JP4153934B2 - 音響振動板 - Google Patents
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Description
この発明は、電気−音響変換器システムと音響−電気変換器システム分野であって、より明確には振動板により支持される複数の音響素子をもつ、独特で優れた振動板システムに関するものである。
Acoustic Engineering,Harry F.Olson,Ph.D.,Van Norstrand Company,Inc.,New Jersey,1957(以下“Olson”と称す);Loudspeakers,An anthology of articles on loudspeakers from the pages of the Journal of the Audio Engineering Society Vol.1−Vol.25(1953−1977),2nd Edition,Audio Engineering Society,Inc.,New York,N.Y.;and Loudspeakers,An anthology of articles on loudspeakers from the pages of the Journal of the Audio Engineering Society Vol.26−Vol.31(1978−1983),Audio Engineering Society,Inc.,New York,N.Y.、これ等は夫々参照によりここに包含される。多くの設計上の努力が材料の物理特性、すなわち、高いヤング率E、低い密度ρ、高いE/ρと低い総重量のみならず音響振動板の構造に向けられた。一つの試みは米国特許第1,757,451号(1930、Crane)で、これは振動板に押圧された穴、リブまたはこぶからなり、制動材で満たされることが出来、望ましくは対数曲線状に配される。この試みは振動板の放射特性を変えて定在波または分割振動を制限し、また減衰する方法に関する。
日本特許第2693447号(1997、富宅,他)によれば、ポリマーと高弾性繊維条体によるスピーカーコーンで、各条体がコーンの首部分から放射状に向けられたものが開示されている。
更に日本特許第0946038号(1979、森田、他)中には、ドーム型振動板がポリマーと高弾性繊維よりなり、全ての繊維がドームの経線方向に向けられたものが記述されている。
(a) 複数の音響的に機能的且つ能動的素子(以後音響素子と称す)が音響振動板によって支持され(耳の鼓膜の繊維と羽根の小枝部から連想される);
(b) 各素子の最近端は駆動体に連携しており(鼓膜の槌骨と羽根の枝部から連想される);
(c) 駆動体の垂線に対し等しい鋭角で半径方向に伸長し(羽根の小枝部が枝部に連携し、且つ等しい鋭角で伸長することから連想される);また
(d) 素子は定められた硬化模様をもって駆動体を取り巻くように設けてなる(鼓膜の繊維と羽根の小枝部から連想される);
(e) 第一の層の繊維の方向は第二の層の繊維の方向と角度差を有する(鼓膜の繊維;放射状と輪状、そして重ねられた羽根の小枝部から連想される)。
より進歩した測定装置や精巧な測定法が開発され導入されたが、現在でも人の耳が究極、最良の音質評価法であることは事実である。今日でも測定装置によって得られたデータと実際に人の聴覚で知覚し評価した音との間には大きな食い違いがある。
Olson,(p.558−9) によれば“再生された音の生理的および心理的効果が、あらゆる音響再生システムの最も大切な要素である。話し声と聴音については、非常に多くの貴重なデータが今までに蒐集されている。この情報は音響再生装置の開発と設計に非常に有用である。音波が耳に当たると、それは外耳道にはいり、鼓膜に振動を起す”。
音響振動板のモデルである人間の鼓膜
Speech and Hearing Science,(p.550),Willard R.Zemlin,Prof.,1981 by Prentice Hall,Inc.,Englewood Cliffs,N.J.07632,(以下“Zemlin”と称す)と耳科学アトラス、(p。54)野村恭也、平出文久、1974、中外医学社、東京(以下“野村”と称す)を参照する、これ等は夫々参照によりここに包含される。“Zemlin”は鼓膜について次のように述べている:“構造的に鼓膜は三つの組織からなる:外側の薄い皮膚層、それは外耳道の被膜につながっている;繊維よりなる中間層、これは鼓膜の弾性を大きく担っている;しょう液(粘液)膜の内層、それは内耳の被膜につながっている。繊維層は実際には一つが他の一つと密接した二層を有する。二つからなる繊維のより表面側のものは中心から外周に放射する。これ等の繊維は鼓膜の全面に亘ってほぼ均等に分布している、それは繊維層が車輪のスポークに似ているとの想像を与える(ここでは放射状繊維と称す)。内側の層は繊維組織の同心環からなりこれ等は不同な分布をもつ(ここでは輪状繊維と称す)。その密度は外縁で最大で中心において膜は槌骨の柄の終端につながっている”。
人間の鼓膜に霊感を得た音響振動板の着想は、次ぎの各項により特徴付けられる:
(1) 放射状繊維、輪状繊維が共に駆動体に連携している;
(2) 織ったり編んだりすることにより起こる屈曲や撚りによる障壁が無いので、音響エネルギーの有効且つ均等な伝達が達成される;
