JP4169009B2 - ガラスラン - Google Patents

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Description

本発明は、車両の本体またはドアに形成されたウインドウフレームに取着されるガラスランに関するものである。
図5に示すように、この種のガラスラン101としては、その本体部102が、底壁部103と、その底壁部103の両端から延びる一対の側壁部104とにより、断面略コの字状に形成されている。前記側壁部104の先端には、前記本体部102内に向かって延びる一対のガラスシール部105が形成されている。また、前記各側壁部104には、外方に向かって延びる保持リップ106が形成されている。
そして、この保持リップ106を車両側のウインドウフレーム107内に形成された溝部108に係合させることにより、前記本体部102をウインドウフレーム107内に保持するようになっている。この状態で、ドアガラス109が閉止されると、前記ガラスシール部105がドアガラス109の内外両側面に弾性的に当接して、そのドアガラス109の車内側と車外側との間がシールされる。
また、前記底壁部103におけるウインドウフレーム107との対向面103a上には、ウインドウフレーム107とガラスラン101との間への水の潜り込みによる車内への水の侵入を防ぐために、断面略台形状のシール突部110が形成されている。
ところで、近年、車両に対する嗜好の多様化に伴い、前記車両の車体形状も急速に多様化している。このような背景の中、前記ウインドウフレーム107の構造上の制約より、側壁部104が延長されたガラスラン101の使用が要求されることがある。このようなガラスラン101においては、本体部102のふらつきを抑制するために、できるだけ側壁部104の先端に近い位置で、かつ確実に前記本体部102を保持することが要求される。
ところで、前記従来構成においては、保持リップ106とウインドウフレーム107の溝部108との係合により、本体部102を保持している。ところが、前記のように側壁部104が延長されたガラスラン101においては、その側壁部104の剛性は必然的に低下することになる。このため、前記保持リップ106と溝部108との係合力が不足がちになり、ガラスラン101のウインドウフレーム107に対する保持性が不安定になることがあるという問題があった。
また、前記ウインドウフレーム107内にガラスラン101を挿入させる際に、前記シール突部110がウインドウフレーム107の内底面107aに当接する、いわゆる「底づき」を生じる。このようにガラスラン101が底づいてしまうと、ガラスラン101をウインドウフレーム107内で溝部108の高さ方向に移動させにくくなる。このため、前記保持リップ106と溝部108との係合操作に支障を来して、ウインドウフレーム107に対するガラスラン101の装着性が著しく低下するという問題があった。この問題をガラスラン101、ウインドウフレーム107ともに、その加工精度を上げて厳密に管理することにより回避しようとすれば、製造コストの高騰は避けられないものとなる。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的としては、ウインドウフレームに対する保持性、装着性等の組付性を向上することのできるガラスランを提供することにある。
前記目的を達成するために、本願請求項1に記載の発明は、底壁部(18)とその底壁部(18)の両端から延びる車内側及び車外側側壁部(19,20)とからなる本体部(17)と、車両の本体またはドアに形成されたウインドウフレーム(12)内に形成された溝部(28,30,31,33)に係合して前記本体部(17)をウインドウフレーム(12)内に保持する複数の保持部(24,25,26)と、ガラス(22)の車内側と車外側とをシールするためのガラスシール部(21)とを有するガラスラン(13)において、前記底壁部(18)の前記ガラス(22)とは反対側の部位である前記ウインドウフレーム(12)の内底面(12a)との対向面に、前記内底面(12a)に対し弾性的に当接して所定のたわみ代(L2)分だけ変形する反撥リップ(35)及びシールリップ(34)それぞれ車内側側壁部(19)側の端部車外側側壁部(20)側の端部に設け、前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)を前記底壁部(18)から鋭角状をなすように延びる突条に形成し、前記車内側側壁部(19)には前記複数の保持部(24,25,26)の内の車内側主保持リップ(25)と車内側補助リップ(26)を前記車