JP4144972B2 - 一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータ - Google Patents
一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4144972B2 JP4144972B2 JP15156999A JP15156999A JP4144972B2 JP 4144972 B2 JP4144972 B2 JP 4144972B2 JP 15156999 A JP15156999 A JP 15156999A JP 15156999 A JP15156999 A JP 15156999A JP 4144972 B2 JP4144972 B2 JP 4144972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- axial direction
- side magnetic
- bearing
- wall portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/08—Structural association with bearings
- H02K7/09—Structural association with bearings with magnetic bearings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/08—Structural association with bearings
- H02K7/085—Structural association with bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、駆動源に永久磁石電動機101を用いたファンモータ102をCPU等の電子部品を冷却するためのヒートシンク103に組み合わせた従来の電子部品冷却装置を電動機101の回転軸103を中心にして半分にした半部断面図である。この種の電子部品冷却装置に関しては米国特許第5,559,674号等の多数の特許があるため、詳細な説明は省略する。この従来のファンモータ102においては、回転軸103を軸線方向に間隔を空けて配置された2個の軸受104,105により支持している。これは軸受を1個にすると、回転軸が回転したときに、軸線方向に大きな振動が発生したり、静止時の軸中心線を中心にして回転軸の軸線が揺れ動く揺動現象が発生するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子部品が内装される電子機器の薄型化に伴って、この種のファンモータが用いられる電子部品冷却装置の薄型化の要求が強くなってきている。また軽量化及び低コスト化の要求も強い。そこでこれらの要求を満たすために、軸受を1個にすることが検討されたが、前述のような問題があるために、実際には実現されていない。
【0004】
本発明の目的は、1つの軸受で回転軸を支持しても回転軸に振動または揺動現象が発生するのを抑制できる一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータを提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、簡単な構造で回転軸の軸線方向への振動を抑制できる一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一軸受型永久磁石電動機は、インナーロータ型の電動機の場合には、回転軸と、この回転軸を回転自在に支持する1つの軸受と、回転軸の一端に取付けられて回転軸が軸受から抜けるのを阻止する抜け止め部材と、回転軸の他端に固定されたベース壁部及びベース壁部の外周部から回転軸の軸線方向の一方側に起立する筒状の周壁部を有するカップ部材と、永久磁石からなる複数のロータ側磁極が周壁部の周方向に並ぶように周壁部の内周面に固定された永久磁石ユニットと、内部に軸受を保持する筒状の軸受ホルダを備えたモータサポートと、モータサポートに固定され且つ永久磁石ユニットの各ロータ磁極と対向するように配置された複数のステータ側磁極を有するステータコアと、ステータコアに装着された複数の励磁巻線とを有している。アウターロータ型電動機の場合には、前述のカップ部材に永久磁石ユニットが取付けられるのではなく、永久磁石ユニットは、軸受ホルダの外側に位置して回転軸に対して固定されることになる。そしてステータコアは内周部に永久磁石ユニットと対向する複数のステータ側磁極を備えてモータサポートに固定される。
【0007】
本発明では、永久磁石ユニットの軸線方向と平行な方向の幅の中心(永久磁石ユニットの幅方向の磁気中心)をステータ側磁極の磁極面の軸線方向と平行な方向の幅の中心(ステータ側磁極の幅方向の磁気中心)よりも回転軸の一端側にずらす。このようにすると、永久磁石ユニットの幅方向の磁気中心とステータ側磁極の幅方向の磁気中心とを一致させようとする磁気吸引力からなる推力(回転軸の軸線方向の他方側に向かう推力即ち回転軸の一端側から他端側へ向かう推力)が回転軸に作用する。その結果、抜け止め部材が軸受に押し付けられた状態となり、回転軸の軸線方向への振動及び揺動が抑制され、軸受が1つでも回転軸を支障なく支持することができる。
