JP4169481B2 - 静的高さを一定に保つ、空気ばねを有する車両用座席 - Google Patents

静的高さを一定に保つ、空気ばねを有する車両用座席 Download PDF

Info

Publication number
JP4169481B2
JP4169481B2 JP2000607846A JP2000607846A JP4169481B2 JP 4169481 B2 JP4169481 B2 JP 4169481B2 JP 2000607846 A JP2000607846 A JP 2000607846A JP 2000607846 A JP2000607846 A JP 2000607846A JP 4169481 B2 JP4169481 B2 JP 4169481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
vehicle seat
vibration
shut
static height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000607846A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002540008A (ja
Inventor
ローハウ シュテファン
リーカー ライナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isringhausen GmbH and Co KG
Original Assignee
Isringhausen GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isringhausen GmbH and Co KG filed Critical Isringhausen GmbH and Co KG
Publication of JP2002540008A publication Critical patent/JP2002540008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4169481B2 publication Critical patent/JP4169481B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/501Seat suspension devices actively controlled suspension, e.g. electronic control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/502Seat suspension devices attached to the base of the seat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/505Adjustable suspension including height adjustment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/506Seat guided by rods
    • B60N2/508Scissors-like structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/52Seat suspension devices using fluid means
    • B60N2/525Seat suspension devices using fluid means using gas

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【0001】
本発明は、座席使用者の重量に関係なく車両用座席の所定の静的高さを一定に保つために機械的な振動系と空気ばねとを用いて振動可能に支持された、請求項1の上位概念に記載した車両用座席に関する。
【0002】
このような形式の車両用座席はドイツ連邦共和国特許第2753105号号明細書に基づき公知である。この車両用座席は制御板によって作動し、この作動板の端部側の切換えカムは、振動機構の振動行程が、車両の、一定に保ちたい静的高さを上回るかまたは下回った場合、振動行程に関連して排気弁の弁プランジャに乗り上がる。これにより空気ばね内の空気圧は相応して高められるまたは減じられる。各振動行程の後で、かつ一定に保とうとする静的な高さに達成する直前に、弁プランジャに乗り上げた、制御板の切換えカムが再び切換えカムから引き下ろされることにより、それぞれ開放されている弁が再び閉鎖される。
【0003】
弁の開閉時における一定に保とうとする静的な高さの互いに異なる、振動行程−切換位置の間隔を得るために、公知の車両用座席ではいわゆるトレーリング制御板(Nachschlepp-Steuerscheibe)によって作動する。はさみ状リンク装置・振動系(Scherenlenker-Schwingsystem)の連結部材に取り付けられた連行ピンはトレーリング領域・切欠の端部に接触し弁プランジャに乗り上げられた、制御板の切換えカムを再び弁の弁プランジャから引き下げることができるまで、各振動行程の反動運動に応じてまず所定のトレーリング領域を制御板のトレーリング領域・切欠内で貫通しなければならない。
【0004】
この従来技術から本発明は出発する。本発明の課題はこのような形式のトレーリング制御機構において騒音問題および摩滅問題を減少させることである。
【0005】
さらに従来の車両用座席では常に、それぞれ調整された静的高さから上方に向けて端部ストッパに当接するまで座席が振動可能であるという欠点が存在していた。これは座席上方部分が運転手ともども、例えば立ち上がる際に上方の端部ストッパに当接するまで振動し得ることを意味している。例えば100mmの高さ調整領域と例えば±40mmの振動行程とのためには、下方の高さ調整位置において上方に向かって140mmの振動距離が存在することを意味している。生じる結果として例えば降車時に運転手の損傷が考えられる。
【0006】
故に本発明の別の課題は、前記した欠点を回避するために最大振動を調整可能にした車両用座席を提供することである。
【0007】
騒音問題は従来のトレーリング制御装置ではまず第1に、振動機構に取り付けられた連行ピンが機能に基づいて制御板のトレーリング領域・切欠の端部に当接し、かつ切換カムが弁プランジャに乗り上がる前に、制御板の切換カムも弁の弁プランジャに当接することによって引き起こされている。この当接による騒音は汚染されるに連れて、ひいてはこれにより生ぜしめられるトレーリング・制御板の移行精度の劣化によってさらに大きくなる。
【0008】
公知であるトレーリング・制御板において生ぜしめられる摩滅問題は第1に制御板の切換カムと弁の弁プランジャにおいて生じる。これらの摩滅問題は近年では車両用座席の空気ばねに圧縮空気を供給する、車両の固有の圧縮空気機構が、比較的圧縮レベルで作動する傾向にあることによって増大している。
【0009】
