JP2003241864A - 情報処理装置及び情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理システム及びプログラム

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JP2003241864A
JP2003241864A JP2002044082A JP2002044082A JP2003241864A JP 2003241864 A JP2003241864 A JP 2003241864A JP 2002044082 A JP2002044082 A JP 2002044082A JP 2002044082 A JP2002044082 A JP 2002044082A JP 2003241864 A JP2003241864 A JP 2003241864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】停電からバックアップ処理完了までの時間を保
証するバッテリィ容量を小さくし、大幅なコスト削減を
行うこと。 【解決手段】電源監視手段10aをもつ電源供給手段3
aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複数の周辺
装置2aとを備えるシステムにおいて、前記電源監視手
段10aからバッテリィ11の給電終了予告を受ける
と、前記周辺装置2aをアイドル状態にする給電終了予
告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退
避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停電からバックア
ップ処理完了までの時間を保証するバッテリィ容量を小
さくすることが可能で、大幅なコスト削減が可能な情報
処理装置及び情報処理システム及びプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、競馬場、競輪場など公営競技の投
票システムでは商用電源が停電しても運用を継続するた
めに、CVCF(定電圧定周波電源装置)バッテリィお
よび自家発電設備を設置するケースが多いものであっ
た。
【0003】(商用電源停電時の説明)図14は従来の
商用電源停電時の説明図である。図14において、商用
電源停電時にはまず、停電復電監視手段10が停電を検
出し、切替手段12でCVCFバッテリィ11から計算
機1および発売、払戻端末2に給電し、その間に発電機
5に起動指示を行うものであった。なお、図の×は切替
手段12による電源供給の切断を示している。
【0004】図15は従来の発電機起動時の説明図であ
る。図15において、停電復電監視手段10の起動指示
で発電機5が立ち上がると、停電復電監視手段10は切
替手段12で発電機5に切替え計算機1および発売、払
戻端末2の運用を継続するものであった。
【0005】図16は従来の商用電源停電時のシーケン
スである。図16において、時刻t1で商用電源4が停
電すると、直ちにバッテリィ11からの電力供給に切り
替わり発電機5に起動指示を行い、時刻t2において起
動した発電機5からの電力供給に切り替えるものであっ
た。
【0006】(発電機故障の場合の説明)ただし、発電
機5故障で自家発電も不可となった場合の最悪の事態を
想定し、一定時間の監視の後、バッテリィ給電終了予告
を計算機1に通知する。計算機1は停電通知を受信する
と集計表などをディスクなどの不揮発性媒体に退避し、
商用電源4の復電後に運用を再開可能なようにバックア
ップをとるものであった。
【0007】図17は従来の発電機故障の場合の説明図
である。図17において、発電機5故障で自家発電(起
動失敗)も不可となった場合の最悪の事態を想定し、停
電復電監視手段10は、一定時間の監視の後、バッテリ
ィ11の給電終了予告を計算機1に通知する。計算機1
は、停電(給電終了予告)通知を受信すると集計表など
をディスクなどの不揮発性媒体20に退避し、商用電源
4の復電後に運用を再開可能なようにバックアップをと
るものであった。
【0008】図18は従来の商用電源停電時のシーケン
スである。図18において、時刻t1で商用電源4が停
電すると、直ちにバッテリィ11からの電力供給に切り
替わり発電機5に起動指示を行う。時刻t2において発
電機5故障で起動失敗となると、停電復電監視手段10
は、バッテリィ11からの給電終了予告を計算機1に通
知する。計算機1は、停電(給電終了予告)通知を受信
すると集計表などをディスクなどの不揮発性媒体20に
退避し、商用電源4の復電後に運用を再開可能なように
バックアップをとる処理を行う。時刻t3においてバッ
クアップ処理を終了し、時刻t4においてCVCF3か
らの計算機1への電源供給を停止する。
【0009】(計算機と端末のバッテリィを分ける場合
の説明)計算機1のバッテリィと発売、払戻端末2のバ
ッテリィを分けて、それぞれのバッテリィ保持時間に合
わせて容量を選定するという方法もある。図19は従来
の計算機と端末のバッテリィを分ける説明図である。図
19において、計算機1に電源供給を行うCVCF3A
と発売、払戻端末2に電源供給を行うCVCF3Bと発
電機5が設けてある。CVCF3Aには、停電復電監視
手段10A、バッテリィ11A、切替手段12Aが設け
