JP4149712B2 - 情報処理装置及び情報処理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、停電からバックアップ処理完了までの時間を保証するバッテリィ容量を小さくすることが可能で、大幅なコスト削減が可能な情報処理装置及び情報処理システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、競馬場、競輪場など公営競技の投票システムでは商用電源が停電しても運用を継続するために、CVCF(定電圧定周波電源装置)バッテリィおよび自家発電設備を設置するケースが多いものであった。
【0003】
(商用電源停電時の説明)
図14は従来の商用電源停電時の説明図である。図14において、商用電源停電時にはまず、停電復電監視手段10が停電を検出し、切替手段12でCVCFバッテリィ11から計算機1および発売、払戻端末2に給電し、その間に発電機5に起動指示を行うものであった。なお、図の×は切替手段12による電源供給の切断を示している。
【0004】
図15は従来の発電機起動時の説明図である。図15において、停電復電監視手段10の起動指示で発電機5が立ち上がると、停電復電監視手段10は切替手段12で発電機5に切替え計算機1および発売、払戻端末2の運用を継続するものであった。
【0005】
図16は従来の商用電源停電時のシーケンスである。図16において、時刻t1で商用電源4が停電すると、直ちにバッテリィ11からの電力供給に切り替わり発電機5に起動指示を行い、時刻t2において起動した発電機5からの電力供給に切り替えるものであった。
【0006】
(発電機故障の場合の説明)
ただし、発電機5故障で自家発電も不可となった場合の最悪の事態を想定し、一定時間の監視の後、バッテリィ給電終了予告を計算機1に通知する。計算機1は停電通知を受信すると集計表などをディスクなどの不揮発性媒体に退避し、商用電源4の復電後に運用を再開可能なようにバックアップをとるものであった。
【0007】
図17は従来の発電機故障の場合の説明図である。図17において、発電機5故障で自家発電(起動失敗)も不可となった場合の最悪の事態を想定し、停電復電監視手段10は、一定時間の監視の後、バッテリィ11の給電終了予告を計算機1に通知する。計算機1は、停電(給電終了予告)通知を受信すると集計表などをディスクなどの不揮発性媒体20に退避し、商用電源4の復電後に運用を再開可能なようにバックアップをとるものであった。
【0008】
図18は従来の商用電源停電時のシーケンスである。図18において、時刻t1で商用電源4が停電すると、直ちにバッテリィ11からの電力供給に切り替わり発電機5に起動指示を行う。時刻t2において発電機5故障で起動失敗となると、停電復電監視手段10は、バッテリィ11からの給電終了予告を計算機1に通知する。計算機1は、停電(給電終了予告)通知を受信すると集計表などをディスクなどの不揮発性媒体20に退避し、商用電源4の復電後に運用を再開可能なようにバックアップをとる処理を行う。時刻t3においてバックアップ処理を終了し、時刻t4においてCVCF3からの計算機1への電源供給を停止する。
【0009】
(計算機と端末のバッテリィを分ける場合の説明)
計算機1のバッテリィと発売、払戻端末2のバッテリィを分けて、それぞれのバッテリィ保持時間に合わせて容量を選定するという方法もある。図19は従来の計算機と端末のバッテリィを分ける説明図である。図19において、計算機1に電源供給を行うCVCF3Aと発売、払戻端末2に電源供給を行うCVCF3Bと発電機5が設けてある。CVCF3Aには、停電復電監視手段10A、バッテリィ11A、切替手段12Aが設けてある。CVCF3Bには、停電復電監視手段10B、バッテリィ11B、切替手段12Bが設けてある。このようにCVCFを2系統持つことになり、それぞれのバッテリィ保持時間に合わせて容量を選定することができるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものには次のような課題があった。
【0011】
(1):従来は、図18のとおり停電から計算機のバックアップ処理完了までの時間、計算機、端末全台分の消費電力を保証する必要があり、バッテリィ容量が非常に大きく、コストも高くなるという問題があった。
【0012】
(2):計算機のバッテリィと端末のバッテリィを分けて、それぞれのバッテリィ保持時間に合わせて容量を選定するという方法もあるが、その場合にはCVCFそのものを2系統持つことになりかえってコストアップしてしまうという問題があった。
【0013】
本発明は、停電からバックアップ処理完了までの時間を保証するバッテリィ容量を小さくし、大幅なコスト削減を行うことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図である。図1中、1aは情報処理装置、2aは周辺装置、3aは電源供給手段、4は商用電源、5は発電機、10aは電源監視手段、11はバッテリィ、20は不揮発性媒体、22は表示手段である。
【0015】
本発明は、前記従来の課題を解決するため次のような手段を有する。
【0016】
(1):電源監視手段10aをもつ電源供給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、商用電源の停電後の発電機5の起動処理時間経過後に前記電源監視手段10aからバッテリィ11の給電終了予告を受けると、前記周辺装置2aをアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体20に退避する。このため、給電終了予告で周辺装置2aの電力消費を低減することでバッテリィ消費を抑えることができる。