トレーリング制御の際に騒音および摩滅問題を減少させるという課題を解決するために、本発明では、静的な高さを一定に保つためにドイツ連邦共和国特許第2753105号明細書に記載された方法に基づき作動する車両において、前記した弁を有する前述した機械的なトレーリング制御板を廃止することができ、かつその代わりに弁と制御装置とを使用することができる。この制御装置は、弁がそれぞれ1つの遮断体(例えば円筒ピストン、球状体、もしくはこれに類するもの)を有しており、該遮断体が弁を開放するために閉鎖力に対して弁座から引き上げられるように成っており、この遮断体が強磁性材料から成っており、プラスチックから成る弁ケーシング内で支承されており、制御装置が、弁の開放するために永久磁石を有する制御レバーまたは制御スライダから形成されており、永久磁石が振動に関連して吸気弁の遮断体に接触することなく近づき、各遮断対が弁の開放位置において遮断体の上昇運動分小さく、しかし永久磁石に対して接触しない間隔を有しており、車両用座席が制御機構を有しており、該制御機構が少なくとも1つの偏心体と1つの遮断レバーとを有しており、前記偏心体と遮断レバーとが、車両用座席の振動に関連して互いに対して接触位置に至るまで運動可能であり、かつ前記偏心体と遮断レバーとが、各静的な高さ調整時に自動的かつ同時に車両用座席の一定の最大振動を調整するように協働し合うようになっていることを特徴としている。
【0010】
本発明による解決策は著しい利点を有している。
【0011】
一方では旋回可能な制御レバーまたは摺動可能な制御スライダにおいて位置決めされた永久磁石を使用することによって、構成部材の間の機械的な接触を行う必要なく、吸気弁または排気弁の遮断体を操作することが達成される。したがって構成部材間の摩滅問題は回避される。永久磁石を制御レバーまたは制御スライダに組み込むということが提案されており、これにより、同様に有効である磁界が、通流する電気導体を用いて形成される場合には、可動する部材に電流供給部を設置する必要がない。
【0012】
磁界の強さは、本発明の構成に基づきプラスチックから成る弁ケーシングに影響されない。弁の遮断体を製造するために使用される強磁性材料によっても同様に影響されない。この材料は磁界のために著しい磁界強化作用を有している。この磁界は一方では互いに向かいあって位置する、永久磁石の極面に、他方では各遮断体の極面に引き付け力を加える。この引きつけ力は永久磁石と遮断体との間の間隔にも関連している。
【0013】
物理的な実態は弁の開放位置において各遮断体は、弁座からの遮断体上昇運動分の僅かな間隔を永久磁石に対して有しているという、本発明の構成を利用している。磁性的な引きつけ力はより大きくなる。これは永久磁石を有する制御レバーまたは制御スライダが弁の遮断体と振動的に関連して往復動されると、弁は時間的に長く開放状態に保たれるという結果に基づいている。言い換えれば、弁の閉鎖時期は機械的なトレーリング制御板を有する従来技術のように、永久磁石の振動制御された運動に対して比較可能な形式でトレーリング(nachschleppen)され、かつ本発明に基づいたトレーリング工程では接触することなくひいては摩耗および騒音の少なく行われるという著しい利点を有している。
【0014】
本発明の請求項2に基づき、両弁(吸気弁および排気弁)が共通のプラスチック弁ケーシング内に収容されており(それ自体公知であるように)、したがって互いに対して方向付けされていて、各遮断体が互いに対して平行でかつ同じ方向に作用する、各弁座からの引き上げ運動を実施することをと特徴とする、実践に特に適した本発明の実施例が提案されている。この共通のプラスチック弁ケーシングは弁部材を著しく外部から影響、例えば汚染に対して気密に閉鎖したい。永久磁石を、弁ケーシングの外壁面に旋回可能に支承されている旋回レバーに取り付けたい。永久磁石を弁ケーシングの外壁面に振動に関連してかつ遮断体の引き上げ運動に対して直交して各遮断体に近付けたい。接近運動の最終位置では永久磁石の局面は平行であり、有利な形式では遮断体の平坦な底面の間隔に向かい合って位置している。
【0015】
車両用座席の静的な高さを一定に保つ本発明による解決策では、簡単かつコスト安な形式で、本発明の請求項3に基づいた振動機構の組み込まれた高さ調整部を組み合わせることもできる。弁ケーシングがはさみ状リンク装置・振動機構のはさみ状部材交差点における軸を中心にして旋回可能に支承されており、弁ケーシングの正確な旋回位置ははさみ状リンク装置と弁ケーシングとに固定された、引張り力および/または押付け力で負荷可能なボーデンワイヤを用いて、調整可能でかつ固定可能である。同様に有利には弁ケーシングの旋回位置は電気的に、有利には例えばポテンシオメータを介して作動制御可能な作動モータを用いて、調整される。したがって有利には車両用座席におけるメモリ効果によっても実現される。つまり予め規定された座席パラメータがメモリされていてこのパラメータを呼び出すことができる。
【0017】
本発明では静的な高さ調整部材を組み込まれた車両用座席が準備されている。この車両用座席は制御機構を有しており、この制御機構によって同時にかつ自動的に静的な高さ調整を行うために車両用座席の一定の最大振動が調整可能である。
【0018】
この制御機構は連行する高さストッパに相応しており、各調整された高さ位置において上方または下方に向かってまたは特に有利には上方にも下方にも座席の一定の最大振動もしくは座席の一定の自由振動距離を保証している。つまりどのような高さ位置にあっても車両用座席は調整されている。制御機構によって、調整された高さ位置からの車両用座席の規定可能な一定の振動が調整されるもしくは制御される。これにより、車両用座席が調整された高さ位置から自由に上方に向かってまたは下方に向かって端部ストッパに当接するまで振動して、場合によって生じ得るような、降車時に運転手が車両部分に接触損傷することが防止される。連行する高さストッパによって、車両用座席が例えば地面が平坦でない場所もしくは地面の凹凸部を走行する際に必要となる、運転手にとって快適な所定のばね弾性を有しており、また同時に、ばね弾性に連結した振動が運転手にとって不快にまたは邪魔になる程大きくなることを防止することが保証される。
【0020】
偏心体は円板、有利には外周面において少なくとも部分的に噛み合わされる表面を有した円板に対応している。この円板は円の中心点の外側で支承されている。この際、有利な形式ではこの円板は車両用座席の振動機構のはさみ状部材支承点において旋回可能に支承されている。有利にはこの偏心体状に歯環が配置されており、該歯環は同様にはさみ状部材支承点において旋回可能に支承されていてかつ偏心体に堅固に結合されている。
【0021】
遮断レバーは車両用座席の振動機構の内側はさみ状部材と外側はさみ状部材との間において運動可能に配置されていて、この遮断レバーは有利な形式では同様に少なくとも部分的に噛み合わされる表面を有している。
【0022】
偏心体と遮断レバーとは車両用座席の静止位置において互いに対して調整可能な所定の間隔を有しており、この場合、有利な形式では偏心体と遮断レバーとの、相応して噛み合わされる表面が互いに対向して位置している。
【0023】