てある。CVCF3Bには、停電復電監視手段10B、
バッテリィ11B、切替手段12Bが設けてある。この
ようにCVCFを2系統持つことになり、それぞれのバ
ッテリィ保持時間に合わせて容量を選定することができ
るものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものには次
のような課題があった。
【0011】(1):従来は、図18のとおり停電から
計算機のバックアップ処理完了までの時間、計算機、端
末全台分の消費電力を保証する必要があり、バッテリィ
容量が非常に大きく、コストも高くなるという問題があ
った。
【0012】(2):計算機のバッテリィと端末のバッ
テリィを分けて、それぞれのバッテリィ保持時間に合わ
せて容量を選定するという方法もあるが、その場合には
CVCFそのものを2系統持つことになりかえってコス
トアップしてしまうという問題があった。
【0013】本発明は、停電からバックアップ処理完了
までの時間を保証するバッテリィ容量を小さくし、大幅
なコスト削減を行うことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、1aは情報処理装置、2aは周辺装
置、3aは電源供給手段、4は商用電源、5は発電機、
10aは電源監視手段、11はバッテリィ、20は不揮
発性媒体、22は表示手段である。
【0015】本発明は、前記従来の課題を解決するため
次のような手段を有する。
【0016】(1):電源監視手段10aをもつ電源供
給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複
数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記電
源監視手段10aからバッテリィ11の給電終了予告を
受けると、前記周辺装置2aをアイドル状態にする給電
終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒
体20に退避する。このため、給電終了予告で周辺装置
2aの電力消費を低減することでバッテリィ消費を抑え
ることができる。
【0017】(2):電源監視手段10aをもつ電源供
給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複
数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記情
報処理装置1aは、前記電源監視手段10aからバッテ
リィ11の給電終了予告を受けると、前記周辺装置2a
に前記給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを
不揮発性媒体20に退避し、前記周辺装置2aは、前記
給電終了予告を受信して、自己の電源をOFF状態にす
る。このため、周辺装置2aで自動的に自己の電源制御
を行いバッテリィ11消費を抑えることができる。
【0018】(3):電源監視手段10aをもつ電源供
給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複
数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記電
源監視手段10aから停電通知を受信すると、前記周辺
装置2aの動作頻度又は動作回数を抑制する情報処理装
置とする。このため、情報処理装置で発売、払戻等の周
辺装置2aの動作頻度又は回数を抑制し周辺装置2aの
電力消費を低減することでバッテリィ消費を抑えること
ができる。
【0019】(4):電源監視手段10aをもつ電源供
給手段3aから電力供給を受ける情報処理装置1aと複
数の周辺装置2aとを備えるシステムにおいて、前記情
報処理装置1aは、前記電源監視手段10aから停電通
知を受信すると、前記周辺装置2aに前記停電通知を送
信し、前記周辺装置2aは、前記停電通知を受信して、
動作頻度又は動作回数を抑制する情報処理システムとす
る。このため、周辺装置2aで発売、払戻等の動作頻度
又は動作回数を抑制してバッテリィ消費を抑えることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】 競馬、競輪などの公営競技では
高信頼性が要求されている。このためバッテリィ設備を
もち、一時的停電でも運用継続可能なように構成されて
いる。
【0021】(1):バッテリィ及び自家発電設備を備
える場合の説明 図2は本発明の実施の形態におけるバッテリィ及び自家
発電設備を備える場合の説明図である。図2において、
計算機1、および発売、払戻端末2はCVCF3から電
源が供給され、CVCF3は、商用電源4と発電機5か
ら電源の供給が可能となっている。また、CVCF3内
には、停電復電監視手段10、バッテリィ11、切替手
段12が設けてある。
【0022】計算機1は、ディスク等の不揮発性媒体2
0を備え、投票券の計算等の処理を行う情報処理装置で
ある。発売、払戻端末2は、給電終了予告を受信して自
動電源オフする電源制御手段21と「停電発生」等を表
示する表示手段22を備え、投票券の発売(発券)、払
戻を行う投票券発売端末及び払戻端末である。CVCF
3は、計算機1と発売、払戻端末2に電源を供給するも
のである。停電復電監視手段10は、商用電源4の停電
復電を監視し、切替手段12に電源供給の切替え指示を
