JP4173257B2 - シートの外観検査装置及びptp包装機 - Google Patents
シートの外観検査装置及びptp包装機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4173257B2 JP4173257B2 JP25223899A JP25223899A JP4173257B2 JP 4173257 B2 JP4173257 B2 JP 4173257B2 JP 25223899 A JP25223899 A JP 25223899A JP 25223899 A JP25223899 A JP 25223899A JP 4173257 B2 JP4173257 B2 JP 4173257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- tablet
- powder
- foreign matter
- video signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、PTPシートやその前段階での容器フィルム等のシートの外観を検査する検査装置及び該検査装置を備えたPTP包装機を含む技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、PTPシートは、錠剤等が投入されるポケット部が形成された容器フィルムと、その容器フィルムにポケット部の開口側を密封するように前記容器フィルムに固着される密封用フィルムとから構成されている。そして、容器フィルムと密封用フィルムとを固着する前に、ポケット部に錠剤等が投入される。
【0003】
このように構成されるPTPシート等のシートの外観検査装置として、PTPシート或いは容器フィルムに汚れや毛髪などの異物が付着した不良品の有無を検査することができるものが知られている。
【0004】
即ち、この種のシートの外観検査装置では、照明装置によってPTPシート或いは容器フィルムに光を照射し、その透過光又は反射光を撮像装置により撮像する。この撮像装置から出力される映像信号は、画像処理装置によって、所定の閾値をもって二値化される。ここで、例えば透過光を撮像した場合について説明すると、容器フィルムの透過光は明るく映り、異物が存在する部分は暗く映るため、これらの明度の相違を考慮して前記閾値を設定することで、比較的暗い部分である異物の存在を前記画像処理装置によって判断することができる。
【0005】
また、以上の外観検査装置を備えたPTP包装機によれば、上記異物が付着したPTPシートを排除することが可能となる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、錠剤が素錠である場合には、容器フィルムのポケット部に錠剤を投入する際に錠剤粉が飛散して、ポケット部の周囲(即ち密封用フィルムとの密着面)に錠剤粉が付着することがある。この錠剤粉が付着したPTPシートは、その錠剤粉が大きな塊となっていない限り、製品上何ら問題のない良品とみなすことができる。
【0007】
しかしながら、上記従来のシートの外観検査装置では、毛髪や繊維屑等の比較的細長い異物と上記のような錠剤粉との区別がされていないため、製品上問題のない錠剤粉も異物と判定されていた。そして、PTPシートの異物判定や廃棄処分の各種処理は自動制御によって行われているので、当然に製品上問題のない錠剤粉が付着したPTPシートは廃棄処分されていた。これにより、従来では、不良品と判定されたPTPシートの中に錠剤粉の付着に起因した良品とすべきものが多数存在し、生産性の点で問題があった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本来良品とみなすことができる程度の錠剤粉付着のシートが不良判定される頻度を低減してPTPシートの生産性を向上することができる外観検査装置及びPTP包装機を提供することを主たる目的の一つとしている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記載する。
【0010】
手段1.シートに形成された各ポケット部に錠剤を投入した後に、シート表面に付着した異物の有無を検査するシートの外観検査装置において、前記シートからの透過光又は反射光から得られた映像信号を処理し、所定の許容範囲にある錠剤粉を異物でないと判定する画像処理装置を備えたことを特徴とするシートの外観検査装置。
【0011】
上記手段1によれば、たとえシート上に錠剤粉が付着しても、画像処理装置の映像信号の処理によって、製品上問題のない所定の許容範囲、例えば所定の大きさや所定の集積度合までの錠剤粉は異物ではないと判定される。その結果、本来良品とみなすことができる程度の錠剤粉付着のシートが不良判定される頻度を低減してPTPシートの生産性を向上することができる。
【0012】
手段2.上記手段1において、前記画像処理装置は、所定の許容範囲にある錠剤粉を、毛髪,繊維屑等の細長い異物と区別する第1の区別手段を備えていることを特徴とするシートの外観検査装置。
【0013】
製品上問題のない所定の許容範囲内の錠剤粉と、毛髪,繊維屑等の細長い異物は、いずれも映像信号を濃淡(明暗)としてみると殆ど差がなく、従来ではそれらを識別できなかった。この点、上記手段2によれば、従来区別が不可能であった所定の錠剤粉と細長い異物とを第1の区別手段によって区別できるので、製品上問題のない錠剤粉を良品判定しつつ細長い異物を不良判定することが可能となる。その結果、製品上問題のない錠剤粉がシートに付着していた場合における当該シートが不良判定される頻度を低減することができる。