車両用座席の振動機構が例えば上方に向かってばね緩衝されると、例えば地面の凹凸に基づき、遮断レバーと偏心体との間の相対運動が行われる。車両用座席の振動時には車両用座席の振動機構の内側はさみ状部材と外側はさみ状部材との間の角度が変化するか、もしくは内側はさみ状部材と外側はさみ状部材とに配置された遮断レバーの、偏心体に向かう方向の運動と平行して、上方に向かって車両用座席が振動する際に角度が大きくなる。つまり、停止位置からの車両用座席の振動が増大するにつれて車両用座席の振動機構の内側はさみ状部材と外側はさみ状部材の間の角度は大きくなっていき、これに関連して遮断レバーと偏心体との間の間隔は相応して小さく成っていく。この所定の振動において接触位置が得られている。この接触位置では、遮断レバーと偏心体とが、有利にはこれらの各噛み合わされる面が互いに接触し、ひいては車両用座席の別の振動を止める。
【0024】
振動機構を静的な高さ調整に車両用座席の最大振動を一定に保つようにために、はさみ状部材支承点において同時にかつ自動的に静的に高さ調整するために偏心体を半径方向で調整し、その結果高さ調整に相応して合わせられた別の接触点が、噛み合わされる偏心体面に形成されるので、遮断レバーと偏心体との間の間隔ひいては最大振動が一定に保たれる。つまり同じ最大振動もしくは同じ自由振動距離が上方に向かって、各調整された高さ位置のために実現されている。詳説すると、車両用座席の静的な高さの調整は車両用座席の振動機構の内側はさみ状部材と外側はさみ状部材との間の角度の相応した調整に対応している。これもすでに記載したように、偏心体に対して相対的な内側に配置された遮断レバーの動きを伴って行われる。つまり遮断レバーと偏心体との間の間隔がまず変位させられる。しかし一定の高さストッパを保証するために、遮断レバーと偏心体との間の間隔は車両用座席の各高さ位置において同じでなければならない。このことは本発明では、偏心体が、その都度の高さ位置調整時に遮断レバーの相対運動に相応して回動され、その結果遮断レバーと偏心体との間の間隔が一定に保たれることによって得られる。偏心体を円中心点の外側で支承することによっても田瀬英される。
【0025】
車両用座席の有利な実施例において、車両用座席のその都度の静的な高さ調整に対して相対的に自動的かつ同時に偏心体を調整することは伝動装置によって、有利には2段式伝動装置によって行われる。
【0026】
ここでは2段式の伝動装置は第1の歯付きクランクと第2の歯付きクランクとから構成されている。第1の歯付きクランクは有利には空気弁に堅固に結合されている。この空気弁は同様にはさみ状部材支承点において旋回可能に配置されている。第2の歯付きクランクは内側はさみ状部材において回動可能に支承されている。この第2の歯付きクランクは静的な高さを調整する際に空気弁と偏心体との間の異なる旋回角度を変換するために働く。そのために第2の歯付きクランクは互いに堅固に結合し合う、重なり合って配置された2つの歯環を有している。この場合、これらの歯環の直径は所望のもしくは要求された変換に相応して選択されている。偏心体と、第1の歯付きクランクと第2の歯付きクランクとは一方では第1の歯付きクランクの歯環が第2の歯付きクランクの両歯環の一方に係合し、他方では偏心体状に配置された歯環が第2の歯付きクランクの両歯環の他方に係合するように互いに配置されている。
【0027】
車両用座席の各高さ調整時にすでに記載してように、振動機構の内側はさみ状部材と外側はさみ状部材との間の角度が、高さ調整弁の位置を変位させることによって相応して変位される。これは同様にボーデンワイヤが作用する第1の歯付きクランクの回動を伴って行われる。この第1歯付きクランクの回動は噛み合いに基づき第2歯付きクランクの回動を生ぜしめ、この第2歯付きクランクの回動はまた、内側で互いに作用し合う相応した歯環に基づき、偏心体の回動を生ぜしめる。これらの歯環の直径を選択することによって、所定の高さ調整において偏心体と遮断レバーとの間の間隔が一定に保たれることにより、必要な変換比が規定される、つまり偏心体がどのくらいの角度で旋回されなければならないかが規定される。
【0028】
弁調整角度は有利には15〜50゜、特に有利には30〜40゜、さらに有利には33〜37゜である。歯付きクランク2の調整角度は有利には50〜140゜、有利には70〜110゜、特に有利には90゜であり、偏心体の調整角度は100〜210゜、特に有利には130〜190゜、さらに有利には165〜175゜である。これにより得られる、弁と偏心体との間の変換比は予め選択された調整角度から規定され、特に有利には約1:4.7である。
【0029】
次に図面に基づき本発明の実施例を詳説する。
【0030】
図1〜図4には、それぞれ弁作動部材が対応配置している制御レバーの種々異なる旋回位置における本発明による空気弁が示されている。
【0031】
図5,6には、本発明の空気弁を有するはさみ状リンク装置・振動機構の概略的な側面図が示されている。
【0032】
図7〜9には、車両用座席の最大旋回を自動的に調整するための本発明による制御機構を有する車両用座席の側面図が示されている。
【0033】
図5にはすでに公知であるような車両用座席のためのはさみ状リンク装置・振動機構の概略的な側面図が示されている。このはさみ状リンク装置10,11は図面で見て左側でそれぞれ固定支承部12,13によって、かつ図面で見て右側でそれぞれ自由支承部(水平方向摺動支承部14,15)によって、座席フレームにまたは座席フレーム内において、かつ車両用座席の底部フレームにまたは底部フレーム内において支承されている。さらにこの振動機構は空気ばね(公知であるので図示は省略)を有しており、この空気ばねは振動機構を振動可能に支持しており、この空気ばねの内部圧は吸気(空気圧の上昇)と排気(空気圧の低下)によって制御されるので、車両用座席は各座席使用者の重量に関係なく予め規定された静的な高さの分だけ振動する。つまり振動は一定に保たれる。
【0034】
静的な高さを自動的に一定に保つために、いわゆる空気弁16が働く(図5参照)。この空気弁16のプラスチックケーシングには吸気弁と排気弁とが組み込まれている。この吸気弁および排気弁については図1〜図4に基づいて後で詳説する。吸気弁は図5に示した圧縮空気管路Aを介して空気ばねに接続されていて、かつ圧縮空気管路Pを介して車両の固有の圧縮空気供給部に接続されている。
【0035】
空気弁16ははさみ状リンク装置・振動機構のはさみ状部材交差点における軸線17上に載置されていて、この軸線17を中心にして空気弁16を旋回させることができる。このために本発明の請求項3に基づいてボーデンワイヤ30が設けられている。このボーデンワイヤ30は一方では空気弁16に作用し、他方でははさみ状リンク装置11に固定されている。このボーデンワイヤは引張り力および/または押付け力で負荷可能であり、これによりボーデンワイヤを用いて空気弁の正確な旋回位置が調整可能でかつ固定可能である。
【0036】
以下に図1から図4に基づき詳説するように、空気弁16には制御レバー(旋回レバー)18が支承されており、この制御レバー18を用いて、空気弁16に組み込まれた吸気弁および排気弁を制御することができる。この制御レバー18は振動行程に関連して連行ピン19によって運動させられる。この連行ピン19は振動機構のはさみ状リンク装置11に固定されている。
【0037】
