JP4174009B2 - テープ記録装置、テープ障害検出システム、テープ障害検出方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

テープ記録装置、テープ障害検出システム、テープ障害検出方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ記録装置、テープ障害検出システム、テープ障害検出方法、プログラム、及び記録媒体に関する。特に本発明は、テープ記録装置の障害、又はテープ媒体の障害を検出するテープ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテープ記録装置では、POST(Power On Self Test)において、データの読み取りヘッドのインピーダンスを測定することにより、読み取りヘッドの障害を検出している。また、実際にテープ媒体に書き込まれたデータを読み取って検証することにより、書き込みヘッドの障害を検出している。なお、テープ媒体の欠陥によるデータの滅失を防止するための方式や、書き込みヘッドや読み取りヘッドに付着した塵埃によりデータの記録や再生が行われない旨を表示する方法が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特公昭58−58727号公報
【特許文献2】
特開昭61−71471号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の書き込みヘッドの障害の検出方法では、テープ媒体に書き込まれたデータを読み取って検証するだけであるので、テープ媒体に障害があるのか、また書き込みヘッドに障害があるのかを判断することができなかった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるテープ記録装置、テープ障害検出システム、テープ障害検出方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の形態によると、テープ記録装置は、データの書き込み単位であるデータユニットをテープ媒体に書き込み、データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一のデータユニットをテープ媒体に書き込み、複数のデータユニットを順次記録するデータ書込部と、複数のデータユニットを含むデータセット内において、データ書込部がデータユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部と、書込回数計数部が計数した書込回数を示す情報、及び複数のデータセットを含むブロックのテープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った一のテープ媒体について格納する書込回数情報格納部と、他のテープ記録装置が一の前記テープ媒体にデータを記録した際に計数した書込回数情報を当該一のテープ媒体が有するメモリから読み出す書込回数情報入力部と、読み出した当該書込回数情報、および、前記書込回数情報格納部の前記書込回数情報に基づいて、複数の前記テープ記録装置によってそれぞれ記録された当該一のテープ媒体についての2以上の前記書込回数情報が、前記テープ媒体の短手方向に沿って書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロックが連続することを示す場合、一のテープ媒体に障害があることを検出する障害判断部と、書込回数計数部が計数した書込回数情報を一のテープ媒体が有するメモリに書き込む書込回数情報出力部と、を備え、書込回数情報格納部は、書込回数情報入力部が読み出した書込回数情報を、一のテープ媒体の識別情報に対応づけて格納する
【0007】
また、テープ記録装置は、書込回数情報格納部が格納する書込回数情報に基づいて、テープ媒体のテープの欠陥領域を検出する欠陥領域検出部と、欠陥領域検出部が検出した欠陥領域への、データ書込部による書き込みを禁止し、欠陥領域の他の領域に書き込むようにデータ書込部を制御する書込制御部とをさらに備えてもよい。
【0008】
また、書込制御部は、書込回数計数部が計数する書込回数が設定回数に達した場合に、データ書込部による書き込みを停止させ、テープ媒体においてデータセットが書き込まれていた領域と異なる領域に、再度データ書込部にデータセットを書き込ませてもよい。障害判断部は、データ書込部によって再度書き込まれたデータセット内において、書込回数計数部が計数する書込回数が設定回数に達した場合に、データ書込部に障害があると判断してもよい。
【0009】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態に係るテープ障害検出システム10の構成の一例を示す。本実施形態に係るテープ障害検出システム10は、一のテープ記録装置100aによる複数のテープ媒体20a及び20bへの書き込みエラーを示す情報や、複数のテープ記録装置100a及び100bによる一のテープ媒体20aへの書き込みエラーを示す情報に基づいて、テープ記録装置100aの障害とテープ媒体20aの障害とを切り分け、書き込みエラーの原因となる障害箇所を正確に特定することを目的とする。
【0012】
テープ障害検出システム10は、テープ媒体20a又は20bにデータを記録する複数のテープ記録装置100a及び100bと、複数のテープ記録装置100a及び100bに接続されたテープ障害検出装置200とを備える。テープ記録装置100a及び100bとテープ障害検出装置200とは、SCSIインターフェイス、LAN(Local Area Network)等のネットワーク30を介して接続される。また、テープ記録装置100a及び100bとテープ障害検出装置200とは、専用線又はインターネット等のネットワーク30を介して接続されてもよい。なお、テープ記録装置100a及び100bは、SCSIインターフェイス、LAN等の通信インターフェイスによってパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続され、情報処理装置を介してネットワーク30に接続されてもよい。
【0013】
テープ記録装置100a及び100bは、例えばLTO(Linear Tape Open)規格のテープ記録装置であり、テープ媒体20a及び20bは、例えばLTO規格のテープ媒体である。なお、LTO規格とは、Hewlett−Packard社、IBM社、Seagate社の3社が共同で開発したオープンフォーマットの規格である。
【0014】