(3) 繊維材自身に適度の内部損失があり、そこへ更なる制動が各層の振動した際に起こる角度差のある動きによって与えられる、即ち放射状繊維は円周方向に動き、輪状繊維は半径方向に動く;
(4) 輪状繊維による周縁と槌骨の柄から反射される定在波の減衰;
(5) 適切な重量内での繊維の剛性による鼓膜の強化;上記のごとく、鼓膜の繊維は機能的能動素子の一例であって、これが即ち本発明者がこれ以降“音響素子”と呼ぶものである;そして
(6) 鼓膜は聴覚器官に梃子式の機械的結合で連携されている。従ってこの鼓膜の構造は、機械的に絶縁された往復運動が要求される音響振動板には直接適用できない。
本発明の新規な他の具体例は、自然の制震膜の他の例、羽根によって説明される。羽根の構造は一億年以上にわたって同じものが保持されてきた音響振動板の優れたモデルである。
羽根の接写は写真1と日本経済新聞、2002年10月27日、p.26、“自然界の回折格子”に示される(以下“日経”と称す)、これは参照によりここに包含される。この説明の中での論議として、羽根は枝部(駆動体)に鋭角に連携し単層に整列した小枝部(空力的エネルギー伝達素子)よりなる。もう一つの隣の枝部に連携した小枝の層が第一の小枝層に交差積層されている。羽根の小枝部は空気をマトリックスとする空力的機能素子である。
(1) 小枝部は枝部に鋭角で連携される。鋭角取り付け小枝部の利点は枝部の二次元的な強化である;
(2) 織ったり編んだことで起こる屈曲や撚りによる障壁が無く、能率的で均等な空力的エネルギーを伝達する;
(3) 小枝部自身にある適度の内部損失があり、そこに各小枝層の角度差のある動きによって、更なる制動が与えられる;
(4) 枝部から反射される定在波の減衰と、羽根の振動とはためきの小枝部による減衰;
(5) 適切な重量内での繊維性小枝部による空力的膜の構造;そして
(6) 両側に並んだ小枝部の付いた枝部よりなる、空気をマトリックスとし伸長する平面が、機械的結合を基に空力的駆動力を伝達する。従って羽根の構造は、機械的に絶縁された往復運動が要求され、駆動体が閉回路型に組み立てられた音響振動板には直接適用できない。
図1Bにおいて、音響素子10はドーム形の音響振動板11により支持されている。音響素子10は駆動体12に、駆動体12の垂線8に鋭角4にて連携し、中心13に向かって内方へ延伸する。点7における音響エネルギー6の伝達は、二つのベクトルを持つと考えられる、8で示される垂線成分と、9で示される接線成分である。換言すれば、図1Bにおいて、音響素子10は音響エネルギーを8,9a,8aと9からなる面にあたえる。
同時に、音響素子1と10によって垂線ベクトル方向と接線ベクトル方向の強化が与えられる。内部損失はかくして音響素子1及び10と、音響振動板マトリックスの間に誘起される。
図2Aを参照し、音響素子1は円錐形音響振動板2により支持されている、音響素子1は最近端が駆動体3に連携し、垂線16に対し鋭角4で放射方向に伸長する、そして遠心端は駆動体から外方の音響振動板の境界5の方向に間隔をもって設けられる。図2Aにおいて、境界5からの残留音エネルギー14は、音響振動板2上の音響素子1の働きによって方向15に反射され、結果として内部損失を発生させ定在波を減衰する。駆動体3からの残留音エネルギー14aは、音響振動板2上の音響素子1の働きによって方向15aに反射され、結果として内部損失を発生させ定在波を減衰する。
図3Aに示すように、第一層の上に互いに角度差を有して音響素子19の第二層をもつことは望ましい。点7の音響エネルギー伝送6と20は二倍の垂線成分8と21、及び反対方向にある二重の接線成分9と22を有する。交差積層による接線成分9と22は逆向きで、相互運動によって内部損失を増大する。
図3Bに示すように第一層の上に互いに角度差を有して音響素子23の第二層をもつことは望ましい。点7の音響エネルギー伝送6と24は二倍の垂線成分8と25、及び反対方向にある二重の接線成分9と26を有する。交差積層により接線成分9と26は逆向きで、相互運動によって内部損失を増大する。
均等な音響エネルギーの分配と反射音響波の減衰は、その半径での各垂線に対する、更に望ましくは各半径での、音響素子の鋭角が実質的に等しいときに得られる。それ故に、一つの望ましい実施例は、音響素子に曲線部または折れ線部があり、それが対数螺旋を形成するものである。
この発明は表1に記す様に五つの構造から成る。
表1:構造
a) 複合材、繊維強化プラスチック
b) 付加
c) 除去
d) モールド
e) エンボス
本発明の一つの実施例で、先行例を超えて非常な好結果をもたらすものは、音響素子としていつでもすぐ手に入る、表3の繊維を使用する繊維強化プラスチックを採用したものにより達成される(表2−1(a)参照)
a) 繊維性材とマトリックス
b) 繊維プリプレグ
c) a)とb)の混合
d) 鼓膜型[皮膚状層−繊維層−制動材]
現存する音響振動板と材料が本発明に使用可能である(即ち、いつでもすぐ手に入る)如何なる材料でも、音響振動板上に固定するものは音響素子として使用可能である。
a) 繊維[有機、無機]、超機能繊維(即ち、カーボン、アラミド、等)は以下の文献に詳述されている:ニュー繊維の世界、本宮達也、日刊工業新聞、東京、1988、(p.12−66、135−138)、ハイテク繊維の世界、本宮達也、日刊工業新聞、東京、1999、(p.66−127)これ等は夫々参照によりここに包含される。
b) 糸、よりがけしていない繊維束、繊維束、プリプレグ、チップ
