JP4160899B2 - 弁付蓋アセンブリ - Google Patents

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Description

この発明は、蓋を容器の首部から完全に外さなくとも口から容器の内容物を素早く出すことができる、再密閉可能な蓋アセンブリに関する。
蓋に飲み口が設けられたスポーツドリンク用の蓋アセンブリは公知である。このアセンブリは片手もしくは歯を使って開けることができる。
このタイプの既存の蓋はいわゆるプッシュプル式の蓋を含む。こうした蓋は、典型的には、飲み口の内腔と連通する中央の開口部を有するメインキャップを備えている。飲み口は、上記内腔の上端部を部分的に封鎖するプラグ部材を有する。同じく中央に孔を有するトップキャップが、飲み口に取り付けられている。トップキャップは通常、第1位置と第2位置との間で軸方向に移動可能である。第1位置では、トップキャップの孔は、プラグ部材により密閉されており、容器を密閉する。第2位置では、トップキャップの孔はプラグ部材により密閉されておらず、これにより容器の内容物がプラグ部材の周囲を通りトップキャップの孔を通って容器の外に出るのを許容する。このタイプの蓋アセンブリは、例えばWO00/64774に記載がある。このアッセンブリは、スポーツドリンク以外の広範な分野への応用がなされ、例えば洗浄液のボトルに装着される。
その他のスポーツドリンク用蓋には、ひねって注ぎ口を開けることができる構造を持つものもある。DE−A−4328582にはこのような構造が記載されている。
しかしながら、これらの蓋は多くの問題を抱えている。1つには、蓋が開放位置にあるときのプラグ周囲からの流量が不十分なことである。
さらに既知の注ぎ口蓋では、飲み口が閉鎖されているときに飲み口とこの飲み口に位置するプラグとの間の接合部で、効果的な密閉がなされないことがしばしばある。これは、蓋の閉鎖位置での保持が摩擦力のみによることが原因であり、緩んで内容物の洩れを招くことがある。こうして効果的に密閉されないため、標準的なプッシュプル式の蓋は、炭酸飲料を入れる容器への使用には有効でないといえる。蓋による密閉が十分でないため充填してから消費するまでの間に容器から気体が失われるのを防止することができず、また一旦容器を開放した後に再度密閉しても、気体が逃げるのを防止することができない。また既存の蓋は、炭酸化により生ずる内圧で開放されてしまう傾向があり、それにより洩れが生じる。
既存のスポーツ用蓋のさらに不利な点は、不正開封証明機能を備えさせにくいことである。例えば、GB−A−2264110には、こうしたアセンブリ用の不正開封証明リングの記載があるが、使用時にリングを完全に外すには、相当強い力を要することが明らかである。
また、WO95/05322,WO97/21602およびWO99/19228に記載されクレームされている炭酸飲料用の対圧安全性の構造を組み込んだ利便性の高いスポーツドリンク用蓋アセンブリを提供することが望ましいだろう。
この発明によると、容器蓋アセンブリは、
第1ねじを外面に有する容器の首部と、
開口部と、下方に延伸するスカートと、このスカート内面に形成され前記容器の首部の前記第1ねじと係合する第2ねじと、を有する前記首部用の蓋と、
前記首部と前記蓋に設けられた相補的弁要素であって、前記蓋が前記首部に完全に締め付けられているときには、互いに係合して前記首部を流体密に密閉し、前記蓋が前記首部にまだ保持されている中間位置にあるときには、流体が前記首部から前記開口部を通って流出するのを許容する相補的弁要素と、
を備え、
前記蓋と前記首部との相対回転により、前記蓋が前記完全に締められた位置から前記中間位置まで可動であり、
前記蓋は下方に延伸する円筒状密閉プラグを有し、この円筒状密閉プラグは、前記蓋が前記中間位置にあるときも前記蓋が前記締め付け位置にあるときも、前記容器の首部の円筒状の内腔に密閉嵌めされて、前記首部と前記蓋との間から流体が洩れないようにし、
前記弁要素は、前記蓋の開口部へのインレットと、相補的密閉プラグを備え、
前記インレットは、前記開口部から下方に延伸するとともに下端に環状のシール面を有する円筒状のインレットを含み、
前記相補的密閉プラグは前記容器の首部の内側に配置され、前記蓋が前記密閉位置にあるとき前記シール面がこの相補的密閉プラグに接して流体密シールを形成し、前記相補的密閉プラグは、前記インレットのシール面と相補的な関係にある環状のシール面を有する流体遮断部位と、この環状のシール面の外側に位置して流体の前記プラグ通過を可能にする1つ以上の孔とを含む。
この発明のアセンブリは、蓋(ここでは「キャップ」または「蓋キャップ」とも言う)を、プッシュ-プル動作の代わりとなるねじ、つまり捩じる動作を利用して、密閉位置から中間注ぎ位置まで動かす。好適には、角度360°未満、好適には約5〜約180°、より好適には約22.5(1/16回転)〜約90°(1/4回転)、最も好適には約45°(1/8回転)で、首部と蓋を相対回転させることにより、蓋を密閉位置から中間注ぎ位置まで移動させることが可能である。これにより、片手もしくは歯で例えば首部と蓋とを約45°相対回転させることにより、注ぎ口を容易に開閉することができる。
「ねじ」という言葉は、首部および蓋にある相互に係合する突出部またはリセスの配列を指し、これにより首部と蓋が相対回転できるが、蓋は密閉および注入両位置で首部に保持される。好適には、ねじ同士が締め合う、すなわち、首部と蓋が略らせん状経路に沿って相対運動できる。好適には、ねじのねじ山ピッチは急勾配である。例えば、第1および第2ねじは、好適には平均ねじピッチが約5〜約35°、より好適には約10〜約25°である。好適には、密閉位置から注ぎ位置への回転により、蓋は、首部の大きさに応じて約1〜約10mm、より好適には約2〜約8mmの軸方向距離を移動する。
好適には、第1および第2ねじの少なくとも一方は、条数が少なくとも2、好適には4である。蓋が容器の首部に締められる際、好適には、ねじ部はらせんピッチの大きさに関わらず、実質的に連続、好適には実質的に全回転領域においてらせん状のねじ経路に従う。連続ねじ経路により、特に高齢者、身体障害者、もしくは子供にとってアセンブリが閉鎖しやすくなる。一方、バヨネット式のねじは、容器の首部に蓋を固定するのに比較的複雑で段階的な操作が必要なため、蓋が容器の首部にしっかりと固定されないことがしばしばある。
好適にはねじは、首部および蓋に設けられた相補的停止要素を含む。これら相補的停止要素は、注ぎ口が首部内部と流体連通する1つまたはそれ以上の中間注ぎ位置で、蓋の外れを阻止または制限する。好適には、例えば首部とキャップを約1/16〜1/4回転、好適には1/8回転さらに相対回転させることにより、この阻止機能を乗り越えてキャップが完全に外れるようにすることもできる。詳細は以下に述べる。停止要素は、首部または蓋のスカートどちらかにある突出部からなっていてもよい。突出部は、蓋のスカートまたは首部にあるねじや他の相補的突出部に当たりこれを阻止する。あるいは、突出部は、蓋のスカートまたは首部にある相補的凹部に受容されてもよい。従って、開口部を通じて容器の中味を出すとき、蓋は通常完全に外れない。それどころか通常の使用では、前述のように、好適には、キャップを完全に外すという選択肢を残す一方で、蓋は中間注ぎ位置で保持される。
好適には、蓋にかけるトルクか軸方向力をかけるかして、もしくは蓋を下に押す動作と緩める方向のトルクをかける動作を組み合わせて、中間注ぎ位置での蓋の外れを阻止または外れに抗する機能をねじの損傷なく無効にすることができる。これによって蓋は完全に取り外され、より簡単にまたはより素早く飲むまたは注ぐことができるようにもなり、必要ならばアセンブリの首部を通じて容器を再充填することもできる。
好適な実施形態では、アセンブリは、首部または蓋のスカートにある少なくとも1つのガイドねじをさらに含む。このガイドねじは、相補的停止要素をガイドして前述の中間位置で係合させるように構成されている。ガイドねじは、所定トルクまたは軸方向力を蓋にかけることで乗り越えられ、前述の中間位置を過ぎて蓋を緩められるようになっている。ガイドねじは好適には、第1および第2ねじの突出ねじ要素間に位置付けられ、通常、両側のねじ要素より低い (突出高さが低い)。
ある実施形態では、ねじに複数の阻止手段を形成することにより、首部にある蓋の複数の中間注ぎ位置を設定することができる。これにより、これら中間位置の選択された1つで、アセンブリからの所定の最大流量が与えられる。
アセンブリは、さらに1つ以上の中間注ぎ位置で係合する要素を含む。これら要素は、所定の最小閉鎖トルクがかけられて蓋が閉じられるまで、蓋を保持する。こうした要素の場合、注ぎ位置に達するとユーザに「カチッ」という音が聞こえたり、また手応えがあるので、使用中のアセンブリが意図せず再び密閉されてしまうことが少なくなる。適する要素は、容器の首部または蓋スカートのうち1つに設けられた縦リブのような突出部と、この突出部が中間位置で受容される、容器の首部または蓋スカートの他方に設けられた相補的凹部である。
好適には、容器の首部と蓋にあるねじは、炭酸飲料に使用するときのための対圧安全機能を含み、この機能は、WO95/05322、WO97/21602およびWO99/19228に記載および、クレームされており、その内容を参照して本書に明確に盛り込んだ。簡潔に言えば、こうした蓋アセンブリは、相互に係合可能な、首部および蓋にある要素をさらに含み、蓋に容器の首部から持ち上がる軸方向圧力がかかっているとき、蓋が中間位置を越えて緩む方向へ回転するのを阻止またはそれに抗し、首部および蓋は、蓋が少なくとも前述の中間位置にある時に、容器の首部から気体を放出する通気口を提供する構造および配置となっている。
例えば、対圧安全機能を盛り込んだある実施形態では、容器の首部および蓋にあるねじ山は、少なくとも前述の中間位置にあるとき蓋が首部に対して軸方向移動ができる構造および配置となっており、前述の相互に係合可能な要素は、首部から持ち上がる方向に蓋が軸方向変位してとき互いに係合するように構成されている。好適には、相互に係合可能な要素は、蓋が前述の中間位置で首部に向って軸方向変位したときには、互いに係合しない構造および配置となっている。
例えば、相互に係合可能な要素は、首部または蓋のねじ部のうちの一方の下面に形成されて第1当接面を提供する段または凹部からなっていてもよい。この第1当接面に、相補的ねじ部の1つに形成された第2当接面が当接することにより、蓋に容器の首部から持ち上がる軸方向圧力がかかっているとき、中間位置で蓋が緩む方向に回転するのを阻止または抗する。
首部および/または蓋にあるねじは、さらに1つ以上の軸方向、横方向、もしくは螺旋状に延びる気体放出溝を含んでいてもよい。
本発明によるアセンブリのさらに明確な特徴は、可動蓋の開口部が、好適には首部に直接固定された注ぎ口を有することであり、さらに好適には注ぎ口が蓋キャップと一体形成されていることである。これは、注ぎ口がメインキャップと分離しているプッシュ-プル式アセンブリとは異なっている。またプッシュ-プル機能は、注ぎ口にある可動トップキャップにより提供される。
本発明は、蓋が中間注ぎ位置の1つにあるとき、首部と蓋スカートとの隙間を通って首部内部から流体が洩れるのを防止する1つ以上の密閉要素を備えている。これは、蓋が首部の蓋密閉位置にあるときには密閉機能も持つ。密閉要素は液密シールと気密シール両方を提供することにより、容器からの内容物の洩れと、内容物を損なう酸素等の気体の容器への侵入の両方を防止する。好適な実施形態では、閉鎖位置にある容器および蓋アセンブリは、炭酸飲料を入れておくための耐圧シールを提供する。これは以下に詳細を述べる。
密閉要素は、蓋が閉鎖密閉位置にあるときも蓋が中間位置にあるときも容器の首部の円筒形内腔で密閉嵌めを形成する円筒状密閉プラグからなる。すなわち密閉プラグは、容器の首部の内側に直接接触している。好適には密閉プラグは、中間位置で首部の内腔でしまり嵌めを形成する円筒形またはテーパ状円筒形である。好適には、テーパはごくわずかで、プラグには、蓋の密閉位置と注ぎ位置の両方でしまり嵌めが形成されるのに十分な弾性がある。
上記プラグには1つ以上の環状密閉リブを設けてもよい。好適には、密閉リブの少なくとも1つが略三角断面を持つ。これにより密閉力を密閉リブの先端に集中させて密閉の効果を最大にすることができる。好適には、少なくとも1つの密閉リブが10〜500μm、より好適には50〜250μmの範囲の高さである。こうした微小密閉リブは、密閉力を集中させるのに特に効果的で、容器の首部にあるなめらかな密閉面とで効果的なシールを達成する。また、こうした微小リブは、高速キャップ成形装置で成形しやすく、成形後に成形マンドレルを装置から離しやすい。
上記密閉プラグに多数の密閉リブを用いるさらなる利点は、密閉を最適化するため複数の密閉リブに異なる高さを持たせることができることである。例えば、蓋の基部に最も近い密閉リブの高さを蓋の基部から離れた密閉リブの高さより大きくすることができる。これにより、蓋の基部に最も近い(すなわち容器の***部に最も近い)密閉リブが、蓋の基部から最も遠い密閉リブに比べ、より変形可能である。
上記密閉プラグに加え他の密閉要素、例えば蓋のスカート内側もしくは容器の首部外側にある環状密閉フィンも用いられる。蓋は基部に一般的な圧縮可能ライナを有し、閉鎖密閉位置で首部とのシールを形成してもよい。
弁要素は、蓋と首部の相対回転(相対軸方向移動無しもしくは有り)により開閉するいかなる弁でもよい。好適には、蓋の弁要素は、例えば射出成形で、蓋と一体に形成されている。本発明によるアセンブリの弁要素は、蓋の基部から下方に延び下端に環状シール面を有する筒状インレットと、容器の首部内側に位置する相補的密閉プラグとを備え、蓋が密閉位置にあるときには、この密閉プラグに対して上記シール面が当たって流体密シールを形成する。この構成では、密閉プラグは容器の首部の内側に位置し、蓋が密閉位置にあるときには、筒状インレットの下側***部に当接する。
上記密閉プラグは、インレットのシール面と相補的な関係にある環状シール面を有する流体遮断部位と、この環状シール面の外側に位置し流体がプラグを通じて通過できる1つ以上の孔とを含む。蓋が密閉位置にあるとき、注ぎ口のインレットと密閉プラグの流体遮断部位との間の当接により、いかなる流体も注ぎ口に行かないようにする。蓋が中間注ぎ位置にあるとき、流体は径方向内方に流れて注ぎ口へ向かう。これが本発明のこの態様の利点である。なぜなら、密閉プラグが、比較的内腔が広い首部に形成されるからであり、注ぎ口から出る流量を大きくすることが可能なほど十分に大きさな孔を密閉プラグに設けることができるからである。これは、密閉プラグが注ぎ口自体の中にある公知のプッシュ-プル式蓋とは異なる。
好適には、本発明のこの態様によるアセンブリでは、密閉プラグは、容器の首部内側を横方向に延伸する穿孔された隔壁からなる。典型的には隔壁は、シール面に囲まれた流体不透過中央域と、シール面の周りで周方向に間隔をおいて形成された複数の流体通過孔とを有する。好適には、インレットおよびプラグの相補的な関係にあるシール面の少なくとも一方の面には、GB-A-2280896に記載の密閉リブのような環状密閉リブが設けられている。ここで引用することにより、その全内容が本明細書に組み込まれる。好適には、少なくとも1つの密閉リブは略三角断面を持つ。これにより密閉力を密閉リブの先端に集中させて密閉の効果を最大にすることができる。好適には、少なくとも1つの密閉リブが10〜500μm、より好適には50〜250μmの範囲の高さである。
好適には、本発明のこの態様によるアセンブリでは、密閉プラグは、容器の首部内側に形成された1つ以上の環状凹部にスナップ嵌めされる。
好適には、本発明によるアセンブリは、容器の首部および蓋スカートにある相互に係合可能な要素をさらに含む。これら要素は、首部に蓋が密閉または再密閉されたときに係合するとともに、所定の最小緩めトルクが付与されるまで、密閉位置にある蓋が緩むのを防止する。これらの要素は、特に炭酸飲料のような加圧された内容物を入れておく場合に、蓋の密閉位置からの後退を防止するのを助け、これにより密閉されたアセンブリからの洩れを低減する。さらに、密閉位置に達すると、上記要素から通常「カチッ」という音が聞こえるとともに手応えがあり、ユーザによる蓋の締め方が足りない場合をなくす助けとなる。
より好適には、上記の相互に係合する要素は、容器の首部または蓋のスカート部のうち一方にある縦ロックリブと、容器の首部または蓋のスカート部の他方にある相補的なロック傾斜部とからなり、蓋が容器の首部に完全に係合すると、ロックリブは、ロック傾斜部の保持縁に当接する。別の好適な実施形態では、縦溝のようなロック凹部が第1または第2ねじ部の1つ以上に設けられ、縦ロックリブが容器の首部または蓋のスカート部の他方に設けられ、これにより、容器の首部で蓋が完全係合および密閉位置にあるときに、ロックリブがねじ部に形成された凹部に収容される。この種類のロック手段は、WO91/18799およびWO95/05322に詳細が記載されている。ここで引用することにより、その全内容が本明細書に組み込まれる。
好適には、本発明によるアセンブリは、さらに蓋または首部に1つ以上の密閉停止部を備えており、蓋が首部において所定密閉位置を越えて密閉方向に回転するのを阻止する。これにより、ねじ山の状態を損なうおそれのある蓋の締め過ぎを防止する。適するねじ停止部は例えばWO93/01098、WO95/05322に記載がある。ここで引用することにより、その全内容が本明細書に組み込まれる。
好適には、本発明によるアセンブリは、蓋のスカートに取り付けられた不正開封証明リングをさらに備えている。好適には、この不正開封証明リングは、破壊し易い構造の複数のブリッジにより蓋のスカートに取り付けられており、容器の首部にある保持リップにより首部で保持される。これにより、蓋を密閉位置から注ぎ位置まで緩めると、ブリッジが壊れ、不正開封証明リングが蓋のスカートから離れる。
特に適する不正開封証明リングは、WO94/11267に記載がある。ここで引用することにより、その全内容が本明細書に組み込まれる。
本発明のアセンブリは、蓋の回転で不正開封証明リングがより容易にまた失敗なく離れるため、従来用いられたプッシュ-プル式蓋よりも不正開封証明リングに適する。さらに、既存のプッシュ-プル式蓋は不正開封証明リングを2つ要する場合がある。
好適には、本発明によるアセンブリは、蓋の開口部(例えば注ぎ口)の頂部に取り外し可能に取り付けられた不正開封証明用の密閉膜をさらに含む。これにより、既存のプッシュ-プル式蓋アセンブリでは不可能な不正開封証明機能が提供される。好適には、不正開封証明膜は、WO93/01098に記載のものの1つである。ここで引用することにより、その全内容が本明細書に組み込まれる。ある好適な実施形態では、不正開封証明密閉膜はホログラフィック安全マークを付けられている。
好適には、不正開封証明用の密閉膜は、膜を通って加圧気体が放出するをアシストする圧力除去機能を含む。この機能は、例えばアセンブリが炭酸飲料を入れておくために使用されるときに必要である。この場合、容器が最初に開封されたときに膜を通じて気体を放出することが必要となる。圧力除去機能は例えば、圧力下での膜の開封を助けるために、ダイカットされた十字等の輪郭をした脆弱線条を膜に形成する。また、膜と首部の***部との間に挟まれた接着材により圧力除去機能を提供してもよい。
好適には、本発明によるアセンブリは、蓋の開口部に押し嵌めもしくはねじ込みされて注ぎ口の汚れを防止する除去可能かつ取り替え可能な外キャップをさらに含む。好適には、外キャップに気体放出孔を備える。これは例えば、アセンブリが炭酸飲料を入れておくために使用される場合に望ましい。この場合、容器が開封されたときに外キャップを通じて気体を放出することが必要となる。
好適には、本発明によるアセンブリは、容器の首部および蓋に相互に係合可能なシール面をさらに含み、これらのシール面は、蓋が密閉位置にあるとき、首部と蓋との間に圧力が漏れないようなシールを形成する。これによりアセンブリを炭酸飲料の保管にもそれ以外の飲料の保管にも使用することができる。
相互に係合可能なシール面は、蓋に形成された密閉プラグ含む。この密閉プラグは首部の内腔と共にしまり嵌めを形成する。
ある実施形態では、相互に係合可能なシール面は、蓋から下方に延伸する1つ以上の密閉フィンをさらに含み、このフィンは、蓋が密閉位置にあるとき、首部の***部に当接して圧力が漏れないシールを形成する。蓋の基部にある圧縮可能なライナと協働してモ良いし、協働しなくてもよい。
ある実施形態では、相互に係合可能なシール面は、好適にはGB-A-2280896に記載の、少なくとも1つの環状の密閉リブからなる。圧力が漏れないように密閉する機能の好適な実施形態が、WO02/42171に記載され、またクレームされている。ここで引用することにより、その全内容が本明細書に組み込まれる。
一例として、本発明による容器の1つの実施形態について添付の図面を参照して述べる。
図1を参照すると、アセンブリは容器の首部1と蓋2を備えている。首部は好適には、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなプラスチック材料の射出成形により形成される。首部は好適には、ブロー成形された炭酸飲料容器のような容器の本体と一体に形成される。蓋(キャップ)は好適には、ポリエチレンのようなプラスチック材料の射出成形により形成される。
蓋は、そこから直接飲むことが可能となるような形状にされた、滑らかな上方突出面を含む注ぎ口3と、基部4と、基部から下方に延伸するスカート5からなる。注ぎ口への流体インレットは、基部から下方に延伸し終端が勾配付環状シール面7となっているインレットチューブ6の形状をなしている。
注ぎ口の上端開口部は、注ぎ口に熱接着されているとともに剥がして取れる不正開封証明膜8で覆われている。この膜8はホログラフィックの安全印刷が施されている。ダイカットされた脆弱な線条部が交差して、膜を横切る十字を形成しており、これにより、このアセンブリが例えば炭酸飲料を入れておくのに使用されるときには膜の制御された破れを提供するようになっている。除去および取り替え可能な保護キャップ9が、上方の注ぎ口部にスナップ嵌め手段10によりスナップ嵌めされている。好適には、このキャップは、例えばポリメチルメタクリレート等の透明熱可塑性材のような、射出成形された熱可塑性材により形成される。複数の孔(図示せず)がキャップに形成され、このアセンブリが例えば炭酸飲料を入れておくのに使用されるときには、キャップを通じて気体を放出できる。
蓋2のスカートは、その内面に容器の首部にあるねじ部と係合するねじ山を有している。これは、図3から図5との関連で以下に詳細に述べる。蓋のスカートの外面には縦リブ11が設けられ表面のグリップ力が向上されている。
蓋のスカートの下縁は、一体形成された不正開封証明リング13に壊れやすいブリッジ12を介して取り付けられている。不正開封証明リングの構造および働きはWO94/11267に記載されており、ここでは詳細には触れない。
蓋は更に、わずかにテーパをなす略円筒形状の密閉プラグ14を有している。この密閉プラグ14は、容器の首部の内腔に密閉締まりばめされる。密閉プラグの周りには、GB-2280896に記載されたタイプの3つの環状の密閉リブが、略正三角形断面を有するとともに高さ約0.5mmをなして形成されており、これにより一層向上した圧密シール(圧力が漏れないシール)を提供している。
容器の首部と蓋との間の圧密シールは、WO02/42171に実質的に記載されているようなシール要素の追加によりさらに強化される。これらの要素は、スカートの基部から下方に延伸するとともに容器の首部の頂部に対する密閉当接を形成する可撓性フィン16からなる。容器の首部と蓋との間の圧密シールは、容器***部の外縁と蓋のスカートにおける基部近傍との間の領域17における密閉当接によりさらに強化される。
蓋のスカートは更に、その下縁付近に内方に突出する要素を有しており、これらの要素は、容器の首部に設けられた相補的要素と係合して、密閉位置に達するとはっきりとカチッという音をさせ、所定の最小開封トルクがかけられるまで開封に抗し、首部にある蓋の締め過ぎを防止する。これらの要素の構造および働きは、WO93/01098に詳細が記載されており、ここでは詳細には触れない。
容器の首部1は、容器の生産および充填ラインで容器の首部をしっかりと保持しておくための底部フランジ20と、不正開封証明リング13を保持するリップの役割を持つ中央フランジ21とを含む。容器の首部には中央フランジのすぐ上に突出部が設けられ、前述のように、蓋にある相補的な保持要素と係合するようになっている。
容器の首部は、さらに上側部分22を備えている。この上側部分22は環状凹部23が形成された中央の円筒状内腔を有している。上側部分22の外面には凸ねじ部が設けられる。これは図3から図5との関連で詳細を述べる。
容器の首部の上側部分の内腔の凹部23の中には、射出成形プラスチックから形成された剛性プラグ24がスナップ嵌めされる。プラグ24の中央域25は流体不透過性であるとともに、勾配付環状部分26を含む。この環状部分26は、蓋の注ぎ口のインレットチューブ6の勾配付下面7と流体密シールを形成する。このシールは、環状部分26にある環状の微小密閉リブにより強化されている。プラグ24における環状部分26を囲む環状部分には、容器の内容物が通過してチャンバ29に入ることが可能な開口部28が設けられている。しかし、面7および26の間に形成されたシールにより、液体がチャンバ29を通過して、閉鎖位置における蓋3のインレットチューブ内に入らないようになっている。
図2では、中間注ぎ位置にあるアセンブリを示す。保護キャップと不正開封証明膜は省かれている。不正開封証明リング13は、破壊されやすいブリッジのところで蓋のスカート5から引き離され、首部のフランジ20の所まで落ち、これによりアセンブリが開封されたことがはっきり示される。
中間注ぎ位置で、プラグ24およびインレットチューブ6にある密閉面7および26が離れることにより、多量の流体が開口部24を通って注ぎ口3へと流れることができる。なお、蓋にあるプラグ14が引続き首部の内腔としまり密閉嵌めを形成していることにより、首部と蓋のスカートとの間の流体の洩れが防止される。
図3から図5に示すように、蓋のねじは、下ねじ部51と上ねじ部52からなる4条ねじである。ねじ部の断面は、略台形である。図4に示すように、下ねじ部51は、その下端に段53を有している。この段は、蓋が中間注ぎ位置にあるときに容器の首部からの蓋の緩みを妨げる役割を持つ。図4に示すように、上ねじ部52の終端は当接面54となっている。この当接面54は、蓋が首部において完全密閉位置に達したときに首部のねじ部58に当たり蓋がさらに回転するのを阻止する。これにより蓋の締め過ぎを防止する。この特殊な実施形態では、ねじは、キャップと蓋との約45°(1/8回転)での相対回転により完全密閉位置から中間位置まで移動可能であるが、相対回転量は当然ながら広い範囲で調整できる。
蓋のねじは、上下ねじ部間に位置するガイドねじ56をさらに含む。ガイドねじ56の突出は、ねじ部51、52よりも小さいので、首部のねじは所定の乗り越え力をかけることで、ガイドねじを乗り越えることができる。ガイドねじは、蓋が密閉位置から緩んだときには、首部にあるねじ部58を案内して段53に当接させるようになっている。それでもユーザは、例えば首部から直接注いだり容器に内容物を再充填するために、ガイドねじ56を乗り越えるよう前述の中間位置で蓋を下へ向って押し、次いて蓋がボトル首部から完全に離れるまで蓋を緩めることにより、蓋を完全に外すことができる。同様に、蓋(キャップ)は、首部のねじがガイドねじを乗り越えるのに十分なトルクで締めながら下げることにより、容器の首部に固定および再固定できる。
当然ながら、別の実施形態では、ここに記載する首部および蓋のねじを逆にし、短い単一のねじ部58を蓋に設け、第1および第2ねじ部51、52およびガイドねじ56を首部に設けてもよい。この場合でも、アセンブリの働きは変わらない。
当然ながら、先の説明は実施例としてのみ示され、添付の請求項にて定義する発明の範囲内で変更または修正が行なわれてもよい。
本発明による容器蓋アセンブリの縦断面図で、蓋は容器の首部において閉鎖および密閉位置にある。 図1の容器蓋アセンブリの縦断面図で、蓋は容器の首部において中間注ぎ位置にある。 図1のアセンブリの蓋におけるねじ山の部分展開図(180°の範囲のみ)である。 図3の部分展開図であって、蓋が閉鎖密閉位置にある時の首部のねじ山をも示す。 図3の部分展開図であって、蓋が中間注ぎ位置にある時の首部のねじ山をも示す。

Claims (19)

  1. 第1ねじを外面に有する容器の首部(1)を備え、
    開口部と、下方に延伸するスカート(5)と、このスカート内面に形成され前記容器の首部の前記第1ねじと係合する第2ねじとを有する前記首部用の蓋(2)を備え、前記開口部が、前記蓋と一体形成された注ぎ口(3)を含み、
    前記首部(1)と前記蓋(2)に設けられた相補的弁要素であって、前記蓋が前記首部に完全に締め付けられているときには、互いに係合して前記首部を流体密に密閉し、前記蓋が前記首部にまだ保持されている中間位置にあるときには、流体が前記首部から前記開口部を通って流出するのを許容する相補的弁要素を備え、
    前記首部および前記蓋に設けられた相補的停止要素(53,58)を備え、これら相補的停止要素により、前記蓋(2)が前記首部(1)にまだ保持されている中間位置を越えて回わるのを阻止または制限するようにした飲料用の容器蓋アセンブリであって、
    前記蓋と前記首部との相対回転により、前記蓋が前記完全に締められた位置から前記中間位置まで可動であり、
    前記蓋(2)は下方に延伸する円筒状密閉プラグ(14)を有し、この円筒状密閉プラグは、前記蓋が前記首部(1)における前記中間位置にあるときも前記締め付け位置にあるときも、前記容器の首部の円筒状の内腔に密閉嵌めされて、前記首部と前記蓋との間から流体が洩れないようにし、
    前記弁要素は、前記蓋の開口部への円筒状インレット(6)と、相補的密閉プラグ(24)を備え、
    前記インレットは前記開口部から下方に延伸するとともに下端に環状のシール面(7)を有し、
    前記相補的密閉プラグは前記容器の首部(1)の内側に配置され、前記蓋(2)が前記密閉位置にあるとき前記シール面(7)がこの相補的密閉プラグに接して流体密シールを形成し、前記相補的密閉プラグ(24)は、前記インレット(6)のシール面(7)と相補的な関係にある環状のシール面(26)を有する流体遮断部位と、この環状のシール面(26)の外側に位置して流体の前記プラグ(24)通過を可能にする1つ以上の孔(28)とを含む、
    容器蓋アセンブリ。
  2. 前記蓋(2)が、約5〜360°の角度の相対回転により、前記首部(1)における完全に締められた位置から前記中間位置まで移動可能である、請求項1に記載の容器蓋アセンブリ。
  3. 前記蓋(2)が、約10〜約180°の相対回転により、前記首部(1)における前記完全に締められた位置から前記中間位置まで移動可能である、請求項2に記載の容器蓋アセンブリ。
  4. 第1および第2ねじが、約5〜35°の平均ねじピッチを有するねじ山である、請求項1〜3のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  5. 前記相補的密閉プラグ(24)が、前記容器の首部の前記内側を横切って延伸する、穿孔された隔壁からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  6. 前記相補的密閉プラグ(24)が、前記容器の首部(1)の内側の1つ以上の凹部(23)にスナップ嵌めされる、請求項1〜5のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  7. 前記相補的停止要素が、前記蓋のスカートまたは前記首部のうちいずれか一方に設けられた突出部(53)を含み、この突出部に、前記蓋のスカートまたは前記首部のうちの他方に設けられた相補的な突出部またはねじ要素(58)が、前記中間注ぎ位置で当たる請求項1〜6のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  8. 前記相補的停止要素は、所定のトルクまたは軸方向力を前記蓋(2)に加えると乗り越えられ、前記蓋が前記中間位置を越えて回転可能となるよう構成されている請求項1〜7のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  9. さらに前記首部または前記蓋のスカート(5)に設けられた少なくとも1つのガイドねじ(56)を備え、該ガイドねじ(56)は、前記中間位置で、前記相補的停止要素を案内して係合させるようになっている請求項1〜8のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  10. さらに前記容器の首部(1)と前記蓋のスカート(5)に設けられた相互に係合可能な要素を備え、この要素は、前記蓋(2)が前記首部において密閉または再密閉されると係合するとともに、所定の最小緩めトルクが加えられるまで、前記蓋が首部において完全に締められた位置から回転するのを規制する請求項1〜9のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  11. さらに、前記容器蓋(2)または前記首部に設けられた密閉停止部(54)を備え、この密閉停止部は、前記蓋が前記首部(1)における所定の完全に締められた位置を越えて密閉方向へ回転するのを阻止する請求項1〜10のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  12. さらに、前記蓋のスカート(5)に取り付けられた不正開封証明リング(13)を備えている請求項1〜11のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  13. さらに、前記開口部の頂部に除去可能に取り付けられた不正開封証明密閉膜(8)を備えた請求項1〜12のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  14. 前記不正開封証明密閉膜(8)にホログラフィック安全マークが施された請求項13に記載の容器蓋アセンブリ。
  15. 前記不正開封証明密閉膜(8)が、加圧気体が該膜を通って放出されるのを助ける圧力逃がし構造を有する請求項13または14に記載の容器蓋アセンブリ。
  16. さらに前記開口部を覆って配置される除去および取り替え可能な外キャップ(9)を備えた請求項1〜15のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  17. 前記除去および取り替え可能な外キャップ(9)に1つ以上の孔が設けられていて、この外キャップ(9)から加圧気体の放出を可能にした請求項16に記載の容器蓋アセンブリ。
  18. さらに前記容器の首部(1)および前記蓋(2)に設けられた相互に係合可能なシール面を備え、これらシール面は、前記蓋が前記完全に締められた位置にあるときに前記首部と前記蓋との間を圧力が漏れないようにシールし、それにより、炭酸飲料用およびそれ以外の飲料用の双方に用いることができる請求項1〜17のいずれかに記載の容器蓋アセンブリ。
  19. 前記相互に係合可能なシール面は、前記蓋(2)から下方に延伸する1つ以上の密閉フィン(16)を含み、このフィンは前記蓋が前記密閉位置にあるとき前記首部(1)の***部に当接して圧力が漏れないシールを形成する請求項18に記載の容器蓋アセンブリ。
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