テープ記録装置100aは、テープ媒体20a及び20bにデータを記録し、当該記録における書き込みエラーを検出する。そして、テープ記録装置100aは、テープ媒体20aを識別する情報であるテープ媒体識別情報に対応づけて、テープ媒体20aにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報を保持し、テープ媒体20bを識別する情報であるテープ媒体識別情報に対応づけて、テープ媒体20bにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報を保持する。そして、テープ記録装置100aは、複数の書き込みエラーを示す情報に基づいて、テープ記録装置100aの障害を検出する。また、テープ記録装置100aは、テープ媒体20aにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報を、テープ記録装置100aを識別する情報であるテープ記録装置識別情報に対応づけて、テープ媒体20aが備えるカートリッジメモリに保持させてもよい。
【0015】
テープ記録装置100bは、テープ媒体20aにデータを記録し、当該記録における書き込みエラーを検出する。そして、テープ記録装置100bは、テープ媒体20aを識別する情報であるテープ媒体識別情報に対応づけて、テープ媒体20aにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報を保持する。また、テープ記録装置100bは、テープ媒体20aが備えるカートリッジメモリから、テープ記録装置100aがテープ媒体20aにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報を読み出す。そして、テープ記録装置100bは、テープ記録装置100aがテープ媒体20aにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報と、テープ記録装置100bがテープ媒体20aにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報とに基づいて、テープ媒体20aの障害を検出する。
【0016】
テープ障害検出装置200は、テープ記録装置100a又は100bからネットワーク30を介して、テープ記録装置100a又は100bがテープ媒体20a又は20bにデータを記録した際に検出した書き込みエラーを示す情報と、データを書き込んだテープ記録装置100a又は100bのテープ記録装置識別情報と、データが書き込まれたテープ媒体20a又は20bのテープ媒体識別情報とを対応づけて取得する。そして、テープ障害検出装置200は、テープ記録装置100a又は100bから取得した複数の書き込みエラーを示す情報に基づいて、テープ記録装置100a及び100b並びにテープ媒体20a及び20bの障害を検出する。
【0017】
以上のように、複数のテープ記録装置100a及び100bが書き込んだデータの書き込みエラー、又は複数のテープ媒体20a及び20bに書き込まれたデータの書き込みエラーを、テープ記録装置100a若しくは100b、又はテープ障害検出装置200が統計的に解析することによって、テープ記録装置100a又は100bの書き込みヘッドの不良による障害と、テープ媒体20a又は20bのテープの不良による障害とを正確に切り分けることができる。
【0018】
図2は、本実施形態に係るテープ媒体20aにおける記録領域の構成の一例を示す。テープ媒体20aは、図2(a)に示すように、BOT(Beginning Of Tape)からEOT(End Of Tape)へのテープ媒体20aの長手方向に沿って配列された複数のバンド50を有する。そして、複数のバンド50のそれぞれの両側には、データの書き込み位置を制御するためのサーボトラック55が長手方向に沿って設けられている。
【0019】
バンド50は、図2(b)に示すように、テープ媒体20aの長手方向に沿って配列された複数のデータトラック60を有する。データトラック60におけるテープ媒体20aの短手方向の幅は、テープ記録装置100aによって一度にデータが書き込まれる幅である。データトラック60は、テープ媒体20aの長手方向に沿って複数のブロック70を有する。そして、ブロック70は、複数のデータセットを有し、データセットは、データの書き込み単位であるデータユニットの一例であるCQ(Codeword Quads)を複数有する。例えば、全てのCQが正常に書き込まれた場合、データセットは64個のCQで構成される。
【0020】
図3は、本実施形態に係るテープ記録装置100aの機能構成の一例を示す。テープ記録装置100aは、テープ媒体20aにデータを書き込むデータ書込部102と、データ書込部102によってテープ媒体20aに書き込まれたデータのエラーを検出するエラー検出部104と、データ書込部102によってテープ媒体20aにデータが書き込まれた回数を計数する書込回数計数部106と、書込回数計数部106によって計数された書込回数を示す情報を格納する書込回数情報格納部108と、書込回数情報格納部108が格納する書込回数情報に基づいてデータ書込部102に障害があるか否かを判断する障害判断部110とを有する。
【0021】
また、テープ記録装置100aは、書込回数情報格納部108が格納する書込回数情報に基づいてテープ媒体20aのテープの欠陥領域を検出する欠陥領域検出部112と、欠陥領域検出部112による検出結果に基づいてデータ書込部102によるデータの書き込みを制御する書込制御部114と、テープ媒体20aが有するカートリッジメモリ40に対して書込回数情報の読み出し又は書き込みを行う書込回数情報入出力部116と、ネットワーク30を介してテープ障害検出装置200と通信を行う通信部118とを有する。なお、カートリッジメモリ40は、不揮発性の記録媒体であり、例えばフラッシュメモリやSRAM等である。
【0022】
データ書込部102は、CQをテープ媒体20aに書き込み、複数のCQを順次記録する。そして、データ書込部102は、データの記録の状態(記録が成功したか否かを示す情報、書き込むべきデータが終了したか否かを示す情報等)をエラー検出部104に送る。エラー検出部104は、データ書込部102からデータの記録の状態を受け取ると、データ書込部102によるCQの書き込みにおいて書き込みエラーが発生しているか否かを判断する。そして、データ書込部102は、エラー検出部104によって書き込みエラーを検出がされた場合には、書き込みエラーが検出されたCQと同一のCQを再度テープ媒体20aに書き込む。このようにして、CQが正常にテープ媒体20aに書き込まれるまで、同様の動作を繰り返し行う。
【0023】