ボーデンワイヤ30を用いて空気弁16の正確な旋回位置を振動機構の連行ピン19に対して相対的に変化させると、座席を振動させたい分の、車両用座席の静的な高さが変化する。このことは図5と図6とを比較することによって明らかである。図5では車両用座席の静的な高さは上方の高さ位置Hであり、図6では静的な高さは下方の高さ位置Hである。
【0038】
車両用座席の振動機構のための組み込まれたこのように高さ調整可能性はすでに公知であるトレーリング制御板との組合せにおいてもすでに構成されているが(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3333604号明細書)、この構成は非常にコスト高でかつ損傷を受けやすい。振動機構の連行ピン19に対して相対的に本発明による空気弁16をボーデンワイヤを用いて調整する解決策は極めて簡単であり、高い運動確実性を有している。
【0039】
図1〜図4には、制御レバー18を有する本発明による空気弁16がより詳しく示されている。この制御弁は図1のa,図2のa,図3のaに関連して図4に示したように、空気弁の弁ケーシングの外壁面21で旋回ピン20において支承されている。制御レバー18の下側部分には永久磁石22が埋め込まれて配置されている。この永久磁石22の極面は弁ケーシングの外壁面21上をほぼ接触することなく狭い範囲で運動する。
【0040】
図1のaおよび図2のaおよび図3のaには制御レバーの主な3つの旋回位置が示されている。つまり図1のaでは、制御レバーが、吸気弁も排気弁も閉鎖されている、車両用座席の静的高さをとる中間位置にある。図2のaでは制御レバーは排気弁が開放されている旋回位置にあり、図3のaでは制御レバーは吸気弁が開放されている旋回位置にある。
【0041】
図1のa,図2のa,図3のaには図1のaの断面平面I−I,図2のaの断面平面II−II,図3のaの断面平面III−IIIを通る各断面に相応した図1のb,図2のb,図3のbの横断面図が対応している。この横断面図は弁作動状態を示している。
【0042】
図1のbでは永久磁石22が中央位置にある。2つの遮断体23,24は永久磁石22の磁界を捉えないかもしくは僅かにしか捉えないので、遮断体23に対応配置された弁座25と一緒に遮断体23によって形成される排気弁も、遮断体24に対応配置された弁座26と一緒に遮断体24によって形成される吸気弁も、各閉鎖ばね27,28によって閉鎖されている。
【0043】
図2のbでは制御レバー18の永久磁石22が左側の旋回位置に位置しているので、強磁性的な遮断体23は永久磁石22の磁界を捉え、磁界強化するように作用する。比較的高い磁束密度により生ぜしめられる力が、遮断体23を閉鎖ばね27の力に抗して弁座25から引き離すので、排気弁23/25は開放され、したがって圧縮空気を空気ばねから圧縮空気接続部Aと流出開口Eとを介して逃すことができる。
【0044】
図3のbでは排気弁23/25は閉鎖されており、永久磁石22は吸気弁24/26の遮断体24の前に位置している。これに相応して、吸気弁24/26は開放されており、自動車の搭載回路網からの圧縮空気は圧縮空気接続部Pとバイパス管路29とを介して、空気ばねに延びる圧縮空気管路Aに到達する。
【0045】
図1のbおよび図2のbおよび図3のbに示した種々異なる弁作動状態の横断面図から、共通のプラスチック弁ケーシング内において全ての弁構成部材がコンパクトにかつ気密に配置されていることが明らかである。これらの弁はカプセル化された構造形式において騒音を少なく作動し、汚染することなく簡単に機能する。閉鎖された弁ケーシングの外側で運動する永久磁石は弁構成部材との機械的な接触を有していない。したがって制御レバーと弁構造体との間の摩滅問題は排除される。
【0046】
図7には車両用のはさみ状リンク装置・振動機構の側面図が示されている。この場合、振動機構は本発明による制御機構を有しており、これにより静的な高さ調整と同時にかつ自動的に車両用座席の最大振動が調整可能である。
【0047】
図7に示した本発明による有利な実施例では制御システムが、位置調整可能な偏心体40と遮断レバー45とから成っている。この偏心体40は振動機構のはさみ状部材支承点41において回動可能に支承されている。この遮断レバー45は同様に可動であり、有利な形式では振動機構の内側はさみ状部材10と外側はさみ状部材11との間に配置されている。例えば地面の起伏に基づき、振動機構が上方に向かってばね緩衝されると、同時にかつ自動的に遮断レバー45と偏心体40との間での相対運動が生ぜしめられる。これにより最終的に、遮断レバー45の噛合い面46が同様に偏心体40の噛合い面42に当接され、これにより最大振動が得られる。
【0048】
図8には本発明による制御機構を有する、別の本発明による車両用座席のはさみ状リンク装置・振動機構の側面図が示されている。この制御機構は同様に調整可能な偏心体40と遮断レバー45とを有している。
【0049】
さらに制御機構は2段式の伝動装置50を有している。この伝動装置50が第1の歯付きクランク51と第2の歯付きクランク52とから成っている。
【0050】
2段式の伝動装置50に基づき、はさみ状部材支承点41における偏心体40の位置調整が実現される。各高さ調整の際に最大の車両用座席の振動が一定であるようにするために、静的な高さ調整に応じて偏心体40を相応して位置調整する必要がある。
【0051】
第1の歯付きクランク51は同様にはさみ状部材支承点41上で旋回可能に配置されている空気弁16に堅固に結合されている。第2の歯付きクランク52は内側はさみ状部材10において回動可能に支承されており、静的な高さを調整する際に空気弁16と偏心体40との間の種々異なる旋回角度を変換するために働く。この第2の歯付きクランク52は互いに重なり合って配置された、それぞれ異なる直径を有する2つの歯環を有している。両歯環の一方は、第1の歯付きクランクの歯環に係合するように第1の歯付きクランク51に対して相対的に配置されている。車両用座席の静的な高さが変化すると、これに伴って回動可能に支承された第1の歯付きクランク51が回動する。第1歯付きクランク51が第2の歯付きクランク52の2つの歯環の一方と噛み合うことに基づき、同時に第2の歯付きクランク52が回動される。この回動によって再び、第2の歯付きクランク52の2つの歯環のうち他方の歯環が、偏心体40に配置されたかつこの偏心体に堅固に結合された歯環47と噛み合うことに基づき、偏心体40の相応した回動が生ぜしめられる。これにより、高さ調整に相応して適合された、噛み合わされる偏心体面との接触点が得られ、したがっって最大振動は一定に保たれる。空気弁16の旋回角度は静的な高さの調整時において0°〜40°の領域にある。
【0052】
各静的な高さにおいて、静止状態の遮断レバー45と偏心体40との間の一定の間隔を保つために、旋回角度を相応して、0°〜170°の領域にあるようにしなければならない。この必要な変換は2段式の伝動装置50によって行われる。
【0053】
図9には本発明による車両用座席の振動機構の別の実施例が示されている。
【0054】
空気弁16は相応した圧縮空気管路を介して空気ばねもしくは車両の固有の圧縮空気供給部に接続されている。
【0055】