【0008】
電動機の回転トルクの低下を防止するためには、永久磁石ユニットのロータ側磁極の軸線方向と平行な方向の幅寸法を、ステータ側磁極の軸線方向と平行な方向の幅寸法よりも大きくする。そして永久磁石ユニットを、回転軸の軸線方向の一方側に位置する端部が、ステータコアユニットの軸線方向の一方側に位置する端部を越えて突出するようにカップ部材の周壁部の内周面に固定する。このようにすると、前述の推力を発生させて、しかも従来と同様の回転トルクを維持することができる。
【0009】
使用する軸受としては、内輪と外輪との間に玉やころ等の複数の転動体が配置された構成を有するころがり軸受が好ましい。そしてロータ側磁極が回転軸の軸線方向の一方側に突出する部分の突出寸法は、抜け止め部材をころがり軸受の内輪に対して押し付ける推力が、回転軸の軸線方向への振動を十分に抑制できる大きさになるように設定されている。ころがり軸受であれば、抜け止め部材と軸受との間に大きな摩擦が発生することはない。
【0010】
上記の構成を採用する場合において、ころがり軸受の内輪とカップ部材のベース壁部との間に位置するように環状のスペーサリングを回転軸に嵌合すると、推力が小さい場合でも、回転軸の軸線方向への振動を抑制できる。
【0011】
また、各励磁巻線を絶縁材料からなるインシュレータを介してステータコアに装着する場合には、インシュレータに軸受ホルダのカップ部材側の端部(回転軸の軸線方向の他方側の端部)を越えて延びる突出部を設けてもよい。このようにすると前述のようなスぺーサリングを配置しなくても、突出部がスぺーサ手段となるため、推力が小さい場合でも、回転軸の軸線方向への振動を抑制できる。
【0012】
本発明を一軸受型ファンモータとして具体的に特定すると、一軸受型ファンモータは、回転軸と、回転軸を回転自在に支持する1つのころがり軸受と、この回転軸の一端に取付けられて回転軸がころがり軸受から抜けるのを阻止する抜け止め部材と、回転軸の他端に固定されたベース壁部及びベース壁部の外周部から回転軸の軸線方向の一方側に起立する筒状の周壁部を有するカップ部材と、永久磁石からなる複数のロータ側磁極が周壁部の周方向に並ぶように周壁部の内周面に固定された永久磁石ユニットと、カップ部材の周壁部の外周上に固定されて他方側に風を吐き出す複数枚のブレードと、内部にころがり軸受を保持する筒状の軸受ホルダを備えたモータサポートと、モータサポートに固定され且つ永久磁石ユニットの複数のロータ側磁極と対向する複数のステータ側磁極を有するステータコアとを具備する。そして永久磁石ユニットのロータ側磁極の軸線方向と平行な方向の幅寸法を、ロータ側磁極がステータ側磁極と完全に対向ししかもステータ側磁極の軸線方向の一方側の端部を越えて軸線方向の一方側に突出し、且つ抜け止め部材をころがり軸受の内輪に対して押し付ける推力が回転軸の振動を十分に抑制できる大きさになるように定める。
【0013】
このようなファンモータにおいて、複数枚のブレードから吐出される風の方向が、前述の推力が作用する方向と同じ方向になる場合には、風の吐出により回転軸に作用する力に対抗できる推力を発生させるようにする必要がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例の一軸受型永久磁石電動機1を駆動源とするファンモータ2をCPU等の電子部品を冷却するためのヒートシンク3に取り付けた電子部品冷却装置4を電動機1の回転軸5を中心にして半分にした状態の断面図である。図1に示されるように、電動機1の回転軸5の一端5aに形成された環状の溝部5cには、環状の抜け止め部材6が嵌合されている。回転軸5は、1つのころがり軸受7によって支持されている。回転軸5には、ころがり軸受7の内輪が嵌合されており、抜け止め部材6はこの内輪と当接するようになっている。ころがり軸受7の外輪は、絶縁樹脂製のモータサポート8の中央部に一体に形成された筒状の軸受ホルダ9の内部に嵌合されて保持されている。
【0015】
また回転軸5の他端5bには、導磁性材料からなるカップ部材10が固定されている。カップ部材10は、回転軸5の他端5bが嵌合されて固定される嵌合孔11を備えたベース壁部12とこのベース壁部12の外周部から回転軸5の軸線方向の一方側(図1において左側またはモータサポート8が位置する側で、以下この方向を前方側と言い、これと反対が側を後方側と言う)に起立する筒状の周壁部13とを有している。周壁部13の内周側には、永久磁石からなる複数のロータ側磁極14が周壁部13の周方向に並ぶように周壁部13の内周面に固定されてなる永久磁石ユニット15が配置されている。複数のロータ側磁極14は、複数の永久磁石によって構成されていてもよいが、環状の1つの永久磁石が周方向に交互にN極とS極とに着磁されたものでもよい。周壁部13の外周面上には、環状部材16が嵌合され、この環状部材16の外周面上には複数枚のブレード(羽)17が周方向に所定の間隔をあけて固定されている。複数枚のブレード17は、回転軸5が回転したときにヒートシンク3に向かって風を吹き付けるまたは吐き出すようにその形状が定められている。
【0016】
