JP4710462B2 - スピーカ振動板及びスピーカ振動板製造方法 - Google Patents

スピーカ振動板及びスピーカ振動板製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば音響出力に用いられる樹脂製のスピーカ用の振動板(以下スピーカ振動板という)に関する。
スピーカ振動板は、周波数特性を良好にする目的で、第1にスピーカ振動板材料の高剛性化を図ること、第2にスピーカ振動板に構造的な変化を加え強化すること、第3にスピーカ振動板表面にダンピング材等を一定の模様で塗布すること、等の手段が採用されている。
ここで、スピーカ振動板のピストン運動領域を拡大するために、比弾性率E/ρ(E:弾性率、ρ:密度)が大きいこと、周波数特性を滑らかにするため内部損失が大きいことが要求される。また、この弾性率を向上させるため、従来から内部損失が比較的大きいポリプロピレン材料に高弾性繊維(例えばガラス繊維やカーボンファイバー)やフィラ(例えば色付けのためのマイカ)を充填させた材料が射出成形、シート成形で多く使われている。
また、スピーカ振動板の剛性を向上させるため、スピーカ振動板にリブを設けたり、肉厚を変化させる手法が取られている(特許文献1参照)。さらに、周波数特性を良好にする目的で、ダンピング材を一定の模様でスピーカ振動板に塗布する手法が採られている。(特許文献2参照)。
また、スピーカ振動板材料として用いられるポリオレフィンとして例えばポリエチレンを使用した場合に、適度な内部損失を維持しながら弾性率が増大し、従前のポリプロピレン成形体に比べて著しく特性の改善されたスピーカ振動板を製造することができることが知られている(特許文献3参照)。
特開平10-352627号公報 特開平11-215589号公報 特開平5-153692号公報
しかし、スピーカ振動板材料としてポリプロピレン材料に高弾性繊維やフィラを充填させた材料を用いた場合には、これら添加物量の増加に伴い材料比重が増加するという問題が生じる。このため、比弾性率の向上が抑えられ、同時に射出成形では樹脂流動長が低下して薄肉充填が困難になることから、スピーカ振動板に必要とされる両物性の要求を満たすことが困難であった。
また、特許文献1に記載の技術では、高分子材料からなるスピーカ振動板を射出成形で形成する場合、樹脂流動の途中にこのような形状が存在することは流動の阻害要因となり、特に薄肉充填が困難であることからスピーカ振動板重量を軽くするには限界が有る。また、射出成形用の金型を作製するに当たり、加工精度、位置精度が従来の物より必要となるため、おのずと金型加工が複雑になりこのための費用が増加してしまうという問題もあった。
また、特許文献2に記載の技術では、スピーカ振動板材料が紙等の接着性に優れる材料であれば良いが、樹脂、特にポリオレフィン系のものについては、接着性が悪いため加圧機具を用いたプライマー処理等を実施する必要が有るため、塗布工程が大掛かりなものとなり実用的では無くなってしまう。
また、特許文献3に記載の技術では、スピーカ振動板の形状によっては滑らかな特性を得ることが困難であるため、さらにこの特性を向上させる手法を新たに付加することが必要である。
本発明は、高度に配向した超高分子量ポリオレフィン分子鎖を特異的に断ち切り、局部的に物性を変化させることで滑らかな周波数特性のスピーカ振動板を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明は、超高分子量ポリオレフィンと高分子量オレフィンを多段階重合させたポリオレフィン組成物を含む樹脂を射出成形することによって形成された楕円形状の振動板上に、局部振動を分散させるように上記樹脂の物性を加熱により部分的に変化させ、樹脂の配向を断絶させた変化部を、上記振動板の円周の外周側で底辺を有し、内周側で頂点を有する三角形状で、上記振動板の円周を半径方向に分割する長軸方向に対向させて配置するものである。
スピーカ振動板の構成として、樹脂は、上述したポリオレフィン組成物を用いる。また、局部的な特性の変化を起こす方法として、振動板を形成した後、選択的に加熱又は表面層を溶融させる。これによって、非加熱部は高弾性率を保ちながら、加熱部分の弾性率を変化させることができる。すなわち、振動板内の振動伝播速度の変化を意図的に行い、特定の周波数で発生する振動モードを制御することが可能になる。これによって、より滑らかな周波数特性を実現する振動板の作成が可能となる。
このように本発明は、振動板成形後に、樹脂表面に熱的な変化を加えて物理的変化部を形成し、部分的に特性を変えることによって振動板の剛性を特異的に変化させることで部分的に物性を制御し、振動板の固有モードを分散させ周波数特性を改善して周波数特性を滑らかにした。