内側側壁部(19)から車内側に延びるように形成し、前記車外側側壁部(20)の底壁部(18)側には、前記保持部としての車外側保持リップ(24)を前記車外側側壁部(20)から車外側に延びるように形成し、前記本体部(17)をウインドウフレーム(12)に組み付ける際に、前記車内側側壁部(19)前記車内側主保持リップ(25)と車内側補助リップ(26)を前記溝部(28,30,31,33)の内の第1溝部(31)と第2溝部(33)とにそれぞれ入り込ませ、前記車外側保持リップ(24)を前記溝部(28,30,31,33)としての折り返し部(28,30)に入り込ませ、前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)をウインドウフレーム(12)の内底面(12a)に弾性的に当接させるとともに前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)の弾性変形による押し戻し力により、前記車内側主保持リップ(25)と前記第1溝部(31)、前記車内側補助リップ(26)と前記第2溝部(33)、及び前記車外側保持リップ(24)と前記折り返し部(28,30)とがそれぞれ係合するように形成したことを要旨とするものである。
この本願請求項1に記載の発明では、本体部(17)をウインドウフレーム(12)に挿入する際には、反撥リップ(35)及びシールリップ(34)がウインドウフレーム(12)の内底面(12a)当接した状態で弾性変形され、ウインドウフレーム(12)内においてガラスラン(13)の溝部(31,32)の高さ方向での移動が許容される。このため、ガラスラン(13)のウインドウフレーム(12)に対する装着時における移動の自由度が向上される。
また、反撥リップ(35)及びシールリップ(34)をウインドウフレーム(12)の内底面(12a)に弾性的に当接させるとともに反撥リップ(35)及びシールリップ(34)の弾性変形による押し戻し力により、車内側主保持リップ(25)及び車内側補助リップ(26)が溝部(31,33)と係合するように形成したため、この車内側主保持リップ(25)及び車内側補助リップ(26)において強い係合力が発揮され、同車内側主保持リップ(25)及び車内側補助リップ(26)における係合力が、一層高められる。特に、底壁部と保持部との距離が長くなり側壁部の剛性が低下するようなガラスランにおいて、上記作用を効果的に実現することができる。
さらに、シールリップ(34)及び反撥リップ(35)が底壁部(18)から鋭角状をなすように延びる突条で構成されている。このため、前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)をより弾性変形しやすいものにでき、ガラスランの一層組付性を向上することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、装着時におけるガラスランのウインドウフレーム内での高さ方向での移動の自由度を向上できるとともに、保持部における係合力を大きく高めることができる。従って、ガラスランのウインドウフレームに対する組付性を大きく向上することができる。
以下に、本発明のガラスランの一実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。
図3に示すように、車両のドア11には、ドアガラス22の外周形状に対応したウインドウフレーム12が形成されている。このウインドウフレーム12の下辺部を除く他の辺部の内周側には、これに沿って、例えばエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)等のゴム、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の熱可塑性エラストマー、軟質ポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂、あるいは、これらのポリマーブレンド物製のガラスラン13が取り付けられる。
このガラスラン13は、前記ウインドウフレーム12の横枠部に対応する第1押出成形部14と、同ウインドウフレーム12の縦枠部に対応する第2押出成形部15と、それらの各押出成形部14,15を連結する型成形部16からなっている。前記各押出成形部14,15は、公知の押出成形法により成形され所定の長さに裁断されたものとなっている。また、前記型成形部16は、公知の射出成形法に形成され、前記ウインドウフレーム12のコーナー部に対応するようになっている。
