JP3250449B2 - 磁気テープ制御装置 - Google Patents

磁気テープ制御装置

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JP3250449B2
JP3250449B2 JP07218296A JP7218296A JP3250449B2 JP 3250449 B2 JP3250449 B2 JP 3250449B2 JP 07218296 A JP07218296 A JP 07218296A JP 7218296 A JP7218296 A JP 7218296A JP 3250449 B2 JP3250449 B2 JP 3250449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープ装置を制
御する磁気テープ制御装置に関わり、特に磁気テープの
読み取り時にオフトラックを検出する場合に再試行によ
り救済するための技術に関わる。
【0002】
【従来の技術】カートリッジテープやカセットテープの
ような磁気テープの記録密度が高密度化し、一方でデー
タの書込みや読み取りを行うためのデータ処理速度も高
速化しているなかで、磁気ヘッドを磁気テープ上の目的
のトラックのデータ位置に高速かつ正確に位置付ける技
術が近年増す増す重要になって来ている。
【0003】このような磁気テープではサーペンタイン
式の記録形式が用いられる。すなわちBOT(Begi
nning Of Tape)と呼ぶテープの始端部か
らEOT(End Of Tape)と呼ぶテープの終
端部に向かう方向(順方向)にトラック0を定義し、E
OTからBOTに向かう方向(逆方向)にトラック1を
定義する。
【0004】サーペンタイン式の記録形式には一般的に
図4の(1)と(2)に示すように2通りの形式があ
り、それぞれのトラックに合った方向にデータを記録
し、再生する。
【0005】それぞれのトラックにおいては、複数のデ
ータブロックとそれらの区切りを示すテープマークが順
に並んでいる。それぞれのデータブロックの最後部に
は、それぞれのデータブロックを識別する識別番号がデ
ータとして記録される。
【0006】テープマークには識別番号は記録されない
が、目的のデータブロックに磁気ヘッドを位置付けると
きなどに、データブロックをファイル単位に識別するた
めに用いられる。
【0007】図5に磁気テープの記録形式を示す。図5
の3は磁気トラック、図5の4はデータブロックの識別
番号、図5の5はテープマーク、図5の6はデータブロ
ックである。
【0008】図5の(1)はトラック方向に複数のデー
タブロック6とテープマーク5が順に並んでいることを
示し、図5の(2)はデータブロック6の最後部に識別
番号が付与されていることを示す。また図5の(3)は
識別番号4とテープマーク5によってデータブロック6
を識別することを示す。
【0009】一方、このような記録形式のデータを書き
込むまたは読み取るための磁気ヘッドは、並列する各ト
ラックに対応して1個ずつ磁気テープの幅方向に磁気テ
ープ装置において並べられる。
【0010】図6はトラック0からトラック17までの
18トラック磁気テープをヘッド0からヘッド35まで
の36個のヘッドを備える36トラック磁気テープ装置
で読み書きする場合を示す。
【0011】この場合はトラック0はヘッド0で、トラ
ック1はヘッド2で読み書きするよう制御される。36
トラック磁気テープを36トラック磁気テープ装置で読
み書きする場合は、トラック0はヘッド0で、トラック
1はヘッド1で読み書きすることは勿論である。
【0012】トラック数や記録密度が異なる磁気テープ
媒体の記録を再生する場合のように、記録するときの書
込みヘッドとその記録を再生するときの読み取りヘッド
が異なる場合は、再生時に読み取りエラーが発生するこ
とがある。これは装置間の磁気ヘッドの差異により、ト
ラックとヘッドの位置が相対的にずれることにより発生
するものでオフトラックと呼ぶ。
【0013】オフトラックは装置間の機差として不可避
なものであり、オフトラックを抑止することができない