書込回数計数部106は、複数のCQを含むデータセット内において、データ書込部102がCQを書き込んだ回数である書込回数をデータセット毎に計数する。そして、書込回数計数部106は、計数した書込回数を示す情報を書込回数情報格納部108に送る。また、書込回数計数部106は、計数した書込回数を示す情報を書込回数情報入出力部116に送ってもよい。そして、書込回数情報入出力部116は、テープ記録装置100aのテープ記録装置識別情報、及びテープ媒体20aにおけるデータセットが書き込まれた物理的位置とともに、書込回数計数部106が計数した書込回数を示す情報をカートリッジメモリ40に書き込む。
【0024】
書込回数情報格納部108は、書込回数計数部106が計数した書込回数を示す情報、及びテープ媒体20aにおけるデータセットが書き込まれた物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を格納する。テープ媒体20aにおけるデータセットが書き込まれた物理的位置とは、例えばブロック70のテープ媒体20aにおける物理的位置であり、書込回数情報格納部108は、ブロック70を識別するブロック識別情報に対応づけて、書込回数計数部106が計数した書込回数を示す情報を格納する。さらに、書込回数情報格納部108は、テープ媒体20aのテープ媒体識別情報にさらに対応づけて、書込回数計数部106が計数した書込回数を示す情報を格納する。
【0025】
また、書込回数情報格納部108は、同様に、テープ記録装置100aがデータ書込部102によりデータの書き込みを行ったテープ媒体20bについての書込回数情報をも格納する。また、書込回数情報格納部108は、書込回数情報入出力部116がテープ媒体20a又は20bのカートリッジメモリ40から読み出した書込回数情報を、テープ媒体20a又は20bのテープ媒体識別情報に対応づけて格納してもよい。即ち、書込回数情報格納部108は、テープ記録装置100aがデータ書込部102によりデータの書き込みを行った複数のテープ媒体20a及び20bについての書込回数情報を格納する。
【0026】
具体的には、書込回数計数部106は、CQの書込回数が予め定められた所定回数(例えば、128回)より大きいデータセットの数が、ブロック70内において予め定められた所定個数より大きい場合、テープ媒体20aにおけるブロック70の物理的位置に対応づけて、ブロック70毎にエラーフラグを格納する。例えば、書込回数計数部106は、CQの書込回数が予め定められた所定回数より大きいデータセットの数が、ブロック70内において1つ以上存在する場合にエラーフラグを格納する。
【0027】
また、書込回数情報格納部108の記憶容量が十分大きい場合は、データセット内におけるCQの書込回数が予め定められた所定回数より大きい場合、テープ媒体20aにおけるデータセットの物理的位置に対応づけて、データセット毎にエラーフラグを格納してもよい。また、書込回数情報格納部108の記憶容量が十分大きい場合は、データセット内におけるCQの書込回数を、テープ媒体20aにおけるデータセットの物理的位置に対応づけて、データセット毎に格納してもよい。また、書込回数情報格納部106は、複数のブロック70のそれぞれにおいて、データセット内におけるCQの書込回数が予め定められた所定回数より大きいデータセットの数を、テープ媒体20aにおけるブロック70の物理的位置に対応づけて格納してもよい。
【0028】
障害判断部110は、書込回数情報格納部108が格納する複数の書込回数情報に基づいて、データ書込部102の障害、及びテープ媒体20aの障害を判断する。図4及び図5は、本実施形態に係る障害判断部110による障害の判断方法の一例を示す。図4(a)は、テープ媒体20aの書込回数情報を示し、図4(b)は、テープ媒体20bの書込回数情報を示す。また、図5は、テープ媒体20aの書込回数情報を示す。なお、斜線を付したブロックは、CQの書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロックである。
【0029】
図4(a)及び(b)に示すように、テープ記録装置100aによってデータが書き込まれた複数のテープ媒体20a及び20bについての書込回数情報が、複数のテープ媒体20a及び20bのそれぞれにおけるデータ書込部102による書込開始位置からテープ媒体20a又は20bの長手方向に沿って、CQの書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロック70が連続する場合、障害判断部110は、データ書込部102に障害があると判断する。即ち、テープ記録装置100aによってデータが書き込まれた複数のテープ媒体20a及び20bにおいて長手方向に共通した書き込みエラーが存在する場合には、テープ記録装置100aに欠陥があることを推測することができる。
【0030】
また、図5に示すように、テープ媒体20aについての書込回数情報が、テープ媒体20aの短手方向に沿って書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロック70が連続することを示す場合、障害判断部110は、テープ媒体20aに障害があると判断する。即ち、テープ記録装置100aによってデータが書き込まれたテープ媒体20aにおいて短手方向に連続した書き込みエラーが存在する場合には、テープ記録装置100aに欠陥がある可能性は低く、テープ媒体20aに欠陥があることを推測することができる。
【0031】
欠陥領域検出部112は、書込回数情報格納部108が格納する書込回数情報に基づいて、テープ媒体20aのテープの欠陥領域を検出する。図6は、本実施形態に係る欠陥領域検出部112による欠陥領域の検出方法の一例を示す。欠陥領域検出部112は、データ書込部102による媒体20aへのデータの書き込みに同期して、書込回数情報格納部108が格納する書込回数情報を解析する。そして、図6に示すように、CQの書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロック70a、70b、及び70cが短手方向に沿って連続する場合、欠陥領域検出部112は、テープ媒体20aの短手方向に沿ってテープ媒体20aに欠陥があると判断し、当該短手方向に存在するブロック70dが欠陥領域であることを検出する。そして、書込制御部114は、欠陥領域検出部112が検出した欠陥領域であるブロック70dへの、データ書込部102による書き込みを禁止し、ブロック70dの他の領域のブロック70に書き込むようにデータ書込部102を制御する。
【0032】