図1(a)及び図1(b)は前記第1押出成形部14の断面を、図2(a)及び図2(b)は前記第2押出成形部15の断面を、それぞれ示したものである。
また、図1(a)及び図2(a)は各押出成形部14,15の自由状態を、図1(b)及び図2(b)は各押出成形部14,15をウインドウフレーム12に組み付けた状態(それぞれ図3のA−A線、B−B線における断面に対応)を、それぞれ示したものである。
図1(a)及び図2(a)に示すように、前記各押出成形部14,15には、中央に断面略コの字状の本体部17が形成されている。この本体部17は、底壁部18と、その両端からほぼ垂直に延びる一対の側壁部、つまり車内側側壁部19及び車外側側壁部20とからなっている。
前記各側壁部19,20の先端からは、一対のガラスシール部21が前記底壁部18に向けて突出形成されている。このガラスシール部21は、図1(b)及び図2(b)に示すように、ドアガラス22の内外両面に対して摺動可能、かつ弾性的に当接するようになっている。このガラスシール部21は、ガラスラン13内におけるドアガラス22の昇降を案内するとともに、ドアガラス22が閉止された状態で車内外をシールする役割を担っている。
なお、前記ウインドウフレーム12の縦枠部に対応する第2押出成形部15においては、車外側のガラスシール部21の基端部の近傍に、前記本体部17から離間する方向に突出する補助リップ23が形成されている。この補助リップ23は、車外側のガラスシール部21の基端部の剛性を上げてガラスシール部21のドアガラス22に対する押圧力を高めるとともに、ガラスシール部21とドアガラス22との間に形成されるV溝状の隙間への風の侵入を防ぐ役割を担っている(図2(b)参照)。
前記車外側側壁部20の底壁部18側には、外方に延びる保持部としての車外側保持リップ24が形成されている。この車外側保持リップ24は、前記ウインドウフレーム12に組み付けられた際に、そのウインドウフレーム12の溝部を構成するモール27の折り返し部28またはドア11のアウタパネル29の折り返し部30に係合するようになっている。
また、前記車内側側壁部19には、その先端の近傍に保持部としての車内側主保持リップ25が、その底壁部18側に保持部としての車内側補助保持リップ26が、それぞれ外方に延びるように形成されている。
この車内側主保持リップ25は、前記ウインドウフレーム12に組み付けられた際に、そのウインドウフレーム12の溝部を構成する第1溝部31のフランジ部32に嵌合するようになっている。このフランジ部32は、前記第1溝部31においてウインドウフレーム12の内底面12aから遠い側の開口端からその内底面12a側に向かって折り曲げ形成されている。すなわち、このフランジ部32は、溝部31(ウインドウフレーム12)の高さ方向に突出形成されている。
また、前記車内側主保持リップ25は、その先端を前記フランジ部32の先端に対し所定のラップ代L1をもって乗り越えさせて、前記第1溝部31に嵌合されている。前記車内側補助保持リップ26は、前記ウインドウフレーム12に組み付けられた際に、そのウインドウフレーム12の溝部を構成する第2溝部33に係合するようになっている。
そして、これらの車外側保持リップ24と前記各折り返し部28,30との係合、車内側主保持リップ25とフランジ部32との嵌合、及び、車内側補助保持リップ26と第2溝部33との係合により、ガラスラン13の本体部17がウインドウフレーム12内に保持されるようになっている。
前記底壁部18の前記ドアガラス22とは反対側、つまり前記ウインドウフレーム12の内底面12aとの対向面18aにおいて、その車外側側壁部20側には、可撓性突部をなす突条としてのシールリップ34が前記底壁部18に対して鋭角状に一体形成されている。また、前記底壁部18の前記対向面18aにおけるの車内側側壁部19側には、同じく可撓性突部をなす突条としての反撥リップ35が、前記シールリップ34とは異なる方向を指向して前記底壁部18に対して鋭角状に一体形成されている。
前記型成形部16は、その断面形状が前記第1押出成形部14の断面形状から第2押出成形部15の断面形状へと連続的に変化するように形成されている。
従って、以上のように構成された本実施形態によれば、以下のような作用及び効果を得ることができる。
(イ) 本実施形態のガラスラン13では、底壁部18のウインドウフレーム12の内底面12aとの対向面18aには、前記内底面12aに対し弾性的に当接するシールリップ34及び反撥リップ35が設けられている。
このため、ガラスラン13のウインドウフレーム12内への挿入時において、前記シールリップ34及び反撥リップ35が前記内底面12aに当接しても、それら両リップ34,35の弾性変形が許容される。従って、ガラスラン13のウインドウフレーム12内における高さ方向での移動の自由度が高められ、ガラスラン13のウインドウフレーム12に対する装着性を向上することができる。