空気弁16はすでに記載したようにはさみ状部材支承点において回動可能に配置されている。この空気弁16を回動させるために、ボーデンワイヤ30が設けられている。このボーデンワイヤ30は一方では、当該ボーデンワイヤ30を第1の歯付きクランク51に堅固に結合させる固定点53に作用し、他方でははさみ状リンク装置に配置された、引張りばね55との第1の歯付きクランクの固定点54において、引張りばね55を介して歯付きクランク51に結合されている。この歯付きクランク51は再び空気弁16に接続されている。このボーデンワイヤ30は引張り力および/または押付け力で負荷可能であり、したがってボーデンワイヤ30を用いて空気弁16の旋回位置が調整可能でかつ固定可能である。図8にすでに示した2段式の伝動装置50を用いて空気弁16の調整に相応して偏心体40が自動的に調整される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御レバーの1旋回位置に相応して弁作動状態を示した本発明による空気弁である。
【図2】 制御レバーの1旋回位置に相応して弁作動状態を示した本発明による空気弁である。
【図3】 制御レバーの1旋回位置に相応して弁作動状態を示した本発明による空気弁である。
【図4】 制御レバーの1旋回位置に相応して弁作動状態を示した本発明による空気弁である。
【図5】 本発明による空気弁を有するはさみ状リンク装置・振動機構の概略的な側面図である。
【図6】 本発明による空気弁を有するはさみ状リンク装置・振動機構の概略的な側面図である。
【図7】 車両用座席の最大振動を自動的に調整するための本発明による制御機構を備えた車両用座席の概略的な側面図である。
【図8】 車両用座席の最大振動を自動的に調整するための本発明による制御機構を備えた車両用座席の概略的な側面図である。
【図9】 車両用座席の最大振動を自動的に調整するための本発明による制御機構を備えた車両用座席の概略的な側面図である。
【符号の説明】
10,11 はさみ状リンク装置
12,13 固定支承部
14,15 自由支承部
16 空気弁
17 軸線
18 制御レバー
19 連行ピン
20 旋回ピン
21 外壁
22 永久磁石
23,24 遮断体
25,26 弁座
27,28 閉鎖ばね
30 ボーデンワイヤ
40 偏心体
41 はさみ状リンク部材支承点
42 噛合い面
45 遮断レバー
46 噛合い面
47 歯環
50 2段式伝動装置
51 第1の歯付きクランク
52 第2の歯付きクランク
53 固定点、 54 固定点
55 引張りばね

Claims (4)

  1. 機械的な振動機構と空気ばねとを用いて振動可能に支持されている車両用座席であって、
    前記振動機構が、制御装置を用いて、空気ばねのための吸気弁または排気弁を振動行程に関係して作動させることにより、該車両用座席の静的な高さが、各座席使用者の重量に関係なく一定に保たれるようになっており、
    これにより排気弁が、静的な高さを超えて上昇する振動行程によって開放され、かつ吸気弁が、静的高さを下回って降下する振動行程によって開放され、前記吸気弁および排気弁が、前記振動行程の運動転換後にかつ静的高さに到達する前に閉鎖されるようになっており、
    弁の閉鎖時における、静的高さからの振動行程切換位置の間隔が、弁の開放時における、静的高さからの振動行程切換位置の間隔より、所定のトレーリング領域の分小さく形成されている形式のものにおいて、
    弁が各1つの遮断体(23,24)(シリンダピストンまたは球状部材またはこれに類するもの)を有しており、該遮断体(23,24)が、弁を開放するために閉鎖ばね(27,28)の力に抗して弁座(25,26)から引き上げられるようになっており、
    前記遮断体(23,24)が強磁性材料からなっていて、プラスチックから成る弁ケーシング内で支承されており、
    弁を開放するための制御装置が、永久磁石(22)を備えた制御レバー(18)または制御スライダから成っており、前記永久磁石(22)が、振動行程に関連して吸気弁(24/26)の遮断体にまたは排気弁(23/25)の遮断体に接触することなく近接されており、その結果、各遮断体(23,24)が、弁の開放位置において、弁座からの遮断体の引き上げ運動の分だけ小さな、前記永久磁石に対して接触しない間隔を有しており、
    車両用座席が制御機構を有しており、該制御機構が少なくとも1つの偏心体(40)と1つの遮断レバー(45)とを有しており、前記偏心体(40)と遮断レバー(45)とが、車両用座席の振動に関連して互いに対して接触位置に至るまで運動可能であり、かつ前記偏心体(40)と遮断レバー(45)とが、各静的な高さ調整時に自動的かつ同時に車両用座席の一定の最大振動を調整するように協働し合うようになっていることを特徴とする、静的高さを一定に保つ、空気ばねを有する車両用座席。
  2. 吸気弁の遮断体(24)と排気弁の遮断体(23)とが、互いに平行で同方向に作動する、弁座(26,25)からの引き上げ運動可能に共通の弁ケーシング内に配置されており、
    該弁ケーシングによって、遮断体と各引上げ運動空間とが著しく気密に外部の影響から閉鎖されており、
    永久磁石(22)が制御レバー(18)に固定されており、該制御レバー(18)が弁ケーシングの外壁面に旋回可能に支承されており、該制御レバー(18)が、振動行程に関連して永久磁石を弁ケーシングの外壁面に近接させ、かつ遮断体の引き上げ運動に対して直交する方向で各遮断体に近接させるようになっていて、その結果、この近接動の終端状態において永久磁石(22)の極面は平行平面で、有利には各遮断体(23,24)の平坦な底面の間の間隔において向かいあって位置している、請求項1記載の車両用座席。
  3. 前記弁ケーシングが、はさみ状リンク装置・振動機構のはさみ状部材交差点における軸線(17)を中心にして旋回可能に支承されており、
    弁ケーシングの正確な旋回位置が、はさみ状リンク装置と弁ケーシングとに固定された、引張り力および/または押付け力で負荷可能なボーデンワイヤ(30)を用いて調整可能かつ固定可能である、請求項2記載の車両用座席。
  4. 偏心体(40)が、2段式の伝動装置(50)を用いて、各静的な高さ調整に対して相対的に調整可能である、請求項1から3までのいずれか1項記載の車両用座席。
JP2000607846A 1999-03-26 2000-03-26 静的高さを一定に保つ、空気ばねを有する車両用座席 Expired - Fee Related JP4169481B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19915138.5 1999-03-26
DE19915138A DE19915138C2 (de) 1999-03-26 1999-03-26 Luftgefederter Fahrzeugsitz mit Konstanthaltung der statischen Höhe
PCT/EP2000/002664 WO2000058125A1 (de) 1999-03-26 2000-03-26 Luftgefederter fahrzeugsitz mit konstanthaltung der statischen höhe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002540008A JP2002540008A (ja) 2002-11-26