永久エラーとして再試行の対象から除外したり、オフト
ラックを検出したり、オフトラックを防止したりするこ
とを目的にした様々な技術が考案されている。
【0014】例えばデータの破壊を防止し磁気ヘッドを
正確に位置付けるためにトラック識別情報を設ける技術
(例えば特開昭62−042353 トラック識別方
法)や、読取りエラーがオフトラックエラーであること
を検出するために磁気テープの幅方向に磁気ヘッドをス
ライドさせる技術(例えば特開平2−301012 磁
気テープ装置のオフトラック検出方式)が考案されてい
る。
【0015】またオフトラックを回避するために記録ト
ラックの走行方向においてであるが、重なり合わない位
置に複数の再生用電磁変換素子を配置し、読み取りエラ
ー検出時に、同じ記録トラックに対応する他の再生用電
磁変換素子を用いる技術(例えば特開平5−24241
1 磁気記録データ再生方法および磁気記憶システム)
が考案されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】データ読み取りの途中
でオフトラックが発生する場合、周知のように、読み取
りエラーが検出され、当該データブロックの先頭を磁気
ヘッドに位置付けしてデータ読み取りを再試行する。
【0017】しかしながら、従来の磁気テープ制御装置
においては、最高15回まで再試行しても、永久にエラ
ーになってしまうということがあった。一方、磁気テー
プを所望のトラックの所望のデータブロックに位置付け
る位置付け指令として、スペースファイル指令やロケー
ト指令が用意されている。
【0018】スペースファイル指令は、指定データファ
イルまでデータブロックを飛び越し、磁気ヘッドを所望
のデータファイルの先頭に位置付ける。またロケート指
令は、指定データブロックまでデータブロックの識別番
号を読み取りつつ、磁気ヘッドを所望のデータブロック
の先頭に位置付ける。
【0019】磁気テープ装置の故障などにより書込みエ
ラーになった磁気テープを他の磁気テープ装置により再
書込みを行う場合などの不良媒体のエラー回復処理に
は、ロケート指令が磁気ヘッドを磁気テープの不良箇所
の直前または直後に位置付ける手段として用いられる。
【0020】しかしながら従来の磁気テープ制御装置に
おいては、スペースファイル指令はテープマークを見付
ける手段であり、再試行の対象からは除外されていた。
そのため指定のテープマークがオフトラックしている場
合には読み飛ばしてしまい、次のテープマークに位置付
けてしまうという問題があった。
【0021】またロケート指令を用いてエラー回復処理
を行う場合に、位置付けの指定箇所がオフトラックして
いると位置付けエラーになり、ロケート指令を再試行す
るのに時間がかかるという問題があった。
【0022】図7に従来の位置付け指令の動作を示す。
図7の(1)はスペースファイル指令を実行する場合、
図7の(2)はロケート指令を実行する場合である。図
7の(1)においてはデータブロックDB2とテープマ
ークTM1とデータブロックDB3の一部がオフトラッ
クしている。スペースファイル指令によってテープマー
クTM1に位置付けるよう指令を発行したが、テープマ
ークTM1がオフトラックしているため検出できず、そ
の次のテープマークであるTM2の位置まで行ってしま
うことを示す。
【0023】図7の(2)においてはデータブロックD
B3以降データブロックDB5の途中までがオフトラッ
クしている。ロケート指令によってデータブロックDB
4に位置付けるよう指令を発行したが、データブロック
DB5の識別番号を読み取り、識別番号の順序が不当で
あることからオフトラックが検出(図の)され、最後
に読み取れる識別番号の位置まで戻り(図の)、その
位置からロケート指令の再試行(図の)を行う。
【0024】図7の(2)においてはデータブロックD
B3もデータブロックDB4もオフトラックしているに
も拘わらず、指令によって指定する位置を期待値として
いるので、位置付けを指定したデータブロックDB4を
通過してデータブロックDB5まで進まなければ再試行
できないところに問題がある。
【0025】また一般的に再試行を8回まで行うが、い
