JP4131378B2 - 薄板状電子部品搬送装置及び薄板状電子製品製造設備 - Google Patents

薄板状電子部品搬送装置及び薄板状電子製品製造設備 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ、液状表示装置、プラズマ表示装置、有機及び無機エレクトロルミネッセンス、フィールドエミッティング表示装置、プリント配線基盤などの製品及び、それらに用いられる薄板状電子部品を、清浄環境下において、清浄容器であるカセットと各種処理装置間で移載する、クリーンブースを含む移載装置及び、その移載装置を用いる薄板状電子部品の製造設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の清浄空間であるクリーンブース、例えば、特開平2−4145号公報にみられる筺体の天井に設置されたHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ、あるいはULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタから供給される清浄空気が、異物を下方に吹き流して、多孔板からなるグレーチング床から外部に排出する方法が取られていた。しかし近年、粒状の異物や有機物などによる汚染を完全な排除が必要とされる線幅1μm以下の半導体ウエハを代表とする薄板状電子部品の製造工程では、ミニエンバイロメントと呼ばれる高度に清浄化されたクリーンブースが使用されるようになった。この一例として特開2001−244315公報では、異物発生源である搬送ロボットの内部に排気システムを設け、排気量をコンピュータ制御する装置が提案されているが、その定量的効果は記載されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
発塵のおそれのある搬送ロボットを用いない場合、例えば、特開2000−161735公報記載の装置において清浄度は、0.3μmダストでクラス10(0.3μm以上の粒子状異物が1立方フィート当たり10個以下)が達成されているが、線幅0.5μm以下の半導体ウエハを取り扱う場合は、これでは不十分である。また、前述した特開2001−244315号公報記載の装置の場合は、クリーンブース内で異物発生源である搬送ロボットや開閉するドアなどが動作する場合は、薄板状物の裏側に発生する渦流に乗って異物が舞い上がる場合があって清浄度が不十分であった。さらに、前記後者公報の様に排気量を制御する事は高価なコンピュータ制御システムを設置するため設備費の上昇を招き好ましくなく。また、搬送ロボットを複数のロードポートとの受け渡し位置へ移動させるX軸移動機構やロボット本体を上下に昇降させるZ軸移動機構は、発塵元である事も知られており、発塵を抑制し、完全に排出することが望まれていた。
【0004】
【課題を解決する手段】
本発明者らは、前記諸問題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、薄板状電子部品が、カセットや、処理チャンバ等ロードロック室等の所定の場所間で、筺体天井に具えられたファンフィルタユニットを通過後の清浄空気下にて、筺体内に具えられた搬送ロボット、特にX軸およびZ軸移動機構を有する搬送ロボットの動作により自動的に移載される装置において、0.1μm以上の粒子を99.999%以上除去するフィルタユニットを用い、搬送ロボットの基台の下に位置する空気流通可能な床を画成し、前記搬送ロボット内下部に体内への空気吸い込みを防止する空気逆流防止機構を設ける事により、運転中においても0.1μmの粒子に対してクラス0から1という高度な清浄状態を維持できることを見いだした。
【0005】
本発明におけるファンフィルタユニットには、0.1μm以上、好ましくは0.01μm以上の異物粒子を99.999%以上、または、0.1μm以上の粒状異物を99.9999%以上排除できるULPAフィルタと、このULPAフィルタに空気を送り込む送風機とを具えた装置を使用でき、そのフィルタは、浮遊有機物を吸収除去するための活性炭や活性炭素繊維フィルタなどの吸収材を付与したケミカルフィルタであってもよい。さらに、本発明におけるファンフィルタユニットには、ULPAフィルタのすぐ下にあって、空気の流通する板状物からなる空気整流用天井となる部材を設けても良い。この天井部材としては、グレーチングあるいはパンチング板といわれる金属やプラスチック製の多孔板や、ルーバーと云われる格子状体がある。
