JP4144277B2 - 包装部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として電気温水器などの重量物の包装部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の包装部材は、図11に示すように、底板30と、底板30の前方かつ上方に配管用の空間31を確保するための張り出し部32を形成する配管ベ−ス33と、配管ベース33にねじ止め固定し、配管ベース33の側面形状に沿った切り欠きコーナー部34のある右側板35と左側板36と前面を覆う前板37と、凸形の脚38を有した製品39に、包装用天カバー40と、フォークリフトなどの運搬が可能な棚部41を有した包装用固定台42と、製品39の側面の変形や傷付きを防ぐ複数枚の側面保護カバー43を有し、製品39は、脚38を包装用固定台42の上にボルト及びナット(図示せず)により締結することで固定され、輪状の包装用タテバンド44により、包装用天カバー40と包装用固定台42を上下方向より固定し、包装用ヨコバンド45により、側面保護カバー43を製品39と包装用固定台42に固定した構成としている。なお、46は簡易的なリフト式の台車であり、地面と包装用固定台42の隙間47にデッキ部48を入れて運搬するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特に電気温水器の場合、近年貯湯容量の大型化が進み、製品重量が重くなる傾向にありフォークリフトによる運搬が望ましい。しかしながら、フォークリフトなどの重量物を運搬するための機械は必ずしも用意されておらず、従来の技術による、電気温水器などの縦形重量物の荷台への積み上げや積み下ろしや運搬作業は、多くの人手が必要となったが、昨今の合理化を追求した物流業務においては、簡易的なリフト式の運搬台車等を利用し、1人ないし少人数でこういった製品重量の重い電気温水器の運搬作業を行うケースが増え、これは大きな課題となっていた。
【0004】
また、人手によりトラックの荷台への積み上げや積み下ろしを行った場合、側面保護カバーが荷台の角に引っかかったり、運搬者の手が製品の側面を支えたりする際に所定の位置からずれたり、脱落することが多く発生していた。そして、そういった状態で簡易的なリフト式台車で運搬すると、運搬時の台車の振動により台車と製品の側面がこすれたり、製品側面が台車に直接当たることにより、製品設置までの間に、製品の側面を傷付けたり、変形させたりする可能性が高くなるという課題があった。
【0005】
さらに、側面保護カバーを複数枚取り付けるためには、包装用ヨコバンドで固定するまでの間、ゴムバンド等の他の固定手段で側面保護カバーを一時的に固定し、包装用ヨコバンドで固定後にゴムバンドを取り外すという作業が必要となることと、側面保護カバーの大きさも取り付ける側面によって適切な大きさが異なることにより包装部材の品種が増え、製造面においてもコストがかかるという課題があった。
【0006】
一方、だからといってこのような課題を解決するために、木製の板を多用して枠状に成形し、製品側面を保護するような構成では製品を開梱した後にリサイクルできない多くの廃棄物を発生させてしまい環境保全の面で問題がある。
【0007】
また、日本の住宅事情を考えると、設置床面積は小さい事が望まれ、大容量の貯湯を可能にするために製品高さは高くなる傾向にあり、さらに十分な配管接続作業スペースを確保しようとすると、製品の脚を高くする必要があり製品の高さはさらに高くなる。しかし、製品の高さが高くなると、トラックの荷台の高さ制限により、製品を横積みされるケースが多くなり、製品側面を損傷させる原因となっていた。
【0008】
一方、底板の前方かつ上方に張り出し部を設ける構成は、脚の高さを高くすることなく配管スペースを確保でき、製品の高さも低くできるが、製品を落下させた場合の衝撃は、前板の荷重を受ける配管ベースにねじ止め固定された右側板あるいは左側板の切り欠きコーナー部近傍で大きくなる。
【0009】
よって、人手により高さのあるトラックの荷台から製品を降ろす時に、手の滑りなどにより製品を落下した場合は、上記の右側板あるいは左側板の切り欠きコーナー部近傍での損傷が多いという課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、前記製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記包装用固定台と前記張り出し部との間に配設し、張り出し部を支持するベース保護と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記側面保護カバーを前記製品と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記ベース保護を配設した製品側面と、前記製品側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合する構成としている。
【0011】