ずれも同じヘッドで行うので永久にエラーになることも
ある。本発明はこのような点にかんがみて、読み取り指
令実行時においてはオフトラックに基づく再試行処理を
改善し、スペースファイル指令実行時においてはオフト
ラックを検出すると再試行処理を行うよう改善し、ロケ
ート指令実行時においてはオフトラックに基づく再試行
処理を改善し再試行時間を短縮する磁気テープ制御装置
を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された本発明の磁気テープ制御装置によって解決
される。本発明の磁気テープ制御装置は、磁気テープの
並列トラックに記録されたデータを読み取る第1の磁気
ヘッドと、前記第1の磁気ヘッドに隣接する第2の磁気
ヘッドとを有する磁気テープ装置を制御する磁気テープ
制御装置であって、オフトラックを検出したとき前記
第1の磁気ヘッドでオフトラック検出前の識別番号が読
み取れる位置まで磁気テープを巻き戻すバックスペース
手段と、第1の磁気ヘッドを第2の磁気ヘッドに切り替
えて読み取りを再開する再試行手段と、を備える。
【0027】本発明ではオフトラックを検出するデータ
ブロックから再試行を開始するので、従来再試行の対象
でない指令でも再試行の対象にすることが可能になると
共に、指令によって指定される識別番号に依存せず再試
行を実行するので再試行処理時間を短縮することが可能
になる。
【0028】更に第1の磁気ヘッドでオフトラックを検
出する場合、再試行は隣接する第2の磁気ヘッドで行う
ので、従来は救済できないものでも、再試行によりオフ
トラックを救済できるようになる。
【0029】図1は本発明の原理図である。図1の
(1)は磁気ヘッドと磁気トラックの対応を示す。図1
の1が第1の磁気ヘッドであり、図1の2が第1の磁気
ヘッド1に隣接する第2の磁気ヘッドである。図1の3
が通常は第1の磁気ヘッド1によって読み取りまたは書
込みされる磁気トラックである。本発明ではオフトラッ
クを検出して読み取りの再試行を行う場合に、磁気トラ
ック3を第2の磁気ヘッド2で読み取る。
【0030】図1の4には磁気トラック3のデータブロ
ックの識別番号が記録されている。図1の5がデータブ
ロックの区切りを示すテープマークである。図1の6は
テープマーク5に続くデータブロックを示す。
【0031】図1の(2)は本発明磁気テープ制御装置
を説明するための図である。図1の7、8、9はそれぞ
れ本発明のオフトラック検出手段、バックスペース手
段、本発明再試行手段であり、図1の10が本発明磁気
テープ制御装置である。
【0032】オフトラック検出手段7によってオフトラ
ックが磁気トラック3で発生することを検出すると、バ
ックスペース手段8によってオフトラック検出前の識別
番号4の位置に磁気ヘッドが来るように磁気テープを移
動する。
【0033】バックスペース手段8によって磁気テープ
が所定位置に戻ると、再試行手段9によって、再試行す
るときの磁気ヘッドを第1の磁気ヘッド1から第2の磁
気ヘッド2に替えて再試行を開始する。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて詳細に説明する。図3は本発明磁気テープ制御
装置と磁気テープ装置の構成を示す。図3の10は本発
明磁気テープ制御装置であり、図1の磁気テープ制御装
置10と同様に、オフトラック検出手段、バックスペー
ス手段、および再試行手段を備える。図3の20は本発
明磁気テープ制御装置によって制御される磁気テープ装
置である。他の符号の意味は図1と同じである。
【0035】磁気テープ装置20から磁気テープ制御装
置10に対して、読み取り指令実行中は、データブロッ
ク中のデータを送信していることを意味するデータブロ
ック信号を送信している。磁気テープ制御装置10は、
オフトラック検出手段7によってデータブロック信号を
受信し、データブロックのデータ形式に異常がないかを
監視している。
【0036】またオフトラック検出手段7ではデータブ
ロックの識別番号を読み取り、識別番号が順番通りに来
ているかを監視している。データブロック信号を正しく