c) 薄板、フィルム、シート、条体、布、織物、パルプ、紙[有機、無機][積層材][アルミニューム、アルミニューム合金、チタニューム、チタニューム合金、マグネシューム、マグネシューム合金]
d) 粉体、薄片、長方形[有機、無機][アルミニューム、アルミニューム合金、チタニューム、チタニューム合金、マグネシューム、マグネシューム合金]セラミック、ナノ・カーボン(管、カップ、ホーン、フラーレン形)
e) ペンキ、ラッカー、絵の具、マーカーペン、インク、紫外線反応インク、色素、[アルミニューム、アルミニューム合金、チタニューム、チタニューム合金、マイカ、セラミック]
f) 樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ、フェノール、液晶プラスチック(LCP)
g) 接着剤 充填材あり/なし[有機、無機]
h) 付加蒸着用原材料[有機、無機][アルミニューム、アルミニューム合金、チタニューム、チタニューム合金、マグネシューム、マグネシューム合金]
i) 積層材、接合材
j) 強磁性、粉体、長方形、電磁システム用板
k) ピエゾエレクトリック材
l) 静電気応用材
(1) 図4Aに示すように、例えばフッ素樹脂を一つの望ましい材料に使用した、凸状面29と凹状面30をもつ凸状冶具27と凹状冶具28を用意する。
(2) 例えば、引っ張り強さ360kgf/mm2そして引っ張り弾性24000kgf/mm2の炭素繊維が使用される。図5Aにしめす、外径120mmそして内径33mmの円錐音響振動板を作るために、各3000本の繊維からなる100mm長の炭素繊維の繊維束約三十四本を用意する。音響素子が全面を覆うように、その有効長が有効半径より大なることが望ましい。
(3) 次に凸状面29に付着性エポキシ樹脂を塗布する。
(4) 炭素繊維束33は隣り合って並べられ、首部34の周りにフッ素樹脂テープによって巻き付けられる。図4Aのように炭素繊維31の最近端は駆動体に連携しており、音響振動板の半径が増大するに従って振動板面の接平面上で鋭角をもって半径方向に伸長する。炭素繊維の量は実質的に同じであるから、音響素子、即ち炭素繊維の線密度は振動板の半径が増大するとともに減少し、従って炭素繊維は各半径内で均等に分布する。
(5) 一旦全ての炭素繊維が全凸面を覆って配置されたならば、エポキシ樹脂の追加塗布を炭素繊維に付加することが出来る。かくしてエポキシ樹脂はマトリックスを構成する。
(6) 凸状冶具27の上に凹状冶具28を、一定時間一定温度の元で硬化のため締結する。望ましい実施例として硬化温度120度Cで少なくとも1時間が用いられる。低温用エポキシ樹脂を使用することも出来る。冷却後音響振動板は冶具から外される。図5Aは円錐形音響振動板39における炭素繊維31の分布を示す。外周部の円周断面は図8Aに示される。
(7) 本発明の一つの実施例において、追加の逆方向の炭素繊維31bが図5Bのように付加される。もし必要なら薄い紙片またはフィルムを、第一層の炭素繊維層31aの上に加えることが出来る。上記(5)の段階で付加を始め上述の(2)から(6)段階の工程を繰り返す。図5Bは円錐形音響振動板40における炭素繊維31aと31bの分布を示す。外周部の円周断面は図8Bに示される。
図5Aと図5Bの円錐形音響振動板にとって、振動板と鼓膜及び羽根によって共有される特性は以下の通りである:
(a) 振動板の音響素子31、31aと31bは、鼓膜の繊維と羽根の小枝部を連想させる。
(b) 各素子の最近端は、鼓膜の槌骨と羽根の枝部と同様に駆動体3に連携している。
(c) 各素子は駆動体3の垂線に対し均等な鋭角で半径方向に伸長する、それは羽根の小枝部が、写真1に示すように枝部から均等な鋭角で伸長するのと同様である。
(d) 適切な内部損失が繊維とマトリックスの間に生ずる、それは鼓膜の繊維の組織と羽根の小枝部と空気マトリックスの場合と同様である。
(e) 二重層構造においては、第一層の繊維の方向が第二層の繊維の方向に対し角度差を有する、これは鼓膜の繊維と羽根の小枝部の場合と同様である。
(f) 音響素子は外周部と駆動体から反射した定在波を減少する、これは鼓膜の繊維と羽根の小枝部と同様である。
(g) 適切な重量内での繊維の必要量について、本発明者は其の実験から、音響振動板を人間の鼓膜の重量/面積比の三倍、望むべくは二倍までに収めることにより、人間の鼓膜の特性が十分に与えられる事を発見した。人間の鼓膜の重量/面積比は0.25mg/mm2(14mg/55mm2(有効可動面積)、(参考“Zemlin”と“野村”)、以下G/S比と称する。G/S比の減少は音響振動板の有効周波数帯域を広げる。
(1) 図4Bに示す凸状冶具35と凹状冶具36を用意する。凸状面37と凹状面38は非接着性で、望ましくはフッ素樹脂のような材料で作られている。
(2) 例えば、引っ張り強さ360kgf/mm2、そして引っ張り弾性24000kgf/mm2の炭素繊維が使用される。図6Aにしめすドーム形音響振動板42を作るために、約10mm幅に広げ筆のような形に成型された、3000本の繊維からなる繊維束を用意する。
(3) 次に凸状面37と首部34に付着性エポキシ樹脂を塗布する。
(4) 炭素繊維束33は隣り合って並べられ、首部34の周りにフッ素樹脂テープによって巻き付けられる。図4Bのように炭素繊維33の最近端32は駆動体に連携しており、音響振動板の半径が減少するに従って、振動板面の接平面上で鋭角をもって半径方向に伸長する。音響素子、即ち炭素繊維の線密度は与えられた半径で実質的に一定で、そして炭素繊維は各半径で均等に分布する。
