JP4165487B2 - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主駆動軸を駆動する内燃機関(エンジン)で発電機を駆動し、その発電機でモータを駆動して4輪駆動状態を実現する車両の駆動力制御装置に関するものである。
従来の車両の駆動力制御装置としては、車両がロールバックしていると判断したとき、モータの電機子電流及び界磁電流の少なくとも一方を通常時の電流値に比べて低い値となるように減少制御することで、発進時にモータから車輪までの動力伝達系に過大な負荷がかかることを防止するというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−23887号公報
しかしながら、上記従来の車両の駆動力制御装置にあっては、車両がロールバックしている間減少制御を継続するので、減少制御の時間が長すぎるとロールバック状態から発進状態への移行が妨げられて4WD性能が悪化するという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ロールバック状態で発進操作した際の過大トルク発生を防止すると共に4WD性能を確保することができる車両の駆動力制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両の駆動力制御装置は、ロールバック検出手段で車両がロールバックしていることを検出し、前記ロールバック検出手段で車両がロールバックしていると判断したときに発進操作をしたとき、トルク指令値制限手段で、実モータトルクが所定値を超えてから所定時間だけ前記目標トルク指令値を制限し、当該トルク指令値制限手段は、ロールバック速度が大きいほど前記目標トルク指令値を小さい値に制限する。
また、本発明に係る車両の駆動力制御装置は、ロールバック検出手段で車両がロールバックしていることを検出し、前記ロールバック検出手段で車両がロールバックしていると判断したときに発進操作をしたとき、トルク指令値制限手段で所定時間だけ前記目標トルク指令値を制限し、当該トルク指令値制限手段は、ロールバック速度が大きいほど前記目標トルク指令値を小さい値に制限する。
本発明によれば、車両がロールバックしている状態で発進操作をしたとき、モータの目標トルク指令値を実モータトルクが所定値を超えてから所定時間だけ制限するので、ドライブシャフト上にクラッチ容量を越える過大なトルクが発生することを抑制して、計画トルク値内に収めることができ、クラッチ容量アップによるコスト増加を回避することができると共に、4WD性能の悪化を防止することができるという効果が得られる。また、実モータトルクが所定値を越えない低トルク状態ではモータの目標トルク指令値の制限処理を非作動とすることができるという効果が得られる。
さらに、車両がロールバックしている状態で発進操作をしたとき、モータの目標トルク指令値を所定時間だけ制限すると共に、ロールバック速度が大きいほど当該目標トルク指令値を小さい値に制限するので、ロールバック速度に応じた適切な目標モータトルクの制限処理を行うことができるという効果が得られる。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る車両のシステム構成を説明する図である。
この図1に示すように、本実施形態の車両は、左右前輪1L、1Rが、内燃機関であるエンジン2によって駆動される主駆動輪であり、左右後輪3L、3Rが、モータ4によって駆動可能な従駆動輪である。上記エンジン2の出力トルクTeは、変速機30及びディファレンスギア31を通じて左右前輪1L、1Rに伝達される。
上記変速機30には、現在の変速のレンジを検出するシフト位置検出手段32が設けられ、該シフト位置検出手段32は、検出したシフト位置信号を4WDコントローラ8に出力する。
上記変速機30は、不図示の変速制御部からのシフト命令に基づき変速操作を行う。変速制御部は、例えば車速とアクセル開度に基づく変速シフトスケジュールをテーブルなどの情報として有していて、現在の車速及びアクセル開度に基づき変速点を通過すると判定するとシフト命令を変速機30に出力する。