上記発明によれば、電気温水器などの縦形重量物の製品をトラックの荷台へ積み上げたり積みおろしたり、簡易的なリフト式の運搬台車により運搬する際に、保護カバーのずれや脱落をなくすことにより、従来のように製品の側面や張り出し部を構成する配管ベースを損傷することがなくなるだけでなく、製造面においても保護カバーを取り付ける作業性が大幅に向上できる。すなわち、電気温水器などの製品の荷台への積み下ろしや運搬作業が少人数で確実に行うことができる。
【0012】
さらに、必要最低限の包装部材はリユースも可能であり、本発明は釘を多用した木製の板、スチロール、接着剤を使用したものでは構成しておらず、環境保全の面にも配慮できた包装部材であるといえる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載した包装部材は、底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、前記製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記包装用固定台と前記張り出し部との間に配設し、張り出し部を支持するベース保護と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記側面保護カバーを前記製品と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記ベース保護を配設した製品側面と、前記製品側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合する構成としている。
【0014】
そして電気温水器などの縦形重量物の製品をトラックの荷台へ積み上げたり積みおろしたり、簡易的なリフト式の運搬台車により運搬する際に、側面保護カバーのずれや脱落をなくすとともに、側面保護カバーにより張り出し部を垂直方向に支持していることにより、少人数で運搬を行っても従来のように製品の側面や張り出し部を損傷することがなくなるだけでなく、製造面においても側面保護カバーを取り付ける作業性が大幅に向上できる。さらに、必要最低限の包装部材はリユースも可能であり、本発明は釘を多用した木製の板、スチロール、接着剤を使用したものでは構成しておらず、環境保全の面にも配慮できた包装部材であるといえる。
【0015】
本発明の請求項2に記載した包装部材は、底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、前記製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記側面保護カバーを前記製品と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記張り出し部の前方側面と、前記前方側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、かつ前記側面保護カバーの折り曲げ部より前記包装用固定台と前記張り出し部との間にはまり込む張り出し部支持を形成し、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合する構成としている。
【0016】
そして、電気温水器などの縦形重量物の製品をトラックの荷台へ積み上げたり積みおろしたり、簡易的なリフト式の運搬台車により運搬する際に、側面保護カバーが包装用固定台と張り出し部の間にはまり込んでいることにより、より確実に側面保護カバーのずれや脱落をなくすことができ、従来のように張り出し部の形状に沿った製品側面の切り欠きコーナー部や張り出し部を損傷することがなくなる。さらに、製造面においても側面保護カバーを取り付ける作業性が大幅に向上できるだけでなく、側面保護カバーがベース保護の役割をも兼ねているので、部品点数削減の効果で製品の梱包や開梱の時間が短縮でき、さらなる合理化が実現できる。
【0017】
本発明の請求項3に記載した包装部材は、側面保護カバーの折り曲げ部より形成した張り出し部支持は、張り出し部の左右両端側方部近傍に沿うように構成している。
【0018】
そして、側面保護カバーの張り出し部支持が、張り出し部の左右両端側方部近傍に沿うように支持しているので、製品が垂直方向への落下衝撃を受けても、より確実に製品側面の切り欠きコーナー部の変形を防ぐことができる。
【0019】
本発明の請求項4に記載した包装部材は、底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、この製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記包装天カバーを支える包装支柱と、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記保護カバーを前記包装支柱と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記張り出し部の前方側面と、前記前方側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、かつ前記側面保護カバーの折り曲げ部より前記包装用固定台と前記張り出し部との間にはまり込み、かつ前記包装支柱を嵌挿する張り出し部支持を形成し、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合する構成としている。