【0014】
手段3.上記手段2において、前記画像処理装置は、所定の許容範囲にある錠剤粉を、それよりも明瞭に表れる異物と区別する第2の区別手段を備えていることを特徴とするシートの外観検査装置。
【0015】
上記手段3によれば、紙片等の異物を第2の区別手段によって製品上問題のない錠剤粉と区別することができる。従って、上記手段2と相俟って、製品上問題のない錠剤粉を高確率で良品判定しつつ、他の異物を確実に不良判定することが可能となる。
【0016】
手段4.上記手段2において、前記第1の区別手段は、前記映像信号を所定の許容範囲にある錠剤粉や細長い異物を含めて検出可能なレベルとして設定された第1の閾値で二値化する第1の二値化手段と、その第1の閾値によって二値化された付着物を示す側の連結成分の周囲長を演算する第1の演算手段と、その演算された周囲長が所定値を越えた場合には異物であると判定する第1の判定手段とを備えたことを特徴とするシートの外観検査装置。
【0017】
上記手段4によれば、第1の二値化手段によって、シートに付着した何らかの付着物が拾い出される。そして、第1の演算手段によってその付着物の周囲長が演算され、更に第1の判定手段によって周囲長が所定値を越えた場合には異物と判定される。その結果、毛髪,繊維屑といった細長い異物は丸型に近い錠剤粉と比較して非常に周囲長が長いという特性により、確実に細長い異物を検出して不良判定することが可能となる。更に、周囲長を基準としているため、製品上問題となるような比較的大きな面積を有する錠剤粉もその周囲長は所定値を越えることとなり、所定の許容範囲を越える錠剤粉も同時に異物とみなすことが可能となる。
【0018】
手段5.上記手段4において、前記周囲長に代えて、連結成分の長径、長径/短径比、面積/周囲長比、又は外接周長を用いて、演算及び判定を行うようにしたことを特徴とするシートの外観検査装置。
【0019】
上記手段5によれば、毛髪,繊維屑等の特性が如実に表れる長径、長径/短径比、面積/周囲長比、又は外接周長を、前記周囲長による演算や判定に代えて用いても、確実に毛髪,繊維屑を異物として判定することができ、製品上問題のない錠剤粉の多くは良品と判定することができるようになる。
【0020】
手段6.上記手段3において、前記第2の区別手段は、前記映像信号を所定の許容範囲にある錠剤粉を越えるレベルとして設定された第2の閾値で二値化する第2の二値化手段と、その第2の閾値によって二値化された付着物を示す側の連結成分の面積を演算する第2の演算手段と、その演算された面積が所定値を越えた場合には異物であると判定する第2の判定手段とを備えたことを特徴とするシートの外観検査装置。
【0021】
上記手段6によれば、第2の二値化手段によって、シートに付着した製品上問題のない錠剤粉のレベルを越える付着物が拾い出される。そして、第2の演算手段によってその付着物の面積が演算され、更に第2の判定手段によって面積が所定値を越えた場合には異物と判定される。その結果、ノイズによる誤差等を除外しつつ、異物を確実に不良判定することができる。
【0022】
手段7.上記手段1乃至手段6のいずれかにおいて、前記シートを透明材料で構成し、前記画像処理装置は、そのシートの透過光から得られた映像信号を処理するようにしたことを特徴とするシートの外観検査装置。
【0023】
シートの検査を行うに際しては透過光と反射光とのいずれかを用いることが考えられるが、シートを透明としておき、その透過光を映像信号として取り込む方が異物等の付着物を正確に捉えることができる。
【0024】
手段8.上記手段1乃至手段7のいずれかに記載のシートの外観検査装置を備えたPTP包装機。
【0025】
この手段8のようにPTP包装機に上記各手段にて特定された外観検査装置を設ければ、PTP包装機による包装過程においてシートの外観検査を行うことができる。これにより、包装途中或いは包装後において、欠陥が発見されたPTPシートを排除することができる。
【0026】
なお、以下に、上記外観検査装置とは別の特徴的手段について説明する。
【0027】
手段9.所定間隔毎に錠剤が投入されるポケット部が形成されたシートを一方向へ搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されるシートのポケット部へと所定の投入位置にて順次錠剤を投入する錠剤投入手段と、該錠剤投入手段と所定間隔をおいて設置された撮像手段とを備え、所定の撮像位置に達したシート或いは錠剤の外観を前記撮像手段によって撮像された映像信号をもとに検査するようにしたPTP包装機において、前記錠剤投入手段により最初に投入された錠剤が前記撮像位置に達した時点で前記撮像手段による映像信号の取り込みを開始するように制御する制御手段を備えたPTP包装機。
【0028】
ここで、搬送手段は例えば各種送りロールであり、錠剤投入手段は例えば錠剤投入シャッターであり、撮像手段は例えばCCDカメラであり、制御手段は例えば駆動制御装置や画像処理装置である。そして、上記手段9によれば、ポケット部への錠剤の投入が開始されてから当該錠剤が撮像位置に達した時点で制御手段によって自動的に撮像手段による映像信号の取り込みを開始するようにしたので、従来装置に比べ、多数の錠剤を無駄に廃棄することがなくなり、また作業者の負担も軽減される。
【0029】
手段10.上記手段9において、制御手段は、前記投入位置と撮像位置との間に存するポケット部数を予め記憶しておくとともに、錠剤投入手段による錠剤投入回数をカウントし、そのカウント値が前記ポケット部数に達した時点を前記最初に投入された錠剤が撮像位置に達したと判断するようにしたPTP包装機。
【0030】
上記手段10によれば、非常に簡易な制御によって、上記手段9に示した効果を達成することができる。
【0031】
手段11.上記手段10において、錠剤投入手段を駆動開始すべく作業者によって操作される操作手段を備え、その操作手段による指令に基づき前記制御手段が錠剤投入回数をカウントを開始するようにしたPTP包装機。
【0032】
ここで、操作手段は例えばスイッチである。上記手段11によれば、作業者は単に錠剤投入の開始を指令すべく操作手段を操作するだけで、後は自動的に錠剤の無駄なく撮像が開始される。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態について、図1乃至図7を参照しつつ説明する。
【0034】
この実施の形態では、図3に示すように、PTPシートの外観検査装置をPTP包装機30に装備することによって、PTP包装機30内でPTPシートの外観検査を実施している。
【0035】
まず、PTPシートの外観検査が実施されるPTP包装機30について簡単に説明する。PTP包装機30は、錠剤をPTPシートに自動的に包装するものである。具体的には、ポリプロピレン、PVCなどのフィルム40をフィルム送りロール33とテンションロール31,32で、加熱板50と成形板51に送り込み、錠剤などが充填されるポケット部44(図4参照)をフィルム40に成形する。そして、フィルム40にポケット部44が成形された容器フィルム41が、錠剤投入手段たる錠剤投入シャッター52の下にまで送られてくると、錠剤投入シャッター52が各ポケット部44に錠剤などを自動的に充填する。なお、容器フィルム41は光透過性を有し、特にここでは透明なものとされている。
【0036】
ここでは、錠剤1(図4参照)が各ポケット部44に充填される。また、この実施の形態では、錠剤1として素錠を使用した場合について説明する。一般的な素錠の場合、錠剤投入シャッター52からの錠剤投入時に錠剤粉が飛散することが多い。錠剤粉は、実質的には微細粉末の集合体であり、容器フィルム41上に略円形の塊となった状態で付着し易く、かつ、前記微細粉末の集合体である関係上、透過光を比較的通し易い(映像レベルが低く明るい)という特性がある。
【0037】
さらに、各ポケット部44に錠剤1が充填された容器フィルム41の上に、アルミ製の密封用フィルム42をテンションロール34,35を介して送り込み、シール手段たる一対のシールロール36,36で固着させる。これによって、錠剤1が各ポケット部44に充填されたフィルム状のPTPシート43が製造される。かかるフィルム状のPTPシート43はシート状に裁断された後に、図示しない不良シート排出機構やPTPシート集積機構などへ順に送られる。
【0038】
次に、PTPシート43(実際には錠剤1充填後の容器フィルム41)の外観検査装置について、図5のブロック図を中心に説明する。外観検査装置は、撮像装置であるCCDカメラ11、表示装置であるモニタ25、照明装置である照明12(図3,4参照)、画像処理装置10などから構成される。なお、CCDカメラ11と照明12は、図3及び図4ではPTP包装機30内に記載されているが、外観検査装置を構成するものの一つである。
【0039】
照明12は、ハロゲンランプあるいは高周波点灯装置を有する蛍光灯等である。特に、ランプ等の温度や電源電流等を制御して、一定の輝度が維持されるような輝度制御部を有する照明とすれば、照明12の輝度のばらつきを考慮しなくても、高精度な容器フィルム41の外観検査が可能となる。
【0040】
画像処理装置10は、A/D変換器3、シェーディング補正手段14、画像メモリ16、シェーディング補正テーブル18、CPU20、判定用メモリ22、入出力インターフェース23、外観検査結果及び統計データメモリ24、カメラタイミング制御手段26などから構成される。
【0041】
A/D変換器3は、CCDカメラ11で撮像した一次元イメージデータを、アナログ信号からデジタル信号に変換するものである。ここで、CCDカメラ11と照明12との関係について説明すると、図3及び図4に示すように、CCDカメラ11と照明12とは、密封フィルム42を貼着する前のPTPシート43、即ち容器フィルム41を挟んで相対向するように配置されている。そして、照明12の光13で錠剤1が充填された容器フィルム41を照らし、CCDカメラ11はその容器フィルム41を透過した光を当該容器フィルム41の幅方向に一次元撮像するものである。
【0042】
画像メモリ16は、A/D変換された一次元イメージデータを順次記憶して、容器フィルム41の二次元イメージデータとして記憶するものである。ここで、一次元イメージデータを画像メモリ16に記憶する前に、シェーディング補正テーブル18のデータに従って、シェーディング補正手段14によりシェーディング補正している。なお、シェーディング補正は、容器フィルム41の幅全体を照明12の光13で一様に照らすことは技術的に限界があることから、かかる位置の相違による光13の明暗により生じる映像データの明度のばらつきを補正するために行われるものである。
【0043】
また、画像メモリ16には、シェーディング補正手段14から出力される多値データのみでなく、CPU20によって画像処理された又は画像処理される過程におけるデータ、例えば二値化したデータも記憶される。
【0044】
CPU20は、各種の画像処理プログラム、その他のプログラムを、判定用メモリ22の記憶内容等を使用しつつ実行するものである。入出力インターフェース23は、PTP包装機30に制御信号を送信し又はPTP包装機30から動作信号等の各種信号を受信するためのものである。これによって、例えば、PTP包装機30の不良シート排出機構などを制御することができる。また、モニタ25に表示データを送信するためのものであり、二次元化したイメージデータや外観検査結果などを、モニタ25に表示させることができる。
【0045】
外観検査結果及び統計データメモリ24は、連結成分に関する座標等のデータ、外観検査結果データ、該外観検査結果データを確率統計的に処理した統計データ等を記憶するものである。これらの外観検査結果データや統計データは、CPU20の制御に基づき、モニタ25に表示させることができる。また、これらの外観検査結果データや統計データに基づいて、CPU20がPTP包装機30に制御信号を送信することもできる。
【0046】
カメラタイミング制御手段26は、CCDカメラ11が撮像する一次元イメージデータを、A/D変換器3に取り込むタイミングを制御するものである。かかるタイミングは、PTP包装機30に設けられた図示しないエンコーダからの信号に基づいて行われる。
【0047】
ところで、従来では、PTP包装機30を駆動した後に手動操作によってCCDカメラ11の動作を開始するようにしていた。即ち、錠剤1が投入されたポケット部44がCCDカメラ11による撮像ラインを通過した後に、スイッチ操作を行って手動によりCCDカメラ11の撮像動作を開始していた。ところが、PTP包装機30は1分間に数千錠を処理する程の高速でPTPシート43を搬送するものであるため、上記のようにCCDカメラ11の動作開始ポイントを手動で決定すると、多数の錠剤1を無駄に廃棄せざるを得ない。
【0048】
そこで、この実施の形態では、図7に示すように、錠剤投入シャッター52の動作開始は作業者によるスイッチ61操作によって行われるようにし、そのスイッチ61の操作に基づき駆動制御装置62が錠剤投入シャッター52にON信号を間欠的に出力して当該シャッター52からポケット部44間隔に応じて錠剤1を投入するように構成している。また、駆動制御装置62は錠剤投入シャッター52が錠剤投入動作を行うタイミングで信号を出力するタイミングエンコーダから当該信号を受けるようにしてある。
【0049】
そして、駆動制御装置62は錠剤投入シャッター52が駆動開始してからのタイミングエンコーダの信号に基づく計数を行い、錠剤投入シャッター52が最初に投入した錠剤1がCCDカメラ11による撮像ラインに到達したタイミングでCCDカメラ11に映像の取り込みを行わせる旨の信号を出力する。
【0050】
即ち、スイッチ61が操作されると、駆動制御装置62は錠剤投入シャッター52を駆動開始させるため、図7(a)に示すようにポケット部44に錠剤1が投入される。これ以降、駆動制御装置62はタイミングエンコーダに基づき錠剤投入シャッター52による錠剤投入動作の回数をカウントする。ここで、錠剤投入シャッター52による錠剤投入位置とCCDカメラ11による撮像位置とは位置関係が固定されているため、その間のポケット部44の数も予め分かることから、このポケット部44の数を予め記憶しておけば、図7(b)のように前記カウント値がこのポケット部44数に達する前にはCCDカメラ11は待機状態におかれ、図7(c)のように前記カウント値が前記ポケット部44数に達した時点でCCDカメラ11の映像の取り込みが行われる。
【0051】
以上により、錠剤1がCCDカメラ11の撮像ラインに達した時点で即座に撮像が行われ、多くの錠剤1が無駄に廃棄されてしまうという不都合を回避でき、錠剤1の生産性向上に寄与することとなる。また、作業者の負担も軽減されることとなる。なお、前記駆動制御装置62によるカウント値の演算や錠剤投入シャッター52,CCDカメラ11の動作制御は前記画像処理装置10内のCPU20やカメラタイミング制御手段26によって実行されるようにしてもよい。また、錠剤1がCCDカメラ11の撮像位置に到達すると同時にCCDカメラ11の映像の取り込みが行われるようにしたが、映像の取り込み開始時期を多少前後させても従来に比べれば作業者の負担や錠剤1の無駄は軽減される。
【0052】
次に、容器フィルム41の外観検査の処理の手順のうち、この実施の形態における主要な処理である異物検出処理、特に製品上問題のない錠剤粉を他の異物と区別して良品と判定することができる処理について、図1及び図2のフローチャート図に基づいて以下に説明する。なお、以下の処理はCPU20によって実行されるものであり、図1に示した処理と図2に示した処理は同時進行的に実行される。
【0053】
まず、図1に示した処理について説明する。ステップS1では、二値化処理が実行される。このステップS1における処理機能はCPU20による二値化手段に相当する機能である。即ち、画像メモリ16に記憶された多値データである映像信号を、第1の閾値δにより二値化し、その二値画像を得る。
【0054】
ここで、透明の容器フィルム41を透過した映像信号のレベルと、錠剤粉,細長異物,その他の異物の部位を透過した映像信号のレベルとの関係について説明する。
【0055】
図6(a)に示すように、容器フィルム41の表面における、CCDカメラ11の撮像ラインAに、錠剤粉101、毛髪,繊維屑等の細長異物102、その他の異物103が存在する場合を想定してある。また、図6(b)は前記撮像ラインAでの輝度階調を示す図であり、光13が何ら遮られない場合に最も明るいレベルL1となり、光13が完全に遮られた場合に最も暗いレベルL2となる。CCDカメラ11によって撮像された映像信号Dについて見ると、映像信号D1は錠剤粉101に相当し、映像信号D2は細長異物102に相当し、映像信号D3は異物103に相当する映像信号である。
【0056】
錠剤粉101は実質的には微細粉末の集合体であり、大きな塊に見えても比較的光13を透過するため、映像信号D1は低い(明るい)レベルとなる。また、細長異物102はその細さ故にその映像レベルD2は同じく低い(明るい)レベルとなる。一方、その他の異物103の場合、全く或いは殆ど光13を透過しないため、その映像レベルD3は非常に高い(暗い)レベルとなる。
【0057】
以上を踏まえ、第1の閾値δは、映像レベルの高い異物103はもとより、映像レベルの低い錠剤粉101や細長異物102をも検出できるように、比較的低いレベルに設定される。即ち、第1の閾値δは、容器フィルム41上に無視できない何らかの付着物が存在する場合に、それらを全て検出できるようになっている。このように設定された第1の閾値δにより、多値データである映像信号を二値化すると、錠剤粉101も異物102,103も0の値となり、付着物のない他の部位が1の値となる。
【0058】
次に、ステップS2において、塊処理が実行される。塊処理としては、ステップS1にて得られた二値化データに基づき、二値化データが0となる錠剤粉101,細長異物102,異物103の各連結成分を特定する処理と、夫々の連結成分についてラベル付け処理を行うラベル付け処理とがある。ここで、それぞれ特定される各連結成分の占有面積はCCDカメラ11の画素に応じたドット数で表される。
【0059】
次に、ステップS3では、マスク範囲内か否かの判定処理が実行される。即ち、マスク範囲とはポケット部44等を含む範囲であり、そのマスク範囲内の場合は別途判定処理がなされるため、ここではマスク範囲内の処理は行わない。従って、マスク範囲内であると判定された場合には、ステップS4において非長塊判定を行う。
【0060】
一方、ステップS3での判定処理によってマスク範囲外であることが判定された場合には、ステップS5へ移行する。ステップS5では周囲長演算処理が行われる。即ち、第1の閾値δに基づく処理によって検出された各連結成分の周囲長が演算される。この演算処理は、各連結成分の周囲長を、CCDカメラ11の画素数に応じたドット数を求めることにより行われる。
【0061】
次に、ステップS6において、ステップS5にて検出された連結成分毎に、連結成分の周囲長(ドット数)が長塊判定値Xドット以上か否かが判定される。この判定の結果、長塊判定値Xドットに満たない周囲長を有する連結成分については、ステップS4にて非長塊判定がなされる。
【0062】
ここで、錠剤粉101は略円形に近い塊となっている場合が多く、また、細長異物102以外の異物103も円形,角形に近い一定の塊となっている場合が多い。従って、錠剤粉101や異物103の映像信号D1,D3に相当する連結成分の周囲長は、長塊判定値Xドットに満たないので、ステップS4にて非長塊判定がなされる。そして、非長塊判定されたものについては、ここでは一応良品とみなされる。一応良品とみなされるとしたのは、後述する図2に示す処理で別途不良判定される場合もあるからである。
【0063】
一方、周囲長が長塊判定値Xドットを越える連結成分については、ステップS7において長塊判定がなされる。従って、ここでは、細長異物102の映像信号D2に相当する連結成分の周囲長はその細長さ故に非常に長く、長塊判定値Xドットを越えることとなるので、ステップS7にて長塊判定がなされる。そして、長塊判定されたものについては不良判定されて該当する部位が別途廃棄処分される。
【0064】
以上のステップS1〜ステップS7に係る処理機能はCPU20による第1の区別手段に相当する機能であり、特に、ステップS1に係る処理機能はCPU20による第1の二値化手段に、ステップS5に係る処理機能はCPU20による第1の演算手段に、ステップS4,S6,S7に係る処理機能はCPU20による第1の判定手段に、それぞれ相当する機能である。
【0065】
このように、図1に示した処理を行うことによって、製品上問題のない錠剤粉101を細長異物102と区別することができ、重大な欠陥である毛髪や繊維屑等の細長異物102に対して長塊判定することができ、この長塊判定がなされた連結成分については異物と判定できる。一方、製品上問題のない錠剤粉101を非長塊判定することができ、異物ではないものとして処理できる。
【0066】
なお、図1の処理によれば、比較的大きな面積を有する錠剤粉101についてはたとえ略円形状であってもその周囲長は必然的に長くなるため、ステップS6,S7において長塊判定がなされ、異物とされる。これにより、比較的面積が大きく製品上問題のある錠剤粉101が付着したものも同時に排除することができる利点がある。
【0067】
但し、図1の処理だけでは、本来最も問題とされる異物103を異物と判定することができない。そこで、錠剤粉101と異物103とを区別することができるように、図2に示した処理が行われる。
【0068】