上記エンジン2の吸気管路14(例えばインテークマニホールド)には、メインスロットルバルブ15とサブスロットルバルブ16が介装されている。メインスロットルバルブ15は、アクセル開度指示装置(加速指示操作部)であるアクセルペダル17の踏み込み量等に応じてスロットル開度が調整制御される。このメインスロットルバルブ15は、アクセルペダル17の踏み込み量に機械的に連動するか、あるいは当該アクセルペダル17の踏み込み量を検出するアクセルセンサ40の踏み込み量検出値に応じて、エンジンコントローラ18が電気的に調整制御することで、そのスロットル開度が調整される。上記アクセルセンサ40の踏み込み量検出値は、4WDコントローラ8にも出力される。
また、サブスロットルバルブ16は、ステップモータ19をアクチュエータとし、そのステップ数に応じた回転角により開度が調整制御される。上記ステップモータ19の回転角は、モータコントローラ20からの駆動信号によって調整制御される。なお、サブスロットルバルブ16にはスロットルセンサが設けられており、このスロットルセンサで検出されるスロットル開度検出値に基づいて、上記ステップモータ19のステップ数はフィードバック制御される。ここで、上記サブスロットルバルブ16のスロットル開度をメインスロットルバルブ15の開度以下等に調整することによって、運転者のアクセルペダルの操作とは独立して、エンジン2の出力トルクを制御することができる。
また、エンジン2の回転数を検出するエンジン回転数検出センサ21を備え、エンジン回転数検出センサ21は、検出した信号をエンジンコントローラ18及び4WDコントローラ8に出力する。
また、符号34はブレーキペダルであって、そのブレーキペダル34のストローク量がブレーキストロークセンサ35によって検出される。該ブレーキストロークセンサ35は、検出したブレーキストローク量を制動コントローラ36及び4WDコントローラ8に出力する。
制動コントローラ36は、入力したブレーキストローク量に応じて、各車輪1L、2R、3L、3Rに装備したディスクブレーキなどの制動装置37FL、37FR、37RL、37RRを通じて、車両に作用する制動力を制御する。
また、符号39は、駆動モードスイッチであって、2WDと4WDとの切替指令を出力するものである。
また、上記エンジン2の回転トルクTeの一部は、無端ベルト6を介して発電機7に伝達されることで、上記発電機7は、エンジン2の回転数Neにプーリ比を乗じた回転数Nhで回転する。
上記発電機7は、図2及び図3に示すように、出力電圧Vを調整するための電圧調整器22(レギュレータ)を備え、4WDコントローラ8の発電機制御部8Eからの発電機制御指令値c1(デューティ比)に応じた界磁電流Ifhに調整することで、エンジン2に対する発電負荷及び発電する電圧Vが制御される。すなわち、電圧調整器22は、発電機制御部8Eから発電機制御指令c1(デューティ比)を入力し、その発電機制御指令c1に応じたデューティ比に発電機7の界磁電流Ifhを調整すると共に、発電機7の出力電圧Vを検出し4WDコントローラ8に出力する。
なお、発電機7の回転数Nhは、エンジン2の回転数Neからプーリ比に基づき演算することができる。
その発電機7が発電した電力は、電線9を介してモータ4に供給可能となっている。その電線9の途中にはジャンクションボックス10が設けられている。上記モータ4(電動機)の駆動軸は、減速機11及びクラッチ12を介して後輪3L、3Rに接続可能となっている。符号13はデフを表す。
また、上記ジャンクションボックス10内には電流センサ23が設けられ、該電流センサ23は、発電機7からモータ4に供給される電力の電機子電流値Iatを検出し、当該検出した電機子電流Iatの信号を4WDコントローラ8に出力する。また、電線9を流れる電圧値(モータ4の電圧)が4WDコントローラ8で検出される。符号24は、リレーであり、4WDコントローラ8から指令によってモータ4に供給される電圧(電流)の遮断及び接続が制御される。
また、モータ4は、4WDコントローラ8からの指令によって界磁電流Ifmが制御され、その界磁電流Ifmの調整によって駆動トルクが目標トルク指令値である目標モータトルクTmに調整される。なお、符号25はモータ4の温度を測定するサーミスタである。
上記モータ4の駆動軸の回転数Nmを検出するモータ用回転数センサ26を備え、該モータ用回転数センサ26は、検出したモータ4の回転数信号を4WDコントローラ8に出力する。
また、各車輪1L、1R、3L、3Rには、車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRが設けられている。各車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRは、対応する車輪1L、1R、3L、3Rの回転速度に応じたパルス信号を車輪速検出値として4WDコントローラ8に出力する。