(5) 一旦全ての炭素繊維が全凸面を覆って配置されたならば、必要に応じ炭素繊維にエポキシ樹脂の追加塗布が付加される。結果エポキシ樹脂がマトリックスとなる。
(6) 凸状冶具36の上に凹状冶具35を、一定時間一定温度の元で硬化のため締結する。望ましい実施例として硬化温度100度Cで少なくとも1時間が用いられる。冷却後音響振動板は冶具から外される。図6Aはドーム形音響振動板42における炭素繊維33の分布を示す。外周部の円周断面は図8Aに示される。
(7) 本発明の一つの実施例において、追加の逆方向の炭素繊維33bが図6Bのように付加される。もし必要なら薄い紙片またはフィルムを第一層の炭素繊維層31aの上に加えることが出来る、上記(5)の段階で付加を始め、上述の(2)から(6)段階の工程を繰り返す。図6Bはドーム形音響振動板40における炭素繊維33aと33bの分布を示す。外周部の円周断面は図8Bに示される。
図6Aと図6Bのドーム形音響振動板にとって、振動板と鼓膜及び羽根によって共有される特性は以下の通りである:
(a) 振動板の音響素子33、33aと33bは鼓膜の繊維と羽根の小枝部を連想させる。
(b) 各素子の最近端は鼓膜の槌骨と羽根の枝部と同様に駆動体12に連携している。
(c) 各素子は駆動体12の垂線に対し均等な鋭角で半径方向に伸長する、それは羽根の小枝部が枝部から均等な鋭角で伸長するのと同様である。
(d) 適切な内部損失が繊維とマトリックスの間に生ずる、それは鼓膜の繊維の組織と羽根の小枝部と空気マトリックスの場合と同様である。
(e) 二重層構造においては、第一層の繊維の方向が第二層の繊維の方向に対し角度差を有する、これは鼓膜の繊維と羽根の小枝部の場合と同様である。
(f) 音響素子による中心と駆動体から反射した定在波の減衰、これは鼓膜の繊維と羽根の小枝部と同様である。
(g) 適切な重量内での繊維の必要量について、本発明者は其の実験から音響振動板を前記G/S比の三倍、望むべくは二倍までに収めることによって、人間の鼓膜の十分な特性が与えられる事を発見した。
本発明の他の実施例は、図5Aの円錐型音響振動板と、図6Aのドーム形音響振動板を結合して、図7Aの複合型音響振動板が作られる。更に図5Bの円錐形と、図6Bのドーム形の結合は、図7Bの複合音響振動板を提供する、これ等は共に先行例を超える非常な好結果をもたらす。
本発明の音響振動板は音響素子として何時でもすぐ入手できる材料を利用する。これは如何なる現有の音響振動板をも超える主要な進歩、高忠実度音再生の結果として実在性を持つ自然な広帯域周波数特性、高い能率と大きなダイナミックレンジを長寿命で具現し、しかも耐候性である。
本発明の円錐形の音響振動板を製作するため次の段階を遂行する:
(1) 図4Aの凸状面29は薄い紙、フィルム、シートまたは付着性エポキシ樹脂、または熱可塑性プラスチックで覆われる。
(2) スリット45のついたプリプレグシート44は図9Aに示されている。上側(図中)非スリット範囲は図10Aの首部34の周りにフッ素樹脂テープによって巻きつけられる。図10Aと図11A中に示すように、各炭素繊維プリプレグの条体46の最近端32は駆動体3に連携しており、そして半径方向に47aにおいて折り返すことによって、垂線に対し音響振動板の接平面上で鋭角に伸長し、そして横にずらすことによって予め定められた線に整列させる。炭素繊維プリプレグの条体46は凸面29上に、例えば半田鏝の熱い先端を使用して圧着される。更なる折り返し47bと47cが必要に応じ作られる。
(3) 図10B,図11Bと図11Cに示すように、追加の炭素繊維プリプレグ層46bと46cを第一層の上に追加できる。外周部5での炭素繊維プリプレグ条体46の最適分布は、整数の層が適用される時に得られる。結果円錐形音響振動板の外径と内径の比は規範化される。例えば外径が120mmそして内径が33mmであると、その比は120/33=3.6。従って本件では3層が最良比とされる。
(4) 交差積層を作るために図11Dに示すように、逆方向の追加層46d、46eそして46fが組み立てられる。
(5) 次に炭素繊維プリプレグに追加エポキシ樹脂塗布が与えられる。
(6) 凸状冶具27の上に図4Aの凹状冶具28を締結し、その後硬化するため一定時間一定温度に保たれる。プリプレグの樹脂とエポキシ樹脂の硬化温度130度Cで1.5−2時間が条件に合う。エポキシ樹脂の硬化温度を上げることも出来るであろう。180度Cまでの温度が高温用エポキシ用に試験された。冷却後音響振動板は冶具から外される。外周部の円周断面の単層分は図8Cに、二重層分は図8Dに示される。図8Dに示すように、第一層の条体46a、46bと46cと第二層の条体46d、46eと46fは飛び越し配置される。
(7) 本発明には条体の長さLと幅Wの比である縦横比が10以上、望ましくは20を使用する。一つの実施例では条体の縦横比は35である。
(8) 第9B図のシートが使用される場合は第一の折り返し点47aは省略される。
(9) 円錐形の音響振動板の実施例で、外径120mmそして内径33mmのものは、単一方向性炭素繊維プリプレグ、20ミクロン厚、表5に示す生産者の標準複合材物理特性が曲げ強度180kg/mm2、曲げ弾性率15.5T/mm2、層間せん断強度9.5kg/mm2を三層に、逆方向の三層も層間せん断強度9.5kg/mm2で重ねられて(合計6層)、完成重量2.8グラム、G/S比=[(120/2)2xπ−(33/2)2xπx0.25(G/S ratio)x2=5.2グラム]の二倍以下に作られる。円錐形の振動板で外径300mmそして内径100mmのものは、50ミクロン厚プリプレグから完成重量24グラムで作られる、其れはそのG/S比の二倍以下である[(300/2)2xπ−(100/2)2xπx0.25(G/S ratio)x2=31.4グラム]。もし振動板が70ミクロン厚プリプレグから作られるとき、その完成重量35グラムはそれでもG/S比の3倍以下である。