また、書込制御部114は、書込回数計数部106が計数する書込回数が予め設定された設定回数(例えば、192回)に達した場合に、データ書込部102による書き込みを停止させ、テープ媒体20aにおいてデータセットが書き込まれていた領域と異なる領域に、再度データ書込部102に同一のデータセットを書き込ませる。そして、障害判断部110は、データ書込部102によって再度書き込まれたデータセット内において、書込回数計数部106が計数する書込回数が再度設定回数に達した場合に、データ書込部102に障害があると判断する。そして、データ書込部102は、テープ媒体20aへのデータの書き込みを中止する。通信部118は、書き込みを中止した旨をテープ障害検出装置200に通知する。また、障害判断部110は、データ書込部102によって再度書き込まれたデータセット内において、書込回数計数部106が計数する書込回数が設定回数に達しない場合には、書込回数計数部106が計数する書込回数が設定回数に達した領域に欠陥がある、又は当該領域に塵埃等の異物が付着していると判断してもよい。
【0033】
また、テープ障害検出装置200のおいて統計的にテープ記録装置100a及び100bの障害並びにテープ媒体20a及び20bの障害を解析させるため、通信部118は、テープ障害検出装置200からの指示に基づいて、書込回数情報格納部108が格納する書込回数情報を読み出し、テープ障害検出装置200に送る。
【0034】
本実施形態のテープ記録装置100aによれば、複数の書込回数情報に基づいて、テープ記録装置100a及び100bの障害と、テープ媒体20a又は20bの障害とを切り分け、書き込みエラーの原因となる障害箇所を正確に特定することができる。また、書き込みエラーが検出された場合に、書き込みエラーが検出された領域の他の領域にデータを書き込ませる制御を行うことにより、書き込みエラーによる無駄な書き込みの繰り返しを減らすことができ、データの書き込みに要する時間を低減させることができる。さらに、書き込みエラーが検出された場合に、書き込みエラーが検出された領域の他の領域にデータを書き込ませることによって、書き込みエラーが検出された領域に障害があるのか、データ書込部102に障害があるのかを判断することができるので、複数のテープ媒体20a及び20bを用いることなく障害箇所を特定できる。
【0035】
図7は、本実施形態に係るテープ障害検出装置200の機能構成の一例を示す。テープ障害検出装置200は、複数のテープ記録装置100a及び100bから書込回数情報を取得する書込回数情報取得部202と、書込回数情報取得部202が取得した書込回数情報を格納する書込回数情報格納部204と、書込回数情報取得部202が取得した書込回数情報に基づいて、複数のテープ記録装置100a及び100b及びテープ媒体20a及び20bのうちの少なくとも一つの障害を検出する障害検出部206と、障害検出部206が検出した障害を複数のテープ記録装置100a及び100bに通知する障害通知部208を有する。なお、本例に係る障害検出部206は、図3に示した障害判断部110と同様の判断方法によりテープ記録装置100a及び100bの障害並びにテープ媒体20a及び20bの障害を判断するので一部説明を省略する。
【0036】
書込回数情報取得部202は、テープ媒体識別情報、テープ記録装置識別情報、及びテープ記録装置識別情報で識別されるテープ記録装置100a又は100bがテープ媒体識別情報で識別されるテープ媒体20a又は20bにデータを記録した場合の書込回数情報を対応づけて、複数のテープ記録装置100a及び100bから取得する。そして、書込回数情報格納部204は、書込回数情報取得部202が取得したテープ媒体識別情報、テープ記録装置識別情報、及び書込回数情報を格納する。また、テープ障害検出装置200は、テープ媒体20aとの通信インターフェイスを備え、テープ媒体20aのカートリッジメモリ40から直接書込回数情報を読み出してもよい。
【0037】
障害検出部206は、書込回数情報格納部204が格納するテープ媒体識別情報、テープ記録装置識別情報、及び書込回数情報に基づいて、複数のテープ記録装置100a及び100b及びテープ媒体20a及び20bの障害を検出する。具体的には、障害検出部206は、一のテープ記録装置100aによって記録された、2以上のテープ媒体20a及び20bのそれぞれについての書込回数情報が、2以上のテープ媒体20a及び20bのそれぞれにおける書込開始位置からテープ媒体20a及び20bの長手方向に沿って書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロックが連続することを示す場合、一のデータ記録装置100aに障害があることを検出する。また、障害検出部206は、2以上のテープ記録装置100a及び100bによってそれぞれ記録された、一のテープ媒体20aについての2以上の書込回数情報が、テープ媒体20aの短手方向に沿って書込回数が所定回数より大きいデータセットを含むブロック70が連続することを示す場合、一のテープ媒体20aに障害があることを検出する。
【0038】
障害通知部208は、障害検出部206が障害を検出したテープ記録装置100a若しくは100bのテープ記録装置識別情報、又はテープ媒体20a若しくは20bのテープ媒体識別情報をテープ記録装置100aに通知する。そして、テープ記録装置100aは、テープ記録装置100aに障害がある旨の通知を受け取った場合、データの書き込み動作を中止してもよい。また、テープ記録装置100aは、テープ媒体20aに障害がある旨の通知を受け取った場合、テープ媒体20aのテープ媒体識別情報を保持し、テープ媒体20aへのデータの書き込みを禁止してもよい。また、テープ記録装置100aは、次にテープ媒体20aが挿入されたことを検知した場合に、その旨をテープ障害検出装置200に通知してもよい。
【0039】
本実施形態のテープ障害検出装置200によれば、ネットワークにおいて使用される多数のテープ記録装置やテープ媒体の書き込みエラーの情報を統括的に管理し、多数の書き込みエラーの情報を統計的に解析することができる。したがって、テープ記録装置やテープ媒体の不良によるデータの書き込みの障害を迅速かつ正確に検出することができる。
【0040】
図8は、本実施形態に係るテープ記録装置100a及び情報処理装置300のハードウェア構成の一例を示す。テープ記録装置100aは、バスにより相互に接続されるテープドライブ150、CPU152、RAM154、ROM156、及び通信インターフェイス158を備える。
【0041】
テープドライブ150は、テープ媒体20aからプログラム又はデータを読み取り、ROM156に提供する。ROM156は、テープ記録装置100aの起動時にCPU302が実行するブートプログラムや、起動後にテープ記録装置100aを動作させるプログラム等を格納する。そして、CPU152は、これらのプログラムを、RAM154を用いて実行する。
【0042】