以上説明したように、本発明の振動板を使用したスピーカは、振動板の分割振動が分散され、該当箇所における周波数特性上のピークやディップが緩和されるので、滑らかな周波数特性となる効果が得られる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、スピーカ振動部分の説明図である。図1のようにスピーカ振動部分を備えてスピーカユニットが構成される。
図1において、スピーカ振動板となるコーン1は、動きやすくするために薄く成形でき、軽くて丈夫であることが必要であり、しかも周波数特性の山谷や過渡特性を減らすために、内部損失と呼ばれる適度の損失を与えるようなものでなければならない。
センターキャップ2は、コーン1が半径方向に変形するのを防止することと鉄粉や塵埃が空隙に入ることを防ぐために設けられる。センターキャップ2は、中心付近に孔3を開け、その孔3には目のあらい布4が貼ってある。孔3は、コーン1の振動によって圧縮伸張される空気を逃がす働きをする。
目のあらい布4は、空気の流通を妨げないで防塵の役目を果たす。ボイスコイル5は、ポール6の周囲にそって上下駆動してコーン1を振動させる。ダンパー7は、ボイスコイル5を正しくポール6の周囲に保持する。矢紙8はコーン1のエッジ9をフレーム10に固定する。
図2は、スピーカ振動板の構成図であり、図2Aは側面図、図2Bは正面図である。
図2Aにおいて、ゲート11から型の中に樹脂13を注入することにより、スピーカ振動板となるコーン12が成形される。このとき、図2Bにおいて、コーン12では中心部のゲート11から外周方向に樹脂13が流れ込むため、14で示すように樹脂流動方向並びに配向方向は中心部から外周へ向かう方向となる。本振動板はポリオレフィン組成物を射出成形したものである。
14で示すように樹脂流動方向並びに配向方向により生じるスピーカ振動板の局部振動を打ち消すように、スピーカ振動板上に変化部15(図3参照)が形成される。
図3は、スピーカ振動板上に形成された変化部を示す図である。
図3において、変化部15は、スピーカ振動板となるコーン12の形状に応じて、スピーカ振動板となるコーン12の円周を半径方向に分割する形状の模様で形成される。スピーカ振動板となるコーン12が正円形状のとき、変化部15は、スピーカ振動板となるコーン12の円周を半径方向に分割するように均等に配置して形成される。
例えば、変化部15は、スピーカ振動板となるコーン12の円周の外周側で最大幅となるとともに内周側で最小幅となるように形成され、また、内周方向に頂点を有し、外周方向に底辺を有する3角形状に形成される。変化部15として形成される3角形状は、円周の接線方向に連続する模様を有している。
図4は、変化部の断面図の例を示す図である。
図4において、変化部15は、例えば、21で示すように、コーン12へのレーザ照射による溶融及び盛り上がりの形成により、連続して凹部24及び凸部22、23が形成される。この凹部24及び凸部22、23は、例えば、25で示すように、厚さ0.35mmのコーン12の表面に、26で示すように、ピッチ0.5mmで形成される。
図5は、変化部なしのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。
図5において、コーン12の円周方向に比較的大きな4つのピーク32、32、33、34が上方向に現れると共に、コーン12の円周方向に比較的大きな2つのボトム35、36が下方向に現れる。このように比較的大きなピーク及びボトムが現れるのは、図2において14で示した樹脂流動方向並びに配向方向が一定方向に強く生じることにより、振動特性が滑らかにならず、局部振動が現れるのが原因である。
図6は、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。
図6において、コーン12の円周方向に比較的小さく分散した6つのピーク41、42、43、44、45、46が上方向に現れる。このようにピークが比較的小さく分散して現れるのは、図3において変化部15を、スピーカ振動板となるコーン12の形状に応じて、スピーカ振動板となるコーン12の円周を半径方向に分割する形状の模様で形成することにより、局部振動を分割して振動特性を滑らかにするようにしたためである。
ここで、変化部15の形成には、例えば炭酸ガスレーザが用いられる。選択的な変化をどのような模様とするかは、予め計測した図5に示したピーク及びボトムの発生状況により、ピーク及びボトムが生じる局部振動を分割するような形状及び模様を形成するように該当部分の物性を制御することで決定することができる。