標準コンポジット物性
曲げ強度 曲げ弾性率 層間せん断強度
180kg/mm2 15.5T/mm2 9.5kg/mm2
本発明のドーム形の音響振動板を製作するために次の段階を遂行する:
(1) 図4Bの振動板の凸状面37は薄い紙、フィルム、シートまたは付着性エポキシ樹脂または熱可塑性プラスチックで覆われる。
(2) 図9Cに示すように、プリプレグシート49の図の下側非スリット範囲は、首部34の周りにフッ素樹脂テープによって巻きつけられる。図4Bと図9C中に示すように、各炭素繊維プリプレグの葉片50は50aのように変形され、その最近端32は駆動体に連携しており、そして半径方向に音響振動板の接平面上で、垂線に対し鋭角を持って伸長し、予め定められた線に整列させる。炭素繊維プリプレグの葉片は凸面37上に、例えば半田鏝の先端を使用して圧着される。
(3) 二層または交差積層を作るために追加層が逆方向に加えられる。
(4) 次に炭素繊維プリプレグに追加エポキシ樹脂塗布が加えられる。
(5) 凸状冶具35の上に図4Bの凹状冶具36を締結し、その後硬化するため一定時間一定温度に保たれる。硬化時間と温度についてはこの明細書に前述されている。冷却後音響振動板は冶具から外される。
(6) ドーム形の音響振動板の実施例として、直径33mmのものが0.28グラムで製作された、これはG/S比の二倍以下である[(33/2)2xπx0.25(G/S ratio)x2=0.43グラム]
上記の繊維生まれの構造において、繊維を横方向の接着性糸、リボン、テープ、熱収縮性のものを含めたもの、により、音響素子を曲げたり織ったりせずに固定することは製造を容易に出来る。
図8Eに示す実施例は構造的に鼓膜(表2−1(d)と“Zemlin”を参照”)と同一の三層の組織からなる:薄い外部皮膚層としての薄い紙または不織布51、上記繊維性中間層52、しょう液(粘液性)膜としての高分子制動材塗布膜53。高分子制動材の塗布は本発明のあらゆる場面に使用可能である。
表2−2:付加構造
a) 手作業[筆、ディスペンサー][直接、接着剤]
b) 印刷、直接[シルクスクリーン]、間接[インクジェット、バブルジェット(登録商標)][噴霧またはイオン化形式の材料は付加前にマスクがマトリックス上に設けられる]
c) 空気中の金属スパッタリング
d) 真空中の蒸発、スパッタリング、CVD[加熱、プラズマ、極超短波、イオン−ビーム]
e) 塗装[噴霧、静電]
f) 鍍金[電気的、化学的]
g) 接着材と箔、シート、リボン、条体、チップ、薄片、粉体
h) 強磁性材
а−1) 図12Aに示すように、付加音響素子54は手書きで,普通の円錐形音響振動板55上に,ペンキ、ラッカー、絵の具、マーカーペン、インクまたは他の色素を使用して描かれる。金色、銀色、黒色または他のどんな色でも、マイカ、アルミニュームまたはアルミニューム合金粉、薄片、カーボン材例えばナノ・カーボンまたはセラミックを含むラッカーが望ましい、何故ならばその弾性対密度比が比較的高いからである。外周部の断面図を図8Fに示す。
図12Bに示すように、付加音響素子56は上記のドーム形音響振動板57上にペンキ、ラッカー、絵の具、マーカーペン、インクまたは色素を使用して手書きで描かれる。
金色、銀色、黒色または他のどんな色でも、マイカ、アルミニュームまたはアルミニューム合金粉、薄片、カーボン材例えばナノ・カーボンまたはセラミックを含むラッカーが望ましい、何故ならばその弾性対密度比が比較的高いからである。外周部の断面図を図8Fに示す。図12Cは本発明の音響振動板の他の側の上に、追加された逆方向音響素子58または59を示す。外周部の断面図を図8Gに示す。図8Gに示すように追加の逆方向音響素子58または59は、第一の音響素子54または56と外周部において飛び越し配置にある。
普通のパルプ・ドーム振動板、外形33mm、に金色ラッカーの音響素子を付加したものは0.21グラム以内、G/S比重量に等しい。
普通のパルプ・ドーム振動板、外形100mm、に金色ラッカーの音響素子を付加したものは3.8グラム以内、G/S比重量の二倍以下である。[G/S比重量X2=3.9グラム]
а−2) 図8Hと図8Iに示すように、付加音響素子61は上記音響振動板の実施例に、接着剤60例えばエポキシ樹脂を使用し、それを音響素子61で覆うことで創成される。エポキシ樹脂の硬化には最短12時間、25度Cが推奨される。音響素子61の材料は表3から選択できる。
b) 音響素子を創成する他の選択は、シルクスクリーン等の直接印刷、またはインクジェット印刷またはバブルジェット(登録商標)印刷を使用した非接触印刷である。インクジェット印刷法を用いるとき3ミクロンの音響素子幅も可能である。
図8Jに示すように、マスク62が音響振動板55または57上に着けられる、次に図8Jと図8Kに示すように、付加材63が空気中の噴霧、またはイオン化、金属スパッタリング、真空中の蒸着、スパッタリング、化学蒸着(CVD)、塗装または鍍金技術を使用して与えられる。
図8Lと図8Mに示すように、接着剤60もまた音響振動板55または57にマスク6