4WDコントローラ8は、図3に示すように、目標モータトルク演算部8A、モータ制御部8B、リレー制御部8C、クラッチ制御部8D、発電機制御部8E、及びロールバック検出手段としてのロールバック判断部8Fを備え、駆動モードスイッチ39が4WD状態の場合に作動する。
リレー制御部8Cは、発電機7からモータ4への電力供給の遮断・接続を制御し、4輪駆動状態となっている間は、リレー24を接続状態とする。
クラッチ制御部8Dは、上記クラッチ12の状態を制御し、4輪駆動状態と判定している間はクラッチ12を接続状態に制御する。
上記目標モータトルク演算部8Aは、余剰トルク演算部8Aa、加速アシストトルク演算部8Ab、及びモータトルク決定部8Acを備える。
余剰トルク演算部8Aaは、前輪の加速スリップに応じた余剰のエンジントルクを演算する手段であって、所定のサンプリング時間毎に、入力した各信号に基づき、図4に示す処理を行う。
すなわち、先ず、ステップS10において、車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRからの信号に基づき演算した、前輪1L、1R(主駆動輪)の車輪速から後輪3L、3R(従駆動輪)の車輪速を減算することで、前輪1L、1Rの加速スリップ量であるスリップ速度ΔVFを求め、ステップS20に移行する。
ここで、スリップ速度ΔVFの演算は、例えば、次のように行われる。
前輪1L、1Rにおける左右輪速の平均値である平均前輪速VWf、及び後輪3L、3Rにおける左右輪速の平均値である平均後輪速VWrをそれぞれ算出する。次に、上記平均前輪速VWfと平均後輪速VWrとの偏差から、主駆動輪である前輪1L、1Rの加速スリップ度合を示すスリップ速度(加速スリップ量)ΔVFを、下記式により算出する。
ΔVF=VWf−VWr
ステップS20では、上記求めたスリップ速度ΔVFが所定値、例えばゼロより大きいか否かを判定する。スリップ速度ΔVFが0以下と判定した場合には、前輪1L、1Rが加速スリップしていないと推定されるので、ステップS30に移行し、Tm1にゼロを代入した後、復帰する。
一方、ステップS20において、スリップ速度ΔVFが0より大きいと判定した場合には、前輪1L、1Rが加速スリップしていると推定されるので、ステップS40に移行する。
ステップS40では、前輪1L、1Rの加速スリップを抑えるために必要な吸収トルクTΔVFを、下記式によって演算してステップS50に移行する。この吸収トルクTΔVFは加速スリップ量に比例した量となる。
TΔVF=K1×ΔVF ………(1)
ステップS50では、現在の発電機7の負荷トルクTGを、下記式に基づき演算したのち、ステップS60に移行する。
TG=K2・(V×Ia)/(K3×Nh)
ここで、
V :発電機7の電圧
Ia:発電機7の電機子電流
Nh:発電機7の回転数
K3:効率
K2:係数
である。
ステップS60では、下記式に基づき、余剰トルクつまり発電機7で負荷すべき発電負荷トルクThを求め、ステップS70に移行する。
Th=TG+TΔVF
次に、ステップS70では、上記発電負荷トルクThが、仕様等から定まる発電機7の最大負荷容量HQより大きいか否かを判定する。発電負荷トルクThが当該発電機7の最大負荷容量HQ以下と判定した場合には、ステップS90に移行する。一方、目標発電負荷トルクThが発電機7の最大負荷容量HQを越えている場合には、ステップS80にて、発電負荷トルクThを最大負荷容量HQに制限してステップS90に移行する。
ステップS90では、上記発電機負荷トルクThに応じた第1目標モータトルクTm1を求めて処理を終了する。この第1目標モータトルクTm1は、前輪の加速スリップ量に応じた目標モータトルクとなる。なお、上記処理では、一度発電機での負荷トルクを求めてから第1目標モータトルクTm1を演算しているが、前輪の加速スリップ量に直接所定のゲインを乗算して第1目標モータトルクTm1を演算しても良い。
次に、加速アシストトルク演算部8Abの処理について説明する。
加速アシストトルク演算部8Abは、図5に示すマップに基づき、車両速度とアクセル開度θ(運転者による加速指示量)に応じた第2目標モータトルクTm2を演算する。この第2目標モータトルクTm2は、アクセル開度θが大きい程大きく且つ、車両速度が小さい程小さい値となり、所定車両速度以上ではゼロとなるように設定される。所定車両速度とは、例えば、車両が発進状態から脱したと推定される低速の車両速度とする。