【0006】
また、ファンフィルタユニットから風量を5回/分〜30回/分の筐体内換気回数の範囲で、装置内部に陽圧を加えて外界との差圧を0.4Pa〜20Paに保つことにより、0.1μmの粒子に対してクラス1以下という極めて高度な清浄状態を維持できることも見いだした。またこの差圧は、0.5Pa〜5Paの低圧・省エネルギー領域でも、クリーン度に対して十分に効果があることも見出した。
【0007】
前記換気回数および差圧領域を保つために、筐体底部を薄板状電子部品搬送装置の置かれた部屋のフロア面から50〜200mm高くし、天井から吹き込まれた空気を筐体底部フレーム上に設けられた空気流通可能な床から排出する。筐体底部は、その底部床面積の5〜70%程度、即ち、直方体である筐体の天井を除く5面の面積に対して、1〜15%の範囲の開口率(以下対5面開口率という)で空気を流通させる。好ましくはこれを対5面開口率は2〜10%とすることが、高度のクリーン度を保ちながら、省エネルギー面からもよい。この開口率の範囲で前記差圧が保たれ、且つ、天井から底部床へと空気は層流状態を保ち、下からの塵埃の舞い上がりが防止される。
【0008】
本発明にいう搬送ロボットは、ウエハなど薄板状電子部品をそのフィンガー上に載置又は吸着して搬送し、カセットから各種処理室へ移載する機械であり、シングルアーム又はダブルアームのスカラ型ロボットや、多関節型ロボットなどで、クリーンルーム仕様の搬送機である。この搬送ロボットのアームの関節部には、ベアリング付近のカバー隙間に磁石リングで磁性流体を止める磁性流体シールを設けて、アーム内のベルトやプーリ、ギアからの発塵を遮断する。
【0009】
また、上下運動(以下Z軸移動という)をすると、その胴体内の空気が出入りするが、胴体側面をカバーで覆い、さらに一回り小さいカバーで基台を覆う。両カバー間から吸気した空気をロボット下部に設けた、空気逆流防止機構を具えた排気口を通してロボット体内の異物粒子を含んだ空気をロボット下位部から下方向に排出する。Z軸をロボット上体が下降する際は、当然、前記カバー間からも一部排気されるが、その方向は下向きなので室内の気流を乱すことはない。
【0010】
ロボット本体を、筐体のドアのある面に平行、且つ、水平に移動させるX軸移動機構には、筐体底面または筐体壁面下部側壁に設置されたスライドに沿ってねじ軸を回転させて移動させる手段、歯形様物を具えたスライドと歯車駆動手段、ケーブル駆動手段、電磁気浮上リニアガイドなどがあり、ケーブルベアで保護された動力腺や信号腺がロボットと筐体間に配線されている。この際、スライドと車輪との摩擦、各ケーブルベアの継ぎ目の摩擦、電線の屈曲などによって微量の塵埃が発生する。この塵埃が筐体内全体に拡散しないようにX軸機構にはカバーを取り付ける。本発明では、筐体天井から流下する清浄空気流によって塵埃が底部開口から押し出されるように、このX軸カバーの開口部を、底部水平置きの場合は上下に設け、側壁型の場合は側面にカバー開口部を設ける。
【0011】
前記のロボット本体の下部の排気口に取り付ける空気逆流防止機構には、逆止弁、差圧調整ダンパーなどを代表的なものとするが、これらには、ゴム製、軟質プラスチック製、金属製又は硬質プラスチック製のダンパーなどがある。また、排気用電動ファンであってもよい。
【0012】
筐体内の床とファンフィルタユニットとが構成する清浄空間を形成する筺体の側壁に、薄板状電子部品を出し入れするドアを設けるが、本発明では、その側壁に設けたドア枠と閉時のドアの外辺との間に、対5面開口率が0.1%以上5%以下の隙間を設ける事ができる。同様にドアが開放された後に設置されるカセット外周と壁に設けた窓枠とが、対5面開口率が0.1%以上5%以下となるように隙間を設ける。具体的には、ドアの4辺とも幅1mmから40mm程度の幅の隙間が好ましい。また、カセットが設置されるために移動する間や、前記ドアが開閉する際も前記隙間を維持する。