また軸受ホルダ9の外周部には、ステータコア18が嵌合され、これによりステータコア18がモータサポート8に固定されている。ステータコア18は、周方向に所定の間隔をあけて配置された複数の突極磁極からなるステータ側磁極19を備えている。複数のロータ側磁極14の磁極面と複数のステータ側磁極19の磁極面とは回転軸5の径方向に間隔を介して対向している。
【0017】
ステータコア18には、絶縁樹脂からなるインシュレータ20が装着されており、ステータコア18の複数のステータ側磁極19には複数相分の励磁巻線21が巻装されている。22は、励磁巻線21の励磁電流を制御する制御回路が実装された回路基板である。モータサポート8の外側には、周方向に所定の間隔をあけて配置された複数本のウエブ23を介して筒状のハウジング24が配置されている。ハウジング24及びヒートシンク3には、それぞれスナップインまたは係合用のフック片24aと段部3aとが形成されている。
【0018】
この例では永久磁石ユニット15のロータ側磁極14の軸線方向と平行な方向の幅寸法W1が、ステータ側磁極19の軸線方向と平行な方向の幅寸法W2よりも大きくなっている。またロータ側磁極14は、ステータ側磁極19と完全に対向し且つステータ側磁極19の軸線方向の一方側即ち前方側の端部またはモータサポート側の端面を越えて軸線方向の一方側即ち前方側に突出するように周壁部13に対して固定されている。これにより永久磁石ユニット15の軸線方向と平行な方向の幅の中心は、ステータ側磁極19の磁極面の軸線方向と平行な方向の幅の中心よりも回転軸5の一端5a側即ち前方側にずれている(偏心している)。このような状態になると、永久磁石ユニット15の幅方向の磁気中心とステータ側磁極19の幅方向の磁気中心とを一致させようとする推力F1(回転軸5の軸線方向の他方側またはヒートシンク3に向かう側即ち後方側に向かう推力または回転軸5の一端5a側から他端5b側へ向かう推力)が回転軸5に作用する。その結果、抜け止め部材6が軸受7の内輪に押し付けられた状態となり、回転軸5の軸線方向への振動及び揺動が抑制され、軸受7が1つでも回転軸5を支障なく支持することができる。
【0019】
ファンモータ2が回転すると、ブレード17により風がヒートシンク3に向かって即ち前方側から後方側(図示の左側から右側)に向かって吐出され、これによって回転軸5には後方側から前方側に向かう(図示の右側から左側に向かう)推力F2が作用する。この推力F2は、永久磁石ユニット15の磁気中心がステータコア18の磁気中心よりも前方側に偏っていることにより発生する磁気吸引力による推力F1(図示の左側から右側に向かう推力)と対抗する。この推力F1はカップ部材10を介して回転軸5に伝達される。回転軸5の軸線方向に伝達される相反する方向のそれぞれの力F1及びF2によって軸線方向の振動が発生しないようにするためには、一軸受型ファンモータの設計に際して、常にF1>F2となるようにする必要がある。したがって前述の幅寸法W1は、この点を考慮して定められる。
【0020】
図2は、他の電子部品冷却装置の実施の形態の構造を示すための断面図である。図2も図1と同様の態様で示されている。図2の実施の形態と図1の実施の形態との相違は、図2の実施の形態においては、ころがり軸受7の内輪とカップ部材10のベース壁部14との間に環状のスペーサリング25が嵌合付加されている点にある。このようなスペーサリング25を付加すると、回転軸5の軸線方向の変位量を機械的に小さくすることができる上、軸受7を衝撃や振動から保護することができる。
【0021】
図3は、さらに他の電子部品冷却装置の半部断面図であり、図3も図1及び図2と同様の態様で示されている。図3の実施の形態が図1の実施の形態と異なるのは、インシュレータ20に軸受ホルダ9の後方側即ち軸線方向の他方側(図1においては向かって右側)の端部9aを越えて延びる突出部20aが設けられている点であり、その他の点は図1の実施の形態と同じである。突出部20aを設けた狙いは、図2のスぺーサリング25と同じである。
【0022】
尚、上記の実施の形態は、一軸受型ファンモータ2をヒートシンク3に対して装着した例であるが、インナーロータ型またはアウターロータ型の一軸受型永久磁石電動機そのもにも本発明が適用可能なことは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、ロータ側磁極の磁気中心とステータ側磁極の磁気中心とを偏心させることによって発生する磁気吸引力からなる推力を用いて、電動機の回転軸の軸線方向の振動を抑制するため、簡単な構成で1つの軸受を用いて回転軸を支持する場合に発生する問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一軸受型永久磁石電動機を駆動源とするファンモータをCPU等の電子部品を冷却するためのヒートシンクに取り付けた電子部品冷却装置を電動機の回転軸を中心にして半分にした状態の断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態の半部断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態の半部断面図である。
【図4】従来のファンモータを備えた電子部品冷却装置の半部断面図である。
【符号の説明】
1 一軸受型永久磁石電動機
2 ファンモータ
3 ヒートシンク
4 電子部品冷却装置
5 回転軸
6 抜け止め部材
7 軸受