【0017】
(2):電源監視手段10aをもつ電源供給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記情報処理装置1aは、商用電源の停電後の発電機5の起動処理時間経過後に前記電源監視手段10aからバッテリィ11の給電終了予告を受けると、前記周辺装置2aに前記給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体20に退避し、前記周辺装置2aは、前記給電終了予告を受信して、自己の電源をOFF状態にする。このため、周辺装置2aで自動的に自己の電源制御を行いバッテリィ11消費を抑えることができる。
【0018】
(3):電源監視手段10aをもつ電源供給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記電源監視手段10aから前記商用電源の停電通知を受信すると、前記周辺装置2aの動作頻度又は動作回数を抑制する情報処理装置とする。このため、情報処理装置で発売、払戻等の周辺装置2aの動作頻度又は回数を抑制し周辺装置2aの電力消費を低減することでバッテリィ消費を抑えることができる。
【0019】
(4):電源監視手段10aをもつ電源供給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記情報処理装置1aは、前記電源監視手段10aから前記商用電源の停電通知を受信すると、前記周辺装置2aに前記停電通知を送信し、前記周辺装置2aは、前記停電通知を受信して、動作頻度又は動作回数を抑制する情報処理システムとする。このため、周辺装置2aで発売、払戻等の動作頻度又は動作回数を抑制してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
競馬、競輪などの公営競技では高信頼性が要求されている。このためバッテリィ設備をもち、一時的停電でも運用継続可能なように構成されている。
【0021】
(1):バッテリィ及び自家発電設備を備える場合の説明
図2は本発明の実施の形態におけるバッテリィ及び自家発電設備を備える場合の説明図である。図2において、計算機1、および発売、払戻端末2はCVCF3から電源が供給され、CVCF3は、商用電源4と発電機5から電源の供給が可能となっている。また、CVCF3内には、停電復電監視手段10、バッテリィ11、切替手段12が設けてある。
【0022】
計算機1は、ディスク等の不揮発性媒体20を備え、投票券の計算等の処理を行う情報処理装置である。発売、払戻端末2は、給電終了予告を受信して自動電源オフする電源制御手段21と「停電発生」等を表示する表示手段22を備え、投票券の発売(発券)、払戻を行う投票券発売端末及び払戻端末である。CVCF3は、計算機1と発売、払戻端末2に電源を供給するものである。停電復電監視手段10は、商用電源4の停電復電を監視し、切替手段12に電源供給の切替え指示を行うものである。バッテリィ11は、停電時に発電機5が起動するまでの間電源を供給するものである。切替手段12は、商用電源4、バッテリィ、発電機5の切替えを行うものである。
【0023】
通常、投票券発売端末、払戻端末は発券動作、払戻動作、または現金の入力、放出動作時に電力を多く必要とするが、アイドル状態(何もしない客待ち状態)では消費電力は小さくなる。それを利用し計算機1に“バッテリィの給電終了予告を受信すると配下の(発売、払戻)端末2に給電終了予告を送信する機能”、配下の端末2に“バッテリィの給電終了予告を受信するとアイドル状態遷移する制御機能”もしくは“バッテリィの給電終了予告を受信すると自動電源オフする電源制御手段21”及び“LCD(液晶表示装置)などに「停電発生」を表示する表示手段22”を設ける。
【0024】
さらに、停電発生からバッテリィの給電終了予告までの消費を抑えるためにバッテリィ設備(CVCF)側に“停電発生時点で計算機1への停電通知を行う機能”、計算機1に“停電通知受信時に投票券発売端末、払戻端末2の発売、払戻動作を抑制する機能”を設ける。
【0025】
もくしは、計算機1に“停電通知受信に投票券発売端末、払戻端末へ停電通知を送信する機能”、端末2に“停電通知受信時、発売、払戻動作を抑制する機能”を設ける。
【0026】
(2):端末をアイドル状態にする説明
計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信すると、配下の端末2へ給電終了予告を送信する。端末2は、給電終了予告を受信するとアイドル状態となり、電力消費を抑える。
【0027】
図3は端末をアイドル状態にするシーケンスである。図3において、時刻t1において、計算機1は、(商用電源4が停電し)CVCF3からバッテリィ給電終了予告を受信する。時刻t2において、計算機1は、投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2へ給電終了予告を送信する。端末2は、給電終了予告を受信するとアイドル状態となり、電力消費を抑える。
【0028】
図4は停電発生時からの消費電力の時間推移の説明図である。図4の時刻t0において、商用電源4が停電した時の計算機1と端末2の消費電力は、p3(計算機消費電力p1+全端末稼働時の消費電力)である。時刻t2において、計算機1が、投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2へ給電終了予告を送信し、端末2がアイドル状態となった時の電力消費はp2(計算機消費電力p1+全端末アイドル時の消費電力)となる。時刻t2から時刻t3は、計算機1のデータ退避時間である。この退避時間は、p3−p2だけ消費電力が節約されることになる。