【0013】
一般に市販されているロードポートを前記側壁の一部として設置する事ができるが、これらの中には、カセットとの間に隙間を設けないものがあり、当然密接した状態でドアの開閉動作をする。この場合も本発明に含まれるが、好ましくは前述のように幅1mm以上40mm以下、即ち、対5面開口率が0.1%以上5%以下範囲に隙間を設ける。
尚、各処理機とは一般に密接して接続されるが、前記カセット同様、1つの筐体につき合計の対5面開口率0.1%以上5%以下の範囲内で隙間をあけておいてもよい。
【0014】
本発明のクリーンな電子部品搬送装置では、この隙間によって薄板状電子部品が存在する空間の気圧変動を最小限に抑え、気流の乱れを最少にして異物の舞い上がりを防止する。隙間がないと、排風が底部床の開口のみでは筐体内部の内圧が高まり最大差圧100Paにも達し、ドアが開くと内圧が一挙に2〜20分の1に下がり、ドア周辺で急激な排気による気流の乱れが発生するのみならず、筐体内部にあるロボットのアームやウエハの周辺でも気流が乱れて渦流が発生し、ここに異物を巻き込んだり、排出できない等の不具合が起きる。隙間が1mm以下と狭いと、前記のような大きな内外差圧が解消されず、逆に隙間が大きすぎると外部から異物が拡散侵入しやすい。本発明者らは、実験的、経験的に隙間は40mmが最大限界である事を見出し、且つ、対5面開口率が0.1%以上5%以下の範囲に抑えることが重要であることを見出したのである。
ただし、ドアとドア枠、ドア通路、底部の空気の流通する床に、ファンフィルタユニットからの清浄な空気が層流状態で流れるよう、これら以外の隙間を可能な限り密閉することが好ましい。ここで、測定した差圧は、ファンフィルタユニットからの吹き出し風量と開口率から計算される差圧計算値の30%以下にすることが好ましい。
【0015】
ファンフィルタユニットからの清浄空気の風量は、前記筐体内の前記床と前記ファンフィルタユニットとが構成する筐体内部での換気回数が、1分間当り5回以上30回以下であるである事が好ましい。換気回数が、1分間当り5回未満では異物が筐体内に逆流拡散し清浄度が保てない。また、換気回数が、1分間当り10回程度の時、内部のロボットが運動していても充分清浄度が保てるが、ウエハ出入ドアが開放したまま停止する事故など、非常状態に対処するために、換気回数が30回まであることが好ましい。換気回数が30回を越えると、筐体内部での空気の流速が早すぎるためロボットアームやウエハの下に渦流が発生し、かえって異物を巻き込みながら滞留させて好ましくない。
【0016】
前述の範囲の換気回数を実現するために、ファンフィルタユニットの清浄空気吹き出し速度を制御する。風速が0.15m/sec未満であると風量不足で換気回数5回/分を達成する事が出来ず、本発明の特徴であるドア周辺の隙間から、外部の異物粒子が拡散侵入して粒子数は異常に多くなり、清浄環境が必要な薄板状電子部品としては致命傷となる。逆に風圧及び風速が高すぎると静電気が発生しウエハ上の半導体回路の切断や、液晶ガラス基板上のトランジスタ回路を破壊するなど好ましくない。また、高い風速には高い送風圧力が必要となり、空気を濾過してフィルタに貯まった異物粒子がその圧力で押し出されて、清浄空間である筐体内部を汚染する恐れが出てくる。本発明において用いるULPAフィルタは0.6m/秒を超えると前述の恐れがあり、この値が上限となる。
【0017】
次に、本発明の搬送装置では、前記ドアが上下に昇降し、カセット或いはFOUPの蓋と接合される。このドアは降下時に、筐体内部にある隔壁で覆われたドア通路へ収納される。これは、前記床と前記ファンフィルタユニットとが構成する空間から流入する清浄空気が、前記通路を経て異物粒子とともに直接筐体外部へ排出される。
ここで、前記ドアと前述のカセットを前後に運動させるステージ及びカセットの蓋を開閉する機構を具えた装置をロードポート20というが、本発明の薄板状電子部品搬送装置の壁の一部に、前記のドア通路を具えた1または2以上のロードポートを組み込む事もできる。この際、前記の隔壁は筐体側に設けてもよいし、ロードポート側に設けてもよい。