8 モータサポート
9 軸受ホルダ
10 カップ部材
14 ロータ側磁極
15 永久磁石ユニット
17 ブレード
18 ステータコア
19 ステータ側磁極
20 インシュレータ
25 環状のスペーサリング
Claims (2)
- 回転軸と、
前記回転軸を回転自在に支持する1つの軸受と、
前記回転軸の一端に取付けられて前記回転軸が前記軸受から抜けるのを阻止する抜け止め部材と、
前記回転軸の他端に固定されたベース壁部及び前記ベース壁部の外周部から前記回転軸の軸線方向の一方側に起立する筒状の周壁部を有するカップ部材と、
永久磁石からなる複数のロータ側磁極が前記周壁部の周方向に並ぶように前記周壁部の内周面に固定された永久磁石ユニットと、
内部に前記軸受を保持する筒状の軸受ホルダを備えたモータサポートと、
前記モータサポートに固定され且つ前記永久磁石ユニットの前記複数のロータ側磁極と対向する複数のステータ側磁極を有するステータコアと、
前記ステータコアに装着された複数の励磁巻線とを有する一軸受型永久磁石電動機であって、
前記永久磁石ユニットの前記軸線方向と平行な方向の幅の中心が、前記ステータ側磁極の磁極面の前記軸線方向と平行な方向の幅の中心よりも前記回転軸の前記一端側にずれており、
前記永久磁石ユニットの前記ロータ側磁極の前記軸線方向と平行な方向の幅寸法は、前記ステータ側磁極の前記軸線方向と平行な方向の幅寸法よりも大きく、
前記ロータ側磁極が前記ステータ側磁極と完全に対向し且つ前記ステータ側磁極の前記軸線方向の前記一方側の端部を越えて前記軸線方向の前記一方側に突出するように前記周壁部に対して固定されており、
前記軸受はころがり軸受からなり、
前記ロータ側磁極が前記軸線方向の前記一方側に突出する部分の突出寸法は、前記抜け止め部材を前記ころがり軸受の内輪に対して押し付ける推力が、前記回転軸の軸線方向への振動を十分に抑制できる大きさになるように定められており、
前記回転軸には、前記ころがり軸受の内輪と前記カップ部材の前記ベース壁部との間に位置して回転軸の軸線方向への振動を抑制する環状のスペーサリングが嵌合されていることを特徴とする一軸受型永久磁石電動機。 - 回転軸と、
前記回転軸を回転自在に支持する1つのころがり軸受と、
前記回転軸の一端に取付けられて前記回転軸が前記ころがり軸受から抜けるのを阻止する抜け止め部材と、
前記回転軸の他端に固定されたベース壁部及び前記ベース壁部の外周部から前記回転軸の軸線方向の一方側に起立する筒状の周壁部を有するカップ部材と、
永久磁石からなる複数のロータ側磁極が前記周壁部の周方向に並ぶように前記周壁部の内周面に固定された永久磁石ユニットと、
前記カップ部材の前記周壁部の外周側上に固定されて前記他方側に風を吐き出す複数枚のブレードと、
内部に前記ころがり軸受を保持する筒状の軸受ホルダを備えたモータサポートと、
前記モータサポートに固定され且つ前記永久磁石ユニットの前記複数のロータ側磁極と対向する複数のステータ側磁極を有するステータコアと、
前記ステータコアに装着された複数の励磁巻線とを有する一軸受型ファンモータであって、
前記永久磁石ユニットの前記ロータ側磁極の前記軸線方向と平行な方向の幅寸法は、前記ロータ側磁極が前記ステータ側磁極と完全に対向し且つ前記ステータ側磁極の前記軸線方向の前記一方側の端部を越えて前記軸線方向の前記一方側に突出し、しかも前記抜け止め部材を前記ころがり軸受の内輪に対して押し付ける推力が前記回転軸の振動を十分に抑制できる大きさになるように定められており、
前記回転軸には、前記ころがり軸受の内輪と前記カップ部材の前記ベース壁部との間に 位置して回転軸の軸線方向への振動を抑制する環状のスペーサリングが嵌合されていることを特徴とする一軸受型ファンモータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15156999A JP4144972B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータ |
TW089109306A TW471216B (en) | 1999-05-31 | 2000-05-12 | Single-bearing type permanent-magnet motor and single-bearing type fan motor |
US09/571,704 US6437471B1 (en) | 1999-05-31 | 2000-05-15 | Single-bearing permanent-magnet motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15156999A JP4144972B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000341909A JP2000341909A (ja) | 2000-12-08 |
JP4144972B2 true JP4144972B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=15521403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15156999A Expired - Lifetime JP4144972B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6437471B1 (ja) |