JP4169481B2 true JP4169481B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=7903428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000607846A Expired - Fee Related JP4169481B2 (ja) 1999-03-26 2000-03-26 静的高さを一定に保つ、空気ばねを有する車両用座席

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6616116B1 (ja)
EP (1) EP1165345B1 (ja)
JP (1) JP4169481B2 (ja)
AT (1) ATE242706T1 (ja)
AU (1) AU4290600A (ja)
DE (2) DE19915138C2 (ja)
WO (1) WO2000058125A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4040910B2 (ja) * 2002-05-31 2008-01-30 富士機工株式会社 シートリフターのストッパー構造
FR2844752B1 (fr) * 2002-09-19 2004-11-05 Airbus France Dispositif et systeme pour le filtrage des mouvements vibratoires d'un support de passager, et support de passager equipe d'un tel systeme
DE102005017713B4 (de) 2005-04-15 2007-10-31 Grammer Ag Fahrzeugsitz mit verformbarer Rückenlehne
DE102006017774B4 (de) 2006-04-15 2014-02-13 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit einem höhenverstellbaren Sitzgestell
US7887033B2 (en) * 2006-06-06 2011-02-15 Deere & Company Suspension system having active compensation for vibration
US7694946B2 (en) * 2006-06-06 2010-04-13 Deere & Company Suspension system having active compensation for vibration
US8616305B2 (en) * 2006-08-11 2013-12-31 Schlumberger Technology Corporation Fixed bladed bit that shifts weight between an indenter and cutting elements
DE102006058441B3 (de) * 2006-12-09 2008-04-17 Keiper Gmbh & Co.Kg Fahrzeugsitz, insbesondere Nutzfahrzeugsitz
DE102006059745A1 (de) * 2006-12-18 2008-06-19 Grammer Ag Luftfeder für einen Fahrzeugsitz sowie Fahrzeugsitz mit einer derartigen Luftfeder
US7506932B2 (en) * 2007-05-31 2009-03-24 H.O. Bostrom Company, Inc. Adjustable jockey seat assembly
DE102007032897B4 (de) * 2007-07-14 2014-05-28 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit einem Grundrahmen und einem gegenüber diesem Grundrahmen realtivbeweglichen Sitzrahmen
DE102007056700B4 (de) * 2007-11-24 2012-03-29 Grammer Aktiengesellschaft Vorrichtung mit einem Federungssystem sowie Verfahren zur Einstellung eines Federungssystems
DE102008013794B3 (de) * 2008-03-07 2009-07-09 Keiper Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz, insbesondere Nutzfahrzeugsitz
DE102008022045B3 (de) * 2008-05-03 2009-07-30 Grammer Ag Fahrzeugsitz mit einer Einrichtung zur Steuerung eines pneumatisch geregelten Federungssystems
DE102008052960B4 (de) * 2008-10-23 2014-02-13 Grammer Aktiengesellschaft Federungsschwingungssystem zur Schwingungsreduzierung
DE102008056200B4 (de) * 2008-11-06 2014-04-03 Grammer Aktiengesellschaft Scherengestell für einen Fahrzeugsitz, Fahrzeugsitz, insbesondere Kraftfahrzeugsitz, und Verfahren zum Herstellen eines Unterbaus eines Fahrzeugsitzes
DE102009005381B4 (de) * 2009-01-21 2013-05-08 Grammer Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Federn einer Masse und Verfahren zum Einstellen und/oder Betreiben einer Fluidfeder
US8585004B1 (en) 2009-01-26 2013-11-19 Atwood Mobile Products Llc Air ride seat pedestal with independent height adjustment
AT508044A1 (de) * 2009-04-07 2010-10-15 Siemens Ag Oesterreich Verfahren zur steuerung einer luftfederanordnung eines fahrzeuges