【0018】
ここで筐体側に前記の隔壁を設けた場合、本発明者らは、換気回数を毎分20回以上に設定すれば、故障時等の前記ロードポートの交換作業において1台づつ取り外しても清浄度を保つことができることを見いだした。即ち、この場合、ロードポートを取り外しても、開口面積、即ち、対5面開口率が、筺体内部の側面及び底面の合計表面積の8%程度から15%程度に拡大するが、筐体内部と外部との差圧が1.5Pa以上を保てば、0.1μ以上の異物粒子数の侵入を1個/立方フィート以下に保つ事ができる。
【0019】
さらに本発明では、図1に示すように、異物の侵入と有機物などによる汚染とを防止する前述のような薄板状電子部品搬送装置を利用した薄板状電子部品製造設備1をも提供する。本設備は、前記移載装置を介在し、薄板状電子部品を収納して搬送するカセットのためのカセットステーション(ロードポートともいう)と、レジストコータ、プリベーク、露光、現像、ポストベーク、エッチング、プラズマ処理、蒸着、スパッタリング、洗浄等各種処理とを行う処理チャンバを繋いだ設備である。
【0020】
本発明にいう空気の流通可能な床とは、多孔ステンレス板、多孔アルミニウム板、多孔プラスチック板、複数の矩形または短冊状の隙間の開いた格子状体等の材料からなる床を言う。
【0021】
本発明にいう筐体は、外界から隔離し内部を正常に保つために重要な部材であって、ステンレス製、アルミニウム製、帯電防止型プラスチック製等の材料を用いて制作され、周辺および必要部分をフレームを設けて強化する。この筐体内部にはウエハなどの薄板状電子部品が搬送ロボットのアームにより搬送される空間が画成される。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例としての薄板状電子部品搬送装置を具える薄板状電子部品製造設備を示す一部切り欠き斜視図であり、図中符号1はその薄板状電子部品製造装置、2は一実施形態としての薄板状電子部品搬送装置をそれぞれ示す。この実施例の薄板状電子部品搬送装置2は、筐体の天井にシロッコファンからなる送風機4とULPAフィルタ(例えばダイキンニューロファイン(ボロンフリータイプ)LMH6051050型)5と清浄空気吹き出し口6とからなるファンフィルタユニット3を具え、半導体ウエハを収納したカセット7を載置できるロードポート20を一部の壁とし、反対側の壁にはロードロック室ドア33を具え、他の壁は全て外気に対して気密にしている。そして筺体内部には、ウエハ15を搬送する、シングルアームのスカラ型ロボットである搬送ロボットと、この搬送ロボットをロードポートとの受け渡し位置へと移動するためのネジ軸とスライドとモータからなるX軸移動機構と、筺体の下部にあって筐体の底部フレームに位置する床13とを具えている。ここにおける清浄空気吹き出し口6と床13とは共に磨きステンレススチール製のパンチングメタル板を使用し、筐体の壁材とフレームはアルミニウム製である。
【0023】
さらに図1において、この実施形態の薄板状電子部品搬送装置2は、筐体内部にウエハ位置決め装置14と搬送ロボット用の制御機12とを具えるとともに筐体の外部に制御用データの入出力機16を具えており、搬送ロボットとウエハ位置決め装置とロボット用制御装置とは上記筐体の空気流通可能な開口部を持つ底部フレーム上に設置されている。またこの薄板状電子部品搬送装置2は、ロードロック室32のドア33を介して外部に対し気密に半導体処理装置20と接続しており、この半導体処理装置30では、ロードロック室32と各種の処理チャンバ2との間や、一つの処理チャンバ34から他の処理チャンバとの間を、処理装置用搬送機31がウエハを搬送している。
【0024】
図2は、本発明の他の実施形態としての薄板状電子部品搬送装置2を示す一部切り欠き斜視図である。この実施形態の薄板状電子部品搬送装置では、筐体の天井に先の実施形態と同様のファンフィルタユニット3を具え、カセット7用のドア21は2つあってそれぞれ上下にスライドし、ドア通路はそれぞれ隔壁19で隔離されている。搬送ロボット10は、所謂ダブルアームのスカラ型ロボットで、この搬送用ロボットの本体が、前記筐体の底部を水平面内でX軸移動する機構11と、電源装置18と、制御装置12とが共に底部フレームに設けられた床に設置されている。前記床13には、短冊状の床板35が設置され、必要に応じて取り外し可能となっている。
【0025】
図3は、図2に示すドア21を持つロードポート20を搬送装置2の外側から見た図である。壁24に設けられたドア枠23とドア21との間には隙間Lが設けられ、この実施例では隙間Lの大きさ(幅)は2mmに設定されて、清浄空気が搬送装置2の筺体の内側から外側に流れるようにしてある。ドア21は、壁24の向こう側で、搬送装置2の筺体に具えられた隔壁19のこちら側を図3の位置から下方へ垂直に下りて開く。ウエハ15を収納したカセットはステージ22上に載置されドア21の開閉に従って前後に移動し、この移動中カセット前方外縁と枠23との隙間は最大でも25mmに抑えられる。
【0026】
なお、ここにおける搬送ロボット10のアーム17関節部には、ベアリング付近のカバー隙間に磁石リングで磁性流体を止める磁性流体シールを設けて、アーム内のベルトやプーリやギアからアーム外への発塵を遮断している。また、この搬送ロボットのアーム部昇降のために、この搬送ロボットの胴体が上下にZ軸移動すると、その胴体内の空気が出入りするが、その空気をここでは、胴体側面を覆う胴体カバー27を取り付け、加えてその胴体カバーの内側に隙間をあけて、ロボット基台を覆う基台カバー28を取り付け、ロボットの側面下部の通気口としてのその下向きのカバー隙間から吸気し、ロボット下部に設けられた排気口25に取り付けられた空気逆流防止手段37により下方に排気する構造としている。図4に、空気逆流防止手段37の一例として、差圧調整ダンパーを示した。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
〔実験装置1〕
図2の薄板状電子部品搬送装置(ローツェ(株)製RACS300−2A型)を用いて清浄度の測定実験を行った。天井に設けたファンフィルタユニットは、シロッコ型ファン2基を並列に搭載し、ULPAフィルタ(ダイキン(株)製)は0.1μmシリカ粒子を99.9999%除去する性能があり、筐体内部への吹き出し部は直径5mmの穴を多数開けたパンチングメタル板製天井のほぼ全面で面積605mm×1070mm、最大風速は吹き出し部の下200mm位置で0.65m/秒である。筐体内部の容積は横1150mm×奥行き685mm×高さ1545mmである。また、本発明が定義する対5面開口率の基礎となる5面の面積は、底部が1面(横1150mm×奥行き685mm)、側部が4面(横1150mm+奥行き685mm)×2×高さ1545mmである。搬送ロボットとしては、胴体直径260mmで基台底部に、空気逆流防止手段として羽根直径65mmの排気用電動ファンを取り付けたスカラ型ロボット(ローツェ(株)製RR700型)を筐体側壁の下部に設けたX軸移動機構に据え付けた。
【0028】
横方向の1つの壁面には、300mmウエハ収納カセット(=Front Opening Unified Pod,以後FOUPと言う)が置かれたロードポートを2台設置し、ポートドアが前記壁面のドアであるとした。ドア面積は360mm×335mm、その周囲には閉時6mm幅のすきまが設けてあり、ドアが開きFOUPが壁厚み分前進する際、一時的に最大20mm幅の隙間ができるが、停止するとFOUPと枠部の間の隙間は6mm幅に収まる。ドア通路用の隔壁19の上端とドア下降停止後にドア上端との隙間も6mmである。その他周囲の壁面はできるだけ密閉としたが、差圧は理論値のほぼ85%となった。
【0029】
筐体の底部フレームには、制御機器等の機器を設置して、床板36を取り除くと対5面開口率10.93%であり、その底部フレーム2bの、外部への開放部分に床板を並べて、底部フレーム2bの対5面開口率を変えた。
【0030】
〔測定〕
風速は、筐体内部のほぼ中央部天井から200mm下の位置で、リオン(株)製風速計AM−09S型を用いて測定した。差圧は、天井から約600mm下で奥行き側壁の中央部から約100mm内側で測定した。異物粒子は、パーティクルカウンター,日立電子エンジニアリング(株)製レーザダストモニターTS3700を用い、0.1μm以上の粒子について、28.3L/分(=1Cubic Feet/min、1CF/分と記す)でエアを1分間吸引してデータを取り、3回測定して平均した。搬送ロボットでウエハを移送しながら測定するため、サンプリング点として、ほぼアームの最低高さでアームに接触しない、なるべく中央に近い場所を選んだ。
【0031】
〔ロボットの動作〕
実施例1,2,5での搬送ロボットの動作パターンは、次の通りで実験期間中繰り返し動作させ測定実験を行った。ステップS1で、左右アームを畳んだ状態で、搬送ロボット本体を旋回動作させる。ステップS2で、昇降機構により上昇させる。ステップS3で右アームを伸張して第1カセット内にフィンガーを挿入し、Z軸を6mm上げてウエハをフィンガー上に載置吸着し、抜き出す。ステップS4で、左アームも1往復分の屈伸動作させ、ウエハを抜き出す。ステップ5で前回旋回動作した逆方向に旋回動作させた角度分だけ旋回させる。ステップS6で、ステップS2で上昇させた分だけ下降し、X軸上を移動して第2のカセット前に停止する。ステップS7で、右アームを1往復分の屈伸動作させてウエハを第2のカセットに移す。ステップS8で左アームを1往復分の屈伸動作させて、同様にウエハを第2のカセットに移す。次にステップS9〜ステップS16で逆の動作により、第2のカセットから第1のカセットに、2枚のウエハを移載する。以上で一連の動作は終了し、測定実験期間中は、ステップS1〜ステップS16の動作を繰り返し行う。尚、上記以外の実施例ではロボットの動作は異なるので、その都度説明する。
【0032】
〔実施例1〕
実験装置1においてドア周辺10mm幅の隙間とドア昇降通路部分に加えて、床13には、搬送ロボット、電源、制御装置等を置いた。底部フレームに床板を設けて底床の対5面開口率5.56%、その他合わせて6.05%であった。ファンフィルタユニットからの吹き出し速度はファンモータのインバータ周波数をかえて、0.1m/秒から0.65m/秒まで変化させた。
筺体内部と外部との差圧は、前記風速を変化させる度に測定し、同じく表1に記入した。換気回数は筺体の容積で吹き出し風量を除して算出した。 表1に記された結果から、0.2m/秒(換気回数9.1回/分)から0.6m/秒までは、0.1μm以上の異物粒子数は0個/CFで全く問題がない。一方、0.65m/秒(換気回数29.4回/分)では0.3個で、これらの範囲ではクラス1が満たされている。
【0033】
〔実施例2〕
実施例1において、底部フレーム2bの一部に床13として床板36を取り外して底部の対5面開口率9.73%と大きくした他は同様にし、結果は表1に纏めて示した。換気回数18.1回から27.2回/分の間はクラス0が保たれ良いが、その前後の条件では好ましくなく、特に風速が0.65m/秒と速すぎると、差圧が4.2Paと十分であっても異物粒子数は1を越え好ましくないことが分かった。しかし、これにより実施例1のように、床板36の効果がある事が分かった。
【0034】
〔実験装置2〕
実験装置1において、筐体を幅1605mm、奥行690mm、高さ1320mmと大きくしてロードポート3台に増やし、これに伴いX軸移動機構も長くした試作機を製作した。ここで、ドアは横375mm、縦320mmで、床板の代わりに直径5mmの穴が多数あいたパンチング板を用いた。ファンフィルタユニット用送風機は前回と同じものを用い、ULPAフィルターはこの筐体の天井にあわせて製作し、その吹き出し面は、幅1585mm、横610mmの同じ材質のパンチング板である。以上の他は実験装置1と同様とした。
【0035】
〔実施例3〕
実験装置2において、底部フレームに具えられた床にパンチング板を敷いて対5面開口率を7.29%(床の40%)とし、ドア周りは3台とも2mmの隙間でドアは閉じたままとし、合計の5面開口率は7.43%とした。ただし、ロボットのX軸およびZ軸移動機構は作動させたが、アームは作動させなかった。結果は表2に纏めて示した。インバータ周波数を15Hzから最大の60Hzまで6段階に変えて0.08m/秒から0.48/秒の範囲、換気回数3.6回/分からで換気回数21.7回の範囲で、運転した。測定結果は表2にまとめた。0.1μm以上の異物粒子は、喚起回数3.6回/分(風速0.08m/秒)を除いてすべて1個以下となり、クラス0が達成され、さらに高い換気回数でも良好である事を示唆している。
【0036】
〔実施例4〕
実施例3において、FOUPを1台、ドア枠との間に隙間を開けてロードポートに設置しドアを1つ開け、隙間は上部30mm、下部(隔壁との間)33.5mm、両横20.5mmとした他は同様とした。結果は表2に示す。0.1μm以上の異物粒子は喚起回数7.2回/分以上(風速0.16m/秒以上、差圧0.47Pa以上)では、すべてクラス0が達成され、さらに高い換気回数でも良好である事を示唆している。
【0037】
〔実施例5〕
実施例4において、FOUPを2台に増やしドアも2つ開放して、隙間は2台とも同じとし、ロボットはすべての動作をして実施例1と同様に2枚のウエハを2台のFOUP間で移載し、その他は実施例4と同様とした。結果は表2に示す。0.1μm以上の異物粒子は喚起回数7.2回/分以上(風速0.16m/秒以上、差圧0.4Pa以上)では、すべてクラス0が達成されている。
【0038】
〔実施例6〕
実施例3において、FOUPを取り付けずドアも1つ開放し開口部を大きくした他は、同様として測定した。結果は表2に示す。0.1μm以上の異物粒子は喚気回数10.9回/分以上(風速0.24m/秒以上、差圧0.85Pa以上)では、すべてクラス0が達成され、喚気回数7.2回/分では、クラス1となっている。
【0039】
〔実施例7〕
実施例3において、FOUPを取り付けずドア2つを開放し開口部をさらに大きくした他は、同様として測定した。結果は表2に示す。0.1μm以上の異物粒子は喚起回数10.9回/分以上(風速0.24m/秒以上、差圧0.56Pa以上)では、すべてクラス0が達成されている。
【0040】
〔実施例8〕
実施例3において、底部フレームに具えられた床のパンチング板の一部を無孔ステンレス板に変えて、底床の対5面開口率を1.82%(床の10%)、合計の5面開口率は1.96%とし、その他は同様とした。測定結果は表2にまとめた。0.1μm以上の異物粒子は、喚起回数7.2回/分(風速0.16m/秒、差圧2Pa)以上ですべて0個となり、クラス0が達成され、さらに差圧20Paと高くても、風速が0.48m/秒程度であれば良好である事を示唆している。
【0041】
〔実施例9〕
実施例7において、底部フレームに具えられた床のパンチング板の一部を取り外して、底床の対5面開口率を10.93%(床の60%)、合計の5面開口率は14.88%とさらに拡大し、その他は同様とした。結果は表2にまとめた。0.1μm以上の異物粒子は、喚起回数18.1回/分(風速0.4m/秒、差圧0.6Pa)から喚起回数21.7回/分(風速0.48m/秒、差圧1.0Pa)で0個となったが、それ以下の喚気回数では不可であった。
【表1】
Figure 0004131378
【表2】
Figure 0004131378
【0042】
【効果】
ULPAフィルタを具えた薄板状電子部品搬送装置において、安価な空気逆流防止手段を底部に具えたロボットを使用し、且つ、底部フレーム上に設けた空気の流通する床とドア周りおよびドア通路との隙間が構成する開口率、筐体内外の差圧、清浄空気の換気回数、風速などで特定の操作条件を選べば、天井から底床への乱れのない層流を保つことができた。搬送ロボットに最も発塵の恐れのあるX軸移動機構、Z軸移動機構を具えても、ほとんど完全に異物を筐体外に排除することができた。これにより0.1μm以上の異物粒子を前記の特定操作条件領域でクラス0を達成することができ、0.1μm以下の線幅の半導体製造が可能となった。さらに、X軸移動機構を積極的に採用することができるため、各種半導体処理装置を直線状に複数個並べ、各関節の制御が必要で高価な多関節ロボットに変えて、安価なスカラ型搬送ロボットを使用することができ、クリーンルーム面積の効率的利用と設備投資の縮減が可能となり、コスト低下に寄与することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の薄板状電子部品搬送装置を具える薄板状電子製品製造設備を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】本発明の他の実施形態の薄板状電子部品搬送装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図3】図2に示す薄板状電子部品搬送装置における、カセットを載置するロードポートを示す斜視図である。
【図4】本発明に使用する空気逆流防止手段を具えたスカラ型ロボットの一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 薄板状電子製品製造装置
2 薄板状電子部品搬送装置
2a 筐体
2b 底部フレーム
3 ファンフィルタユニット
4 シロッコファン
5 ULPAフィルタ
6 清浄空気吹出口
7 カセット
10 搬送ロボット
11 X軸移動機構
11a ネジ軸
11b スライド
11c モータ
12 制御装置
13 床
14 ウエハ位置決め装置
15 ウエハ
16 入力装置
17 ロボットアーム
18 電源装置
19 隔壁
20 ロードポート
21 ドア
22 ステージ
23 ドア枠
24 壁
25 ロボットの排気口
26 アーム関節部
27 胴体カバー
28 基台カバー
30 半導体処理装置
31 処理装置内搬送機
32 ロードロック室
33 ロードロック室ドア
34 処理チャンバ
35 床隙間
36 床板
37 空気逆流防止手段

Claims (8)

  1. 筐体内が1つの空間であって、その筐体の天井に設けられたファンフィルタユニットからその筐体内に吹き出す清浄空気下で、その筐体内側に開口するカセット内に収納された薄板状電子部品を、その筐体内に備えられた搬送ロボットによって、筐体内外の所定位置間を自動的に移載させる装置において、前記ファンフィルタユニットが0.1μm以上の粒子を99.999%以上除去するフィルタを具え、
    前記搬送ロボットがその底面に排気口を有し、且つ、その排気口に空気逆流防止手段を具え、
    前記筐体の底部が空気流通可能な床であることを特徴とする、薄板状電子部品搬送装置。
  2. 前記空気流通可能な床の対5面開口率が1%以上15%以下であることを特徴とする、請求項1記載の薄板状電子部品搬送装置。
  3. 前記筐体の壁近傍を上下に移動するドアと前記壁に設けられたドア枠部が備えられた薄板状電子部品搬送装置において、
    少なくとも1つの前記ドア枠部とこれに隣接して設置される前記ドアとの間及び/又は少なくとも1つの前記ドア枠部と前記カセットとの間の隙間の対5面開口率が、0.1%以上5%以下であることを特徴とする、請求項1ないし2のいずれかに薄板状電子部品搬送装置。
  4. 前記筐体内の換気回数が毎分当たり5回以上30回以下であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の薄板状電子部品搬送装置。
  5. 前記筐体の内外差圧が、0.4Pa以上20Pa以下であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の薄板状電子部品搬送装置。
  6. 前記ドアと、
    前記ドア枠部の最下部より下にあって、前記ドアのためのドア通路と前記筐体内部との間に設けられた隔壁とを具え、
    前記ファンフィルタユニットから流入する空気が、前記ドア通路を経て直接前期筺体外に排出されることを特徴とする、請求項1ないし5いずれかに記載の薄板状電子部品搬送装置。
  7. 前記空気流通な床の開口部の対5面開口率と、
    前記ドア枠部とこれに隣接して設置される前記ドアとの間及び/又は少なくとも1つの前記ドア枠部と前記カセットとの間の隙間の対5面開口率と、
    前記ドア通路への空気入り口開口部の対5面開口率と、
    の合計開口率が20%以下であることを特徴とする、請求項1ないし6いずれかに記載の薄板状電子部品搬送装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の薄板状電子部品搬送装置を備えたことを特徴とする、薄板状電子製品製造設備。
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