【0029】
図5は画面表示の説明図である。図5において、端末2がアイドル状態となった時、表示手段の画面に、例えば「停電が発生しました。復旧するまでお待ち下さい。」等の表示をする。このように端末2がアイドル状態となった時、端末2は端末操作者に停電発生を通知するためLCDなどの表示手段22に停電発生のメッセージ表示すると運用者が混乱しないですむ。
【0030】
(3):端末を電源OFF状態にする説明
計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信すると、配下の端末2へ給電終了予告を送信する。端末2は、給電終了予告を受信すると、さらに消費電力を抑えるために、端末自身が電源制御して電源OFF状態になるものである。
【0031】
図6は端末を電源OFF状態にするシーケンスである。図6の時刻t1において、計算機1は、(商用電源4が停電し)CVCF3からバッテリィ給電終了予告を受信する。時刻t2において、計算機1は、投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2へ給電終了予告を送信する。端末2は、給電終了予告を受信すると、時刻t3において、端末自身が電源制御手段21で電源を制御して電源OFF状態になる。
【0032】
図7は停電発生時からの消費電力の時間推移の説明図である。図7の時刻t0において、商用電源4が停電した時の計算機1と端末2の消費電力はp3(計算機消費電力p1+全端末稼働時の消費電力)である。時刻t2において、計算機1が、投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2へ給電終了予告を送信し、時刻t3において、端末2が電源制御して電源OFF状態になった時の電力消費はp1(計算機消費電力p1)となる。なお、時刻t2から時刻t4は、電算機1のデータ退避時間である。この退避時間内の時刻t3から時刻t4は、p3−p1(全端末稼働時の消費電力)だけ消費電力が節約されることになる。
【0033】
図8は画面表示の説明図である。図8において、端末2が(上記時刻t2において)給電終了予告を受信すると、表示手段22の画面に、例えば「停電が発生しました。○○秒後に自動的に電源切断します。復旧するまでお待ち下さい。」等の表示をする。このように端末2が電源制御手段21で電源を制御して電源OFF状態となる前に、端末操作者に停電発生を通知するため、表示手段22に停電発生のメッセージを○○秒間(t3−t2)表示すると運用者が混乱しないですむ。
【0034】
(4):発売、払戻の頻度を抑制する説明
計算機1は、停電発生してバッテリィ給電に切り替わってから、計算機1で発売、払戻の頻度又は回数を抑制するか、端末側で抑制することができる。
【0035】
図9は計算機で発売、払戻の頻度又は回数を抑制するシーケンスである。図9の時刻t1において、計算機1が、CVCF3から商用電源4の停電通知を受信する。時刻t2において、計算機1は、投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2を発売、払戻抑制状態とする。時刻t3において、計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信する。時刻t4において、計算機1は、バッテリィ給電終了予告を端末2に送信する。端末2は、給電終了予告を受信すると、端末自身が電源制御手段21で電源を制御して電源OFF状態になる。
【0036】
図10は端末で発売、払戻の頻度又は回数を抑制するシーケンスである。図10の時刻t1において、計算機1が、CVCF3から商用電源4の停電通知を受信する。時刻t2において、計算機1は、配下の端末2に商用電源4の停電通知を送信する。端末2は、端末自信が発売、払戻抑制状態とする。時刻t3において、計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信する。時刻t4において、計算機1は、バッテリィ給電終了予告を端末2に送信する。端末2は、給電終了予告を受信すると、端末自身が電源制御手段21で電源を制御して電源OFF状態になる。
【0037】
図11は停電発生通知からの消費電力の時間推移の説明図である。図11の時刻t2において、計算機1が(又は端末2自身が)端末2の発売、払戻を制限した時の計算機1と端末2の消費電力はp2(計算機消費電力p1+発売、払戻を制限した時の全端末の消費電力)である。時刻t4において、計算機1が、配下の端末2へ給電終了予告を送信し、端末2が電源制御して電源OFF状態になった時の電力消費はp1(計算機の消費電力)となる。時刻t4から時刻t5は、電算機1のデータ退避時間である。これにより、発券、払戻抑制時の消費電力p2は、p3−p2だけ節約できることになる。また、電算機1のデータ退避時間は、p3−p1だけ消費電力が節約されることになる。
【0038】
図12は計算機側で発売、払戻の頻度を抑制するフローチャートである。以下、図12の処理S1〜S8に従って説明する。
【0039】
S1:計算機1は、CVCF3から商用電源4の停電通知を受信すると、タイマ割り込みを行い、処理S2に移る。
【0040】
S2:計算機1は、発売可能枚数と払戻可能枚数を設定(上限を設定)して、処理S3に移る。
【0041】
S3:計算機1は、タイマの起動を行う。
【0042】
S4:計算機1は、発売機(端末2)から投票券発売要求を受信すると、処理S5に移る。