ここでは図5に示したピーク及びボトムから分かるように、同心円状の分割振動が発生していることから、お互いに打ち消し合い周波数特性上の落ち込みを発生させている。これを解消するため、分割振動を分散させる手法として、例えばレーザによる照射をコーン12の円周を半径方向に分割する一定の形状で行うことで該当部分の物性を変化させている。これにより、変化部15が形成されるが、この手法はスピーカ振動板の重量を変えること無く、周波数特性を改善する効果が非常に大きいものである。
本実施の形態では、まず、熱可塑性高分子材料よりスピーカ振動板を成形し、次に、成形後のスピーカ振動板の局部振動の特性を計測する。そして、局部振動の特性に基づいて、局部振動を分散させるように変化部のデータを生成し、さらに、変化部のデータに基づいてスピーカ振動板上に熱可塑性高分子材料の物性を部分的に変化させるようにレーザ光を照射することにより変化部を形成する。
上述したように、熱可塑性高分子材料より成る樹脂製のスピーカ振動板を製造するスピーカ振動板製造方法において、分割振動を分散させることにより滑らかな周波数特性のスピーカ振動板を製造することができる。
以下に、本発明の実施の形態を具体的な実験結果に基づいて説明する。
図7は、変化部形成装置の構成例を示す図である。
図7は、スピーカ振動板であるコーン12上に選択的な変化部15を形成するのに使用した装置である。本装置は炭酸ガスレーザ加工機であるマーカ53、コントローラ52、制御用パソコン(パーソナルコンピュータ)51から成り、任意の図形を適当な照射条件下でレーザ光照射により形成する構造となっている。
図7において、制御用パソコン51に特定の図形、レーザ加工条件を入力することで、コントロ−ラ52に描画指令が出力される。コントローラ52は、入力された描画指令をコーン12の任意の位置へレーザ光を照射する指令に変換し、レーザ加工機であるマーカ53に対して供給する。これにより、パソコン51上の図形と一致した形状でレーザ光が照射可能に制御される。
ここでレーザ加工機であるマーカ53の種類として、いくつかあげられるが、加工対象物であるコーン12とレーザ光の波長との間に相性が有ることが分かっている。今回使用した射出時に配向層が形成しやすい樹脂、例えば、超高分子量ポリオレフィンと高分子量オレフィンを多段階重合させた特殊ポリオレフィン樹脂、リュブマーL3000(三井化学製)の場合、炭酸ガスレーザが適当である。
理由としては、ある程度深くコーン12を溶融させたいが、出力と操作速度の制御が行え、加工時間が短くて済むものが量産時には求められるからである。YAG(yttrium aluminum garnet)レーザでは満足できる状態にするには時間がかかるが、炭酸ガスレーザは現実的な条件設定が可能であった。本例の炭酸ガスレーザの仕様は、以下の通りである。レーザが炭酸ガスレーザ、波長は10.6μm、平均出力は30W、描画エリアは110mm×110mm、印字速度は最大600文字/秒のレーザ加工機である。
[実験例1]
実験例1の検討に用いたスピーカ振動板は、図2に提示したような外形115mm、厚み0.35mm厚のコーン型振動板である。図2に示したように、射出成形にて、中央部のゲート11からコーン12内を通じて薄肉の振動板部分へ均一に広がる形状とした。
射出成形機の仕様は、以下の通りである。最高射出圧力が2800kg/cm、最高射出速度が1500mm/sec、立ち上がり速度が10msec、型締め力が160トン、スクリュー径がΦ32mmに調整された超高速成形機である。使用した樹脂は、射出した際に配向層が形成しやすい超高分子量ポリオレフィンと高分子量オレフィンを多段階重合させた特殊ポリオレフィン樹脂、リュブマーL3000(三井化学製)を用いた。
射出成形機のホッパーから樹脂を投入する射出条件は、以下の通りである。可塑化スクリュー部の温度は220℃、射出速度は1500mm/sec、金型温度は45℃である。
以上の条件で射出成形を行いスピーカ振動板を取り出した。
このように射出成形されたスピーカ振動板を用いて振動モードを測定したところ、図5に示したピーク及びボトムから分かるような分割振動の発生が確認されたため、これを打ち消すための形状を設けることにした。つまり、例えば図3に示す形状の変化部15をスピーカ振動板であるコーン12上に設けるようにした。
本実施の形態例では炭酸ガスレーザにより模様を形成した。加工条件は、出力が80%、走査速度を750mm/秒とした。
この時の物性値を表1に示す。
表1において、比較例(ポリプロピレン)では、レーザ照射しても、ヤング率の低下は比較的小さく、内部損失はほとんど変化がないのに対して、本例(リュブマー)では、レーザ照射すると、ヤング率の低下は比較的大きくなり、内部損失も比較的大きく増加している。この表1から、本例では、レーザ照射による物性変化率は他の樹脂に比べて大きく、配向層を断絶する効果が出ていることが分かる。
図6に本実施の形態例の振動板を用いたスピーカユニットでの振動モードを示す。分割振動のピークが図5に比べて小さくなっており、本実施の形態例における効果が現れている。
図8は、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性を示す図である。
図8において、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性では、レーザにて変化部15の模様を描く前の変化部なし61では、点線で示すように、2k〜10KHzの帯域内で、ディップ65、ピーク62、ディップ66、ピーク63、ディップ67、ピーク64が現れていた。これに対して、レーザにて変化部15の模様を描いた後の変化部あり71では、実線で示すように、ディップ73、ピーク72とその数が減少した。
また、変化部なし61では、ピークとディップの差分68が50(dB)以上あったのと比べて、変化部あり71では、2k〜10KHzの帯域内で、ピークとディップの差分74が20(dB)以内と小さくなっていることが顕著であり、本実施の形態例における効果を示している。
[実験例2]
図9は、楕円形状のスピーカ振動板の構成図であり、図9Aは側面図、図9Bは正面図である。
図9はこの実験例2に用いた、楕円形状のコーン型振動板である。射出成形にて、実験例1と同様な条件で振動板を形成した。
図9Aにおいて、図2と同様のゲートから型の中に樹脂を注入することにより、スピーカ振動板となるコーン81が成形される。このとき、図9Bにおいて、コーン81では中心部のゲートから外周方向に樹脂が流れ込むため、82で示すように樹脂流動方向並びに配向方向は中心部から外周へ向かう方向となる。本振動板はポリオレフィン組成物を射出成形したものである。
以上のように射出成形してスピーカ振動板を取り出し、振動モードを計測した。
図10は、変化部なしのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。
図10において、コーン81の円周方向に比較的大きな6つのピーク82、83、84、85、86、87が上方向に現れると共に、コーン81の円周方向に比較的大きな1つのボトム88が下方向に現れる。このように比較的大きなピーク及びボトムが現れるのは、図9において82で示した樹脂流動方向並びに配向方向が一定方向に強く生じることにより、振動特性が滑らかにならず、局部振動が現れるのが原因である。
このように射出成形されたスピーカ振動板を用いて振動モードを測定したところ、図10に示したピーク及びボトムから分かるような分割振動の発生が確認できることから、これを打ち消すための形状を設けることにした。
図11は、スピーカ振動板上に形成された変化部を示す図である。
図11において、変化部91は、スピーカ振動板となるコーン81が楕円形状のとき、変化部91は、スピーカ振動板となるコーン81の円周を半径方向に分割するように焦点方向に配置して形成される。例えば、変化部91は、スピーカ振動板となるコーン81の円周の外周側で最大幅となるとともに内周側で最小幅となるように形成され、また、内周方向に頂点を有し、外周方向に底辺を有する3角形状に形成される。変化部91に形成される3角形状は、円周の接線方向に連続する模様を有する。
実験例2に用いたスピーカ振動板では、図10に示すような分割振動の発生が確認されたことから、これを打ち消すような例えば図11に示すような形状の変化部91を設けることにした。
そして、本実施の形態例では炭酸ガスレーザにより模様を形成した。加工条件は、出力が80%、走査速度を750mm/秒とした。このような形状の変化部の形成後に振動モードを計測した。
図12は、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。
図12において、コーン81の円周方向に比較的小さく分散した6つのピーク102、103、104、105、106、107が上方向に現れる。このようにピークが比較的小さく分散して現れるのは、図11において変化部91を、スピーカ振動板となるコーン81の形状に応じて、スピーカ振動板となるコーン81の円周を半径方向に分割するように焦点方向に配置する形状の模様で形成することにより、局部振動を分割して振動特性を滑らかにするようにしたためである。
図12に示した本実施の形態例のスピーカ振動板を用いたスピーカユニットでの振動モードでは分割振動のピークが図10に比べて小さくなっており、本実施の形態例における効果が現れていることが分かる。
図13は、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性を示す図である。
図13の本実施の形態例のスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性では、レーザにて図11に示した変化部91の形状の模様を描く前の変化部なし112では、点線で示すように、600Hz近傍の帯域で、ディップ113が現れていた。これに対して、レーザにて変化部91の形状の模様を描いた後の変化部あり111では、実線で示すように、600Hz近傍の帯域で、ディップの発生が抑えられていることがわかる。
[実験例3]
実験例3の検討に用いたスピーカ振動板は、実験例1に用いた(すなわち、図2に示した検討に用いた)スピーカ振動板と同様の正円形のコーンであるが、外形156mm、厚み0.45mmと外形及び厚みが共に大きいコーン型振動板である。
射出成形にて、図2と同様のゲートから型の中に樹脂を注入することにより、スピーカ振動板となるコーンが成形される。このとき、図2Bにおいて、コーンでは中心部のゲートから厚みが大きいため外周方向に均一に樹脂が流れ込むため、樹脂流動方向並びに配向方向は中心部から外周へ均一に広がる方向となる。本振動板はポリオレフィン組成物を射出成形したものである。
射出成形機の仕様は、以下の通りである。最高射出圧力は2800kg/cm、最高射出速度は1500mm/sec、立ち上がり速度は10msec、型締め力は160トン、スクリュー径はΦ32mmに調整された超高速成形機である。使用した樹脂は、射出した際に配向層が形成しやすい超高分子量ポリオレフィンと高分子量オレフィンを多段階重合させた特殊ポリオレフィン樹脂、リュブマーL3000(三井化学製)に、繊維を複合したものを用いた。
ホッパーから樹脂を投入する射出条件は、可塑化スクリュー部の温度が260℃、射出速度が1500mm/sec、金型温度が45℃である。
以上の条件で射出成形してスピーカ振動板を取り出し、振動モードを計測した。
図14は、変化部なしのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。
図14において、コーン121の円周方向に比較的大きな均一のピーク122が上方向に現れる。このように比較的大きな均一のピークが現れるのは、樹脂流動方向並びに配向方向が中心部から外周へ均一に広がる方向に強く生じることにより、振動特性が滑らかにならず、局部振動が現れるのが原因である。
このように射出成形されたスピーカ振動板を用いて振動モードを測定したところ、図14に示したピークから分かるような半径方向に分割振動の発生が確認できることから、これを打ち消すための形状を設けることにする。
変化部の形状は、図3に示した形状と同様であるため、その説明を省略する。
例えば図3の変化部の形状をスピーカ振動板上に設ける。本実施の形態例ではレーザ加工機であるマーカ53に対して、部分的加熱、加圧により模様を形成した。加工条件は、温度が100℃、圧力が5kg/cm2とした。結果として、0.2〜0.5mmの凹み形状が形成された。このような形状の変化部の形成後に振動モードを計測した。
図15は、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。
図15において、コーン131の円周方向に比較的小さく分散した2つのピーク132、133が上方向に現れる。このようにピークが比較的小さく分散して現れるのは、図3と同様において変化部を、スピーカ振動板となるコーンの形状に応じて、スピーカ振動板となるコーンの円周を半径方向に分割する形状の模様で形成することにより、局部振動を分割して振動特性を滑らかにするようにしたためである。
図15に示した本実施の形態例のスピーカ振動板を用いたスピーカユニットでの振動モードでは半径方向の分割振動のピークが図14に比べて小さくなっており、本実施の形態例における効果が現れていることが分かる。
図16は、変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性を示す図である。
図16の本実施の形態例のスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性では、レーザにて図3と同様の変化部の形状の模様を描く前の変化部なし142では、点線で示すように、2k〜5kHzの帯域内で、ディップ145、ピーク146が現れていた。これに対して、レーザにて変化部の形状の模様を描いた後の変化部あり141では、実線で示すように、2k〜5kHzの帯域内で、ディップ143、ピーク144の差が小さく現れている。