行うものである。バッテリィ11は、停電時に発電機5
が起動するまでの間電源を供給するものである。切替手
段12は、商用電源4、バッテリィ、発電機5の切替え
を行うものである。
【0023】通常、投票券発売端末、払戻端末は発券動
作、払戻動作、または現金の入力、放出動作時に電力を
多く必要とするが、アイドル状態(何もしない客待ち状
態)では消費電力は小さくなる。それを利用し計算機1
に“バッテリィの給電終了予告を受信すると配下の(発
売、払戻)端末2に給電終了予告を送信する機能”、配
下の端末2に“バッテリィの給電終了予告を受信すると
アイドル状態遷移する制御機能”もしくは“バッテリィ
の給電終了予告を受信すると自動電源オフする電源制御
手段21”及び“LCD(液晶表示装置)などに「停電
発生」を表示する表示手段22”を設ける。
【0024】さらに、停電発生からバッテリィの給電終
了予告までの消費を抑えるためにバッテリィ設備(CV
CF)側に“停電発生時点で計算機1への停電通知を行
う機能”、計算機1に“停電通知受信時に投票券発売端
末、払戻端末2の発売、払戻動作を抑制する機能”を設
ける。
【0025】もくしは、計算機1に“停電通知受信に投
票券発売端末、払戻端末へ停電通知を送信する機能”、
端末2に“停電通知受信時、発売、払戻動作を抑制する
機能”を設ける。
【0026】(2):端末をアイドル状態にする説明 計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信すると、配
下の端末2へ給電終了予告を送信する。端末2は、給電
終了予告を受信するとアイドル状態となり、電力消費を
抑える。
【0027】図3は端末をアイドル状態にするシーケン
スである。図3において、時刻t1において、計算機1
は、(商用電源4が停電し)CVCF3からバッテリィ
給電終了予告を受信する。時刻t2において、計算機1
は、投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2へ給電
終了予告を送信する。端末2は、給電終了予告を受信す
るとアイドル状態となり、電力消費を抑える。
【0028】図4は停電発生時からの消費電力の時間推
移の説明図である。図4の時刻t0において、商用電源
4が停電した時の計算機1と端末2の消費電力は、p3
(計算機消費電力p1+全端末稼働時の消費電力)であ
る。時刻t2において、計算機1が、投票券発売端末、
払戻端末等の配下の端末2へ給電終了予告を送信し、端
末2がアイドル状態となった時の電力消費はp2(計算
機消費電力p1+全端末アイドル時の消費電力)とな
る。時刻t2から時刻t3は、計算機1のデータ退避時
間である。この退避時間は、p3−p2だけ消費電力が
節約されることになる。
【0029】図5は画面表示の説明図である。図5にお
いて、端末2がアイドル状態となった時、表示手段の画
面に、例えば「停電が発生しました。復旧するまでお待
ち下さい。」等の表示をする。このように端末2がアイ
ドル状態となった時、端末2は端末操作者に停電発生を
通知するためLCDなどの表示手段22に停電発生のメ
ッセージ表示すると運用者が混乱しないですむ。
【0030】(3):端末を電源OFF状態にする説明 計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信すると、配
下の端末2へ給電終了予告を送信する。端末2は、給電
終了予告を受信すると、さらに消費電力を抑えるため
に、端末自身が電源制御して電源OFF状態になるもの
である。
【0031】図6は端末を電源OFF状態にするシーケ
ンスである。図6の時刻t1において、計算機1は、
(商用電源4が停電し)CVCF3からバッテリィ給電
終了予告を受信する。時刻t2において、計算機1は、
投票券発売端末、払戻端末等の配下の端末2へ給電終了
予告を送信する。端末2は、給電終了予告を受信する
と、時刻t3において、端末自身が電源制御手段21で
電源を制御して電源OFF状態になる。
【0032】図7は停電発生時からの消費電力の時間推
移の説明図である。図7の時刻t0において、商用電源
4が停電した時の計算機1と端末2の消費電力はp3
(計算機消費電力p1+全端末稼働時の消費電力)であ
る。時刻t2において、計算機1が、投票券発売端末、
払戻端末等の配下の端末2へ給電終了予告を送信し、時
刻t3において、端末2が電源制御して電源OFF状態
になった時の電力消費はp1(計算機消費電力p1)と
なる。なお、時刻t2から時刻t4は、電算機1のデー
タ退避時間である。この退避時間内の時刻t3から時刻
t4は、p3−p1(全端末稼働時の消費電力)だけ消
費電力が節約されることになる。
【0033】図8は画面表示の説明図である。図8にお
いて、端末2が(上記時刻t2において)給電終了予告
を受信すると、表示手段22の画面に、例えば「停電が
発生しました。○○秒後に自動的に電源切断します。復
旧するまでお待ち下さい。」等の表示をする。このよう
に端末2が電源制御手段21で電源を制御して電源OF
F状態となる前に、端末操作者に停電発生を通知するた
め、表示手段22に停電発生のメッセージを○○秒間
(t3−t2)表示すると運用者が混乱しないですむ。
【0034】(4):発売、払戻の頻度を抑制する説明 計算機1は、停電発生してバッテリィ給電に切り替わっ