また、シールリップ34は、前記ウインドウフレーム12の内底面12aに弾性的に当接することにより、前記モール27またはアウタパネル29とガラスラン13との間に潜り込んだ水の車内への侵入を阻止する。そして、反撥リップ35は、前記ウインドウフレーム12の内底面12aに弾性的に当接することにより、シールリップ34をも乗り越えた水の車内への侵入を阻止する。このように、ウインドウフレーム12に沿った車外から車内への水の侵入を二重のシールで阻止することができて、ガラスラン13のシール性を向上することができる。
(ロ) 本実施形態のガラスラン13では、車内側側壁部19に設けられた車内側主保持リップ25が、所定のラップ代L1をもってウインドウフレーム12の第1溝部31の開口端に形成されたフランジ部32を乗り越えて嵌合するようになっている。
このため、この車内側主保持リップ25とフランジ部32とにおける本体部17の保持力を高めることができて、ガラスラン13のウインドウフレーム12に対する保持性を向上することができる。
(ハ) 本実施形態のガラスラン13では、前記シールリップ34及び反撥リップ35が、ウインドウフレーム12内に所定のたわみ代L2分だけ弾性変形された状態で組み付けられるようになっている。
このため、前記両リップ34,35において、所定量の押し戻し力が発生する。ここで、反撥リップ35における押し戻し力は、車内側側壁部19を介して、車内側主保持リップ25及び車内側補助保持リップ26に伝達される。これにより、車内側主保持リップ25及び車内側補助保持リップ26が、それぞれ前記フランジ部32及び第2溝部33の内面に強く押しつけられる。そして、車内側主保持リップ25とフランジ部32との嵌合力及び車内側補助保持リップ26と第2溝部33との係合力が高められる。
また、シールリップ34における押し戻し力は、車外側側壁部20を介して、車外側保持リップ24に伝達される。これにより、車外側保持リップ24が、前記モール27の折り返し部28またはアウタパネル29の折り返し部30に強く押しつけられる。そして、車外側保持リップ24と前記各折り返し部28,30との係合力が高められる。
従って、前記本体部17の前記フランジ部32、第2溝部33及び前記モール27の折り返し部28またはアウタパネル29の折り返し部30に対する保持力を、大きく向上することができる。そして、ガラスラン13のウインドウフレーム12に対する保持性を大きく向上することができる。
(ニ) 本実施形態のガラスラン13では、ウインドウフレーム12の第1溝部31のフランジ部32と所定のラップ代L1をもって嵌合する車内側主保持リップ25が車内側側壁部19の先端の近傍に設けられている。しかも、その車内側主保持リップ25とフランジ部32との嵌合力は、反撥リップ35の押し戻し力により大きく高められている。
この場合、車内側側壁部19に関して、一方の固定端は車内側主保持リップ25の先端となり、他方の固定端は底壁部18の反撥リップ35の先端となる。このため、両固定端間の距離が長くなって、前記車内側側壁部19の剛性が低下することになる。
しかしながら、前記のような本体部17の保持構成は、前記のように車内側主保持リップ25とフランジ部32との嵌合力が大きく高めらている。このため、前記のような剛性が不足がちになるガラスラン13においても、本体部17を、そのふらつきの発生を抑制しつつ、前記ウインドウフレーム12内に確実に保持することができる。従って、前記のような本体部17の保持構成は、固定端間の長い側壁部を有するガラスラン13に特に好適である。
(ホ) 本実施形態のガラスラン13では、シールリップ34及び反撥リップ35が底壁部18から鋭角状をなすように延びる突条で構成されている。
このため、前記両リップ34,35をより弾性変形しやすいものにでき、ガラスラン13の一層組付性を向上することができる。
(ヘ) 本実施形態のガラスラン13では、シールリップ34及び反撥リップ35が底壁部18に対して押出成形または型成形により一体形成されている。
このため、ガラスラン13の製造時における工程数の増加を招くことがなく、ガラスラン13の製造コストを低く抑えることができる。
(変更例)
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態における反撥リップ35に代えて、図4に示すように、EPDM、TPO、軟質ポリ塩化ビニル等からなり、可撓性突部を構成するコーキングスポンジ41を配置してもよい。