【0043】
S5:計算機1は、発売可能枚数がゼロより大きいかどうか判断する。この判断でゼロより大きい場合は処理S6に移り、ゼロより大きくない場合は処理S8に移る。
【0044】
S6:計算機1は、発売可能枚数を「1」減算し、処理S7に移る。
【0045】
S7:計算機1は、発売可を発売機へ送信し、この発売要求処理を終了する。
【0046】
S8:計算機1は、前記S5の処理で発売可能枚数がゼロより大きいくない(発売不可)の場合、発売不可(停電による動作抑制)を発売機へ送信し、この発売要求処理を終了する。
【0047】
例えば、通常運用時システム全体で1分間で1000枚発売する計算機性能の場合発売端末全体の1分間あたりの最大電力は、
全端末アイドル状態の電力+発券1枚あたりの電力×1000
停電時には半分の500枚までに制限する機能を計算機にもたせると
全端末アイドル状態の電力+発券1枚あたりの電力×500
となり、バッテリィ容量の節約ができる。
【0048】
図13は端末側で発売の頻度抑制するフローチャートである。以下、図13の処理S11〜S15に従って説明する。
【0049】
S11:端末(発売機)2は、計算機1から停電通知を受信すると、処理S12に移る。
【0050】
S12:端末2は、投票券発売抑制モードに設定する。
【0051】
S13:端末2は、投票券発売処理を開始すると、処理S14に移る。
【0052】
S14:端末2は、投票券発売抑制モードかどうか判断する。この判断で抑制モードの場合は処理S15に移り、抑制モードでない場合は投票券発売処理を実行する。
【0053】
S15:端末2は、投票券発売処理をN秒待ち、投票券発売処理を実行する。
【0054】
以上、実施の形態で説明したように、バッテリィ容量を小さくすることが可能で、大幅なコスト削減が可能となる。
【0055】
(5):プログラムインストールの説明
計算機1、情報処理装置1a、発売、払戻端末2、周辺装置2a、停電復電監視手段10、電源監視手段10a、切替手段12、電源制御手段21、表示手段22等の処理はプログラムで構成でき、主制御部(CPU)が実行するものであり、主記憶に格納されているものである。このプログラムは、コンピュータで処理されるものである。このコンピュータは、主制御部、主記憶、ファイル装置、表示装置や印刷装置等の出力装置、入力装置などのハードウェアで構成されている。
【0056】
このコンピュータに、本発明のプログラムをインストールする。このインストールは、フロッピィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドライブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを介して、コンピュータに設けられたファイル装置にインストールされる。
【0057】
〔以下付記を記載する〕
(付記1) 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
前記電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、前記周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避することを特徴とした情報処理装置。
【0058】
(付記2) 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
前記情報処理装置は、前記電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、前記周辺装置に前記給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避し、
前記周辺装置は、前記給電終了予告を受信して、自己の電源をOFF状態にすることを特徴とした情報処理システム。
【0059】
(付記3) 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
前記電源監視手段から停電通知を受信すると、前記周辺装置の動作回数を抑制することを特徴とした情報処理装置。
【0060】
(付記4) 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
前記情報処理装置は、前記電源監視手段から停電通知を受信すると、前記周辺装置に前記停電通知を送信し、
前記周辺装置は、前記停電通知を受信して、動作回数を抑制することを特徴とした情報処理システム。
【0061】
(付記5) 前記周辺装置は、前記バッテリィの給電終了予告や停電通知の受信時に表示手段に停電発生のメッセージを表示することを特徴とした付記1〜4のいずれかに記載の情報処理装置又は情報処理システム。
【0062】
(付記6) 電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避する手順を、
コンピュータに実行させるためのプログラム又はプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
【0064】
(1):電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避するため、給電終了予告で周辺装置の電力消費を低減してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0065】