テープ記録装置100aに提供されるプログラムは、テープドライブ150によりテープ媒体20aから読み出され、テープ記録装置100aにインストールされる。これに代えて、通信インターフェイス158は、シリアルポート等の入出力装置又はネットワークを介して、情報処理装置300からプログラムを取得し、テープ記録装置100aにインストールしてもよい。
【0043】
情報処理装置300は、ホストコントローラ304により相互に接続されるCPU302及びRAM306を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ310によりホストコントローラ304に接続される通信インターフェイス308、ハードディスクドライブ312、及びCD−ROMドライブ314を有する入出力部と、入出力コントローラ310に接続されるROM316、フレキシブルディスクドライブ320、及び入出力チップ318を有するレガシー入出力部とを備える。
【0044】
ホストコントローラ304は、高い転送レートでRAM306にアクセスするCPU302をRAM306と接続する。CPU302は、ROM316及びRAM306に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。
【0045】
入出力コントローラ310は、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス308、ハードディスクドライブ312、及びCD−ROMドライブ314をホストコントローラ304と接続する。通信インターフェイス308は、ネットワークを介してテープ記録装置100a等の外部装置と通信する。ハードディスクドライブ312は、テープ記録装置100aが使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ314は、CD−ROM322からプログラム又はデータを読み取り、通信インターフェイス308を介してテープ記録装置100aに提供する。
【0046】
また、入出力コントローラ310には、フレキシブルディスクドライブ320や入出力チップ318等の比較的低速な入出力装置と、ROM316とが接続される。ROM316は、テープ記録装置100aの起動時にCPU302が実行するブートプログラムや、テープ記録装置100aのハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ320は、フレキシブルディスク324からプログラム又はデータを読み取り、RAM306を介して入出力チップ318に提供する。入出力チップ318は、フレキシブルディスク324や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
【0047】
テープ記録装置100aに提供されるプログラムは、テープ媒体20a、フレキシブルディスク324、CD−ROM322、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、通信インターフェイス308を介してテープ記録装置100aにインストールされ、テープ記録装置100aにおいて実行される。
【0048】
テープ記録装置100aにインストールされて実行されるプログラムは、データ書込モジュール、エラー検出モジュール、書込回数計数モジュール、書込回数情報格納モジュール、障害判断モジュール、欠陥領域検出モジュール、書込制御モジュール、書込回数情報入出力モジュール、及び通信モジュールを含む。各モジュールがテープ記録装置100aに働きかけて行わせる動作は、図1から図7において説明したテープ記録装置100aにおける、対応する部材の動作と同一であるから、説明を省略する。
【0049】
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク324、CD−ROM322の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体20a、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置をプログラム記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをテープ記録装置100aに提供してもよい。
【0050】
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0051】
以上に示した実施形態によると、以下の各項目に示すテープ記録装置、テープ障害検出システム、テープ障害検出方法、プログラム、及び記録媒体を実現できる。
【0052】
(項目1) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置であって、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部と、前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った複数の前記テープ媒体について格納する書込回数情報格納部と、前記複数のテープ媒体のそれぞれについての前記複数の書込回数情報が、前記複数のテープ媒体のそれぞれにおける書込開始位置から前記テープ媒体の長手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記データ書込部に障害があると判断する障害判断部とを備えるテープ記録装置。
【0053】
(項目2) 前記障害判断部は、前記テープ媒体についての前記書込回数情報が、前記テープ媒体の短手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記テープ媒体に障害があると判断する項目1に記載のテープ記録装置。
(項目3) 前記書込回数情報格納部は、複数の前記ブロックのそれぞれにおいて、前記データセット内における前記書込回数が前記所定回数より大きい前記データセットの数を、前記ブロックの前記物理的位置に対応づけて格納する項目1に記載のテープ記録装置。
(項目4) 前記書込回数情報格納部は、前記書込回数が前記所定回数より大きい前記データセットの数が、前記ブロック内において所定個数より大きい場合、前記ブロックの前記物理的位置に対応づけてエラーフラグを格納する項目1に記載のテープ記録装置。
【0054】
(項目5) 前記書込回数情報格納部は、前記データセット内における前記書込回数が前記所定回数より大きい場合、前記テープ媒体における前記データセットの物理的位置に対応づけてエラーフラグを格納する項目1に記載のテープ記録装置。
(項目6) 前記テープ媒体が有するメモリに格納された前記テープ媒体の前記書込回数情報を、前記メモリから読み出す書込回数情報入力部をさらに備え、