このように図16の本実施の形態例のスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性では、部分的加熱、加圧にて模様を描く前と比べて、ピーク144とディップ143の差が抑えられフラットに近づいていることが顕著であり、本実施の形態例における効果を示している。
上述した本実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、変更しうることはいうまでもない。
スピーカ振動部分の説明図である。 スピーカ振動板の構成図であり、図2Aは側面図、図2Bは正面図である。 スピーカ振動板上に形成された変化部を示す図である。 変化部の断面図の例を示す図である。 変化部なしのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。 変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。 変化部形成装置の構成例を示す図である。 変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性を示す図である。 楕円形状のスピーカ振動板の構成図であり、図9Aは側面図、図9Bは正面図である。 変化部なしのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。 スピーカ振動板上に形成された変化部を示す図である。 変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。 変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性を示す図である。 変化部なしのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。 変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットによる振動モードを示す図である。 変化部ありのスピーカ振動板を用いたスピーカユニットの周波数特性を示す図である。
符号の説明
11…ゲート、12…コーン、13…樹脂、14…樹脂の流動方向および配向方向、15…変化部、22、23…凹部、24…凸部、31、32、33、34、35…ピーク、36…ボトム、41、42、43、44、45、46…ピーク、51…制御用パソコン、52…コントローラ、53…マーカ、61…変化部なし、62、63、64…ピーク、65、66、67…ディップ、68…差分、71…変化部あり、72…ピーク、73…ディップ、74…差分、81…コーン、82…樹脂の流動方向および配向方向、82、83、84、85、86、87…ピーク、88…ボトム、91…変化部、102、103、104、105、106、107…ピーク、108、109…ボトム、111…変化部あり、112…変化部なし、113…ディップ、121…コーン、122…ピーク、131…コーン、132、133…ピーク、141…変化部あり、142…変化部なし、143、145…ディップ、144、146…ピーク

Claims (3)

  1. 超高分子量ポリオレフィンと高分子量オレフィンを多段階重合させたポリオレフィン組成物を含む樹脂を射出成形することによって形成された楕円形状の振動板上に、局部振動を分散させるように上記樹脂の物性を加熱により部分的に変化させ、樹脂の配向を断絶させた変化部を、上記振動板の円周の外周側で底辺を有し、内周側で頂点を有する三角形状で、上記振動板の円周を半径方向に分割する長軸方向に対向させて配置した
    スピーカ振動板。
  2. 上記変化部の形成に、炭酸ガスレーザを用いた請求項1に記載のスピーカ振動板。
  3. 超高分子量ポリオレフィンと高分子量オレフィンを多段階重合させたポリオレフィン組成物を含む樹脂を射出成形して楕円形状の振動板を成形するステップと、
    成形後の上記振動板の局部振動の特性を計測し、上記局部振動の特性に基づいて、上記局部振動を分散させるためのデータを生成するステップと、
    上記データに基づいて上記振動板上にレーザ光を照射し、上記樹脂の物性を部分的に変化させた変化部を、上記振動板の円周の外周側で底辺を有し、内周側で頂点を有する三角形状で、上記振動板の円周を半径方向に分割する長軸方向に対向させて配置するステップと、
    を含む
    スピーカ振動板製造方法。
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