JP (1) | JP4144972B2 (ja) |
TW (1) | TW471216B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552464B1 (en) * | 1999-11-09 | 2003-04-22 | Siemens Canada Limited | Totally integrated engine cooling module for DC motors |
US20060245961A1 (en) * | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Tecumseh Products Company | Rotary compressor with permanent magnet motor |
JP4857631B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2012-01-18 | 日本電産株式会社 | ファンモータ |
US7969055B2 (en) * | 2008-08-06 | 2011-06-28 | Larry Titus Clean Energy Technologies, Llc | Rotary motor |
JP5257159B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2013-08-07 | 日本精機株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
CN102959834B (zh) * | 2010-07-28 | 2017-10-20 | 丹佛斯公司 | 制冷压缩机磁性轴承 |
JP2013055740A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Nikon Corp | 振動アクチュエータ及び光学機器 |
CN202721586U (zh) * | 2012-06-29 | 2013-02-06 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种转子组件 |
US20140175957A1 (en) * | 2012-05-30 | 2014-06-26 | Zhongshan Broad-Ocean Motor Co., Ltd. | Rotor assembly and brushless dc motor comprising the same |
KR101309689B1 (ko) * | 2012-11-29 | 2013-10-14 | 주식회사 한일파테크 | 전기기기용 비엘디씨(bldc) 모터 |
US10673290B2 (en) | 2015-02-26 | 2020-06-02 | American Axle & Manufacturing, Inc. | Brushless DC electric motor |
JP6289712B1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-03-07 | 山洋電気株式会社 | ファンモータ装置およびその製造方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02254952A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機 |
MY113834A (en) * | 1990-06-01 | 2002-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | Electric motor |
JPH05168212A (ja) * | 1991-12-17 | 1993-07-02 | Sony Corp | ブラシレスモータ |
JP2527020Y2 (ja) * | 1991-12-20 | 1997-02-26 | ミネベア株式会社 | スピンドルモ−タ |
TW263629B (ja) * | 1992-05-27 | 1995-11-21 | Nihon Densan Kk | |
JP2901867B2 (ja) | 1993-03-19 | 1999-06-07 | 富士通株式会社 | ヒートシンク及びヒートシンクの取付構造 |
JP3294673B2 (ja) * | 1993-05-18 | 2002-06-24 | 株式会社エス・エム・シー | シャフトレス薄型モータ |
JP2918793B2 (ja) * | 1994-12-20 | 1999-07-12 | 株式会社日本計器製作所 | 一軸受形ファンモータ |
JPH08308197A (ja) * | 1995-05-08 | 1996-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピンドルモータ |
JPH1175340A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-03-16 | Nippon Densan Corp | モータ |
