JP4142400B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は,シートバックの前倒に伴ってシートクッションが後方下部に格納されるよう構成された車両用シートに関する。
【0002】
【従来技術】
例えば,バンあるいはワゴンタイプの車両においては,後述する実施例にも記載されているように,シートバックを前方に倒すことにより,シートクッションを後方へ移動させながら下方向に移動させて格納することを可能にした折りたたみ可能な車両用シートが採用されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−223474号公報
【0004】
【解決しようとする課題】
ところで,図9に示すごとく,上記従来のタイプの車両用シート9においては,シートクッション92の後方に,上記シートバック91を回動させる支点となる一対のバック支持部915が配設されている。そのため,上記のごとくシートクッション92を後方へ移動させながら下降させて所定の格納位置に格納するためには,上記バック支持部915に干渉されないように,シートクッション92の後方部分に凹部920を形成してその幅寸法を一対のバック支持部915の内間隔よりも小さくすることが必要となる。
【0005】
一方,シートバック91およびシートクッション92が使用位置に位置する際には,シートクッション92に設けた上記凹部920は,バック支持部915よりも前方において上方に開口した状態となる。そのため,この凹部920の存在により,意匠性が低下すると共に,物がシートクッションの下に落下し易くなる等の機能的な不具合が生じる。
【0006】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,シートクッションの後方下部への格納動作が可能であると共に,従来の意匠性の低下および機能的な不具合を解消することができる車両用シートを提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】
本発明は,シートクッションと,シートバックと,該シートバックを前倒可能に支持する左右一対のバック支持部と,上記シートバックの前倒動作に伴って上記シートクッションを使用位置から後退させつつ下降させて格納位置に格納するよう構成されたクッション支持部とを有し,上記格納位置においては上記シートクッションの後方部が上記左右一対のバック支持部間に配置される車両用シートであって,
上記シートクッションは,上記バック支持部の内間隔よりも大きい幅寸法を有する前方部と,上記バック支持部の内間隔よりも小さい幅寸法となるよう両端に凹部を設けた上記後方部とを有するシートクッション本体部と,上記後方部の側面上端部から側方に突出して上記凹部の上方開口を覆うように配設されたカバー部とを有しており,
該カバー部は,上記シートクッションが上記使用位置にあるとき,上記シートクッショ
ン本体部の上面と略面一となるように設けられており,上記格納位置に上記シートクッションが格納された際に,上記バック支持部に干渉されて上方に変位し,上記シートクッションが格納位置から使用位置に復帰する動作に伴って,上方に変位していた上記カバー部を略水平状に復帰するよう構成されていることを特徴とする車両用シートにある。
【0008】
本発明の車両用シートにおいては,上記のごとく,シートクッションに上記カバー部を設けてある。このカバー部は,上記シートクッション本体部の後方部の側面上端部から側方に突出させ,上記凹部を覆うように形成されている。そのため,上記車両用シートのシートバックおよびシートクッションが使用位置に配置されている際には,カバー部の存在によって上記凹部の上方開口が覆われた状態が維持される。それ故,従来のような凹部の存在による意匠性の低下や,物が落ち易くなるというような機能的な不具合を解消することができる。
【0009】
また,上記カバー部は,上記のごとく,シートクッションが格納位置に格納された際に,上記バック支持部に干渉して上方に変位するように構成されている。そのため,シートクッションが後方下部に移動して格納位置に納まる動作を,上記カバー部が妨げることがない。それ故,従来と同様のスムーズなシートクッションの格納動作を実現することができる。
【0010】