DE102010026569B4 (de) * 2009-07-28 2014-03-27 Grammer Aktiengesellschaft Regelungseinrichtung zur Reduzierung einer Schwingungsbewegung einer federkraftbeaufschlagten schwingenden Vorrichtung
DE102009037635B4 (de) * 2009-08-14 2016-01-21 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Luftfederungseinrichtung eines Fahrzeugs mit magnetisch gesteuertem Steuerventil
DE102010010290B4 (de) 2010-03-04 2017-10-26 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit Gleitelement
KR20120017162A (ko) * 2010-08-18 2012-02-28 한일이화주식회사 차량용 시트 높이조절장치
DE102010035888B4 (de) 2010-08-30 2018-05-09 Grammer Ag Fahrzeugsschwingungsvorrichtung
DE102010045114B4 (de) 2010-09-13 2019-12-19 Grammer Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben einer Fahrzeugdämpfungseinrichtung für einen Fahrzeugsitz / eine Fahrzeugkabine und Fahrzeugdämpfungseinrichtung für einen Fahrzeugsitz / eine Fahrzeugkabine
DE102010054752B4 (de) 2010-09-13 2012-06-28 Grammer Aktiengesellschaft Gefederte Mehrpunktlagerung für Fahrzeuge mit Elastomerfederelement
DE102010046489B3 (de) * 2010-09-20 2012-01-05 Keiper Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz, insbesondere Nutzfahrzeugsitz
DE102010046799B4 (de) * 2010-09-22 2012-06-06 Keiper Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz, insbesondere Nutzfahrzeugsitz
DE102010048210B4 (de) 2010-10-13 2021-09-16 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit Fluidfeder
DE102010051325B4 (de) 2010-11-16 2020-11-26 Grammer Aktiengesellschaft Sitzfuß für einen Personensitz
DE102010055344A1 (de) 2010-12-21 2012-06-21 Grammer Aktiengesellschaft Horizontale Sitzverstellung mit Stellglied
DE102010055342B4 (de) 2010-12-21 2015-03-26 Grammer Aktiengesellschaft Horizontale Sitzfedereinrichtung
DE102011009530B4 (de) 2011-01-26 2014-04-10 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugschwingungsvorrichtung, Fahrzeugsitz oder Fahrgastzelle bzw. Fahrzeugkabine eines Fahrzeuges
DE102011015364B4 (de) 2011-03-28 2012-10-11 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit einer Tragstruktur
CA2800592C (en) * 2011-12-22 2019-01-08 Baultar I.D. Inc. Small footprint scissor suspension mechanism
DE102012001990B3 (de) * 2012-02-02 2013-04-18 Isringhausen Gmbh & Co. Kg Steuerventil für eine Luftfeder sowie Fahrzeugsitz mit einem Steuerventil
DE102016112119B4 (de) * 2016-07-01 2023-09-14 Grammer Aktiengesellschaft Federungsvorrichtung
CN106333533B (zh) * 2016-10-19 2024-01-09 河北光华荣昌汽车部件有限公司 座椅高度的调节装置和座椅
CN108930826A (zh) * 2017-05-24 2018-12-04 慈溪市维克多自控元件有限公司 一种记忆高度阀、气囊座椅及汽车

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2373413A1 (fr) * 1976-12-08 1978-07-07 Sifra Siege suspendu pour tout vehicule
DE2753105A1 (de) * 1977-11-29 1979-06-07 Isringhausen Geb Luftgefederter fahrzeugsitz
FR2409880B1 (fr) 1977-11-29 1986-04-25 Pietsch Helge Siege suspendu de vehicule
DE3003578A1 (de) * 1980-02-01 1981-08-06 Franz Kiel GmbH, 8860 Nördlingen Luftgefederter sitz, insbesondere fahrersitz fuer kraftfahrzeuge
US4397440A (en) * 1980-11-03 1983-08-09 Uop Inc. Vehicle seat having height adjustment, automatic weight adjustment and protected ride zone
DE3219371A1 (de) * 1982-05-19 1983-11-24 Gebr. Isringhausen, 4920 Lemgo Luftgefederter fahrzeugsitz mit automatischer gewichtseinstellung