【0020】
そして、側面保護カバーの張り出し部支持が張り出し部を支持していることにより、製品が垂直方向への落下衝撃を受けた時に張り出し部が下方に下がることによって発生する、製品側面の切り欠きコーナー部と張り出し部の変形を防止することができる。さらに、側面保護カバーを製品と包装用固定台にセットした後に、左右の張り出し部支持に包装支柱を嵌挿すれば、張り出し部支持が包装支柱を確実に保持する働きをし、次に製品上面に包装天カバーをセットし、最後に製品背面側の包装支柱を包装天カバーにセットするようにすれば、包装支柱を包装タテバンドと包装ヨコバンドにより固定するまでの間、ゴムバンド等の仮止め手段で固定する必要がなく、包装組立作業の大幅な合理化が実現できる。
【0021】
本発明の請求項5に記載した包装部材は、側面保護カバーの折り曲げ部より形成した張り出し部支持は、張り出し部の左右両端側方部近傍に沿い、なおかつ包装支柱にも沿うように構成している。
【0022】
そして、側面保護カバーの張り出し部支持が、包装支柱を保持するとともに、張り出し部の左右両端側方部近傍にも沿うように支持しているので、製品が垂直方向への落下衝撃を受けた時に張り出し部が下方に下がることをより確実に防止でき、結果として製品側面の切り欠きコーナー部の変形を防ぐことができ、さらに包装組立作業において包装支柱をゴムバンド等の仮止め手段で固定する必要がない。
【0023】
本発明の請求項6に記載した包装部材は、側面保護カバーの包装用固定台よりの高さhは、包装支柱の包装用固定台から包装用天カバーの下端面までの高さHに対してh<Hの寸法関係とした構成としている。
【0024】
そして、電気温水器などの縦形重量物の製品を運搬する時には、包装完成状態の製品を、地面上を引きずりながら移動させたり、包装用固定台の下面の両端を交互に接地させながら移動させるケースも多く、その際には、側面保護カバーを掴んで移動させるより、側面保護カバーが包装支柱を完全に覆わないようにし、包装支柱を掴んで移動した方が、手が滑りにくく確実な作業ができる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0026】
(実施例1)
図1(a)は本発明の実施例1の包装完成と簡易的なリフト式の台車を表した斜視図、図1(b)は実施例1のベース保護の斜視図、図2(a)は実施例1の側面保護カバーの展開図、図2(b)は実施例1の側面保護カバーの斜視図、図3は実施例1の配管状態を表した要部断面斜視図、図4は実施例1の製品の外観図である。
【0027】
図1(a)、図3、図4において、1は電気温水器の製品であり、平面形状の底板2と、底板2に一体的に取り付けられた配管ベ−ス3と、凸形の脚4と、前板5と、配管ベース3の側面形状に沿った切り欠き部のある右側板6及び左側板7と、裏板8と、天板9を有している。
【0028】
配管ベース3は、底板2の前方かつ上方に配管接続のための空間を形成する張り出し部10を構成する平面部3Aと3Bを有し、平面部3Aには給水・給湯・ふろ注湯配管用の貫通穴3Cが設けられており、前板5を垂直片4Dでねじ止め固定し、支持するようになっている。この張り出し部10の下方が脚4を高くすることなしに得られる配管スペース11であり、図4に示すように、給水・給湯・ふろ注湯・排水配管等が通るようになっている。
【0029】
12は複数の支柱部材12Aと桁部材12Bと接地部材12Cを一体化した包装用固定台であり、桁部材12B上に脚4をボルト及びナット(図示せず)により締結し、製品1を固定している。
【0030】
また、桁部材12Bと接地部材12Cとの間には十分な隙間13があって、フォークリフトのツメを挿入することができ、重量物用リフト搬送が可能なようになっている。一方、簡易的なリフト式の台車14を使って搬送する場合は、支柱部材12Aと地面との隙間Sにデッキ部14Aを挿入し、搬送が可能なようになっている。
【0031】
15はダンボール製の包装用天カバーであり、製品1の天板9を覆い保護している。16は略コ字形のダンボール製のベース保護であり、張り出し部10を支持するように包装固定台12上と張り出し部10との間に挿入しており、製品落下時にかかる衝撃を緩衝し、配管ベース3が下方に変形することによる右側板6の切り欠きコーナー部6Aと左右側板7の切り欠きコーナー部7Aが変形することを防いでいる。
【0032】
17はダンボール製の側面保護カバーであり、ベース保護16を配設した製品側面である前板5と、前板5の左右側面である右側板6と左側板7を一体的に保護しており、包装用固定台12と係合する係合片17Aと、矢印M方向へのずれを防ぐ係止片17Bを有している。