このように構成しても、前記各実施形態における(イ)〜(ニ)と同様に効果が得られる。
・ 前記実施形態における第2溝部33の開口端にもフランジ部を設け、そのフランジ部に対して車内側補助保持リップ26を所定のラップ代をもって嵌合するようにしてもよい。また、前記車外側保持リップ24をモール27の折り返し部28に対して所定のラップ代をもって嵌合するようにしてもよい。
これらのように構成すれば、本体部17の保持性をさらに高めることができる。
・ 前記実施形態では、ウインドウフレーム12をドア11に形成し、そのウインドウフレーム12に対してガラスラン13を組み付ける構成とした。これに対して、車両のボディ本体にウインドウフレーム12を形成し、そのウインドウフレーム12に対してガラスラン13を組み付ける構成としてもよい。
・ 前記実施形態における反撥リップ35とシールリップ34とを同じ方向を指向するように形成してもよい。
これらのように構成しても、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(a)は自由状態における、(b)はウインドウフレームに組み付けた状態における本発明の一実施形態のガラスランの第1押出成形部を示す断面図。 (a)は自由状態における、(b)はウインドウフレームに組み付けた状態における本発明の一実施形態のガラスランの第2押出成形部を示す断面図。 ガラスランを組み付けた状態の車両のドアを示す側面図。 本発明のガラスランの変更例を示す断面図。 従来のガラスランを示す断面図。
符号の説明
11…ドア、12…ウインドウフレーム、12a…内底面、13…ガラスラン、17…本体部、18…底壁部、19…車内側側壁部、20…車外側側壁部、21…ガラスシール部、22…ガラスとしてのドアガラス、25…保持部としての車内側主保持リップ、26…保持部としての車内側補助保持リップ、31…溝部としての第1溝部、33…溝部としての第2溝部、34…可撓性突部を構成する突条としてのシールリップ、35…可撓性突部を構成する突条としての反撥リップ、41…可撓性突部を構成するコーキングスポンジ。

Claims (1)

  1. 底壁部(18)とその底壁部(18)の両端から延びる車内側及び車外側側壁部(19,20)とからなる本体部(17)と、車両の本体またはドアに形成されたウインドウフレーム(12)内に形成された溝部(28,30,31,33)に係合して前記本体部(17)をウインドウフレーム(12)内に保持する複数の保持部(24,25,26)と、ガラス(22)の車内側と車外側とをシールするためのガラスシール部(21)とを有するガラスラン(13)において、
    前記底壁部(18)の前記ガラス(22)とは反対側の部位である前記ウインドウフレーム(12)の内底面(12a)との対向面に、前記内底面(12a)に対し弾性的に当接して所定のたわみ代(L2)分だけ変形する反撥リップ(35)及びシールリップ(34)それぞれ車内側側壁部(19)側の端部車外側側壁部(20)側の端部に設け、前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)を前記底壁部(18)から鋭角状をなすように延びる突条に形成し、前記車内側側壁部(19)には前記複数の保持部(24,25,26)の内の車内側主保持リップ(25)と車内側補助リップ(26)を前記車内側側壁部(19)から車内側に延びるように形成し、前記車外側側壁部(20)の底壁部(18)側には、前記保持部としての車外側保持リップ(24)を前記車外側側壁部(20)から車外側に延びるように形成し、前記本体部(17)をウインドウフレーム(12)に組み付ける際に、前記車内側側壁部(19)前記車内側主保持リップ(25)と車内側補助リップ(26)を前記溝部(28,30,31,33)の内の第1溝部(31)と第2溝部(33)とにそれぞれ入り込ませ、前記車外側保持リップ(24)を前記溝部(28,30,31,33)としての折り返し部(28,30)に入り込ませ、前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)をウインドウフレーム(12)の内底面(12a)に弾性的に当接させるとともに前記反撥リップ(35)及びシールリップ(34)の弾性変形による押し戻し力により、前記車内側主保持リップ(25)と前記第1溝部(31)、前記車内側補助リップ(26)と前記第2溝部(33)、及び前記車外側保持リップ(24)と前記折り返し部(28,30)とがそれぞれ係合するように形成したガラスラン。
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