以下、図2に示した処理について説明する。ステップS11では、二値化処理が実行される。このステップS11における処理機能はCPU20による二値化手段に相当する機能である。即ち、画像メモリ16に記憶された多値データである映像信号を、第2の閾値Zにより二値化し、その二値画像を得る。
【0069】
ここで、図6(b)に示すように、第2の閾値Zは、比較的明るく映し出される錠剤粉101や細長異物102が検出されず、他の比較的大きな塊としての異物103のみが検出されるように、前記第1の閾値δよりも高いレベルに設定される。このように設定された第2の閾値Zにより、多値データである映像信号を二値化すると、錠剤粉101や細長異物102、更には付着物のない他の部位は1の値となり、異物103だけが0の値となる。
【0070】
次に、ステップS12において、塊処理が実行される。塊処理としては、ステップS11にて得られた二値化データに基づき、二値化データが0となる異物103の連結成分を特定する処理と、その連結成分についてラベル付け処理を行うラベル付け処理とがある。ここで、特定される連結成分の占有面積はCCDカメラ11の画素に応じたドット数で表される。
【0071】
次に、ステップS13では、連結成分がマスク範囲内のみか否かの判定処理が実行される。即ち、マスク範囲とはポケット部44等を含む範囲であり、そのマスク範囲内の場合は別途判定処理がなされるため、ここではマスク範囲内の処理は行わない。従って、マスク範囲内のみであると判定された場合には、ステップS14において非異物判定を行う。
【0072】
一方、ステップS13での判定処理によってマスク範囲外であることが判定された場合には、ステップS15へ移行する。ステップS15ではステップS13で求めた連結成分の面積値が異物判定値Yドット以上か否かが、それぞれの連結成分について判定される。この判定の結果、異物判定値Yドットに満たない面積を有する連結成分のみの場合については、ステップS14にて非異物判定がなされる。
【0073】
逆に、面積値が異物判定値Yドットを越える連結成分がある場合については、ステップS16において異物判定がなされる。従って、ここでは、異物103の映像信号D3に相当する連結成分の面積値は比較的が大きく、異物判定値Yドットを越えているので、ステップS16にて異物判定がなされる。なお、異物判定値Yドットを越える面積値がある場合に異物と判定するようにしたのは、ノイズ等による影響を排除するためである。
【0074】
以上のステップS11〜ステップS16に係る処理機能はCPU20による第2の区別手段に相当する機能であり、特に、ステップS11に係る処理機能はCPU20による第2の二値化手段に、ステップS12に係る処理機能はCPU20による第2の演算手段に、ステップS14,S15,S16に係る処理機能はCPU20による第2の判定手段に、それぞれ相当する機能である。
【0075】
このように、図2に示した処理を行うことによって、製品上問題のない錠剤粉101を異物103と区別することができ、重大な欠陥である大きな塊としての異物103を異物として処理できる一方、製品上問題のない錠剤粉101を異物でないものとして処理できる。
【0076】
なお、図2の処理では、微細粉が大量に積もったような錠剤粉101については第2の閾値Zのレベルを越えるため、所定面積値Yを越えるものは異物とされる。これにより、微細粉が大量に積もった製品上問題のある錠剤粉101が付着したものも同時に排除することができる利点がある。
【0077】
なお、前記第2の閾値Zは、各ポケット部44に錠剤1が存在するか否かの錠剤検査にも用いられる。これにより、閾値数の増大及びそれによる処理量の増大を極力低減することができ、処理時間が長くなることによる生産性の低下も防止することができる。
【0078】
以上説明したことから明らかなように、この実施の形態における容器フィルム41の外観検査装置によれば、第1の閾値δを容器フィルム41に付着した物の殆ど全ての映像レベルよりも低く設定した上で検査し、長塊判定値Xとの比較において毛髪や繊維屑等の細長異物102を錠剤粉101等を区別して検出することができる。これにより、重大な欠陥である細長異物102を確実に排除しつつも、本来製品上問題のない錠剤粉101の付着を良品として処理することができる。
【0079】
しかも、広がりの大きい錠剤粉101についてはその周囲長も必然的に長くなるため、比較的面積が大きく製品上問題のある錠剤粉101の付着も、細長異物102と同時に異物と判定することができる利点がある。
【0080】
また、第2の閾値Zを製品上問題のない程度の錠剤粉101が検出されない程度の高い映像レベルに設定した上で検査したことで、製品上問題のない程度の錠剤粉101を異物とする誤判定を確実に防止しながら、大きな塊の異物103を確実に異物と判定することができる。
【0081】
しかも、微細粉末が大量に積もったような錠剤粉101については第2の閾値Zのレベルを越えるため、微細粉が大量に積もった製品上問題のある錠剤粉101の付着も同時に異物と判定することができる利点がある。
【0082】
そして、これらの両閾値δ及びZを用いた処理の協動によって、製品上問題のない程度の錠剤粉101を、毛髪や繊維屑等の細長異物102や大きな塊としての異物103のいずれとも区別することができる。その結果、多少の錠剤粉101の付着でも異物として判定していた従来の検査装置の場合と比べて生産性を向上させることができる。
【0083】
更に、異物103の連結成分を特定するために用いられる第2の閾値Zを利用して、錠剤1の検査も同時に行うことができるので、高速処理を維持したまま上記異物検査に加えて錠剤検査も行うことができる。