受信できない場合やデータブロックの識別番号の順序性
が維持できていない場合は、オフトラック検出手段7が
オフトラックエラーとして検出する。
【0037】図2は本発明実施の形態を説明する図であ
る。図2の(1)はスペースファイル指令を実行する場
合を示す。図2の(1)においてはデータブロックDB
2とテープマークTM1とデータブロックDB3の一部
がオフトラックしている。
【0038】スペースファイル指令によってテープマー
クTM1に磁気ヘッドを位置付けるよう指令を発行した
が、テープマークTM1がオフトラックしているため、
テープマークTM1を検出できず、テープマークTM1
の次のデータブロックDB3の識別番号を読み取る位置
まで磁気テープが移動してしまう。(図の) 磁気テープ制御装置10のオフトラック検出手段7は、
データブロックDB2がオフトラックしていることを検
出することもあるが、そのときは未だテープマーク1が
オフトラックしているかを検出できない。データブロッ
クDB3の識別番号を読み取って初めてテープマークT
M1がオフトラックしていることを検出する。
【0039】磁気テープ制御装置10は識別番号(DB
3の識別番号)が期待値(TM1の識別番号)を越えて
いるので、最後に読み取れる識別番号の位置(データブ
ロックDB1)まで戻るように、バックスペース手段8
によって磁気テープ装置20に指示する。磁気テープ装
置20がバックスペースを実行し、磁気テープはデータ
ブロックDB1の位置まで戻る。(図の) 続いて本発明磁気テープ制御装置10は、再試行すると
きの磁気ヘッドを第1の磁気ヘッド1から第2の磁気ヘ
ッド2に替えて再試行を開始するように、再試行手段9
によって磁気テープ装置20に指示する。
【0040】磁気テープ装置20はその位置から継続し
てスペースファイル指令の再試行を行い、所望のテープ
マークTM1の後方に(すなわちデータブロック3の先
頭のギャップ位置)に位置付ける。(図の) このように本発明磁気テープ制御装置によれば、スペー
スファイル指令実行時において、指定されたテープマー
クを読み飛ばして次のテープマークに位置付けてしまう
ということがない。
【0041】一旦はオフトラックによってテープマーク
を読み飛ばしても、再試行によりテープマークに磁気ヘ
ッドを正しく位置付けする。図2の(2)はロケート指
令を実行する場合を示す。図2の(2)は図7の(2)
と同様にデータブロックDB3以降データブロックDB
5の途中までがオフトラックしている。
【0042】ロケート指令によってデータブロックDB
4に磁気ヘッドを位置付けるよう指令を発行したが、磁
気テープ制御装置10のオフトラック検出手段7がデー
タブロックDB3のデータブロック信号を正しく受信で
きないために、データブロックDB3がオフトラックし
ていることが検出される。(図の) データブロックDB3やデータブロックDB4の読み取
り時に、データブロック信号を正しく受信していてオフ
トラックを検出できない場合は、データブロックDB5
の識別番号を読み取る時点で、識別番号の順序が不当と
いうことで図7の(2)のと同様にオフトラックを検
出する。
【0043】続いて磁気テープ制御装置10はオフトラ
ックを検出すると、バックスペース手段によって最後に
読み取れる識別番号の位置(データブロックDB2)ま
で戻るように磁気テープ装置20に指示する。
【0044】磁気テープ装置20がバックスペースを実
行し、磁気テープはデータブロックDB2の位置まで戻
る。(図の) 磁気テープ制御装置10は再試行手段9によって、再試
行するときの磁気ヘッドを第1の磁気ヘッド1から第2
の磁気ヘッド2に替えて再試行を開始するように磁気テ
ープ装置20に指示する。
【0045】磁気テープ装置20はその位置から継続し
てロケート指令の再試行を行い、所望のデータブロック
DB4の先頭(すなわちデータブロック4の先頭のギャ
ップ位置)に位置付ける。(図の) このように本発明磁気テープ制御装置によれば、ロケー
ト指令の再試行は、第1の磁気ヘッド1に替えて第2の
磁気ヘッド2によって行うので、再試行が成功する可能
性が飛躍的に高まる。
【0046】また、従来、図7の(2)に示すようにデ
ータブロックDB5まで進まなければ再試行できないと
ころに問題があったが、本発明磁気テープ制御装置にお
いては、オフトラックを検出すれば直ちに再試行を行う
ので、従来に比べて再試行処理時間を大幅に短縮するこ
とが可能になる。
【0047】スペースファイル指令の再試行およびロケ
ート指令の再試行のいずれの場合においても、再試行を
行う場合には第2の磁気ヘッド2によって開始するが、
第2の磁気ヘッド2でもオフトラックを検出してしまう
場合がある。その場合は再度、第1の磁気ヘッド1で再
試行を行う。これを繰り返して合計8回までの再試行を
行う。
【0048】合計8回の再試行を行ってもオフトラック
を検出してしまうこともあるが、その場合はオフトラッ
クの永久エラーとして報告される。図2の(3)は読み
取り指令を実行する場合を示す。図2の(3)はデータ
ブロックDB3以降がオフトラックしている。
【0049】読み取り指令によってデータブロックDB
3のデータを読み取り中に、オフトラック検出手段7が
データブロック信号を正しく受信できないために、デー
タブロックDB3がオフトラックしていることを検出す
る。(図の) 続いて磁気テープ制御装置10はオフトラックを検出す
ると、バックスペース手段によって最後に読み取れる識
別番号の位置(データブロックDB2)まで戻るように
磁気テープ装置20に指示する。磁気テープ装置20が
バックスペースを実行し、磁気テープはデータブロック
DB2の位置まで戻る。(図の) 磁気テープ制御装置10は再試行手段9によって、再試
行するときの磁気ヘッドを第1の磁気ヘッド1から第2
の磁気ヘッド2に替えて再試行を開始するように磁気テ
ープ装置20に指示する。
【0050】磁気テープ装置20はその位置から継続し
て読み取り指令の再試行を行う。(図の)読み取り指
令の再試行は最高15回まで第1の磁気ヘッド1と第2
の磁気ヘッド2とで交互に行う。
【0051】尚、本発明実施の形態においては、スペー
スファイル指令、ロケート指令、および読み取り指令に
ついて説明したが、これらの他の同等の指令の再試行を
実行する場合にも本発明を適用できることは言うまでも
ない。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、オフトラックを検出する位置から再試行を開始
するので、従来再試行の対象でない指令でも再試行の対
象にすることが可能になる、また指定される識別番号に
依存せず再試行を実行するので再試行処理時間を短縮す
ることが可能になる、更にオフトラックを検出する場
合、再試行は隣接する磁気ヘッドで行うので従来は救済
できないものでも救済が可能になるという様々な効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施の形態
【図3】 本発明磁気テープ制御装置の構成
【図4】 サーペンタイン式の記録形式
【図5】 磁気テープの記録形式
【図6】 磁気トラックと磁気ヘッドの対応
【図7】 従来の位置付け指令の動作
【符号の説明】
1 第1の磁気ヘッド 2 第2の磁気ヘッド 3 磁気トラック 4 識別番号 5 テープマーク 6 データブロック 7 オフトラック検出手段 8 バックスペース手段 9 再試行手段 10 磁気テープ制御装置 20 磁気テープ装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープの並列トラックに記録されたデ
    ータを読み取る第1の磁気ヘッドと、前記第1の磁気ヘ
    ッドに隣接する第2の磁気ヘッドとを有する磁気テープ
    装置を制御する磁気テープ制御装置であって、 オフトラックを検出したとき前記第1の磁気ヘッドで
    オフトラック検出前の識別番号が読み取れる位置まで
    気テープを巻き戻すバックスペース手段と、 第1の磁気ヘッドを第2の磁気ヘッドに切り替えて読み
    取りを再開する再試行手段と、 を備えることを特徴とする磁気テープ制御装置。
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