てから、計算機1で発売、払戻の頻度又は回数を抑制す
るか、端末側で抑制することができる。
【0035】図9は計算機で発売、払戻の頻度又は回数
を抑制するシーケンスである。図9の時刻t1におい
て、計算機1が、CVCF3から商用電源4の停電通知
を受信する。時刻t2において、計算機1は、投票券発
売端末、払戻端末等の配下の端末2を発売、払戻抑制状
態とする。時刻t3において、計算機1は、バッテリィ
給電終了予告を受信する。時刻t4において、計算機1
は、バッテリィ給電終了予告を端末2に送信する。端末
2は、給電終了予告を受信すると、端末自身が電源制御
手段21で電源を制御して電源OFF状態になる。
【0036】図10は端末で発売、払戻の頻度又は回数
を抑制するシーケンスである。図10の時刻t1におい
て、計算機1が、CVCF3から商用電源4の停電通知
を受信する。時刻t2において、計算機1は、配下の端
末2に商用電源4の停電通知を送信する。端末2は、端
末自信が発売、払戻抑制状態とする。時刻t3におい
て、計算機1は、バッテリィ給電終了予告を受信する。
時刻t4において、計算機1は、バッテリィ給電終了予
告を端末2に送信する。端末2は、給電終了予告を受信
すると、端末自身が電源制御手段21で電源を制御して
電源OFF状態になる。
【0037】図11は停電発生通知からの消費電力の時
間推移の説明図である。図11の時刻t2において、計
算機1が(又は端末2自身が)端末2の発売、払戻を制
限した時の計算機1と端末2の消費電力はp2(計算機
消費電力p1+発売、払戻を制限した時の全端末の消費
電力)である。時刻t4において、計算機1が、配下の
端末2へ給電終了予告を送信し、端末2が電源制御して
電源OFF状態になった時の電力消費はp1(計算機の
消費電力)となる。時刻t4から時刻t5は、電算機1
のデータ退避時間である。これにより、発券、払戻抑制
時の消費電力p2は、p3−p2だけ節約できることに
なる。また、電算機1のデータ退避時間は、p3−p1
だけ消費電力が節約されることになる。
【0038】図12は計算機側で発売、払戻の頻度を抑
制するフローチャートである。以下、図12の処理S1
〜S8に従って説明する。
【0039】S1:計算機1は、CVCF3から商用電
源4の停電通知を受信すると、タイマ割り込みを行い、
処理S2に移る。
【0040】S2:計算機1は、発売可能枚数と払戻可
能枚数を設定(上限を設定)して、処理S3に移る。
【0041】S3:計算機1は、タイマの起動を行う。
【0042】S4:計算機1は、発売機(端末2)から
投票券発売要求を受信すると、処理S5に移る。
【0043】S5:計算機1は、発売可能枚数がゼロよ
り大きいかどうか判断する。この判断でゼロより大きい
場合は処理S6に移り、ゼロより大きくない場合は処理
S8に移る。
【0044】S6:計算機1は、発売可能枚数を「1」
減算し、処理S7に移る。
【0045】S7:計算機1は、発売可を発売機へ送信
し、この発売要求処理を終了する。
【0046】S8:計算機1は、前記S5の処理で発売
可能枚数がゼロより大きいくない(発売不可)の場合、
発売不可(停電による動作抑制)を発売機へ送信し、こ
の発売要求処理を終了する。
【0047】例えば、通常運用時システム全体で1分間
で1000枚発売する計算機性能の場合発売端末全体の
1分間あたりの最大電力は、全端末アイドル状態の電力
+発券1枚あたりの電力×1000停電時には半分の5
00枚までに制限する機能を計算機にもたせると全端末
アイドル状態の電力+発券1枚あたりの電力×500と
なり、バッテリィ容量の節約ができる。
【0048】図13は端末側で発売の頻度抑制するフロ
ーチャートである。以下、図13の処理S11〜S15
に従って説明する。
【0049】S11:端末(発売機)2は、計算機1か
ら停電通知を受信すると、処理S12に移る。
【0050】S12:端末2は、投票券発売抑制モード
に設定する。
【0051】S13:端末2は、投票券発売処理を開始
すると、処理S14に移る。
【0052】S14:端末2は、投票券発売抑制モード
かどうか判断する。この判断で抑制モードの場合は処理
S15に移り、抑制モードでない場合は投票券発売処理
を実行する。
【0053】S15:端末2は、投票券発売処理をN秒
待ち、投票券発売処理を実行する。
【0054】以上、実施の形態で説明したように、バッ
テリィ容量を小さくすることが可能で、大幅なコスト削
減が可能となる。
【0055】(5):プログラムインストールの説明 計算機1、情報処理装置1a、発売、払戻端末2、周辺
装置2a、停電復電監視手段10、電源監視手段10
a、切替手段12、電源制御手段21、表示手段22等
の処理はプログラムで構成でき、主制御部(CPU)が
実行するものであり、主記憶に格納されているものであ
る。このプログラムは、コンピュータで処理されるもの
である。このコンピュータは、主制御部、主記憶、ファ
イル装置、表示装置や印刷装置等の出力装置、入力装置
などのハードウェアで構成されている。
【0056】このコンピュータに、本発明のプログラム
をインストールする。このインストールは、フロッピ
ィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、
これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが
備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドラ
イブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを
介して、コンピュータに設けられたファイル装置にイン
ストールされる。
【0057】〔以下付記を記載する〕 (付記1) 電源監視手段をもつ電源供給手段から電力
供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備える
システムにおいて、前記電源監視手段からバッテリィの
給電終了予告を受けると、前記周辺装置をアイドル状態
にする給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを
不揮発性媒体に退避することを特徴とした情報処理装
置。
【0058】(付記2) 電源監視手段をもつ電源供給
手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装
置とを備えるシステムにおいて、前記情報処理装置は、
前記電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受け
ると、前記周辺装置に前記給電終了予告を通知すると共
に、必要なデータを不揮発性媒体に退避し、前記周辺装
置は、前記給電終了予告を受信して、自己の電源をOF
F状態にすることを特徴とした情報処理システム。
【0059】(付記3) 電源監視手段をもつ電源供給
手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装
置とを備えるシステムにおいて、前記電源監視手段から
停電通知を受信すると、前記周辺装置の動作回数を抑制
することを特徴とした情報処理装置。
【0060】(付記4) 電源監視手段をもつ電源供給
手段から電力供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装
置とを備えるシステムにおいて、前記情報処理装置は、
前記電源監視手段から停電通知を受信すると、前記周辺
装置に前記停電通知を送信し、前記周辺装置は、前記停
電通知を受信して、動作回数を抑制することを特徴とし
た情報処理システム。
【0061】(付記5) 前記周辺装置は、前記バッテ
リィの給電終了予告や停電通知の受信時に表示手段に停
電発生のメッセージを表示することを特徴とした付記1
〜4のいずれかに記載の情報処理装置又は情報処理シス
テム。
【0062】(付記6) 電源監視手段からバッテリィ
の給電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態に
する給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不
揮発性媒体に退避する手順を、コンピュータに実行させ
るためのプログラム又はプログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0064】(1):電源監視手段からバッテリィの給
電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする
給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発
性媒体に退避するため、給電終了予告で周辺装置の電力
消費を低減してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0065】(2):情報処理装置1aで、電源監視手
段からバッテリィの給電終了予告を受けると、周辺装置
に前記給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを
不揮発性媒体に退避し、前記周辺装置で、前記給電終了
予告を受信して、自己の電源をOFF状態にするため、
周辺装置で自動的に自己の電源制御を行いバッテリィ消
費を抑えることができる。
【0066】(3):電源監視手段から停電通知を受信
すると、周辺装置の動作頻度又は動作回数を抑制する情
報処理装置とするため、情報処理装置で周辺装置の電力
消費を低減してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0067】(4):情報処理装置で、電源監視手段か
ら停電通知を受信すると、周辺装置に前記停電通知を送
信し、前記周辺装置で、前記停電通知を受信して、動作
頻度又は動作回数を抑制する情報処理システムとするた
め、周辺装置で発売、払戻等の動作頻度又は動作回数を
抑制してバッテリィ消費を抑えることができる。
【0068】(5):電源監視手段からバッテリィの給
電終了予告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする
給電終了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発
性媒体に退避する手順を、コンピュータに実行させるた
めのプログラム又はプログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体とするため、このプログラムをコン
ピュータにインストールすることで、バッテリィ消費を