【0033】
輪状で樹脂製の包装用タテバンド18は、製品1を包装用天カバー15と包装用固定台12との間に上下方向からはさみ込んで固定し、同じく輪状で樹脂製の包装用ヨコバンド19は、側面保護カバー17が包装用固定台12から脱落し、製品1を損傷することがないよう締結固定している。
【0034】
次に以上のような構成にて梱包作業の手順を説明する。
【0035】
製品1を包装用固定台12上にボルト及びナットで固定し、ベース保護16を包装用固定台12と張り出し部10を構成する配管ベース3の平面部3Aと3Bに当接するようにセットする。
【0036】
次に側面保護カバー17を図2(a)に示す展開状態から、2点鎖線の罫線17Cに沿って図2(b)に示す状態に折り曲げ、左右の係合片17Aを包装用固定台12の支柱部材12Aに係合させながら、前板5に密着するように包装用固定台12B上に乗せる。同時に係合片17Bを桁部材12Bと係合させることにより、側面保護カバー17が矢印M方向にずれたりすることがないようにしている。
【0037】
すなわち一体的に構成された側面保護カバー17により、ゴムバンド等の仮止め手段を用いなくても、側面保護カバー17を確実に包装用固定台12上に保持することができ、さらにベ−ス保護16の脱落防止も確実にできるようになっている。
【0038】
また、係合片17Aの大きさと桁部材12Bに位置関係によっては、係止片17Bを設ける必要はない。すなわち、係合片17Aが桁部材12Bに当接するような位置関係にあれば、側面保護カバー17の矢印M方向のずれがないようにできる。
【0039】
次に天板9上に包装用天カバー15を被せ、包装用のタテバンド18にて包装用天カバーと包装用固定台12を上下方向からはさみ込んで固定する。そして、包装用ヨコバンド19で側面保護カバー17を製品1と包装用固定台12に密着固定する。
【0040】
(実施例2)
図5は実施例2の包装完成を表した斜視図、図6(a)は実施例2の側面保護カバーの展開図、図6(b)は実施例2の側面保護カバーの斜視図、図7(a)は実施例2の罫線位置を変えた側面保護カバーの展開図、図7(b)は実施例2の罫線位置を変えた側面保護カバーの斜視図である。
【0041】
図5、図6(a)、図6(b)において、側面保護カバー17を図6(a)に示す展開状態から、罫線17Cに沿ってコ字形形状に折り曲げると、コ字形の内側に向かって罫線17Dに沿って折れ曲り、さらに罫線17Eで折れ曲がることによってできる直行する2面から為る張り出し部支持17Fを形成し、この張り出し部支持17Fは包装用固定台12と張り出し部10との間にはまり込み、張り出し部10及び右側板6と左側板7を落下衝撃から保護するようになっている。
なお、実線17Gは切り込み部分を表す。
【0042】
次に上記のように構成した側面保護カバーの梱包作業における取付手順を説明する。
【0043】
側面保護カバー17を図6(a)に示す展開状態から、罫線17Cに沿って図6(b)に示す状態に折り曲げ、左右の係合片17Aを包装用固定台12の支柱部材12Aに係合させ、張り出し部支持17Fを包装用固定台12と張り出し部10の間にはめ込みながら前板5に密着するように包装用固定台12上に乗せる。同時に係合片17Bを桁部材12Bと係合させることにより、側面保護カバー17が矢印M方向にずれたり、上下方向に動いたりすることがないようにしている。
【0044】
すなわち、実施例2の側面保護カバー17は、実施例1のベース保護16の機能をも兼ねるように構成されたものである。
【0045】
図7(a)と図7(b)に示す側面保護カバーと図6(a)と図6(b)に示す側面保護カバーとの違いは、罫線17Cと罫線17Eの位置を変えることにより、張り出し部支持17Fが張り出し部10の左右両端側方部近傍に沿うようにした点にあり、製品が垂直方向への落下衝撃を受けても、より確実に切り欠きコーナー部6Aと7Aの変形を防ぐことができる。
【0046】
(実施例3)
図8は実施例3の包装完成を表した斜視図、図9は実施例3の要部断面図、図10(a)は実施例3の罫線本数を変えた側面保護カバーの展開図、図10(b)は実施例3の罫線本数を変えた側面保護カバーの斜視図である。
【0047】
図8、図9において、20は包装支柱であり、製品1側面の各コーナー部の保護と、製品1が長期間数段に積み上げられた状態で保管された場合の荷重より製品1を保護するものである。この包装支柱20は紙製の円筒を断面がL形になるよう圧縮成形した材料でできており、製品1側面の各コーナーに4本配置され、包装用固定台12の上で包装用天カバー15を支えている。そして包装用ヨコバンド19により締結固定している。
【0048】
次に以上のような包装支柱20を備えた構成にて梱包作業の手順を説明する。図8に示す側面保護カバー17は、前記した実施例2の図6(a)と図6(b)に示したものと同構成であり、包装用固定台12への取付手順も同じである。側面保護カバー17の包装用固定台12への取付が完了すると、包装支柱20を左右それぞれの張り出し部支持17Eに嵌挿しする。この時すでに張り出し部支持17Eは包装用固定台12と張り出し部10との間にはまり込んでいることより、包装支柱が倒れることも、側面保護カバー17が包装用固定台12から脱落することもない。
【0049】
次に包装用天カバー15を被せた後に、裏板8側より残り2本の包装支柱2本を包装用天カバ−15内に嵌挿することにより包装用支柱20はさらに安定する。 図9は図8に示す包装完成状態の製品をA−Aで切り、矢印方向から見た断面図であり、製品1と側面保護カバー17と包装支柱20の位置関係を表している。
【0050】
次に包装用のタテバンド18にて包装用天カバーと包装用固定台12を上下方向からはさみ込んで固定する。そして、包装用ヨコバンド19で保護カバー17と包装支柱20を確実に製品1と包装用固定台12に密着固定する。
【0051】
すなわち一体的に構成された側面保護カバー17に包装用固定台12と前記張り出し部10との間にはまり込み、かつ前記包装支柱20を嵌挿する張り出し部支持17Eを形成することにより、ゴムバンド等の仮止め手段を用いなくても、側面保護カバー17と包装支柱20を確実に包装用固定台12上に保持することができる。
【0052】
図10(a)と図10(b)に示す側面保護カバーと図6(a)と図6(b)に示す側面保護カバーとの違いは、罫線17Eの本数を増やすことにより、張り出し部支持17Fが張り出し部10の左右両端側方部近傍に沿い、かつ包装支柱20にも沿うようにした点にあり、製品1が垂直方向への落下衝撃を受けても、より確実に製品側面の切り欠きコーナー部6Aと7Aの変形を防ぐことができる。
【0053】
また側面保護カバー17の包装用固定台12よりの高さhを、包装支柱20の包装用固定台12から包装用天カバー19の下端面までの高さHに対してh<Hの寸法関係とすることにより、包装支柱20が側面保護カバー17により完全に覆われることがなくなり、包装完成状態の製品1を地面上を引きずりながら移動させたり、包装用固定台12の下面の両端を交互に接地させながら移動させる際に、包装支柱20を掴みながら作業でき、手が滑りにくく確実な作業ができる。
【0054】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載した包装材によれば、電気温水器などの縦形重量物の製品をトラックの荷台へ積み上げたり積みおろしたり、簡易的なリフト式の運搬台車により運搬する際に、側面保護カバーのずれや脱落をなくすとともに、側面保護カバーにより張り出し部を垂直方向に支持していることにより、少人数で運搬を行っても製品の側面や張り出し部を損傷することがなくなるだけでなく、製造面においても側面保護カバーを取り付ける作業性が大幅に向上できる。さらに、必要最低限の包装部材はリユースも可能であり、本発明は釘を多用した木製の板、スチロール、接着剤を使用したものでは構成しておらず、環境保全の面にも配慮できた包装部材であるといえる。
【0055】
また、請求項2に記載した包装材によれば、電気温水器などの縦形重量物の製品をトラックの荷台へ積み上げたり積みおろしたり、簡易的なリフト式の運搬台車により運搬する際に、側面保護カバーが包装用固定台と張り出し部の間にはまり込んでいることにより、より確実に側面保護カバーのずれや脱落をなくすことができ、張り出し部の形状に沿った製品側面の切り欠きコーナー部や張り出し部を損傷することがなくなる。さらに、製造面においても側面保護カバーを取り付ける作業性が大幅に向上できるだけでなく、側面保護カバーがベース保護の役割をも兼ねているので、部品点数削減の効果で製品の梱包や開梱の時間が短縮でき、さらなる合理化が実現できる。
【0056】
また、請求項3に記載した包装材によれば、側面保護カバーの張り出し部支持が、張り出し部の左右両端側方部近傍に沿うように支持しているので、製品が垂直方向への落下衝撃を受けても、より確実に製品側面の切り欠きコーナー部の変形を防ぐことができる。
【0057】
また、請求項4に記載した包装材によれば、側面保護カバーの張り出し部支持が張り出し部を支持していることにより、製品が垂直方向への落下衝撃を受けた時に張り出し部が下方に下がることによって発生する、製品側面の切り欠きコーナー部と張り出し部の変形を防止することができる。さらに、側面保護カバーを製品と包装用固定台にセットした後に、左右の張り出し部支持に包装支柱を嵌挿すれば、張り出し部支持が包装支柱を確実に保持する働きをし、次に製品上面に包装用天カバーをセットし、最後に製品背面側の包装支柱を包装天カバーにセットするようにすれば、包装支柱を包装タテバンドと包装ヨコバンドにより固定するまでの間、ゴムバンド等の仮止め手段で固定する必要がなく、包装組立作業の大幅な合理化が実現できる。
【0058】
また、請求項5に記載した包装材によれば、側面保護カバーの張り出し部支持が、包装支柱を保持するとともに、張り出し部の左右両端側方部近傍にも沿うように支持しているので、製品が垂直方向への落下衝撃を受けた時に張り出し部が下方に下がることをより確実に防止でき、結果として製品側面の切り欠きコーナー部の変形を防ぐことができ、さらに包装組立作業において包装支柱をゴムバンド等の仮止め手段で固定する必要がない。
【0059】
また、請求項6に記載した包装材によれば、包装支柱が側面保護カバーにより完全に覆われないので、包装完成状態の製品を地面上を引きずりながら移動させたり、包装用固定台の下面の両端を交互に接地させながら移動させる際に、包装支柱を掴みながら作業でき、手が滑りにくく確実な作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明の実施例1の包装部材によって包装された製品と台車との関係を示した斜視図
(b)同包装部材のベース保護の斜視図
【図2】 (a)同包装部材の側面保護カバーの展開図
(b)同包装部材の側面保護カバーの斜視図
【図3】 同実施例1における製品の配管状態を示す要部断面斜視図
【図4】 同実施例1における製品の製品の外観斜視図
【図5】 本発明の実施例2の包装部材によって包装された製品を示す斜視図
【図6】 (a)本発明の実施例2の包装部材における側面保護カバーの展開図
(b)同側面保護カバーの斜視図
【図7】 (a)本発明の実施例2の包装部材において罫線位置を変えた側面保護カバーの展開図
(b)同側面保護カバーの斜視図
【図8】 本発明の実施例3の包装部材を示す斜視図
【図9】 同包装部材の要部断面図
【図10】 (a)同包装部材の罫線本数を変えた側面保護カバーの展開図
(b)同側面保護カバーの斜視図
【図11】 従来の包装部材によって包装された製品と台車との関係を示す斜視図
【符号の説明】
1 製品
3 配管ベース
6 右側板
7 左側板
10 張り出し部
12 包装用固定台
16 ベース保護
17 側面保護カバー
17A 係合片
17F 張り出し部支持
20 包装支柱

Claims (6)

  1. 底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、前記製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記包装用固定台と前記張り出し部との間に配設し、張り出し部を支持するベース保護と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記側面保護カバーを前記製品と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記ベース保護を配設した製品側面と、前記製品側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合することを特徴とする包装部材。
  2. 底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、前記製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記側面保護カバーを前記製品と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記張り出し部の前方側面と、前記前方側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、かつ前記側面保護カバーの折り曲げ部より前記包装用固定台と前記張り出し部との間にはまり込む張り出し部支持を形成し、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合することを特徴とする包装部材。
  3. 側面保護カバーの折り曲げ部より形成した張り出し部支持は、張り出し部の左右両端側方部近傍に沿うように構成した請求項1記載の包装部材。
  4. 底板と、前記底板の前方かつ上方に空間を形成する張り出し部を有した製品と、この製品の上面を覆う包装用天カバーと、前記包装天カバーを支える包装支柱と、前記製品の底部に取付固定した包装用固定台と、前記製品の側面を覆う側面保護カバーと、前記包装用天カバーと前記包装用固定台を上下方向からはさみこんで固定する輪状の包装用タテバンドと、前記保護カバーを前記包装支柱と前記包装用固定台に固定する輪状の包装用ヨコバンドを備え、前記側面保護カバーは、前記張り出し部の前方側面と、前記前方側面と隣り合わせの左右両側面の3面の製品側面を一体的に覆い、かつ前記側面保護カバーの折り曲げ部より前記包装用固定台と前記張り出し部との間にはまり込み、かつ前記包装支柱を嵌挿する張り出し部支持を形成し、前記左右両側面の下部に係合片を設けるとともに、前記係合片を前記包装用固定台に係合することを特徴とする包装部材。
  5. 側面保護カバーの折り曲げ部より形成した張り出し部支持は、張り出し部の左右両端側方部近傍に沿い、なおかつ包装支柱にも沿うように設けた請求項4記載の包装部材。
  6. 側面保護カバーの包装用固定台よりの高さhは、包装支柱の包装用固定台から包装用天カバーの下端面までの高さHに対してh<Hの寸法関係とした請求項4または5記載の包装部材。
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