2を透して付着させ、次に音響素子61が接着剤60の上に着けられる。
図8Nと図8Oに示すように、磁石64による磁場が音響素子と一致して音響振動板55または57の背後から設置される、そして強磁性材65を音響素子に合致させる。次に強磁性材65は音響振動板55または57に予め混合された、または上から供給された接着剤によって固定される。
表2−3:除去構造
音響振動板上に積層され、または接合された除去可能な材料から音響素子を残す方式。
a) 手作業
[下記の手法を使用して除去する前に、マスクが音響振動板の音響素子上に設けられる]
b) 物理的[サンドブラスト、プラズマ、エネルギービームによる蒸発]
c) 化学的[エッチング、電気化学的エッチング]
図8Pは音響振動板68または69上に積層、または接合された音響素子から材料66を除去する手法を示す。マスク62が残されるべき音響素子材の為に創成される、そしてマスクが材料66上に置かれ、しかる後不必要な材料に対し手作業、物理的または化学的手法による除去作業が行われる。残された音響素子67は図8Qに示される。マスクは音響振動板上に振動板の特性を更に改善するために残すことも出来る。
全ての付加方式と除去方式の工程は、円錐またはドームの形状が形成される前または後に適用できる。
音響素子部分間の望ましい空隙長は音響振動板の対応動作周波数の波長より小にされるべきである。
表2−4:モールド構造
a) モールド法
b) 外部音響素子付き
c) 内部音響素子リボン、条体、チップまたは粉体入り
d) 整流式:長方形片、チップ、パルプ入り、または液晶プラスチック(LCP)
e) 局部発泡
f) 強磁性材入り
g) 磁石入り
h) レーザー・モデリング
b) 図8Tと図8Uは、モールド外部音響素子75を有する音響振動板を示す。
c) 図8Vと図8Wは、モールド内部音響素子76を有する音響振動板を示す。
d) 図8Xは、材料の流れを制御するための冶具の捻り、または図8Yの溝付き冶具による整流式で加工処理された、長方形片、チップ、パルプ入り、または液晶プラスチック(LCP)の音響振動板を示す。これ等の原理は本発明の紙の円錐形やドーム形振動板の製造にも適用される。LCP内部の液晶ポリマー配向については、日本特許第1924436号が参照文として引用される。チップまたは薄片入りLCP内部の液晶ポリマー配向については、日本特許第1875159号が参照文として引用される。
e) 図8Zは発泡音響素子79を有する音響振動板を示す。モールドされた発泡樹脂により作られるスピーカー振動板については、米国出願特許第US2002/0027040A1が参照文として引用される。
f) ポリマー中に混入された強磁性材粉を、図8Nと図8Oに示すような磁場により、音響素子として整列させることが出来る、冶具は非磁性材例えばセラミックで作られる。
g) ポリマー中に混入された磁石粉を、図12に示すような形の磁場により、音響素子として整列させることが出来る、冶具は非磁性材例えばセラミックで作られる。
h) レーザー・モデリングは本発明の小型品や実施例の試作に推奨される。
表2−5:エンボス構造
a) 刻印、痕跡を残す、くぼませる(加熱、冷間)
b) 付加材接着
c) 放射エネルギー走査[光、レーザー、X線]硬化、変性、(急速冷却)
b) 図8ACに示すように強化材81、例えば表3から薄板、フィルムまたはシートが音響素子80上に接着される。
c) 放射エネルギー(光、レーザー、紫外線UV)X線)ビームを適切な音響振動板上で図5または図6の作図に従って走査し硬化または改質によって音響素子を作る。
音響素子は駆動体から円環形状に延伸する、音響素子はその幅の20%以上になることが望ましい。
本発明の音響素子は同軸コルゲーションをもつ音響振動板、及びパッシブラジエータにも適用出来てその特性を改良する。
表4:音響素子と駆動体の連携
a) 駆動体の一面または以上が音響素子と連携する
b) 繊維強化プラスチック
c) 付加
d) 除去
e) モールド
f) 音響インピーダンス整合
a) 一般的に音響素子は本発明の新規の特性を得るために、駆動体の一面または以上に連携される。
b) 繊維強化プラスチック構造において、繊維は駆動体、例えばムービングコイルの一面または以上に連携される。図14Aは繊維31が駆動体12の一面と連携されている事を示す。図14Bは繊維31と追加繊維82が、駆動体の二または三面と連携することを示す。
図14Cは二重層の繊維31aと31b夫々が駆動体12の二または三面と連携することを示す。図14Dは二つの追加ファイバー82aと82bが駆動体12と共に繊維31を間に挟んでいる事を示す。それ故に実質的には駆動体12の三面と連携されていることを示す。
c) 付加構造においては、音響素子54は図14E,図14Fと図14Gに示すように、駆動体12の一面またはそれ以上で連携されている。同軸環状部69とドーム68の音響素子71と72は駆動体70と結合されているのが、図14Hと前掲図13Aから図13F及びそれらに対応する説明により示される。図14Kに示す音響素子71、72と108のドーム68、同軸環状部69、そして駆動体70への同時付加は優れた効果を提供する。
d) 除去構造の音響素子71と72が、駆動体70の一つの面と結合することもまた図14Hに示される。
e) 図14Iと図14Jに示すように、モールド構造の音響素子74は駆動体の二つまたはそれ以上の面と結合している。