抑えることができる情報処理装置を容易に提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態におけるバッテリィ及び自家発電設
備を備える場合の説明図である。
【図3】実施の形態における端末をアイドル状態にする
シーケンスである。
【図4】実施の形態における停電発生時からの消費電力
の時間推移の説明図である。
【図5】実施の形態における画面表示の説明図である。
【図6】実施の形態における端末を電源OFF状態にす
るシーケンスである。
【図7】実施の形態における停電発生時からの消費電力
の時間推移の説明図である。
【図8】実施の形態における画面表示の説明図である。
【図9】実施の形態における計算機で発売、払戻の頻度
又は回数を抑制するシーケンスである。
【図10】実施の形態における端末で発売、払戻の頻度
又は回数を抑制するシーケンスである。
【図11】実施の形態における停電発生通知からの消費
電力の時間推移の説明図である。
【図12】実施の形態における計算機側で発売、払戻の
頻度を抑制するフローチャートである。
【図13】実施の形態における端末側で発売の頻度抑制
するフローチャートである。
【図14】従来の商用電源停電時の説明図である。
【図15】従来の発電機起動時の説明図である。
【図16】従来の商用電源停電時のシーケンスである。
【図17】従来の発電機故障の場合の説明図である。
【図18】従来の商用電源停電時のシーケンスである。
【図19】従来の計算機と端末のバッテリィを分ける説
明図である。
【符号の説明】
1a 情報処理装置 2a 周辺装置 3a 電源供給手段 4 商用電源 5 発電機 10a 電源監視手段 11 バッテリィ 20 不揮発性媒体 22 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源監視手段をもつ電源供給手段から電力
    供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備える
    システムにおいて、 前記電源監視手段からバッテリィの給電終了予告を受け
    ると、前記周辺装置をアイドル状態にする給電終了予告
    を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に退避
    することを特徴とした情報処理装置。
  2. 【請求項2】電源監視手段をもつ電源供給手段から電力
    供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備える
    システムにおいて、 前記情報処理装置は、前記電源監視手段からバッテリィ
    の給電終了予告を受けると、前記周辺装置に前記給電終
    了予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体
    に退避し、 前記周辺装置は、前記給電終了予告を受信して、自己の
    電源をOFF状態にすることを特徴とした情報処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】電源監視手段をもつ電源供給手段から電力
    供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備える
    システムにおいて、 前記電源監視手段から停電通知を受信すると、前記周辺
    装置の動作頻度又は動作回数を抑制することを特徴とし
    た情報処理装置。
  4. 【請求項4】電源監視手段をもつ電源供給手段から電力
    供給を受ける情報処理装置と複数の周辺装置とを備える
    システムにおいて、 前記情報処理装置は、前記電源監視手段から停電通知を
    受信すると、前記周辺装置に前記停電通知を送信し、 前記周辺装置は、前記停電通知を受信して、動作頻度又
    は動作回数を抑制することを特徴とした情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】電源監視手段からバッテリィの給電終了予
    告を受けると、周辺装置をアイドル状態にする給電終了
    予告を通知すると共に、必要なデータを不揮発性媒体に
    退避する手順を、 コンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007068015A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像形成装置、画像読取装置、画像形成装置の制御方法
JP2007179252A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Nomura Research Institute Ltd サーバシステム、サーバシステムの制御方法
JP2011039685A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Toshiba Tec Corp 情報処理装置及びその制御プログラム
JP2011070445A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd プログラマブルコントローラ

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