この特性値は、第2目標モータトルクの最大値(図5中のCONSTの部分)が通常想定される路面での発進が可能と思われるモータトルクとなるように設定されている。
次に、モータトルク決定部8Acは、上記余剰トルク演算部8Aa及び加速アシストトルク演算部8Abが演算した第1及び第2目標モータトルクTm1、Tm2についてセレクトハイを行い、大きい方の値を目標モータトルクTmとして決定し、モータ制御部8Bに出力する。
次に、モータ制御部8Bの処理について、図6を参照しつつ説明する。モータ制御部8Bは、所定サンプリング時間毎に作動し、まず、ステップS200で、目標モータトルクTmが「0」より大きいか否かを判定する。Tm>0と判定されれば、前輪1L、1Rが加速スリップしているなど4輪駆動状態(モータ駆動要求状態)であるのでので、ステップS210に移行する。また、Tm≦0と判定されれば、4輪駆動状態(モータ駆動要求状態)でないので、ステップS270に移行して発電停止(目標発電トルクV=0)の信号など2輪駆動状態の各種の信号を出力して復帰する。
ステップS210では、4輪駆動状態から2輪駆動状態への移行か否かを判定し、2輪への移行と判定した場合にはステップS270に移行し、ステップS270にて、クラッチ制御部8Dにクラッチオフ指令を出力、発電停止(目標発電トルクV=0)などの4輪駆動終了処理を行った後に、復帰する。例えば、モータ回転数が許容限界回転数に近づいたと判定したり、変速機30のレンジが非駆動レンジ(パーキング又はニュートラル)となっていたりすると、2輪駆動状態への移行と判定する。一方、4輪駆動状態であればステップS215に移行する。
ステップS215では、クラッチ制御部8Dにクラッチオン指令を出力してステップS220に移行する。
次に、ステップS220では、モータ用回転数センサ21が検出したモータ4の回転数Nmを入力し、そのモータ4の回転数Nmに応じた目標モータ界磁電流Ifmを算出し、当該目標モータ界磁電流Ifmをモータ界磁電流の目標値とした後、ステップS230に移行する。なお、センサで検出された界磁電流値の目標モータ界磁電流Ifmに対する偏差に基づきフィードバック制御が行われる。
ここで、上記モータ4の回転数Nmに対する目標モータ界磁電流Ifmは、回転数Nmが所定回転数以下の場合には一定の所定電流値とし、モータ4が所定の回転数以上になった場合には、公知の弱め界磁制御方式でモータ4の界磁電流Ifmを小さくする。すなわち、モータ4が高速回転になるとモータ誘起電圧Eの上昇によりモータトルクが低下することから、上述のように、モータ4の回転数Nmが所定値以上になったらモータ4の界磁電流Ifmを小さくして誘起電圧Eを低下させることでモータ4に流れる電流を増加させて所要モータトルクを得るようにする。この結果、モータ4が高速回転になってもモータ誘起電圧Eの上昇を抑えてモータトルクの低下を抑制するため、所要のモータトルクを得ることができる。また、モータ界磁電流Ifmを所定の回転数未満と所定の回転数以上との2段階で制御することで、連続的な界磁電流制御に比べ制御の電子回路を安価にできる。
なお、所要のモータトルクに対しモータ4の回転数Nmに応じて界磁電流Ifmを調整することでモータトルクを連続的に補正するモータトルク補正手段を備えても良い。すなわち、2段階切替えに対し、モータ回転数Nmに応じてモータ4の界磁電流Ifmを調整すると良い。この結果、モータ4が高速回転になってもモータ4の誘起電圧Eの上昇を抑えモータトルクの低下を抑制するため、所要のモータトルクを得ることができる。また、なめらかなモータトルク特性にできるため、2段階制御に比べ車両は安定して走行できるし、常にモータ駆動効率が良い状態にすることができる。
次に、ステップS230では、後述する目標モータトルク制限処理を行って目標モータトルクTmを制限し、ステップS250に移行する。
ステップS250では、目標モータトルクTm及び目標モータ界磁電流Ifmを変数として、マップなどに基づき、対応する目標電機子電流Iaを求め、ステップS260に移行する。
ステップS260では、上記目標電機子電流Iaに基づき、目標モータトルクとするための目標発電電圧V(=Ia×R+E:Eはモータの誘起電圧、Rは発電機とモータとの間の抵抗)を演算し出力した後に、処理を終了する。