このように,本発明によれば,シートクッションの後方下部への格納動作が可能であると共に,従来の意匠性の低下および機能的な不具合を解消することができる車両用シートを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明においては,上記カバー部は,上記シートクッションが上記使用位置にあるとき,上記シートクッション本体部の上面と略面一となるように設けられていることが好ましい。この場合には,上記シートクッションが使用位置にあるときの意匠性をさらに向上させることができる。
【0012】
また,上記カバー部は,上記シートクッションが上記使用位置にあるとき,該シートクッションの上記後方部とこれに隣接する部材との隙間を実質的に塞ぐ形状を有していることが好ましい。この場合には,凹部から物が落下し易いという不具合をより確実に解消することができる。
なお,上記の車両用シートと隣接する部材としては,車体のドア,内壁,あるいは隣の車両用シートなどの部材がある。また,車両用シート同士が隣接している場合には,そのカバー部同士が互いの隣接する部材となる場合がある。
また,隙間を実質的に塞ぐ形状とは,隣接する部材に密着するように接触する形状だけに限らず,実質的に意匠性あるいは機能性に問題のない程度のわずかなクリアランスを設けた形状をも含む概念である。
【0013】
また,上記カバー部は,板状の芯材と,該芯材の上面を覆う上面カバー表皮部および下面を覆う下面カバー表皮部とにより構成されていることが好ましい。この場合には,上記カバー部の形状を良好に維持することができる。さらには,上記シートクッションが格納位置から使用位置に復帰する動作に伴って,上方に変位していた上記カバー部を略水平状に復帰させる動作を,上記芯材の存在によってスムーズに,かつ,高い再現性をもって行うことができる。
上記芯材としては,例えば,合成樹脂製の板材を用いることができる。
【0014】
また,上記カバー部の上記シートクッション本体部側の端部を基端部,その反対側の端部を先端部とした場合,上記芯材は,上記基端部から,該基端部と上記先端部の間の中間位置まで伸び,上記先端部までは到達していない状態で配設してあることが好ましい。
また,この場合に,上記カバー部のうち上記芯材の存在していない部分の幅寸法を,上記バック支持部と干渉する寸法より大きくとることが好ましい。これにより,上記カバー部の上方への変位をよりスムーズに行うことができる。
【0015】
また,上記カバー部の上記上面カバー表皮部と下面カバー表皮部は,後述するごとく別体として設けてもよいし,一枚の表皮を用いて一体的に構成することもできる。また,上記上面カバー表皮部と下面カバー表皮部としては,車両用シートの表皮に適用可能な様々な表皮材料を適用することができる。
【0016】
また,上記上面カバー表皮部と上記下面カバー表皮部とは別体により構成されており,互いに縫製により接合されていることが好ましい。この場合には,意匠性を考慮すべき上面カバー表皮部と,その必要性が低い下面カバー表皮部の材料として,別の材料を適用することができ,コスト的にも有利な自由な材料選定を行うことが可能となる。
【0017】
また,上記シートクッション本体部は,発泡成形体よりなるクッションパッドと,該クッションパッドの上面を覆う上面シート表皮部および側面を覆う側面シート表皮部とを有し,上記カバー部の上記上面カバー表皮部は,上記シートクッション本体部の上記上面シート表皮部を延長して一体的に形成されていることが好ましい。この場合には,上記シートクッション本体部とカバー部との境界部分が外観上無くなり,カバー部を設けたことによるデザイン上の違和感を解消することができ,意匠性をさらに向上させることができる。
【0018】
また,上記シートクッション本体部は,発泡成形体よりなるクッションパッドと,該クッションパッドの上面を覆う上面シート表皮部および側面を覆う側面シート表皮部とを有し,上記カバー部の上記下面カバー表皮部は上記シートクッション本体部の上記側面シート表皮部とは別体により構成されており,上記側面シート表皮部の上端部と上記下面カバー表皮部とが重ね合わされて縫製により一体的に接合されていると共に,上記芯材は上記下面カバー表皮部に重ね合わされて縫製により一体的に接合されていることが好ましい。この場合には,上記カバー部が上方に変位していた状態から略水平状に復帰する際の復元力を,上記の接合状態によって容易に得ることができる。
【0019】
また,上記カバー部の上記上面カバー表皮部は,上記シートクッション本体部の上記上面シート表皮部とは別体により構成されており,上記側面シート表皮部の上記上端部,上記カバー部の上記下面カバー表皮部,上記上面カバー表皮部,および上記上面シート表皮部は順次重ね合わされて縫製により一体的に接合されていると共に,上記芯材は上記下面カバー表皮部に重ね合わされて縫製により一体的に接合されている構造をとることもできる。この場合には,上記カバー部と上記シートクッション本体部との境界部分がはっきりと外観上現れ,これをデザインに生かすこともできる。
【0020】
【実施例】
実施例1
本発明の実施例に係る車両用シートにつき,図1〜図6を用いて説明する。
本例の車両用シート1は,図1に示すごとく,シートクッション2と,シートバック3と,該シートバック3を前倒可能に支持する左右一対のバック支持部4と,上記シートバック3の前倒動作に伴って上記シートクッション2を使用位置P21から後退させつつ下降させさて格納位置P22に格納するよう構成されたクッション支持部5(図3)とを有する。そして,本例の車両用シート1は,格納位置P22においてシートクッション2の後方部22が上記左右一対のバック支持部4間に配置されるように構成されている。
【0021】
上記シートクッション2は,図1に示すごとく,上記バック支持部4の内間隔よりも大きい幅寸法を有する前方部21と,上記バック支持部4の内間隔よりも小さい幅寸法となるよう両端に凹部23を設けた後方部22とを有するシートクッション本体部20と,上記後方部22の側面上端部から側方に突出して上記凹部23の上方開口を覆うように配設されたカバー部25とを有している。
該カバー部25は,上記格納位置P22(図3)に上記シートクッション2が格納された際に,上記バック支持部4に干渉されて,すなわち相対的にバック支持部4に押されて上方に変位するよう構成されている。
以下,これを詳説する。
【0022】
本例の車両用シート1は,図1に示すごとく,左右に2つ並んで配設されており,それぞれの車両用シート1が,単独で折りたたみできるように構成されている。また,これらの車両用シート1は,例えばミニバンタイプの車両の2列目に配設することができる。
【0023】
この車両用シート1は,図3に示すごとく,シートクッション2およびシートバック3がそれぞれの使用位置P21,P31にある状態から,シートバック3をバック支持部4の回動支点40を中心にして前方の格納位置P32に向けて回動させることにより,これに連動してシートクッション2をその格納位置P22へ移動させることができる。
【0024】
このシートクッション2の移動は,フロント支持部51とリア支持部52とよりなる左右一対のクッション支持部5の存在により実現される。上記リア支持部52は,一端がシートバック3に固定され,他端がシートクッション2のリア支点253に回動可能に固定されており,上記バック支持部4の回動支点40を中心に回動するように構成されている。また,フロント支持部51は,一端が車両のフロア19に固定された支点252に回動可能に固定され,他端がシートクッション2に設けられたフロント支点251に回動可能に固定されている。そして,図3に示すごとく,上記シートバック3の回動に伴って上記リア支持部52が矢印A方向に回動すると共にフロント支持部51が矢印B方向に回動し,シートクッション2が使用位置P21から格納位置P22に移動するように構成されている。
【0025】
また,本例のシートバック3を支持する上記バック支持部4は,図1に示すごとく,車両のフロア19から立設させた金属部材を主体として構成されている。そして,シートクッション2を格納位置に格納させた際のシートクッション2にバック支持部4が干渉するのを避けるため,シートクッション2には上記のごとく凹部23を設けてある。
【0026】
より具体的には,上述したごとく,シートクッション2のシートクッション本体部20は,バック支持部4の内間隔よりも大きい幅寸法を有する前方部21と,上記バック支持部4の内間隔よりも小さい幅寸法となるよう両端に凹部23を有する後方部22とを有する。
そして,本例において注目すべき点は,シートクッション本体部20と,上記後方部22の側面上端部から側方に突出して上記凹部23の上方開口を覆うように配設されたカバー部25とを有していることである。
【0027】
上記シートクッション2のカバー部25を含む断面図を図2に示す。同図は,図1のA−A線矢視図のうち一方のシートクッション2のみを示すものであり,わかりやすくするために厚み方向を強調して示してある。
同図に示すごとく,本例のカバー部25は,板状の芯材250と,該芯材250の上面を覆う上面カバー表皮部251および下面を覆う下面カバー表皮部252とにより構成されている。
【0028】
また,上面カバー表皮部251と下面カバー表皮部252とは別体により構成されており,その先端において縫製により接合されている。
一方,本例のシートクッション本体部20は,発泡成形体よりなるクッションパッド201と,該クッションパッド201の上面を覆う上面シート表皮部202および側面を覆う側面シート表皮部203とを有している。さらに本例のシートクッション本体部20の下面には,下面シート表皮部205をも配設してある。
【0029】
そして,同図に示すごとく,上記カバー部25の下面カバー表皮部252はシートクッション本体部20の側面シート表皮部203とは別体により構成されており,側面シート表皮部203の上端部204と重ね合わされて,縫製により一体的に接合されている。また,上記芯材250は下面カバー表皮部252に重ね合わされて,縫製により一体的に接合されている。
また,カバー部25の上面カバー表皮部251は,シートクッション本体部20の上面シート表皮部202を延長して一体的に形成されている。
【0030】
また,上記カバー部25は,図1,図4,図5に示すごとく,シートクッション2が使用位置P21にあるとき,シートクッション本体部20の上面と略面一となるように設けられている。そして使用位置P21においてカバー部25を略水平状に保持する保持力は,上記のような構造によって発現される。
また,図1に示すごとく,カバー部25は,シートクッション2が使用位置P21にあるとき,後方部22と隣接する部材との隙間を実質的に塞ぐ形状を有している。本例における上記の隣接する部材としては,図1に示すごとく,2つのシートクッション2の間においては,後方部22同士,すなわち実質的にはカバー部25同士が該当する。また,図1における右側のシートクッション2の右側においては,車体側壁またはドアが該当し(図示略),左側のシートクッション2の左側においても車体側壁またはドアが該当する(図示略)。そして,本例では,これらの隣接する部材とカバー部25との間隔が10mm以下となるように設定し,上記の実質的に隙間を塞ぐ形状を実現した。
【0031】
このような構成の車両用シート1において,シートクッション2およびシートバック3をそれぞれ使用位置P21,P31に位置させている際には,図4,図5に示すごとく,カバー部25がシートクッション本体部20の上面と略面一で略水平状に位置している。
【0032】
一方,上記シートバック3を前方へ倒した際には,これに伴ってシートクッション2が後方に移動しながら,下方に移動する。そして,シートバック3およびシートクッション2は,それぞれの格納位置P32,P22へと格納される。この状態において,シートクッション2の後方部22は,シートバック3を支持する一対のバック支持部4の間を通って後方へ移動し,バック支持部4がシートクッション2の凹部23内に位置する。このとき,図6に示すごとく,バック支持部4がカバー部25に干渉し,カバー部25は相対的にバック支持部4に押されて上方へ変位し,跳ね上がったような状態となる。
【0033】
また,上記の格納位置P22,P23からシートクッション2およびシートバック3を使用位置P21,P31へ戻す際には,シートバック3が起立する動作に伴って,シートクッション2が前方上部へ移動する。そして,カバー部25がバック支持部4に押された状態が解除され,カバー部25は跳ね上げた状態から略水平状の状態に戻る。
【0034】
このように,本例の車両用シート1においては,上記のごとく,カバー部25が,シートクッション本体部20の後方部22の側面上端部から側方に突出させ,上記凹部23の上方開口を覆うように形成されている。そのため,車両用シート1のシートバック3およびシートクッション2が使用位置P31,P21に配置されている際には,カバー部25の存在によって凹部23の上方開口が覆われた状態が維持される。それ故,従来のような凹部23の存在による意匠性の低下や,物が落ち易くなるというような機能的な不具合を解消することができる。
【0035】
また,カバー部25は,上記のごとく,シートクッション2が格納位置P22に格納された際に,バック支持部4に干渉されて上方に変位するように構成されている。そのため,シートクッション2が後方下部に移動して格納位置P22に納まる動作を,カバー部25が妨げることがない。それ故,従来と同様のスムーズなシートクッションの格納動作を実現することができる。
従って,本例によれば,シートクッション2の後方下部への格納動作が可能であると共に,従来の意匠性の低下および機能的な不具合を解消することができる車両用シート1が得られる。
【0036】
実施例2
本例の車両用シートは,図7,図8に示すごとく,カバー部25の上面カバー表皮部251を,シートクッション本体部20の上面シート表皮部202と別体により構成した例である。
即ち,図7に示すごとく,側面シート表皮部203の上端部204には,カバー部25の下面カバー表皮部252,および上面カバー表皮部251を順次重ね合わせ,さらに,上面シート表皮部202の側端部255を内方に折り込んで重ね合わせて,これらを縫製部62により一体的に接合してある。また,芯材250は,下面カバー表皮部252に重ね合わされて縫製部により一体的に接合されている。その他の構成は実施例1と同様である。
【0037】
この場合には,図8に示すごとく,シートクッション2を構成するシートクッション本体部20とカバー部25との間の境界部259がはっきりと表面に現れ,これをデザイン上の特徴とすることができる。また,シートクッション本体部20の上面シート表皮部202と上面カバー表皮部251の材質を自由に選ぶことができ,設計の自由度を実施例1の場合よりも向上させることができる。その他は実施例1と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,車両用シートの斜視図。
【図2】実施例1における,シートクッションの横断面図(図1のA−A線矢視断面における一部)。
【図3】実施例1における,車両用シートの使用位置と格納位置を示す説明図。
【図4】実施例1における,シートクッションが使用位置にある際のカバー部の状態を示す説明図。
【図5】実施例1における,シートクッションが使用位置にある際のカバー部の状態を示す断面説明図(図4のB−B線矢視断面図)。
【図6】実施例1における,シートクッションが格納位置にある際のカバー部の状態を示す断面説明図。
【図7】実施例2における,シートクッションの横断面図。
【図8】実施例2における,車両用シートのカバー部近傍の斜視図。
【図9】従来例における,車両用シートの斜視図。
【符号の説明】
1...車両用シート,
2...シートクッション,
20...シートクッション本体部,
21...前方部,
22...後方部,
23...凹部,
25...カバー部,
3...シートバック,
4...バック支持部,
5...クッション支持部,
Claims (2)
- シートクッションと,シートバックと,該シートバックを前倒可能に支持する左右一対のバック支持部と,上記シートバックの前倒動作に伴って上記シートクッションを使用位置から後退させつつ下降させて格納位置に格納するよう構成されたクッション支持部とを有し,上記格納位置においては上記シートクッションの後方部が上記左右一対のバック支持部間に配置される車両用シートであって,
上記シートクッションは,上記バック支持部の内間隔よりも大きい幅寸法を有する前方部と,上記バック支持部の内間隔よりも小さい幅寸法となるよう両端に凹部を設けた上記後方部とを有するシートクッション本体部と,上記後方部の側面上端部から側方に突出して上記凹部の上方開口を覆うように配設されたカバー部とを有しており,
該カバー部は,上記シートクッションが上記使用位置にあるとき,上記シートクッション本体部の上面と略面一となるように設けられており,上記格納位置に上記シートクッションが格納された際に,上記バック支持部に干渉されて上方に変位し,上記シートクッションが格納位置から使用位置に復帰する動作に伴って,上方に変位していた上記カバー部を略水平状に復帰するよう構成されていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1において,上記カバー部は,板状の芯材と,該芯材の上面を覆う上面カバー表皮部および下面を覆う下面カバー表皮部とにより構成されているこを特徴とする車両用シート。
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