f) 本発明において、音響素子と駆動体の間の音響インピーダンス整合は、高効率で均等なエネルギー伝達、そして高い内部制動特性が音響素子によって提供されることを理由に重要である。試聴実験結果より、透過率により表される音響インピーダンス整合は、55%以上、望ましくは70%であるべきことが示された。透過率は次の文献に詳しく述べられている、超音波工学、p.17、島川正憲、株式会社 工業調査会、1977、これは参照によりここに包含される。
図15Aはピエゾエレクトリック材または静電気応用材にもまた適用可能である。
駆動体が安定した往復運動を備えるために、よく知られた三脚の原理を参考に三またはそれ以上の音響素子が必要である。
振動板100はその外周部で外側懸垂システム95により支持されている。外側懸垂システム95は一般的に“エッジ”とも呼ばれる。磁場構造87とエッジ95は適当な支持構造97に接続且つ支持されている。
各種の変更が音響振動板の形状について為されるであろう事は明らかである、それらは円形のみならず図20に示す楕円、正方形、矩形そして不等辺、また平面さえも該当する。
両耳の対称性と、音響素子によって起こされる音波の螺旋成分を理由に、図21中の音響素子107aと107bの螺旋方向の対称配置が複数のスピーカー・セットにおいて望ましい。
本発明の改良された振動板と、その結果改良された電気から音響、音響から電気への変換器システム、そして多くのこれ等に付帯する進歩性は、前記の説明から理解されると信じられ、本発明の精神または範囲からの逸脱や、全ての部材の進歩性を犠牲にすることなく、形状、構造、部分の組み合わせ、唯単に望ましい又は模範的実施例と、上に述べたここにある形態について、各種の変更を為し得る事は明らかである。
Claims (67)
- 音響振動板が駆動体に連繋すると共に前記音響振動板により支持される複数の固形の音響素子を有し、該音響素子の各最近端が前記駆動体に連繋されてそこから半径方向に前記駆動体および前記音響振動板に関する接平面上において零度から九十度の間の鋭角で伸長し、前記複数の音響素子が定められた硬化模様をもって前記駆動体を取り巻いて設けられ、前記音響素子が編組または織られることなく、そして少なくとも該複数の音響素子の一つが非直線なる部分を有する音響エネルギー伝達のための音響振動板。
- 前記複数の音響素子の前記鋭角が同半径において等しい請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子の前記鋭角が各半径において一定である請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子が直線でない部分を有す請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子の有する前記鋭角が三十五度から五十五度である請求項1の音響振動板。
- 前記音響素子の全長が半径より長い請求項1の音響振動板。
- 前記音響振動板が波長を有する動作周波数をもち、前記複数の音響素子間の距離は前記波長より小である請求項1の音響振動板。
- 前記音響素子の弾性率と比重の比が少なくとも前記音響素子に接し支持する母材の弾性率と比重の比の値を有する請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子が前記駆動体と音響振動板の境界線長の二十パーセント以上百パーセントを占有する請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子が少なくとも三つの音響素子を有する請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子が前記音響振動板の表面に均等に分布する請求項1の音響振動板。
- 前記複数の音響素子は複数層ある請求項1の音響振動板。
- 前記複数層の前記音響素子の第一層が前記音響素子の第二の層に交差する角度に配される請求項12の音響振動板。
- 前記角度が七十度から百十度の交差である請求項13の音響振動板。
- 前記複数層の前記音響素子の第一層が前記音響素子の第二層と前記音響振動板の外周部において飛び越し配置されている請求項12の音響振動板。
- 前記音響振動板の重量と面積の比が0.25mg/mm2と0.75mg/mm2の間にある請求項1の音響振動板。
- 前記音響素子が前記駆動体に直結している請求項1の音響振動板。
- 前記音響素子と前記駆動体の間の音響透過率が五十五パーセントと百パーセントの間にある請求項17の音響振動板。
- 前記音響素子が少なくとも前記駆動体の一面に接している請求項17の音響振動板。
- 前記音響振動板が少なくとも薄い皮膚状の層と繊維層と制震材を有する請求項1の音響振動板。
- 前記音響素子の遠心端が前記音響振動板の境界に向かって外方に伸長する請求項1の音響振動板。
- 前記音響振動板が円錐形である請求項21の音響振動板。
- 前記音響素子の総量が各半径で一定量である請求項21の音響振動板。
- 前記音響素子の遠心端が前記音響振動板の内方に向かって境界から伸長する請求項1の音響振動板。
- 前記音響振動板がドーム形である請求項24の音響振動板。
- 前記音響素子の線密度が各半径において一定である請求項24の音響振動板。
- 前記音響振動板が円錐形とドーム形の組み合わせである請求項1の音響振動板。
- 前記音響振動板が同軸環状部を有するドーム形である請求項1の音響振動板。