なお、発電機制御部8Eでは、現在の発電電圧を入力しつつ、上記目標発電電圧Vとなる発電機制御指令値を演算し、電圧調整器22を介して、その発電機制御指令c1に応じた値に発電機7の界磁電流Ifhを調整することで、発電機の出力電圧を制御する。
図7は、前記ステップS230で実行する目標モータトルク制限処理を示すフローチャートである。この目標モータトルク制限処理では、車両がロールバックしている状態で発進操作を行ったときに、目標モータトルクTmを所定時間だけ制限し、所定時間が経過したら制限前の通常状態に戻すような処理を行う。
先ずステップS231で車両がロールバックしているか否かを判定する。この判定は、後述するロールバック判断部8Fで設定したロールバック判定フラグFrが、車両がロールバックしていることを示す“1”にセットされているか否かによって行い、Fr=0であるときには、車両がロールバックしておらずモータは正転しているので、目標モータトルク指令値Tmを制限する必要はないと判断してステップS232に移行し、目標モータトルクTmの制限値であるモータトルク最大値Tmmaxを、通常値である正転時最大トルクSに設定する。
次いでステップS233に移行して、目標モータトルクTmの制限処理を行う時間を計測するタイマのカウント値Nを“0”にクリアしてから所定のメインプログラムに復帰する。
また、前記ステップS231の判定結果がFr=1であるときには、車両がロールバック中であると判断してステップS234に移行し、目標モータトルクTmの制限タイマカウントが開始されているか、即ちカウント値N>0であるか否かを判定する。そして、N=0でありタイマカウントが開始されていないときには、ステップS235に移行して高トルク指令判定を行う。この判定は、実モータトルクが所定の高トルク判定閾値TmTHを超えているか否かによって行い、高トルク判定閾値TmTH以下であるときにはそのまま所定のメインプログラムに復帰する。
一方、実モータトルクが高トルク判定閾値TmTHを超えているときには、ステップS236に移行して、目標モータトルクTmの制限値であるモータトルク最大値Tmmaxを出し渋り時最大トルクLに設定し、ステップS237に移行してカウント値Nをインクリメントしてから所定のメインプログラムに復帰する。
また、前記ステップS234の判定結果が、N>0であるときにはタイマカウントが開始されており、目標モータトルクTmの制限処理中であると判断してステップS238に移行し、カウント値Nが、目標モータトルク制限処理を継続する所定時間Tに相当する設定値Ns以上であるか否かを判定する。
ところで、車両がロールバック状態で発進する際、ドライブシャフト軸上にはクラッチ容量を越える過大なトルクが発生する。これは、ロールバック中にはモータの誘起電圧が低くなってジェネレータとの電位差が大きくなり、モータに電機子電流が流れ込むためである。また、モータの回転方向と逆向きに働く損失トルクが、正転時には電気的トルクから差し引かれるのに対し、ロールバック時には電気的トルクに加わるのも原因の一つである。
そこで前記所定時間Tは、ロールバック状態で発進する際の過大トルクが発生し終わると判断される時間(例えば、0.5s)に設定する。これにより、発進時の過大トルクが発生している間だけ目標モータトルクTmを制限することができる。
ステップS238の判定結果がN<Nsであるときには、目標モータトルクTmの制限処理が開始されてから所定時間が経過していないものと判断して前記ステップS236に移行し、N≧NsであるときにはステップS239に移行する。
ステップS239では、目標モータトルクTmの制限処理を徐々に解除するための処理を行う。具体的には、次式に示すように、モータトルク最大値TmmaxをトルクΔTだけ大きく設定する。
Tmmax=Tmmax+ΔT
次いでステップS240に移行して、この時点でのモータトルク最大値Tmmaxが出し渋り解除時最大トルクH以上であるか否かを判定し、Tmmax≧HであるときにはステップS241に移行してTmmax=Hに設定してから所定のメインプログラムに復帰する。また、前記ステップS240の判定結果がTmmax<Hであるときには、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。
このようにモータトルク最大値Tmmaxを設定することにより、各モータトルク最大値Tmmaxで目標モータトルクTmが制限されることになる。
この図7において、ステップS231及びステップS234〜S238の処理がトルク指令値制限手段に対応し、ステップS239〜S241の処理がトルク指令値制限解除手段に対応している。
次に、ロールバック判断部8Fでの処理について説明する。
このロールバック判断部8Fでは、車両がロールバックしているか否かを判断して、ロールバック判定フラグFrをモータ制御部8Bに出力する。このロールバック判断は、先ず、変速機30のシフトが前進駆動レンジか否かを判定し、その後、前進駆動レンジと判断した場合には、モータの誘起電圧Erが所定のロールバック判断閾値ErTH(例えば、0.6V)より小さいか否かを判断することによって行う。
モータ電圧Vm、モータ電機子電流Ia及びモータ抵抗Rに基づいて、次式をもとにモータの誘起電圧Erを算出する。
Er=Vm−Ia×R
そして、このようにして算出された誘起電圧Erがロールバック判断閾値ErTHより小さいときには、車両がロールバックしていると判断してロールバック判定フラグFrを“1”にセットし、Er≧ErTHであるときには、ロールバックしていないと判断してロールバック判定フラグFrを“0”にリセットする。
ここで、誘起電圧Erが所定のロールバック判断閾値ErTHより小さいか否かで、ロールバック状態であるか否かを判定できるのは、例えば、車両が前進するときにモータが回転する方向と同じ方向にモータが回転した場合に誘起電圧Erが正の方向に出力されるように設定しておくと、逆に回転した場合は、誘起電圧Erが負値となる。演算上、誘起電圧Erが負値の場合に、“0”とする処理を行うと、車輪速が所定値より高い(車輪が回転している)状態にあるにもかかわらず、誘起電圧Erが“0”となるので、ロールバック判断閾値ErTHより小さくなり、モータが前進方向に回転する場合と逆に回転しているとして、ロールバック状態を検出することができる。
また、上記ロールバック判断は、変速機のシフトが前進駆動レンジにあるときに後進してしまう状態として説明しているが、本発明はこれに限らず、変速機のシフトが後進駆動レンジにあるときに車両が前進してしまう状態もロールバック状態と判断することができる。この場合、変速機のシフトが後進駆動レンジにあるか否かを判定し、変速機のシフトが後進駆動レンジにあり、且つ、モータが車両前進方向に回転していると判定したときにロールバック状態であると判定することができる。
次に、エンジンコントローラ18の処理について説明する。
エンジンコントローラ18では、所定のサンプリング時間毎に、入力した各信号に基づいて図8に示すような処理が行われる。
すなわち、まずステップS300にて、主駆動輪である前輪1L、1Rの加速スリップ量ΔVを求めてステップS310に移行して、その加速スリップ量ΔVが目標スリップ量Tslipを越えているか否かを判定し、目標スリップ量Tslipを越えている場合にはステップS400に移行する。一方、加速スリップ量ΔVが目標スリップ量Tslip以下の場合には、ステップS320に移行する。なお、目標スリップ量Tslipは、例えばスリップ率で10%程度に設定される。
ステップS320では、アクセルセンサ40からの検出信号等に基づいて、運転者の要求する目標出力トルクTeNを演算して、ステップS330に移行する。
ステップS330では、スロットル開度やエンジン回転数Neなどに基づき、現在の出力トルクTeを算出してステップS340に移行する。
ステップS340では、現在の出力トルクTeに対する目標出力トルクTeNの偏差分ΔTeを下記式に基づき出力して、ステップS350に移行する。
ΔTe=TeN−Te
一方、ステップS400では、いわゆるエンジンTCS制御を行い、所定のTCSトルク変化分を上記偏差分ΔTeに代入してステップS350に移行する。
また、ステップS350では、その偏差分ΔTeに応じたスロットル開度αの変化分Δαを演算し、その開度の変化分Δαに対応する開度信号を上記ステップモータ19に出力して、復帰する。なお、上述の説明では、説明を分かりやすくするために、偏差分ΔTeに対応する開度信号Δαを出力するとしているが、実際には、トルク等の変化を滑らかにするために、起動のたびに所定のトルク増加分若しくはトルク減少分ずつ変化させている。
次に、本実施形態の動作について説明する。なお、駆動モードスイッチ39が4WD状態に操作されているものとする。
発進時において、前輪に加速スリップが発生する前には、アクセル開度に応じた目標モータトルクに基づきモータ及び発電機が制御される。さらに、路面μが小さいためや運転者によるアクセルペダル17の踏み込み量が大きいことで、主駆動輪1L、1Rである前輪1L、1Rが加速スリップすると、加速スリップに応じた目標モータトルクが演算され、この目標モータトルクと上記アクセル開度に応じた目標モータトルクとのセレクトハイが行われ、大きい側の目標モータトルクに基づきモータ及び発電機が制御される。これによって発進時における車両の加速性が向上する。
今、自車両がDレンジにシフトした状態で登坂路に停車し、発進に際し運転者がブレーキペダルから足を離してアクセルペダルを踏み込もうとするときに、車両が自動変速機のクリープトルクで停車を維持できずロールバックしたものとする。このとき、モータの誘起電圧Erはロールバック判断閾値ErTHより小さいので、ロールバック判断部8Fで車両がロールバックしていると判断してロールバック判断フラグFrを“1”にセットする。
図9は、車両がロールバックした状態で運転者がアクセルペダルを踏み込んだときのモータトルクの模式的なタイムチャートを示す図である。図9(a)はロールバック判断フラグFrの状態であり、Fr=1は車両がロールバックしている状態を示す。また、図9(b)は目標モータトルクの制限処理を行う時間を計測するタイマのカウント値N、図9(c)は目標モータトルクTm、図9(d)は実モータトルクである。
車両がロールバックしているときに、時刻t1で運転者がアクセルペダルを踏み込んで発進操作を行うと、アクセル開度に応じた目標モータトルクが算出されてトルク指令が立ち上がる。ここで、実モータトルクは、フィルタ処理が施されているために図に示すようにある程度の勾配をもって目標モータトルクまで立ち上がる。
このとき、時刻t2で実モータトルクが高トルク判定閾値TmTHを超えると、図7に示す目標モータトルク制限処理で、ステップS235からステップS236に移行して、モータトルク最大値Tmmaxが出し渋り時最大トルクLに設定され、目標モータトルクの制限処理を行うタイマカウントが開始される。これにより、目標モータトルクは、二点鎖線に示す制限前の値から出し渋り時最大トルクLに制限され、これにより実モータトルクも制限される。
この状態から所定時間Tが経過し、時刻t3でカウント値Nが設定値Ns以上となると、目標モータトルクの制限処理を解除するものとして、ステップS238からステップS239に移行し、モータトルク最大値TmmaxをΔTだけ大きい値に設定する。このようなΔTの加算処理を、モータトルク最大値Tmmaxが出し渋り解除時最大トルクH以上となるまで継続する。これにより、目標モータトルクの制限が徐々に解除され、実モータトルクも徐々に大きい値となる。
そして、時刻t4でロールバックが解消されてモータが正転し、車両が前進すると、ステップS231の判定によりステップS232に移行して、モータトルク最大値Tmmaxを通常値である正転時最大トルクSに設定する。
このように、本実施形態では、車両がロールバックしている状態でアクセルペダルを踏むなどの発進操作を行ったときには、目標モータトルクを制限するので、後輪ドライブシャフト上のトルクがクラッチ容量を越えることを防止することができる。
また、車両がロールバック状態で発進操作を行ったとき、所定時間だけ目標モータトルクを制限するので、ドライブシャフト上のトルクが過大に発生している間だけこれを制限し、過大なトルクが発生していないときには制限を解除することができ、過大トルクの発生防止と4WD性能面との両立を図ることができる。
さらに、ドライブシャフト軸上でのトルクが計画トルク値内に収まるため、クラッチ容量をアップする必要がなく、コストの増加を回避することができる。
また、車両がロールバック状態で発進操作を行ったときには、実モータトルクが所定の閾値を越えてから所定時間だけ当該目標モータトルクを制限するので、実モータトルクが閾値を越えない低トルク状態では目標モータトルクの制限処理を非作動とすることができる。
さらにまた、目標モータトルクを所定時間制限した後、この制限を緩やかに解除していくので、目標モータトルクの制限状態から非制限状態への移行を比較的スムーズに行うことができる。
なお、上記実施形態においては、出し渋り時最大トルクをロールバック速度にかかわらず一定とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ロールバック速度が大きいほど出し渋り時最大トルクを小さい値に設定するようにしてもよい。これにより、ロールバック速度に応じた適切な目標モータトルクの制限処理を行うことができる。
また、上記実施形態においては、車両がロールバック状態で発進操作を行ったときに目標モータトルクを直接制限する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、モータの界磁電流を制限するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、目標モータトルクを所定時間制限した後、この制限を段階的に解除する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、目標モータトルクの変化が滑らかになるように解除してもよい。
本発明の実施形態を示す概略構成図である。 本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 図1における4WDコントローラを示すブロック図である。 余剰トルク演算部で実行する処理を示すフローチャートである。 アクセル開度と第2目標モータトルクとの関係を示す図である。 モータ制御部で実行する処理を示すフローチャートである。 図6の目標モータトルク制限処理を示すフローチャートである。 エンジンコントローラで実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1L、1R 前輪
2 エンジン
3L、3R 後輪
4 モータ
6 ベルト
7 発電機
8 4WDコントローラ
8A 目標モータトルク演算部
8Aa 余剰トルク演算部
8Ab 加速アシストトルク演算部
8Ac モータトルク決定部
8B モータ制御部
8C リレー制御部
8D クラッチ制御部
8E 発電機制御部
8F ロールバック判断部
9 電線
10 ジャンクションボックス
11 減速機
12 クラッチ
14 吸気管路
15 メインスロットルバルブ
16 サブスロットルバルブ
18 エンジンコントローラ
19 ステップモータ
20 モータコントローラ
21 エンジン回転数センサ
22 電圧調整器
23 電流センサ
26 モータ用回転数センサ
27FL、27FR、27RL、27RR 車輪速センサ
30 変速機
31 ディファレンシャル・ギヤ
32 シフト位置検出手段
34 ブレーキペダル
35 ブレーキストロークセンサ
36 制動コントローラ
37FL、37FR、37RL、37RR 制動装置
39 駆動モードスイッチ
40 アクセルセンサ

Claims (3)

  1. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、その内燃機関で駆動される発電機と、前記発電機の電力で駆動されて従駆動輪を駆動するモータと、該モータの出力トルクを目標トルク指令値に制御する出力トルク制御手段とを備える車両の駆動力制御装置において、
    車両がロールバックしていることを検出するロールバック検出手段と、該ロールバック検出手段で車両がロールバックしていると判断しているときに発進操作をしたとき、実モータトルクが所定値を超えてから所定時間だけ前記目標トルク指令値を制限するトルク指令値制限手段とを備え、前記トルク指令値制限手段は、ロールバック速度が大きいほど前記目標トルク指令値を小さい値に制限することを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 前記トルク指令値制限手段で前記所定時間だけ目標トルク指令値を制限した後、緩やかにこの制限を解除するトルク指令値制限解除手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動力制御装置。
  3. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、その内燃機関で駆動される発電機と、前記発電機の電力で駆動されて従駆動輪を駆動するモータと、該モータの出力トルクを目標トルク指令値に制御する出力トルク制御手段とを備える車両の駆動力制御装置において、
    車両がロールバックしていることを検出するロールバック検出手段と、該ロールバック検出手段で車両がロールバックしていると判断しているときに発進操作をしたとき、所定時間だけ前記目標トルク指令値を制限するトルク指令値制限手段とを備え、前記トルク指令値制限手段は、ロールバック速度が大きいほど前記目標トルク指令値を小さい値に制限することを特徴とする車両の駆動力制御装置。
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