【0084】
なお、ステップS5及びステップS6において説明した周囲長による判定に代えて、長径、長径/短径比、ペラウンド(面積/周囲長)、外接周長等を用いてもよく、この場合も細長異物102を確実に異物判定しつつ、錠剤粉101の付着による異物判定頻度を低減し得る。
【0085】
また、容器フィルム41に光13を照射しその透過光で異物の検査を行うようにしたが、PTPシート43に光13を照射しその反射光で異物の検査を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態に係るシート(容器フィルム)の外観検査装置の長塊検出処理を示すフローチャート図である。
【図2】 シート(容器フィルム)の外観検査装置の異物検出処理を示すフローチャート図である。
【図3】 シート(容器フィルム)の外観検査装置の全体構成を示すブロック図である。
【図4】 PTP包装機の一部を示し、搬送中のシート(容器フィルム)の外観を撮像する部分を示した斜視図である。
【図5】 シート(容器フィルム)の外観検査装置の機能構成を示すブロック図である。
【図6】 (a)はシート(容器フィルム)の一部平面図、(b)は(a)の撮像ラインAでの映像信号を示す図である。
【図7】 PTP包装機の錠剤投入シャッターとCCDカメラとの同期について説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…錠剤、3…A/D変換器、10…画像処理装置、11…撮像装置としてのCCDカメラ、12…照明、13…光、14…シェーディング補正手段、16…画像メモリ、18…シェーディング補正テーブル、20…CPU、22…判定用メモリ、23…入出力インターフェース、24…外観検査結果及び統計データメモリ、25…モニタ、26…カメラタイミング制御手段、30…PTP包装機、41…容器フィルム、43…PTPシート、44…ポケット部、101…錠剤粉、102…細長異物、103…異物、D1,D2,D3…映像信号、δ…第1の閾値、Z…第2の閾値。
Claims (5)
- シートに形成された各ポケット部に錠剤を投入した後に、シート表面に付着した異物の有無を検査するシートの外観検査装置において、
前記シートからの透過光又は反射光から得られた映像信号を処理し、所定の許容範囲にある錠剤粉を異物でないと判定する画像処理装置を備え、
前記画像処理装置は、
所定の許容範囲にある錠剤粉を、毛髪,繊維屑等の細長い異物と区別する第1の区別手段と、
所定の許容範囲にある錠剤粉を、映像信号のレベルの違いとしてそれよりも明瞭に表れる異物と区別する第2の区別手段とを備え、
前記第2の区別手段は、
前記映像信号を、所定の許容範囲にある錠剤粉を越えるレベルとして設定された所定の閾値で二値化する二値化手段と、
その所定の閾値によって二値化された付着物を示す側の連結成分の面積を演算する演算手段と、
その演算された面積が所定値を越えた場合には異物であると判定する判定手段と
を備えたことを特徴とするシートの外観検査装置。 - 前記第1の区別手段は、
前記映像信号を所定の許容範囲にある錠剤粉や細長い異物を含めて検出可能なレベルとして設定された前記閾値とは別の閾値で二値化する別途の二値化手段と、
その別の閾値によって二値化された付着物を示す側の連結成分の周囲長を演算する前記演算手段とは別途の演算手段と、
その別途の演算手段にて演算された周囲長が所定値を越えた場合には異物であると判定する前記判定手段とは別途の判定手段と
を備えたことを特徴とする請求項1記載のシートの外観検査装置。 - 前記周囲長に代えて、連結成分の長径、長径/短径比、面積/周囲長比、又は外接周長を用いて、演算及び判定を行うようにしたことを特徴とする請求項2記載のシートの外観検査装置。
- 前記シートを透明材料で構成し、前記画像処理装置は、そのシートの透過光から得られた映像信号を処理するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシートの外観検査装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシートの外観検査装置を備えたことを特徴とするPTP包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25223899A JP4173257B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | シートの外観検査装置及びptp包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25223899A JP4173257B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | シートの外観検査装置及びptp包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001074667A JP2001074667A (ja) | 2001-03-23 |