- 音響振動板が駆動体に連繋すると共に前記音響振動板により支持される複数の固形の音響素子を有し、該音響素子の各最近端が前記駆動体に連繋されてそこから半径方向に前記駆動体および前記音響振動板に関する接平面上において零度から九十度の間の鋭角で伸長し、前記複数の音響素子が定められた硬化模様をもって前記駆動体を取り巻いて設けられ、前記音響素子が編組または織られることなく、そして少なくとも該複数の音響素子の一つが非直線なる部分を有する音響エネルギー伝達のための音用スピーカー。
- 請求項29の音用スピーカーの音響振動板の駆動体に音信号電流を流すことにより音響振動板を振動させて音を生ずる方法。
- 音響振動板が駆動体に連繋すると共に前記音響振動板により支持される複数の固形の音響素子を有し、該音響素子の各最近端が前記駆動体に連繋されてそこから半径方向に前記駆動体および前記音響振動板に関する接平面上において零度から九十度の間の鋭角で伸長し、前記複数の音響素子が定められた硬化模様をもって前記駆動体を取り巻いて設けられ、前記音響素子が編組または織られることなく、そして少なくとも該複数の音響素子の一つが非直線なる部分を有する音響エネルギー伝達のための音用マイクロフォン。
- 請求項31の音用マイクロフォンの音響振動板を空中を伝播する音波により振動させ、前記音響振動板に連携した駆動体を振動させることにより電気信号を発生する方法。
- 複数のスピーカーのうちの少なくとも一つの前記スピーカーに複数の固形の音響素子が対称に配置されるものにおいて、少なくとも前記スピーカーの一つの前記音響素子の螺旋方向が他の音響素子の方向と逆方向である音用スピーカーシステム。
- 音響振動板の形状を有する基台をもうけ、最近端は駆動体に連携し、前記音響振動板の接平面上で前記駆動体に対し九十度を超えない角度でそこから半径方向に伸長する固形の音響素子をもうけ、あらかじめ定められた硬化模様をもつよう前記音響素子を結合材を用いて前記基台上に固定する音響振動板の製造方法。
- 非接着性の凸状の表面を有する凸状冶具をもうけ、非接着性の凹状の表面を有する凹状冶具をもうけ、少なくとも一層の繊維束を前記凸状冶具上に広げ、前記凸状冶具の凸状の表面にマトリックスを生成する結合材を塗布し、前記繊維束を前記冶具の首部に整列し、前記繊維束を共に結束し、そして一定時間一定温度のもとで前記凸状冶具上に前記凹状冶具を締結する請求項34の方法。
- 前記結合材がエポキシ樹脂である請求項35の方法。
- 非接着性の凸状の表面を有する凸状冶具をもうけ、非接着性の凹状の表面を有する凹状冶具をもうけ、少なくとも一層の条体を前記凸状冶具上に位置させ、前記条体を前記冶具の首部と前記冶具の凸状の表面に整列し、マトリックスを創成するために前記凸状の表面に結合材を塗布し、そして一定時間一定温度のもとで前記凸状冶具上に凹状冶具を締結する請求項34の方法。
- 前記条体が繊維プリプレグである請求項37の方法。
- 前記繊維プリプレグが単一方向性である請求項38の方法。
- 前記結合材がエポキシ樹脂である請求項37の方法。
- 前記条体が十以上の縦横比を有する請求項37の方法。
- 前記条体が捻りにより整形される請求項37の方法。
- 前記条体が横にずらすことにより整形される請求項37の方法。
- 前記条体の層数が前記音響振動板の外径を前記音響振動板の内径で除して得られる整数である請求項37の方法。
- 前記音響素子が繊維を有する請求項34の方法。
- 前記音響振動板が本質的に前記繊維とマトリックスの複合材よりなる音響素子を有する請求項45の方法。
- 前記繊維が人工繊維を有する請求項45の方法。
- 前記人工繊維がカーボン繊維を有する請求項47の方法。
- 前記音響振動板が本質的に積層材を具備する請求項34の方法。
- 前記音響振動板が本質的に単一材を具備する請求項34の方法。
- 前記音響振動板が本質的に異方性プラスチックを具備する請求項34の方法。
- 前記音響振動板が本質的にパルプを具備する請求項34の方法。
- 前記音響素子がエンボス手法で作られる請求項34の方法。
- 前記音響素子は描画、金属スパッタリング、塗装または接着剤による音響素子材の付加手法で作られる請求項34の方法。
- 前記付加手法が付着性材を有する請求項54の方法。
- 前記付加手法が蒸気を有する請求項54の方法。
- 前記付加手法がエッチングを有する請求項54の方法。
- 前記付加手法が印刷を有する請求項54の方法。
- 前記付加手法が鍍金を有する請求項54の方法。
- 前記付加手法がエネルギービームの走査を有する請求項54の方法。
- 前記付加手法が前記音響素子と前記駆動体の連携を同時に作る手段を有する請求項54の方法。
- 平面駆動システムで形成された複数の固形の素子を有する振動部材と、電気的駆動手段が励起されたときに前記各素子が振動を起すように音響振動板に加えられる電気的駆動手段とを備え、前記各素子の最近端が前記音響振動板の中央部に連繋され半径方向に前記音響振動板の前記中央部に対し零度から九十度の間の鋭角の等角度に伸長する音響振動板。
- 前記電気的駆動手段が電磁的手段を有する請求項62の音響振動板。
- 前記振動部材が強磁性材により作られている請求項62の音響振動板。
- 前記振動部材がピエゾエレクトリック材により作られている請求項62の音響振動板。
- 前記複数の音響素子の有する前記鋭角が約四十五度である請求項5の音響振動板。
- 前記角度が約九十度交差である請求項14の音響振動板。
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