前記書込回数情報格納部は、前記書込回数情報入力部が読み出した前記書込回数情報を、前記テープ媒体の識別情報に対応づけて格納する項目1に記載のテープ記録装置。
【0055】
(項目7) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置であって、前記データも書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部と、前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を格納する書込回数情報格納部と、前記書込回数情報格納部が格納する前記書込回数情報に基づいて、前記テープ媒体のテープの欠陥領域を検出する欠陥領域検出部と、前記欠陥領域検出部が検出した前記欠陥領域への、前記データ書込部による書き込みを禁止し、前記欠陥領域の他の領域に書き込むように前記データ書込部を制御する書込制御部とを備えるテープ記録装置。
【0056】
(項目8) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置であって、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部と、前記書込回数計数部が計数する前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データ書込部による書き込みを停止させ、前記テープ媒体において前記データセットが書き込まれていた領域と異なる領域に、再度前記データ書込部に前記データセットを書き込ませる書込制御部と、前記データ書込部によって再度書き込まれた前記データセット内において、前記書込回数計数部が計数する前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データ書込部に障害があると判断する障害判断部とを備えるテープ記録装置。
【0057】
(項目9) テープ媒体又はテープ記録装置の障害を検出するテープ障害検出システムであって、テープ媒体にデータを記録する複数のテープ記録装置と、前記複数のテープ記録装置に接続されたテープ障害検出装置とを備え、前記テープ記録装置は、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部と、前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を格納する書込回数情報格納部とを有し、前記テープ障害検出装置は、前記テープ媒体を識別する情報であるテープ媒体識別情報、前記テープ記録装置を識別する情報であるテープ記録装置識別情報、及び前記テープ記録装置識別情報で識別される前記テープ記録装置が前記テープ媒体識別情報で識別される前記テープ媒体にデータを記録した場合の前記書込回数情報を対応づけて、前記複数のテープ記録装置から取得する書込回数情報取得部と、前記書込回数情報取得部が取得した前記テープ媒体識別情報、前記テープ記録装置識別情報、及び前記書込回数情報に基づいて、前記複数のテープ記録装置及び前記テープ媒体のうちの少なくとも一つの障害を検出する障害検出部とを有するテープ障害検出システム。
【0058】
(項目10) 前記障害検出部は、一の前記テープ記録装置によって記録された、2以上の前記テープ媒体のそれぞれについての前記書込回数情報が、前記2以上のテープ媒体のそれぞれにおける書込開始位置から前記テープ媒体の長手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記一のデータ記録装置に障害があることを検出する項目9に記載のテープ障害検出システム。
(項目11) 前記障害検出部は、2以上の前記テープ記録装置によってそれぞれ記録された、一の前記テープ媒体についての2以上の前記書込回数情報が、前記テープ媒体の短手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記一のテープ媒体に障害があることを検出する項目9に記載のテープ障害検出システム。
【0059】
(項目12) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置において、前記テープ媒体又はテープ記録装置の障害を検出するテープ障害検出方法であって、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込段階と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込段階において前記データユニットが書き込まれた回数である書込回数を計数する書込回数計数段階と、前記書込回数計数段階において計数された前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った複数の前記テープ媒体について格納する書込回数情報格納段階と、前記複数のテープ媒体のそれぞれについての前記複数の書込回数情報が、前記複数のテープ媒体のそれぞれにおける書込開始位置から前記テープ媒体の長手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、当該テープ記録装置に障害があると判断する障害判断段階とを備えるテープ障害検出方法。
【0060】
(項目13) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置において、前記テープ媒体又はテープ記録装置の障害を検出するテープ障害検出方法であって、前記データも書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込段階と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込段階において前記データユニットが書き込まれた回数である書込回数を計数する書込回数計数段階と、前記書込回数計数段階において計数された前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を格納する書込回数情報格納段階と、前記書込回数情報格納段階において格納された前記書込回数情報に基づいて、前記テープ媒体のテープの欠陥領域を検出する欠陥領域検出段階と、前記欠陥領域検出段階において検出された前記欠陥領域への、前記データの書き込みを禁止し、前記欠陥領域の他の領域に書き込むように制御する書込制御段階とを備えるテープ障害検出方法。
【0061】
(項目14) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置において、前記テープ媒体又はテープ記録装置の障害を検出するテープ障害検出方法であって、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込段階と、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込段階において前記データユニットが書き込まれた回数である書込回数を計数する書込回数計数段階と、前記書込回数計数段階において計数された前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データの書き込みを停止させ、前記テープ媒体において前記データセットが書き込まれていた領域と異なる領域に、再度前記データセットを書き込ませる書込制御段階と、前記書込制御段階において再度書き込まれた前記データセット内において、前記書込回数が設定回数に達した場合に、当該テープ記録装置に障害があると判断する障害判断段階とを備えるテープ障害検出方法。
【0062】
(項目15) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置用のプログラムであって、前記テープ記録装置を、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部、前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った複数の前記テープ媒体について格納する書込回数情報格納部、前記複数のテープ媒体のそれぞれについての前記複数の書込回数情報が、前記複数のテープ媒体のそれぞれにおける書込開始位置から前記テープ媒体の長手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記データ書込部に障害があると判断する障害判断部として機能させるプログラム。
【0063】
(項目16) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置用のプログラムであって、前記テープ記録装置を、前記データも書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部、前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を格納する書込回数情報格納部、前記書込回数情報格納部が格納する前記書込回数情報に基づいて、前記テープ媒体のテープの欠陥領域を検出する欠陥領域検出部、前記欠陥領域検出部が検出した前記欠陥領域への、前記データ書込部による書き込みを禁止し、前記欠陥領域の他の領域に書き込むように前記データ書込部を制御する書込制御部として機能させるプログラム。
【0064】
(項目17) テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置用のプログラムであって、前記テープ記録装置を、前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部、前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部、前記書込回数計数部が計数する前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データ書込部による書き込みを停止させ、前記テープ媒体において前記データセットが書き込まれていた領域と異なる領域に、再度前記データ書込部に前記データセットを書き込ませる書込制御部、前記データ書込部によって再度書き込まれた前記データセット内において、前記書込回数計数部が計数する前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データ書込部に障害があると判断する障害判断部として機能させるプログラム。
(項目18) 項目15乃至17のいずれかに記載のプログラムを記録した記録媒体。
【0065】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、テープ記録装置の障害とテープ媒体の障害とを切り分け、書き込みエラーの原因となる障害箇所を正確に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ障害検出システム10の構成の一例を示す図である。
【図2】テープ媒体20aにおける記録領域の構成の一例を示す図である。
【図3】テープ記録装置100aの機能構成の一例を示す図である。
【図4】障害判断部110による障害の判断方法の一例を示す図である。
【図5】障害判断部110による障害の判断方法の一例を示す図である。
【図6】欠陥領域検出部112による欠陥領域の検出方法の一例を示す図である。
【図7】テープ障害検出装置200の機能構成の一例を示す図である。
【図8】テープ記録装置100a及び情報処理装置300のハードウェア構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 テープ障害検出システム
20 テープ媒体
30 ネットワーク
40 カートリッジメモリ
50 バンド
55 サーボトラック
60 データトラック
70 ブロック
100 テープ記録装置
102 データ書込部
104 エラー検出部
106 書込回数計数部
108 書込回数情報格納部
110 障害判断部
112 欠陥領域検出部
114 書込制御部
116 書込回数情報入出力部
118 通信部
150 テープドライブ
152 CPU
154 RAM
156 ROM
158 通信インターフェイス
200 テープ障害検出装置
202 書込回数情報取得部
204 書込回数情報格納部
206 障害検出部
208 障害通知部
300 情報処理装置
302 CPU
304 ホストコントローラ
306 RAM
308 通信インターフェイス
310 入出力コントローラ
312 ハードディスクドライブ
314 CD−ROMドライブ
316 ROM
318 入出力チップ
320 フレキシブルディスクドライブ
322 CD−ROM
324 フレキシブルディスク

Claims (8)

  1. テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置であって、
    前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部と、
    前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部と、
    前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った一の前記テープ媒体について格納する書込回数情報格納部と、
    他のテープ記録装置が前記一のテープ媒体にデータを記録した際に計数した書込回数情報を当該一のテープ媒体が有するメモリから読み出す書込回数情報入力部と、
    読み出した当該書込回数情報、および、前記書込回数情報格納部の前記書込回数情報に基づいて、複数の前記テープ記録装置によってそれぞれ記録された当該一のテープ媒体についての2以上の前記書込回数情報が、前記テープ媒体の短手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記一のテープ媒体に障害があることを検出する障害判断部と
    前記書込回数計数部が計数した前記書込回数情報を前記一のテープ媒体が有するメモリに書き込む書込回数情報出力部と、
    を備え
    前記書込回数情報格納部は、前記書込回数情報入力部が読み出した前記書込回数情報を、前記一のテープ媒体の識別情報に対応づけて格納するテープ記録装置。
  2. 前記書込回数情報格納部は、複数の前記ブロックのそれぞれにおいて、前記データセット内における前記書込回数が前記所定回数より大きい前記データセットの数を、前記ブロックの前記物理的位置に対応づけて格納する請求項1に記載のテープ記録装置。
  3. 前記書込回数情報格納部は、前記書込回数が前記所定回数より大きい前記データセットの数が、前記ブロック内において所定個数より大きい場合、前記ブロックの前記物理的位置に対応づけてエラーフラグを格納する請求項1に記載のテープ記録装置。
  4. 前記書込回数情報格納部は、前記データセット内における前記書込回数が前記所定回数より大きい場合、前記テープ媒体における前記データセットの物理的位置に対応づけてエラーフラグを格納する請求項1に記載のテープ記録装置。
  5. 前記書込回数情報格納部が格納する前記書込回数情報に基づいて、前記テープ媒体のテープの欠陥領域を検出する欠陥領域検出部と、
    前記欠陥領域検出部が検出した前記欠陥領域への、前記データ書込部による書き込みを禁止し、前記欠陥領域の他の領域に書き込むように前記データ書込部を制御する書込制御部と
    を更に備える請求項1に記載のテープ記録装置。
  6. 前記書込回数計数部が計数する前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データ書込部による書き込みを停止させ、前記テープ媒体において前記データセットが書き込まれていた領域と異なる領域に、再度前記データ書込部に前記データセットを書き込ませる書込制御部を更に備え、
    前記障害判断部は、前記データ書込部によって再度書き込まれた前記データセット内において、前記書込回数計数部が計数する前記書込回数が設定回数に達した場合に、前記データ書込部に障害があると判断する
    請求項1に記載のテープ記録装置。
  7. テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置において、前記テープ媒体又はテープ記録装置の障害を検出するテープ障害検出方法であって、
    前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込段階と、
    前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込段階において前記データユニットが書き込まれた回数である書込回数を計数する書込回数計数段階と、
    前記書込回数計数段階において計数された前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った一の前記テープ媒体について書込回数情報格納部に格納する書込回数情報格納段階と、
    他のテープ記録装置が一の前記テープ媒体にデータを記録した際に計数した書込回数情報を当該一のテープ媒体が有するメモリから読み出す書込回数情報入力段階と、
    読み出した当該書込回数情報、および、前記書込回数情報格納段階における前記書込回数情報に基づいて、複数の前記テープ記録装置によってそれぞれ記録された当該一のテープ媒体についての2以上の前記書込回数情報が、前記テープ媒体の短手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記一のテープ媒体に障害があることを検出する障害判断段階と
    前記書込回数計数段階において計数された前記書込回数情報を前記一のテープ媒体が有するメモリに書き込む書込回数情報出力段階と、
    前記書込回数情報入力段階において読み出された前記書込回数情報を、前記一のテープ媒体の識別情報に対応づけて前記書込回数情報格納部に格納する段階と、
    を備えるテープ障害検出方法。
  8. テープ媒体にデータを記録するテープ記録装置用のプログラムであって、
    前記テープ記録装置を、
    前記データの書き込み単位であるデータユニットを前記テープ媒体に書き込み、前記データユニットの書き込みにおいてエラーが検出された場合には、再度同一の前記データユニットを前記テープ媒体に書き込み、複数の前記データユニットを順次記録するデータ書込部、
    前記複数のデータユニットを含むデータセット内において、前記データ書込部が前記データユニットを書き込んだ回数である書込回数を計数する書込回数計数部、
    前記書込回数計数部が計数した前記書込回数を示す情報、及び複数の前記データセットを含むブロックの前記テープ媒体における物理的位置が互いに対応づけられた書込回数情報を、当該テープ記録装置が書き込みを行った一の前記テープ媒体について格納する書込回数情報格納部、
    他のテープ記録装置が一の前記テープ媒体にデータを記録した際に計数した書込回数情報を当該一のテープ媒体が有するメモリから読み出す書込回数情報入力部、
    読み出した当該書込回数情報、および、前記書込回数情報格納部の前記書込回数情報に基づいて、複数の前記テープ記録装置によってそれぞれ記録された当該一のテープ媒体についての2以上の前記書込回数情報が、前記テープ媒体の短手方向に沿って前記書込回数が所定回数より大きい前記データセットを含む前記ブロックが連続することを示す場合、前記一のテープ媒体に障害があることを検出する障害判断部
    前記書込回数計数部が計数した前記書込回数情報を前記一のテープ媒体が有するメモリに書き込む書込回数情報出力部、
    として機能させ
    前記書込回数情報格納部は、前記書込回数情報入力部が読み出した前記書込回数情報を、前記一のテープ媒体の識別情報に対応づけて格納するプログラム。
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