(2):情報処理装置1aで、電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、周辺装置に前記給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避し、前記周辺装置で、前記給電終了予告を受信して、自己の電源をOFF状態にするため、周辺装置で自動的に自己の電源制御を行いバッテリィ消費を抑えることができる。
【0066】
(3):電源監視手段から停電通知を受信すると、周辺装置の動作頻度又は動作回数を抑制する情報処理装置とするため、情報処理装置で周辺装置の電力消費を低減してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0067】
(4):情報処理装置で、電源監視手段から停電通知を受信すると、周辺装置に前記停電通知を送信し、前記周辺装置で、前記停電通知を受信して、動作頻度又は動作回数を抑制する情報処理システムとするため、周辺装置で発売、払戻等の動作頻度又は動作回数を抑制してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0068】
(5):電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避する手順を、コンピュータに実行させるためのプログラム又はプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体とするため、このプログラムをコンピュータにインストールすることで、バッテリィ消費を抑えることができる情報処理装置を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態におけるバッテリィ及び自家発電設備を備える場合の説明図である。
【図3】実施の形態における端末をアイドル状態にするシーケンスである。
【図4】実施の形態における停電発生時からの消費電力の時間推移の説明図である。
【図5】実施の形態における画面表示の説明図である。
【図6】実施の形態における端末を電源OFF状態にするシーケンスである。
【図7】実施の形態における停電発生時からの消費電力の時間推移の説明図である。
【図8】実施の形態における画面表示の説明図である。
【図9】実施の形態における計算機で発売、払戻の頻度又は回数を抑制するシーケンスである。
【図10】実施の形態における端末で発売、払戻の頻度又は回数を抑制するシーケンスである。
【図11】実施の形態における停電発生通知からの消費電力の時間推移の説明図である。
【図12】実施の形態における計算機側で発売、払戻の頻度を抑制するフローチャートである。
【図13】実施の形態における端末側で発売の頻度抑制するフローチャートである。
【図14】従来の商用電源停電時の説明図である。
【図15】従来の発電機起動時の説明図である。
【図16】従来の商用電源停電時のシーケンスである。
【図17】従来の発電機故障の場合の説明図である。
【図18】従来の商用電源停電時のシーケンスである。
【図19】従来の計算機と端末のバッテリィを分ける説明図である。
【符号の説明】
1a 情報処理装置
2a 周辺装置
3a 電源供給手段
4 商用電源
5 発電機
10a 電源監視手段
11 バッテリィ
20 不揮発性媒体
22 表示手段

Claims (5)

  1. 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
    商用電源の停電後の発電機の起動処理時間経過後に前記電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、前記周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避することを特徴とした情報処理装置。
  2. 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
    前記情報処理装置は、商用電源の停電後の発電機の起動処理時間経過後に前記電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、前記周辺装置に前記給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避し、
    前記周辺装置は、前記給電終了予告を受信して、自己の電源をOFF状態にすることを特徴とした情報処理システム。
  3. 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
    前記電源監視手段から前記商用電源の停電通知を受信すると、前記周辺装置の動作頻度又は動作回数を抑制することを特徴とした請求項1記載の情報処理装置。
  4. 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備えるシステムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記電源監視手段から前記商用電源の停電通知を受信すると、前記周辺装置に前記停電通知を送信し、
    前記周辺装置は、前記停電通知を受信して、動作頻度又は動作回数を抑制することを特徴とした請求項2記載の情報処理システム。
  5. 商用電源の停電後の発電機の起動処理時間経過後に電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避する手順を、
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
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