JPH11103551A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Sawafuji Electric Co Ltd | アウタロータ型多極発電機におけるコイル接続構造 |
US5947704A (en) * | 1997-09-30 | 1999-09-07 | Hsieh; Hsin-Mao | Fan assembly |
JPH11150908A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-06-02 | Style Denshi Kk | 薄型電動ファン |
US6050785A (en) * | 1998-11-04 | 2000-04-18 | Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. | Axle balance plates for miniature heat dissipating fan assemblies |
JP2000350402A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Nsk Ltd | 情報機器用小型モータ |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15156999A patent/JP4144972B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-05-12 TW TW089109306A patent/TW471216B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-05-15 US US09/571,704 patent/US6437471B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000341909A (ja) | 2000-12-08 |
TW471216B (en) | 2002-01-01 |
US6437471B1 (en) | 2002-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4144972B2 (ja) | 一軸受型永久磁石電動機及び一軸受型ファンモータ | |
US20160341219A1 (en) | Single-phase Motor, Airflow Generating Device, And Electric Apparatus | |
JP3229560B2 (ja) | 扁平な外転型コアードブラシレス振動モータ | |
JP2004147489A (ja) | 電気モータ | |
US6710493B2 (en) | Dynamo-electric machine having tapered magnets secured to yoke | |
JP4397465B2 (ja) | 回転電機の回転軸の取付構造 | |
JP4162164B2 (ja) | 薄型偏平ブラシレスモータ | |
JP2005020914A (ja) | 電動機及びヨークハウジング | |
JP2009273222A (ja) | 電動モータ | |
JP2005160196A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2001300425A (ja) | 径方向空隙式回転ヨーク型ブラシレス振動モータ | |
JP2918793B2 (ja) | 一軸受形ファンモータ | |
JP3339501B2 (ja) | 扁平なコアード型ブラシレス振動モータ | |
JP2001086693A (ja) | 高効率、高トルク、高支持力を有する外部ローター式モータ | |
JP2004289905A (ja) | 回転電機 | |
JPH09312954A (ja) | 一軸受形ファンモータ | |
JP2000354350A (ja) | ファンモータ | |
JP5065877B2 (ja) | 電動機 | |
JP3694171B2 (ja) | ファンモータ | |
JP2002010604A (ja) | 電動機 | |
JPH0312045Y2 (ja) | ||
JP2000050605A (ja) | 軸方向空隙型ブラシレスファンモータ | |
JP2022065956A (ja) | ファン | |
JP2000308299A (ja) | モータ | |
KR100427792B1 (ko) | 브러시리스 직류모터 어셈블리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060511 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080527 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4144972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |