JP4129528B2 - β−FeSi2結晶粒子を含む薄膜及びこれを用いた発光材料 - Google Patents
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Description
β−FeSi2は単位結晶格子中に16個のFe原子と32個のSi原子を含む複雑な結晶構造を形成するために、これらの手法によるβ−FeSi2薄膜作製は、成膜時の高い基板温度(〜400℃以上)と成膜後の高いアニール温度(〜800℃以上)を通常必要とし、耐熱性のある基板の種類に限定される点が問題となる。また、アニールを含む多段階の高温プロセスであるため、α−FeSi2、γ−FeSi2等の他の鉄シリサイド相が同時に析出し、β−FeSi2単相の試料を合成することは困難であり、β−FeSi2の半導体特性の再現性の低下をまねくといった共通の難点があった。
このように、これまでのレーザーアブレーション法による、β−FeSi2等の結晶薄膜の製造法においては、ターゲット材料の表面の溶融に起因して発生するドロップレットは膜の性能を阻害する好ましくない夾雑物質と認識されており、ドロップレットの生成や堆積を如何にして抑制・排除するかについての観点からの研究のみが専ら進められているのが現状であり、ドロップレットの生成を積極的に図り更にはこのドロップレットをβ−FeSi2の結晶粒子に成長・変換させ、これを島状として存在させた海島構造を有する薄膜作製に関する実験や研究の報告は皆無といっても過言ではない。また、従来のドロップレット除去に重点をおいたレーザーアブレーション法により作製したβ−FeSi2薄膜においては、高い基板温度で成膜ならびにその後長時間のアニ−ル処理を行った場合でさえも、1.5μm帯での近赤外発光を観測できたという報告は皆無といってよい。これは、前述のとおり複雑な結晶構造を有するβ−FeSi2結晶構造中には、発光を妨げる原因となる構造欠陥が生じやすく、構造欠陥密度の低い即ち高い結晶性を有するFeSi2結晶を作製しその結果近赤外発光を発現させることが、困難なためと考えられる。
すなわち、本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1) FeSi2 アモルファスを含む相を海としβ−FeSi2結晶粒子を島とする海島構造からなるβ−FeSi2結晶粒子を含む薄膜。
(2) FeSi2 アモルファスを含む相とβ−FeSi2結晶粒子を含む薄膜であって、該FeSi2 アモルファスを含む相の上にβ−FeSi2結晶粒子が島状に堆積されていることを特徴とする上記(1)に記載の薄膜。
(3) β−FeSi2結晶粒子の平均直径が0.1〜100μmであることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の薄膜。
(4) β−FeSi2結晶粒子の形状が半球状又はドーナツ状であることを特徴とする上記(1)乃至(3)に記載の薄膜。
(5) β−FeSi2結晶粒子が薄膜表面1平方ミリあたり102〜107個の密度で島状に存在していることを特徴とする上記(1)乃至(4)何れかに記載の薄膜。
(6) FeSi2合金にレーザー光を照射し、アブレーションさせたガス状物質とドロップレットを、基板上に堆積させることを特徴とする上記(1)乃至(5)何れかに記載の薄膜の製造方法。
(7) 基板温度を100℃未満に保持することを特徴とする上記(6)に記載の薄膜の製造方法。
(8) レーザーアブレーション雰囲気を不活性ガス雰囲気下又は1x10−5 Pa以下の高真空とすることを特徴とする上記(6)又は(7)に記載の薄膜の製造方法。
(9)照射レーザーフルエンスを2J/cm2以上とすることを特徴とする上記(6)乃至(8)何れかに記載の薄膜の製造方法。
(10)前記レーザーとして、α−FeSi2合金が光吸収を示す波長で発振するレーザーを用いることを特徴とする上記(6)乃至(9)何れかに記載の薄膜の製造方法。
(11)請求項1乃至5何れかに記載の薄膜を加熱処理することにより得られる薄膜。
(12)加熱処理温度を800℃以下に保持することを特徴とする上記(11)に記載の薄膜。
(13)加熱処理雰囲気を不活性ガス雰囲気下又は5x10−4 Pa以下の高真空とすることを特徴とする上記(11)又は(12)に記載の薄膜。
(14)上記(11)乃至(13)何れかに記載の薄膜からなる発光材料。
また、本発明の製造方法によれば、従来のような多段階高温プロセスを必要とせずに、マイクロメートルオーダーのβ−FeSi2微細結晶粒子を島とし、FeSi2アモルファスを含む相を海とする海島構造を有する薄膜を室温合成することが可能となる。従って、高温多段階プロセスに伴うα−FeSi2、γ−FeSi2等の他の結晶相の同時析出といった、構造ならびに機能の低下をまねくことがない。更に、安価な原料を用い且つ室温合成が可能なため、耐熱温度の低い高分子材料基板を含む様々な基板上に島状のβ−FeSi2を容易に集積化することが可能となり、β−FeSi2の特性を活かした新規な近赤外発光・受光素子、太陽電池、熱電素子などのデバイス製造に様々な応用が可能となる。
さらに、本発明により得られるマイクロメートルオーダーのβ−FeSi2微細結晶粒子を島とし、FeSi2アモルファスを含む相を海とする海島構造を有する薄膜を加熱処理することにより得られる薄膜は、従来のレーザーアブレーション法では作製例の報告が皆無といってよい、1.5μm帯を中心とする近赤外発光材料を実現でき、この発光特性を利用した近赤外発光素子デバイス等の幅広い応用が可能となる。
先に述べたように、一般に、物質のレーザーアブレーションにより生じる活性種を基板上に堆積させるパルスレーザー堆積法での成膜では、平坦な薄膜を作製するために、ある種のレーザー照射条件下でのアブレーション時に生成されるμmオーダーの直径を有するドロップレットをいかに効率よく除去できるかに研究の主眼が置かれ、かかる観点からの実験研究しかなされていなかった。
実際に、前述の特許文献3でも、パルスレーザー堆積法を利用してβ−FeSi2の単相薄膜を作製するためには、照射するレーザー波長を紫外線領域のものとし、レーザーフルエンスを低く抑える等のレーザー照射条件を採用しないと、ドロップレットの発生密度の低減化が図れず、且つ基板温度を100〜400℃の範囲に保持した場合にしか平坦なβ−FeSi2の単相薄膜ができないとされ、また100℃以下に保持した基板上ではβ−FeSi2とアモルファスの混相が形成されるだけであると指摘している。
島の密度はアブレーションに用いるレーザー波長及びフルエンスにより制御することが可能であり、種々のものとすることができるが、通常その数密度は薄膜表面1平方ミリあたり102〜107個、好ましくは高密度にβ−FeSi2結晶粒子が堆積された状態である5x103〜107個である。
また、海であるアモルファスを含む相は、FeSi2アモルファス相の単相でもよく、また該アモルファス相とα相、β相、γ相等の混相であってもよい。
更に、レーザーアブレーションを利用した成膜方法では、他のスパッタリング法等の気相合成法に比べて、ターゲット物質の化学組成をそのまま有する生成物が得られやすいという利点がある。これは、ターゲット物質がレーザー光を吸収することにより生じるエネルギーのほとんどが熱エネルギーに変換される結果、ターゲット物質の表面近傍が非常に高温の加熱状態となり、物質の溶融・蒸発等が一様に起こるためである。ターゲット表面近傍がレーザー光照射中に非常に高温状態にあることは、照射後のターゲット表面が照射前と異なり、溶融してその後固化したような構造を呈することからも容易に推察される。よって、本手法でα−FeSi2合金ターゲットのレーザーアブレーションを行う結果、精確な化学量論比を有するβ−FeSi2結晶粒子が作製される。以上のように、原料を安価に供給することを重視するとα相を有するFeSi2がターゲットとして好ましいが、FeとSiの組成比が1:2の化学量論比を満足するFeSi2化合物であれば、α相、β相、γ相、アモルファス相ならびにそれらの混相のいずれであってもよい。
本発明で好ましく使用される波長は、ターゲット表面からより深い領域まで照射レーザー光が浸透する結果より多量のドロップレットの生成が達成される可能性の点からみて、可視域ならびに近赤外域の長波長である。
この場合、加熱処理温度を800℃以下に保持することが好ましく、また、加熱処理雰囲気を不活性ガス雰囲気下又は5x10−4 Pa以下の高真空とすることが好ましい。
実施例1
その後、KrFエキシマレーザー光(波長 248nm)を合成石英レンズを用いてターゲット表面に対して約45°の入射角となるように集光した。照射パルスエネルギーは10mJ/pulse、ターゲット表面でのレーザービーム面積は0.005平方センチと設定し、得られたレーザー強度は2J/cm2であった。10Hzのレーザー繰り返しで30分間照射して、α−FeSi2合金ターゲットのレーザーアブレーションを行い、室温に保持したSi基板上に薄膜を形成した。
得られた薄膜を空気中に取り出し、その表面を走査型電子顕微鏡ならびにレーザー走査顕微鏡によって観察したところ、図2の走査型電子顕微鏡写真が示すように、膜表面に半球状(図2中 A)ならびに中心部が外周部より凹んだ形状いわゆるドーナツ状(図2中 B)粒子のドロップレットが、膜表面全体約10x10平方ミリに一様に形成されており、約1ミクロンから10ミクロンの直径を有していることがわかった。AとB粒子をレーザー走査顕微鏡により仔細に観察したところ、Aの直径と高さは各々約7ミクロンと3ミクロンであり、Bの直径と中心部の高さは各々約5ミクロンと0.2ミクロンであった。さらに、AとB粒子ならびに粒子の無い薄膜(図2中 C)部位の結晶構造を調べるため顕微ラマン分光測定を行った。その結果、図3上段ならびに中段に示すように、図2中のAとBの部位においては、β−FeSi2による246cm-1と193cm-1に中心を有するピークが観測され、これらの粒子がβ−FeSi2であることが明らかとなった。一方、Cにおいては、β−FeSi2に帰属されるピークは見られず、室温で堆積させた薄膜中のドロップレット粒子の堆積していない部位においては、β−FeSi2は析出していない。
また、得られた薄膜の薄膜X線回折測定を行ったところ、図4に示す回折パターンが得られ、β相に帰属される4本の回折ピークが観測され、他の結晶相の析出は確認されなかった。先に示した図3の顕微ラマンスペクトルから、半球状ならびにドーナツ状粒子はβ相であるのに対し、粒子の存在しない部分では、β相からのラマンピークが観測されなかったことからアモルファス相であると考えられる。
実施例2
得られた薄膜を空気中に取り出し、その表面をレーザー走査顕微鏡によって観察したところ、実施例1と同様にマイクロメートルオーダーの半球状およびドーナツ状粒子のドロップレットが形成された。これらの顕微ラマン分光測定から、β−FeSi2による246cm-1と193cm-1に中心を有するピークが観測され、β−FeSi2の析出が確認された。一方、これらドロップレットの堆積していない部位では、β−FeSi2はみられなかった。
実施例3
得られた膜表面をレーザー走査顕微鏡によって観察したところ、半球状ならびにドーナツ状のマイクロメートルオーダーの粒子が形成されていた。直径が約1ミクロン以上のβ−FeSi2結晶粒子の1平方ミリ単位面積あたりの数密度を計測したところ、約5x103個であった。これは、実施例1の場合の約7倍の数密度に相当し、照射レーザー強度を増大させることによりβ−FeSi2結晶粒子を高密度に生成することができた。
実施例4
得られた薄膜表面をレーザー走査顕微鏡によって観察したところ、1〜10マイクロメートルの直径を有する半球状粒子が観察された。更に、顕微ラマン分光測定から、これらがβ−FeSi2結晶として析出していることがわかった。
実施例5
得られた薄膜をAr不活性ガス雰囲気中800℃で6時間の加熱処理を施し、その薄膜表面のレーザー走査顕微鏡観察を行った結果、半球状ならびにドーナツ状のβ−FeSi2結晶粒子の形状には加熱処理による変化はみられなかった。一方、半球状のβ−FeSi2結晶粒子(部位 D)と平滑な薄膜表面(部位 E)の顕微ラマン分光スペクトルを、図5の上段及び下段それぞれ示す。DとEの両部位においてβ−FeSi2によるラマンピークが観察されたことから、加熱処理により、薄膜中の島及び海をなす部分共にβ−FeSi2結晶が析出していることがわかる。ただし、約250cm-1に中心を有する主ピークの半値幅は、部位Dでは8.2cm-1と、部位Eのそれの9.1cm−1と比べると小さく、Dのβ−FeSi2結晶粒子部位の方が高い結晶性を有することが明らかになった。この高い結晶性を有するβ−FeSi2結晶粒子を含む薄膜は、図6の波長1.56μmにピークを持つ近赤外発光スペクトルを約200Kの試料保持温度まで示した。
Claims (14)
- FeSi2 アモルファスを含む相を海としβ−FeSi2結晶粒子を島とする海島構造からなるβ−FeSi2結晶粒子を含む薄膜。
- FeSi2 アモルファスを含む相とβ−FeSi2結晶粒子を含む薄膜であって、該FeSi2 アモルファスを含む相の上にβ−FeSi2結晶粒子が島状に堆積されていることを特徴とする請求項1に記載の薄膜。
- β−FeSi2結晶粒子の平均直径が0.1〜100μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄膜。
- β−FeSi2結晶粒子の形状が半球状又はドーナツ状であることを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の薄膜。
- β−FeSi2結晶粒子が薄膜表面1平方ミリあたり102〜107個の密度で島状に存在していることを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の薄膜。
- FeSi2合金にレーザー光を照射し、アブレーションさせたガス状物質と液滴(ドロップレット)を、基板上に堆積させることを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の薄膜の製造方法。
- 基板温度を100℃未満に保持することを特徴とする請求項6に記載の薄膜の製造方法。
- レーザーアブレーション雰囲気を不活性ガス雰囲気下又は1x10−5 Pa以下の高真空とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の薄膜の製造方法。
- 照射レーザーフルエンスを2J/cm2以上とすることを特徴とする請求項6乃至8何れかに記載の薄膜の製造方法。
- 前記レーザーとして、α−FeSi2合金が光吸収を示す波長で発振するレーザーを用いることを特徴とする請求項6乃至9何れかに記載の薄膜の製造方法。
- 請求項1乃至5何れかに記載の薄膜を加熱処理することにより得られる薄膜。
- 加熱処理温度を800℃以下に保持することを特徴とする請求項11に記載の薄膜。
- 加熱処理雰囲気を不活性ガス雰囲気下又は5x10−4 Pa以下の高真空とすることを特徴とする請求項11又は12に記載の薄膜。
- 請求項11乃至13何れかに記載の薄膜からなる発光材料。
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