DE3312732A1 (de) * 1983-04-07 1984-10-11 Gebr. Isringhausen, 4920 Lemgo Verfahren zur ueberwachung der soll-mittellage von luftsitzen
DE3333604A1 (de) 1983-09-14 1985-03-28 Gebr. Isringhausen, 4920 Lemgo Luftgefederter fahrzeugsitz
US4589620A (en) * 1983-12-20 1986-05-20 Tachikawa Spring Co., Ltd. Seat with an air suspension
DE3814359C2 (de) * 1988-04-28 1994-04-28 Cornelius Dipl Ing Lungu Magnetventil mit permanentmagnetischer Schließkraft
US5125631A (en) * 1989-02-01 1992-06-30 Sears Manufacturing Company Seat suspension with cam support member and spring assisted height adjustment
DE4137509C1 (ja) * 1991-11-14 1993-01-21 Siemens Ag, 8000 Muenchen, De
US5176355A (en) * 1991-12-09 1993-01-05 Carter John W Control for height of a seat
CA2129785C (en) 1993-08-30 2001-10-02 Donald L. Stephens Seat suspension
DE4335199C1 (de) * 1993-10-15 1995-05-11 Grammer Ag Abgefederter Fahrzeugsitz
US5975508A (en) * 1995-09-06 1999-11-02 Applied Power Inc. Active vehicle seat suspension system
US5735509A (en) * 1996-02-08 1998-04-07 Sears Manufacturing Company Seat suspension assembly
US5927679A (en) * 1997-04-21 1999-07-27 Milsco Manufacturing Company Adjustable vehicle seat suspension
IL125067A (en) * 1997-06-25 2002-02-10 Saginomiya Kk Replacement valve with rotary switch
DE19803750B4 (de) * 1998-01-30 2007-12-20 Gudzulic, Miro, Dipl.-Ing. (FH) Vorrichtung für vollautomatische Gewichtseinstellung und Höhenmessung eines gefederten Personensitzes

Also Published As

Publication number Publication date
EP1165345B1 (de) 2003-06-11
DE19915138C2 (de) 2003-12-11
US6616116B1 (en) 2003-09-09
EP1165345A1 (de) 2002-01-02
ATE242706T1 (de) 2003-06-15
DE50002536D1 (de) 2003-07-17
AU4290600A (en) 2000-10-16
JP2002540008A (ja) 2002-11-26
WO2000058125A1 (de) 2000-10-05
DE19915138A1 (de) 2000-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4169481B2 (ja) 静的高さを一定に保つ、空気ばねを有する車両用座席
US6276756B1 (en) Height adjusting assembly for a chair
JP4920166B2 (ja) ダブル駆動装置として形成された家具駆動装置
JPH0520199Y2 (ja)
US4365442A (en) Automatic door control system
JPH10311444A (ja) 多方弁
US20180072192A1 (en) Height adjusting mechanism for a vehicle seat, in particular a utility vehicle seat, and vehicle seat, in particular utility vehicle seat
WO2004023937A1 (en) Height-adjusters for saddles of bicycles
EP1069359A3 (en) Pilot operated flow regulating valve
FR2827398A1 (fr) Module de commande actionne au pied ou a la main
RU2000124931A (ru) Стул
KR100451657B1 (ko) 차량용 의자의 높이 조절식 충격 완화장치
JPH04107140U (ja) 手動リモコン式ドアミラー
KR960003459Y1 (ko) 차량용 아웃사이드 백밀러(Out Side Back Mirror)의 경사각 조정장치
EP1070629B1 (en) Weight adjusting mechanism for a suspension seat
US4099742A (en) Control valve device for vehicle air springs
JP2542265B2 (ja) 斜板式ポンプの容量制御装置
JP2773896B2 (ja) マッサージ機
JPH0449958Y2 (ja)
JPH10118962A (ja) 液体式位置自在決め装置
CN210368201U (zh) 一种抬压脚结构及缝纫机
JPH078307Y2 (ja) 車両用シートのエアサスペンション装置
KR20220132756A (ko) 의자 높이 조절장치
JP2007333971A (ja) 原稿圧着板の開閉装置
JPH0953473A (ja) 排気ブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080410

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080709

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4169481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees