに、支持枠30から突出する天板40の部分に曲げ応力が作用するため、支持枠30に対して天板40を長手方向に移動させることができる範囲をあまり大きくすることはできない。そのため、X線の照射領域は、被検体Pの胸部から鳩尾付近までしか移動させることができない。もちろん、図12(B)の状態から、さらに支柱部50を支持枠30に対して紙面右方向に移動させればX線の照射領域を下腹部付近にまで持ってくることができるが、その場合、術者OP1は、X線の照射領域に応じて紙面右側に移動できるが、術者OP3は、支持腕部20に邪魔されて、X線の照射領域を挟んで術者OP1と対向する位置に立つことができない。
一方、支持枠30に対して天板40を動かすことに比べて、支持枠30を支持腕部20に対して動かした図12(A)の場合は、既に述べたようにX線の照射領域を被検体Pの下腹部にまで移動させることができる。これは、支持枠30が、支持腕部20に確りと保持されており、支持枠30を支持腕部20に対して支持枠30の長手方向に大きく移動させることができるからである。つまり、図11(A)の状態から、X線の照射領域を被検体Pの下腹部に移動させるときは、支持枠30を支持腕部20に対して移動させる方が、支持枠30に対して天板40を移動させるよりも、照射領域の移動量、いわゆるストロークを長くすることができる。
[本発明のX線透視撮影システムを適用した種々の術式]
X線透視撮影システムを種々の術式に適用した例を図13〜19に基づいて以下に説明する。なお、これらの図においては、X線透視撮影システムのうち、X線透視撮影台のみ示す。
図13は、本発明のX線透視撮影システムを肺生検に適用した状態を示す図である。同図では、被検体Pの頭部側から術者OP1がアクセスし、内視鏡esの映像を確認しつつ透視撮影を行なっている。もちろん、表示装置80を移動させれば、支柱部50の傍から被検体Pにアクセスすることができる。また、補助術者OP2やワゴンwgなどを支柱部50の傍に位置することもできる。
図14は、本発明のX線透視撮影システムを経皮経肝胆管ドレナージ(Percutaneous Transhepatic Cholangio Drainage:PTCD)に適用した状態を示す図である。同図では、被検体Pの側方から術者OP1がアクセスし、超音波診断診断装置swの映像を確認しつつ透視撮影を行なっている。もちろん、表示装置80を移動させれば、支柱部50の傍から被検体Pにアクセスすることができる。
図15は、本発明のX線透視撮影システムを脊髄腔造影(ミエログラフィー)に適用した状態を示す図である。また、支柱部50の傍から被検体Pにアクセスすることができる。
図16は、本発明のX線透視撮影システムを腹部アンギオ検査に適用した状態を示す図である。同図に示すように、支柱部50の近傍に心電計edを配置することができる。
図17は、本発明のX線透視撮影システムを、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(Endoscopic Retrograde Cholangio−pancreatography:ERCP)検査に適用した状態を示す図である。同図では、被検体Pの側方から術者OP1がアクセスし、内視鏡映像を確認しつつ透視撮影を行なっている。また、支柱部50の傍から被検体Pにアクセスすることができる。
図18は、本発明のX線透視撮影システムを、泌尿器検査に適用した状態を示す図である。同図では、被検体Pの下腹部側から術者OP1がアクセスし、内視鏡映像を確認しつつ透視撮影を行なっている。また、支柱部50の傍から被検体Pにアクセスすることができる。
図19は、本発明のX線透視撮影システムを、健康診断に適用した状態を示す図である。同図では、天板40・支持枠30を直立させて撮影を行なっている。この場合、被検体Pは、天板40を背にして、支持枠30の下端に取り付けた台Dに立った状態で撮影を行なう。
以上、説明したように、本発明のX線透視撮影システムは、種々のIVR手技から健康診断にいたるまで、多種多様の用途に使用することができる。しかも、IVR手技においては、複数の術者が、被検体Pの両側側から被検体Pにアクセスできるので、IVR手技を効率良く行なうことができる。また、多人数でIVR手技に取り組むので、一人の術者では難度の高い手術を行なうことができ、しかも短時間で手術を終えることも可能である。その結果、被検体Pの負荷を低減することができる。
本発明のX線透視撮影台を備えるX線透視撮影システムは、IVR手技に好適に利用可能である。
図1は、実施の形態に示すX線透視撮影システムの概略構成図である。 図2は、実施の形態に示すX線透視撮影台の斜視図である。 図3は、X線透視撮影台に、被検体と術者が配置した状態を示す斜視図である。 図4は、X線透視撮影台に、被検体と術者が配置した状態を示す上面図である。 図5は、X線透視撮影台に、被検体と術者が配置した状態を示す側面図である。 図6は、X線透視撮影台の各部を覆うカバーを外し、この撮影台を図2と反対方向から見た斜視図であって、スタンド部に対して支持腕部を動作させる機構が判るようにした図である。 図7は、X線透視撮影台の各部を覆うカバーを外し、この撮影台を下方から見た斜視図であって、支持腕部に対して支持枠を動作させる機構が判るようにした図である。 図8は、X線透視撮影台の各部を覆うカバーを外し、この撮影台を上方から見た斜視図であって、支持枠に対して支柱部を動作させる機構が判るようにした図である。 図9は、X線透視撮影台の各部を覆うカバーを外し、この撮影台を下方から見た斜視図であって、支持枠に対してFPDを支持枠の長手方向に動作させる機構が判るようにした図である。 図10は、X線透視撮影台の各部を覆うカバーを外し、透視台の斜め下方から見た図であって、支持枠に対してFPDを支持枠の幅方向に動作させる機構およびFPDの回転動作機構が判るようにした図である。 図11は、被検体の胸部付近の透視撮影している状態を示す図であって、(A)は支持枠を動かさない状態、(B)は支持枠を動かした状態を示す。 図12は、被検体の下腹部付近の透視撮影している状態を示す図であって、(A)は支持枠を動かした状態、(B)は支持枠を動かさずに天板を動かした状態を示す。 図13は、本発明のX線透視撮影システムを肺生検に適用した状態を示す説明図である。 図14は、本発明のX線透視撮影システムをPTCD術式に適用した状態を示す説明図である。 図15は、本発明のX線透視撮影システムを脊髄腔造影(ミエログラフィー)に適用した状態を示す説明図である。 図16は、本発明のX線透視撮影システムを腹部アンギオ撮影に適用した状態を示す説明図である。 図17は、本発明のX線透視撮影システムをERPC術式に適用した状態を示す説明図である。 図18は、本発明のX線透視撮影システムを泌尿器の手術に適用した状態を示す説明図である。 図19は、本発明のX線透視撮影システムを健康診断に適用した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 X線透視撮影台 2 遠隔操作卓 3 高電圧発生器 4 波尾遮断装置
P 被検体 OP1,OP2,OP3 術者 W1,W2 撮影技師
100 撮影室 200 操作室 200w 窓
10 スタンド部 11 側板 10s 骨格 101 昇降ラック
12m A2方向昇降機構 12u 昇降ユニット 121 モータ 122 昇降ピニオン
13m A3方向回転機構 131 モータ 13s 回転軸部
20 支持腕部 21 スタンド部側連結片 22 支持枠側連結片
22m A1方向スライド機構 221 モータ 222 主動スプロケット
223a,223b 従動スプロケット 224 チェーン
30 支持枠 301,302 操作パネル
30m A4方向スライド機構 331 モータ 332 主動スプロケット
333 従動スプロケット 334 チェーン
40 天板
50 支柱部 51 基底部 52 支柱本体 53 連結部
51p スライダ片 51q 基底骨格 514 ラック
51u A5方向スライドユニット 511 モータ 512 ピニオン
53m A6方向回転機構 531 モータ 532 主動滑車 533 従動滑車
534 ベルト 53s 回転軸部
60 X線発生器
70 FPD 70m FPD駆動機構
71m A7方向スライド機構 71u A7方向スライドユニット 711 モータ
72m A8方向スライド機構 712 ピニオン 714,724 ラック
72u A8方向スライドユニット 721 第1モータ 722 ピニオン
731 第2モータ 73s 回転軸部
80 表示装置 81,82 モニタ
800 多関節アーム 801 第1アーム 802 屈曲アーム 803 接続部
90 圧迫装置
901 圧迫筒 902 繰り出しアーム 903 収納部 904 カバー
es 内視鏡 sw 超音波診断装置 ed 心電計 wg ワゴン D 台

Claims (12)

  1. 床面に載置されるスタンド部と、
    スタンド部に支持され、前記スタンド部の一側面側に突出する支持腕部と、
    前記支持腕部に支持され、前記支持腕部の突出方向とほぼ直交する方向に延びる支持枠と、
    前記支持枠に支持され、前記被検体を載置する天板と、
    前記被検体にX線を照射するX線発生器と、
    前記支持枠に支持され、前記X線発生器を支持する支柱部と、
    前記支持枠の内部で前記X線発生器と対向して配置され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器とを備え、
    前記支柱部の前記支持枠側の端部と、前記X線発生器側の端部とが、前記支持枠の長手方向にずれていることを特徴とするX線透視撮影台。
  2. 前記支柱部が、前記支持枠側から前記X線発生器側に向かって斜め方向にせり出していることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  3. 前記支柱部が、前記X線発生器側に向かって前記支持枠の長手方向と幅方向の両方に伸びていることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  4. 前記支柱部が、前記支持枠から離れる方向に向かって凸となるように湾曲していることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  5. 前記支柱部を前記支持枠の長手方向および幅方向の少なくとも一方にスライドさせる基底部を備えることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  6. 前記X線発生器を前記支柱部に対して回転させる回転機構を前記支柱部内に備えることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  7. 前記X線検出器を前記支持枠の長手方向および幅方向の少なくとも一方にスライドさせるスライド機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  8. 床面鉛直方向の軸を回転軸として前記X線検出器を回転させる回転機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  9. 前記支柱部のスライド状態を検知するセンサを備え、
    前記センサからの情報に基づいて前記X線発生器に従動するように、前記スライド機構は前記X線検出器をスライドさせるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載のX線透視撮影台。
  10. 前記被検体の透視映像を表示する表示装置を備え、
    前記表示装置は、多関節のアームにより前記スタンド部に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  11. 前記被検体の撮影時に前記被検体の関心部位を圧迫する圧迫筒と、一端側が前記圧迫筒に、他端側が前記支柱部に連結される繰り出しアームとを備え、
    前記圧迫筒で前記関心部位を圧迫するときは、前記繰り出しアームにより前記圧迫筒が前記関心部位に向かって繰り出され、
    前記圧迫筒で前記関心部位を圧迫しないときには、前記繰り出しアームが前記支柱部に収納されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影台。
  12. 撮影室に載置される請求項1に記載のX線透視撮影台と、
    前記撮影室に載置され、前記X線発生器に電力を供給する高電圧発生器と、
    前記撮影室とは別の操作室に載置され、前記X線透視撮影台および高電圧発生器を統合的に操作する遠隔操作卓とを備えたことを特徴とするX線透視撮影システム。
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