JP4173257B2 true JP4173257B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=17234444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25223899A Expired - Fee Related JP4173257B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | シートの外観検査装置及びptp包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4173257B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108088402A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-29 | 东莞捷邦实业有限公司 | 基于ccd视觉检测的音箱用带网纱泡棉组件的检测方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5744414B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2015-07-08 | Ckd株式会社 | 錠剤検査装置及びptp包装機 |
JP6263519B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2018-01-17 | シグマ株式会社 | 内面検査装置 |
JP6606244B1 (ja) * | 2018-09-18 | 2019-11-13 | Ckd株式会社 | 外観検査装置及びptp包装機 |
JP7191173B1 (ja) * | 2021-09-17 | 2022-12-16 | Ckd株式会社 | 基板検査装置及び基板検査方法 |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP25223899A patent/JP4173257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108088402A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-29 | 东莞捷邦实业有限公司 | 基于ccd视觉检测的音箱用带网纱泡棉组件的检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001074667A (ja) | 2001-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110023742B (zh) | 检查装置及ptp包装机 | |
JP6062584B1 (ja) | Ptp包装機 | |
JPH06138056A (ja) | 固体上の異物検査方法 | |
JP3640247B2 (ja) | 錠剤の外観検査装置及びptp包装機 | |
JP3929647B2 (ja) | 錠剤の外観検査装置及びptp包装機 | |
JP2006189354A (ja) | 外観検査装置及びptp包装機 | |
JP4173257B2 (ja) | シートの外観検査装置及びptp包装機 | |
JP5993358B2 (ja) | 検査装置及びptp包装機 | |
JP4030716B2 (ja) | 錠剤の外観検査装置およびptp包装機 | |
JP3549752B2 (ja) | Ptpシートの外観検査装置及びptp包装機 | |
JP2004257929A (ja) | 転写箔欠点検査装置 | |
JP4658703B2 (ja) | 個数検査装置及び個数検査方法 | |
JPH07333156A (ja) | 糊付状態検査装置 | |
JP3557081B2 (ja) | 捺印錠剤の外観検査方法と捺印錠剤の外観検査装置 | |
JP3761313B2 (ja) | 錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置とブリスタシート包装機 | |
JP4034222B2 (ja) | 錠剤を包装したptpシートの外観検査装置及びptp包装機 | |
JP3461136B2 (ja) | 錠剤の外観検査装置およびptp包装機 | |
JP6606244B1 (ja) | 外観検査装置及びptp包装機 | |
JP2004317187A (ja) | 外観検査装置及びptp包装機 | |
JP3580319B2 (ja) | カプセル剤のバンドシール検出方法及びバンドシール検出装置 | |
JP2006313070A (ja) | 容器の検査方法 | |
JP3494561B2 (ja) | 錠剤の外観検査方法と錠剤の外観検査装置 | |
JP7292865B2 (ja) | 透明ビン検査装置及び透明ビン検査方法 | |
JP2005010036A (ja) | 外観検査装置 | |
JP2005153982A (ja) | 蓋ずれ検知装置及び蓋ずれ検知方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080812 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080813 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4173257 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140822 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |