JP4154278B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特に処理するため整合されたシートを押さえる押え手段の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成された後の複写用紙等のシートに対する綴じ処理等に要する手間を軽減するため、画像形成された後のシートを順次装置内に取り込み、このシートに対して綴じ処理、穿孔処理等を選択的に施すようにしたシート処理装置を備えたものがある。
【0003】
そして、このようなシート処理装置においては、取り込んだシートを一旦中間積載部に積載した後、整合し、この後、ステイプラによる綴じ処理等を行うようにしたものがある。
【0004】
図19は、このような従来のシート処理装置の一例を示すものであり、このシート処理装置においては、シートを処理する場合には、中間ローラ500を抜けたシートP1を、まず中間積載部505に落下させ、この後、パドル手段502によりスイッチバックさせて回動可能な突き当て手段503に突き当てることにより、シート搬送方向(以下、縦方向という)の整合を行う。
【0005】
次に、ジョガー501でシート搬送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の整合を行った後、回動可能な押え手段504によってシート上面を押え込むようにしている。なお、この押え手段504は、後続シートP2が中間積載部505に進入し、中間ローラ500を抜け、スイッチバックし始めるまで先行シートP1を押え続けるようにしており、これによってシート束の整合の乱れを防止している。
【0006】
ところが、このようなシート処理装置においては、中間ローラ500の下方に中間積載部505を配しているため紙パスが2段構造となり、上下方向の寸法が大きくなり、装置が大型化する。一方、このような上下方向の大型化を防ぐように構成されたシート処理装置としては、例えば図20に示すようなシート処理装置がある。
【0007】
このシート処理装置では、中間ローラ600の下方に中間積載部601を設け、中間ローラ600を抜けたシートP1を、まず中間積載部601に落下させた後、不図示のパドル手段によってスイッチバックし、中間ローラ直下にある固定の突き当て壁605に突き当てることにより縦方向の整合を行う。次に、ジョガー603によって幅方向の整合を行い、この後、処理手段によって処理を行う。
【0008】
ここで、このような従来のシート処理装置では、図19に示すシート処理装置のように、進入したシートを下方に大きく落下させず、送り込まれたシートを順に積載していくため装置の上下方向の小型化が可能である。
【0009】
しかし、このシート処理装置では中間ローラ600の直下に突き当て壁605があり、また中間ローラ600と中間積載部601との高さの差もあまりないことから、図19に示すシート処理装置のように、突き当て壁近傍に押え手段を配置した場合、後続シートが順次進入してくると、押え手段が退避する際に後続シートと衝突してしまい退避できなくなる。
【0010】
なお、これを防ぐため後続シートが進入する前に退避させると、後続シートP2による先行シートP1の押し出しを防止する本来の押え手段の目的が果たせなくなる。このため、このシート処理装置においては、押えフラグ604はシートPの搬送範囲より外側に配置され、ジョガー603によってシートPが幅方向(図面前後方向)に移動された後、シートPの通過する範囲より外側でシートPを押え込むようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、市場では小型の画像形成装置が求められており、これに対応するためには画像形成装置の小型化を図ることが必要であるが、これと共にシート処理装置も上下方向の寸法が小さい図20に示したシート処理装置を備えることが望ましい。
【0012】
しかしながら、このような従来のシート処理装置においては、既述したように構成上押え手段(押えフラグ)をシート搬送範囲外に配置されていなければならず、また押え手段は搬送されてくる後続シートとの衝突を避けるため、シート通過範囲に対して充分に余裕を持って外側へ配置しなければならない。
【0013】
ここで、このように押え手段をシート通過範囲に対して充分に余裕を持って外側へ配置した場合、その分、ジョガー603の移動距離が長くなり、この結果、装置全体の幅方向が大型化してしまう。さらに、ジョガー603の移動距離が長くなる分、ジョガー603による整合時間が長くなり、シート処理装置全体のスループットが長くなってしまう。
【0014】
このため、近年の市場の要求によってますます高速化している画像形成装置に対応するようシート処理装置に求められている整合時間や処理時間の短縮に応えることができない。
【0015】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シートを確実に整合することができ、かつ小型化及びスループットの向上が可能なシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートを処理するシート処理装置において、前記シートを処理シート積載部に搬送する搬送手段と、前記搬送手段の直下に設けられ、前記処理シート積載部に積載されたシートの搬送方向上流端に当接し、前記シートの搬送方向上流端の位置を規制する基準壁と、前記基準壁によりシート搬送方向上流端の位置が規制されたシートを一方の揺動端部により押圧する揺動自在な押え手段と、前記押え手段を揺動自在に支持し、前記押え手段を前記基準壁の内部に退避する第1の位置及び前記基準壁により前記シート搬送方向上流端の位置が規制されたシートを押える第2の位置に往復移動させる移動手段と、記第1の位置と、前記第2の位置とに往復移動する前記押え手段の姿勢を制御する姿勢制御手段と、を備え、前記姿勢制御手段は、前記押え手段の他方の揺動端部の位置を規制しながら、前記押え手段の一方の揺動端部を前記基準壁から前記処理シート積載部の上方に突出させた後、シートを押える前記第2の位置に到達させ、かつ前記一方の揺動端部が前記シートに接したまま前記第2の位置から前記第1の位置へ到達させるよう前記押え手段の姿勢を制御することを特徴とするものである。
【0018】
また本発明は、前記押え手段を、前記処理シート積載部のシートが通過する範囲内に配置したことを特徴とするものである。また本発明は、前記押え手段は、前記基準壁のシート搬送方向と直交する方向の略中央から出没することを特徴とするものである。
【0021】
また本発明は、前記姿勢制御手段は前記押え手段が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する際、該押え手段の姿勢を排出されるシートと略平行となるように保つようになっていることを特徴とするものである。
【0022】
また本発明は、前記押え手段の前記シートと接する部分は摩擦部材であることを特徴とするものである。
【0027】
また本発明は、画像形成装置において、シート上に画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートに処理を施す上記のいずれかに記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの全体構成を示す概略断面図である。
【0030】
同図において、100Aはレーザビームプリンタ、100はレーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)であり、このレーザビームプリンタ100Aは単独にコンピュータ、或いはLAN等のネットワークに接続され、これらコンピュータやネットワークから送られた画像情報やプリント信号等に基づいて、所定の画像形成プロセスによってシートに画像形成(印字)し、排出するようになっている。
【0031】
また、200はシート処理装置であり、このシート処理装置200は、プリンタ本体100の上方に配されると共に、プリンタ本体100から機外に排出されるシートをシート処理装置内の搬送部を経由して画像面を下側にしたフェイスダウン状態で中間積載部2とジョガー3により構成される処理シート積載部である中間トレイ3Aに載置した後、整合を行い、所定のジョブ毎にシートを束ねて当該シートの1ヶ所又は複数箇所をステイプラ7によりステイプルして積載トレイ9に排出積載するようになっている。
【0032】
次に、プリンタ本体100の各部の構成について、搬送されるシートPの搬送経路に沿って説明する。
【0033】
プリンタ本体100では、シートPが複数枚積載される給送カセット50を備え、給送カセット50に積載された最上位のシートP1が給紙ローラ51、リタードローラ対52によって順次1枚ずつ分離給送されるようになっている。そして、コンピュータやネットワークから供給された所定のプリント信号により、給送カセット50から給送された最上位のシートP1は、まず所謂レーザービーム方式の画像形成プロセスによりトナー画像を形成する画像形成部60において上面にトナー画像が転写され、続いて下流側の定着器61で熱及び圧力を加えられることにより、このトナー画像が永久定着される。
【0034】
次に、トナー画像が定着されたシートP1は、不図示の制御部からの制御信号に基づいて回動するフラッパ70の位置に応じて、例えば排出ローラ71によってプリンタ本体100の上部に設けられたフェイスダウン(FD)排出部である排紙トレイ73に、或いはシート処理装置200に排出されるかが選択されるようになっている。
【0035】
ここで、シートP1がプリンタ本体100からシート処理装置200に排出されると、まず搬送手段である中間ローラ1により排出されたシートP1は中間トレイ3Aに搬送され、幅方向の整合手段であるジョガー3によって幅方向(図面の手前奥方向)の整合が行われる。
【0036】
次に、縦方向の整合手段であるパドル4によって基準壁5側へ突き当てられて縦方向の整合が行われ、この後、詳細を後述する押え手段である押えフラグ6によって上面から押えこまれる。これによってシートの整合状態が保持される。
【0037】
なお、この後、順次、プリンタ本体100から送り込まれる後続シートに対しても同様の動作が行われ、所定枚数が中間トレイ3Aに積載され、整合が行われた後、シートの搬送範囲外に配置されているステイプラ7によってシート束の端部に綴じ処理が施される。そして、このような処理が施された後、ジョガー3がシートの支持を解除する位置に移動すると共に排紙手段8によってシート束が下流へと搬送されることにより、シート束は積載トレイ9に排紙、積載される。
【0038】
図2は、シート処理装置200の要部拡大図、図3はその要部斜視図であり、図2及び図3において、6aは押えフラグ6の先端部に設けられた押え部である。ここで、この押え部6aはシートPと接触する部分であり、本実施の形態では、摩擦部材により形成されている。なお、この摩擦部材により形成されている押え部6aは、押えフラグ6に一体で形成されていても別部材で取り付けられていてもよい。
【0039】
12は回動軸12aを支点として回動すると共に、揺動軸6bを介して押えフラグ6を揺動自在に支持するアーム部材であり、この移動手段であるアーム部材12の回動に伴い押えフラグ6は、後述するシートを押える位置と、同図に示す待機位置に移動するようになっている。
【0040】
なお、押えフラグ6は、後述する図14に示す付勢手段により時計方向に揺動するように付勢されているが、押えフラグ6が、このような待機位置にあるときには、押えフラグ6の一方の揺動端部である下端部に設けられたボス部材6cがガイド部材13と符号13aで示す部分で接触することにより、押えフラグ6は同図に示すような姿勢に保持されるようになっている。
【0041】
14はガイド13と同様に、押えフラグ6のボス6cと接触して押えフラグ6の姿勢を制御するフラッパ部材であり、このフラッパ部材14は回動軸14aを支点として回動自在であると共に、不図示の付勢手段によって時計方向に付勢されている。ここで、このフラッパ部材14は、押えフラグ6が待機位置にあるとき、不図示のストッパによって同図に示す位置で保持されており、この状態のときフラッパ部材14はボス6cとは接触していない。
【0042】
なお、このガイド13及びフラッパ部材14により、押えフラグ6を基準壁5から中間積載部2の上方に突出させた後、シートを押させる位置に到達させ、かつ押えフラグ6をシートに接したまま待機位置へ到達させる姿勢制御手段が構成される。
【0043】
10、11は搬送上及び搬送下ガイドであり、この搬送上及び搬送下ガイド10,11によりプリンタ本体100から送り込まれたシートPは中間ローラ1までガイドされるようになっている。
【0044】
次に、このように構成された押えフラグ6のシート押え動作について詳細に説明する。
【0045】
まず、プリンタ本体100から送り込まれたシートPの先端が中間ローラ1を抜けて中間積載部2に落下すると、この後、既述したように中間トレイ3A(中間積載部2)に積載されたシートP1には、縦整合と横整合が施される。なお、シートPの先端が中間ローラ1を抜けたとき、押えフラグ6は、図2に示すように搬送下ガイド10と基準壁5で囲まれた部分、即ち基準壁5の内部に退避した第1の位置である待機位置に位置している。
【0046】
また、シートP1の後端が中間ローラ1のニップを抜けた後、アーム部材12は回動軸12aを支点として図2の位置から、図4の(a)に示すように時計方向に10度回動し、これに伴い押えフラグ6はアーム部材12と一体的に基準壁5の方向に移動する。
【0047】
なお、この移動に伴い、押えフラグ6のボス6cはガイド13から離れてフラッパ14の下面と符号14bで示す部分で接触するようになっており、これにより押えフラグ6の姿勢が保持される。また、押えフラグ6の移動の際、押え部6aは、図2に示す位置から搬送下ガイド11に沿うように斜め右上に移動する。
【0048】
次に、アーム12は、押えフラグ6が、後続シートP2が中間積載部2に送り込まれ、先行シートP1を押し出すより前に、整合動作が施されたシートP1を押えこみ保持することができるよう、さらに10度反時計方向に回転し、図4の(b)の位置まで移動する。なお、このようなアーム12の移動に伴い押えフラグ6はさらに基準壁方向に移動する。また、押えフラグ6の姿勢は、ボス6cとフラッパ14の下面によって保持されている。
【0049】
ここで、フラッパ14の下面は基準壁方向に行くにつれて下方に湾曲するカム形状を有しており、押えフラグ6のボス6cがこのカム形状に沿うことにより、押えフラグ6の押え部6aは、基準壁方向にいくにつれて上方に持ち上がるような軌跡で移動する。
【0050】
この後、さらにアーム12が時計方向に10度移動すると、図5の(a)に示すようにアーム12によって基準壁方向に移動を続けてきた押えフラグ6の押え部6aの先端が中間積載部2の上方に出現する。また、この後、アーム12がさらに10度時計方向に回転すると、押えフラグ6はフラッパ14のカム形状により、さらに押え部6aが持ち上がっていく。
【0051】
ここで、押えフラグ6が図5の(b)に示す位置に達すると、アーム12は一旦ここで停止すると共に、押えフラグ6のボス6cがフラッパ14の右端を抜けるようになる。そして、このようにボス6cがフラッパ14を抜けると、フラッパ14との係止が解除された押えフラグ6は、既述した付勢手段による時計方向の付勢力によって、この後、急速に揺動軸6bを支点として時計方向に揺動を開始する。これにより、押えフラグ6は、中間積載部2に積載されている先行シートP1を上方から略垂直な軌跡で押え込むように移動する。
【0052】
なお、図6、図7の(a)及び(b)は、アーム12が完全に停止した状態のとき、付勢力によって押えフラグ6(の押え部6a)がシートP1を上から押えこんでいく様子を示しており、押え部6aがシートP1を押え込むと、押えフラグ6は図7の(b)に示すシートP1を押える第2の位置で停止する。
【0053】
ここで、このように押えフラグ6の押え部6aが持ち上がった状態で中間積載部2の上方に出現し、この後、上方から中間積載部2に対して略垂直な軌跡で下降することで、押えフラグ6は整合されたシートP1を押し出すこと無く押えることができる。
【0054】
一方、図8の(a)は、後続シートP2の先端が中間ローラ1を抜け、中間積載部2に出現した様子を示している。この時、アーム12は停止したままで、押えフラグ6は先行シートP1を押えこんだままであることから、先行シートP1が後続シートP2によって押し出されることはない。
【0055】
図8の(b)は、後続シートP2の後端が中間ローラ1のニップを抜けた状態を示しており、このような状態となると、先行シートP1は後続シートP2により押し出しされることが無くなるため、この後、アーム12は反時計方向の回動を始める。なお、このタイミングは、不図示のセンサ、或はタイマ等に基づくものである。
【0056】
一方、図9の(a)は、アーム11が図8の(b)の状態から反時計方向に10度回動した状態を示しており、このとき押えフラグ6は、図8の(b)と同様にシートP1と接したままであり、押えフラグ6はシートP1を押え込んだ姿勢のまま、図8の(b)に示す第2の位置から基準壁5から離れる方向にほぼ水平に移動する。
【0057】
ここで、このように押えフラグ6は、シートP1を押え込んだまま移動するために、先行シートP1を基準壁5へ寄せる機能をも有している。一般的なシート処理装置では、既述したようにシートを基準壁に寄せるためのパドル等のタテ整合手段が本来必要であるが、本実施の形態のように押えフラグ6が、シートをタテ方向に整合する機能を有することで、タテ整合手段で寄せきれなかった場合でも、確実にシートの縦方向の整合を行うことができる。もしくは、押えフラグ6は、従来のタテ整合手段の代わりに機能することができる。
【0058】
図9の(b)は、図9の(a)よりさらにアーム12が反時計方向に10度回動した状態を示しており、この状態では、押えフラグ6の押え部6aがちょうど中間積載部2を抜け、基準壁5の内側へ退避した状態となっている。ここで、押えフラグ6は、姿勢を制御するストッパである中間積載部2から抜けたことで付勢手段により時計方向に揺動し、ボス6cが搬送下ガイド15と符号15aで示す部分で接することで姿勢が保持されている。この後、押えフラグ6は、この搬送下ガイド15の内壁に沿って移動する。
【0059】
図10の(a)は、アーム12が更に反時計方向に10度回動した状態を示しており、アーム12の回動に伴って押えフラグ6も基準壁5から離れる方向に移動している。そして、この押えフラグ6の移動の際、搬送下ガイド15の内壁に沿って移動するボス6cは、やがてフラッパ14に当接し、フラッパ14を時計方向の付勢力に抗して反時計方向に回動させる。
【0060】
図10の(b)は、アーム12が更に反時計方向に10度回動した状態を示しており、このときアーム12及び押えフラグ6は図2に示した第1の位置である待機位置に戻り、動作をいったん停止する。また、押えフラグ6のボス6cによって開けられたフラッパ14も不図示の付勢手段により元の位置に戻る。
【0061】
なお、アーム12は、不図示の次のシートが中間積載部2に送りこまれる前に、図11に示すように再び時計方向に40度回転し、図7の(b)と同様に押え部6aで中間積載部2に積載されたシートPを押えこむ第2の位置まで移動する。そして、同様の動作、即ち第1の位置と第2の位置との往復動作を最終シートが送り込まれるまで繰り返すと共に、最終シートが送り込まれた後の綴じ処理等のシート処理時にはシートPを保持しつづけ、処理終了後に退避する。その後、第1の位置で、次のジョブの先頭紙を受け入れる。
【0062】
ところで、この押えフラグ6は、中間積載部2のシートが通過する範囲内、本実施の形態においては、基準壁5の幅方向の略中央から出没するように配置されている。そして、このように押えフラグ6を、シートの通紙範囲の内側に配置することでヨコ整合手段であるジョガー3の整合距離が短縮できるようになる。
【0063】
これにより、シート処理装置200の幅を狭くすることができると共に整合時間を短縮することができ、この結果、シート処理装置200及びこれを備えたレーザビームプリンタ100Aの小型化及びスループットの向上が可能となる。また、搬送範囲の略中央に押えフラグ6を配置することで、一つの押えフラグ6で、後続シートによる押し出し力に対して先行シートをバランス良く押えることができるので、シートを確実に整合することができる。
【0064】
さらに、押えフラグ6を略往復運動させて基準壁5に出入りさせることにより、後から送り込まれてくる後続シートと衝突すること無く、押えフラグ6を進退させることが可能になるので、シートを任意のタイミングで押えたり、押えフラグ6を任意のタイミングで退避させたりすることが可能になり、後続シートが次々と早いタイミングで送りこまれてくるような高速プリンタなどへの対応が容易となる。
【0065】
なお、図12は、アーム12の駆動部を説明する図であり、同図において、17はアーム12と一体の回動軸12aの一端部に設けられたカムレバー、18はカムレバー17と接するカムローラである。
【0066】
ここで、このカムローラ18は不図示の駆動制御手段により、180度ごとに回転、保持可能であり、このカムローラ18が、同図の(a)と(b)の位置に回転する毎にカムレバー17が40度の往復運動を行い、これによりアーム12が40度の往復運動を行う。そして、このアーム12の往復運動により押えフラグ6が既述した第1の位置及び第2の位置への移動を行うようになっている。
【0067】
なお、図13は、このアーム12の往復運動により移動する押えフラグ6の移動軌跡を示した図である。同図において、Aで示した位置が退避位置(第1の位置)にあるときの押えフラグ6の押え部6aの位置であり、アーム12が移動すると、押え部6aは、まず斜め上方に移動した後、そのままシートと平行に移動し、この後、中間積載部2に突出した後、下方に回転し、Bで示した第2の位置で停止するようになっている。
【0068】
ここで、同図において、押えフラグ6の押え部6aは、太線で示す軌跡のように、出現時には中間積載部2のシートを押し出さないように、一旦先端を上方に向け、その後、下方回動してシートを上から押え込むと共に、押え込む際、略上方から略まっすぐ、若しくは下降しつつ上流側に移動するようになっている。これにより、押えフラグ6は、既述したようにシートを下流側に押し出すことなく、シートを押えることができる。
【0069】
また、退避時は、図中Bに示したポイントから図中Aに示したポイントに移動するが、このような退避時には、押えフラグ6は、既述したように中間積載部2に平行にまっすぐに退避するので中間積載部2にあるシートを戻しながら、上流側の基準壁5に突き当てるという整合動作も同時に行うことができ、整合性を高めることができる。さらに、既述したように押えフラグ6の押え部6aを摩擦部材により構成することにより、戻し効果をより高めることができる。
【0070】
なお、図14は、押えフラグ6の付勢手段を説明した図であり、同図において、19は付勢手段の一例であるねじりコイルバネである。なお、本実施の形態では、付勢手段としてねじりコイルバネを用いたが、他の方式のバネであっても良い。そして、このねじりコイルバネ19の一端19aを押えフラグ6に、他端19bをアーム12に係止することにより、押えフラグ6を時計方向に付勢するようにしている。
【0071】
また、図15及び図16は、フラッパ14の付勢手段を説明した図であり、同図において、20はフラッパ14の付勢手段の一例である引っ張りコイルバネである。なお、本実施の形態では、付勢手段として引っ張りコイルバネを用いたが、他の方式のバネであっても良い。そして、この引っ張りコイルバネ20の一端20aをガイド13に、他端20bをフラッパ14に一体形成されたアーム部14cの先端部に係止することにより、フラッパ14を矢印に示す時計方向に付勢するようにしている。
【0072】
次に、本発明の第1の参考例について説明する。
【0073】
図17は、本参考例に係るシート処理装置の構成を説明する図であり、同図において、210は押え手段、211は中間上ローラ、212は中間積載部、213は中間積載部212にシートを送り込む下ガイドである。ここで、本参考例において、押え手段210は、駆動ローラ214と従動ローラ215とに張設されるベルト部材であるベルト216に回動自在に設けられている。
【0074】
なお、本参考例では、駆動ローラ214、従動ローラ215、ベルト216は搬送路中に露出しており、シートを搬送するガイドの役割を果たしている。また、従動ローラ215は、中間上ローラ201とニップすると共に、ベルト216の回転に伴って押え手段210を基準壁(図1、図2等参照)から中間積載部212の上方に突出させた後、第2の位置に到達させ、かつ押え手段210をシートに接したまま第1の位置へ到達させる位置に配置されている。
【0075】
次に、このように構成された押え手段210のシート押え動作について説明する。
【0076】
押え手段210はホームポジション(第1の位置)においては、同図においてaに示す位置にある。そして、既述した本発明の実施の形態と同様に、シートを押えるタイミングになった時、押え手段210は駆動ローラ214の回転に伴う移動手段であるベルト216の回転により、b〜c〜d〜eの順で移動し、eの位置で一旦停止し、シートを押える。また、本発明の実施の形態と同様に、退避するタイミングになった時には、eに示すシートを押える第2の位置からf〜aの順に移動し、aの位置で停止する。
【0077】
ここで、押え手段210は、軸210aを支点として搬送ベルト216に対して回動自在に、かつ不図示の付勢手段により時計方向に付勢されている。このため、eの位置でシートを押えていた押え手段210は、e〜f間では付勢力に抗して反時計方向に回動しながら退避してゆくようになる。
【0078】
このように、本参考例においては、従動ローラ215とベルト216というシンプルな構成により、本発明の実施の形態と同様な、押え手段210の軌跡を実現することができる
【0079】
次に、本発明の第参考例について説明する。
【0080】
図18は、本参考例に係るシート処理装置の構成を示す図であり、同図において、300は押え手段であり、301は中間上ローラ、302は中間積載部である。
【0081】
ここで、本参考例において、この押え手段300は弾性部材によって形成されると共に、回転手段である回転軸300aに一体に設けられ、時計方向に回転するようになっている。なお、この移動手段である回転軸300aは、回転することにより押え手段300を基準壁から中間積載部302の上方に突出させた後、第2の位置に到達させ、かつ押え手段300をシートに接したまま第1の位置へ到達させる位置に配置されている。
【0082】
次に、このように構成された押え手段300のシート押え動作について説明する。
【0083】
押え手段300はホームポジション(第1の位置)においては、同図において、aの位置にある。そして、本発明の実施の形態と同様に、シートを押えるタイミングになった時、回転軸300aの回転により押え手段300はb〜c〜dの順で移動し、dの位置で一旦停止してシートを押える。
【0084】
また、本発明の実施の形態と同様に、退避するタイミングになった時には、dに示すシートを押える第2の位置からe〜aの順に移動し、aの位置で停止する。ここで、押え手段300は、弾性部材であるためdのポジションでシートを押えていた押え手段300は、d〜e間では、撓むことで退避が可能になる。
【0086】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のように、基準壁によりシートの搬送方向上流端の位置が規制されたシートを押圧する押え手段を処理シート積載部のシートが通過する範囲内に配置し、かつ基準壁の内部に退避する第1の位置と、基準壁により位置が規制されたシートを押さえる第2の位置とに往復移動可能とすることにより、シートを確実に整合することができ、かつ小型化及びスループットの向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの全体構成を示す概略断面図。
【図2】 上記シート処理装置の要部拡大図。
【図3】 上記シート処理装置の要部斜視図。
【図4】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第1の図。
【図5】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第2の図。
【図6】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する要部斜視図。
【図7】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第3の図。
【図8】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第4の図。
【図9】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第5の図。
【図10】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第6の図。
【図11】 上記シート処理装置の押え手段のシート押え動作を説明する第7の図。
【図12】 本発明の押え手段を駆動する駆動部を説明する図。
【図13】 上記押え手段の移動軌跡を説明する図。
【図14】 上記押え手段及びフラッパ部の構成を説明する分解斜視図。
【図15】 上記押え手段及びフラッパ部を示す斜視図。
【図16】 上記押え手段及びフラッパ部を示す他の斜視図。
【図17】 本発明の第参考例に係るシート処理装置の構成を説明する図。
【図18】 本発明の第参考例に係るシート処理装置の構成を説明する図。
【図19】 従来のシート処理装置を説明する図。
【図20】 従来の他のシート処理装置を説明する図。
【符号の説明】
1 中間ローラ
2 中間積載部
3A 中間トレイ
5 基準壁
6 押えフラグ
6a 押え部
7 ステイプラ
12 アーム部材
13 ガイド部材
14 フラッパ部材
60 画像形成部
100A レーザビームプリンタ
100 プリンタ本体
200 シート処理装置
210 押え手段
211 中間上ローラ
212 中間積載部
214 駆動ローラ
215 従動ローラ
216 ベルト
300 押え手段
300a 回転軸
301 中間上ローラ
302 中間積載部
P シート

Claims (6)

  1. シートを処理するシート処理装置において、
    前記シートを処理シート積載部に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段の直下に設けられ、前記処理シート積載部に積載されたシートの搬送方向上流端に当接し、前記シートの搬送方向上流端の位置を規制する基準壁と、
    前記基準壁によりシート搬送方向上流端の位置が規制されたシートを一方の揺動端部により押圧する揺動自在な押え手段と、
    前記押え手段を揺動自在に支持し、前記押え手段を前記基準壁の内部に退避する第1の位置及び前記基準壁により前記シート搬送方向上流端の位置が規制されたシートを押える第2の位置に往復移動させる移動手段と、
    記第1の位置と、前記第2の位置とに往復移動する前記押え手段の姿勢を制御する姿勢制御手段と、
    を備え、
    前記姿勢制御手段は、前記押え手段の他方の揺動端部の位置を規制しながら、前記押え手段の一方の揺動端部を前記基準壁から前記処理シート積載部の上方に突出させた後、シートを押える前記第2の位置に到達させ、かつ前記一方の揺動端部が前記シートに接したまま前記第2の位置から前記第1の位置へ到達させるよう前記押え手段の姿勢を制御することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記押え手段を、前記処理シート積載部のシートが通過する範囲内に配置したことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記押え手段は、前記基準壁のシート搬送方向と直交する方向の略中央から出没することを特徴とする請求項1又は2記載のシート処理装置。
  4. 前記姿勢制御手段は前記押え手段が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する際、前記押え手段の姿勢を排出されるシートと略平行となるように保つようになっていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記押え手段の前記シートと接する部分は摩擦部材であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のシート処理装置。
  6. シート上に画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートに処理を施す前記請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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